JP2008512245A - 塗装用具の方法と装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、塗装過程で使用中の塗装具と濡れたままの塗料の保護環境を提供する。塗装具の具体例として、塗装ブラシ、塗装ローラー、塗料トレイ、塗料缶などがある。一実施形態の保護環境は、厚さが少なくとも1/2ミル(mil)の、可撓性に富むポリ塩化ビニルから作成されている。可撓性のポリ塩化ビニルは三辺が接合された端縁部が設けられた2部材構成になっており、残る第4辺は接合されずに残されて、保護環境の内部に通じる開口部を設けている。保護環境は塗装具の上に被せられ、多様な塗装具特性が記録され、塗装作業中の塗装具の一時的な保管と再利用を支援する。
【選択図】 図1

Description

本出願は、2004年9月10日出願の米国特許出願連続番号第60/608,633号の優先権を主張するものである。
本段以降の開示は塗装用具の保存に関するものであり、かかる塗装用具としては塗装ブラシ、塗装ローラー、塗料トレイ、および、それ以外の、塗装前、塗装中、塗装後に塗料を利用する器具などを含んでいる。特に、本発明の概念は乾いていない塗料が付着したままの塗装用具の使用年数を延命し、汚染や水分喪失から塗料を保護し、先の塗装作業から次回の塗装作業まで塗装装置の水分を保ち、作業開始時間と浄化時間を最短にすることに対処している。
米国特許第6,530,470号(ラウンディ(Roundy)に交付:特許文献1)は、塗料塗布ローラーをローラーが塗料で濡れたままで効果的に保存できるようにする可塑材製であるのが好ましい便利な箱体を開示しているが、この場合のローラーの保存は一時的保存である。
米国特許第6,450,336号(イーデス(Edes)に交付:特許文献2)は、特許公報第3欄54行に記載されているような保護塗装具スリーブ材を開示している。本質的に、塗装具スリーブ材は、開放底面部を設けた矩形の形状である。更に、塗装具スリーブ材は、第1パネルおよび第2パネルを設けた鞘部材を備えている。パネルは各々が第1端縁、第2端縁、第3端縁、および、第4端縁を有している。各パネルごとの第2端縁と第3端縁の間に延びて、これら両端縁に一体接続されて、周辺側壁が設けられている。開口部が第4端縁相互の間に定められている。この製品は弾性素材から作成されている。鞘部材またはスリーブ材それ自体は、特許公報第4欄19行に言及されているように、従来の「軟質保護カバー梱包材」に類似している梱包材の中に未使用巻上げ状態で入っている。更に、使用者は保護塗装具スリーブ材の巻きを解いて塗装具の荒毛に被せて装備する。ショルダー部が塗装具の基部と接触状態になって封鎖部を設け、空気流が塗料を乾燥させるのを阻止する。
米国特許第5,966,902号(コリッキ(Korycki)に交付:特許文献3)は、特許公報第1欄43行に記載されているような塗料ローラーの被覆容器を開示しており、かかる容器の構成は、上下被覆部材が蝶番を利用して共通接合部に沿って接合されるとともに、上下両半分体が、互いに接触して閉鎖状態になると、或る寸法の細長い小室を作って塗装ローラーを収容する形状を定めるように、上下被覆部材が互いに一致する凹みを有する形状になっている。更に、上下被覆部材は、一体蝶番にかかる接合部を設けた可塑材からなる単体として成形され、ローラーを収容するような形状に予備成形されている。
米国特許第5,966,772号(ウッドノース(Woodnorth)に交付:特許文献4)は特許公報第2欄11行に記載されているような塗装ローラーとトレイのシステムを開示しており、トレイは床部と、床部から延びて液溜め形成する複数の直立壁部と、基部の内側に取外し自在に設置されて第1皿と第2皿を設ける構成の区分け壁とを備えている。トレイは、特許公報第2欄21行に更に記載されているような第1ローラーカバー部材と第2ローラーカバー部材を備えており、これらカバー部材は軸線方向に互いから離隔され、第1皿と第2皿の内部で複数のローラーを互いから独立して転がすことができるようにしている。
米国特許第5,960,946号(グラムリッヒ(Gramlich)に交付:特許文献5)は側面、背面壁部、前面壁部、および、2分化底面部を備えている改良された塗装ローラートレイを開示している。更に、特許公報第2欄1行では、蓋部材をトレイに固着するために、1対の旋回点が背面壁部に取り付けられる。公報の更に続き部分、第2欄47行では、蓋部材はトレイと同じ種類の素材から作られていてもよいが、異なる素材から作成することもでき、例えば、トレイは金属から作られ、蓋部材は可塑材から作られているようにしてもよい。
米国特許第5,915,552号(キム(Kim)に交付:特許文献6)は、端部壁、側壁部、ローラーを受容する開放端、閉鎖端のほかに開放端を封鎖するキャップ部材を備えている細長い外郭部を設けた塗装ローラー保護装置を開示している。
米国特許第5,887,708号(ゴンザレス(Gonzales)に交付:特許文献7)は、特許公報第3欄56行に記載されているような、塗料トレイを受容するバッグを備えている塗料トレイの被覆材を開示しており、バッグは開放端が設けられているとともに可塑材から製造されている。バッグはラテックス塗料またはオイル塗料との長期接触に耐えるように化学耐性がある。バッグには上面部および下面部と中空内部も設けられている。下面は、塗料トレイの足を受容する寸法に設定された1対の穴が互いから離隔された関係で設けられている。バッグの開放端は一緒に挟まれて、第2対の穴と第3対の穴が塗料トレイの前端縁の下で互いに整列状態になるようにしている。更に特許公報の第3欄18行では、バッグは塗料トレイを覆うように配置されてから、使用者がトレイに塗料を通常どおりに充填する。塗料によってバッグの可塑材がトレイの底面部に形状が一致するように寄り添う。更に27行では、バッグはローラー被覆材とブラシを包んで夜越しの乾燥から保護するためにも使われる。
米国特許第5,709,301号(カウチ(Couch)に交付:特許文献8)は、塗装ローラー、塗装ローラーの被覆材、および、塗装ブラシの保管装置を開示している。かかる保管装置は蓋部材を備えている円筒状の容器であって、上部では末広がり状を呈しているとともに、底面部には発泡材の挿入部材が設けられて、塗装用具と一緒にスポンジ状封鎖を形成する。容器には芯材が設けられており、その周囲でローラーの被覆材が貼り付く。蓋部材はネジ留め式蓋部材または摩擦嵌め式蓋部材のいずれであってもよく、下側に発泡材の挿入部材が設けられて、ローラーの被覆材の上部と一緒にスポンジ状の封鎖を形成する。
米国特許第5,553,701号(ヤレッキ(Jarecki)に交付:特許文献9)は、塗料トレイおよび別体の被覆部材を備えている塗料トレイ組立体を開示しており、被覆材は、蓋部材の下側の周辺リブを頂端トレイ端縁と合わせることにより、トレイに着脱される。
米国特許第5,533,617号(フォン・フラターン(Von Flatern)に交付:特許文献10)は、塗装ローラーのスリーブ部材の保管容器を開示しており、かかる保管保管容器はスリーブ部材を取出し可能に保管するための可撓性の弾性管状ハウジングを備えている。
米国特許第5,540,363号(ウイルソン(Wilson)に交付:特許文献11)は、特許公報第1欄57行に記載されているように、濡れた塗装ブラシを一時的に保管するための矩形剛性容器を開示しており、ここでは、容器は矩形の外辺部の周囲で2つの部分に分離されており、これら2つの部分の頂端壁部に開口部が形成されて、塗装ブラシのハンドルを開口部に通すことができるようになっている。更に、第2欄1行では、発泡材の閉鎖された隔室がハンドル周囲で圧搾され、塗装ブラシの周囲で容器を封鎖する。また、公報22行目では、被覆部材の各々に付随して蝶番が設けられて、被覆部材が塗装ブラシの周囲で貝殻の形態で閉じることができるようにしている。
米国特許第5,440,853号(エングダール(Engdahl)に交付:特許文献12)は、特許公報第1欄50行に言及されているような剛性可塑材の円筒状チューブを開示しており、かかるチューブの開放遠位端は可塑材の遠位端キャプによって閉鎖および封鎖される。
米国特許第5,316,137号(キロネン(Kyllonen)に交付:特許文献 13)は剛性塗装ローラーと蓋部材を開示しており、トレイを蓋部材と着脱自在に気密嵌合させる封鎖部材を備えている。
米国特許第5,178,274号(ロング(Long)に交付:特許文献14)は、2個の部材、すなわち、容器とスナップ嵌め蓋部材を備えている剛性の塗装ローラーホルダーの容器を開示している。容器は4個の成形部材からなり、塗装ローラーハンドルのための窪んだ支持部と、短い塗装ローラーを支持する2本の柱状支持部材と、長い塗装ローラーのための支持部材と、スナップ嵌め蓋部材のための溝を備えている。
米国特許第5,138,738号(ニコルソン(Nicholson)に交付:特許文献15)は、塗装ブラシのヘッド部に着脱自在に取付けられて塗装ブラシのファイバー部分全体を被覆するバッグを備えている被覆用アプリケータを開示している。バッグは塗装ブラシのファイバー部分の外郭に密に貼りつき、寄り添う。引張り紐、ベルクロ締め具、または、弾性バンドにより、バッグを塗装ブラシのヘッド部に取り付けることができる。公報第5欄33行に記載されているように、バッグは巻上げ式端縁が設けられているか、または、巻上げ式端縁によって被覆された吸収性素材の角張ったリングで一部が巻上げ式になっている。バッグの素材は織物材、編物材、フェルト布などでもよく、また、目が細かくても、目が粗くても、厚みがあっても、薄くても、いずれでもよい。被覆用アプリケータは塗装時に取付け可能であるが、これにより、塗装ブラシはステイン着色剤やワニス剤などを塗布するのに好適となる。
