JPH01503773A - 液圧式パワーステアリング装置の回転スライド弁 - Google Patents

液圧式パワーステアリング装置の回転スライド弁

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JPH01503773A
JPH01503773A JP62505701A JP50570187A JPH01503773A JP H01503773 A JPH01503773 A JP H01503773A JP 62505701 A JP62505701 A JP 62505701A JP 50570187 A JP50570187 A JP 50570187A JP H01503773 A JPH01503773 A JP H01503773A
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エルザー,ディーター
ヘーゼル,ヘルムート
コーゲル,ワルター
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ツアーンラートファブリーク、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフト
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 液圧式パワーステアリング装置の回転スライド弁〔技術分野〕 本発明は自動車の液圧式パワーステアリング装置の回転スライド弁に関する。
〔背景技術〕
パワーステアリング装置は、一般に、弁特性(作動圧・操作力特性曲線)が回転 スライダの比較的大きな回転角度範囲において徐々に上昇し、それから一層増大 する作動力によって急速に最大値まで上昇するように作られている。即ち、運転 者は、たとえば駐車および操車の際に大きな増力が達成しされるまで、舵取りハ ンドルを非常に大きな回転角度にわたって回転しなければならない。
この回転角度の範囲内において、ねじり棒で互いに弾性的に接続されている回転 スライド弁の両方の構造部品は、相対的に回転する。ねじり棒の横断面積および 長さに応じて、回転スライド弁が所望の増力を行うまで、運転者は多少大きな操 作力を与えねばならない。このような回転角度に関して、まず徐々に上昇する弁 特性は、高速走行範囲においては、支援力成分が小さく、ねじり棒の弾性範囲内 における応答が良好な舵取り感覚を与えるので、非常に良好な直進走行特性を生 ずる。しかし、高速走行において正確な舵取り挙動に合わされた特性は、低速走 行範囲における操作力が非常に大きくなるという欠点を有する。
低速走行範囲においては小さな操作力で、高速走行範囲にお(′)では大きな操 作力という矛盾した要件を満足するように圧力制御を行うような回転スライド弁 は、既にヨーロッパ特許第0171247号公報で知られている。
この公知の回転スライド弁は、ラック形ステアリング装置の構造部品であり、舵 取りハンドル軸に接続された回転スライダは、ねじり棒を介して、ラックにかみ 合うピニオンに接続されている。回転スライダを取り囲む弁ブツシュは、回転方 向に制御遊びをもって同様にピニオンに連結されて、回転スライダの上に軸方向 に移動可能に案内されている。弁ブツシュは、その片側端面がケーシング内にお けるばねに接触支持され、反対側端面に圧力室か接している。この圧力室は回転 スライダにおける半径方向戻り孔と油槽に通じている戻り路接続口との間に位置 している。戻り路接続口には、戻り開口断面積を走行速度に関係して制御する電 磁式可調整絞りが組込まれている。この可調整絞りは高速走行の際に大きく開か れるので、油は支障なしに戻り路接続口に流出できる。従って、弁ブツシュは回 転スライダの上にばねによって規定されたその出発位置に留まっているので、回 転スライド弁の制御溝および対応した制御縁がその全長にわたりて圧力制御に利 用される。このことは、非常に大きな回転角度範囲にわたってゆっくりと圧力が 上昇し、回転スライド弁の両方の構造部品の相対回転の終わりに向かって初めて 急激に圧力が上昇する特性曲線経過を意味している。
低速走行(駐車)の際、可調整絞りにおける貫流開口断面積は著しく狭められる 。これによって弁ブツシュの圧力室内に圧力が生じ、この圧力は弁ブツシュをば ね力に抗して終端位置に移動する。これによって回転スライド弁の有効な制御縁 流さが短縮されるので、回転スライド弁の本来の特性も変化する。圧力の制御に とって必要な回転スライド弁の面構造部品の相対回転角度は小さい。
