JPH01502172A - 塗装刷毛の保存及び保管のための方法と装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 塗装印刷の保存及び保管のための方法と装置発明の技術分野 本発明は、使用済の塗装刷毛の長期または短期にわたる保存及び保管のための装 置に関するものである。より詳しく述べると、本発明は、塗装刷毛に残っている 残留塗料が乾燥せずにまた硬化せずに、刷毛の毛がその形と可撓性を長期にわた って維持し、その結果、刷毛をどんなりリーニングもあるいは更なる処理も行な わず、その保管の期間の長さに拘らず、即ち、数分間、数時間、数日間、あるい は数ケ月間であろうと、直ちに再使用が十分にできる使用済の汚れた塗装刷毛の 長期または短期にわたる保存と保管のための装置に関する。

且五ｌ見 周知のように、多くの室内装飾家は、特に素人や専門家でない室内装飾家は塗装 作業の終了後および／または装飾期間に、恐らく数時間から１週間あるいはそれ 以上の期間にわたって塗装刷毛に対する保護と保存に関して十分な注意を払わな い傾向にある。一般的に、素人の室内装飾家はこのような期間中は、刷毛をホワ イトスピリットの中に放置して、その結果、刷毛は塗料とホワイトスピリットか ら成るスラリーにわずかに浸され、塗装を再開するときは不十分な状態となって いる。このような刷毛の毛はその可撓性および／またはその形状を元に回復する ことができに（くなり、このため、相当に損耗したため刷毛を取換えなければな らなくなるかなり前に、刷毛を廃棄し取換えねばならない、専門の室内装飾家で さえも刷毛を単に水の入ったバケツに一晩中浸して置くだけであることがあり、 そのように刷毛を扱うと、もし刷毛の毛が硬化しなくても少なくとも変形して刷 毛を損傷してしまいがちである。

従来の技術 過去において様々な試みが塗装刷毛の保管装置についてなされてきており、それ は新しい刷毛を保存し保管するだめの手段としてであったり、使用後の塗装刷毛 を保存し保管するためであったり、そしである場合にこの保管装置は、液体の刷 毛クリーニングまたは保存のための要素を含んでいたりする。このような従来の 技術の中で次のような装置が記載されている。

アメリカ合衆国特許第１．９３４，３１６号では、上記保管装置は刷毛のくさび 型の形状を保つために、また毛についた塗料が完全に乾燥するのを防ぐために刷 毛の毛に適合するように設計されたくさび型の形状をしたスリーブから成ること を開示している。刷毛クリーニングまたは保存のための液体については何も述べ られていない。

アメリカ合衆国特許第２．４８５．０６８号には、刷毛を挿入できるように端が 開いている弾性スリーブで、その端が折り曲げられて気密環境で毛を密封するス リーブが開示されている。このスリーブは両端が開いており、刷毛保存またはク リーニングのための液体を含むことはできない。

アメリカ合衆国特許第２．５３３，８２９号には、封筒または袋の形状をして、 一端が開いて°あり、刷毛頭部を使用後に入れることのできる塗装刷毛のための 保管袋が開示しである。刷毛の取っ手回りで袋の開いた端をきつく結ぶことによ って空気の進入を防ぎ、それによって刷毛の頭部を十分な気密環境とし刷毛に残 った塗料の乾燥と硬化を防ぐ手段を備えている。他に、使用者は刷毛を袋に入れ る前に亜麻仁油またはシンナーを袋に入れておくことが提案されている。

アメリカ合衆国特許第２，７７６．０５０号には、耐水袋とそのためのワイヤー 台が開示されてあり、使用後に刷毛の頭部を、種類は規定していないが刷毛クリ ーニングのための液体に浸漬して、塗装刷毛を吊り下げることができる。

アメリカ合衆国特許第３．１６７、１７８号には、刷毛頭部を入れることのでき る封筒が開示されてあり、適当なフックや釘から刷毛を吊り下げて使用する。液 体は使用しない。

アメリカ合衆国特許第３，６９０．４４８号には、刷毛全体を入れて密封するこ とができる密閉可能なプラスチックの袋が開示されてあり、任意にプラスチック の包みの中に毛を包んだ後にゴムバンドで密封する。

