JPH01501155A - 植物油抽出方法 - Google Patents

植物油抽出方法

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JPH01501155A
JPH01501155A JP62502930A JP50293087A JPH01501155A JP H01501155 A JPH01501155 A JP H01501155A JP 62502930 A JP62502930 A JP 62502930A JP 50293087 A JP50293087 A JP 50293087A JP H01501155 A JPH01501155 A JP H01501155A
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ストロプ、ハンス アール
ペリ、リチャード アール
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イーピーイー、インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 植物油抽出方法 発明の背景 本発明は大豆、トウモロコシ等のような直物油含有材料からの油抽出の技術分野 に関し、さらに詳しくは、油含有植物性物質の前処理、同物質からの油抽出およ び物理的精製に適した良質植物油の製造方法とその装置とに関する。
本発明は特に、大豆およびトウモロコシ胚芽からの油の製造に適用できるが1例 えば綿実、落花生、ひまわり種子、菜種、新鮮なココヤシ果肉もしくは乾燥ココ ヤシ果肉、ヤシの実およびヤシ種子等のような、他の多くの植物油含有材料にも 適用可能である。
本発明の方法は油含有材料からの植物油封抽出性能を改良し、リン脂質および1 例えば特にカルシウム、マグネシウム、鉄のような、無機物含量の非常に低い油 製品を製造する。このような油製品は物理的精製が可能である。しかし、例えば 他の種類の貴重な構成物質を得るために油抽出方法を用いる場合のように1本発 明が他の抽出方法との併用に容品に適応可能であることは、当業者に理解される であろう。
大豆は合衆国と世界の油市場および植物性蛋白質市場で優位を占めているので、 慣習的な植物油加工技術は主に、大豆油の加工を目的としている。大豆油と大豆 蛋白質は、消費者に対して、他の主要な油料種子から得られる利益に較べて最大 の利益を低コストという形で与えている。
植物油加工に用いる従来の方法および装置については、豊富な情報が存在する。
大豆油を加工するための営利的に実施可能で有望な方法は、油抽出のために多く の加工工程を必要とする。油抽出のためには、溶媒抽出9機械的加工または両方 法の併用を含めて、幾つかの方法が存在するが、現在商業ベースにおいて用いら れている主な方法は溶媒抽出法である。
これらの種々な公知の方法によって抽出された原料油は、受容し難いにおいと風 味を有する暗色の濁った液体である。この液体をショートニング、マーガリン、 サラダ油および調理油の製造に有用な、刺激が少なく、安定で、栄養価の高い製 品に転化するには、実質的にさらに処理が必要である。(他の油料種子からの原 料油は一般に食品として質的に受容され難く、質的にさらに処理を必要とする。
)この付加的な処理は、包括的に精製プロセスと呼ばれる。多くの工程から構成 され、脱ゴム、中和(アルカリ精製)、漂白および脱臭のような工程を典型的に 含む、後の加工工程の充分な実施に不利な影響を与えるかまたは食品としての油 の質と安定性に不利な影響を与えるような、リン脂質、有利脂肪酸。
色素体およびその他の成分を除去するために、精製が必要である。
大豆から慣習的な溶媒抽出および機械的加工方法によって製造された原料油は、 一般にリン脂質、ホイスアチド、ホスホグリセリドまたはゴム質と呼ばれるリン 化古物を500〜800ppm(リンとして測定したppm)の範囲の高レベル で含み、カルシウム、マグネシウムおよび鉄を少量ではあるが有位な量で含む。
上記リン脂質の30%程度はカルシウムおよびマグネシウムによって錯化する。
これらは一般に非水和性リン脂質と呼ばれる。さらに、先行技術の大豆前処理方 法および大豆油抽出方法は実際に。
製造された原料油中に存在する非水和性リン脂質の量を高めやすいことが一般に 知られている。非水和性リン脂質は一般に、下記で考察するように、その除去の ための精製プロセスにおいて、独立した脱ゴム工程を必要とする。原料油中のリ ン脂質量の変動は抽出プロセス自体の変化および大豆の成長、収穫および貯蔵中 に生ずる大豆の組成の変化に起因することも、原料油精製の技術分野において、 当業者に周知である。
最終製品の食品等級植物油の品質にとってリン脂質と成る種の微量金属の存在が 好ましくないことは周知であるので、油抽出プロセス中にこれらの化合物のレベ ルを出来るだけ減することが有利である。
