JPH0152182B2 - - Google Patents
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- JPH0152182B2 JPH0152182B2 JP56104828A JP10482881A JPH0152182B2 JP H0152182 B2 JPH0152182 B2 JP H0152182B2 JP 56104828 A JP56104828 A JP 56104828A JP 10482881 A JP10482881 A JP 10482881A JP H0152182 B2 JPH0152182 B2 JP H0152182B2
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- Bag Frames (AREA)
- Making Paper Articles (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
本発明は包装用袋に関し、詳しくは腰が強く、
ブロツキング性が小さく、しかも自動包装用に適
しかつ低温時の耐衝撃性にすぐれた包装用袋に関
する。 従来から、米、麦等の粒状物や肥料等の粉状物
およびブロイラー等の角ばつた固形物など種々の
重量物の包装袋として、シール強度のすぐれた低
密度ポリエチレンがもつぱら使用されている。し
かし、低密度ポリエチレンは、機械的強度が小さ
いため厚肉のものを用いなければならず、特に重
量物の包装袋としては引張強度や剛性が著しく劣
ることから極めて厚肉のものとする必要があり、
用途の上で様々な制限があつた。またこの低密度
ポリエチレンは、腰が弱いため自動包装用の袋と
しては適せず、実用上問題があつた。 そのため近年に至つて、低密度ポリエチレンの
上述の如き欠点のない高密度ポリエチレンと低密
度ポリエチレンとの積層フイルムよりなる袋が開
発されている(特願昭54−169433、特願昭55−
104380、特開昭55−30944)。ここで特願昭54−
169433および特願昭55−104380に開示されたフイ
ルムを使用した袋は、シール強度やフイルムイン
パクト強度が大きく、引裂強度バランスが良好
で、しかも外層が不滑面なので実用上極めて好ま
しいものであるが、ブロイラー等の角ばつた重量
物を収納運搬する際、フイルムパンクチヤー強
度、引裂強度、低温時の耐衝撃強度などにおいて
問題がある。また特開昭55−30944に開示された
フイルムを用いた袋は、内層が低密度ポリエチレ
ンであるためブロツキングを起こしやすく、開口
性に問題があると同時に袋の内面が滑りにくいた
め物の収納に手間がかかるという大きな欠点があ
る。 そこで本発明者らは、上記従来技術の欠点を克
服して、様々な長所を有し、実用上極めて好適な
包装用袋を開発すべく鋭意研究を重ねた。その結
果、袋を外層と内層の二層から構成すると同時に
各層を特定のプラスチツクフイルムで形成するこ
とにより、目的とする袋が得られることを見出し
た。本発明はかかる知見に基いて完成したもので
ある。 すなわち本発明は、外層がメルトインデツクス
0.3〜10g/10分、密度0.935g/cm3以下の高圧法
低密度ポリエチレン、または該高圧法低密度ポリ
エチレンに酢酸ビニル含量が15重量%以下のエチ
レン−酢酸ビニル共重合体を40重量%以下の割合
で配合してなる混合物からなり、内層がメルトイ
ンデツクス0.01〜1.0g/10分、密度0.940g/cm3
以上の高密度ポリエチレン95〜50重量%と、ムー
ニー粘度ML1+4(100℃)40〜150のエチレン−プ
ロピレン系共重合体エラストマー5〜50重量%と
の混合物からなり、かつ内層と外層の肉厚比が内
層:外層=99〜40:1〜60であることを特徴とす
る包装用袋を提供するものである。 本発明の袋は第1図に示されるように、二層の
フイルムから形成されている。外層1は既に述べ
