JPH0150912B2 - - Google Patents

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JPH0150912B2
JPH0150912B2 JP11946684A JP11946684A JPH0150912B2 JP H0150912 B2 JPH0150912 B2 JP H0150912B2 JP 11946684 A JP11946684 A JP 11946684A JP 11946684 A JP11946684 A JP 11946684A JP H0150912 B2 JPH0150912 B2 JP H0150912B2
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JP
Japan
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training
steering
course
ship
evaluation
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JP11946684A
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Masaaki Ito
Hideki Nagai
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Tokyo Keiki Inc
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Tokyo Keiki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上利用分野) 本発明は、陸上施設に設置して船舶乗組員の操
舵訓練を行なうと共に訓練結果を自動的に評価し
て表示するようにした操舵シユミレータ装置に関
する。
(発明の背景) 従来、船舶の操船は一定の資格を有する乗員が
行なつていたが、近年、船舶の自動化に伴なう乗
員数の減少に対応する法的措置して、機関員の操
舵能力の要請が要求されている。
このような操舵要員の養成は、机上教育に加え
て実際の操船を通じて能力の育成を図ることが望
ましいが、時間、設備、費用等の点で無理があ
り、簡単な設備で実際の操船状態と同等な操舵間
隔を得ることのできるシユミレータ装置が考えら
れている。
ところで、このような操舵シユミレータ装置で
は、舵輪操作に応じた実際の船舶と同等な挙動を
作り出す船体運動の演算を確立すると同時に訓練
結果の評価が重要になる。
この訓練結果の評価としては、従来、操舵訓練
で得られた舵角、船首等の訓練データをCRTに
表示したりプリンタ等で打ち出し、教官が訓練デ
ータを検討する人為的な評価が一般に行なわれて
いる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、訓練データに基づいた人為的な
評価のみでは、客観的且つ総合的な評価が行ない
ずらく、また訓練データに考察を加えなければな
らないために評価に時間がかかるという問題があ
つた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、このような問題点に鑑みてなされた
もので、操舵スタンドの舵輪操作に応じて予め設
定したシユミレーシヨン船の設定条件のもとに船
体運動を演算し、船首方位、船速、旋回角速度等
を出力する操舵シユミレータ装置において、モー
ド設定手段で保針訓練モード又は変針訓練モード
を設定し、保針訓練モードを設定したときには、
保針訓練評価手段で経済運航の基準となる評価関
数の演算、操舵回数、及び操舵による船速の低下
のそれぞれを求めてCRT等に訓練終了と同時に
出力表示し、一方、変針訓練モードを設定したと
きには、変針訓練評価手段で新針路に対するオー
バーシユート又はアンダーシユート、操舵回数、
操舵による船速低下、及び変針完了に要する時間
のそれぞれを求めて同様にCRT等に出力表示す
るようにしたものである。
(実施例) 第1図は本発明の基本構成を示したブロツク図
(クレーム対応図)である。
第1図において、1は舵輪2を備えた操舵スタ
ンドであり、舵輪2の操作による舵角δを出力す
る。100は操舵訓練を行なうシユミレーシヨン
船における各種の条件を設定する条件設定部で、
例えば船種、積荷、海象、船速、絶対風向等を設
定する。102は船体運動演算部であり、操舵ス
タンド1からの舵角指令δに基づいて条件設定部
100によるシユミレーシヨン船の設定条件のも
とに船速応答演算及び旋回応答演算を実行し、舵
角δ、船首方位φ、船速v、更に旋回角速度等を
出力する。
200は訓練モード設定手段であり、保針訓練
モードまたは変針訓練モードのいずれか一方を選
択設定することができる。300は保針訓練評価
手段であり船体運動演算部102からの舵角δ、