アメリカ合衆国特許第４．６０６．４５６号には、切り目が予めつけられ折りた たむことのできるポール紙またはプラスチックの包みが開示してあり、異ったサ イズの塗装刷毛を包装できる。

６１４２国特許第３３０６１８１号及び西ドイツ国特許出願公開第３５２０３７ ８号には、塗装刷毛のための密閉のできる運搬あるいは保管のための透明な袋が 開示してあり、刷毛全体を入れ密封する。

又里亘監！ 上記従来技術と比較すると、本発明は、素人でも専門家でも使用でき前述のよう な刷毛に対する不注意を避け、刷毛をクリーニングし保存するのに使用され、最 小の努力で、即ち使用者は刷毛のクリーニングをする必要もな（、あるいは的は ずれな溶剤やクリーニング液を使用することもない簡単な装置を提供する。使用 者がしなければならない全てのことは、刷毛クリーニングまたは保存のための液 を所定量だけ−含んで密封された小袋を開封し刷毛頭部をこの中に入れることで ある。

■豊星に里 本発明によると、密封した小袋が必要で、それは空気も水もほとんど浸透しない 材料、例えば金属またはプラスチックの箔、防水紙、より好ましくは金属箔また はプラスチック箔、あるいは紙を重ね合せた膜から成る積層箔からつくられたも のである。使用後直ちに、この中に刷毛の頭部を挿入でき、どんなりリーニング を前もってする必要もなく、ただ例外は恐らく過剰の塗料を流したり、そのしず くを滴下させたり、あるいは塗料容器の中に戻して廃棄する場合である。この小 袋は、刷毛のサイズにもよるが、少量の、例えば１０〜’ｌＱｍｌｌの刷毛保存 液またはクリーニング液、好ましくは水性液を含み、刷毛の毛に残った塗料の乾 燥や硬化を防ぐのに役立ち、毛を柔らかく可撓性のある状態に保つ。刷毛の頭部 を小袋に入れたとき小袋への空気の出入りを制限するため、好ましくは小袋は刷 毛の取っ手回りで小袋の開封した口を密封する手段を備えるのがよい。

塗装を再び始めようとするときは、小袋から刷毛頭部を引き出すのは簡単”なこ とであり、好ましくは同時に毛が引き出されるにつれて小袋を徐々にしぼり、そ の結果過剰保存液が毛からしぼり出され、処分かたぶん再使用のために袋の中に 戻され排液される。刷毛はすぐ再使用できる状態である。

この方法を用いると、塗装刷毛はクリーニングしてない状態で保存でき、しかし 、数分から数カ月までの範囲の期間においては直ちに再使用できることがわかっ た。

その上、刷毛の毛についた塗料の乾燥と硬化を防ぎ、毛の柔軟性と可撓性を保つ 、刷毛頭部が小袋の内壁によって密着されているということは、刷毛頭部は毛が 最適の形状、即ち一般のくさび型の形で保たれることを確実にする。

驚くべきことに、この方法により一時的に保管されてきた塗装刷毛は、塗装が最 終的に終了したときに通常の刷毛クリーナーを用いてクリーニングするよりかな り簡単にクリーニングできることもわかった。この理由は完全には明らかでない が、たぶん刷毛の毛に残留した塗料はほぼ乾燥しない状態に保たれ、硬化するい とまが全くないということによるのであろう。

本発明についてこれまで、刷毛保存液、好ましい水性刷毛保存液に関して述べて きたが、この液の目的は、主に刷毛に残った残留塗料が乾燥するのを防ぐことに よって刷毛の毛を直ちに再使用できる状態に保存することであり、刷毛を特別に クリーニングすることではなかった。これに対し、本発明の更なる特徴によると 、刷毛クリーニング液を用いると刷毛を保存するばかりでなく、刷毛が小袋の中 に入れられている間は残留ペイントを実際にはクリーニングするということも予 見できる。保存液は残留塗料が毛の上で乾燥したり硬化したりするのを単に防ぐ のに対し、この目的のために刷毛クリーニング液を使用すると毛の上の残留塗料 を乳化するかあるいは溶解するのに役立つ。塗料の性質によって、刷毛クリーニ ング液は水性、有機性あるいはこの２つの混合であり、この水性有機溶媒混合物 は残留塗料を溶解あるいは乳化する。好ましくは、水性のもしくング液を使用し 、これは残留塗料を溶解または乳化するのに役立ち、その結果、刷毛を長期間保 管する前、あるいは、例えば刷毛を再使用する前であるが異った色の塗料である 場合に、小袋からの取り出し時に刷毛は水の中で簡単にすすぐことができクリー ニングの工程を完了する。