たように高圧法低密度ポリエチレンまたは高圧法
低密度ポリエチレンとエチレン−酢酸ビニル共重
合体との混合物からなつている。ここで高圧法低
密度ポリエチレン(LDPE)としては密度0.935
g/cm3以下のものが用いられ、好ましくはメルト
インデツクス(MI)0.3〜10g/10分、密度0.917
〜0.935g/cm3の範囲のものを用いる。MIが10
g/10分を超えると耐衝撃強度が低下して実用性
に欠け、一方MIが0.3g/10分より小さくなると
成形性に難点を生ずる。なおLDPEのMIについ
ては特に0.3〜4g/10分のものが最適である。 本発明の袋における外層1は前記したLDPEの
みで形成してもよいが、このLDPEにエチレン−
酢酸ビニル共重合体(EVA)を加えた混合物に
て形成してもよい。ここでEVAとしては、酢酸
ビニル含量が15重量%以下のものが用いられる。
酢酸ビニル含量が15重量%を超えたものである
と、臭気が発生し、流動が高くなりすぎて製膜安
定性が悪くなつてしまう。 このようにLDPEとEVAの混合物を用いる場
合、EVAが40重量%以下の割合となるようにす
べきである。ここでEVAの量が多すぎると袋が
酢酸臭を帯びると同時に、表面が不滑性になりす
ぎて、袋同士のブロツキングを起こしたり、自動
包装の際に用いるローラーやベルトコンベヤーの
ベルト等の運搬具とくつついて作業性が著しく悪
くなり好ましくない。 続いて本発明の袋における内層2は、前述の如
く高密度ポリエチレンとエチレン−プロピレン系
共重合体エラストマーとの混合物からなつてい
る。ここで高密度ポリエチレン(HDPE)として
は密度0.940g/cm3以上のものが用いられ、通常
はMI0.01〜1.0g/10分、密度0.940〜0.970g/cm3
の範囲のものを用い、好ましくはMI0.02〜0.2
g/10分のものを用いるべきである。MIが1.0
g/10分を超えるとフイルムの引張強度などの機
械的強度が低下し好ましくない。一方、エチレン
−プロピレン系共重合体エラストマー(EP)と
しては各種のものがあるが、例えばエチレン−プ
ロピレンコポリマー、第3成分としてジエン類
(ジビニルベンゼン、1,4−ヘキサジエン、5
−エチリデン−2−ノルボルネン、5−メチレン
−2−ノルボルネン、ジシクロペンタジエン、シ
クロオクタジエンなど)を共重合させたエチレン
−プロピレンターポリマーが好ましく、また、ム
ーニー粘度ML1+4(100℃)が40〜150のものが用
いられる。このムーニー粘度40未満のものではフ
イルムの機械的強度が低下し好ましくない。 本発明の袋の内層2を形成するHDPEとEPと
の混合物の混合比は、袋の使用目的等に応じて適
宜定めればよく特に制限はないが、通常は
HDPE/EP=95/5〜50/50(重量比)、好まし
くは90/10〜60/40(重量比)の範囲で選定すべ
きである。ここでEPが5重量%未満ではフイル
ムのパンクチヤー強度およびシール強度が低下
し、袋が落下したときなどに破れやすくなる。一
方、50重量%を超えると、成形作業性が悪く、ま
た得られる袋も腰が弱く好ましくない。 本発明の袋は上述の外層1と内層2からなり、
より具体的には外層1を形成するフイルムと内層
2を形成するフイルムを積層してなるものであ
る。ここで両層の肉厚比は袋の用途に応じて適宜
定めればよいく外層/内層=1/99〜60/40の範
囲で定める。外層が両層合計に対して60%を超え
る厚さになると、袋の引張強度や剛性が弱くなり
好ましくなく、また1%未満では成形作業が困難
となる。 以上のような外層と内層よりなる本発明の袋
は、様々な方法によつて製造することができる
が、次の如き方法によればを効率よく製造するこ
とができる。すなわち、まず上述の外層と内層の
原料樹脂をそれぞれ押出機により、通常の成形温
度において溶融混練して押出し、これらを二層サ
ーキユラー・ダイに導入し、ここで両層をダイ内
