JPH0150605B2 - - Google Patents
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- JPH0150605B2 JPH0150605B2 JP61246393A JP24639386A JPH0150605B2 JP H0150605 B2 JPH0150605 B2 JP H0150605B2 JP 61246393 A JP61246393 A JP 61246393A JP 24639386 A JP24639386 A JP 24639386A JP H0150605 B2 JPH0150605 B2 JP H0150605B2
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- JP
- Japan
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- cold
- switching
- duct
- air duct
- hot
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00007—Combined heating, ventilating, or cooling devices
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
- Passenger Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、車両に設置される車両用冷温蔵庫
に関するものである。
に関するものである。
(従来の技術)
従来、例えば実公昭54−21305号公報に示され
ているように、空気導入方式のクールボツクスを
車両用空調装置に設けることは公知である。これ
は、エバポレータの後流側とクールボツクスとを
冷風ダクトを介して接続し、エバポレータで冷却
された空気を冷風ダクトからクールボツクスに導
き、この冷風によりクールボツクス内の罐ジユー
ス等を冷却するものである。
ているように、空気導入方式のクールボツクスを
車両用空調装置に設けることは公知である。これ
は、エバポレータの後流側とクールボツクスとを
冷風ダクトを介して接続し、エバポレータで冷却
された空気を冷風ダクトからクールボツクスに導
き、この冷風によりクールボツクス内の罐ジユー
ス等を冷却するものである。
しかし、上記従来例においては、冷風のみを導
くようになつているので、罐ジユース等は冷却の
みが行われ、それを温かく保つことができないと
いう問題点があつた。
くようになつているので、罐ジユース等は冷却の
みが行われ、それを温かく保つことができないと
いう問題点があつた。
この問題点を解消するにはヒータコアを通過し
た空気を導く他の箱を設け、これを温蔵庫とすれ
ばよいが、クールボツクスの他に温蔵庫が設けら
れることになり、部品点数が増加して価格の上昇
を招くばかりではなく、車室内を狭めるという新
たな問題を生じる。
た空気を導く他の箱を設け、これを温蔵庫とすれ
ばよいが、クールボツクスの他に温蔵庫が設けら
れることになり、部品点数が増加して価格の上昇
を招くばかりではなく、車室内を狭めるという新
たな問題を生じる。
(発明が解決しようとする問題点)
この新たなる問題を解決するために、実開昭58
−112614号公報に示される考案が開発された。こ
れによると、冷気ダクト6と暖気ダクト5を切換
弁9を介して温冷ボツクス13に接続して、該切
換弁9を切り換えて暖気ダクト5と温冷ボツクス
13を連通させる温ボツクスとして、また、冷気
ダクト6を開いて温冷ボツクス13を連通させる
冷ボツクスとして、そして、吸入ダクト10のみ
を閉じる冷温ボツクスとして使用しない例との三
様の使用例がある。
−112614号公報に示される考案が開発された。こ
れによると、冷気ダクト6と暖気ダクト5を切換
弁9を介して温冷ボツクス13に接続して、該切
換弁9を切り換えて暖気ダクト5と温冷ボツクス
