JPH01502346A - 溶鉱炉の送風支管 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 溶鉱炉の送風支管 本発明は溶鉱炉の送風支管に関する。溶鉱炉では、予熱されたガス、通常空気が 、炉の周囲に配設された多数の羽口噴射ノズルによって炉を囲んで設けられた１ つの共通供給パイプより炉の中に噴射される。各ノズルは上記供給パイプに接続 された状態で送風支管として知られている。

使用に際して、羽口を介して炉の中へ吹き込まれた空気、ガスの高温度の影響下 では、送風支管は相当な膨張効果をうける０本発明は、膨張や歪曲の影響を緩和 できる送風支管を提供することを目的とするものである。

本発明によれば、溶鉱炉の送風支管は、第１および第２のパイプに接続された第 １の可撓ベローズユニットおよび第２および第３のパイプに接続された第２の可 撓ベローズユニットを具備した３個の直列配置のパイプと、上記第２のパイプの 反対側に配置され、各々が上記第１および第３のパイプに対して球面軸受を介し てその端部を接続されている一対の細長いリンクとよりなり、これによって上記 リンクの長手方向と直交する互いに直交する方向で第１および第３のパイプ間の 規制された運動を許容している。

上記リンクは、球面軸受ではなく、ピボット軸受に適応されていたとしても、上 記リンクの長手方向と直交する１つの方向に関して第１および第３のパイプ間で の相対的な回転運動および横方向運動を許容する。

しかし　ながら、球面軸受を用いることによって、先に述べた方向と直交する第 ２の方向における横方向動作が、上記リンクの長手方向と直交する方向について 許容される。

各パイプは耐火材料によって裏打ちされ、第１および第２のパイプにおける耐火 材料との隣接端は、両者間の相対的な回動を許容するように協動する弯曲形状に なっており、また、第２および第３のパイプにおける耐火材料の隣接端は、両者 間の相対的な角度動作を容認するように協動する弯曲形状になっている。

更に、第１のパイプの裏打ち端は、できれば、６弯曲形状で、第２のパイプの中 に突出しており、また、第２のパイプの裏打ち端は６弯曲形状で、第３のパイプ の中に突出している。

本発明をよりよく理解するために、添付図面を参照して１つの具体例を記述する 。

第１図は溶鉱炉の送風支管の側面図であり、また、第２図は第１図の矢印×の方 向における一部縫断面図符表千１−５０２３４６　（２） である。

とくに、第１図において、溶鉱炉５の羽口３に接合されたブローパイプ１は送風 支管９の下端に対してエルボパイプ７を介して接続されている。上記ストックの 上端は、加熱ガス、通常、空気が通されるマニホルド１１　に接続されている。

上記送風支管は上記マニホルド１１からの加熱高圧空気を羽口３の中へ噴射させ ることができる。明らかに、使用に際して、溶鉱炉を囲む包囲部材およびそこに 加熱ガスが通されるという事実の両方によって、送風支管は、使用時に、温度膨 張をうける。上記マニホルド１１およびエルボ７の間に接続された送風支管の個 所は、しばしばダウンレッグ（下り足）として言及される。

とくに、第２図について述べると、マニホルドの下端はフランジ１３を具備し、 これに対して、軸方向に短い第１の金属パイプ１７の一端に設けたフランジ１５ がボルト留めされる。このパイプは第２の金属パイプ１９に端と端とを直列にし て配置され、第３の金属パイプ２１は、第２の金属パイプに端と端とを接して配 置されている。パイプ１７．１９の隣接端は、可撓ベローズ２３の両側端に接続 される。同様に、第２のパイプの下端および第３のパイプの隣接端は可撓ベロー ズ２５の両側端に接続される。上記ベローズは、上記パイプ間のそれらの軸方向 の相対動作を規制量、許容する。上記パイプは耐火材料で裏打ちされ、また、上 記耐火材料の隣接端は、１つのパイプがそれと隣接するパイプについて規制され た範囲で枢動され得る協動する弯曲面を具備している。

第１のパイプの裏打ちの端２７Ａは６弯曲形状であり、第２のパイプの中に突出 しており、更に、第２のパイプの裏打ちの端２７Ｂは６弯曲形状であり、第３の パイプの中に突出している。

一対のブラケット３１が溶接によってパイプ１７のフランジ１５に対して、ある いはパイプ自体に対して固着されており、パイプ１９の両側に伸びるように配置 されている。同様に、一対のブラケット３３が溶接によってパイプ２１０両側に 固着されている。上記パイプ１９の両側にそれぞれ配置された平行に延びる一対 のリンク３５は、それぞれブラケット３１の各端に対して一端を、ブラケット３ ３の各端に他端を接続している。ピンが各ブラケットから孔を介して上記リンク の端に突出しており、また球面軸受３７が上記リンクとビンとの間に用意されて いる。

エルボパイプ７の軸７Ａおよびブローパイプ１のそれは上記リンク３５の長手方 向に含まれる平面に平行で、その間に位置する平面内に据えられている。

上記球面軸受のこの配置は、互いに直角である２つの方向において第１および第 ３のパイプの間に起こる規制範囲での相対的な動きを可能とする。

再び、第１図において、羽口の方位およびそこから離れる方位でのブローパイプ １の軸方向における動きは溶鉱炉５の半径方向にある。この動きは、パイプ２１ がパイプ１９に対して相対的に動くことができ、次にパイプ１９がリンク３５に よって許容される枢支動作によってパイプ１７に対して相対的に動くことができ ることによってのみ、緩和できる。フランジ１３゜１５は固定されたままなので 、上記リンクは上記リンク３５の上下端の軸について、パイプ２１が枢動するの を許容し、それゆえに、ブローパイプ２１が枢動するのを許容する。

更に、軸受３７が球面形になっているので、両方のリンクは、平行のままで、そ の軸と直角の方向に制限された範囲で移動可能であって、ブローパイプ１が溶鉱 炉５の接線方向に動くのを許容する。

このため、以上詳述したように、本発明の送風支管は、ベローズの効果によって パイプ１７ないし２１の長手方向の膨張を調和することができ、また、リンクの 長手方向に対して互いに直交する２つの直交方向への動きが可能である。

特表千１−５０２３４６　（３） ＦＩＧ、２゜ 国際調査報告 ”””””””帥−―−’・　ＰＣ？／（４Ｂａ１０Ｏ１２１国際調査報告 ＧＢεε００１２１ Ｓ＾　２０ｇ２９

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. １．第１および第２のパイプ（１７），（１９）に接続された第１の可撓ベロー ズユニット（２３）および第２および第３のパイプ（１９），（２１）に接続さ れた第２の可換ベローズユニット（２５）を具備する直列配置の３つのパイプ（ １７），（１９），（２１）と、第２のパイプ（１９）の両側に位置されかつ各 々第１および第２のパイプに対してその端を接続している一対の細長いリンク（ ３５）を具備する溶鉱炉の送風支管であって、各リンク（３５）は固定され、各 リンク（３５）と第１および第３のパイプ（１７），（２１）との間の接続が球 面軸受（３７）を含んでおり、上記リンクおよび軸受は共に、上記リンクの長手 方向にそれぞれ直交する方向において第１および第２のパイプ間で制御動作を許 容していることを特徴とする溶鉱炉の送風支管。
2. ２．各リンクと第１および第３のパイプとの間の接続部が、固定されたリンクの 開口を介して伸びるピンを具備しており、上記開口が上記リンクの長手方向に直 交して延びかつ上記ピンとリンクとの間に位置された球面軸受を具備している請 求項１の溶鉱炉の送風支管。