接着し、さらにブロー比2.5〜8、好ましくは3
〜6にてインフレーシヨン成形する。なおここで
外層と内層の接着はダイ内接着、ダイ外接着のい
ずれでもよいが、ダイ内接着の方が、両層間の接
着強度が大きくなり好ましい。また、本発明の袋
を製造するに際しては、顔料、スリツプ剤、酸化
防止剤、帯電防止剤、耐候剤等の添加剤を必要に
応じて外層、内層の一方あるいは両方に成形のい
ずれの段階で添加してもよい。 叙上の如き構成よりなる本発明の袋は、従来の
袋に比べてフイルムパンクチヤー強度、引裂強度
等が極めてすぐれており、またシール強度、低温
耐衝撃強度も著しく大きい。そのため重量物、特
にブロイラー等の角ばつた重量物の収納、運搬に
十分耐えられるものである。さらに本発明の袋
は、ブロツキング性が小さく、また腰が強いため
自動包装に適しており、包装の作業性が非常に高
い。しかも袋の機械的強度が大きいため袋の肉厚
は10μ〜200μ程度で十分であつてフイルムの薄肉
化が達成でき、経済的にも有利である。 次に本発明を実施例および比較例によりさらに
具体的に説明する。 実施例 1〜15 外層および内層を形成するための所定の原料樹
脂を、第1表に示す配合比で各々均一に混合した
後、これらをそれぞれの押出機により溶融混練
し、次いでダイ内接着型のサーキユラー・ダイに
導入後、ブロー比4.3でインフレーシヨン成形し、
外層と内層の肉厚比が1:4で、厚さが80μの筒
状二層フイルムを得、このフイルムから幅500mm、
長さ620mmの一端を熱封着した袋体を得た。この
袋体を用いて各種物性試験を行なつた。結果を第
1表に示す。なお物性試験は次の如く行なつた。 インパクト強度:フイルムインパクトテスター
(東洋精機製作所(株)製、規格衝撃量30Kg・cm、
衝撃槌径/インチ)を用いて測定した。 パンクチヤー強度:JIS−Z−8401に準拠した 引裂強度:JIS−Z−1702に準拠した。 引張弾性率:JIS−Z−1702に準拠した。 引張強度:JIS−Z−1702に準拠した。 伸 率:JIS−Z−1702に準拠した。 シール強度:ASTM−D−1822に準拠した。 実用落下テスト:化成肥料20Kgを袋内に充填し、
高さ2.5mの所から広袋面を水平にして、コン
クリート床面に落下させ破袋率(破袋数/落下
袋数)を測定した。 成形性:インフレーシヨン法により二層フイルム
を成形する際の連続運転状態を観察し、次の如
く評価した。 ◎…「優」、すなわち1週間以上連続安定運転
可能 〇…「良」、すなわち1〜6日間連続運転可能 △…「可」、すなわち3〜24時間連続運転可能 外 観:目視により評価する。 〇…良好であることを示す。 ブロツキング:フイルムを製袋した後、袋を開口
させる際にフイルムの内面同士が密着するか否
かにより評価した。 ◎…容易に開口できるもの。 △…開口がやや難なるもの。 比較例1、2 内層をHDPEのみとしたこと以外は実施例1と
同様の操作を行なつて袋体を得、物性試験を行な
つた。結果を第1表に示す。 比較例 3 市販の一般重袋用低密度ポリエチレン(密度
0.926g/cm3、MI0.4g/10分)の厚さ180μのフイ
ルムを用い、実施例1と同様の物性試験を行なつ
た。結果を第1表に示す。 比較例 4 市販の一般重袋用低密度ポリエチレン(密度
0.926g/cm3、MI0.4g/10分)の厚さ80μのフイ
ルムを用い、実施例1と同様の物性試験を行なつ
た。結果を第1表に示す。 実施例 16 実施例3の袋に化成肥料20Kgを充填したもの
を、−20℃の室内に一昼夜放置後、実用落下テス
トを行ない、破袋率を求めた。結果を第2表に示
す。 実施例 17 実施例4の袋に化成肥料20Kgを充填したもの
を、−20℃の室内に一昼夜放置後、実用落下テス
トを行ない、破袋率を求めた。結果を第2表に示
す。 比較例 5 比較例2の袋に化成肥料20Kgを充填したもの
を、−20℃の室内に一昼夜放置後、実用落下テス