13を連通させる温ボツクスとして、また、冷気
ダクト6を開いて温冷ボツクス13を連通させる
冷ボツクスとして、そして、吸入ダクト10のみ
を閉じる冷温ボツクスとして使用しない例との三
様の使用例がある。
しかしながら、この考案にあつては、温冷ボツ
クス13への冷気及び暖気を共に遮断した際に、
冷気ダクト6と暖気ダクト5とは連通状態となつ
て、冷気排出口18と暖気排出口17との圧力差
で冷風が冷風ダクトを介して温風ダクトに流れて
しまい、いわゆるヒータコア3をバイパスする流
れとなり、エアミツクスダンパの温度コントロー
ル特性に悪影響を与えるものである。
クス13への冷気及び暖気を共に遮断した際に、
冷気ダクト6と暖気ダクト5とは連通状態となつ
て、冷気排出口18と暖気排出口17との圧力差
で冷風が冷風ダクトを介して温風ダクトに流れて
しまい、いわゆるヒータコア3をバイパスする流
れとなり、エアミツクスダンパの温度コントロー
ル特性に悪影響を与えるものである。
このために、この発明は、冷温蔵庫に冷風及び
温風を共に遮断した時に、冷風ダクトと温風ダク
トとの連通を完全に遮断する構成にすると共に、
切換ダクトを構成する切換ドアの本体部への装着
を容易にした車両用冷温蔵庫を提供するものであ
る。
温風を共に遮断した時に、冷風ダクトと温風ダク
トとの連通を完全に遮断する構成にすると共に、
切換ダクトを構成する切換ドアの本体部への装着
を容易にした車両用冷温蔵庫を提供するものであ
る。
(問題点を解決するための手段)
しかして、この発明の要旨とするところは、車
両用空調装置のエバポレータの下流から該エバポ
レータを通過した冷風を導く冷風ダクトと、車両
用空調装置のヒータコアの下流から該ヒータコア
を通過した温風を導入する温風ダクトと、前記冷
風ダクト及び温風ダクトを、排気口を有する冷温
蔵庫本体と接続する切換ダクトと、この切換ダク
トに配置され、前記冷風ダクトと前記冷温蔵庫本
体とを連通させる位置、前記温風ダクトと前記冷
温蔵庫本体とを連通させる位置及び冷風ダクト及
び温風ダクトと冷温蔵庫本体との連通を遮断する
位置に切り換え得る切換ドアとを設け、この切換
ドアは弾性を有するドア支持板に回動自在に設け
られ、このドア支持板が切換ダクトの外面に外嵌
され、前記切換ドアが前記切換ダクトに形成され
たドア挿入溝から挿入されて成ることにある。
両用空調装置のエバポレータの下流から該エバポ
レータを通過した冷風を導く冷風ダクトと、車両
用空調装置のヒータコアの下流から該ヒータコア
を通過した温風を導入する温風ダクトと、前記冷
風ダクト及び温風ダクトを、排気口を有する冷温
蔵庫本体と接続する切換ダクトと、この切換ダク
トに配置され、前記冷風ダクトと前記冷温蔵庫本
体とを連通させる位置、前記温風ダクトと前記冷
温蔵庫本体とを連通させる位置及び冷風ダクト及
び温風ダクトと冷温蔵庫本体との連通を遮断する
位置に切り換え得る切換ドアとを設け、この切換
ドアは弾性を有するドア支持板に回動自在に設け
られ、このドア支持板が切換ダクトの外面に外嵌
され、前記切換ドアが前記切換ダクトに形成され
たドア挿入溝から挿入されて成ることにある。
(作用)
したがつて、切換ドアを冷風ダクトと冷温蔵庫
本体とを連通させる位置に設定すると、エバポレ
ータで冷却された空気が冷風ダクトを介して冷温
蔵庫本体に導かれ、該本体内の罐ジユース等を冷
却し冷蔵庫として利用することができ、また、切
換ドアを温風ダクトと冷温蔵庫本体とを連通させ
る位置に設定すると、ヒータコアで加熱された空
気が温風ダクトを介して冷温蔵庫に導かれ、該冷
温蔵庫内を加熱するようになり、温蔵庫として利
用できる。さらに、冷風ダクト及び温風ダクトと
冷温蔵庫本体との連通を遮断する位置に設定する
と、冷風及び温風は冷温蔵庫本体内に導かれず、
該冷温蔵庫本体内は車室内の温度となつて物入れ
となり、その際に冷風ダクトと温風ダクトは完全
に遮断状態となつている。切換ドアは、弾性を有
するドア支持板が切換ダクトの外面に嵌合される