船首方位φ及び船速Vに基づいて所定の保針訓練
時間が経過したときに経済運航の目安としての燃
料消費に関連する評価関数J、操舵回数N、及び
操舵による船速低下を示すための船速平均値の
それぞれを求めてCRT等を用いた表示部500
に出力表示する。
この保針訓練評価手段300における評価関数
Jは、保針訓練時の針路変化をφ、舵角をδとす
ると、次式で表わされる。
J=K∫φ2dt+∫δ2dt この評価関数Jの演算式において、右辺第1項
の∫2φ2dtを小さくしようとすると、操舵回数Nが
大きくなり、そのため舵角δを大きくとることに
なる。その結果、船速vが低下し、舵取機の動力
消費が増える。一方、右辺第2項の∫δ2dtを小さ
くしようとすると、保針操舵が遅れることで航行
距離が長くなる。
従つて、シユミレーシヨン船の船型、船種、積
荷等の条件により適正な重みKを設定し、評価関
数Jを最小にするような操舵が望ましい。
次に、操舵回数Nは操舵スタンド1の舵輪2の
操作回数を計数したもので、指令舵角δの変化か
らも求めることができるが、具体的には実船にお
ける舵取機の油圧駆動部をコントロールするソレ
ノイドに相当する後の説明で明らかにするステア
リングギアモデルにおけるリレー接点の接点信号
を計数するようにしている。
更に、船速低下を示す平均船速については、
条件設定部100によりシユミレーシヨン時の初
期船速が設定され、シユミレーシヨンが開始され
ると操舵による抵抗増加により船速低下が起こる
ので、訓練中の速度出力の平均値を算出し、この
平均船速と初期船速との比較から操舵による船
速低下が評価できるようにしている。
400は変針訓練評価手段であり、訓練モード
設定手段200で変針訓練を設定したとき、所定
の新針路に対するオーバーシユート△δ0またはア
ンダーシユート△δu、操舵回数N、船速低下を
示すための平均船速、及び変針完了に要する時
間Tの各々を求め、表示部500に表示する。
第2図は本発明のシユミレーシヨン装置におけ
る具体的な装置構成を示した説明図である。
まず構成を説明すると、1は操舵スタンドであ
り、実際の商船に搭載されるものと同等品が使用
され、舵輪2が前面に設けられると共に、上面に
船舶針路を示すレピータ3が設けられ、オートパ
イロツトや各種の操船に必要な操作スイツチを備
えている。4は操舵スタンド1の近傍に設置され
た教官用コンソールであり、船体運動の演算処理
及び訓練評価の制御処理を行なうコンピユータを
内蔵すると共に、教官用の各種の表示器、指示器
及び操作スイツチを組み込んでいる。
5はオーバーヘツドプロジエクタを使用した映
像発生装置であり、操舵スタンド1の前方に設置
されたスクリーン6に操舵スタンド1の操作に応
じた船舶の回頭に伴う視界の変化を投影表示して
いる。7はスクリーン6の上部に設置された船橋
指示器パネルであり、相対風向、船速、舵角、旋
回率の各指示及び教官コンソール4で設定した船
種、積荷、海象等の訓練条件を表示する。
更に、教官コンソール4に対してはプリンタ8
とチヤンネルレコーダ9が接続され、プリンタ8
で教官コンソールにデイスプレイ表示された画像
をハードコピーでき、また2チヤンネルレコーダ
9で操舵訓練における針路と舵角が記録でき、通
常の商船搭載品と同等品が使用される。
次に、操舵シユミレータ装置を構成する各ユニ
ツトを、更に詳細に説明する。
まず、教官コンソール4は大別して操作部、表
示部、コントロール部、及び電源部の4つの部分
に分かれる。まず操作部は前面中央に水平に設置
した卓上部分であり、船首、積荷、ポンプ台数、
船速、海象、風向等を設定する条件設定スイツチ
群10、警報条件を設定する警報スイツチ群1
1、映像発生装置5のOHP電源スイツチ12、
CRT操作用キーボード13及び主電源スイツチ
14が設けられる。ここで、条件設定スイツチ群
10は第1図の条件設定部に相当し、訓練条件の
設定としては、船種についてはULCC(超大型タ
ンカー)、バルクキヤリア、コンテナのいずれか
が設定できる。積荷については空船と満船が設定
でき、ポンプ台数としては1台または2台であ
り、海象についてはカーム、モデレート、ラフ
1、ラフ2の4段階の選択ができ、船速について
はデツドスロー、スロー、ハーフ、ハーバーフ
ル、ナビゲーシヨンフルの5段階が選択でき、更
に風向については左舷、右舷、左舷前方、右舷前
方、前方の5段階の選択ができる。
また、教官コンソール4の表示部はコンソール
上部前面の斜めパネル部に設けられ、このパネル
部は船速計15、舵角計16、旋回率計17、レ
ピータ18及びモニターパネル19、更に訓練の
評価結果を表示するカラーデイスプレイ20が組
み込まれている。
更に、コントロール部は前面下部の扉を開けた
内部に設置され、各種の設定条件に基づいた船体
運動を演算する部分と、演算した内容を各機器に
伝達する部分とを備える。
第3図は教官コンソール4に内蔵されるコント
ロール部の概要を他のユニツトと共に示したブロ
