JPH0155640B2 - - Google Patents
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- JPH0155640B2 JPH0155640B2 JP57091511A JP9151182A JPH0155640B2 JP H0155640 B2 JPH0155640 B2 JP H0155640B2 JP 57091511 A JP57091511 A JP 57091511A JP 9151182 A JP9151182 A JP 9151182A JP H0155640 B2 JPH0155640 B2 JP H0155640B2
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- Japan
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- diaphragm
- electrical
- electret
- acoustic
- transducer
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R23/00—Transducers other than those covered by groups H04R9/00 - H04R21/00
- H04R23/02—Transducers using more than one principle simultaneously
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R1/00—Details of transducers, loudspeakers or microphones
- H04R1/20—Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics
- H04R1/22—Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired frequency characteristic only
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Otolaryngology (AREA)
- Electrostatic, Electromagnetic, Magneto- Strictive, And Variable-Resistance Transducers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の分野
この発明は、周囲媒体中の音波のエミツタ(発
音体)として、またピツクアツプ(集音体)とし
ても使用できる電気/音響トランスジユーサに関
する。
音体)として、またピツクアツプ(集音体)とし
ても使用できる電気/音響トランスジユーサに関
する。
従来技術
電気/音響トランスジユーサを作るために利用
される物理的現象(電磁現象、静電現象および圧
電現象)が可逆現象であるので、電気信号に応答
して音波を発するための機器部分と逆に音の振動
を電流または電圧の変動に変えるための機器部分
に同一部分を使用することが原理上可能である。
しかしながら、実際には、一定の原理に基づいて
動作するマイクロホンとして或はラウドスピーカ
ーとして使用することが意図されたトランスジユ
ーサは同一の態様では構成されない。機器を形成
する諸部品の寸法、形状および構成は2つの場合
で違う。例えば、音波に充分応答させるために
は、マイクロホンの隔膜はラウドスピーカの隔膜
よりもかなり頑丈でなくて良い。
される物理的現象(電磁現象、静電現象および圧
電現象)が可逆現象であるので、電気信号に応答
して音波を発するための機器部分と逆に音の振動
を電流または電圧の変動に変えるための機器部分
に同一部分を使用することが原理上可能である。
しかしながら、実際には、一定の原理に基づいて
動作するマイクロホンとして或はラウドスピーカ
ーとして使用することが意図されたトランスジユ
ーサは同一の態様では構成されない。機器を形成
する諸部品の寸法、形状および構成は2つの場合
で違う。例えば、音波に充分応答させるために
は、マイクロホンの隔膜はラウドスピーカの隔膜
よりもかなり頑丈でなくて良い。
従つて、音を発しかつ受けるために機器の一部
に手軽さを与えるためには、別々のラウドスピー
カとマイクロホンのどちらにも適合する必要があ
る。各トランスジユーサは、その型式特有の性質
を考慮して、それぞれの機能に任意に適応するよ
うに選ばれた特性を持つている。
に手軽さを与えるためには、別々のラウドスピー
カとマイクロホンのどちらにも適合する必要があ
る。各トランスジユーサは、その型式特有の性質
を考慮して、それぞれの機能に任意に適応するよ
うに選ばれた特性を持つている。
これは、最小のサイズにしようとする携帯用装
置を扱う時に問題を提起する。これは特に腕時計
の場合である。すなわち、腕時計は、一方では時
間を示すために或は他の情報を提供するために簡
単な単一音階の音の形態で或はメモリに記憶され
ている語またはそのグループによつて“話され
た”形態で設計され、他方では音声の使用で直接
制御できる時間表示を変えることのような機能を
持つている。そのような腕時計が2つの独立した
トランスジユーサを持たねばならないことは、時
間を導出しかつ表示するのに普通の諸部品を要す
ることに加えて、そのような時計のサイズを小さ