ことで取り付けられると共に、該切換ドアは切換
ダクトに形成のドア挿入溝から挿入されて構成さ
れる。
本体とを連通させる位置に設定すると、エバポレ
ータで冷却された空気が冷風ダクトを介して冷温
蔵庫本体に導かれ、該本体内の罐ジユース等を冷
却し冷蔵庫として利用することができ、また、切
換ドアを温風ダクトと冷温蔵庫本体とを連通させ
る位置に設定すると、ヒータコアで加熱された空
気が温風ダクトを介して冷温蔵庫に導かれ、該冷
温蔵庫内を加熱するようになり、温蔵庫として利
用できる。さらに、冷風ダクト及び温風ダクトと
冷温蔵庫本体との連通を遮断する位置に設定する
と、冷風及び温風は冷温蔵庫本体内に導かれず、
該冷温蔵庫本体内は車室内の温度となつて物入れ
となり、その際に冷風ダクトと温風ダクトは完全
に遮断状態となつている。切換ドアは、弾性を有
するドア支持板が切換ダクトの外面に嵌合される
ことで取り付けられると共に、該切換ドアは切換
ダクトに形成のドア挿入溝から挿入されて構成さ
れる。
(実施例)
第1図において、車両用空調装置Aは、送風機
1が送風機ケース2に収納されて成る送風機ユニ
ツト3と、エバポレータ4がエバポレータケース
5に収納されて成るクーリングユニツト6と、ヒ
ータコア7がヒータケース8に収納されて成るヒ
ータユニツト9とを有し、送風機ケース2、エバ
ポレータケース5及びヒータケース8が順次接続
されている。
1が送風機ケース2に収納されて成る送風機ユニ
ツト3と、エバポレータ4がエバポレータケース
5に収納されて成るクーリングユニツト6と、ヒ
ータコア7がヒータケース8に収納されて成るヒ
ータユニツト9とを有し、送風機ケース2、エバ
ポレータケース5及びヒータケース8が順次接続
されている。
送風機ケース2は、内気入口10と外気入口1
1とが二股に分かれる形で形成され、その分かれ
た部分に内外気ドア12が設けられ、この内外気
ドア12により内気を循環させるか、外気を導入
するかを選択することができる。
1とが二股に分かれる形で形成され、その分かれ
た部分に内外気ドア12が設けられ、この内外気
ドア12により内気を循環させるか、外気を導入
するかを選択することができる。
ヒータユニツト9は、エアミツクスドア13を
有し、このエアミツクスドア13の開度を調節す
ることでヒータコア7を通過させる空気とヒータ
コア7をバイパスさせる空気との割合を調節し、
後に混合して吸出空気の温度を調節するようにな
つている。また、このヒータユニツト9はデフロ
スト吹出口14、ベント吹出口15及び足元吹出
口16の分かれて車室内に開口し、その分かれた
部分にモードドア17a,17bが設けられ、該
モードドア17a,17bを開閉操作することで
吹出モードを選択できるようになつている。
有し、このエアミツクスドア13の開度を調節す
ることでヒータコア7を通過させる空気とヒータ
コア7をバイパスさせる空気との割合を調節し、
後に混合して吸出空気の温度を調節するようにな
つている。また、このヒータユニツト9はデフロ
スト吹出口14、ベント吹出口15及び足元吹出
口16の分かれて車室内に開口し、その分かれた
部分にモードドア17a,17bが設けられ、該
モードドア17a,17bを開閉操作することで
吹出モードを選択できるようになつている。
冷温蔵庫18は、車室内に配置され、冷温蔵庫
本体19に後述する切換ダクト20が接続されて
いると共に、図示しない蓋体が閉鎖自在に設けら
れている。切換ダクト20は、前述したエバポレ
ータケース5のエバポレータ4の後流側側面とは
冷風ダクト21を介して接続され、また、前述し
たヒータケース5のヒータコア7の後流側側面と
は温風ダクト22を介して接続されている。さら
に、冷温蔵庫本体19には、車室内に開口する排
気口23を有し、冷温蔵庫本体19に導かれた冷
風又は温風はこの排気口23を介して車室内に吹
き出される。
本体19に後述する切換ダクト20が接続されて
いると共に、図示しない蓋体が閉鎖自在に設けら
れている。切換ダクト20は、前述したエバポレ
ータケース5のエバポレータ4の後流側側面とは