トを行ない、破袋率を求めた。結果を第2表に示
す。 比較例 6 比較例3の袋に化成肥料20Kgを充填したもの
を、−20℃の室内に一昼夜放置後、実用落下テス
トを行ない、破袋率を求めた。結果を第2表に示
す。 比較例 7 比較例4の袋に化成肥料20Kgを充填したもの
を、−20℃の室内に一昼夜放置後、実用落下テス
トを行ない、破袋率を求めた。結果を第2表に示
す。
ブロツキング性が小さく、しかも自動包装用に適
しかつ低温時の耐衝撃性にすぐれた包装用袋に関
する。 従来から、米、麦等の粒状物や肥料等の粉状物
およびブロイラー等の角ばつた固形物など種々の
重量物の包装袋として、シール強度のすぐれた低
密度ポリエチレンがもつぱら使用されている。し
かし、低密度ポリエチレンは、機械的強度が小さ
いため厚肉のものを用いなければならず、特に重
量物の包装袋としては引張強度や剛性が著しく劣
ることから極めて厚肉のものとする必要があり、
用途の上で様々な制限があつた。またこの低密度
ポリエチレンは、腰が弱いため自動包装用の袋と
しては適せず、実用上問題があつた。 そのため近年に至つて、低密度ポリエチレンの
上述の如き欠点のない高密度ポリエチレンと低密
度ポリエチレンとの積層フイルムよりなる袋が開
発されている(特願昭54−169433、特願昭55−
104380、特開昭55−30944)。ここで特願昭54−
169433および特願昭55−104380に開示されたフイ
ルムを使用した袋は、シール強度やフイルムイン
パクト強度が大きく、引裂強度バランスが良好
で、しかも外層が不滑面なので実用上極めて好ま
しいものであるが、ブロイラー等の角ばつた重量
物を収納運搬する際、フイルムパンクチヤー強
度、引裂強度、低温時の耐衝撃強度などにおいて
問題がある。また特開昭55−30944に開示された
フイルムを用いた袋は、内層が低密度ポリエチレ
ンであるためブロツキングを起こしやすく、開口
性に問題があると同時に袋の内面が滑りにくいた
め物の収納に手間がかかるという大きな欠点があ
る。 そこで本発明者らは、上記従来技術の欠点を克
服して、様々な長所を有し、実用上極めて好適な
包装用袋を開発すべく鋭意研究を重ねた。その結
果、袋を外層と内層の二層から構成すると同時に
各層を特定のプラスチツクフイルムで形成するこ
とにより、目的とする袋が得られることを見出し
た。本発明はかかる知見に基いて完成したもので
ある。 すなわち本発明は、外層がメルトインデツクス
0.3〜10g/10分、密度0.935g/cm3以下の高圧法
低密度ポリエチレン、または該高圧法低密度ポリ
エチレンに酢酸ビニル含量が15重量%以下のエチ
レン−酢酸ビニル共重合体を40重量%以下の割合
で配合してなる混合物からなり、内層がメルトイ
ンデツクス0.01〜1.0g/10分、密度0.940g/cm3
以上の高密度ポリエチレン95〜50重量%と、ムー
ニー粘度ML1+4(100℃)40〜150のエチレン−プ
ロピレン系共重合体エラストマー5〜50重量%と
の混合物からなり、かつ内層と外層の肉厚比が内
層:外層=99〜40:1〜60であることを特徴とす
る包装用袋を提供するものである。 本発明の袋は第1図に示されるように、二層の
フイルムから形成されている。外層1は既に述べ
たように高圧法低密度ポリエチレンまたは高圧法
低密度ポリエチレンとエチレン−酢酸ビニル共重
合体との混合物からなつている。ここで高圧法低
密度ポリエチレン(LDPE)としては密度0.935
g/cm3以下のものが用いられ、好ましくはメルト
インデツクス(MI)0.3〜10g/10分、密度0.917
〜0.935g/cm3の範囲のものを用いる。MIが10
g/10分を超えると耐衝撃強度が低下して実用性
に欠け、一方MIが0.3g/10分より小さくなると
成形性に難点を生ずる。なおLDPEのMIについ
ては特に0.3〜4g/10分のものが最適である。 本発明の袋における外層1は前記したLDPEの
