JPH0151257B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0151257B2 JPH0151257B2 JP4092877A JP4092877A JPH0151257B2 JP H0151257 B2 JPH0151257 B2 JP H0151257B2 JP 4092877 A JP4092877 A JP 4092877A JP 4092877 A JP4092877 A JP 4092877A JP H0151257 B2 JPH0151257 B2 JP H0151257B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiation
- subject
- detector system
- exposure period
- radiation source
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims description 33
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims description 2
- 238000002591 computed tomography Methods 0.000 claims description 2
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 2
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
- Nuclear Medicine (AREA)
- Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は撮影中の検出器系の意図しない特性の
変動を補正することができるCTスキヤナ
(Computed Tomography Scanner)に関するも
のである。
変動を補正することができるCTスキヤナ
(Computed Tomography Scanner)に関するも
のである。
被検体を挟んで扇状を呈する放射線ビームを与
えるところの放射線発生源と複数のセクタよりな
る放射線検出器系とを対向させ、これらを被検体
に対して相対的に回転させることにより被検体各
部に関する多方向からの放射線吸収に関する情報
を得、コンピユータ等により画像再構成処理を行
ない断層像を作成するCTスキヤナに於て、検出
器系の出力特性は例えば温度等の影響を受けやす
いため、必ずしも安定したものではなく、1回の
撮影の間にも出力特性が変化してしまうことがあ
つた。
えるところの放射線発生源と複数のセクタよりな
る放射線検出器系とを対向させ、これらを被検体
に対して相対的に回転させることにより被検体各
部に関する多方向からの放射線吸収に関する情報
を得、コンピユータ等により画像再構成処理を行
ない断層像を作成するCTスキヤナに於て、検出
器系の出力特性は例えば温度等の影響を受けやす
いため、必ずしも安定したものではなく、1回の
撮影の間にも出力特性が変化してしまうことがあ
つた。
ところが、被検体が撮影領域内に載置されてい
るときには、従来は、検出器系の意図しない特性
の変動を較正をしたくても不可能であつた。即
ち、第1図に示すように放射線源1と放射線検出
器2との間に位置する撮影領域3にはどの回転位
置(例えばA位置やB位置)においても常に放射
線の通路上に被検体4が存在し、出力変動分を含
まない真の出力値(あるいは変動分のみの値)を
測定することができなかつたため、検出器系自身
の特性の変動を補正することができず、画質低下
の原因となつていた。
るときには、従来は、検出器系の意図しない特性
の変動を較正をしたくても不可能であつた。即
ち、第1図に示すように放射線源1と放射線検出
器2との間に位置する撮影領域3にはどの回転位
置(例えばA位置やB位置)においても常に放射
線の通路上に被検体4が存在し、出力変動分を含
まない真の出力値(あるいは変動分のみの値)を
測定することができなかつたため、検出器系自身
の特性の変動を補正することができず、画質低下
の原因となつていた。
本発明は撮影中、即ち被検体を撮影しながら、
しかもその間の検出器系の意図しない特性の変動
を補正し得るCTスキヤナを提供するものである。
しかもその間の検出器系の意図しない特性の変動
を補正し得るCTスキヤナを提供するものである。
以下にその詳細を説明する。第1図において、
放射線源1と放射線検出器2との対が被検体のま
わりを回転するときの回転角度位置をそれぞれ
A,B,C…とし、(通常この回転角度は第1図
の表示にかかわらず小さな角度である)その位置
ごとに第2図のタイミング図に示す回転角度信号
aを発生させる。この回転角度信号aは第3図の
タイミング制御器11に入力され、このタイミン
グ制御器11は各回転位置A,B,C…に於て放
射線曝射信号b[第2図]及び疑似放射線曝射信
号eを発生する。例えば放射線源としてX線管を
用いる場合、放射線曝射信号bは放射線曝射制御
器12を駆動して放射線曝射信号bのパルス幅の
期間だけ高圧発生器13に管電圧として必要な高
電圧を発生させる。放射線源14はこの高電圧を
印加された期間だけ、放射線を発生し、被検体4
を照射する。被検体にて吸収された後、透過した
放射線は検出器2の各セル2′にて検出され第2
図の波形cで示す如き出力を、夫々、各セル毎に
与える。この出力は第2図の波形dで示す如く積
分器15で積分され、さらにA/D変換器16で
デイジタル化された後被検体4の断層像を再構成
すべくデイジタルプロセツサ17で処理される。
ここで検出器系の各セルが与える出力c[第2図]
は、放射線非曝射期間に於てもなお低レベルの出
力を維持している。この低レベルの出力は、検出
器系(検出器出力用増巾器等を含む)のオフセツ