冷風ダクト21を介して接続され、また、前述し
たヒータケース5のヒータコア7の後流側側面と
は温風ダクト22を介して接続されている。さら
に、冷温蔵庫本体19には、車室内に開口する排
気口23を有し、冷温蔵庫本体19に導かれた冷
風又は温風はこの排気口23を介して車室内に吹
き出される。
第2図において、上述したエバポレータケース
5と冷風ダクト21とは第1のグロメツト24を
介して接続されている。このグロメツト24は、
エバポレータケース5に形成されたグロメツト挿
入孔25の周縁に嵌合するよう凹凸に形成された
第1の嵌合部26と、冷風ダクト21の先端付近
の断部に嵌合するよう突出形成された第2の嵌合
部27とを有する。また、このグロメツト24
は、冷風ダクト接続前にはその先端に切り溝28
を介して接続されたキヤツプ部29をもつて閉鎖
され、切り溝28の部分をカツトラインlに沿つ
て切り落とすことにより冷風ダクト21との連通
を可能とするようにしてある。上記キヤツプ部2
9は、冷温蔵庫が必要ではない場合にはそのまま
残し、冷温蔵庫を設けるものと設けないものとに
容易に選択できるようになつている。
5と冷風ダクト21とは第1のグロメツト24を
介して接続されている。このグロメツト24は、
エバポレータケース5に形成されたグロメツト挿
入孔25の周縁に嵌合するよう凹凸に形成された
第1の嵌合部26と、冷風ダクト21の先端付近
の断部に嵌合するよう突出形成された第2の嵌合
部27とを有する。また、このグロメツト24
は、冷風ダクト接続前にはその先端に切り溝28
を介して接続されたキヤツプ部29をもつて閉鎖
され、切り溝28の部分をカツトラインlに沿つ
て切り落とすことにより冷風ダクト21との連通
を可能とするようにしてある。上記キヤツプ部2
9は、冷温蔵庫が必要ではない場合にはそのまま
残し、冷温蔵庫を設けるものと設けないものとに
容易に選択できるようになつている。
尚、ヒータケース5と温風ダクト22との接続
構造も同様である。
構造も同様である。
第3図乃至第7図において、前述した切換ダク
ト20は、ブロー成形された樹脂から成り、方形
状の本体部30の一端に冷風ダクト接続部31
が、他端に温風ダクト接続部32が、中央に冷温
蔵庫本体接続部33がそれぞれ形成され、これら
接続部31〜33はそれぞれ円形の接続口34〜
36を有し、これら接続口34〜36が本体部3
0内で互いに接続されている。また、冷温蔵庫本
体19と冷温蔵庫接続部33とは、前述したエバ
ポレータケース及び冷風ダクトの接続と同様に、
第2のグロメツト37を介して接続されている。
ト20は、ブロー成形された樹脂から成り、方形
状の本体部30の一端に冷風ダクト接続部31
が、他端に温風ダクト接続部32が、中央に冷温
蔵庫本体接続部33がそれぞれ形成され、これら
接続部31〜33はそれぞれ円形の接続口34〜
36を有し、これら接続口34〜36が本体部3
0内で互いに接続されている。また、冷温蔵庫本
体19と冷温蔵庫接続部33とは、前述したエバ
ポレータケース及び冷風ダクトの接続と同様に、
第2のグロメツト37を介して接続されている。
ドア支持板38は、弾性を有する金属から構成
され、底板部39a,39bから立ち上がる挟持
部40a〜40dが両側に対となつて形成され、
この挟持部40a,40b間及び40c,40d
間の内側距離が切換ダクト20の本体部30の外
側面間の幅に略等しくなつており、第7図に示す
ように、挟持部40a〜40dの弾性をもつて挟
み付けるようにして切換ダクト20の本体部30
に嵌合固定されている。このドア支持板38の対
向する挟持部40a〜40dには、支持軸41
a,41bが回動自在に支持され、この支持軸4
1a,41bのそれぞれに切換ドア42a,42
bが固定されている。支持軸41a,41bは、
一方の挟持部40a,40cから突出した部位で
折曲げられ、挟持部40a〜40dと切換ドア4
2a,42bとの間に所定幅t(第7図に示す)
を確保するようになつている。この所定幅tは、