その理由は作動シリンダの圧力室における圧力上昇が非常に急速に行われるから である。このことは制御開口断面積を小さくできる。従って、ねじり棒は、はん の僅かな角度だけ回転すれば済むので、舵取りハンドルにおける操作力も相応し て小さくなる。舵取り力特性はいまや回転角度に関して非常に急な傾きを有して いる。上述した弁ブツシュの二つの位置の間、即ち出発位置と終端位置との間に おいて、変化する圧力に関係して弁ブツシュは任意の中間位置をとれる。このよ うにして弁特性はその都度の走行状態に合わされる。この特性を良好に決定する ために、公知の回転スライダの制御縁に、長い制御スリットに移行している短い ポケットが設けられている。
その場合、このポケットはスリットよりも大きな周辺長さを有している。
弁特性を変更するためのこの公知の油戻り制御は、別個の弁ブツシュを持ったス テアリング装置に対してしか利用できない。弁ブツシュが構造上の理由から別の 伝動装置部品と一体にされているような舵取り伝動装置には、この上述した油戻 り制御は利用できない。かかる軸方向に移動する弁ブツシュは、外周における大 きなシール長さのために、圧力を付勢する際にヒステリシス特性をもって作動す る。
〔発明の開示〕
本発明の目的は、一般的に利用できる油戻り制御方式を得ることにある。即ち、 連結された弁ブツシュ並びに別個に配置された弁ブツシュにも油戻り制御が利用 できるようにすることにある。
本発明の主特徴に基づいて、回転スライダにおける戻り孔が各回転方向に対して 別々に長手方向に順次配置されており、従って円周方向に並んで位置する二列の 孔列が生じている。各孔列は弁ブツシュにおけるサーボモータに接続されている 制御溝に付属されている。戻り開口断面積を変更するために、回転スライダの同 心孔に制御ピストンが移動可能にはめ込まれている。従って制御ピストンの位置 に応じて大きなあるいは小さな戻り路開口断面積が利用されるので、舵取りハン ドルの操作力が種々に変化する。これによって軸方向に不動の弁ブツシュを持っ た回転スライド弁でも、すべての走行速度において最適に決められた操作力が実 現される。この場合、回転スライダ内に金属シールされた制御ピストンは、無ヒ ステリシス特性で機能する地点を有する。
制御ピストンは回転スライダの同心孔に向いて開いた盲孔を有しているので、戻 り油は支障なしに流出できる。
制御ピストンの外周面に、回転スライダ内に設けられた半径方向の戻り孔に幾分 間隔を隔てて、盲孔に接続された環状溝が設けられている。これらの環状溝は一 部の戻り孔まで、戻り路が部分的にあるいは完全に遮断されるように移動される 。この場合、制御ピストンの自由端は、同様に共通した断面平面内に位置する戻 り孔の数を制御するためにも利用される。このようにして大きな範囲で変更でき る戻り路開口断面積か得られる。互いに並んで位置する二列の孔列に続いて、そ れらの中間に別の戻り孔がある。これは制御不能であり、即ち常に開いている残 留開口断面積を有している。この戻り制御装置全体は動作が確実であり、回転ス ライド弁内に空間を節約して一体にされている。
本発明の別の特徴に基づいて、戻り孔はスタンピング加工で作られた窓によって 取り囲まれている。この窓は種々の幅および周辺長さを有しており、窓の一部は 傾斜した外側輪郭を有している。そのように形成された窓は・所望の特性変更を 行うように、まだ開いている孔の開口断面積に流量を配分する目的を有している 。窓は、更に、圧力を非常に長い流れ経路を介して低減する働きもする。
対応した窓を持った孔列は、長手方向に延びるウェブによって互いに液圧的に分 離されている。この処置によって、各回転運動において互いに並んで位置する二 列の孔列の内の常に一方だけが正確な圧力制御を保証し、即ちバイパス流が避け られる。更に、中間に配置された制御不能の戻り孔およびそれに付属された窓が 両方の回転方向において有効であることが重要である。
圧力を付勢するために、制御ピストンは回転スライダと共に圧力室を閉鎖する環 状突出部を有している。この圧力室は従動側で駆動されるポンプに接続され、こ のポンプは速度に関係した制御圧を供給する。圧力室に圧力を形成するために、 圧力室の下流側に絞りが組み込まれている。