上記の加工工程の範囲すなわち脱ゴム、中和(アルカリ精製)。
漂白および脱臭はしばしば包括的に「精製」と呼ばれる。「精製」なる用語を狭 義で使用すると、この用語はしばしば、油中の有利脂肪酸の中和方法と定義され る。この方法はアルカリによって実施するので、アルカリ精製とも呼ばれる。ま たは化学薬品を用いるために、化学精製とも呼ばれる。各加工工程が一般に原料 油の1つ以上の性質に影響することに留意すべきである。中和は主として有利脂 肪酸レベルを減するが、ゴム質も除去され、色は明るくなり、若干の有臭化合物 も除去される0種々な油の性質に影響を与え、加工工程の完全な根拠と効果の予 測を困難にし、先行技術の加工方法による矛盾した結果の原因となるのは、この 傾向の特定の加工工程である。
典型的な公知の植物油精製方法は「脱ゴム」工程を含めた幾つかの工程から成り 、脱ゴム工程は原料油に水を加え、加熱し、混合物を一定時間(約10〜30分 間)、典型的に50〜70℃の温度において撹拌することから本質的に成る。熱 い油と水のこの混合物に対して遠心分離を行い、油と水を分離させる。このプロ セスで、水和したリン脂質が水によって分離する。生成した部分的にr脱ガムし た」油は典型的になお、非水和性リン脂質の全てを含む、若干のリン脂質を含ん でいる。この量は典型的にリン10〜120ppmに相当するリン脂質を含むが 、この量は脱ゴム方法の正確さと使用した条件とに依存して変化する。
上記方法によって製造した部分「脱ゴムJ油をさらに「脱ゴム」し、成る種の化 学薬品(リン酸のような)と水を加え、再び加熱し、混合物を撹拌し、次に遠心 分離を行なうことによって、水和不能なリン脂質を除去する。この工程から製造 した「脱ゴム」油は典型的に、リン5〜20PPmに相当する若干のリン脂質を 含有する。
この第2精製工程からの脱ゴム原料油に対しては、さらに幾つかの付加的な精製 工程を行って、好ましくない風味、色および臭いを油に与えてもどり(フレイバ ー リバージョン)の原因になる例えば遊離脂肪酸2色素体、その他の物質のよ うな、好ましくない成分を除去する。これらの工程は、より一般的には遊離脂肪 酸のケン化;石ケンを除去するための油の洗浄;過剰な化学薬品と石ケンを除去 し、リン脂質の量をさらに減するための付加的洗浄;色素体とリン脂質の若干の 付加的量を減するための漂白;および最終的脱臭というようなものである。これ らの抽出工程と精ン1〜10ppmに相当するリン脂質を含有する。
本発明を検討する場合に、油含有植物材料からすでに抽出した原料油に対してこ れらの先行技術の公知の加工工程の全てに、特に脱ゴム工程を適用することを特 に強調し、注意すべきである。
これらの工程は油含有植物材料に対して適用するのではなく、このような材料か ら抽出した原料油に対して適用される。
このような精製工程を実施するための製造に要する資金は非常に高い、化学的精 製は厄介な多くの工程を含み、例えば遠心分離プロセスや濾過プロセスのような 維持が困難な実質的な装置を必要とする点で多大な資金を要し、各精製工程が若 干量の有用な油を含有する残渣を生じ、販売に適した食用油の収量を減すること による油の損失が本質的な問題となっている。
高い装置コスト、高い操作費用および貴重な生成油の損失のために、最近は一般 に物理的精製と呼ばれる方法の実施が注目され、切望されてきた。この方法では 、幾つかの前処理工程を行った原料油を真空下で操作される容器または塔内で高 温(250℃以上)に加熱する。処理中に水蒸気を油の中へ噴霧する。温度と滞 留時間条件は遊離脂肪酸、その他の不純物質および悪臭物質が気化して留去する ように選択する。処理済み油は次に典型的に冷却し。
油の色をさらに淡色化するために再漂白する。
物理的精製工程の資本金と運営費とは多くの原料油に関して、化学的精製工程よ りもかなり低い。そして好ましくない不純物のみを除去するので、油の損失もさ らに実質的に低い0通常は慣性した食品を製造するために再度の物理的精製処理 はほとんど必要ない、従って、物理的精製は油加工業者にとって非常に望ましい のである。
しかし、大豆抽出およびトウモロコシ胚芽抽出からの原料油を含めて、多くの原 料油は物理的精製工程を適用しうる前に実質的な前処理工程を必要とする。これ らの前処理工程の大部分は原料油からの水和性および非水和性リン脂質の除去を 伴う。
物理的精製は有意な量のゴム質またはリンを除去することができず、物理的精製 は重金属(例えば、鉄)を除去することができない。
6〜20PPmより過剰にリンを含むゴム質の存在は物理的な精製中に高温の使 用のために破壊し、これは好ましくない風味と色の特性を惹起し、もどりまたは 悪臭(大豆油の場合)ならびに他の植物油の場合の油安定性(すなわち貯蔵寿命 )の低下の原因となる。リン脂質の存在の下限は完全には解明されていないが。