くするために現在拂われている努力を妨げる。
置を扱う時に問題を提起する。これは特に腕時計
の場合である。すなわち、腕時計は、一方では時
間を示すために或は他の情報を提供するために簡
単な単一音階の音の形態で或はメモリに記憶され
ている語またはそのグループによつて“話され
た”形態で設計され、他方では音声の使用で直接
制御できる時間表示を変えることのような機能を
持つている。そのような腕時計が2つの独立した
トランスジユーサを持たねばならないことは、時
間を導出しかつ表示するのに普通の諸部品を要す
ることに加えて、そのような時計のサイズを小さ
くするために現在拂われている努力を妨げる。
この発明の目的
この発明の目的は、マイクロホン・モードとラ
ウドスピーカ・モードのどちらかを選択して動作
できる(かつ従つて混合型トランスジユーサと呼
ばれる)小型の電気/音響トランスジユーサを提
供することにより、上述した欠点を解消すること
である。
ウドスピーカ・モードのどちらかを選択して動作
できる(かつ従つて混合型トランスジユーサと呼
ばれる)小型の電気/音響トランスジユーサを提
供することにより、上述した欠点を解消すること
である。
この発明の他の目的は、小型であるけれど、マ
イクロホンについて必要な特性(感度が良く、応
答曲線が充分に一様であり、そして通過帯が広
い、など)およびラウドスピーカに必要な特性
(音レベルが高く、歪が少なく、必要ならば周波
数帯がかなり広い、など)の両方を持つ混合型ト
ランスジユーサを提出することである。
イクロホンについて必要な特性(感度が良く、応
答曲線が充分に一様であり、そして通過帯が広
い、など)およびラウドスピーカに必要な特性
(音レベルが高く、歪が少なく、必要ならば周波
数帯がかなり広い、など)の両方を持つ混合型ト
ランスジユーサを提出することである。
この発明の要点
これらの目的は、周囲媒体と連通するための開
口を持つ容器と、この容器内に配置された第1隔
膜、および前記容器内で前記第1隔膜と前記開口
の間に配置されて音波の影響下で振動できる第2
隔膜と、トランスジユーサがエミツタ・モードで
動作している時に電気励磁信号に応答して前記第
1隔膜を振動させるための手段と、前記第1隔膜
の振動を前記第2隔膜へ伝達するための結合手段
と、前記トランスジユーサがピツクアツプ・モー
ドで動作している時に前記周囲媒体中で伝播され
る音波によつて生じられる前記第2隔膜の振動に
応答して出力信号を発生するための手段とを備え
た、この発明に係る電気/音響トランスジユーサ
で達成される。
口を持つ容器と、この容器内に配置された第1隔
膜、および前記容器内で前記第1隔膜と前記開口
の間に配置されて音波の影響下で振動できる第2
隔膜と、トランスジユーサがエミツタ・モードで
動作している時に電気励磁信号に応答して前記第
1隔膜を振動させるための手段と、前記第1隔膜
の振動を前記第2隔膜へ伝達するための結合手段
と、前記トランスジユーサがピツクアツプ・モー
ドで動作している時に前記周囲媒体中で伝播され
る音波によつて生じられる前記第2隔膜の振動に
応答して出力信号を発生するための手段とを備え
た、この発明に係る電気/音響トランスジユーサ
で達成される。
結合手段は、第1隔膜と第2隔膜を分ける密室
中に含まれた空気クツシヨンを有し、前記密室は
トランスジユーサがエミツタ・モードで動作して
いる時に前記第2隔膜のための反音響空胴も形成
する。
中に含まれた空気クツシヨンを有し、前記密室は
トランスジユーサがエミツタ・モードで動作して
いる時に前記第2隔膜のための反音響空胴も形成
する。
結合効果は、第1隔膜と第2隔膜の間に頑丈な
機械的接続によつて達成されても良い。
機械的接続によつて達成されても良い。
第1隔膜を振動させるための手段は電磁石で良
い。
い。
その上、第2隔膜は1枚のエレクトレツト
(electret)で形成されることができ、その場合
に出力信号を発生するための手段は、エレクトレ
ツトの各側にそれぞれ配置される前面電極および
背面電極(これらの電極のうちの一方はエレクト
レツトに固着されている)を備え、かつエレクト
レツトの振動を表わす電圧信号を発生する。
(electret)で形成されることができ、その場合
に出力信号を発生するための手段は、エレクトレ
ツトの各側にそれぞれ配置される前面電極および
背面電極(これらの電極のうちの一方はエレクト
レツトに固着されている)を備え、かつエレクト
レツトの振動を表わす電圧信号を発生する。
この発明は、添付図面に一例として示したこの
発明に係る混合型トランスジユーサの可能な2つ
の実施例についての以下の詳しい説明からより良
く理解されるだろう。
発明に係る混合型トランスジユーサの可能な2つ
の実施例についての以下の詳しい説明からより良
く理解されるだろう。
この発明の第1実施例
第1図に断面図で示した混合型電気/音響トラ
ンスジユーサは、円筒状側壁2および端部3によ
つて形成された開放ケース1を備える。側壁2お
よび端部3の各々は絶縁材料で作られている。ケ
ース1の端部3は電磁石4の固定部分を支持す
る。この固定部分は、基部5aを有する軟磁性材
料のヨーク5である。基部5aの上には心部5b
が配置され、しかもこの心部5bはコイル6で囲
まれている。ヨーク5の円筒部5cは、コイル6
のまわりに配置され、その端面が環状の分極磁石
7で覆われる。コイル導線を通すために、ヨーク
5の基部5aおよびケース1の端部3に2つの穴
8aおよび8bが設けられている。導線の端9
a,9bは、ケース1の端部3の外面で支持され
たそれぞれの金属板10a,10bにろう付けさ