戻り路開口断面積が変化することによって、制御ピストンのあらゆる中間位置に おいて、制御ピストンの出発位置と終端位置において発生される限界特性曲線の 間に新たな特性曲線が得られる。そのポンプは一定した容積流を供給するので、 これはいつでも一般的なパワーステアリング装置の完全な運転安全性を有する。
というのは最大容積流が直ちに役立つからである。
本発明に基づく油戻り制御の原理は、互いに独立した二つの液圧ステアリング回 路を持ったパワーステアリング装置にも有利に利用できる。かかる二回路形ステ アリング装置は、支援力なしではもはや舵取りできないような重量形走行車にお いて大きな安全性を与える。軸方向に順々に配置された二つの回転スライド弁を 持った二回路形ステアリング装置は公知である(例えばドイツ連邦共和国特許第 2918975号公報参照)。これらの各回転スライド弁は、二つの別々のポン プから供給される圧油を別々の作動シリンダに分配するので、第1のステアリン グ回路および第2のステアリング回路(非常用回路)が役立つ。両方のポンプは エンジンに関係して駆動できるが、第2のステアリング回路のポンプを走行速度 に関係して駆動することがしばしば有利であり、これによってエンジンが停止し た際に、走行車は第2のステアリング回路によって操縦できる。本発明に基づく 油戻り制御装置は第1のステアリング回路に属する回転スライド弁の回転スライ ダに収納され、その場合、開口断面積変化による利点は、移動可能な制御ピスト ンによってここでも利用できる。上述した単一ステアリング回路と異なって、制 御ピストンの軸方向変位は速度に関係した補助的なポンプによって行われず、第 2のステアリング回路の既存の従動側で駆動されるポンプによって行われる。
そのために、ただ、制御ピストンを第2の回転スライダを貫通して延長し、第2 の回転スライダと共働して圧力室を形成する環状突出部を備えるだけでよい。待 機運転において、はとんど無圧で第2の回転スライド弁を貫流する油容積は、第 1のステアリング回路の油戻り路を制御するために使用する。ステアリング装置 に全く欠陥がない場合、第1のステアリング回路だけで必要な支援力を与える。
これに対して、例えば配管の破損によって第1のステアリング回路が停止したと き、走行車は幾分大きな操作力において第1のステアリング回路にだけ作用する 戻り制御の利益なしに操縦できる。
別の実施態様において、戻り流において下流に制御ピストンの後ろに、制御ピス トンの端面に作用するせき止め圧を発生する電動式絞り弁が組み込まれる。この ようにして弁特性を種々の影響量、例えば積載量、横加速度および速度に合わせ ることができる。この配置構造は非常に単純な構成において大きな運転安全性を 有する。
〔図面の簡単な説明〕
第1図は作動シリンダが組み込まれているブロック形ステアリング装置の縦断面 図、 第2図は第1図において一点鎖線nで囲まれた範囲の回転スライド弁の拡大断面 図、 第3図は回転スライド弁のケーシングを除去した状態の部分拡大断面図、 第4図は制御ピストンが最小操作力の出発位置にある第3図におけるIV−IV 線に沿った断面図、第5図は第3図における■−v線に沿った回転スライド弁の 中立位置における横断面積、 第6図は第5図において矢印■の方向から見た回転スライダの部分展開図、 第7図は舵取り位置にある第5図に相応した横断面図、第8図は第7図における 矢印■の方向に見た回転スライダの部分展開図、 第9図は制御ピストンが最大操作力に対する終端位置にある第4図に相応した断 面図、 第10図は作動圧、・操作力特性曲線図、第11図は二回路形ステアリング装置 の部分断面図、第12図は電動式絞り弁を持った実施例の部分断面図である。
〔発明を実施するための最良の形態〕
第1図は、伝動装置ケーシング1内に作動ピストン2が組み込まれているいわゆ るブロック形舵取り伝動装置を示している。図示していないハンドルを有する舵 取りハンドル軸3は、ねじり捧4を介してねじ付スピンドル5に接続されている 。第5図から明らかなように、舵取りハンドル軸3は互いに同じ角度間隔を隔て て、例えば三つの軸方向入口制御溝6. 7.8を有している。これらの制御溝 6. 7.8は一つの回転スライダ10に属しており、これらの制御溝6,7. 8の間にそれぞれ戻り孔が長手方向に並んでいる二列の戻り孔列9,9Aが存在 している。第3図において、これらの戻り孔列9゜9Aの戻り孔11,12.1 3ないし14.15.i6が示されている。それらの戻り孔列9,9への中間に 大きな直径をした別の戻り孔17が位置している。これらの孔の詳細な配置構造 およびその作用について後述する。