全ての植物油においてもどりと、過剰量のリン脂質と重金属(例えば、鉄)の存 在による貯蔵寿命低下とが直接関係することは周知である。それ故に、物理的精 製工程への供給材料はリンとして測定して3〜10ppm以上の量のリン脂質を 含んではならない。
物理的精製工程への供給材料中の高レベルのリン脂質が油を大きく変色させ、油 の漂白が困難であることは、当業者の一致した意見である。トウモロコシおよび 大豆の原料油中のリン脂質レベルを低下させる必要があることから、前述の先行 技術の多くの化学精製工程が必要となり、物理的精製のための経済的誘因の殆ど または全てが失われる。
従って、物理的精製の適用は、本質的にリンの低い含量範囲(特に非水和性リン 脂質として)と低い鉄含量とを有し、さらに物理的精製の完全な適用またはその 改良法の適用を可能にする経済的妥当性によって決定されるレベルの遊離脂肪酸 を含むような植物油に限定される。
大豆およびトウモロコシの油原料に物理的精製工程を適用しない主な理由は、こ れらの原料のリン脂質含量が高く、トウモロコシ油の場合には、微粉状殿粉粒子 のような固体夾雑物を多く含むことである。原料中の高レベルのリン脂質は油の 質に不利な影響を与えるので、原料油を物理的精製するためには、最大のリン脂 質レベルが一般に限定される。原料油の精製業者が設定したリン脂質レベルの要 件は5ppm未満(Pとして測定)から20ppm未満までの範囲である。
リン脂質の1部は一般に非水和性リン脂質として呼ばれる形態であるか、または 油料種子の成る種の成分もしくは油の影響下でこの形態に転化しうるので、大豆 油およびトウモロコシ油の原料中のリン脂質量を減することは容易な仕事ではな い。リン脂質の大部分は水和性、リン脂質として一般に呼ばれ、原料を水、塩水 溶液、酸性もしくはアルカリ性溶液等を接触させ、水和性リン脂質の凝集を遠心 分離除去することによって、容易に除去される。
非水和性リン脂質の除去される。非水和性リン脂質の除去はさらに困難である。
非水和性リン脂質はカルシウムおよびマグネシウムとリン脂質との錯体であり、 公知の除去方法はカルシウムおよびマグネシウム基とリン脂質との間の結合を開 裂して、非水和性リン脂質を水和性リン脂質に変え、カルシウムおよびマグネシ ウム基が水和性リン脂質に再付着するのを阻止する化学的処理に依存する。
本発明は、植物油含有材料からの良質な油製品とミール製品のより効果的な製造 を可能とする、新規な改良方法と集成装置の提供を目的とする。
本発明による処理の結果として、リン脂質は抽出済みの固体とともに残留する。
抽出された原料油は非常にリン脂質含量が低く、もはや前処理することなく物理 的精製が可能である。
発明の詳細な説明 本発明では、大豆、トウモロコシ等のような油含有材料から油を抽出して、良質 な油とミール製品のより効果的な加工を可能にするための方法と集成装置とを提 供する。この方法は一連の工程から成る。第1工程は油含有植物を混合し粉砕で きる状態にするための前処理である。この前処理工程は洗浄、乾燥、破砕または 外皮除去から成る。これによって材料を粉砕して、試薬と混合し、抽出された油 中のリン脂質含量を減することができる。試薬は非水和性リン脂質の化学結合を 開裂して非水和性リン脂質を水和性リン脂質に変えるための試薬を含むことが望 ましい、錯化剤、沈降剤またはキレート剤を混合物に加えて、水和性リン脂質の 非水和性リン脂質への戻りを阻止することもできる。
この方法はまた。油含有材料から抽出される油と同じ種類の油を混合物に加えて 、スラリーを形成する工程をも含む。水をスラリーに加えて、後の蒸煮段階中の 凄素、細菌および真菌の不活化。
無毒化および低温殺菌のために水分含量を高めることもできる。
スラリーに上記物質の少なくとも幾つかを混合した後に、スラリーを密封したが まの中、好ましくは部分真空下で蒸煮、撹拌して。
上記反応を完成させる。蒸煮後、若干の水を蒸発させ、精製したスラリーを濾過 または遠心分離して、油の実質的に全てを抽出し。
植物ケーキ(固形物)を形成する。抽出工程から得られた油は物理的精製に適し ている。ケーキに対してはさらに、付加的油を抽出するために、抽出工程を行い 、ケーキを蛋白質ミールとして使用するために粉砕、乾燥する。
本発明の他の態様では、油含有材料、好ましくはこの材料から抽出されると同じ 種類の油、およびスラリーの乾燥重量の少なくとも15%の水分レベルに達する ための水の混合物から成るスラリーを、植物油含有材料から製造する。このスラ リーを部分真空下、希釈酸素雰囲気下でほぼ99℃より高くない温度で一定期間 蒸煮する。このスラリーから公知の方法によって油を抽出し、リン脂質レベルの 減じた原料油を製造する。
本発明のさらに限定された態様によると、界面活性剤または蛋白質試薬から成る 第3の試薬をこの混合物に加える。
本発明では、本発明の対象の方法によって改良された油およびミール製品を製造 する。