れる。ケース1の端部3は、金属層を部分的に取
り除いた印刷回路板で形成すると好都合である。
金属板10a,10bにはそれぞれ導線11a,
11bの端もろう付けされ、導線11aおよび1
1bを通してコイル6へ電気励磁信号を印加でき
る。
ンスジユーサは、円筒状側壁2および端部3によ
つて形成された開放ケース1を備える。側壁2お
よび端部3の各々は絶縁材料で作られている。ケ
ース1の端部3は電磁石4の固定部分を支持す
る。この固定部分は、基部5aを有する軟磁性材
料のヨーク5である。基部5aの上には心部5b
が配置され、しかもこの心部5bはコイル6で囲
まれている。ヨーク5の円筒部5cは、コイル6
のまわりに配置され、その端面が環状の分極磁石
7で覆われる。コイル導線を通すために、ヨーク
5の基部5aおよびケース1の端部3に2つの穴
8aおよび8bが設けられている。導線の端9
a,9bは、ケース1の端部3の外面で支持され
たそれぞれの金属板10a,10bにろう付けさ
れる。ケース1の端部3は、金属層を部分的に取
り除いた印刷回路板で形成すると好都合である。
金属板10a,10bにはそれぞれ導線11a,
11bの端もろう付けされ、導線11aおよび1
1bを通してコイル6へ電気励磁信号を印加でき
る。
電磁石4の固定部分の前には金属製の第1隔膜
12が配置されている。この第1隔膜12は、例
えば鋼またはベリリウムと銅の合金で作られ、ケ
ース1の端部3に面する背面で軟磁気材料の円板
13を支持する。この円板13は電磁石4の可動
接極子を形成する。第1隔膜12はその周辺が例
えばろう付けで支持体14へ緊着される。この支
持体14は、鋼または真鍮のような導電材料で作
られ、フランジ付き絶縁ブツシユ15を載せてい
る。第1隔膜12が静止状態にある時にヨーク5
の心部5bの上面から少し離れて円板すなわち接
極子13が配置されるように、絶縁ブツシユ15
はヨーク5の基部5aによつて囲まれている。第
1隔膜12の支持体14をヨーク5の基部5aお
よび円筒部5cから切り離す絶縁ブツシユ15の
機能については後述する。
12が配置されている。この第1隔膜12は、例
えば鋼またはベリリウムと銅の合金で作られ、ケ
ース1の端部3に面する背面で軟磁気材料の円板
13を支持する。この円板13は電磁石4の可動
接極子を形成する。第1隔膜12はその周辺が例
えばろう付けで支持体14へ緊着される。この支
持体14は、鋼または真鍮のような導電材料で作
られ、フランジ付き絶縁ブツシユ15を載せてい
る。第1隔膜12が静止状態にある時にヨーク5
の心部5bの上面から少し離れて円板すなわち接
極子13が配置されるように、絶縁ブツシユ15
はヨーク5の基部5aによつて囲まれている。第
1隔膜12の支持体14をヨーク5の基部5aお
よび円筒部5cから切り離す絶縁ブツシユ15の
機能については後述する。
この第1実施例では、上述したアセンブリイ
(その一般的な構造は電磁型のラウドスピーカと
同じである)の他に、電気/音響トランスジユー
サがケース1内にエレクトレツト型の静電マイク
ロホンの諸部品も含んでいる。これらの諸部品の
なかには、導電材料例えば銀メツキしたニツケル
で作つた頑丈な板16によつて形成される対抗電
極がある。この板16は、その周辺にリム部16
aを持つている。このリム部16aは、その側部
がケース1の端部3に向つて突出し、かつ板16
が第1隔膜12の前面から離されるような仕方で
支持体14を支える反面、この支持体14および
第1隔膜12へ電気的に接続されるが、この第1
実施例では必ず第1隔膜12へ接続される必要は
ない。
(その一般的な構造は電磁型のラウドスピーカと
同じである)の他に、電気/音響トランスジユー
サがケース1内にエレクトレツト型の静電マイク
ロホンの諸部品も含んでいる。これらの諸部品の
なかには、導電材料例えば銀メツキしたニツケル
で作つた頑丈な板16によつて形成される対抗電
極がある。この板16は、その周辺にリム部16
aを持つている。このリム部16aは、その側部
がケース1の端部3に向つて突出し、かつ板16
が第1隔膜12の前面から離されるような仕方で
支持体14を支える反面、この支持体14および
第1隔膜12へ電気的に接続されるが、この第1
実施例では必ず第1隔膜12へ接続される必要は
ない。
アセンブリのマイクロホンは、板16の前に配
置される1枚のエレクトレツト17を第2隔膜と
して、また備える。この第2隔膜17は、その前
面がケース1の開口に向いており、前面電極を形
成する金属膜25の被着によつて全面的に覆わ
れ、かつ金属膜を支える第2隔膜の側部に配置さ
れた金属リング18へしつかりと張り渡されて固
定される。従つて、金属リング18と金属層25
は電気的に接続され、この接続は例えば固定手段
としての導電性粘着剤を使用して作ることができ
る。
置される1枚のエレクトレツト17を第2隔膜と
して、また備える。この第2隔膜17は、その前
面がケース1の開口に向いており、前面電極を形
成する金属膜25の被着によつて全面的に覆わ
れ、かつ金属膜を支える第2隔膜の側部に配置さ
れた金属リング18へしつかりと張り渡されて固
定される。従つて、金属リング18と金属層25
は電気的に接続され、この接続は例えば固定手段
としての導電性粘着剤を使用して作ることができ
る。
第1図から理解できるように、1枚のエレクト
レツトからなる第2隔膜17の背面の縁部は板1
6に形成されて面積が広いが深さが浅い凹み16
bの周辺に付けられる。凹み16bの深さは、電
気/音響トランスジユーサの第2隔膜を自由に振