回転スライダ10は、ねじ付スピンドル5と一体に作られ軸方向制御溝21,2 2.23ないし24,25゜26を持った弁ブツシュ20と共働する(第5図参 照)。
回転スライダ10および弁ブツシュ20は、かかるパワーステアリング装置にお いて一般的な回転スライド弁の構造部品を形成している。ねじ付スピンドル5に 固定され回転方向に遊びをもって舵取りハンドル軸3の孔27を貫通している横 棒28が、舵取りハンドル軸3とねじ付スピンドル5との間において所定の制御 ストロークを決定している(第1図参照)。この制御ストローク内において、回 転スライド弁10.20は回転方向に応じて作動ピストン2の圧力室30または 31内の圧力を制御する。作動ピストン2は無端ポールチェーン32を介してね じ付スピンドル5に作用し、セクタ軸(ドロップアームシャフト)34に配置さ れた舵取りセグメント歯車29に歯33を介してかみ合っている。アキシャル軸 受35.36はねじ付スピンドル5に作用する軸方向力を受けるために使用する 。自動車エンジンによって駆動されるポンプ36は、弁ブツシュ20の環状溝3 7(第2図参照)および回転スライダ10における入口制御溝6゜7.8を介し て、弁ブツシュ20の制御溝21. 22゜23ないし24,25.26 (第 5図参照)に接続される。単純にするために入口制御溝6の油の流れを制御する 制御縁6A、6BLか図示していない。制御溝21゜22.23は半径方向孔、 例えば21Aを介して圧力室31に接続され、制御溝24,25.26歯半径方 向孔例えば25Aを介して圧力室30に接続されている。舵取り伝動装置におけ る圧力室31への接続がどのように行われるかは、第1図から理解できる。即ち 油は半径方向孔2’lAから管44とねじ付スピンドル5との間に設けられた環 状隙間40,41.42に導かれ、そしてスピンドルねじを介して圧力室31に 導かれる。
回転スライダ10における同心的な孔45は、横棒28の孔27を介してねじ付 スピンドル5の内部室46に接続されている。この内部室46は蓋50にある出 口接続口を介して油槽48に導かれている。
第3図から明らかな戻り孔系統の各戻り孔11〜17は、圧力制御用の非常に平 坦な絞り断面形状をしたいわゆる窓51〜57を有している。これらの窓は異な った幅を有し、傾斜した外側輪郭によって有効長さも異なっている。不変の残留 開口断面積に対する戻り孔17の窓57は、最短の周辺長さを有している。戻り 孔11゜12.13ないし14,15.16およびそれらの窓は、ウェブ58に よって互いに液圧的に分離されている。戻り孔の系統は上述した実施例の場合、 回転スライダ10に全部で三つ設けられている。理解を容易にするためにここで は一つの孔系統だけにしか符号をつけず、これについてしか説明しナイ。
第4図において回転スライダ10の同心的な孔45には、二つの短い環状溝61 .62と一つの長い環状溝63を持った可動制御ピストン60が案内されている 。
環状溝61,62.63は、制御ピストン60の盲孔64、同心孔45およびね じ付スピンドル5の内部室46を介して油槽48に接続されている。更に長い環 状溝63は別の戻り路、即ち半径方向孔65(第2図参照)、アキシャル軸受3 5およびケーシング戻り溝66を介して油槽48に接続されている。環状溝61 . 62は制御ピストン60の位置に応じて戻り孔12.13ないし15.16 と共働する。制御ピストン60のねじり棒4側の端面69が戻り孔11.14を 開閉する。戻り孔17は制御ピストン60によってもはや覆われず、即ち常に開 いた残留開口断面積を形成している。
第2図において、制御ピストン60は舵取りハンドル軸3の端部においてプラグ 67で閉じられた室68の中に突出している。制御ピストン60は、この室68 の中に環状突出部70を有し、この環状突出部70は回転スライダ10と共に環 状圧力室71を閉鎖している。環状突出部70はピン72によって制御ピストン 60に固定されている。ばね73は制御ピストン60を図示した出発位置に保持 している。制御ピストン60における第2の軸方向孔74は室68を環状溝63 および上述した戻り路に接続している。これによって、室68に圧力は形成され ない。例えば、伝動装置出力軸によって駆動される従動側のポンプ75は、接続 ロアロおよび環状溝77を介して圧力すつ71に接続されている。流れ方向にお いて圧力室71の後ろで出ロア8の前に、圧力室71内に制御圧を発生する絞り 80が設けられている。
