JPH0152253B2 - - Google Patents

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JPH0152253B2
JPH0152253B2 JP25438085A JP25438085A JPH0152253B2 JP H0152253 B2 JPH0152253 B2 JP H0152253B2 JP 25438085 A JP25438085 A JP 25438085A JP 25438085 A JP25438085 A JP 25438085A JP H0152253 B2 JPH0152253 B2 JP H0152253B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
laminated material
liquid
container
hydrogen peroxide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP25438085A
Other languages
English (en)
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JPS62122925A (ja
Inventor
Sachinori Ito
Juji Kawamura
Masayuki Kageyama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP25438085A priority Critical patent/JPS62122925A/ja
Publication of JPS62122925A publication Critical patent/JPS62122925A/ja
Publication of JPH0152253B2 publication Critical patent/JPH0152253B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ジユース、牛乳等の液体を紙を含む
積層材料からなる容器に充填、密封してなる長期
間保存可能な無菌包装体の製造方法に関するもの
で、前記紙を含む連続状積層材料を所定の長さに
切断、成形する無菌包装体の製造方法に関するも
のである。
〔従来技術およびその問題点〕
紙を含む積層材料からなる容器にジユース、牛
乳を無菌充填、密封した包装体は、例えば、特開
昭51−98593号公報に示されるように、連続状積
層材料を加熱した過酸化水素水で殺菌し、次に加
熱空気等により、過酸化水素水を完全に乾燥、除
去した後、チユーブ状に成形し、液体を充填した
後、液面下でシール、切断して製造する製造方法
がある。
また、予じめ殺菌した連続状積層材料を所定の
長さに切断した後、容器を成形し、過酸化水素水
を噴霧、加熱乾燥により殺菌し、液体を充填、シ
ールする包装体の製造方法がある。
前記2つの製造方法が、現在行なわれている紙
を含む積層材料からなる容器に液体を充填、シー
ルする包装体の製造方法として一般的である。
前者は、積層材料の殺菌が容易で、殺菌、液体
の充填、シール後切断するので、積層材料に紙を
含んでいても切断による紙粉の問題がなく長期保
存が可能で、かつ過酸化水の残留もほとんどな
い。しかし、液面下シールを行なうため、包装体
にはヘツドスペース全くなく、開封時に液体がこ
ぼれたり、固形物を含む液体の場合シール不良が
発生するため充填することができなかつた。
一方、後者は、容器成形後、液体を充填するた
め、固形物を含む液体の充填が可能で、しかもヘ
ツドスペースを有するので開封時に液体がこぼれ
る心配がある。しかし、連続状積層材料を所定の
長さに切断した後容器を成形するため、切断時に
紙粉が発生し、また容器成形時の重なつた部分の
殺菌が完全でないため、無菌状態の包装体は製造
されないため、長期保存ができなかつた。また、
過酸化水素水による殺菌後、長時間加熱空気によ
る乾燥、除去が行なうことができないので、過酸
化水素の残量が多く好ましくなかつた。
〔解決しようとする問題点〕 紙を含む積層材料により液体を充填シールする
無菌包装体において、固形物を含む液体の充填が
可能で、かつ、ヘツドスペースを有する包装体の
製造方法であつて、紙粉、切断した紙を含む積層
材料の端面、残留過酸化水素の問題のない無菌包
装体の製造方法を得ることである。
〔問題点を解決するための手段〕
紙を含む連続状積層材料を所定の長さに切断
後、過酸化水素水の入つた殺菌浴を通し、乾燥、
スリーブを形成後、容器を成形し、液体を充填シ
ールすることにより、また切断後、スリーブを形
成した後、過酸化水素水浴を通し、乾燥、容器を
成形し、液体を充填シールすることにより可能と
した。
〔作 用〕
紙を含む連続状積層材料を所定の長さに切断
後、または、さらにスリーブ形成後、過酸化水素
水浴を通すので、切断時に発生した紙粉は、除
去、殺菌されると共に切断した積層材料の切断面
の殺菌ができる。
また、シートまたはスリーブ状態で過酸化水素
水により殺菌するので、その後の加熱乾燥が完全
に行なえる。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面に従い説明する。
第1図は、包装体の製造方法を示す工程説明図
で、中間に紙を含み、両側がポリエチレン層から
なる連続状積層材料1を所定の長さに切断し、ブ
ランク2を形成後、このブランク2の両側端を重
ね合せシールしてスリーブ3を形成する。そし
て、このスリーブ3を加熱過酸化水素水殺菌液の