ツク図である。第3図において、コントロール部
2は操作部・グラフイツクプロセツサ部30と船
体運動演算処理プロセツサ31との2台のプロセ
ツサが設けられ、操作部・グラフイツクプロセツ
サ30は訓練評価の演算処理、キーボード13に
よるシステムコントロール、条件設定スイツチ群
10を備えた条件設定部10′による操船条件の
設定、警報スイツチ17を備えたアラーム設定部
11′による警報条件の設定、及びカラーデイス
プレイ20に対する訓練評価のためのグラフイツ
ク表示を司り、また船体運動処理プロセツサ31
は船体運動の演算処理及びアナログ入出力インタ
フエース32によるアナログ入出力を司る。
33はグラフイツクコントローラであり、シス
テムの作動をモニターするため条件設定、シユミ
レーシヨンデータ、及び評価結果の各情報をカラ
ーデイスプレイ20及びプリンタ8に出力する。
34はステアリングギアモデルであり、操舵ス
タンド1からの指令舵角δを入力し、実機の舵取
機を模擬して得た舵角及び舵機速度をアナログ入
力インタフエース32を介して船体運動演算処理
プロセツサ31に与える。
35は外乱発生器であり、海象としての外乱を
舵角相当の外乱としてステアリングギアモデル3
4で混合することによりカームからラフ2までの
4段階の外乱を発生する機能を有する。
また、アナログ入出力インタフエース32はス
テアリングギアモデル34からのアナログ信号の
A/D変換及び演算後のデジタル演算値をD/A
変換し、舵角サーボ36や各種メータ(船速計1
5、舵角計16、旋回率計17)に出力してい
る。
更に、37はデジタル/シンクロ変換器であ
り、船首方向のデジタル演算値をシンクロ信号に
変換する機能をもち、このシンクロ出力が方位サ
ーボ38の入力となる。方位サーボ38は船首方
位φに関する追値制御装置のマスターとしての機
能をもち、スレーブ側としての操舵スタンド1の
レピータ3及び2チヤンネルレコーダ9を駆動
し、また映像発生装置5のサーボへの方位信号を
出力している。
再び第2図を参照するに、映像発生装置はオー
バーヘツドプロジエクタ部、駆動部及び巻き取り
部の3つの部分から構成され、オーバーヘツドプ
ロジエクタ部でフイルムを光学的に拡大し、前方
のスクリーン6上に映像を投影表示させ、駆動部
は操舵スタンド1の舵輪2の動きに合せてフイル
ムを移動し、巻き取り部は駆動部より移動された
フイルムを巻き取る機能を果たす。
更に、スクリーン6の上部に設置された船橋指
示器パネル7の前面には、風向計21、船速計2
2、舵角計23、旋回率計24が設置され、更に
教官コンソール4による各種の設定条件を表示す
るための複数の表示ランプ25が設けられてい
る。この船橋指示器パネル7において、舵角計2
3と旋回率計24は操舵スタンド1の舵輪2を作
動させることにより動き、その他の表示はすべて
教官コンソール4のスイツチ操作による表示内容
が決められる。
次に第4図のフローチヤートを参照して本発明
による訓練評価の制御処理を説明する。
教官コンソール4に設けた条件設定スイツチ群
の操作で訓練モード、即ち保針モードまたは変針
モードのいずれかを選択し、同じく条件設定スイ
ツチ群10の操作により船種、船速、積荷、海
象、風向及びポンプ台数のそれぞれを訓練者に応
じ教官が設定する。これらの条件設定が終了した
ならば、訓練項目を指定して訓練者に訓練開始を
指示する。
ここで、まず訓練項目として船舶を設定した一
定針路に保つ保針訓練モードを選定したとする
と、保針訓練モードの選択により教官コンソール
4のカラーデイスプレイ20に、第7図に示すよ
うな時間軸に対する舵角及び船首方位のグラフパ
ターンが表示される。
続いて、保針訓練モードにおける評価が開始さ
れると、第4図のフローチヤートにおけるブロツ
ク40で予め設定した各種の条件設定データが読
み込まれ、次の判別ブロツク42で保針モードで
あるか否かがチエツクされ、このとき保針モード
であることからブロツク44の評価関数Jの計算
処理に移行する。このブロツク44における評価
関数Jの計算処理は、予め設定した保針訓練時
間、例えば5分を経過したときに実行され、それ
までの処理サイクルにおいては評価関数Jを演算
するための船首方位φの変化及び舵角δのデータ
ストツクを行なつている。
このブロツク44の処理を通ると、ブロツク5
2において船速平均値の計算処理が行なわれ、こ
の船速平均値についても評価関数Jと同様、所
定の訓練時間、例えば5分を経過したときに平均
演算処理が実行され、それまでの処理サイクルで
は平均船速を計算するための船速をデータスト
ツクしている。更に、次のブロツク54において
は、CRTに保針訓練中に得られた舵角δ及び船
首方位φをプロツトし、第7図に示すように訓練
時間の経過に伴つて変化する舵角δ及び船首方位
φを表示させる。
保針モードにおいて所定の訓練時間、例えば5
分が経過すると、ブロツク44において評価関数
Jの演算が実行され、更にブロツク52で船速平