回転スライド弁は次のように作用する。
第5図において、回転スライド弁10.20はその中立位置において図示されて おり、即ち、これは圧力を制御しない。走行車エンジンは回転しているが、走行 は低速である。ポンプ75の搬送流は圧力室71に十分な圧力を発生しないので 、ばね73は制御ピストン60を第2図および第4図に示した出発位置に保持す る。回転スライド弁10.20の内部の圧油流を、共働する三つの制御溝・孔系 統の一つだけについて以下に説明する。
エンジンによって駆動されるポンプ36で入口制御溝6に搬送される圧油は、両 側の開いている制御縁6A。
6Bを介して流出できる。圧油は、例えば時計方向右側にある制御溝24を介し て窓51,52,53.57に流れる。しかしまだ制御ピストン60がその出発 位置に拘束されているので、戻り孔11,12.13は遮断されており、従って 、それらの窓51.52.53を介して圧油は流出しない。幾分大きな戻り孔1 7だけが開いており、ここに窓57を介して圧油が流れる。圧油は戻り孔17か ら孔45および内部室46(第1図参照)を介して油槽48に戻る。更に油は第 2の戻り路を介して、即ち制御ピストン60における軸方向孔64、環状溝63 、半径方向孔65、アキシャル軸受35およびケーシング戻り溝66を介して流 出できる(第2図参照)。
中立位置における制御溝22.24と窓51,52゜53ないし55,56.5 7との相対位置は、第6図からはっきり理解できる。制御溝22. 24 (一 点鎖線で図示)は全部の窓を横切っている。しがし制御ピストン60が出発位置 (第4図)にあるために、油の戻りは窓57から戻り孔17を通してしか行われ ない。走行車がその速度を増加するや否や、圧力室71(従動側のポンプ75) 内の圧力が増加し、制御ピストン6oが第4図の出発位置から矢印の方向に右に 移動して、環状溝61゜62を戻り孔12.13ないし15.16と一致させ、 端面69が戻り孔11ないし14を開く。いまや全部の窓およびその多少開かれ た戻り孔を介して戻りが行われる。
第7図および第8図は、回転スライダ10をそれが弁ブツシュ20に対して所定 の角度だけ矢印の方向に回転されている舵取り状態において示している。制御縁 6Bは大きく開いているので、入口制御a6を通って導かれる圧油は、制御溝2 4に流入し、そこから半径方向孔24Aを介して圧力室30に流出する。この場 合、窓51.52およびその戻り孔11ないし12を介して部分流を制御するこ とによって徐々に圧力が形成される。
このことは第8図から理解できる。すなわち、制御された部分流は環状溝24か ら窓51.52において、まだ開いている隙間を通って戻り孔11.12に流出 する。
しかし制御溝24は窓53.57にもはや接続していない。この制御の際に平ら な窓51.52のほぼ全周辺長さが利用されるので、高い圧力が長い絞り範囲を 介して低減できる。戻り孔11.12への入口において流出騒音は生じない。
走行車が平均速度で動いていると仮定すると、制御ピストン60は中間位置(図 示せず)にあり、そこでは制御ピストン60は端面69および環状溝61.62 を介して戻り孔11,12.13の開口断面積の一部だけを自由にする。この結 果生ずる瞬間的な戻り開口断面積は、ハンドルに正しく決定された作動力を発生 する。この作動力は速度に相応して、それが運転者に十分な支援力を路面接触を 良好にした状態において与えるように決められる。この運転状態に属する圧力形 成は第10図における特性曲線Wにほぼ相応している。同時に他方の圧力室31 から押し出される油容積は、すべての窓54〜57を充分に覆っている制御溝2 2から戻り孔14〜17に到達し、支障なしに油槽48に流出できる。
走行車が、例えば駐車する場合小さな速度でしかないとき、制御ピストン60は 第4図におけるその出発位置にある。孔11,12.13は完全に遮断されてい る。