米国特許第5,174,445号(ムル(Mull)に交付:特許文献16)は、先の使用時から次回の使用時まで保管液の中に塗装ブラシを保管し、使用時にはブラシを保持する塗装ブラシ保管バッグ組立体を開示している。特許公報第3欄7行に記載されているように、襞寄せされたうえに先細り状にされて比較的大型の基部を設けるようにした厚いフォイルバッグの中にブラシは設置される。バッグの中の液体は安定器の役割をして転倒を防止している。バッグのフォイルは真空パック詰め珈琲が販売される際に詰める袋に類似している。更に、公報20行では、バッグの襞は相補的な外見のループ閉め具部材によって一緒に固着される。ブラシの荒毛はゴムバンドのような大型幅広の弾性バンドによってバッグの中に封入される。バンドは口輪の周囲でブラシに固着されるか、荒毛の頂端部に固着され、いずれもピンと張った状態で固着される。バンドは転がして、バッグの脇をきつく封鎖し、作動中の液の飛散を防ぐ。
米国特許第5,074,098号(フィリップチャック(Filipchuk)に交付:特許文献17)は、両端キャップを設けた円筒状スリーブ材を備えおり、濡れた塗装ローラーを保管する容器を開示している。
米国特許第5,032,188号(ケトル(Kettle)ほかに交付:特許文献18)は、空気と水を実質的に透さない素材から構成された封鎖袋を開示しており、ブラシ使用後は先に洗浄しなくても直ちにブラシヘッド部をこの袋の中に差し込むことがえきるようになっており、袋は少量のブラシ保存液またはブラシ洗浄液が含有されて、荒毛に残留している塗料が乾燥または硬化するのを防いでいる。袋はブラシハンドルの周囲で封鎖可能であるか、または、ハンドルの周囲で袋の開口を封鎖する手段が設けられて、袋に空気が入るのを制限している。特許公報第5欄18行では、封鎖袋は、紙薄層および可塑膜材の薄層の2複合層を備えており、この2複合層の具体例としては梱包材技術で多様な異なる目的で広く利用できるものがある。各層は外周部付近で互いに熱封鎖し合い、少量の保存液を含有する封鎖袋を形成する。公報25行では、袋の内面は金属薄膜であり、外側層は紙または可塑材で、印刷した宣伝や指示書きを行うのに好適であり、または、その両方に好適である。
米国特許第4,967,903号(ケトル(Kettle)に交付:特許文献19)は、特許請求の範囲に変更があるが、ケトルの188号特許と本質的に同じ要旨を開示している。
米国特許第4,802,576号(ケルン(Kern)に交付:特許文献20)は、ワッフル焼き型の外観を呈する装置または塗装ローラーの保管容器を開示しており、これは塗装ローラーのための陥凹部をフォイルの巻き部材が設けられて密封シールの形態を呈しているハウジングを備えている。
米国特許第4,765,123号(コールドウエル(Coldwell)に交付:特許文献21)は、塗料トレイを被覆して洗浄の必要なくトレイが再利用できるようにするプロセスを開示している。特許公報の第2欄9行に記載されているように、可撓性の塗料不浸透性バッグは、塗料トレイの床面端部を覆って適合するのに十分な大きさの周囲長さを有する開口部が設けられている。周囲長さは十分な大きさがあって、その程度は、バッグが床面端部を覆って適合するのに加えて、バッグがトレイの床面に広がりトレイ側部の内面に支えられるのに十分な広さになるぐらいである。塗料はトレイの中でバッグの外面に沿って保持され、トレイが便利な態様で使われながらも、トレイを洗浄する必要を避けることができるようにする。
米国特許第4,738,358号(ケール(Kehl)に交付:特許文献22)は洗浄プロセスを簡略化する塗装ローラーの被覆容器としぼり器組立体を開示している。特許公報第2欄25行に記載されているように、容器は重合体可塑材から作成されているのが好ましく、略円筒状で、閉じた底面部と開放頂端部が設けられた中空チューブとして成形されている。
米国特許第4,541,542号(フロレンティーノ(Florentino)に交付:特許文献23)は、特許公報第2欄23行に記載されているように、立体突起を設けて塗装ローラーブラシのハンドルを収容する表面が備わった塗料トレイの被覆材を開示している。被覆材はポリエチレンなどの可撓性に富む半剛性素材から作られ、従来の塗料トレイを覆ってぴったりと気密に適合することができるようになっている。立体突起は楔型の空洞として予め成形される。
米国特許第4,334,416号(ツラノ(Turano)に交付:特許文献24)は、底面と側壁部を設けて或る量の溶剤を保有するようにした蓋の無い容器と、容器の蓋の無い部分を封鎖するのに、底面に容器の内側底面に嵌合させるための拡大脚部を設けたポストと一緒に封鎖する着脱自在なキャップとを備えており、ポストを直立位置に支持するようにした、塗装ローラーの被覆スリーブ部材を塗料に浸したまま保存する装置を提示している。
米国特許第3,960,448号(シュヴィツアー(Switzer)に交付:特許文献25)はブラシ保管バッグを開示しており、かかるバッグは開閉が容易で、使用者がバッグの中のフックにブラシを引っ掛けて吊り下げたままにしておける。特許公報第1欄48行では、塗料に塗れたブラシの荒毛は包みである可塑材のシートの中に閉じ込められ、この包みは一枚のシート状可塑材から便利よく切り出すことができ、ブラシの上に設置されてゴムバンドなどにより取外しにできるように保持される。公報第2欄58行を参照すると、保護バッグは前面壁と背面壁を有しており、それぞれの壁の縦断方向端縁が上位横断方向端縁で一体に接合されたうえに、下位横断方向端縁でも同様に接合され、この接合は熱封鎖によって行われる。頂部端縁は封鎖されないまま残されて、塗装ブラシ全体がバッグに入れることができるようにしている。
米国特許第3,757,990号(バス(Buth)に交付:特許文献26)は、塗料トレイを保護する可撓性ライナーと、この可撓性ライナーをトレイに取り出す機械的手段とを開示している。ライナーをトレイの壁部に対して動かせなくするクリップが機械的手段として作用し、または、弾性バンド/引張りひもまたは粘着剤がトレイのライナーを固定するために使われる。
米国特許第3,167,178号(サウンダー(Saunders)に交付:特許文献27)は塗装ブラシの封筒を開示しており、この場合、特許公報第1欄45行に記載されているように、封筒には2面が設けられて、可塑材から作成されているのが好ましい。封筒は実質的に矩形で、4つの端縁が設けられている。4つの端縁は各々が反対面に沿って接合され、封筒を形成している。第1開口部が端縁部の1つに沿って封筒に形成され、ブラシの荒毛とハンドルの長軸線方向の長手部分を入れるのに実質的に十分な長さがある。公報第2欄11行に記載されているような垂れ縁が封筒と一緒に形成され、側部から端縁に沿って延び、開口部を折畳んで閉じることができるようになっている。スナップ留めが設けられて、垂れ縁を封筒の側部に固着させるようになっている。
米国特許第3,136,409号(シューマン(Schumann)に交付:特許文献28)は塗装ブラシの梱包材および再利用可能な容器を開示している。容器は可撓性の透明なポリビニルのシートから形成されている。容器には裏面と短い前面が設けられて、これら2面の長軸線方向の端縁が合わされて熱封鎖される。背面が梱包材の上位端縁で折畳まれ、合流して下向きに延びる垂れ縁となり、この垂れ縁には前面の上部に重なる丸味付けされた端縁が設けられる。スナップが配置されて、垂れ縁を背面と接続するようになっている。
米国特許第2,533,829号(メリーウエザー(Merryweather)に交付:特許文献29)は塗装ブラシ等を取出し自在に受容し、実質的に液密状態で塗装ブラシ等を保管するようになったバッグを開示している。特許公報第2欄37行では、開放端の内側の実質的に矩形に作られたバッグ部分はシート材の2つの可撓性部材片から作られており、これら部材片は封鎖され、そうでなければ、端縁の周囲で一緒に固着される。公報第3欄7行では、ボタン型の丸い金属スナップとバッグの頂端部の周囲に巻きつけられるコードを含んでいる締め具が頂端付近でバッグに固着されて、塗装ブラシハンドルの周囲でバッグを液密封鎖するとともに、端部ループを設けて、塗装ブラシとバッグがフックから、ぶら下がるようにする。
米国特許第160,567号(ブランソン(Bronson)に交付:特許文献30)は紙の箒バッグまたは箒ケースを開示しており、かかるバッグまたはケースは4辺と4個の角が設けられ、ケースの下端は開放されており、箒の柄の上に被せてから箒のヘッド部に被せることができるようにし、ケースには強化コードが設けられてケースの下部に取り付けられ、4辺を一緒にして、ケースの上位開口部がハンドルの寸法と等しいとは言わないまでも、ほぼ近い寸法になるように縛るようになっている。
米国特許第6,530,470号 米国特許第6,450,336号 米国特許第5,966,902号 米国特許第5,966,772号 米国特許第5,960,946号 米国特許第5,915,552号 米国特許第5,887,708号 米国特許第5,709,301号 米国特許第5,553,701号 米国特許第5,533,617号 米国特許第5,540,363号 米国特許第5,440,853号 米国特許第5,316,137号 米国特許第5,178,274号 米国特許第5,138,738号 米国特許第5,174,445号 米国特許第5,074,098号 米国特許第5,032,188号 米国特許第4,967,903号 米国特許第4,802,576号 米国特許第4,765,123号 米国特許第4,738,358号 米国特許第4,541,542号 米国特許第4,334,416号 米国特許第3,960,448号 米国特許第3,757,990号 米国特許第3,167,178号 米国特許第3,136,409号 米国特許第2,533,829号 米国特許第160,567号