本発明による小袋は、−ＪＲ的には個別の刷毛頭部をちょうど収容できるサイズ であろうし、様々な異なったサイズの小袋が異なったサイズの刷毛について使用 できるであろう、好ましくは、小袋の寸法は、小袋の中に空気が入る部分を最小 にするために個々の刷毛頭部がその中に密着するようなものにする。各々の小袋 の中に密封される保存液の量は、ちょうど刷毛の毛にしみ込ませ柔らかな状態に 保つのに十分な量がよいであろう。この量は、明らかに刷毛のサイズとこれに対 応する小袋のサイズによるが、１〜ｌ０ＣＩＩの範囲のサイズの刷毛に関しては １０〜２Ｑｍｌの量で十分適切である。

一般的に、小袋は四角形であろうが、他の形状も考えることができる。小袋につ いての好ましい材料は、プラスチック箔と金属の箔を積層したものであり、特に 袋の周縁を熱で密着か溶接できる積層品がよい。紙、プラスチックおよび金属箔 を積層したものが一層であれ、幾層にも重なったものであれ特に好ましく、これ らは変形可能であり、塗装刷毛の突き出た取っ手回りでよじることができ、小袋 の開いた口を刷毛の取っ手回りで密封し空気、ごみおよび湿気の進入を防ぐ。あ るいはまた、刷毛の取っ手回りで袋の口を密封することについては他の手段を取 ることもできる０例えば、ワイヤータ、テープまたはひもなどで刷毛の取っ手回 りで結ぶことができ、あるいは接着テープまたはストリップがある。タイ、テー プあるいはひもの場合は袋と一体にもでき、または別にしてもよい。

すでに示したように、小袋は最初にその周縁で密閉されておりその中に密閉され た所定量の保存液を含む、刷毛頭部を挿入するために小袋を一辺に沿って開封し なければならない、これは使用者がはさみやナイフを使って一辺を切って小袋を 開封することで簡単に行うことができる。あるいはまた、小袋に予めにつくられ た弱部の線を備えておくことができ、これに沿って使用者は小袋を破って開封で き、また切り取り密封ストリップを備えてもよい。

塗装刷毛の一時的なあるいは長期間の保管のために、個々の小袋は小袋を適当な フックから、あるいは塗装中の短かい休憩の間ではたぶん梯子の横木から、吊り 下げることのできる手段を備えてもよい。

本発明の好ましい特徴によると、刷毛の毛に無害な刷毛保存液は、毛を柔らかく 可撓性のある状態に保ち、毛に残った残留塗料の乾燥や硬化を防ぐ。広い範囲に わたる様々な異なった有機性と無機性の両方の液体を用いることができるが、最 も便利で好ましい保存液は水性のものである。水だけを使用することができ、例 えば通常の生水などがあるが、好ましくは水性保存液が少なくとも１種類の添加 剤を含み、次の機能のうち１つかそれ以上満足するものである。即ち、（１）小 袋から刷毛を引き出すにしたがい刷毛から前記液が滴下する程度を減らすために 保存液の粘性を増やす、（２）小袋の内壁をなめらかにし小袋から刷毛を抜き出 すのを容易にする、（３）残留塗料が完全に乾燥するのを防ごうとするための吸 湿作用を示す、（４）保存液の凝固点を低くする（０℃以下の温度での使用のた めビが保存液の中で増殖するのを防ぐか少な（とも抑える、（６）耐腐食性を有 し、刷毛の毛がその中に通常取付けられるシート状金属の日輪の腐食を防止する か阻止する。