みで形成してもよいが、このLDPEにエチレン−
酢酸ビニル共重合体(EVA)を加えた混合物に
て形成してもよい。ここでEVAとしては、酢酸
ビニル含量が15重量%以下のものが用いられる。
酢酸ビニル含量が15重量%を超えたものである
と、臭気が発生し、流動が高くなりすぎて製膜安
定性が悪くなつてしまう。 このようにLDPEとEVAの混合物を用いる場
合、EVAが40重量%以下の割合となるようにす
べきである。ここでEVAの量が多すぎると袋が
酢酸臭を帯びると同時に、表面が不滑性になりす
ぎて、袋同士のブロツキングを起こしたり、自動
包装の際に用いるローラーやベルトコンベヤーの
ベルト等の運搬具とくつついて作業性が著しく悪
くなり好ましくない。 続いて本発明の袋における内層2は、前述の如
く高密度ポリエチレンとエチレン−プロピレン系
共重合体エラストマーとの混合物からなつてい
る。ここで高密度ポリエチレン(HDPE)として
は密度0.940g/cm3以上のものが用いられ、通常
はMI0.01〜1.0g/10分、密度0.940〜0.970g/cm3
の範囲のものを用い、好ましくはMI0.02〜0.2
g/10分のものを用いるべきである。MIが1.0
g/10分を超えるとフイルムの引張強度などの機
械的強度が低下し好ましくない。一方、エチレン
−プロピレン系共重合体エラストマー(EP)と
しては各種のものがあるが、例えばエチレン−プ
ロピレンコポリマー、第3成分としてジエン類
(ジビニルベンゼン、1,4−ヘキサジエン、5
−エチリデン−2−ノルボルネン、5−メチレン
−2−ノルボルネン、ジシクロペンタジエン、シ
クロオクタジエンなど)を共重合させたエチレン
−プロピレンターポリマーが好ましく、また、ム
ーニー粘度ML1+4(100℃)が40〜150のものが用
いられる。このムーニー粘度40未満のものではフ
イルムの機械的強度が低下し好ましくない。 本発明の袋の内層2を形成するHDPEとEPと
の混合物の混合比は、袋の使用目的等に応じて適
宜定めればよく特に制限はないが、通常は
HDPE/EP=95/5〜50/50(重量比)、好まし
くは90/10〜60/40(重量比)の範囲で選定すべ
きである。ここでEPが5重量%未満ではフイル
ムのパンクチヤー強度およびシール強度が低下
し、袋が落下したときなどに破れやすくなる。一
方、50重量%を超えると、成形作業性が悪く、ま
た得られる袋も腰が弱く好ましくない。 本発明の袋は上述の外層1と内層2からなり、
より具体的には外層1を形成するフイルムと内層
2を形成するフイルムを積層してなるものであ
る。ここで両層の肉厚比は袋の用途に応じて適宜
定めればよいく外層/内層=1/99〜60/40の範
囲で定める。外層が両層合計に対して60%を超え
る厚さになると、袋の引張強度や剛性が弱くなり
好ましくなく、また1%未満では成形作業が困難
となる。 以上のような外層と内層よりなる本発明の袋
は、様々な方法によつて製造することができる
が、次の如き方法によればを効率よく製造するこ
とができる。すなわち、まず上述の外層と内層の
原料樹脂をそれぞれ押出機により、通常の成形温
度において溶融混練して押出し、これらを二層サ
ーキユラー・ダイに導入し、ここで両層をダイ内
接着し、さらにブロー比2.5〜8、好ましくは3
〜6にてインフレーシヨン成形する。なおここで
外層と内層の接着はダイ内接着、ダイ外接着のい
ずれでもよいが、ダイ内接着の方が、両層間の接
着強度が大きくなり好ましい。また、本発明の袋
を製造するに際しては、顔料、スリツプ剤、酸化
防止剤、帯電防止剤、耐候剤等の添加剤を必要に
応じて外層、内層の一方あるいは両方に成形のい
ずれの段階で添加してもよい。 叙上の如き構成よりなる本発明の袋は、従来の
袋に比べてフイルムパンクチヤー強度、引裂強度
等が極めてすぐれており、またシール強度、低温
耐衝撃強度も著しく大きい。そのため重量物、特