本発明の概念の目的は、湿式塗料、ワニス、糊料、それ以外の表面処理仕上げ塗布剤などのような、塗布するために液状または半液状になっており、塗布後は固相または半固相まで硬化する表面処理液を保管して保存することができる物質から構成されている保管容器体を提供することである。一般に、この種の産業で、表面処理製品を利用するものとしては、建築業、製造業、軍事、工芸産業、自動車業、航空産業、造船業などが挙げられる。この種の表面処理塗布剤で汎用されるものとしては、例えば建築業では、塗料、下塗り剤、ワニス、壁紙貼付け用の糊料、それ以外の粘着式素材であって塗布中の状態は液相であるもの等が挙げられる。これ以外の産業用途であって、自動車業、航空業、造船業、各種運輸業などが具体例に挙げられる用途は、メチルまたはエチルを主原料とした表面処理塗布製品を使用することがあり、または、腐食特性を示すキシレンまたはアセトン状の塗布剤を使うこともある。それにも関わらず、「構造物の建築」過程で表面処理塗布剤を使用している場合は、上述の業界全体にわたって共通する主題が内在する。それは、多様な表面処置仕上げ剤を塗布したり塗布し直したりするプロセスは、次の工程に着手する前に、表面処理塗布剤の接着と乾燥に時間がかかるということである。更に、このような産業と副次産業は塗布プロセス中に中断されることが多く、従って、塗料、ワニス、下塗り剤などの表面処理剤と塗布されるべき部位のタイプ、それ以外の要因の調整がこのプロセスを幾分、事前計画と細部編成を必要とする「交響曲」のようにしている。
従って、予備塗布状態における表面処理塗布剤含有素材は腐食防止性である必要があり、または、平衡状態時が湿った状態である湿式塗料などのような塗布剤を含有して、蒸発率を比較的名目量に保ちながら塗布剤または塗料を汚染および水分喪失から保護する能力を有している必要がある。保管容器体は記録欄が設けられて、今後の使用のためはもとより今回の塗布または処理から次の塗布または処理まで継続して使用する目的で、保管容器体の中に保管されている表面処理塗布剤の特定の特性を使用者がコード化しておけるようにする。例えば、保管容器の一形態はポリ塩化ビニルであり、これは約2ミル(mil)の壁厚を呈し、塗装ブラシ、塗装ローラー、塗装銃、塗料トレイ、数ガロン(1ガロン=3.785×10-33 )の塗料(少なくとも1/2ガロンから5ガロン:約1.893×10-33 から約18.935×10-33 )、それ以外の、内装面または外装面の塗装中に使用される塗装用具などのような塗料アプリケータの保護環境として作用するように利用される。更に、ポリ塩化ビニルの代用として、それ以外の素材形態も利用されるが、それらは腐食防止特性を備えていて、産業的に塗布作業中に使用される用具が含まれる。かかる材料の代替の実施形態があるとすれば二重素材すなわち2層素材であって、アルミフォイルなどのような腐食防止性の内殻能力を設けた内側層が所要の特性すなわち特徴記録のために所望の印刷能力を備えている外殻によって裏打ちされた素材である。
好ましい実施形態では、保管容器体は多様な寸法で実現でき、例えば、塗料トレイを包囲するのに十分な大きさのものを含むが、それ以外にも多数のブラシを包むことができる寸法もあり、1個の塗装ローラーと多数のブラシを装備したトレイを包むのに十分な大きさの容器体もある。更に、これに代わる例として、保管容器は塗装ローラーのローラーシャフトを包囲するのに丁度よい形状に設けられる。
本発明の概念のまた別な目的に適うように、保管容器体すなわち塗料アプリケータ容器は封鎖可能で、塗料の揮発物が封入環境から容易に逃れられないようにしてもよい。このように封鎖することで、塗料アプリケータが既に付着して乾いていない塗料を付けたままで合理的に含水状態を保ち、塗料自体がアプリケータの内部で乾燥および硬化して、ブラシまたは塗装ローラーを使用できないようにしてしまうことが無くなる。
本発明の概念のまた別な目的は、塗装ブラシ、数ガロン分(1ガロン=3.785×10-33 )の塗料、および、それ以外の品目であって、大型の構造体の塗装作業範囲内の或る特定部位で使用することができるもの、または、一部位から別な部位へ運んで行けるものなどのような塗装具の調整と編成を達成することである。この段階のプロセス最中に、塗料アプリケータすなわち塗料塗布用具は、光沢剤および仕上げ剤などのような正しい塗料仕様、すなわち、この種の塗料の化学組成、もしくは、塗料そのものの色などを標示して、時間と材料の損失を避けるようにする必要がある。更に、塗料アプリケータ容器体に一時的に記入できる調整欄が設けられ、使用日時を追跡できるようにするとともに、それら塗装具を使用することになる塗装作業者が適切な調整を行って塗装プロセスの多様な段階の詳細を書いて記録し、どの段階で作業中断したかを理解することができるように編成が行えるようにする。
既に言及した目的とそれ以外の目的に鑑みて、以下に本発明の好ましい実施形態の説明をしてゆく。
図1を参照すると、本発明の実施形態は、長年にわたりプロとアマチュアの塗装作業者を等しく悩ませてきた問題、すなわち、塗装環境で使用中の塗料またはそれ以外の表面処理塗布剤を次の使用までの長い不使用期間中にも保湿しながら汚染されない状態に保つ方法に対処している。
既存の下地面または新しく作った下地面に塗装する場合の大半において、下塗り剤、ワニス、または、塗料の基礎皮膜といった多数皮膜を塗料の複数上塗り層と一緒に重ね塗りで塗装面に施して、所望の効果を達成する必要がある、というのが表面処理塗布剤と塗装の特に際立った性質である。塗料の2回目の塗布または3回目の塗布を施す前に、第1回目の塗布が乾燥している必要がある。この乾燥過程は3時間から24時間を要することがあるが、これは塗料仕様と、表面の水分蒸発と乾燥を促進する目的で塗布されて湿ったままの塗料と接触させられる新鮮な空気の体積流量で決まる。この塗料乾燥過程の問題点は、壁、家具、または、美術工芸品に塗装するといったようなあらゆる表面処理塗装に特有の問題である。
処理作業後または塗装作業後、或いは、作業日の終わりに、塗装作業中に使用された塗装作業者は塗装具または塗装用具を洗浄する必要があり、これが塗装作業に加えて労働時間を増やす。
更に、汚染物質または環境有害物質を廃棄するために要件となるOSHA規格を満たすことが特にコスト高につく場合がある。従って、塗料や塗装ブラシなどのような使用しない表面処理アプリケータおよび塗布剤を洗浄する迅速かつ効率的な方法が危険の程度を減じ、作業完了効率を高める。
塗装作業が商業的塗装作業者によって行われる場合は、商業的塗装作業者は多様な段階の仕上げ状態にある或る塗装作業と別な塗装作業の間で移動する必要があり、従って、商業的塗装作業者がその作業場に戻って第2回目の塗布または第3回目の塗布の仕上げをするのは数日後になることがあり、或いは、1週間後になる可能性さえある。
最大効果を狙ってうまく調整された塗装作業は、作業者の望む応用性と目的の達成のために編成され分類されなければならない交響曲のようである。塗装作業者は、塗装ブラシ、塗装トレイ、塗装ローラーなどの今手元にある塗装具または塗料アプリケータを次の作業時までの間に洗浄する必要がないのであれば、効率よく製作を早く進めることができる。
更に、特定の塗装作業または特定の塗装期間の間に同じ色の塗料が何度も使用されることになる。この結果、多数の塗料アプリケータまたは多数の塗装具が同じ色の塗料を保管することになる。特定の塗料アプリケータに付記されることで塗料種類が分かれば、塗装作業者の効率レベルに益することができる。
起こりそうなこととして、異なる色合いの塗料が同じ塗装環境内で使われることがあるものの、色合いのニュアンスが湿ったままの塗装状態では裸眼で区別がつかない。また、色合いの異なるニュアンスを利用した塗料アプリケータに付記されることで塗料の多様な色合いの異なるニュアンスが分かれば、塗装作業者の効率レベルが高まる。
同じ色の塗料が使われているものの、塗料の仕上げが異なる場合には、また別な問題が生じる。例えば、半光沢白色塗料を壁面に使用する代わりに、ステイン着色剤の白色塗料をくり形面に使うことがあるかもしれない。例えば、内装用途または外装用途の塗装スタイルが異なれば、各種塗料を保管する多様な塗料アプリケータの区別をつける必要が生じる。
塗料が残った時に塗料が仕様と特性を明記していない場合には問題が生じる。同じ塗装作業で使用中の乾いていない塗料で識別不能のもの同士を互いから区別するのは困難であり、識別できない塗料が互いに同じ色でありながら異なる仕上げ特性その他の特性を有するものである場合には特にコスト高につく潜在性がある。塗料と塗布面の関係を誤って使う可能性があり、従って、相当な材料費と労働時間でコスト高となる。塗料は、塗料缶の上に明記された出所となる仕様を追跡できない場合いは、廃棄されねばならず、潜在的に手痛い骨折り損となりかねない。
塗装作業中または塗装作業後、塗料アプリケータまたは塗装具は作業現場内で移動させられることがあり、新たな塗装作業が再開された場合に、塗装環境と塗料アプリケータの間に明確な一貫性が無い可能性があり、従って、特定の塗装環境でどのアプリケータが使用されるべきであるかについて混乱をきたすことになるやもしれない。