グリセリン水溶液が特に好ましく、プロピレングリコール、ジプロピルグリコー ルと高級プロピレングリコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、 トリエチレングリコールと高級高分子エチレングリコール、ヘキセングリコール 、多価アルコールと糖、などの他の吸湿性化合物の水溶液も用いることができる 。吸湿性無機塩も、塗料、刷毛の毛、日輪に有害な影響を与えない限り使用でき る。しかしながら、有機性吸湿剤が好ましい、グリセリンは上記（１）〜（５） で概説した全ての機能を満足するので特に好ましく、とりわけ酸化防止剤、例え ば亜硝酸ナトリウムと、出来れば殺菌剤または防カビ剤も含むグリセリン水溶液 がよい。

吸湿剤、例えばグリセリンを５０％−／Ｖまで含む水溶液を、−塗料または刷毛 に害を与えないで用いることができるが、より一般的には２５％−／Ｖまでであ る。特に好ましい水性保存液の組成を例としグリセリン　２５％訂Ｖ 亜硝酸ナトリウム　１％賀／Ｖ 防カビ剤　０．３４％−ハ はとんどの市販の入手可能な防カビ剤や殺菌剤を使用でき、好ましい例としては 英国エセックス州クラベリングのフェルノックス社（Ｆｅｒｎｏｘ　Ｌｉｍ１ｔ ｅｄ、ｏｆ　Ｃｌａｖｅｒｉｎｇ、Ｅｓ５ｅｘ）の称号＠ＡＰ−１０″という専 売の固形カビ防止剤がある。

本発明を添付の図面を参考にして更に説明する。

第１図は本発明による密封した小袋の概観である。

第２図は部分破断した概観で、小袋の中に入れた塗装刷毛を示し第２ｂ図は第２ ａ図の側面で、同じく部分破断して小袋を示している。

第３図は刷毛の取っ手回りで小袋を密封する他の方法を示している。

第１図を参照しながら説明すると、密封小袋は金属、祇およびプラスチックの箔 の２層の積層箔（１）から成り、それらは梱包技術における様々な異なった目的 で市販されて入手可能であり、その周縁で一方と他方を熱で密着し、密封小袋（ ２）をつくる。その中には保存液（３）、好ましくは前述のようなグリセリン水 溶液を少量、例えば１０〜１５ｍ／を含んで密封されている。好ましくは小袋の 内面は金属箔で、外面は紙あるいはプラスチックでつくられるのがよく、外面に おいては広告文や使用指示やその両方が適切に印刷される。

小袋を使用するために、例えば塗装中の休憩中に塗装作業者や装飾者は、小袋を 例えばはさみなどで端に沿って切り開封する。この開封された小袋の中に刷毛（ ４）を入れ、毛（５）は浸され、保存液（３）、即ちグリセリン水溶液を吸い込 む。好ましくは液の量は液（３）が実際には刷毛（４）の金属製日輪（６）に接 触しないような量がよい、このことは日輪の不必要な腐食や汚れを簡単に防ぐ。

最終的に、小袋の開封した口を刷毛の取っ手回りで（７）のようによじり、出来 るだけ堅く小袋を刷毛の取っ手回りで密封する。

第３図では、小袋は別に用いる自己接着ストリップ（８）を用いて刷毛の取っ手 回りで密封されている。あるいはまた、当然にワイヤータイ、糸、テープなどの 他の手段を用いてもよく、それらは小袋と一体の部分となっていてもそうでなく ともよい。

刷毛は使用後直ちに小袋の中に簡単に入れることができ、前もってのどんなりリ ーニングや処理は必要なくただたぶん必要となるのは塗料容器の縁で刷毛をこす り過剰な塗料を除去すること、あるいは過剰な塗料を毛から流すか滴下させるだ けであるということをここで強調できるだろう。刷毛の残留塗料の乾燥や硬化を 防ぐことは保存液、即ちグリセリン水溶液の＠能であり、水性溶媒、特にグリセ リンのような吸湿性成分の入った水溶液は、塗料が油をベースにした塗料、水を ベースにしたエマルジョンペイント、光沢仕上げ塗料、下塗り塗料、光沢仕上げ やつや消しや半つや消しのニスであろうと同じく効果的であることがわかってき ている。従って、本発明による装置は塗料の種類にかかわりなく、はとんど使用 可能である。