均値が計算され、第7図の時間軸の下側に示す
ように、例えば平均船速14.4KT、評価関数003.3
を数値表示する。更に保針訓練中における操舵回
数Nについては、ステアリングギアモデル34に
対する指令舵角δの変化から操舵回数Nがリレー
接点の出力として与えられ、このリレー接点信号
を計数することによりハードウエア的に操舵回数
Nが得られており、訓練時間が経過したときに、
第7図に示すように経過時間の下側に、例えば操
舵回数018が表示される。
このように保針訓練を開始して所定の訓練時間
が経過すると自動的に評価関数J、船速低下を示
す平均船速及び操舵回数Nのそれぞれが求めら
れ、CRTに数値表示され、この評価結果をみる
ことで直ちに保針訓練の総合的且つ客観的な判断
を行なうことができ、訓練者に訓練結果を直ちに
伝えることができる。
次に変針モードを設定したとすると、第4図の
フローチヤートにおける判別ブロツク46で変針
モードが判別され、ブロツク48のオーバーシユ
ートまたはアンダーシユートの検索及びブロツク
50の変針完了検索のそれぞれが行なわれ、更に
ブロツク52で船速平均値の計算を実行し、加え
てブロツク54で変針訓練中における舵角δ及び
船首方位φを、第8図に示すように、CRTに時
間の経過と共に表示する。
第5図は第4図のブロツク48におけるオーバ
ーシユートまたはアンダーシユートの検索処理を
示したサブルーチンである。
第5図のサブルーチンにおいて、まずブロツク
58で船首方位φのピーク検索を行なつており、
判別ブロツク60でピーク値が得られると、判別
ブロツク62で新針路とピーク値の大小関係を比
較し、ピーク値が新針路より大きければブロツク
64でオーバーシユートを算出する。またピーク
値が新針路より小さければブロツク66でアンダ
ーシユートを算出する。ブロツク64または66
でオーバーシユートまたはアンダーシユートが算
出されたならば、ブロツク68において算出され
たオーバーシユートまたはアンダーシユートを
CRTに表示する。例えば第8図の変針訓練では
経過時間の下側にオーバーシユート000.6(DEG)
が得られている。
第6図は第4図のブロツク50における変針完
了検索の制御処理を示したサブルーチンであり、
このサブルーチンにより船首方位φが新針路に対
し±△φの範囲に入り、且つこの範囲に入つてい
る時間が所定のセツトアツプ時間T、例えばT=
30秒続いたときに変針完了と判断する。
即ち第6図においては、まずブロツク70でカ
ウンタAをインクリメントし、次の判別ブロツク
72で新針路に対する船首方位φとの差が±△φ
で与えられる所定の範囲に入つているかどうかを
判別し、この範囲に入つていないときにはブロツ
ク74でカウンタBをリセツトし、次の処理に移
行する。
一方、判別ブロツク72で所定の範囲±△φに
入つているときには、ブロツク76でセツトアツ
プタイムを計数するカウンタBをインクリメント
し、次の判別ブロツク78でカウンタBと所定の
セツトアツプタイムTと比較し、カウンタBがセ
ツトアツプタイムT以上となつたとき、即ち新針
路との差が±△φ以内となつている時間がT時間
継続したとき、ブロツク80で変針完了までの時
間としてカウンタAの値を取り出し、ブロツク8
2に示すように変針訓練のグラフイツク表示を停
止させる。
このように、第6図のサブルーチンより変針完
了処理が行なわれると第4図のブロツク52に進
んで、変針完了時に得られている船速vの平均値
vを計算し、最終的に第8図の経過時間の下側に
示すように、例えば第8図の変針訓練について
は、操舵回数N=028回、船速平均値=
14.2KT、オーバーシユート0.6度が評価結果とし
て訓練終了と同時に得られる。勿論、訓練終了に
より得られた第7図または第8図に示す表示デー
タはプリンタ8によつてハードコピーをとること
ができ、この評価結果を示すハードコピーを訓練
者に示すことで、次の訓練操作に有効に活用する
ことができる。
(発明の効果) 以上説明してきたように本発明によれば、モー
ド設定手段で保針訓練モードまたは変針訓練モー
ドを設定し、保針訓練モードを設定したときには
保針訓練評価手段で経済運航の基準となる評価関
数の演算、操舵回数及び操舵による船速の低下の
それぞれを求めてCRTに訓練終了と同時に出力
表示し、一方、変針訓練モードを設定したときに
変針訓練評価手段で新針路に対するオーバーシユ
ートまたはアンダーシユート、操舵回数、操舵に
よる船速低下、及び変針完了に要する時間のそれ
ぞれを求めて同様にCRT等に出力表示するよう
にしたため、操舵シユミレーシヨン装置における
訓練結果の客観的且つ総合的な評価を訓練終了と
同時に得ることができ、評価データを比較するこ
とで訓練者の訓練程度を確実に把握することがで
き、また訓練者においても自らの操舵訓練におけ
る評価結果を客観的に把握することができるた
め、次の操舵訓練に有効に活用することができ、
しかも船種、積荷状態、海象等の各種の条件設定