動させるが、第2隔膜と対抗電極としての板16
との距離を大変短くするようなものである。第2
隔膜17が金属層25および金属リング18を板
16から電気的に絶縁することに注目されたい。
レツトからなる第2隔膜17の背面の縁部は板1
6に形成されて面積が広いが深さが浅い凹み16
bの周辺に付けられる。凹み16bの深さは、電
気/音響トランスジユーサの第2隔膜を自由に振
動させるが、第2隔膜と対抗電極としての板16
との距離を大変短くするようなものである。第2
隔膜17が金属層25および金属リング18を板
16から電気的に絶縁することに注目されたい。
その上、板16には複数の孔16cがあけられ
ている。これらの孔16cは、第2隔膜の中央部
を垂直方向で板16に接触させる振動を第2隔膜
が受ける時に、第2隔膜によつて垂直方向で閉じ
られないように板16の中心から充分な距離を置
いて環状に分布させられることができる。孔16
cは、第1隔膜と第2隔膜の間に密室19を形成
するように、凹み16bと板16、第1隔膜12
間のスペースとを連通させる。密室19は空気ク
ツシヨンを含み、これにより2つの隔膜は一緒に
結合される。密室19は、電気/音響トランスジ
ユーサが受信モードで動作している時に第2隔膜
17のための反音響空胴としても役立つ。
ている。これらの孔16cは、第2隔膜の中央部
を垂直方向で板16に接触させる振動を第2隔膜
が受ける時に、第2隔膜によつて垂直方向で閉じ
られないように板16の中心から充分な距離を置
いて環状に分布させられることができる。孔16
cは、第1隔膜と第2隔膜の間に密室19を形成
するように、凹み16bと板16、第1隔膜12
間のスペースとを連通させる。密室19は空気ク
ツシヨンを含み、これにより2つの隔膜は一緒に
結合される。密室19は、電気/音響トランスジ
ユーサが受信モードで動作している時に第2隔膜
17のための反音響空胴としても役立つ。
第1図に示した電気/音響トランスジユーサ
は、例えばアルミニウムで作られかつケース1の
頂部および側壁2(金属リング18を直接支え
る)を覆う金属カバー部材20も備える。このカ
バー部材20は、ケース1の端部3にかぶさるよ
うに折り曲げられ、これによりカバー部材を適所
に保持するための複数の出張り20aを持つてい
る。これらの出張り20aのうちの少なくとも1
個は第3の導電トラツク21に接触しており、こ
の導電トラツク21は、ケース1の端部3によつ
て支持され、かつアース導線22へろう付けされ
る。電気/音響トランスジユーサが機器の一部に
装架される時そしてカバー部材20が機器アース
の一部をなす部材と接触する時にはアース導線2
2および導電トラツク21は余分なものである。
は、例えばアルミニウムで作られかつケース1の
頂部および側壁2(金属リング18を直接支え
る)を覆う金属カバー部材20も備える。このカ
バー部材20は、ケース1の端部3にかぶさるよ
うに折り曲げられ、これによりカバー部材を適所
に保持するための複数の出張り20aを持つてい
る。これらの出張り20aのうちの少なくとも1
個は第3の導電トラツク21に接触しており、こ
の導電トラツク21は、ケース1の端部3によつ
て支持され、かつアース導線22へろう付けされ
る。電気/音響トランスジユーサが機器の一部に
装架される時そしてカバー部材20が機器アース
の一部をなす部材と接触する時にはアース導線2
2および導電トラツク21は余分なものである。
加えて、ケース1の開口を覆うカバー部材20
の端部20bには例えば2つの孔20cがあけら
れており、これらの孔20cは図示のように分布
されている。すなわち、1つは中心にあけられ、
残りの4つは中央の孔のまわりに配置される。孔
20cは周囲媒体と、カバー部材20の端部20
b、第2隔膜17間の室23とを連通させる。
の端部20bには例えば2つの孔20cがあけら
れており、これらの孔20cは図示のように分布
されている。すなわち、1つは中心にあけられ、
残りの4つは中央の孔のまわりに配置される。孔
20cは周囲媒体と、カバー部材20の端部20
b、第2隔膜17間の室23とを連通させる。
最後に、ケース1の端部3にあけた孔3aにマ
イクロホンの信号出力導線24を通して、その端
を第1隔膜の支持体14へろう付けする。信号出
力導線24、コイル6へ電力を供給するための導
線11aおよび11b並びにアース導線22は、
電気/音響トランスジユーサに関連した電子回路
(図示しない)へ接続される。
イクロホンの信号出力導線24を通して、その端
を第1隔膜の支持体14へろう付けする。信号出
力導線24、コイル6へ電力を供給するための導
線11aおよび11b並びにアース導線22は、
電気/音響トランスジユーサに関連した電子回路
(図示しない)へ接続される。
上述した電気/音響トランスジユーサがピツク
アツプ・モードで動作している時には、そのマイ
クロホン部だけが慣用のエレクトレツト型マイク
ロホンの態様で動作する。換言すれば、ピツクア
ツプされるべき音波がカバー部材20にあけた孔
20cを通して室23へ入れられる時に、第2隔
膜17は振動を受ける。そのような振動の効果は
前面電極としての金属層25と背面電極としての
板16(これらは、エレクトレツトによつて生じ
られた電界で永久に充電された可変コンデンサを
形成する)との間の電位差を変えることである。
このようにして発生された弱い電圧信号は電気/
音響トランスジユーサに組み合わされた電子回路
(マイクロホンの信号出力導線が接続されている)
の一部を形成する電界効果トランジスタへ印加さ