切換ダクト20の厚さよりやや大きく形成され、
切換ドア42a,42bとダクト20との接続を
防止するようにしてある。前述したドア支持部3
8の底板部39a,39bの支持軸41a,41
bが設けられた部位にはライニング43a,43
bが貼付けられており、ドア支持板38、支持軸
41a,41b及び切換ドア42a,42bがサ
ブアツシーの形で一体化されている。
され、底板部39a,39bから立ち上がる挟持
部40a〜40dが両側に対となつて形成され、
この挟持部40a,40b間及び40c,40d
間の内側距離が切換ダクト20の本体部30の外
側面間の幅に略等しくなつており、第7図に示す
ように、挟持部40a〜40dの弾性をもつて挟
み付けるようにして切換ダクト20の本体部30
に嵌合固定されている。このドア支持板38の対
向する挟持部40a〜40dには、支持軸41
a,41bが回動自在に支持され、この支持軸4
1a,41bのそれぞれに切換ドア42a,42
bが固定されている。支持軸41a,41bは、
一方の挟持部40a,40cから突出した部位で
折曲げられ、挟持部40a〜40dと切換ドア4
2a,42bとの間に所定幅t(第7図に示す)
を確保するようになつている。この所定幅tは、
切換ダクト20の厚さよりやや大きく形成され、
切換ドア42a,42bとダクト20との接続を
防止するようにしてある。前述したドア支持部3
8の底板部39a,39bの支持軸41a,41
bが設けられた部位にはライニング43a,43
bが貼付けられており、ドア支持板38、支持軸
41a,41b及び切換ドア42a,42bがサ
ブアツシーの形で一体化されている。
一方、切換ダクト20の本体部30には、切換
ドア42a,42bに対応してドア挿入溝44
a,44bが形成されている。このドア挿入溝4
4a,44bの幅は支持軸41a,41bよりも
やや大きく形成されている。そして、このドア挿
入溝44a,44bから切換ドア42a,42b
を切換ダクト20内に挿入し、ドア支持板38の
挟持部40a〜40dを切換ダクト20の本体部
30に嵌合して、前述したサブアツシーを切換ダ
クト20に固定するものである。ドア挿入溝44
a,44bの開口部はライニング43a,43b
にてシールされる。このように、組立時には切換
ダクト20と切換ドア42a,42bとが別体と
なつており、その切換ドア42a,42bを切換
ダクト20に挿入する形で組み立てるので、その
組立に際しては切換ドア42a,42bが正しく
切換ダクト20内に配置されたかを確認しながら
行うことができる。そして、切換ダクト20の冷
温蔵庫本体接続部33がグロメツト37を介して
接続すると共に、一方の挟持部40b,40dを
冷温蔵庫本体19から延びる固定板45a,45
bにねじ止めすることにより切換ダクト20を冷
温蔵庫本体19に固定するものである。
ドア42a,42bに対応してドア挿入溝44
a,44bが形成されている。このドア挿入溝4
4a,44bの幅は支持軸41a,41bよりも
やや大きく形成されている。そして、このドア挿
入溝44a,44bから切換ドア42a,42b
を切換ダクト20内に挿入し、ドア支持板38の
挟持部40a〜40dを切換ダクト20の本体部
30に嵌合して、前述したサブアツシーを切換ダ
クト20に固定するものである。ドア挿入溝44
a,44bの開口部はライニング43a,43b
にてシールされる。このように、組立時には切換
ダクト20と切換ドア42a,42bとが別体と
なつており、その切換ドア42a,42bを切換
ダクト20に挿入する形で組み立てるので、その
組立に際しては切換ドア42a,42bが正しく
切換ダクト20内に配置されたかを確認しながら
行うことができる。そして、切換ダクト20の冷
温蔵庫本体接続部33がグロメツト37を介して
接続すると共に、一方の挟持部40b,40dを
冷温蔵庫本体19から延びる固定板45a,45
bにねじ止めすることにより切換ダクト20を冷
温蔵庫本体19に固定するものである。
コントロールロツド46が連結されたカム板4