にブロイラー等の角ばつた重量物の収納、運搬に
十分耐えられるものである。さらに本発明の袋
は、ブロツキング性が小さく、また腰が強いため
自動包装に適しており、包装の作業性が非常に高
い。しかも袋の機械的強度が大きいため袋の肉厚
は10μ〜200μ程度で十分であつてフイルムの薄肉
化が達成でき、経済的にも有利である。 次に本発明を実施例および比較例によりさらに
具体的に説明する。 実施例 1〜15 外層および内層を形成するための所定の原料樹
脂を、第1表に示す配合比で各々均一に混合した
後、これらをそれぞれの押出機により溶融混練
し、次いでダイ内接着型のサーキユラー・ダイに
導入後、ブロー比4.3でインフレーシヨン成形し、
外層と内層の肉厚比が1:4で、厚さが80μの筒
状二層フイルムを得、このフイルムから幅500mm、
長さ620mmの一端を熱封着した袋体を得た。この
袋体を用いて各種物性試験を行なつた。結果を第
1表に示す。なお物性試験は次の如く行なつた。 インパクト強度:フイルムインパクトテスター
(東洋精機製作所(株)製、規格衝撃量30Kg・cm、
衝撃槌径/インチ)を用いて測定した。 パンクチヤー強度:JIS−Z−8401に準拠した 引裂強度:JIS−Z−1702に準拠した。 引張弾性率:JIS−Z−1702に準拠した。 引張強度:JIS−Z−1702に準拠した。 伸 率:JIS−Z−1702に準拠した。 シール強度:ASTM−D−1822に準拠した。 実用落下テスト:化成肥料20Kgを袋内に充填し、
高さ2.5mの所から広袋面を水平にして、コン
クリート床面に落下させ破袋率(破袋数/落下
袋数)を測定した。 成形性:インフレーシヨン法により二層フイルム
を成形する際の連続運転状態を観察し、次の如
く評価した。 ◎…「優」、すなわち1週間以上連続安定運転
可能 〇…「良」、すなわち1〜6日間連続運転可能 △…「可」、すなわち3〜24時間連続運転可能 外 観:目視により評価する。 〇…良好であることを示す。 ブロツキング:フイルムを製袋した後、袋を開口
させる際にフイルムの内面同士が密着するか否
かにより評価した。 ◎…容易に開口できるもの。 △…開口がやや難なるもの。 比較例1、2 内層をHDPEのみとしたこと以外は実施例1と
同様の操作を行なつて袋体を得、物性試験を行な
つた。結果を第1表に示す。 比較例 3 市販の一般重袋用低密度ポリエチレン(密度
0.926g/cm3、MI0.4g/10分)の厚さ180μのフイ
ルムを用い、実施例1と同様の物性試験を行なつ
た。結果を第1表に示す。 比較例 4 市販の一般重袋用低密度ポリエチレン(密度
0.926g/cm3、MI0.4g/10分)の厚さ80μのフイ
ルムを用い、実施例1と同様の物性試験を行なつ
た。結果を第1表に示す。 実施例 16 実施例3の袋に化成肥料20Kgを充填したもの
を、−20℃の室内に一昼夜放置後、実用落下テス
トを行ない、破袋率を求めた。結果を第2表に示
す。 実施例 17 実施例4の袋に化成肥料20Kgを充填したもの
を、−20℃の室内に一昼夜放置後、実用落下テス
トを行ない、破袋率を求めた。結果を第2表に示
す。 比較例 5 比較例2の袋に化成肥料20Kgを充填したもの
を、−20℃の室内に一昼夜放置後、実用落下テス
トを行ない、破袋率を求めた。結果を第2表に示
す。 比較例 6 比較例3の袋に化成肥料20Kgを充填したもの
を、−20℃の室内に一昼夜放置後、実用落下テス
トを行ない、破袋率を求めた。結果を第2表に示
す。 比較例 7 比較例4の袋に化成肥料20Kgを充填したもの
を、−20℃の室内に一昼夜放置後、実用落下テス
トを行ない、破袋率を求めた。結果を第2表に示
す。
【表】
【表】
【表】
第1図は本発明の袋の一態様を示す説明図であ
る。 1……外層、2……内層、3……封着部。
る。 1……外層、2……内層、3……封着部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 外層がメルトインデツクス0.3〜10g/10分、