本実施形態が建築塗装期間中に塗料と塗装具を調節および保存するために利用される場合の説明を行う。銘記しておくべきこととして、本実施形態は、自動車産業、製造業、航空業、船舶業または造船業、工芸美術産業、その他の領域であって、長期に亘る時間枠で表面処理塗装の必要がある産業などのような前述の産業界でも利用される点がある。
図1を参照すると、塗装環境10が例示されているが、ここでは、塗装環境は目下塗装作業中の室内である。目下の塗装環境10では、壁面12、くり形14はもとより、窓枠16などは全て、塗装が完了している。多様な塗装具または塗料アプリケータ18を使って塗装環境10に塗料を塗布し終えている。
塗料アプリケータは塗料缶20、塗装ブラシ22、塗装ローラー24、塗料トレイ26を含んでいる。塗料28は塗料缶20に保管されている。塗料缶は一般に多様な寸法になるが、例えば、容積は1/2ガロンから5ガロン(約1.893×10-33 から約18.935×10-33 )までがある。
図1で分かるように、各種塗料アプリケータ18は塗料環境10の中で全部一緒に同一グループに括られている。塗料アプリケータ18は各々が保護環境30の中に覆われ、または、保管されている。
塗装作業者は、目下の塗装期間を終えた直後は、塗料アプリケータ18を使用時の状態のままにして放置していた。これは、塗料缶20から塗料トレイ26に注がれてから塗装ブラシ22や塗装ローラー24を使って壁面12、くり形14、および、枠16に塗布された塗料28が、使われた時のまま、塗装ブラシ22や塗装ローラー24に付着したまま依然として乾いていないうえに、塗料トレイ26や封を切った塗料缶20の中にまだ残っていることを意味する。塗装作業場所を塗装作業者が離れる前に、塗料アプリケータ18を洗浄する必要はなかった。やり終えていった作業といえば、塗料アプリケータ18を多様な保護環境30の中に挿入することだけであった。
図2を参照すると、典型的な保護環境30が濡れたままの塗装ブラシ22を包んでいるのが例示されている。塗装ブラシのハンドル32は長手シャフトまたは長軸線34に沿って配置され、ハンドル32は塗装ブラシ22の後端に位置しており、荒毛36は塗装ブラシ22の前端に位置している。塗装ブラシの長軸線34に沿った凡そ中点あたりの、口輪38のところでハンドル32は終端しており、口輪はステンレス鋼または非腐食性合金のシート状金属が四方の矩形面領域を設けた構造にされて所望の矩形部の中に荒毛36を収めたものとして図示されている。
上述のように、塗装ブラシの荒毛36は塗料28で濡れたままに保ち、塗料28の準備が予めできている状態で塗装を再開することができるようにするのが望ましい。
その結果、本実施形態の保護環境30は極めて可撓性に富む透光性または透明な素材として、保管容器体40が設けられる。
図4を参照すると、保管容器体40の容器壁42はポリ塩化ビニルから1/2ミル(mil)より薄い構造に作られており、厚さは1/2ミル(mil)程度であるが、この実施形態では2ミル(mil)と例示されている。容器壁厚さは、保管容器体が塗装ブラシの荒毛36またはそれ以外の容器に入れられた塗料アプリケータ18を容易に形作ることができるように設けられる。乾いていない塗料28が塗装ブラシの荒毛36に付着されている。乾いていない塗料28は粘性が実質的に高く、その程度は、保管容器体40の容器壁42を、塗装ブラシの荒毛36に付着したまま乾いていない塗料28の表面領域に貼り付かせるのに十分なだけの粘性である。適用時には、使用者は塗装ブラシ22に保管容器体40を被せ、塗装ブラシ22の上に付着したまま乾いていない塗料28に保管容器体40を押し付け、塗装ブラシ22の周囲にほぼ完全に密封した閉鎖環境を設ける。
これに代わる例として、保管容器体40は、シート状の形で設けられているサランラップ式素材から構成され、この場合、塗料アプリケータ18は、例えば、矩形のシート状の形の中央または真中辺りの上半分に置かれ、矩形のシート状の形の下半分は折畳まれて半分量の封入容器を設ける。シート状サランラップ素材の内面は幾分か粘着性の裏打ちを有しており、これで使用者が塗料アプリケータの外辺の周囲を自分の指で押せば、水分蒸発率を低減する半恒久的な封鎖を生じる。このシート状の保管容器体の外側であれば、後段で更に論じてゆくように、多様な塗料アプリケータおよび塗料特性がある。
さらに図4を参照すると、上述のように、塗料アプリケータ18を塗料28で濡れたままに保つことで塗料アプリケータ18が乾き切らないようにすることについての主たる問題点は、例えば3時間から24時間までの期間に亘って、蒸気の形態で水分子が逃げていくことによって生じる分子蒸発率である。本質的に移動水蒸気に対して不透過性を示す薄膜である保管容器体40を適用することによって、乾いていない塗料の中に含有されている水分子の蒸発率は大幅に低減され、徹底した目的達成のためには、本質的に蒸発率ゼロである。保管容器体40が適所に設置されなかった場合は、数時間の時間枠のうちに蒸発が生じ、数日または数週間の長期に亘って継続するが、これは膜40または保管容器体の気体透過性で決まる。目下の実施形態では、保管容器体の膜40の気体透過性は数週間の期間に限っていえば蒸発率を下落させ、或る試験結果の示すところでは、蒸発率の下落は数ヶ月続くことさえある。よって、保護環境30の内部に保管された塗料は含水状態が保たれ、乾き切ることがない。
本実施形態では、保管容器体40は2枚の容器壁42、前面壁42a、および、背面壁42bを備えている。前面壁と背面壁は接続端縁44に沿って合流している。可撓性の保管容器体40は略矩形の形状にされているが、それ以外の封入形状も考えられる。その例として、円形、半球状、台形状、その他の機能的に関連がある諸々の形状がある。本実施形態では、前面壁42aと背面壁42bは本質的に同一平面にあり、接合端縁44が矩形形状部の辺のうちの3つに沿って延びている。残りの第4辺は接合されていない。この開放状態の第4辺は、大体、挿入用の開口部46と考えればよく、ここを通して塗装ブラシ22のような塗料アプリケータ18を挿入することができる。
簡単に図2Bを参照すると、濡れたままの塗装ブラシ22を覆っている保護環境30の代替の実施形態が、穿孔を設けたハンドル通し穴200が保護開口部の後方端204に配置された状態で例示されている。垂れ縁システム41は保護環境202の前端部の上にかぶさって閉じられ、従って、封鎖により封入体を外部から遮断している。作業時には、塗装ブラシ22はハンドル部から先に、保護環境の前端部202に通して挿入する。次に、ハンドルは穿孔を設けたハンドル開口部200を打ち抜き、そこから外へ張出す。ブラシそのものは保護環境内に閉じ込められた状態に保たれ、垂れ縁システム41が被さるように折畳まれて、保護環境30の前壁の上に封止される。従って、本実施形態と代替の実施形態の両方で、保護環境30の内部は、図4で分かるように、小室領域48として作用し、その中へ塗料アプリケータ18が挿入される。
図1、図2、および、図4をここでも参照すると、塗装ブラシ22は、保護環境30に挿入された後で、荒毛のヘッド部36の一部が保護膜40によって被覆されなかった場合は、保管容器体40の内部小室48が実質的に閉鎖により外から遮断されてしまうまで、現在の対時間率で蒸発が進行し続けることになる。
保管容器体40の内部小室48を閉鎖して外から遮断するために、開口部46は実質的に閉鎖状態に固定されなければならない。このために、多数の構成を選ぶことができるが、その一例は、図2に例示されているように、角部の閉鎖システム39であり、同一平面にある前面壁42aと背面壁42bの角の端縁を持って塗装ブラシのハンドル部32の中央部付近で折畳むことである。これら端縁は、前面壁42aの界面と折畳まれた両角部との間で、図2に例示されているように粘着テープにより保管容器体の前面壁42aに貼り付けることができる。更に、図7を参照すると、開口部46の複数の穴を通された紐82を使った代替の紐閉鎖システム80により、使用者は紐82をきつく締めて開口部46の開放領域を狭め、例えば、塗料アプリケータが塗装ブラシ22または塗装ローラー24である場合には、ハンドル32の横断領域に実質的にぴったりと貼り付くようにする。また別な封入システムを利用することもできるが、かかるシステムには、ジップロック(商標:Ziploc)などのようなジッパー式の閉鎖システム、ベルクロ(商標:Velcro)などのようなフックとループを使った締め具システム、それ以外の、ボタンまたはスナップ留め状の機械システムなどのような閉鎖システムがある。更に、図9Aで分かるように、塗料バケツまたはガロン(1ガロン=3.785×10-33 )単位の塗料を包む保管容器を使った場合の閉鎖システムとしては、保管容器端30の底面外辺の周囲を弾性バンド33で締めて、開放状態の塗料缶20の頂端を実質的に閉鎖することができるようにするシステムがある。
角部の閉鎖システム30に類似して、垂れ縁システム41を採用することができるが、この場合、保管容器体の背面壁42bには縁が設けられており、これが開口部46の上で左右横方向後向きに延びて、横方向の張り出し部分が横方向の垂れ縁31a、31bを設け、粘着紐33が横方向の垂れ縁に備わっている。横方向の垂れ縁31a、31bの粘着特性は、保管容器体40に、多数回、繰り返し付着させることができるというものである。
上述のように着想された実施形態を利用すれば、保管容器体40は塗料アプリケータ18を包んで、ほぼ完全に密封閉鎖することができる。従って、内部小室領域の容積部分48は比較的安定した気相対液相の割合に達し、余分な水蒸気を外部の塗装環境10に喪失することがない。
本実施形態では、保管容器体40の素材は透光性のあるまたは透明なポリ塩化ビニルである。