のもとで保針訓練及び変針訓練における評価結果
が得られるため、操舵シユミレータ装置による訓
練効果を大幅に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本構成を示したブロツク図
(クレーム対応図)、第2図は本発明のシステム構
成を示した斜視図、第3図は第2図の教官コンソ
ールに内蔵されるコントロール部を示したブロツ
ク図、第4図は本発明の訓練評価の制御処理を示
したフローチヤート、第5図は第4図のフローチ
ヤートにおけるオーバーシユート及びアンダーシ
ユート検索サブルーチンを示したフローチヤー
ト、第6図は第4図のフロチヤートにおける変針
完了の検索サブルーチンを示したフローチヤー
ト、第7図は保針訓練の評価結果を示したCRT
画面の説明図、第8図は変針訓練の評価結果を示
したCRT画面の説明図である。 1:操舵スタンド、2:舵輪、3,18:レピ
ータ、4:教官コンソール、5:映像発生装置、
6:スクリーン、7:船橋指示器パネル、8:プ
リンタ、9:2チヤンネルデコーダ、10:条件
設定スイツチ群、11:警報スイツチ、12:
OHP電源スイツチ、13:キーボード、14:
主電源スイツチ、15,22:船速計、16,2
3:舵角計、17,24:旋回率計、19:モニ
タパネル、20:カラーデイスプレイ(CRT)、
21:風向計、25:操作ランプ、30:操作
部・グラフイツクプロセツサ、31:船体運動演
算処理プロセツサ、32:アナログ入出力インタ
フエース、33:グラフイツクコントローラ、3
4:ステアリングギアモデル、35:外乱発生
器、36:舵角サーボ、37:デジタル/シンク
ロ変換器、38:方位サーボ、100:条件設定
部、102:船体運動演算部、200:訓練条件
設定手段、300:保針訓練評価手段、400:
変針訓練評価手段、500:表示部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 操舵スタンドの舵輪操作に応じ予め設定した
    シユミレーシヨン船の設定条件のもとに船体運動
    を演算し、船首方位、船速、旋回角速度等を出力
    する操舵シユミレータ装置において、 保針訓練または変針訓練の訓練モードを設定す
    るモード設定手段と、 該モード設定手段で保針訓練を設定したとき、
    所定の訓練時間経過後に経済運航の基準となる評
    価関数の演算、操舵回数及び操舵による船速低下
    の各々を求めて評価結果として出力する保針訓練
    評価手段と、 前記モード設定手段で変針訓練を設定したと
    き、新針路に対するオーバーシユート又はアンダ
    ーシユート、操舵回数、操舵による船速低下及び
    変針完了に要する時間の各々を求めて評価結果と
    して出力する変針訓練評価手段とを供えたことを
    特徴とする操舵シユミレータ装置。
JP11946684A 1984-06-11 1984-06-11 操舵シユミレ−タ装置 Granted JPS60263185A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11946684A JPS60263185A (ja) 1984-06-11 1984-06-11 操舵シユミレ−タ装置

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JP11946684A JPS60263185A (ja) 1984-06-11 1984-06-11 操舵シユミレ−タ装置

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Publication Number Publication Date
JPS60263185A JPS60263185A (ja) 1985-12-26
JPH0150912B2 true JPH0150912B2 (ja) 1989-11-01

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ID=14762031

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020110300A1 (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 株式会社Co2資源化研究所 乳酸を生成するヒドロゲノフィラス属細菌形質転換体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020110300A1 (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 株式会社Co2資源化研究所 乳酸を生成するヒドロゲノフィラス属細菌形質転換体

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