回転スライダ10を回転する際、制御は窓57および戻り孔17を介してだけ行 われる。第8図は油がもはや流れない制御溝24と窓57との相対位置を示して おり、即ち圧力制御は既に終えており、圧力室30内に高圧がかかっている。窓 57および戻り孔17を通るだけの最初著しく縮小された戻り路開口断面積によ り、圧力室30内の支援力は急速に増大し、即ち回転スライダ1゜は大きな圧力 を形成するために、弁ブツシュ1oに対してほんの僅かな回転角だけねじるだけ で良い。従ってハンドルにおける操作力も非常に小さくできる。この場合、回転 スライド弁10.20は、第10図において特性曲線Yで示した圧力上昇を生ず る。
もう一つの仮定した運転状態において、走行車は運転者が僅かな舵取りしか行わ ないような高い速度で走行する。この場合、圧力室71における圧力は制御ピス トン60を第9図におけるその右側終端位置に維持する。回転スライダ10は第 7図の矢印の方向に僅かな角度だけ回転されている。その場合、制御溝24はす べての窓51.52,53.57を横切るので、戻り孔11゜12.13ないし 17に対して比較的大きな溢流開口断面積を生ずる。上述した制御ピストン60 の終端位置によって戻り孔11,12.13のすべて−の戻り路開口断面積が開 いているので、圧力室30における圧力は回転角度に関してゆっくりと増加する 。従って、ハンドルにおjテる操作力が大きくなる。第10図における特性曲線 Zはその圧力上昇の経過を示している。
限界特性曲線YとZとの間に、制御ピストン6oの位置および回転スライド弁の 回転位置に相応して、その都度の走行状態に合わされた任意の特性曲線が示され ている。このようにして変更できる弁特性が得られる。作動圧力を制御するため に善意、例えば51〜57の特別な輪郭および制御ピストン60に関する戻り孔 、例えば11.12.13ないし17の位置は、はぼ無段階に特性変更ができる ように選択されている。
第11図は本発明を二回路形ステアリング装置に採用した例を示している。第1 図および第2図を参照して説明したブロック形舵取り伝動装置は、この場合、第 1のステアリング回路を形成しており、従ってステアリング装置のこの部分は図 示していない。舵取りハンドル軸81は延長されており、伝動装置ケーシング1 にフランジ接続されたケーシング82を通して導かれている。舵取りハンドル軸 81は回転スライダ1oのそばにもう−つの回転スライダ110を有している。
回転スライダ110は弁ブツシュ120と共働する。この弁ブツシュ120は連 行回転するために突起83によってねじ付スピンドル20の凹所に係合している 。エンジンで駆動されるポンプ36は油を油槽48からくみ上げ、この油を舵取 りする際に回転スライド弁10.20を介して一方の圧力室30または31に搬 送する。上述した構造部品は第1のステアリング回路に属している。走行速度は 左右されるもう一つのポンプ175は油を別の油槽84からくみ上げ、回転スラ イド弁110,120を介して、ドラッグリンクに接続された別個の作動シリン ダ85に搬送する。これらの構造部品は第2のステアリング回路に属している。
ステアリング装置が完全に機能する際、第2のステアリング回路の回転スライド 弁110゜120は作動シリンダ85内の圧力を制御しない。例えば配管の破損 によって第1のステアリング回路が停止したとき、運転者は舵取りハンドル軸8 1を、第2のステアリング回路の回転スライド弁110,120の制御溝系統が 作動シリンダ85内の圧力を制御するまで、もつと大きく回転しなければならな い。この回転スライド弁110.120の遅延した応動は、例えば公知のように 、対向して位置する制御溝の制御スリットが幾分幅広く形成されていることによ って達成される。
第1のステアリング回路に属する回転スライダ10は、第3図から第9図に関連 して既に説明したように、窓を持った同じ戻り孔系統を有している。しかし、主 に、回転スライダ10の同心孔45内で案内されている制御ピストン160が第 2のステアリング回路の回転スライダ110を貫通している点て相違している。
制御ピストン160の圧力室171は第2のステアリング回路のポンプ175の 戻り路86に接続されている。圧力室171内に速度に左右される制御圧が形成 されるようにするために、絞り180が設けられている。速度に比例して回転す るポンプ175は、従って第1のステアリング回路における油戻り制御用の速度 に関係した信号発生器の機能をも満足する。
第12図は第2図とは、同心孔87を通って導き出される戻り流が電動式絞り弁 88によってせき止められている点で相違している。この絞り弁88は、種々の 影響量(例えば搭載量、横加速度、速度)の入力情報を処理する制御装置から電 気信号を受ける。戻り流をせき止めることによって、制御ピストン90の端面8 9に作用する圧力が生じ、この圧力は制御ピストン90をばね91の方向に移動 する。室92は絞り弁88の後ろで戻り路に通じている。