本発明では、油含有材料を予め選択した粒度にまで粉砕するグラインダー、この 物質を抽出された油中のリン脂質量を減するための試薬および好ましくは油含有 材料から抽出される油と同じ種類の油と混合してスラリーを形成するためのミキ サー、スラリーを所定温度に所定期間蒸煮してスラリー中の蛋白質を不溶化し、 スラリー中のリン脂質を水和するためのがま、スラリーから油を抽出して油飽和 ケーキを残すためのセパレータ、ならびに油飽和ケーキから油を抽出するための セパレータから成る集成装置を、油含有材料から油を抽出するために提供する。
本発明の使用によって得られる利点の1は、油含有物質からリン脂質含量と微量 金属含む量の低い油を抽出する植物油抽出方法である。この方法は物理的精製に 適した。すぐれた質の植物油を製造する。この油は先行技術の原料油製造方法に よって製造される油に較べて淡色であり、刺激性が低く、安定性および栄養価が 高い。この油は多くの公知の化学的精製工程が不必要であるほど良質である。
本発明の他の利点は、抽出される油と同種類の高温の油の存在下で植物油含有材 料を粉砕して、油含有材料を後の油抽出工程のためにエネルギー必要量の非常に 低い油を放出するような状態にするための植物油含有剤利用の前処理方法である 。油抽出工程のエネルギー必要量が低いと、熱必要量と熱発生量(例えばスクリ ュー処理における)が減少するので、油製品に与える熱損傷が小さくなる。
本発明から得られる他の利点は、物理的精製が可能な油を製造するために必要な 工程数を実質的に減じて、工程数の非常にfl151先行技術の方法から本質的 に生ずる油損失を実質的に減する方法である、この方法は先行技術の処理方法と 集成装置とに較べて。
設備投資要求を減する。
本発明の他の利点は、植物油含有材料中のリン脂質含量が種々であるにも拘らず 、リン脂質レベルが実質的に低く、均質な植物油製品を製造する油処理方法であ る。
本発明のさらに他の利点は、油含有材料から油を抽出する前に植物油材料スラリ ーを化学的に精製する化学的方法と集成装置である。
本発明のさらに他の利点は、蒸発器内の温度、真空および滞留時間の条件を制御 してトウモロコシ胚芽および大豆中に含まれる水分を蒸発させて、油料種子マト リックスをさらに調節し、遠心分離および処理のような後の抽出工程中の油料種 子からの油放出性をさらに改良することから成る、トウモロコシ胚芽および大豆 の前処理方法である。
本発明のさらに他の利点は、本発明の実施中に処理される油とミールが低い温度 と圧力に短期間さらされるにすぎないために、油とミールの両方に対する熱損傷 が小さいことである。完全な圧縮、予備圧縮溶媒抽出および直接の溶媒抽出を含 む、公知の慣習的処理操作では、油およびミールがさらされる温度が230〜3 10” F (110〜154°C)に達し、深紅色を生じ、油に対する他の熱 損傷をもたらす1本発明の方法では、温度は典型的にわずか210” F (9 9℃)であるにすぎない。
本発明のさらに他の利点は、系全体を通しての温度および温度条件が水和性リン 脂質をこの方法のケーキおよびミール生成物とともに留まらせるような条件であ り、この方法からの油が水和忰リン脂質を実質的に含まないことである。このよ うな温度および湿度条件は水利性リン脂質の非水和性リン脂質への転化を阻止す る。適当な試薬を系に加えて、非水和性リン脂質を水和性リン脂質に転化させて 、リン脂質除去を促進することができる。
本発明のさらに他の利点は、実質的に全てのリン脂質、カルシウム、マグネシウ ムおよび微量金属を除去し、トウモロコシ油の場合には実質的に全ての澱粉を除 去する洗浄または濾過工程を通して油を製造することである。洗浄および濾過工 程から製造された油を物理的精製が可能である。
本発明の他の利点は、それ自体が希釈酸素雰囲気処理を生ずる集成装置である。
油が高温である場合には、油を任意に窒素その他の不活性雰囲気中で処理するこ ともできる。この装置は衛生基準に合わせて、ステンレス鋼から製造することが でき、この装置はそれ自体で食品および酪農産業で用いられる適所清浄(cle an−in−ρ1ace)法を実施する。
本発明のさらに他の利点は、高温で操作する物理的精製工程を含む方法である。
熱の実質的な無駄を避けるために、物理的精製工程で使用する熱を予備物理的精 製工程の熱必要量の低下によって調節して、エネルギー効率の高い油処理操作を 行うことができる。
本発明の新規な植物油抽出方法はこの明細書を読み、理解することによって、当 業者に明らかになるであろう。
図面の簡単な説明 本発明は成る種の部品の具体的形状および部品の配置を定め、成る一定の工程の 具体的形式および工程の配置を定めるものである。またこれらに代りうる好まし い実施態様は、本明細書で詳細に説明し、さらにその一部を表わす添付図面を用 いて説明する。
第1図は大豆のような油含有材料から油を抽出するための1本発明によって形成 したプラントの概略図であり、第2図はトウモロコシ胚芽のような油含有材料か ら油を抽出するため、本発明によって形成したプラントの概略図であり。