れ、一定の目的を達成するために以後の使用に備
えて増幅されるようになつている。第1隔膜の支
持体14(板16を信号出力導線24へ電気的に
接続する)と電磁石4のヨーク5(支持体14が
ヨーク上に直接支持される代りに)との間に絶縁
ブツシユ15を設けることは、マイクロホンの出
力信号が極めて感じ易い寄生容量を大巾に減少さ
せることが可能である。
アツプ・モードで動作している時には、そのマイ
クロホン部だけが慣用のエレクトレツト型マイク
ロホンの態様で動作する。換言すれば、ピツクア
ツプされるべき音波がカバー部材20にあけた孔
20cを通して室23へ入れられる時に、第2隔
膜17は振動を受ける。そのような振動の効果は
前面電極としての金属層25と背面電極としての
板16(これらは、エレクトレツトによつて生じ
られた電界で永久に充電された可変コンデンサを
形成する)との間の電位差を変えることである。
このようにして発生された弱い電圧信号は電気/
音響トランスジユーサに組み合わされた電子回路
(マイクロホンの信号出力導線が接続されている)
の一部を形成する電界効果トランジスタへ印加さ
れ、一定の目的を達成するために以後の使用に備
えて増幅されるようになつている。第1隔膜の支
持体14(板16を信号出力導線24へ電気的に
接続する)と電磁石4のヨーク5(支持体14が
ヨーク上に直接支持される代りに)との間に絶縁
ブツシユ15を設けることは、マイクロホンの出
力信号が極めて感じ易い寄生容量を大巾に減少さ
せることが可能である。
電気/音響トランスジユーサがエミツタとして
使用される時に、発せられるべき音響信号に相当
する励磁電流は導線11aおよび11bを通じて
電磁石4のコイル6へ供給される。励磁電流の振
動に追従する吸引力または反発力は、接極子13
に働き従つて第1隔膜12を振動させる。第1隔
膜の動きは、密室19に含まれた空気クツシヨン
によつて第2隔膜17へ伝達される。そうする
と、この第2隔膜17はカバー部材20の孔20
cを通つて逃げる音波を発する。
使用される時に、発せられるべき音響信号に相当
する励磁電流は導線11aおよび11bを通じて
電磁石4のコイル6へ供給される。励磁電流の振
動に追従する吸引力または反発力は、接極子13
に働き従つて第1隔膜12を振動させる。第1隔
膜の動きは、密室19に含まれた空気クツシヨン
によつて第2隔膜17へ伝達される。そうする
と、この第2隔膜17はカバー部材20の孔20
cを通つて逃げる音波を発する。
電子回路中には、上述した動作モードにおいて
信号出力導線24に出力信号が存在するのを防止
するかそのような信号を阻止するための手段が設
けられることは認められよう。電気/音響トラン
スジユーサがマイクロホンとして使用される時に
は第2隔膜が必然的に薄くて可撓性従つて外部音
波に対して最大感度を持つために低い等価質量を
持たねばならないので、空気クツシヨンによつて
結合される2つの隔膜で形成されたアセンブリの
応答曲線は、帯域幅および生じた音圧値の両方に
ついて、第1隔膜だけが励磁信号に応答して音波
を発した場合に得られる応答曲線と大変良く似て
いる。
信号出力導線24に出力信号が存在するのを防止
するかそのような信号を阻止するための手段が設
けられることは認められよう。電気/音響トラン
スジユーサがマイクロホンとして使用される時に
は第2隔膜が必然的に薄くて可撓性従つて外部音
波に対して最大感度を持つために低い等価質量を
持たねばならないので、空気クツシヨンによつて
結合される2つの隔膜で形成されたアセンブリの
応答曲線は、帯域幅および生じた音圧値の両方に
ついて、第1隔膜だけが励磁信号に応答して音波
を発した場合に得られる応答曲線と大変良く似て
いる。
混合型電気/音響トランスジユーサは、従つて
最終的には個別のマイクロホンおよびラウドスピ
ーカと等価であるにもかゝわらず、単一のケース
およびカバー部材しか要らないのでサイズがより
小さくなりコストもより低下すると云う利点を持
つている。
最終的には個別のマイクロホンおよびラウドスピ
ーカと等価であるにもかゝわらず、単一のケース
およびカバー部材しか要らないのでサイズがより
小さくなりコストもより低下すると云う利点を持
つている。
第1隔膜12および第2隔膜17の性質および
寸法;電気/音響トランスジユーサの感度および
共振周波数に直接影響する室19の容積;板16
にあけた孔16cの数、大きさおよび分布;並び
に室23の容積;カバー部材にあけた孔20c
(電気/音響トランスジユーサの特性に関して効
果を持つ)の数、大きさおよび形状のような他の
パラメータは、電気/音響トランスジユーサの使
用法を考慮して電気/音響トランスジユーサがピ
ツクアツプまたは発するのに要する音響信号およ
びその品質に依存して選択されなければならな
い。
寸法;電気/音響トランスジユーサの感度および
共振周波数に直接影響する室19の容積;板16
にあけた孔16cの数、大きさおよび分布;並び
に室23の容積;カバー部材にあけた孔20c
(電気/音響トランスジユーサの特性に関して効
果を持つ)の数、大きさおよび形状のような他の
パラメータは、電気/音響トランスジユーサの使
用法を考慮して電気/音響トランスジユーサがピ
ツクアツプまたは発するのに要する音響信号およ
びその品質に依存して選択されなければならな
い。
この発明の第2実施例
第2図は、電磁型のラウドスピーカおよびエレ
クトレツト型のマイクロホンの主要部品を依然と
して使用する混合型電気/音響トランシジユーサ
の第2実施例の断面図である。第1図と同等ない