塗装作業者は、使う塗料仕様が同じで保護環境30が同じであるならば、塗装ブラシ22や塗装ローラー24などの塗料アプリケータ18を全部一緒のグループに括りたいと思うと考えられる。このため、保護環境30には、2個以上の塗料アプリケータ18を収納するのに十分な小室領域容積部48が設けられている。例えば、図3を参照すると、2本の塗装ブラシ22が保護環境30の中に封入されているのが例示されている。塗装ブラシ22はそこに乾いていない塗料が付着しており、保管容器体40の中に既に封入されている。この構成では、塗装ブラシ22はそれぞれの頂端が互い違いにされ、前面壁42aと背面壁42bが塗装ブラシの荒毛36の露出したブラシ面に押し付けられている。膜40と乾いていない塗料ブラシの荒毛36の間の界面が終端した位置で、密封閉鎖状の覆いも終端する。従って、それ以上の保管小室48の容積部分で粘性塗料28と接触状態に無い部分は、塗料28から出る揮発する水蒸気を捕獲し、上述のように、露出した塗料28の部分についての蒸発率は保管容器48の内部では安定することになる。
識別ラベルまたは印刷物50が前面壁42aの外側面に付着または刷り付けされる。図2Aを参照すると、識別ラベル50は多数の事前印刷された欄52を含んでいる。また、広告54と商標ラベル56の空間も含まれている。事前印刷された欄52は塗料使用者に表面処理の種類を識別する機会を与え、または、塗料アプリケータ18の中に保管されて保管容器体40によって覆われている塗料28を識別する機会を与えている。このような事前印刷された欄は産業ごとに異なってくる。従って、表面処理を必要とするせいで、タイミング、処理特性、塗布部位、保管されている塗布剤は全て、特殊産業の作業ごとに異なってくる。例えば、住宅建築産業では、平坦面、ニス仕上げ面、内装、外装などの各種用途を含む塗料特性の欄58は、事前印刷されたラベル50の各種塗料特性58が対応する四角い空白部60にチェックマークを書き入れることにより、識別することができるようになる。更に、塗料アプリケータ18と目下の塗装環境10との調整は、塗装環境の欄62に標示することができ、本件の例では、塗装環境は「部屋」と例示されている。また、壁、くり形14、または、それ以外の塗装面などの表面の種類は、表面の欄64で特定することができる。塗装作業者はまた、日付の欄66には最後に使用した日付を、色コードの欄68には塗料の色コードを、塗料製造業者の欄70には塗料の製造業者名を、また、塗装区域の欄72には塗装される領域を記入することができる。また、注意書きの欄74には覚書きを記録しておくことができる。
上述のように、ラベル50の範囲内に含まれる欄52の情報は、保管容器体40の外壁部に直接貼り付けることができる。このような実施形態では、印字さえた情報50を含む保管容器体の一部は不透明であるため、欄52の書き込みとマーキングは読むことができる。
保管容器体40が上述のような構成要素を備えていた場合の、塗装過程の範囲内で保護環境30の用途について説明するのは有益である。
図1を参照すると、前述のように、塗装環境10に、多様な塗料アプリケータ18が多様な寸法の保護環境30によって被覆されて置かれているのが分かる。一般に、特定区分の塗装を仕上げた後で、塗装作業者は塗料アプリケータ18の上に使い残しの塗料28が付着したままにすることになる。作業の一部を効率的に仕上げるために、また、塗料アプリケータ18を平衡状態に保つ、すなわち、今現在仕える状態に保つのを助けるために、塗装作業者は塗料アプリケータ18を保護環境30で被覆することになる。例えば、塗装作業者は、図2に例示されているような塗装ブラシ22を持っており、図2によると、塗装作業者は、同じ塗装過程のもっと後になってからそのブラシを使うつもりなので、塗装ブラシに今使っている塗料28を付着させたままにしておくつもりであるのが分かる。その結果、塗装作業者は塗装ブラシ22のために設けられる保護環境30を選択することになる。この特定の実施形態では、保護環境30は、約3と1/2インチ×6インチ(約88.9mm×152.4mm)の矩形の形状である。塗装作業者は塗装ブラシの荒毛36を保護環境30の内側小室領域48に挿入することになる。塗装業者は、次に、保護環境30の保管容器体40を押して、荒毛36にまだ付着したままの乾いていない塗料28と膜または保管容器体40を強制的に接触させる。更に、使用者は小室領域48の中に含まれている残留空気を保護環境の端縁または頂端部の開口部46を通して強制的に外に追い出す。
図2に例示されているように、塗装作業者は垂れ縁閉鎖システム41を利用するが、かかるシステムにより使用者は保護環境開口部46を効果的に閉鎖して外から遮断することができるようになるが、そのやり方として、塗装ブラシのハンドル32の周囲に閉鎖端縁46を巻いてから、保管容器体40の前面壁42aに垂れ縁システム41の横方向の垂れ縁を貼り付ける。
塗料アプリケータ18が保護環境30の内部に確実に設置されると、塗装作業は被覆する必要のある次のアプリケータ18に取り掛かることになりそうである。図5、図5A、および、図6を参照すると、塗装作業者は、乾いていない塗料28が付着したままである塗装ローラー24を持っていると思われる。この塗装アプリケータ18をこのまま使用することのできる状態に保つために、塗装作業者は塗装ローラー24を覆う形状の保護環境30を手に入れることになる。図5は、1本以上の塗装ローラー24を保管する構成の大型保管容器体40を例示している。前述の塗装ブラシ22を保護する過程と同様に、塗装作業者は塗装ローラー24をその塗布部96を含めて乾いていない部分を保護環境30の小室48の中に挿入する。
塗装作業者は、ここでも、垂れ縁システム41を使って保護環境30の内側小室部48を確保し、乾いていない塗料28の蒸発が起こらないようにする。次いで、塗装作業者は空気除去プロセスを実施することになるが、ここで、塗装作業者は保管領域48から空気を強制的に抜き、塗装ローラーの塗布部96の塗料で濡れたままの部分に保護環境30の膜40を押し付ける。乾いていない塗料28にその粘性によって膜が十分に固定された状態で、塗料に対して膜を、また、塗装ローラーの塗布部96の毛羽92に対して塗料を、いずれも保持させたまま、乾いていない塗料28は将来使用するために適切に保護される。
代替の実施形態として図5Aを参照すると、細長い保護環境30が塗装ローラー24の塗布部96を、きっちりと保護しているのが例示されている。塗装ローラーそのものは円筒状の塗布領域を備えており、これに代わる実施形態は幾分か円筒状の容積部分が設けられて、アプリケータシャフトの全体を包むように設計されている。細長い保護環境のために円筒状本体部にする代わりに、膜が2部材式の平坦壁システムから構成されているようにしてもよく、かかるシステムは、前述のように、三方の外辺端縁に沿って接合され、円筒状の塗装ローラーの塗布部69を包囲するのに適切な容積部を設けている。平坦な壁膜構造にすることで、この製造技術を、より効率的にすることができる。
前述のように、使用される閉鎖システムとしては、ジッパーのジップロック(商標:Ziploc)式機構、ベルクロ(商標:Velcro)式締め具システム、フックとループを使った締め具システム、糊または粘着剤式システム、紐閉鎖システムなどがある。本実施形態では垂れ縁閉鎖システム41が使用されているが、紐閉鎖システム80がその代用とされてもよく、その場合、保管領域48の開放部がローラーシャフト94の周囲できつく締められ、塗装ローラーを封鎖した際には、外部塗装環境から内部小室領域48を適切に封鎖するようになっている。
更に、塗装作業者は、塗料トレイ26を保護環境30で被覆したいと思うことがある。図7を参照すると、塗装作業者は塗料トレイの全体を被覆するように実質的に構成されている、より大型の保護環境30を利用することができる。塗装ローラー24と塗装ブラシ22の両方を非風する保護環境30の構成と同様に、塗料トレイ26を被覆している保護環境30は、概ね矩形の保管容器体であって、三箇所の接合端縁44を設けて内部小室48と厚さが少なくとも1/2ミル(mil)はある保管容器体または膜40を備えているのが例示されている。この特定の実施形態では、1対の塗装ブラシ22が塗料トレイ26と一緒に保護環境30の内部に保管されているが、これ以外の用途では、塗装ブラシ22は塗料トレイの保護環境30から取出されていてもよい。塗装トレイ26はその受け皿部内に乾いていない塗料28を保管している。塗装作業者は乾いていない塗料28を保管したままの塗料トレイ26を保護環境30の中に挿入し、保護環境30の開口部46に設けられた紐閉鎖システム80などのような封鎖システムをきつく締めることにより、外部塗装環境10から内部小室領域48を封鎖する。
塗料トレイ保護環境30の代替の用途が図8に例示されている。ここでは、1対の塗装ブラシ22、1本の塗装ローラー、および、1個の塗料トレイ26を含む多数の塗料アプリケータが保護環境30の内部に保管されている。最後に、塗装作業者が塗料缶の蓋を失くして、塗料缶20の覆いをするのに保護環境30を利用する必要が生じることがあると考えられる。図9を参照すると、塗装作業者は、塗料缶20を覆うように構成された、または、塗料缶を封入する構成にされた保護環境30を必要とする。塗料トレイ26について先に例示されたのと同じ閉鎖システムの方法を利用した場合、塗料缶の保護環境30はこの特別な実施形態では紐閉鎖システム80を利用することになるが、かかるシステムが塗料缶20を被覆する保護環境30の内部に一緒に保管されている塗装ブラシ22のハンドル部32の周囲で閉鎖されているのが図示されている。これに代わる実施形態では、塗装ブラシ22は塗料缶保護環境30には保管されない。