第3A図と第3B図は大豆のような植物油材料からの油の抽出に本発明を実施す る場合の工程を説明するブロック図であり、第4図は、湿ったトウモロコシ胚芽 、乾燥トウモロコシ胚芽または湿ったトウモロコシ胚芽と乾燥トウモロコシ胚芽 混合物のような油含有材料から油を抽出するための本発明による方法の工程を説 明するブロック図である。
発明の詳細な説明 図面は本発明の好ましい代替実施態様を説明するためのみのものであり1本発明 を限定するものではない、図面は物理的精製に適した良質の植物油製品を製造す るための植物油抽出方法と集成装置とを示す、上述のように、本発明は広範囲な 植物油含有材料に適用可能であるが1本発明の主要な営利的関心は大豆およびト ウモロコシに向けられているので、特にこれらの油含有材料に関連して考察する 。
第1図、第3A図および第3B図では、大豆に適用可能である本発明の詳細な説 明する。収穫された大豆を処理プラントに供給する第1工程は、受容10と清浄 12から成る。この後、大豆は14に貯えられるか、またはさらに処理するため に移される。大豆の貯蔵によって、貯蔵期間中に大豆の組成が変化するために。
−mに大豆中のリン脂質レベルが高くなる。
貯蔵中の大豆は乾燥されて、約6重量%の典型的な水分含量を有する。油抽出の ための他の処理は、16における乾燥または焼戻しくテンバーリング)、18に おける破砕、および20における外皮除去を必要とし、これらの目的のために一 般に用いられ、大豆処理分野の当業者に周知の装置が用いられる。乾燥は典型的 に220〜240@F (104〜116’C)以下の温度で生じ。
大豆に対する熱損傷を最小にする。外皮除去は典型的に、調節された材料の重量 を約3〜4%低下させる。外皮除去された大豆は次に24において乾燥状態で細 分または粉砕して、粉砕ミルおよびスラリー製造タンク26(第1図)における 混合に適した大豆粉砕材料を製造する。
幾つかの部材から成るスラリー製造タンク26内で混合物が形成される6本発明 の好ましい態様では、28において幾つかの化学薬品を加える。これらの試薬は 水に溶解して加える。補充の水を加えることもできる。水の全添加量は典型的に 、大豆の場合に供給材料の乾燥重量の15重量%を占める。本発明の好ましい実 施態様では、スラリー製造タンク26も蒸煮がまであり、この中で大豆粒子が蒸 煮または部分的に蒸煮される。すなわち供給した水の存在以下で一定期間高温に 加熱される。この蒸煮工程では。
酵素、細菌および真菌が不活化され、油と固体は無毒化され、低温殺菌される。
不活化されるひ素にはウレアーゼ、種々なプロテアーゼ、リパーゼおよび水和性 リン脂質から非水和性リン脂質への転化を促進する摩素が含まれる。第1試薬を 添加して、大豆から抽出される油中のリン脂質含量を減することが望ましい。こ の第1試薬は酸である。大豆中の非水和性リン脂質は実質的にホスファチジン酸 マグネシウムとホスファジン酸カルシウムであり、これらは酸による処理で象性 化し、解離ホスファチジン酸になり、これは水中のミセル形または液体結晶とし て水和性で油相から消失する。換言すると、非水和性リン脂質を油(脂質)に結 合させるマグネシウム結合およびカルシウム結合が酸によって破断し、このよう にして非水和性リン脂質は水和性になる。生成したマグネシウム錯体およびカル シウム錯体は油相から分離して、水相に入る。これが起こると、錯塩が形成され る。錯塩は幾つかの形式で水中に存在する、すなわち、沈降物として、懸濁状態 で、溶解して、またはミセル形で存在しうる。
しかし、この水和または破断反応は可逆的である。水が蒸発すると、解離した非 水和性リン脂質は非水和性リン脂質として油中の溶液に戻る。従って、以下でさ らに詳しく説明するように、沈降剤、キレート剤、ブロッキング剤または結合剤 を加えて、逆反応を阻止することができる。これらの化学結合を破断するために 用いる試薬は、リン@ (H)PO4)を含むことが好ましい、この代りに、ク エン酸[HOOCCH,C(OH)(COOH)CHICOOH−H2O3、塩 酸(HCI)、塩化カリウム(KCI)。
塩化ナトリウム(NaC1)、水酸カリウム(N a OH) + リン酸水素 二ナトリウム(Na2HPO4)、リン酸二水素カリウム(K H2P O4)  、無水酢3 (CH,C○)20.硫a (H,5o4)ホウ酸ナトリウム( N a z B 40.)およびクリシン(N H2CH2COOH)から成る 群から選択した試薬を用いることもできる。
適当な化学結合の破断度は油と水相との接触が増加すると増大する。従って、粉 砕ミルおよびスラリー形成タンク26において。
粉砕大豆を細分し、スラリーを均一に混合して、粉砕大豆が所定の粒度に粉砕さ れて、以下でさらに詳しく説明するように、加熱工程中の好ましい化学反応が促 進されるようにする。