し相当部分は同一符号で表わす。この第2実施例
において、マイクロホンの対抗電極は、この場合
には支持体14へ決ず電気接続されなければなら
ない第1隔膜26によつて形成される。電磁石4
の接極子13を下面で支持する第1隔膜26には
孔26aがあけられている。この孔26aのため
に、第1隔膜26と第2隔膜17の間の中間スペ
ース(大変小さい)と、電磁石4の固定部分の上
面、第1隔膜26の支持体14および第1隔膜2
6自体によつて区画されかつ第2隔膜17のため
の充分な容積の反音響空胴27を形成する閉スペ
ースとが連通する。
クトレツト型のマイクロホンの主要部品を依然と
して使用する混合型電気/音響トランシジユーサ
の第2実施例の断面図である。第1図と同等ない
し相当部分は同一符号で表わす。この第2実施例
において、マイクロホンの対抗電極は、この場合
には支持体14へ決ず電気接続されなければなら
ない第1隔膜26によつて形成される。電磁石4
の接極子13を下面で支持する第1隔膜26には
孔26aがあけられている。この孔26aのため
に、第1隔膜26と第2隔膜17の間の中間スペ
ース(大変小さい)と、電磁石4の固定部分の上
面、第1隔膜26の支持体14および第1隔膜2
6自体によつて区画されかつ第2隔膜17のため
の充分な容積の反音響空胴27を形成する閉スペ
ースとが連通する。
その上、2つの隔膜間に頑丈な機械的接続を与
えるための結合手段が設けられる。この結合手段
は金属製のスペーサ部材28を備える。このスペ
ーサ部材28は、一方では第1隔膜26の前面へ
その中心部で固着され、他方では第2隔膜17の
後面へ固着される。この固着は例えば粘着剤によ
るボンデイングにより或はろう付けにより行なう
ことができる。後者の場合には明らかに、第2隔
膜17の後面の中心部に金属部分を設ける必要が
ある。2つの隔膜は、こうすると、電気/音響ト
ランスジユーサがエミツタとして動作する時に励
磁信号の周波数で振動する単一の部材を形成す
る。
えるための結合手段が設けられる。この結合手段
は金属製のスペーサ部材28を備える。このスペ
ーサ部材28は、一方では第1隔膜26の前面へ
その中心部で固着され、他方では第2隔膜17の
後面へ固着される。この固着は例えば粘着剤によ
るボンデイングにより或はろう付けにより行なう
ことができる。後者の場合には明らかに、第2隔
膜17の後面の中心部に金属部分を設ける必要が
ある。2つの隔膜は、こうすると、電気/音響ト
ランスジユーサがエミツタとして動作する時に励
磁信号の周波数で振動する単一の部材を形成す
る。
この構成は、第1図に示した電気/音響トラン
スジユーサにくらべて特に下記の利点を持つてい
る。すなわち、電気/音響トランスジユーサはよ
り小型になりそして音レベルは少し改善され、密
室19(第1図)に含まれた空気クツシヨンによ
る第2隔膜の振動の減衰はこの第2実施例で避け
られる。
スジユーサにくらべて特に下記の利点を持つてい
る。すなわち、電気/音響トランスジユーサはよ
り小型になりそして音レベルは少し改善され、密
室19(第1図)に含まれた空気クツシヨンによ
る第2隔膜の振動の減衰はこの第2実施例で避け
られる。
2つの隔膜がこのようにしつかりと共結される
ことは、マイクロホン・モード中電気/音響トラ
ンスジユーサの動作に有害な影響を与えないこと
に注目されたい。対照的に、これは高い周波数で
より良好な周波数応答を達成することを可能にす
る。
ことは、マイクロホン・モード中電気/音響トラ
ンスジユーサの動作に有害な影響を与えないこと
に注目されたい。対照的に、これは高い周波数で
より良好な周波数応答を達成することを可能にす
る。
他の実施例
この発明は上述した実施例に制限されないこと
が認められよう。例えば、電磁石の代りに、第1
隔膜へ固着ないし結合された圧電結晶を用いても
良い。同様に、エレクトレツト型マイクロホンの
諸部品を使用するのは好都合であるが、これは絶
対に必要なことではない。このような部品の代り
に例えばコンデンサ型マイクロホンの導電性隔膜
および対抗電極を用いても良い。たゞし、これら
の部品は、電気/音響トランスジユーサピツクア
ツプ・モードで動作している時には両者間に直流
電圧を印加する必要があると云う欠点を持つてい
る。
が認められよう。例えば、電磁石の代りに、第1
隔膜へ固着ないし結合された圧電結晶を用いても
良い。同様に、エレクトレツト型マイクロホンの
諸部品を使用するのは好都合であるが、これは絶
対に必要なことではない。このような部品の代り
に例えばコンデンサ型マイクロホンの導電性隔膜
および対抗電極を用いても良い。たゞし、これら
の部品は、電気/音響トランスジユーサピツクア
ツプ・モードで動作している時には両者間に直流
電圧を印加する必要があると云う欠点を持つてい
る。
従つて、この発明の範囲から逸脱しないかぎ
り、異なる型式の簡単な電気/音響トランスジユ
ーサの諸部品を一緒に組み合わせることによつて
混合型電気/音響トランスジユーサを設計するこ
とが可能である。多数の組み合わせが可能であ
る。そのような組み合わせの1つまたは別な1つ
を選ぶことは、明らかに電気/音響トランスジユ
ーサの意図された使用法に依存する。
り、異なる型式の簡単な電気/音響トランスジユ
ーサの諸部品を一緒に組み合わせることによつて
混合型電気/音響トランスジユーサを設計するこ
とが可能である。多数の組み合わせが可能であ
る。そのような組み合わせの1つまたは別な1つ
を選ぶことは、明らかに電気/音響トランスジユ
ーサの意図された使用法に依存する。