塗料の保護環境30を使用することにより複数の塗料アプリケータ18の全部が塗装環境10から被覆または保護されているとしても、使用者すなわち塗装作業者は多様な塗料アプリケータ18を調整したいと思うとともに、保護環境30の内容物を識別したいと思う。保護環境30は各々が調整システム、識別システム、または、ガイドシステム50と関連があって、このようなシステムは保護環境30の内部に保管されている内容物を識別する方法を提供するとともに、保護環境30の各々の内部に保管されている多様な塗料アプリケータ18および塗料28の特徴的用途を同定する方法も提供する。
図2Aを参照すると、塗装作業者は、個々の保護環境30の保管容器体40の外壁すなわち前面壁42aに設けられた識別欄52を利用することになっている。
例えば、図2に例示されているような塗装ブラシの保護環境30は乾いていない塗料28の種類と関連づけてあり、塗料は塗装中の家屋の居間の内装に使用するための平坦面の白色塗料であると識別することができる。例えば、塗料の製造業者はラルフ・ローレン(Ralph Lauren)であったり、塗装される区域は居間の北壁であるかもしれない。また、使用されている塗装ブラシを前回最後に使った日付は2004年9月10日であるかもしれない。このような情報は、保護環境30に設けられた識別システムまたは明細システム50に効率よく編成されている。次いで、塗装作業者は多様な塗料アプリケータ18を効率よく整理して、今後の使用に備えて全部一緒に同じグループに括ることができる。
このように、塗料アプリケータ18は、次回すなわち第2回目の塗料塗布または第3回目の塗料塗布する場合、同一家屋の異なる部位で使用する場合、または、同じ塗料仕様を利用した塗装作業の場合など、それぞれの場合に効率よく再利用するために保護環境30の中に保管され、保護されている。
典型的な塗装環境を例示した等角図である。 荒毛に濡れた塗料が付着したまま典型的な保護環境内に保管されている塗装ブラシを例示した等角図である。 塗装特性を記録するための識別システムを例示した平面図である。 保護環境の中に保管され、任意の、穿孔を設けたハンドル用開口部をハンドルが打ち抜いて突出しているのを例示した等角図である。 2本の塗装ブラシの荒毛に乾いていない塗料が付着したまま典型的な保護環境内に保管されているのを例示した、図2に類似している等角図である。 保護環境が塗装ブラシの荒毛を封入しているのを例示した、図2に例示されている、乾いていない塗装ブラシの断面図である。 塗装ローラーが典型的な保護環境の中に保管されているのを例示した等角図である。 塗装ローラーが保護環境の代替の実施形態の中で保管されているのを例示した等角図である。 保護環境が塗装ローラーの一部を封入しているのを例示した、図5に示されているような、乾いていない塗装ローラーの断面図である。 塗料トレイが保護環境の中に保管されているのを例示した等角図である。 塗装トレイを塗装ローラーと組にして、その両方が保護環境の中に保管されているのを例示した等角図である。 塗料缶を塗装ブラシと組にして、それらが保護環境の中で保管されているのを例示した等角図である。 塗料缶を塗装銃のチューブと組にして、それらが弾性バンドを使って保護環境で封入されているのを例示した等角図である。

Claims (32)

  1. 塗料アプリケータの保護環境を天然環境から隔離された状態で設ける装置であって、塗料アプリケータは塗料使用者によって使用されるものであり、塗料アプリケータは塗料保有部を備えており、塗料保有部は外面領域と塗料を保有する内側塗料保有容積部とを備えており、塗料保有部は塗装されるべき面に塗布するための乾いていない塗料が付着したままであり、乾いていない塗料には塗料粘性があり、
    a. 前記装置は、塗料アプリケータを保管し、または、塗料アプリケータを保護し、または、塗料アプリケータを保管して保護し、かつ、塗料アプリケータの形状に一致する構成の保管構造体を更に備えており、保管構造体は乾いていない塗料に実質的に固着し、
    b. 保管構造体は、塗装過程中に発生する多様な塗装特性を記録する構成になっており、
    c. 塗料アプリケータは保管構造体の中に保管および保護され、塗料アプリケータは乾いていない塗料を天然環境から隔離された状態で保有する、
    ことを特徴とする装置。
  2. 前記保管構造体は保管小室と、接近用開口部と、閉鎖部とを設けた保管部を更に備えており、保管部は、前記塗料アプリケータをまず保管構造体の中に挿入してから、保管構造体の中の塗料アプリケータの周囲で保管小室を封鎖することにより、塗料アプリケータを封入するように実質的に構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 前記保管構造体は、その壁の厚みが、前記保管小室の中に保管されている塗料アプリケータの凡その形状に一致するように保管構造体を適切に変形させるのに十分なだけ薄いことを特徴とする、請求項2に記載の装置。
  4. 前記保管構造体は、その単体重量が、前記乾いていない塗料の粘性によって前記塗料アプリケータに保管構造体を貼り付き保持させることができるのに十分なだけ軽いことを特徴とする、請求項3に記載の装置。
  5. 前記乾いていない塗料は天然環境の蒸発率を示し、前記保管構造体は、その前記保管部に所定の内部容積部が設けられており、内部容積部は乾いていない塗料の蒸発率を、ほぼゼロまで実質的に制限することを特徴とする、請求項3に記載の装置。
  6. 前記乾いていない塗料は大気中の天然環境の蒸発率に一致する正の天然環境の蒸発率を示し、前記保管部は所定には所定の内部容積部が設けられており、前記保管構造体の中に保管されている状態で前記塗料保有部に付着したままの乾いていない塗料の実質的に低減された正の蒸発率に一致する保護環境定位蒸気圧を供与することを特徴とする、請求項3に記載の装置。
  7. 前記塗装特性は、建築業、自動車産業、航空産業、造船業、軍事産業、宇宙船産業、運輸業、製造業、美術工芸業などのような多様な産業で見られる表面処理化合物の表面処理特性を更に含んでいることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  8. 前記塗装特性は、
    a. 塗料産業で見られる、少なくとも塗料種類、ステイン着色剤種類、ワニス種類、それ以外の表面処理種類を含んでいる表面処理特性と、
    b. 内装塗料、外装塗料、ラテックス塗料、オイル系塗料、平坦面仕上げ剤、光沢仕上げ剤、半光沢仕上げ剤、ステイン着色仕上げ剤、それ以外の塗料仕上げ剤を含んでいる塗料特性と、
    c. 外装、内装、寝室、主寝室、手洗い、洗面所・便所・風呂場、居間、仕事部屋、屋根裏部屋、書斎、廊下、テラス、入口通路、地下室、玄関広間、厨房、洗濯室、衣類室、裏庭、前庭、横庭、1階、2階、3階、受付カウンター、事務室、作業場、休憩室、会議室、執務室、研究室、それ以外の居住環境または作業環境を含んでいる環境特性と、
    d. 本体部、縁、扉、窓、天井、壁、それ以外の領域を含んでいる面特性とを含み、
    e. 塗料トレイ、塗装ブラシ、塗装ローラー、塗料桶、塗装銃などを含むアプリケータの特性とを更に含む、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  9. 前記保管構造体は非腐食性の可撓性に富む合成物から構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  10. 前記非腐食性の可撓性に富む合成物は、内側非腐食性裏打ち材と外殻とを更に含んでいることを特徴とする、請求項9に記載の装置。
  11. 前記保管構造体は透明ポリ塩化ビニルから構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  12. 前記保管構造体は透光性ポリ塩化ビニルから構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  13. 前記保管構造体は不透明ポリ塩化ビニルから構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  14. 前記保管構造体はポリ塩化ビニルから構成されており、壁の厚さが1/2ミル(mil)程度であることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  15. 前記塗装特性は事前に印刷されたラベルに記録され、事前に印刷されたラベルは前記保管容器体に恒久的に貼付けられることを特徴とする、請求項8に記載の装置。
  16. 前記塗装特性は、前記保管構造体の外壁に刷り入れられた特性欄に記録されることを特徴とする、請求項8に記載の装置。
  17. 前記保管構造体は、少なくとも塗料トレイ、塗装ブラシ、塗装ローラー、塗料桶、塗装銃を封入する構成になっていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  18. 表面処理剤アプリケータの保護環境を天然環境から隔離された状態で設ける装置であって、表面処理剤アプリケータは使用者によって使用されている途中であり、表面処理剤アプリケータは保有部を備えており、保有部は外側領域と表面処理剤を保有する内側の表面処理剤保有容積部を備えており、表面処理剤保有部は処理されるべき面に塗布するための乾いていない表面処理剤が付着したままであり、乾いていない処理剤には粘性があり、