7は、支点ピン48を介してドア支持板38に回
動自在に取付けられている。このカム板47に
は、円弧部と直線部から成るカム溝49a,49
bが形成され、このカム溝49a,49bに前述
した支持軸41a,41bが摺動自在に係合し、
コントロールロツド46によりカム板47を回動
させ、切換ドア42a,42bの位置を調節する
ようになつている。
7は、支点ピン48を介してドア支持板38に回
動自在に取付けられている。このカム板47に
は、円弧部と直線部から成るカム溝49a,49
bが形成され、このカム溝49a,49bに前述
した支持軸41a,41bが摺動自在に係合し、
コントロールロツド46によりカム板47を回動
させ、切換ドア42a,42bの位置を調節する
ようになつている。
即ち、第3図、第5図に示すのが第1の位置で
あつて、支持軸41a,41bはカム溝49a,
49bの円弧部と直線部との接続部分にあり、切
換ドア42a,42bは切換ダクト20の本体部
30と冷風ダクト接続部31及び温風ダクト接続
部32との接続部分に当接し、冷風ダクトと冷温
蔵庫本体19及び温風ダクトと冷温蔵庫本体19
との連通を遮断する。また、第3図において、カ
ム板47を時計方向に回動すると、支持軸41b
がカム溝49bの円弧部を摺動して温風ダクト側
の切換ドア42bは固定されたままであるが、支
持軸41aはカム溝49aの直線部を摺動して切
換ドア42aが反時計方向に回動し、冷風ダクト
と冷温蔵庫本体19とを連通する第2の位置とな
る。また、第1の位置からカム板47を反時計方
向に回動すると、支持軸41aがカム溝49aの
円弧部を摺動して冷風ダクト側の切換ドア42a
は固定されたままであるが、支持軸41bはカム
溝49bの直線部を摺動して切換ドア42bが反
時計方向に回動し、温風ダクトと冷温蔵庫本体1
9とを連通する第3の位置となるものである。
あつて、支持軸41a,41bはカム溝49a,
49bの円弧部と直線部との接続部分にあり、切
換ドア42a,42bは切換ダクト20の本体部
30と冷風ダクト接続部31及び温風ダクト接続
部32との接続部分に当接し、冷風ダクトと冷温
蔵庫本体19及び温風ダクトと冷温蔵庫本体19
との連通を遮断する。また、第3図において、カ
ム板47を時計方向に回動すると、支持軸41b
がカム溝49bの円弧部を摺動して温風ダクト側
の切換ドア42bは固定されたままであるが、支
持軸41aはカム溝49aの直線部を摺動して切
換ドア42aが反時計方向に回動し、冷風ダクト
と冷温蔵庫本体19とを連通する第2の位置とな
る。また、第1の位置からカム板47を反時計方
向に回動すると、支持軸41aがカム溝49aの
円弧部を摺動して冷風ダクト側の切換ドア42a
は固定されたままであるが、支持軸41bはカム
溝49bの直線部を摺動して切換ドア42bが反
時計方向に回動し、温風ダクトと冷温蔵庫本体1
9とを連通する第3の位置となるものである。
上記構成において、送風機1の回転により内気
入口10又は外気入口11から送風機ケース2内
に導入された空気は、エバポレータユニツト6に
送られ、エバポレータ4を通過することにより冷
却され、ヒータユニツト9に送られ、エアミツク
スドア13の開度に応じてヒータコア7を通過し
て加熱された空気とヒータコア7をバイパスした
空気とが混合され、モードドア17a,17bで
選択された各吹出口14〜16から車室内に吹き
出されて車室内の空気調和を行う。
入口10又は外気入口11から送風機ケース2内
に導入された空気は、エバポレータユニツト6に
送られ、エバポレータ4を通過することにより冷
却され、ヒータユニツト9に送られ、エアミツク
スドア13の開度に応じてヒータコア7を通過し
て加熱された空気とヒータコア7をバイパスした
空気とが混合され、モードドア17a,17bで
選択された各吹出口14〜16から車室内に吹き
出されて車室内の空気調和を行う。
切換ドア42a,42bが第1の位置にある場
合は、冷温蔵庫本体19と冷風ダクト21及び温
風ダクト22との連通が遮断されるので、冷温蔵