上記水和反応が可逆的であることは知られているので、可逆反応を警戒する必要 がある。従って、沈降剤、ブロッキング剤またはキレート剤を粉砕ミルに加えて 、微量金属を結局封鎖しおよび、または錯塩を他の何かに結合させることができ る。結合剤はクエン酸ナトリウム(c s H507N a 2・2H20)を 含むのが好ましいが、塩化ナトリウム(Nacl)、酢酸ナトリウム(NaCz H2○、)、疏象ナトリウム(Na2SO4)、硫艷水素ナトリウム(N a  HS 04) * リン醍三ナトリウム(Na3P○、)、EDTA[エチレン ジアミン四酢酸コ、(H○○CCH2) z N CHz CH,N (CH2 C○○H)2コ、フッ化ナトリウム(NaF)、シュウ酸ナトリウム(N a  2Cz○4)、酒石象ナトリウム(N a、C4H40,・2H,○)、炭酸ナ トリウム(Na、Co□)およびピロリン象ナトリウム(Na、P、O,)をも 含むことができる。
さらに、再び水が蒸発すると、残留水とスラリーとの酸度が変化するので、ある 一定の水に不溶な沈降物が溶液に戻る。ある一定の条件下で界面活性剤(陰イオ ン性、陽イオン性、非イオン性)または蛋白質を含むある一定の試薬を混合物に 加えて、Wi性化度をある程度制御することができる。界面活性剤または蛋白質 作用剤はエトキシル化脂肪アルコール、オレイルアミン、カゼイン。
パンクレアチン、大豆蛋白質およびNa−石ケンから成る群から選択するのが好 ましい。
本発明の好ましい実施では、これらの試薬の全てを粉砕ミルに加える。しかし、 第1試薬と第2試薬のみ、第1試薬のみを加える、または試薬を全く加えないで 、改良された生成油を製造することも本発明の範囲内である。
好ましくは、油含有材料から抽出される油と同種類の油の少量を粉砕ミル26に 加えて、ポンプ送給可能なスラリーを形成することもできる。油含有材料から抽 出される油と同種類の曲以外の油を用いることも1本発明の範囲内である。他の 種類の油(植物油または動物性のいずれであっても)を用いる場合には、油ブレ ンドであることがしばしば好ましい。
高温の油の存在下で粉砕することによる油含有材料の処理は油料種子を調節して 、遠心分離またはスクリュー圧縮のような後の油抽出工程におけるエネルギー必 要量の非常に低い油を放出させる。抽出工程におけるエネルギー必要量のこの低 下は、被処理種子1トンあたりに要する馬力が低く、生成油に与えられる熱損傷 が小さくなることを意味する。
スラリー形成タンク中のスラリーの水分含量が同スラリーの簡素重量の少なくと も15%になるように、粉砕ミル中の混合物に水を加える。スラリーが後の処理 工程で適当に蒸煮されるように水を添加することが望ましい。
第1図について、さらに説明を続けると、系のリサイクル操作によって、スラリ ー形成タンクに加える油と水が得られることが認められる。
本発明の営利的実施態様では、スラリー形成タンクレベルは定常状態条件下で大 豆固体(完全乾燥基準)1重量部に対してリサイクル油好ましくは2.5重量部 の比が維持されるように、制御される。このスラリーに対して、供給した乾燥大 豆固体重量を基準にして10〜30重量%の水を加える。前述したように、この 水は他のプラント工程からの凝縮水に脱イオン水または蒸留水を補充したものま たは補充しないものである。スラリー形成タンク26に加える、酸、塩基、塩そ の他から成る1種々な液体または固体試薬は、リン脂質と微量金属除去に重点を おいて最終生成油材料1,700ポンド/時(772kg/時)につき濃(85 %)リン酸1ポンド/時(Q、454kg/時)とクエン酸ナトリウム1ポンド /時(0,454kg/時)から成る。スラリー形成タンクはたえず撹拌されて 、大豆固体の水による湿潤を促進し、試薬の適当な分散を促進する。タンク内の スラリーの温度は、外部から熱を加えずに、約150″F(66℃)であり、こ の温度は大豆固体供給材料、リサイクル油流、リサイクル水(凝縮液)Aおよび 補充水流の物質流量、比熱および温度によって生ずる。スラリー形成タンクの機 能は大豆固体をある程度蒸煮し、油およびミ−ルの安定性のような性質に影響を 与える全ての酵素および水和性リン脂質の非水和性リン脂質への添加を阻止する 瀞素(複数の場合も)を不活化し、前記油とミールを無毒化し殺菌することであ る。蒸煮度はタンク内の固体の温度と滞留時間の両方に依存する。タンクに外部 から熱を加えることによって、温度を高めることが出来る。スラリー形成タンク 内のスラリーの最大温度は下記に述べる蒸発器ポンプ内の最大温度に一致させる ことができる(典型的には、185〜210″F、85〜99℃)、スラリー形 成タンク26内の最大滞留時間はタンクの設計によって定められる。
スラリー形成タンク26の他の機能は、次の工程ならびに遠心分離機とスクリュ ープレスにおける抽出工程4こおいて油を放出するように、大豆固体をgiする ことである。
タンク26のさらに他の目的は、窒素または他の不活性ガス雰囲気の導入による 希釈酸素雰囲気内での操作に囲いを与えることである。