    a. 前記装置は、保管構造体壁と保管部を備えている保管構造体を更に備えており、保管部には保管小室と、接近用開口部と、閉鎖部が設けられており、接近用開口部は表面処理剤アプリケータを受容することができるようになっており、保管小室は表面処理剤アプリケータを封入することができるようになっており、閉鎖部は保管小室の中に表面処理剤アプリケータを封鎖することができるようになっており、
    b. 保管構造体は、その単体重量が、表面処理剤アプリケータに付着したままの乾いていない表面処理剤の粘性によって塗料アプリケータに保管構造体を貼り付き保持させることができるのに十分なだけ軽量であり、
    c. 保管部は、表面処理剤保有部が天然環境から隔離保護されていない場合には、乾いていない表面処理剤が大気中の天然環境の蒸発率に一致する正の天然環境の蒸発率を示すのに比べて、表面処理剤保有部が保管構造体の中に保管されている場合は実質的に最小限の蒸発率に一致する実質的に定位の蒸気圧の保護環境を設けている所定の内部容積部を備えており、
    d. 保管構造体は、表面処理過程を広く利用する各種産業で発生する多様な表面処理剤特性を記録する構成になっており、表面処理剤特性は、複数の表面処理剤特性欄を設けた保管構造体に記録され、
    e. 表面処理剤アプリケータが保管構造体に挿入された後で、保管構造体壁は表面処理剤アプリケータの表面処理剤保有部の外側面に付着されてから、粘性によって表面処理剤アプリケータの表面処理剤保有部に実質的に固定させられ、従って、表面処理剤アプリケータの表面処理剤保有部の表面領域は天然環境から実質的に隔離封鎖され、乾いていない処理剤の分子蒸発率を実質的に低減するとともに、表面処理剤アプリケータを保護する、
    ことを特徴とする装置。
  19. 前記産業は、建築業、自動車産業、美術工芸業、軍事産業、航空産業、造船業、宇宙船産業などを更に含んでいることを特徴とする、請求項18に記載の装置。
  20. 前記保管構造体は、建築業で生じる塗装過程中に生じる多様な塗装特性を記録する構成になっており、塗装特性は、次のうちの1項目以上を含んでいる複数の塗装特性欄を設けた保管構造体に記録され、前記特性欄は、
    a. 塗料種類、ステイン着色剤種類、ワニス種類、それ以外の表面処理剤種類のうちの1項目以上を含んでいる表面処理剤特性欄と、
    b. 内装塗料、外装塗料、ラテックス塗料、オイル系塗料、平坦面仕上げ剤、光沢仕上げ剤、半光沢仕上げ剤、ステイン着色仕上げ剤、それ以外の塗料仕上げ剤のうち1項目以上を含んでいる塗料特性欄と、
    c. 外装、内装、寝室、主寝室、手洗い、洗面所・便所・風呂場、居間、仕事部屋、屋根裏部屋、書斎、廊下、テラス、入口通路、地下室、玄関広間、厨房、洗濯室、衣類室、裏庭、前庭、横庭、1階、2階、3階、受付カウンター、事務室、作業場、休憩室、会議室、執務室、研究室、それ以外の居住環境または作業環境のうち1項目以上を含んでいる環境特性欄と、
    d. 本体部、縁、扉、窓、天井、壁、それ以外の領域のうち1項目以上を含んでいる面特性欄と、
    e. 塗料トレイ、塗装ブラシ、塗装ローラー、塗料桶、塗装銃のうち1項目以上を含んでいるアプリケータの特性欄を含んでいる、
    ことを特徴とする、請求項19に記載の装置。
  21. 塗料アプリケータの保護環境を天然環境から隔離された状態で設ける装置であって、塗料アプリケータは塗料使用者によって塗装過程で使用されている途中であり、塗料アプリケータは塗料保有部を備えており、塗料保有部は外面領域と塗料を保有する内側塗料保有容積部とを備えており、塗料保有部は塗装されるべき面に塗布するための乾いていない塗料が付着したままであり、塗装されるべき面は塗装環境の範囲内にあり、乾いていない塗料には塗料粘性があり、
    a. 前記装置は、保管小室によって外郭を定めた保管部を備えている保管構造体を備えており、保管部は接近用開口部と前記開口部を閉鎖するための閉鎖部を備えており、
    b. 保管構造体はその壁が、保管小室の中に保管される塗料アプリケータの形状に変形するのに十分な薄さであり、
    c. 保管構造体は、その単体重量が、塗料アプリケータの塗料粘性によって塗料アプリケータに保管構造体壁を固着させることができ、
    d. 保管構造体の外側の場が多様な塗装特性を記録する空間を設けており、前記塗装特性には表面処理、塗料、塗装環境、塗料アプリケータ、塗装面、塗料用途などが含まれている、
    ことを特徴とする装置。
  22. 複数の塗料アプリケータの保護環境を天然環境から隔離した状態で設ける組立体であって、塗料アプリケータは建築業、自動車業、造船業、航空産業、宇宙船産業、製造業、運輸業、美術工芸業などの産業分野で塗料使用者によって使われ、これら各種産業における塗装過程中は、塗料アプリケータは塗料保有部を備えており、塗料保有部は各々が塗料を環境に対して露出させる外側面領域と塗料を付着させるための塗料保有容積部とを備えており、乾いていない塗料には特殊な粘性があり、
    a. 前記組立体は塗装過程で使用するための複数の保管構造体を備えており、保管構造体は各々がその内部に1本以上の塗料アプリケータを受容し、包み、封鎖する構成になっており、
    b. 複数の保管構造体は各々が、中に保管されている塗料アプリケータの形状に一致するようにされるとともに乾いていない塗料の粘性によって塗料アプリケータに実質的に貼り付く構成の薄い膜構造になっており、
    c. 保管構造体は各々が塗装過程中に生じる多様な塗装特性を記録するよう構成されており、塗装特性は、複数の塗装特性欄を設けた保管構造体上に記録され、
    d. 天然環境の中に複数の保管構造体を集合させて、関係のある表面処理特性、塗料特性、環境特性、表面特性、アプリケータ特性、組立体特性を保管構造体上に記録し、塗装過程中に塗料アプリケータを整理および保存することができるようにした、
    ことを特徴とする組立体。
  23. 前記保管構造体は各々が、保管小室によって外郭を定めた保管部を更に備えており、保管部は各々が接近用開口部を備えており、保管部は各々がそれぞれの開口部を閉鎖するための閉鎖部を備えていることを特徴とする、請求項22に記載の組立体。
  24. 前記保管構造体は各々が、塗料トレイ、塗装ブラシ、塗装ローラー、塗料桶、塗装銃のうちの1個以上を保管するよう構成されていることを特徴とする、請求項22に記載の組立体。
  25. 前記保管構造体は各々が、保管されている塗料アプリケータの各々の形状に保管構造体の各々を一致させることができる薄膜構造を有していることを特徴とする、請求項22に記載の組立体。
  26. 前記保管構造体の膜は各々の個別固体重量が、乾いていない塗料の特殊な粘性によって塗料アプリケータに保管構造体の膜を実質的に固着させることができる重さであり、従って、保管構造体は、保管されている塗料アプリケータの凡その形状に一致させることができることを特徴とする、請求項25に記載の組立体。
  27. 前記保管構造体は各々が、塗装過程中に生じる多様な塗装特性を記録するよう構成されており、塗装特性は保管構造体の表面に記録されるとともに保管構造体上の複数の所定の塗装特性欄の位置に記録され、塗装特性欄は次のうち1項目以上を含んでおり、前記特性欄は、
    a. 塗料種類、ステイン着色剤種類、ワニス種類、それ以外の表面処理剤種類を含んでいる表面処理特性欄と、
    b. 内装塗料、外装塗料、ラテックス塗料、オイル系塗料、平坦仕上げ剤、光沢仕上げ剤、半光沢仕上げ剤、ステイン着色仕上げ剤、それ以外の塗料仕上げ剤などを含んでいる塗料特性欄と、
    c. 外装、内装、寝室、主寝室、手洗い、洗面所・便所・風呂場、居間、仕事部屋、屋根裏部屋、書斎、廊下、テラス、入口通路、地下室、玄関広間、厨房、洗濯室、衣類室、裏庭、前庭、横庭、1階、2階、3階、受付カウンター、事務室、作業場、休憩室、会議室、執務室、研究室、それ以外の居住環境または作業環境を含んでいる環境特性欄と、
    d. 本体部、縁、扉、窓、天井、壁、それ以外の領域を含んでいるのうち1項目以上を含んでいる面特性欄と、
    e. 塗料トレイ、塗装ブラシ、塗装ローラー、塗料桶、塗装銃などを含んでいるアプリケータの特性欄を含んでいる、
    ことを特徴とする、請求項25に記載の組立体。
  28. 複数の塗料アプリケータの保護環境を天然環境から隔離した状態で設ける組立体であって、塗料アプリケータは、建築業、自動車業、造船業、航空産業、宇宙船産業、製造業、運輸産業、美術工芸業などの各種産業で塗料使用者によって使われ、これら各種産業における塗装過程中は、塗料アプリケータは各々が塗料保有部を備えており、塗料保有部は各々が塗料を環境に対して露出させる外側面領域と塗料を付着させるための塗料保有容積部とを備えており、乾いていない塗料には特殊な粘性があり、
    a. 前記組立体は塗装過程で使用するための複数の保管構造体を備えており、保管構造体は各々が保管小室によって外郭を定めた保管部を備えており、保管部は各々が接近用開口部とそれぞれの開口部を閉鎖するための閉鎖部を備えており、
    b. 複数の保管構造体は、塗装トレイを封入する構成の塗装トレイ保管構造体、塗装ブラシを封入する構成の塗装ブラシ保管構造体、塗装ローラーを封入する構成の塗装ローラー保管構造体、塗料桶を封入する構成の塗料桶保管構造体、塗装銃を封入する構成の塗装銃保管構造体のうちの1個を含んでおり、
    c. 前記複数の保管構造体は各々が、関連のある塗料アプリケータの各々の形状に保管構造体の各々を一致させることができる薄膜構造を有しており、