庫本体19には冷風及び温風の導入はなされず、
冷温蔵庫本体19内の温度は略車室内のそれと等
しく、冷温蔵庫18は単なる物入れとして利用さ
れる。
合は、冷温蔵庫本体19と冷風ダクト21及び温
風ダクト22との連通が遮断されるので、冷温蔵
庫本体19には冷風及び温風の導入はなされず、
冷温蔵庫本体19内の温度は略車室内のそれと等
しく、冷温蔵庫18は単なる物入れとして利用さ
れる。
前述したコントロールロツド46を操作して切
換ドア42a,42bを第2の位置に切換える
と、冷温蔵庫本体19が冷風ダクト21と連通す
るので、エバポレータ4で冷却された空気が冷風
ダクト21を介して冷温蔵庫本体19に導かれ、
この冷温蔵庫本体19内の罐ジユース等を冷却し
た後、排気口23から車室内に排出され、冷蔵庫
として利用される。
換ドア42a,42bを第2の位置に切換える
と、冷温蔵庫本体19が冷風ダクト21と連通す
るので、エバポレータ4で冷却された空気が冷風
ダクト21を介して冷温蔵庫本体19に導かれ、
この冷温蔵庫本体19内の罐ジユース等を冷却し
た後、排気口23から車室内に排出され、冷蔵庫
として利用される。
一方、コントロールロツド46を操作して切換
ドア42a,42bを第3の位置に切り換える
と、冷温蔵庫本体19が温風ダクト22と連通す
るので、ヒータコア7で加熱された空気が温風ダ
クト22を介して冷温蔵庫本体19に導かれ、こ
の冷温蔵庫本体19内の罐ジユース等を加熱した
後、排気口23から車室内に排出され、温蔵庫と
して利用されるものである。
ドア42a,42bを第3の位置に切り換える
と、冷温蔵庫本体19が温風ダクト22と連通す
るので、ヒータコア7で加熱された空気が温風ダ
クト22を介して冷温蔵庫本体19に導かれ、こ
の冷温蔵庫本体19内の罐ジユース等を加熱した
後、排気口23から車室内に排出され、温蔵庫と
して利用されるものである。
(発明の効果)
以上述べたように、この発明によれば、切換ド
アを操作することにより一つの箱体を冷蔵庫とし
ても温蔵庫としても利用することができるし、ま
た、冷風も温風も供給されない時は物入れとして
利用できるものであり、その際には、冷風ダクト
と温風ダクトは切換ドアにて連通が遮断され、ヒ
ータコアを迂回するバイパス通路となることがな
く、温調に悪影響を与えることもない。さらに、
切換ドアはドア支持板に設けられているので、該
ドア支持板を切換ダクトの外面に嵌合するだけで
取り付けられると共に、ドア挿入溝から切換ダク
ト内に挿入すれば良く、装着はきわめて容易であ
る。
アを操作することにより一つの箱体を冷蔵庫とし
ても温蔵庫としても利用することができるし、ま
た、冷風も温風も供給されない時は物入れとして
利用できるものであり、その際には、冷風ダクト
と温風ダクトは切換ドアにて連通が遮断され、ヒ
ータコアを迂回するバイパス通路となることがな
く、温調に悪影響を与えることもない。さらに、
切換ドアはドア支持板に設けられているので、該
ドア支持板を切換ダクトの外面に嵌合するだけで
取り付けられると共に、ドア挿入溝から切換ダク
ト内に挿入すれば良く、装着はきわめて容易であ
る。
図はこの発明の一実施例を示し、第1図は車両
用空調装置の全体を示す構成図、第2図はエバポ
レータケースと冷風ダクトとの接続部分を示す断
面図、第3図は切換ダクトの周縁部分を示す平面
図、第4図は同上の側面図、第5図は第4図の
−線断面図、第6図は切換ドアを含むサブアツ
シーと切換ダクトとを示す斜視図、第7図は同上
のサブアツシーを示す断面図である。 4……エバポレータ、5……エバポレータケー
ス、6……クーリングユニツト、7……ヒータコ
ア、8……ヒータケース、9……ヒータユニツ
ト、18……冷温蔵庫、19……冷温蔵庫本体、
20……切換ダクト、21……冷風ダクト、22
……温風ダクト、23……排気口、24……グロ
メツト、25……挿入孔、26……第1の嵌合
部、27……第2の嵌合部、38……ドア支持
板、42a,42b……切換ドア、44a,44
b……ドア挿入溝。