いったん小袋の中に入れると、小袋はよく密封され刷毛は保管できほとんどいつ までもできるように思われ、確かに数分から数時間、数日、数週の期間にわたっ て保管できる。試みにテストしたところこの方法で刷毛は数ケ月間劣化せずに保 存でき、小袋から引き出した後は直ちに使用できる。

塗装を再開する前に小袋から引き出す際には、小袋の口は密封状態ではなく、刷 毛が引き出され、好ましくは同時に小袋の側面をしぼり、それによって保存液を 毛からしぼり出し小袋の中に戻して排液する。次に小袋は再使用することが可能 となるが、好ましくは新しい小袋を各々の場合に使用する。引き出した後は、ど んな洗浄やクリーニングをしなくとも刷毛を使用して直ちに塗装を再開すること ができ、刷毛について残っている古い塗料はまだ乾燥していなく、毛はまだ柔ら かくしなやかである。その上、第２ｂ図をみるとわかるように保管中の小袋の形 は、もし刷毛が水または悪くともホワイトスピリットの容器の中に単に立てられ ても、これは使用済の塗装刷毛の一時的保管の伝統的方法であるが、広がるより むしろ望ましい（さび型の形状に毛（５）が保たれるのを助ける。くさび型が毛 の望ましい構造であるが、刷毛が引き出されにつれそして毛から保存液をしぼる ために小袋をしぼる動作のときに、このことは一層きわ立つ。

図には示されていないが、刷毛を含んだ小袋を都合のよいフックや梯子の横木か ら吊り下げる手段を小袋に備えさせてもよい。このことや他の変形例も読者には 明白であり、ここにおいて記載した本発明の一般的目的と概念からはずれること な〈実施できる。

国際調査報告 国際調査報告　。８８７００Ｂ９２

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．空気と水に対してほぼ不浸透性である材料で構成された封筒状の包みから成 りかつ個々の塗装刷毛の汚れた頭部と毛とを使用後に入れることができ、それに よって刷毛の毛を保存して残留塗料の硬化や乾燥を防ぐと共に刷毛の毛を十分に 柔らかく可撓性のある状態に維持できる包みからなる使用済の塗料刷毛の長期ま たは短期にわたる保存および／またはクリーニングと保管のための装置において 、前記包みは刷毛の頭部を挿入するために使用者によって一辺に沿う開封が可能 でありかつ所定量の刷毛保存液またはクリーニング液（３）がその中に密封され ている密封少袋（２）であることを特徴とする装置。
2. ２．前記液（３）は、刷毛上の残留塗料の乾燥を防ぎ、それによって刷毛をほぼ 直ちに再使用する状態に維持する水性刷毛保存液であることを特徴とする請求項 １記載の装置。
3. ３．前記液（３）が吸湿性成分から成る水性保存液であることを特徴とする請求 項２記載の装置。
4. ４．前記水性刷毛保存液（３）がグリセリン水溶液であることを特徴とする請求 項３記載の装置。
5. ５．前記水性刷毛保存液（３）がグリセリンと亜硝酸ナトリウムの水溶液である ことを特徴とする請求項４記載の装置。
6. ６．前記小袋の開封時に刷毛の取っ手回りで小袋を密封できるか、あるいは小袋 を密封する手段（８）を備えており、それによって前記刷毛の取っ手回りから前 記開封された小袋内に空気が進入するのを減らすことを特徴とする請求項１、２ 、３、４または５記載の装置。
7. ７．前記小袋の開封時に前記小袋を刷毛の取っ手回りで密封するためにワイヤー タイ、糸、テープあるいは自己接着ストリッブから成る分離した密封手段（８） を備えていることを特徴とする請求項６記載の装置。
8. ８．前記小袋（２）は変形可能な材料で構成され、塗装刷毛の小袋への挿入時に 前記刷毛の取っ手回りでよじることができ、それによって前記密封を行うことを 特徴とする請求項６記載の装置。
9. ９．前記小袋（２）が金属膜とプラスチック膜との２枚の積層箔（１）で構成さ れ、前記小袋の周縁で一方が他方に密着していることを特徴とする請求項８記載 の装置。
10. １０．前記小袋は、切り取り線がつけられておりこれに沿って切り取り可能なス トリップを用いて開封可能であることを特徴とする請求項１、２、３、４、５、 ６、７、８または９記載の装置。