密度0.935g/cm3以下の高圧法低密度ポリエチレ
ン、または該高圧法低密度ポリエチレンに酢酸ビ
ニル含量が15重量%以下のエチレン−酢酸ビニル
共重合体を40重量%以下の割合で配合してなる混
合物からなり、内層がメルトインデツクス0.01〜
1.0g/10分、密度0.940g/cm3以上の高密度ポリ
エチレン95〜50重量%と、ムーニー粘度ML1+4
(100℃)40〜150のエチレン−プロピレン系共重
合体エラストマー5〜50重量%との混合物からな
り、かつ内層と外層の肉厚比が内層:外層=99〜
40:1〜60であることを特徴とする包装用袋。 2 エチレン−プロピレン系共重合体エラストマ
ーがエチレン−プロピレンターポリマーである特
許請求の範囲第1項記載の包装用袋。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56104828A JPS587347A (ja) | 1981-07-04 | 1981-07-04 | 包装用袋およびその製造方法 |
| DE8282303397T DE3267899D1 (en) | 1981-07-04 | 1982-06-29 | Packaging bags |
| DE198282303397T DE69526T1 (de) | 1981-07-04 | 1982-06-29 | Verpackungssaecke. |
| EP82303397A EP0069526B1 (en) | 1981-07-04 | 1982-06-29 | Packaging bags |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56104828A JPS587347A (ja) | 1981-07-04 | 1981-07-04 | 包装用袋およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS587347A JPS587347A (ja) | 1983-01-17 |
| JPH0152182B2 true JPH0152182B2 (ja) | 1989-11-08 |
Family
ID=14391238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56104828A Granted JPS587347A (ja) | 1981-07-04 | 1981-07-04 | 包装用袋およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS587347A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS606457A (ja) * | 1983-06-27 | 1985-01-14 | 出光石油化学株式会社 | 筒状積層フイルム |
| JPS6178645A (ja) * | 1984-09-27 | 1986-04-22 | 出光石油化学株式会社 | 多層フイルム |
| JP2840626B2 (ja) * | 1988-08-08 | 1998-12-24 | 株式会社新素材総合研究所 | 袋状の容器及びその製造方法 |
| JP4379952B2 (ja) * | 1999-06-24 | 2009-12-09 | 東洋製罐株式会社 | 包装袋 |
-
1981
- 1981-07-04 JP JP56104828A patent/JPS587347A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS587347A (ja) | 1983-01-17 |
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