符号の説明 1・・・伝動装置ケーシング、2・・・作動ピストン、3・・・舵取りハンドル 軸、4・・・ねじり棒、5・・・ねじ付スピンドル、6・・・入口制御溝、6A 、6B・・・制御縁、7・・・入口制御溝、8・・・入口制御溝、9・・孔列、 9A・・・孔列、10・・・回転スライダ、11・・・戻り孔、12・・・戻り 孔、13・・・戻り孔、14・・・戻り孔、15・・・戻り孔、16・・・戻り 孔、17・・・戻り孔、20・・・弁ブツシュ、21・・・制御溝、21A・・ ・半径方向孔、22・・・制御溝、23・・・制御溝、24・・・制御溝、25 ・・・制御溝、25A・・・半径方向孔、26・・・制御溝、27・・・孔、2 8・・・横棒、29・・・セグメント歯車、30・・・圧力室、31・・・圧力 室、32・・・ポールチェーン、33・・・歯、34・・・セクタ軸、35・・ ・アキシャル軸受、36・・・アキシャル軸、37・・・環状溝、40・・・環 状隙間、41・・・環状隙間、42・・・環状隙間、44・・・管、45・・・ 同心孔、46・・・ねじ付スピンドルの内部室、47・・・蓋、48・・・油槽 、50・・・蓋、51・・・窓、52・・・窓、53・・・窓、54・・・窓、 55・・・窓、56・・・窓、57・・・窓、58・・・ウェブ、60・・・制 御ピストン、61・・・環状溝、62・・・環状溝、63・・・長い環状溝、6 4・制御ピストンの盲孔、65・・・回転スライダの半径方向孔、66・・・ケ ーシング戻り溝、67・・・プラグ、68・・・室、69・・・制御ピストンの 端面、70・−・環状突出部、71・・・圧力室、72・・・ビン、73・・・ ばね、74・・・軸方向孔、75・・従動側のポンプ、76・・・接続口、77 ・・・環状溝、78・・・出口、80・・・絞り、81・・・舵取りハンドル軸 、82・・・ケーシング、83・・・突起、84・・・油槽、85・・・作動シ リンダ、86・・・戻り通路、87・・・同心孔、887・・・同心孔、88・ ・・絞り弁、89・・・端面、90・・・制御ピストン、91・・・ばね、92 ・・・室、110・・・回転スライダ、120・・・弁ブツシュ、160・・・ 制御ピストン、171・・・圧力室、175・・・(走行速度に関係した)ポン プ、180・・・絞り、W・・・特性曲線、Y・・・特性曲線、Z・・・特性曲 線。
閑 瞭 贋 査 @ 失 国際調査報告 EP8700523 SA 1ε6ε5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.回転スライド弁が回転スライダを取り囲む弁ブッシュからなり、弁ブッシュ の内周面および回転スライダの外周面に、互いに共働して作動シリンダ用の圧油 を制御する制御溝が長手方向に延びて設けられ、回転スライダおよび弁ブッシュ がねじり棒によって互いに弾性的に接続され、回転スライダが半径方向に延び油 槽との接続を行う戻り孔を有し、この戻り孔が回転スライダの同心孔に開口して いるような自動車の液圧式パワーステアリング装置の回転スライド弁において、 回転スライダ(10)における戻り孔(11,12,13,14,15,16) が各回転方向に対して別々に長手方向に順々に配置され、これによってそれぞれ 並んで位置する二列の孔列(9,9A)が生じ、各孔列(9,9A)が、作動シ リンダ(1,2)に接続された弁ブッシュ(20)における制御溝(24,22 )に付属され、制御ピストン(60)が、回転スライダ(10)における戻り開 口断面積を変更するために液圧的調整力に関係して、この制御ピストン(60) が戻り孔を多少覆って舵取りハンドルにおける操作力を変化するように、移動で きることを特徴とする自動車の液圧式パワーステアリング装置の回転スライド弁 。 2.前記制御ピストン(60)が回転スライダ(10)の孔に向かって開いた盲 孔(64)を有し、制御ピストン(60)の外周面に、回転スライダ(10)に 設けられた半径方向の戻り孔(11,12,13,14,15,16)から幾分 間隔を隔てて、盲孔(64)に接続されている環状溝(61,62,63)が設 けられ、この環状溝(61,62)が制御ピストン(60)の移動によって遮断 位置から一部の戻り孔(12,13,15,16)と重なる位置に置かれて、制 御ピストン(60)のねじり棒(4)側の端面(69)が、他の戻り孔(11, 14)を制御し、互いに並んで位置する二列の孔列(9,9A)に続いてそれら の中間に別の戻り孔(17)があり、その開口断面積が残留開口断面積として常 に開かれていることを特徴とする請求の範囲第1項記載の回転スライド弁。 