その上、電気/音響トランスジユーサが機器の
一部で使用される時には、その導電性有孔壁部が
カバー部材の代りをすることが理解されよう。電
子腕時計では、例えば、金属リング18が腕時計
のケースを支える(その点に孔があけられてい
る)ような仕方で電気/音響トランスジユーサが
装架される。
一部で使用される時には、その導電性有孔壁部が
カバー部材の代りをすることが理解されよう。電
子腕時計では、例えば、金属リング18が腕時計
のケースを支える(その点に孔があけられてい
る)ような仕方で電気/音響トランスジユーサが
装架される。
加えて、ケースは、電気/音響トランスジユー
サの他の部品を受けるように配置される他の容器
と取り替えても良い。例えば、容器は、電気/音
響トランスジユーサのみならず他の機器も支持な
いし収容する目的の絶縁部材内に空胴を持つこと
ができる。
サの他の部品を受けるように配置される他の容器
と取り替えても良い。例えば、容器は、電気/音
響トランスジユーサのみならず他の機器も支持な
いし収容する目的の絶縁部材内に空胴を持つこと
ができる。
第1図はこの発明の第1実施例の断面図、第2
図は第2実施例の断面図である。 1…ケース、12と26…第1隔膜、17…第
2隔膜、19…密室、25…金属層、16…板、
16c…板の孔、28…スペーサ部材、26a…
第1隔膜の孔、27…反音響空胴、3…ケースの
端部、6…コイル、5b…ヨークの心部、4…電
磁石、13…接極子、20…カバー部材、20c
…カバー部材の孔。
図は第2実施例の断面図である。 1…ケース、12と26…第1隔膜、17…第
2隔膜、19…密室、25…金属層、16…板、
16c…板の孔、28…スペーサ部材、26a…
第1隔膜の孔、27…反音響空胴、3…ケースの
端部、6…コイル、5b…ヨークの心部、4…電
磁石、13…接極子、20…カバー部材、20c
…カバー部材の孔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 周囲媒体中の音波のためのエミツタとして、
またピツクアツプとして動作できる電気/音響ト
ランスジユーサであつて、 前記周囲媒体と連通するための開口を持つ容器
と、 この容器内に配置された第1隔膜、および前記
容器内で前記第1隔膜と前記開口の間に配置され
て音波の影響下で振動できる第2隔膜と、 トランスジユーサがエミツタ・モードで動作し
ている時に電気励磁信号に応答して前記第1隔膜
を振動させるための手段と、 前記第1隔膜の振動を前記第2隔膜へ伝達する
ための結合手段と、 前記トランスジユーサがピツクアツプ・モード
で動作している時に前記周囲媒体中で伝播される
音波によつて生じられる、前記第2隔膜の振動に
応答して出力信号を発生するための手段と、 を備えた電気/音響トランスジユーサ。 2 結合手段は、第1隔膜と第2隔膜を分ける密
室中に含まれた空気クツシヨンを有し、前記密室
はトランスジユーサがエミツタ・モードで動作し
ている時に前記第2隔膜のための反音響空胴も形
成する特許請求の範囲第1項記載の電気/音響ト
ランスジユーサ。 3 第2隔膜は容器の開口に面する前面がある1
枚のエレクトレツトを有し、出力信号発生手段は
前記エレクトレツトの各側に配置される前面電極
および背面電極を有しかつ前記第2隔膜の振動を
表わす電圧信号を発生し、前記の前面電極と背面
電極のうちの一方の電極は、前記エレクトレツト
へ固着されかつ前記エレクトレツトによつて生じ
られた電界の効果で充電される可変コンデンサを
他方の電極と共に形成する特許請求の範囲第2項
記載の電気/音響トランスジユーサ。 4 前面電極は、エレクトレツトの前面で支持さ
れた導電材料の層から成る特許請求の範囲第3項
記載の電気/音響トランスジユーサ。 5 背面電極は、エレクトレツトに隣接して密室
内に配置された頑丈で導電性の板から成り、この
板は前記密室を2つに分けると共に少なくとも1
つの孔があけられている特許請求の範囲第3項記
載の電気/音響トランスジユーサ。 6 結合手段は、第1隔膜と第2隔膜の間の頑丈
な機械的接続から成る特許請求の範囲第1項記載
の電気/音響トランスジユーサ。 7 機械的接続は、第1隔膜および第2隔膜へ事
実上これらの中心部で固着されるスペーサ部材か
ら成る特許請求の範囲第6項記載の電気/音響ト
ランスジユーサ。 8 第2隔膜は容器の開口に面する前面および背
面がある1枚のエレクトレツトを有し、出力信号
発生手段は前記エレクトレツトの前面で支持され
た導電材料の層から成る前面電極および前記エレ
クトレツトの背面の近くでこの背面に面して配置
された背面電極を含み、前記の前面電極および背
面電極は、前記エレクトレツトによつて生じられ
た電界の効果で充電されかつ前記第2隔膜の振動
を表わす電圧信号を発生する可変コンデンサを形
成する特許請求の範囲第6項記載の電気/音響ト
ランスジユーサ。 9 第1隔膜は金属製隔膜でありかつ背面電極と
なり、中間スペースによつてエレクトレツトから
離される前記第1隔膜には複数の孔があけられ、
これらの孔は第2隔膜のための充分な容積の反音
響空胴を形成するために前記第1隔膜の後の密室
と前記中間スペースを連通させる特許請求の範囲
第8項記載の電気/音響トランスジユーサ。 10 第1隔膜を振動させるための手段は、前記
第1隔膜と容器の端部との間に配置された固定部
分によつて形成されかつ電気励磁信号を印加する
コイルによつて囲まれた軟磁性材料の心部を有す
る電磁石と、軟磁性材料で作られかつ前記固定部
分に面する前記第1隔膜へ固着された可動接極子