トドリフトをはじめとする、例えば温度に依存す
る経時的不安定を反映しており、且つ都合の良い
ことに、被検体の影響を受けておらず、また放射
線を検出したことによる出力でないことは明らか
であるから、検出器系の特性変動分そのものを表
わしている値であると言うことができる。従つて
この非曝射期間の低レベル出力を用いて撮影中の
検出器のオフセツトドリフトその他の経時的不安
定を補正できる。本発明においては、例えば放射
線非曝射期間中にタイミング制御器11にて疑似
放射線曝射信号e[第2図]を発生させ、これを
用いて積分器15、A/D変換器16及びデイジ
タルプロセツサ17を放射線曝射時と同様に作動
させて前記低レベル出力に関する信号f[第2図]
を得、これを用いて撮影中の検出器系の特性の経
時的変動の補正を行なう。補正の方法としては、
例えば検出器のオフセツトドリフトに対しては減
算、増巾器の特性変動に対しては除算を用いるこ
とができる。これによつて、検出器系の特性変動
に起因した、年輪状の偽像を消去せしめるなど、
良質の再構成画像を得ることができる。なお、補
正方法の例として減算と除算を挙げたが、本発明
の要旨はこれらの具体的な補正方法に限定される
ものではない。
放射線源1と放射線検出器2との対が被検体のま
わりを回転するときの回転角度位置をそれぞれ
A,B,C…とし、(通常この回転角度は第1図
の表示にかかわらず小さな角度である)その位置
ごとに第2図のタイミング図に示す回転角度信号
aを発生させる。この回転角度信号aは第3図の
タイミング制御器11に入力され、このタイミン
グ制御器11は各回転位置A,B,C…に於て放
射線曝射信号b[第2図]及び疑似放射線曝射信
号eを発生する。例えば放射線源としてX線管を
用いる場合、放射線曝射信号bは放射線曝射制御
器12を駆動して放射線曝射信号bのパルス幅の
期間だけ高圧発生器13に管電圧として必要な高
電圧を発生させる。放射線源14はこの高電圧を
印加された期間だけ、放射線を発生し、被検体4
を照射する。被検体にて吸収された後、透過した
放射線は検出器2の各セル2′にて検出され第2
図の波形cで示す如き出力を、夫々、各セル毎に
与える。この出力は第2図の波形dで示す如く積
分器15で積分され、さらにA/D変換器16で
デイジタル化された後被検体4の断層像を再構成
すべくデイジタルプロセツサ17で処理される。
ここで検出器系の各セルが与える出力c[第2図]
は、放射線非曝射期間に於てもなお低レベルの出
力を維持している。この低レベルの出力は、検出
器系(検出器出力用増巾器等を含む)のオフセツ
トドリフトをはじめとする、例えば温度に依存す
る経時的不安定を反映しており、且つ都合の良い
ことに、被検体の影響を受けておらず、また放射
線を検出したことによる出力でないことは明らか
であるから、検出器系の特性変動分そのものを表
わしている値であると言うことができる。従つて
この非曝射期間の低レベル出力を用いて撮影中の
検出器のオフセツトドリフトその他の経時的不安
定を補正できる。本発明においては、例えば放射
線非曝射期間中にタイミング制御器11にて疑似
放射線曝射信号e[第2図]を発生させ、これを
用いて積分器15、A/D変換器16及びデイジ
タルプロセツサ17を放射線曝射時と同様に作動
させて前記低レベル出力に関する信号f[第2図]
を得、これを用いて撮影中の検出器系の特性の経
時的変動の補正を行なう。補正の方法としては、
例えば検出器のオフセツトドリフトに対しては減
算、増巾器の特性変動に対しては除算を用いるこ
とができる。これによつて、検出器系の特性変動
に起因した、年輪状の偽像を消去せしめるなど、
良質の再構成画像を得ることができる。なお、補
正方法の例として減算と除算を挙げたが、本発明
の要旨はこれらの具体的な補正方法に限定される
ものではない。
本発明は以上のようになるものであつて、CT
スキヤナでありながら被検体を撮影中機構的に変
更を何ら併うこともなく、放射線曝射信号のパル
ス間のような放射線非曝射期間中の出力を基にし
て簡単に経時的に変動する検出器系特性の補正が
可能なものであり、良質な再構成画像を得るとい
う意味に於てCTスキヤナの機能を画期的に向上
せしめたものである。
スキヤナでありながら被検体を撮影中機構的に変
更を何ら併うこともなく、放射線曝射信号のパル
ス間のような放射線非曝射期間中の出力を基にし
て簡単に経時的に変動する検出器系特性の補正が
可能なものであり、良質な再構成画像を得るとい
う意味に於てCTスキヤナの機能を画期的に向上
せしめたものである。
第1図はCTスキヤナに関する説明図、第2図
は本発明1実施例における検出器補正装置の動作
タイミング図、第3図は第2図のように動作する
装置のブロツク図である。 4:被検体、1:放射線発生源、2:放射線検
出器。
は本発明1実施例における検出器補正装置の動作
タイミング図、第3図は第2図のように動作する
装置のブロツク図である。 4:被検体、1:放射線発生源、2:放射線検
出器。
Claims (1)
- 1 被検体に向けて放射線を所定の制御信号に基
づき曝射期間と非曝射期間とを周期的に繰返しな
がら曝射を行なう放射線発生源と、この放射線発
生源から曝射され前記被検体を透過した放射線を
検出する放射線検出器系と、前記曝射期間と非曝
射期間とを周期的に繰返しながらこれらの放射線
発生源と放射線検出器系とを前記被検体に対して
相対的に回転させることにより得られる前記被検
体各部に関する多方向からの放射線吸収に関する
情報を基に画像の再構成を行なう画像再構成処理
部とを備えて前記被検体の断層像を作成するCT
スキヤナであつて、前記放射線発生源の回転中の
前記非曝射期間ごとに前記放射線検出器系からの
出力を検出し、検出された前記出力を基にして前
記放射線検出器系の出力特性の変動を補正する補