入つた殺菌浴4内を通過させ、殺菌後、余分の殺
菌液を絞りロール5で除去し、次いで、放射状に
羽根6のついた乾燥ドラム7の前記羽根6にスリ
ーブ3をそれぞれ挿入し、加熱空気により、乾燥
および過酸化水素の除去を行なう。
このように殺菌処理のなされたスリーブ3を容
器製造部8で容器成形後、充填シール部9で内容
物を充填・シールする無菌包装体の製造方法であ
る。
また、第2図に示すように、前記と同様の積層
材料1を所定の長さに切断し、ブランクを形成
後、このブランク2を前記と同じ殺菌浴4を通過
させ殺菌後、余分な殺菌液を絞りロール5で除去
し、次いで、加熱ロール10に巻き付け、加熱乾
燥および過酸化水素の除去を行なう。この殺菌処
理のなされたブランク2の両側端を重ね合せスリ
ーブ3を形成後、前記と同様容器成形、内容物の
充填・シールをした無菌包装体の製造方法であ
る。
次に殺菌浴4における殺菌方法について説明す
る。
第3図および第4図に示すように、殺菌浴4内
に両側のU字状のサイドガイド41,41、該サ
イドガイド41,41間で前後にU字状の押えガ
イド46,46を設け、かつ該サイドガイド4
1,41内にスプロケツト42,42,42,4
2により移端する無端チエーン43にサイドガイ
ド41,41間に起立する2本の送り爪44,4
4を有するアタツチメント45を取り付けた構造
の搬送機構を有し、加熱過酸化水素水からなる殺
菌液47を満たした構成からなる。
上記サイドガイド41,41は、断面形状がV
字状またはコの字状の溝を有し、サイドガイド4
1,41の間隔は、前記スリーブまたはブランク
の巾より狭くし、湾曲させた状態で搬送するのが
確実に搬送でき好ましい。特にスリーブの場合湾
曲させることにより、第5図に示すように開口し
スリーブ内面も均一に殺菌液に接触させることが
できる。
前記説明は、いずれも所望の長さに連続状積層
材料を切断した後スリーブ化する場合について述
べたが、予じめスリーブ化した積層材料を所望の
長さに切断し、以後の工程を行なうことができる
ことはいうまでもない。
また、連続状積層材料は、予じめ殺菌処理した
ものであつてもよい。
〔効 果〕
本発明の包装体は、以上のような方法で製造さ
れるので、連続状積層材料の切断による紙粉の問
題が解消され、また予じめスリーブ状に形成した
ものでも、殺菌浴中で開口した状態で、殺菌液中
を通過させるので、スリーブの内面も外面と同様
に殺菌することができる。
また、サイドガイドをスリーブまたはブランク
の巾より狭く設けているので、スリーブまたはブ
ランクは、切断した不連続状であつても確実に搬
送することができる。
予じめ成形した容器に液体を充填・シールする
方法であつても、殺菌処理が確実に行なえ、また
過酸化水素の残留の問題が解消され、固形物を含
む液体の無菌包装体の製造も可能となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の製造方法の一実施例を示す
工程説明図、第2図は、他の実施例を示す工程説
明図、第3図は、第1図、第2図の殺菌浴の断面
説明図、第4図は、殺菌浴の搬送部分の断面説明
図、第5図は、スリーブの搬送状態を示す説明図
である。 1……連続状積層材料、2……ブランク、3…
…スリーブ、4……殺菌浴、5……絞りロール、
6……羽根、7……乾燥ドラム、8……容器製造
部、9……充填シール部、10……加熱ロール、
41……サイドガイド、42……スプロケツト、
43……無端チエーン、44……送り爪、45…
…アタツチメント、46……押えガイド、47…
…殺菌液。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 紙を含む積層材料を容器を形成するために必
    要な形状に切断後、過酸化水素水の入つた殺菌浴
    内を通し殺菌し、加熱乾燥後、容器を成型し、液
    体を充填、シールしてなる無菌包装体の製造方
    法。 2 積層材料が、ブランク状である特許請求の範
    囲第1項記載の無菌包装体の製造方法。 3 積層材料が、スリーブ状である特許請求の範
    囲第1項記載の無菌包装体の製造方法。
JP25438085A 1985-11-13 1985-11-13 無菌包装体の製造方法 Granted JPS62122925A (ja)

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JPS62122925A JPS62122925A (ja) 1987-06-04
JPH0152253B2 true JPH0152253B2 (ja) 1989-11-08

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2741534B2 (ja) * 1989-05-30 1998-04-22 大日本印刷株式会社 無菌充填装置
JP2743529B2 (ja) * 1989-11-10 1998-04-22 凸版印刷株式会社 無菌包装装置
DK0543011T3 (da) * 1991-06-07 1997-07-14 Tokue Rubber Ind Co Ltd Tætnende lynlås og bælg til kardanforbindelse, hvortil denne lynlås benyttes

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JPS62122925A (ja) 1987-06-04

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