とから成る特許請求の範囲第1項記載の電気/音
響トランスジユーサ。 11 容器の開口を覆いかつ音波が通過するため
の少なくとも1つの孔があけられたカバー部材を
更に備えた特許請求の範囲第1項記載の電気/音
響トランスジユーサ。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH355881A CH642504A5 (en) | 1981-06-01 | 1981-06-01 | Hybrid electroacoustic transducer |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57207500A JPS57207500A (en) | 1982-12-20 |
JPH0155640B2 true JPH0155640B2 (ja) | 1989-11-27 |
Family
ID=4258576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57091511A Granted JPS57207500A (en) | 1981-06-01 | 1982-05-31 | Electric/acoustic transducer |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4504703A (ja) |
EP (1) | EP0067790B1 (ja) |
JP (1) | JPS57207500A (ja) |
CH (1) | CH642504A5 (ja) |
DE (1) | DE3265798D1 (ja) |
HK (1) | HK75990A (ja) |
Families Citing this family (41)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH642504A5 (en) * | 1981-06-01 | 1984-04-13 | Asulab Sa | Hybrid electroacoustic transducer |
JPS60134700A (ja) * | 1983-12-23 | 1985-07-17 | Nippon Denso Co Ltd | 発音装置 |
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US4815560A (en) * | 1987-12-04 | 1989-03-28 | Industrial Research Products, Inc. | Microphone with frequency pre-emphasis |
US5001763A (en) * | 1989-08-10 | 1991-03-19 | Mnc Inc. | Electroacoustic device for hearing needs including noise cancellation |
AT401594B (de) * | 1991-08-01 | 1996-10-25 | Viennatone Gmbh | Kommunikationssystem |
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KR100427157B1 (ko) * | 1995-09-04 | 2004-06-16 | 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 | 사운더 |
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JP3532715B2 (ja) * | 1996-11-20 | 2004-05-31 | スター精密株式会社 | 電磁音響変換器 |
JP3618498B2 (ja) * | 1996-12-26 | 2005-02-09 | 株式会社シチズン電子 | 表面実装型電磁発音体 |
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US7214179B2 (en) * | 2004-04-01 | 2007-05-08 | Otologics, Llc | Low acceleration sensitivity microphone |
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DE102005008511B4 (de) * | 2005-02-24 | 2019-09-12 | Tdk Corporation | MEMS-Mikrofon |
DE102005008514B4 (de) * | 2005-02-24 | 2019-05-16 | Tdk Corporation | Mikrofonmembran und Mikrofon mit der Mikrofonmembran |
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DE102005053767B4 (de) * | 2005-11-10 | 2014-10-30 | Epcos Ag | MEMS-Mikrofon, Verfahren zur Herstellung und Verfahren zum Einbau |
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