正手段を備えたことを特徴とするCTスキヤナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4092877A JPS53126292A (en) | 1977-04-12 | 1977-04-12 | Ct scanner |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4092877A JPS53126292A (en) | 1977-04-12 | 1977-04-12 | Ct scanner |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53126292A JPS53126292A (en) | 1978-11-04 |
JPH0151257B2 true JPH0151257B2 (ja) | 1989-11-02 |
Family
ID=12594155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4092877A Granted JPS53126292A (en) | 1977-04-12 | 1977-04-12 | Ct scanner |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS53126292A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61154544A (ja) * | 1984-12-26 | 1986-07-14 | 株式会社日立製作所 | 放射線断層表示装置及び方法 |
JPS62113510U (ja) * | 1985-12-31 | 1987-07-20 | ||
JP2560325B2 (ja) * | 1987-05-20 | 1996-12-04 | 株式会社 日立メディコ | X線ct装置 |
JP4314008B2 (ja) * | 2002-10-01 | 2009-08-12 | 株式会社東芝 | X線ctスキャナ |
US7729890B2 (en) * | 2006-08-22 | 2010-06-01 | Analog Devices, Inc. | Method for determining the change of a signal, and an apparatus including a circuit arranged to implement the method |
-
1977
- 1977-04-12 JP JP4092877A patent/JPS53126292A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53126292A (en) | 1978-11-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4065583B2 (ja) | 患者の心臓周期の放射線検査用の装置 | |
JP2525162B2 (ja) | X線撮影装置 | |
US7801264B2 (en) | Method for calibrating a dual -spectral computed tomography (CT) system | |
JP4817736B2 (ja) | X線コンピュータ断層撮影システム及びx線コンピュータ断層撮影システムのデータ補正方法 | |
US7460643B2 (en) | Radiographic apparatus and radiation detection signal processing method | |
JP4152748B2 (ja) | 二重エネルギ撮像のためのディジタル検出器の方法 | |
JP6437201B2 (ja) | 医用画像処理装置およびx線ct装置 | |
JP2011212434A (ja) | 放射線画像撮影方法および装置 | |
JPH0127738B2 (ja) | ||
US5373543A (en) | Computer tomography apparatus having means for producing a shadowgraph | |
JPH0151257B2 (ja) | ||
JPH0541689Y2 (ja) | ||
JPH10211199A (ja) | X線ct装置 | |
JP2005080839A (ja) | 放射線断層撮影装置およびその放射線断層撮影方法 | |
JP2003010168A (ja) | X線ct装置 | |
JP2001112749A (ja) | プロジェクションデータ補正方法および装置並びに放射線断層撮像装置 | |
CN101541243A (zh) | 辐射及探测系统 | |
JP2020518356A (ja) | 光子スキャン装置の線量変調 | |
US20200015769A1 (en) | X-ray computed tomography apparatus and correction method | |
JP3544261B2 (ja) | X線ct装置 | |
JPH0669453B2 (ja) | Ct装置 | |
JPS6237978B2 (ja) | ||
JPS6251622B2 (ja) | ||
EP4056121A1 (en) | Adaption of a medical imaging process to a swallowing movement of a patient | |
US20230145523A1 (en) | Medical image processing apparatus, x-ray ct apparatus, medical image processing method and non-volatile storage medium storing program |