スラリーはサイジングミル(図示せず)を通してポンプに送給する。このサイジ ングミルは好ましくはリエッ(Ri e t z)の砕解機またはこれに相当す るものであることが好ましい、ミルは好ましい粒度分布が得られるように、スク リーンを含むべきである。好ましい粒度分布は典型的に20メツシユ、10重量 %余;40メツシュ、82重量%余である。供給ポンプ30は選別したスラリー をフォーリングフィルム蒸発器32に送給する。
蒸発器32は系中の油の温度暴露を限定するために、真空条件下(例えば、水銀 25インチ、すなわち水1i635m)で操作される。蒸発器は蒸発器の熱交換 器の管内での適当なフィルム形成を促進し、最適の電熱条件を保証するために、 リサイクルポンプ34を併用して操作するのが好ましい。蒸発器ポンプ温度は典 型的に185〜210” F (85〜99℃)であり、蒸気温度は約150° F(66℃)である。蒸発器ポンプは、蒸発器32の滞留時間が20〜40分間 に制御されるように、サイズを定める。
蒸発器の1つの機能は、大豆供給材料流、リサイクル凝縮液流および補充水流に よってスラリー形成工程に導入された水の実質的に全てを除去することである。
遠心分離機およびスクリュープレスにおいて固体から油を効果的に分離するため に、大豆固体中に少量の水を残さなければならない。
蒸発器32の他の機能は、スラリー形成タンク26内で開始されたまたは部分的 に完成された蒸煮を必要に応じて慣性することである。すなわち1素の不活化お よび油とミールの無毒化と殺菌を完成することである。
蒸発器32のさらに他の機能は、スラリー形成タンク26内で開始された、試薬 とリン脂質との間の有益な反応を慣性することである。
蒸発器32のさらに他の機能は、遠心分離機とスクリュープレスとにおける抽出 工程での固体からの油の放出を改良するための大豆固体の調整(コンディショニ ング)を完成することである。
乾燥スラリーをペンヴアルト・コーポレーション(Pennwalt Corp oration)のシャープレス支柱(Sharpless Division )(ペンシルバニア州、フィラデルフィア)およびその他の遠心分離様製造業者 から市販されているような高重力デカンタ−遠心分離機36に放出される。遠心 分離機への供給材料中の固体は油を含まない固体を基準にして3〜4重量%の水 分を含むべきである。凝縮器38中で凝縮される蒸発器32からの水は、後の処 理工程で用いられる。
遠心分離機36から得られる固体は一般に遠心分離ケーキと呼ばれ2,25〜3 5重量%の油を含む、このケーキはスクリュープレス40に運ばれ、ここで固体 は圧縮ケーキ中の残留油が3〜4重量%になるように圧縮される。
スラリー形成タンクと粉砕ミル26および蒸発器32内で大豆固体を前処理する ために、スクリュープレス40では油を押し出すために実質的に低い力(慣習的 な溶媒抽出前処理方法における大豆圧搾に要する4hPメートルトン7日の代り に、典型的に1゜5hpメートルトン7日)を要するにすぎない、この方法から 得られるケーキは非常に淡い茶褐色製品である。スクリュープレス40からの油 は、圧搾油流から圧搾微細物を除去するために、遠心分離機36への供給材料流 に導く、遠心分離機の放出口からの油はスラリー形成タンク26へ戻すためまた は洗浄タンク44に導かれる生成油として、リサイクルタンク42に導かれる。
リサイクルタンク内の油の温度は約185〜200″″F(85〜93℃)であ る、リサイクルタンク42からの生成油は典型的に1〜2ppm (百万分の1 )のリン脂質(リン元素として測定)ならびにカルシウム、マグネシウムおよび 鉄のような微量金属を含む。
生成油はリサイクルタンク42から洗浄タンク44に運ばれ、そこで蒸留水また は凝縮水を導入される。洗浄タンクは撹拌機46によって撹拌する。せんじよう タンク44は油と水の滞留時間が少なくとも5分間になるように大きさを定める 。洗浄タンクからの油/水混合物はポンプ50によって遠心分離機48に運ばれ る。
遠心分離機48はペンヴアルトコーポレーションのシャープレス支社(ペンシル バニア州、フィラデルフィア)から市販されているような三相式高電力横型デカ ンター遠心分離機またはアルファラバルコーポレーション(Alfa Lava l Corporation) (スウェーデン、ツムバ)またはヴエストフア リアコーポレーション(Westphalia Corporation) ( 西ドイツ)から入手可能であるような高重力ディスク遠心分離機から成る。遠心 分離機48で分離された水相は、必要に応じて蒸留水を補充して、スラリー形成 タンク26に戻される。リン脂質2種々な石鹸、R粉および未Sl]組成の固体 を含み、遠心分離機48から放出される湿った固体は廃棄されるかまたはスクリ ュープレス40への供給材料に加えられる。