用空調装置の全体を示す構成図、第2図はエバポ
レータケースと冷風ダクトとの接続部分を示す断
面図、第3図は切換ダクトの周縁部分を示す平面
図、第4図は同上の側面図、第5図は第4図の
−線断面図、第6図は切換ドアを含むサブアツ
シーと切換ダクトとを示す斜視図、第7図は同上
のサブアツシーを示す断面図である。 4……エバポレータ、5……エバポレータケー
ス、6……クーリングユニツト、7……ヒータコ
ア、8……ヒータケース、9……ヒータユニツ
ト、18……冷温蔵庫、19……冷温蔵庫本体、
20……切換ダクト、21……冷風ダクト、22
……温風ダクト、23……排気口、24……グロ
メツト、25……挿入孔、26……第1の嵌合
部、27……第2の嵌合部、38……ドア支持
板、42a,42b……切換ドア、44a,44
b……ドア挿入溝。
Claims (1)
- 1 車両用空調装置のエバポレータの下流から該
エバポレータを通過した冷風を導く冷風ダクト
と、車両用空調装置のヒータコアの下流から該ヒ
ータコアを通過した温風を導入する温風ダクト
と、前記冷風ダクト及び温風ダクトを、排気口を
有する冷温蔵庫本体と接続する切換ダクトと、こ
の切換ダクトに配置され、前記冷風ダクトと前記
冷温蔵庫本体とを連通させる位置、前記温風ダク
トと前記冷温蔵庫本体とを連通させる位置及び冷
風ダクト及び温風ダクトと冷温蔵庫本体との連通
を遮断する位置に切り換え得る切換ドアとを設
け、この切換ドアは弾性を有するドア支持板に回
動自在に設けられ、このドア支持板が切換ダクト
の外面に外嵌され、前記切換ドアが前記切換ダク
トに形成されたドア挿入溝から挿入されて成るこ
とを特徴とする車両用冷温蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24639386A JPS63101120A (ja) | 1986-10-16 | 1986-10-16 | 車両用冷温蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24639386A JPS63101120A (ja) | 1986-10-16 | 1986-10-16 | 車両用冷温蔵庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63101120A JPS63101120A (ja) | 1988-05-06 |
JPH0150605B2 true JPH0150605B2 (ja) | 1989-10-31 |
Family
ID=17147854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24639386A Granted JPS63101120A (ja) | 1986-10-16 | 1986-10-16 | 車両用冷温蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63101120A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100666853B1 (ko) * | 2003-12-05 | 2007-01-10 | 현대자동차주식회사 | 인터쿨러 시스템 및 흡입공기 냉각 방법 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58112614U (ja) * | 1982-01-28 | 1983-08-01 | 三菱自動車工業株式会社 | 自動車の温冷蔵庫 |
-
1986
- 1986-10-16 JP JP24639386A patent/JPS63101120A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63101120A (ja) | 1988-05-06 |
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