    d. 保管構造体の膜は各々がその単体重量が、乾いていない塗料の特殊な粘性によって塗料アプリケータに保管構造体の膜を実質的に固着させることができるようにする重さであり、従って、保管構造体は塗料アプリケータの凡その形状に一致し、
    e. 保管部は各々が所定の内部容積部を有しており、内部容積部は各々が、塗料保有部が天然環境から隔離保護されていない場合には、乾いていない塗料が大気中の天然環境の蒸気圧に一致する正の天然環境の蒸発率を示すのに比べて、塗料保有部が、それぞれの保管構造体の中に保管されている場合は実質的に最小限の蒸発率に一致する実質的に定位の蒸気圧の保護環境を設けており、
    f. 保管構造体は各々が、次のうち1項目を含んでいる多様な塗装過程変数の記録を容認する構成になっており、前記変数は、表面処理特性、塗料特性、環境特性、表面特性、アプリケータ特性、組立体特性などを含んでおり、
    g. 天然環境の中に複数の保管構造体を集合させて、関係のある表面処理特性、塗料特性、環境特性、表面特性、アプリケータ特性、組立体特性を保管構造体上に記録し、塗装過程中に塗料アプリケータを整理および保存することができるようにした、
    ことを特徴とする組立体。
  29. 塗料使用者によって使用されている途中の塗料アプリケータの保護環境を設ける方法であって、塗料アプリケータは塗料保有部を備えており、塗料保有部は塗装されるべき面に塗布するための塗料が乾いていないまま付着しており、それは次の状況にある場合であり、前記状況では、
    a. 塗料保有部は水気が含んで乾いていない塗料が付着したままであり、
    b. 塗料アプリケータは、塗料が塗料アプリケータの塗料保有部に乾いていないまま付着している期間中も不活性状態に放置することができ、
    c. 塗料アプリケータは保護環境から取出すことができ、塗料保有部に付着したままの塗料は塗料特性に関連づけて識別することができ、前記方法は、
    i. 保管小室によって外郭を定めた保管部を備える保管構造体を設ける工程を含み、前記保管構造体を設ける工程は、保管部が接近用開口部と前記開口部を閉鎖するための閉鎖部を備えるようになっており、
    ii. 塗料アプリケータの少なくとも塗料保有部を保管構造体の保管小室に挿入してから、保管部の開口部を閉鎖して周囲空気から遮断する工程とを含んでおり、
    iii. 保管構造体は、その壁が塗料保有部に隣接する位置に置かれてから塗料保有部の外面の内実のある一部と接触させられることを特徴とし、前記方法は、
    iv. 多様な塗料特性を識別する証印を含む表面領域を保管構造体に設け、前記表面領域には特殊な塗料特性を記録することができる複数の部位が設けてある工程を含んでおり、
    v. 塗料アプリケータは塗装作業で使用されるが、その場合、逐次的に塗布されるべき複数回分の塗料が塗料アプリケータの保有部に吸収されてから作業面に塗布され、塗料アプリケータの塗料保有部は水気を含んだ塗料が付着したままで保管構造体の中に設置され、塗料保有部に付着したままでも塗料が硬化することなく後で使えるようにし、同時に、識別用の証印によって、塗料使用者は塗装作業中に塗料アプリケータを別な複数の塗料アプリケータと一緒に整理して保管することができるようにした、
    ことを特徴とする方法。
  30. 塗料アプリケータの保護環境を天然環境から隔離した状態で設ける方法であって、塗料アプリケータは塗料使用者によって塗装過程で使用されている途中であり、塗料アプリケータは塗料保有部を備えており、塗料保有部は外側面と塗料を保有するべき内側の塗料保有容積部を備えており、塗料保有部は塗装されるべき面に塗布するための塗料が乾いていないまま付着しており、塗装されるべき面は塗装環境の範囲内にあり、乾いていない塗料には塗料粘性があり、塗料アプリケータと塗料は次のような塗装過程で使用されている途中であり、前記塗装過程では、
    a. 塗料保有部は水気が含んで乾いていない塗料が付着したままであり、
    b. 塗料アプリケータは、塗料が塗料アプリケータの塗料保有部に乾いていないまま付着している期間中も不活性状態に放置することができ、
    c. 塗料アプリケータは保護環境に入れてから出すことができ、前記方法は、
    i. 保管小室によって外郭を定めた保管部を備えている保管構造体を設ける工程を含み、前記保管構造体を設ける工程は、保管部が接近用開口部と前記開口部を閉鎖するための閉鎖部を備えるようになっており、
    ii. 塗料アプリケータの少なくとも塗料保有部を保管構造体の保管小室に挿入してから、保管部の開口部を閉鎖して天然環境から遮断する工程と、
    iii. 保管壁を有している保管構造体を塗料保有部に押し付け、保管壁の内側に保管されている塗料保有部の外側表面領域と乾いていない塗料に保管壁を接触させる工程と、
    iv. 保管構造体の外側に設けられた場に、塗料、塗装環境、塗料アプリケータ、塗装面、塗料用途などを含む多様な塗装特性を識別する塗装特性表記を記録する工程と、
    v. 1組の保護環境を一緒に一括してグループにまとめ、複数の保護環境は各々が、塗料を保管し、または、塗料アプリケータを保管し、または、塗料及び塗料アプリケータを保管し、関連する塗料特性、または、塗装特性を記録する工程と、
    vi. 前記1組の保護環境を保管および保護して、その中に保管されている塗料が後で使用できるようにした工程、又は、その中に保管されている塗料が後で使用できるようにした工程、又は、その中に保管されている塗料及び塗料アプリケータが後で使用できるようにした工程を含む、
    ことを特徴とする方法。
  31. 複数の塗料アプリケータを天然環境から保護するシステムであって、塗料アプリケータは塗装過程で塗料使用者によって使用されている途中であり、塗料アプリケータは各々が塗料保有部を備えており、塗料保有部は各々が天然環境に対して塗料を露出させる外側表面領域と塗料を哺乳する内側の塗料保有部を備えており、乾いていない塗料には特殊な粘性があり、
    a. 前記システムは、1本以上の塗料アプリケータを中に受容し、包み、封鎖するよう構成された複数の保護膜を更に備えており、
    b. 保護膜は各々が塗料アプリケータの形状に一致するよう構成されており、
    c. 保護膜は各々が実質的に気体不透過性であり、
    d. 保護膜は各々がその単体重量が、乾いていない塗料の特殊な粘性によって塗料アプリケータに保護膜を実質的に固着させることができる重さになるように実質的に構成されており、
    e. 保護膜は各々が所定の内部容積部を備えており、内部容積部は各々が、塗料保有部が天然環境から隔離保護されていない場合には、乾いていない塗料が大気中の天然環境の蒸気圧に一致する正の天然環境の蒸発率を示すのに比べて、塗料保有部がそれぞれの保護膜の内側に完全に保管されている場合は実質的に最小限の蒸発率に一致する実質的に定位の蒸気圧の保護環境を設けており、
    f. 保護膜は、塗装過程中に生じる多様な塗装特性の記録を容認するよう構成されており、塗装特性には表面処理、塗料、環境、塗装面、アプリケータ、組立体などが含まれており、
    g. それぞれの塗料アプリケータを保管している複数の保護膜を天然環境の中に集合させて、保護膜上に関係のある塗装特性を記録することにより、塗装過程中に塗料アプリケータを整理および保存することができるようにした、
    ことを特徴とするシステム。
  32. 塗料アプリケータの保護環境を天然環境から隔離された状態で設ける装置であって、塗料アプリケータは塗料使用者によって塗装過程で使用されている途中であり、塗料アプリケータは、外面領域と塗料を保有する内側塗料保有容積部とが設けられた塗料保有部を備えており、塗料保有部は塗装されるべき面に塗布するための乾いていない塗料が付着したままであり、塗装されるべき面は塗装環境の範囲内にあり、乾いていない塗料には塗料粘性があり、前記装置は、
    a. 保管小室によって外郭を定めた保管部を備えている保管構造体を設ける手段を備え、前記保管構造体を設ける手段は、保管部が接近用開口部と前記開口部を閉鎖するための閉鎖部を備えており、
    b. 保管構造体の保管小室の中に塗料アプリケータの少なくとも塗料保有部を挿入してから、保管部の開口部を閉鎖して天然環境から遮断する手段と、
    c. 保管構造体を塗料保有部に押し付け、保管構造体中に保管されている塗料保有部の外側表面領域と乾いていない塗料に保管構造体を接触させる手段と、
    d. 保管構造体の外側に設けられた記録欄に記された多様な塗装特性を識別する手段とを備え、前記多様な塗装特性を識別する手段は、塗装特性には塗料、塗装環境、塗料アプリケータ、塗装面、塗料用途などが含まれているようになっており、
    e. 1組の保護環境を一緒に一括してグループにまとめる手段を備え、前記グループにまとめる手段は、複数の保護環境は各々が、塗料を保管し、または、塗料アプリケータを保管し、または、塗料及び塗料アプリケータを保管し、関連する塗料特性、または、塗装特性を記録しているような手段を備え
    f. 1組の保護環境を保管および保護して、その中に補完されている塗料が後で使用できるようにした手段、又は、その中に補完されている塗料アプリケータが後で使用できるようにした手段、又は、その中に補完されている塗料及び塗料アプリケータが後で使用できるようにした手段を備える、
    ことを特徴とする装置。
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