3.前記戻り孔(11〜16)が窓(51〜56)によって取り囲まれ、これら の窓が異なった幅と周辺長さを有し、窓の一部が傾斜した外側輪郭を備え、戻り 孔(11,12,13,14,15,16)およびそれらの窓(51,52,5 3,54,55,56)が、長手方向に延びるウェブ(58)によって互いに液 圧的に分離され、二列の孔列(9,9A)の中間に位置する戻り孔(17)が、 両方の回転方向に有効な窓(57)を有していることを特徴とする請求の範囲第 1項記載の回転スライド弁。 4.常に開いている戻り孔(17)の窓(57)が、円周方向に最も短い長さを 有していることを特徴とする請求の範囲第3項記載の回転スライド弁。 5.前記制御ピストン(60)が環状突出部(70)を有し、この環状突出部( 70)が回転スライダ(10)と共に圧力室(71)を形成し、この圧力室(7 1)が従動側で駆動されるポンプ(75)に接続され、流れ方向において圧力室 (71)の後ろに絞り(80)が組み込まれていることを特徴とする請求の範囲 第1項記載の回転スライド弁。 6.舵取りハンドル軸に軸方向に順々に配置されそれぞれ弁プッシュと回転スラ イダとから構成された二つの回転スライド弁があり、各回転スライド弁に圧油を 制御するためにポンプおよび作動シリンダがそれぞれ付属され、かつ、第1およ び第2のステアリング回路が存在し、走行車エンジンが第1のステアリング回路 のポンプを駆動し、第2のステアリング回路のポンプが従動側の駆動装置を有し 、回転スライダが半径方向に延び油槽との接続を行う孔を有しているような互い に独立した二つのステアリング回路を持った液圧式パワーステアリング装置の回 転スライド弁装置において、 第1のステアリング回路に属する回転スライド弁(10,20)の回転スライダ (10)における戻り孔(11,12.13,14,15,16)によって形成 された戻り開口断面積が、制御ピストン(16°)によって変更でき、この制御 ピストン(16°)が、第2のステアリング回路の従動側で駆動されるポンプ( 175)の搬送流の影響下にあることを特徴とする互いに独立した二つのステア リング回路を持った液圧式パワーステアリング装置の回転スライド弁装置。 7.前記制御ピストン(6°)が、第2のステアリング回路に属する回転スライ ド弁(110,12°)の回転スライダ(11°)を貫通する延長部を有し、こ の延長部が現状突出部(ユ70)を有し、この現状突出部(170)が回転スラ イダ(11°)と共に圧力室(171)を形成し、流れ方向において圧力室(1 7])の後ろに絞り(18C)が組み込まれていることを特徴とする請求の範囲 第6項記載の回転スライド弁装置。 8.第1のステアリング回路の回転スライダ(10)における戻り孔(11,1 2,13,14,15.16)が各回転方向に対して別々に長手方向に順々に配 置され、かつ、それぞれ互いに並んで位置する二列の孔列(9,9A)が生じ、 各孔列(9,9A)が、第1のステアリング回路の作動シリンダ(1,2)に接 続された弁ブッシュ(2°)の制御溝(74,22)に付属され、戻り孔(11 〜16)が窓(51〜56)によって取り囲まれ、孔列(9,9A)およびそれ らの窓(51,52,53,54,55,56)が長手方向に延びるウェブ(5 8)によって互いに液圧的に分離され、互いに並んで位置する二列の孔列(9. 9A)に続いてそれらの中間に別の戻り孔(17)があり、その開口断面積が残 留開口断面積として常に開かれており、中間に位置する戻り孔(17)が、両方 の回転方向に有効な窓(57)を有していることを特徴とする請求の範囲第6項 記載の回転スライド弁装置。 9.戻り流において下流側に制御ピストン(go)の後に、電動式絞り弁(88 )が組み込まれ、この電動式絞り弁(88)が制御ピストン(90)を制御する ために端面(89)に作用するせき止め圧を発生することを特徴とする請求の範 囲第1項記載の回転スライド弁。
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