生成油は典型的に遠心分離機から 別され、ポンプ52によって物理的生成装置 (図示せず)に送給される。遠心分離948からの生成油は濁りを示さず、検出 されうる含量のリン、カルシウム。
マグネシウムおよび鉄は存在しない。この油は物理的精製が可能である。
第3A図と第3B図に特に関連して、第1図の集成装置で用いる方法を説明する 。ブロック24における粉砕工程によって大豆を指示通りに粉砕または細分した 後に、混合物を粉砕ミルおよびスラリー形成タンクに供給する。ブロック28に よって指示するように、試薬を加え、ブロック60において水と混合する。水は ブロック60における蒸発器からまたはブロック72における洗浄からの凝縮水 を、脱イオン水または蒸留水を補充して含む、またはこの代りに、独立した脱イ オン水源または蒸留水源を用いることができる。粉砕工程62の前に、好ましく は油含有材料から抽出される油と同種類の油をスラリーに加えて、粉砕工程を促 進し、ポンプ送給可能なスラリーを形成する。油は遠心分離機36から得られる リサイクル油であることが好ましい。混合物はスラリー乾燥重量の少なくとも1 5%の水分レベルを有することが好ましい、スラリーに適当な水分含量を与える ことが、低圧、低温環境においてスラリーが必要な蒸発を可能にするために必要 である0次にスラリーを64におけるようにスラリー形成タンク26および蒸発 器32(第1図)中で蒸煮または加熱する。
蒸煮工程は幾つかの結果をもたらす。
第一に、この工程は非水和性リン脂質と結合するマグネシウム又はカルシウム結 合を第1試薬に破断させて、このようなリン脂質を水和性リン脂質にする。
第二に、この工程は第2試薬(沈降剤、結合剤またはキレート剤)を精製するマ グネシウム錯体とカルシウム錯体と結合させて、リン脂質の非水和形への戻りを 抑制し、この結果としてスラリーから最終的に抽出される油中の微量金属含量を 減する。
第三に、この工程は有害であるまたは有害な生成物をスラリー中に形成させる、 または水和性リン脂質から非水和性リン脂質への転化を抑制するようなリパーゼ 、ウレアーゼ、その他の2素のような天然に生成する瀞素を府活化する。
第四に、この工程はスラリーを殺菌または低温殺菌して、ある一定の殺菌および 真菌を不活化する。および第五に、この工程はスラリー中の蛋白質を不活化する 。
醒素を不活化し、低温殺菌し、特定の真菌および微生物を無害化し、有害物を破 壊した後に、スラリーを所定期間、所定温度において所定の水分含量を持つよう に蒸煮しなければならないことに注目すべきである。希釈酸素雰囲気中、部分真 空下、約99℃(210″F)以下の温度において好ましくは20〜40分間の 範囲内の期間蒸煮することによって1本発明がMHに実施されうろことが実験的 に判明している。このような低温/低圧の蒸煮操作は好ましい結果をもたらすの みでなく、最終的に生成する油およびミール製品に対して慣習的に用いられる高 温によって生ずる損傷をも避けることができる。
スラリーが適当に蒸煮された後に、スラリーに対して蒸発66を行い、スラリー 形成タンク26または油放出洗浄タンク44へ戻すスラリーから凝縮水を除去す る。不完全蒸発させたスラリーを次に、遠心分離工程68により油相と固相を分 離するために。
遠心分離機36(第1図)に導く、この固体または遠心分離ケーキは一般に、2 5〜35重量%の油を含有し、この油は70において典型的に圧搾によって抽出 される。抽出工程から放出される油は、圧jIi微細物を除去するために、遠心 分離工程68△の供給材料流に導かれる。遠心分離機からの生成物は、リン脂質 をわずか1〜2ppm (リンとして測定)含み、カルシウム、マグネシウムお よび鉄のような微量金属を最低量含むにすぎない、実質的に改良された原料油製 品である。生成油を72において蒸留水または凝縮水によって洗浄し、74にお いて濾過または遠心分離によって、油から水と固体残渣とを分離し、76におい て物理的に精製し、78において冷却し、80において最終的に貯蔵する。
洗浄および濾過工程において油から分離した洗浄水と固体残渣は下水に流す、ま たは処理することができる。この代りに、洗浄水をスラリー形成タンク26(第 1図)内で行われる混合工程60ヘフイードバツクすることができる。洗浄水を 濾過し、このようにして脱イオン化された水をスラリー形成タンクへフィードバ ックすることができる。洗浄水は熱を保有し、処理プロセスのエネルギー必要量 を減するので、有利である。上記したように、完成した生成油は濁りを示さず、 リン含量が非常に低く(通常IPPm未満)、カルシウム、マグネシウムおよび 鉄の含量も一般に検出不能である。
抽出工程70から得られるミールケーキは、高蛋白質の有用なミール製品であり 、これは82において営利的に販売可能な製品になるように粉砕し、乾燥して、 84において貯蔵することができる。
大豆の実施例 次のベンチスケールの実施例は1本発明を実証するために実施したものである。
慣習的な大豆加工会社から大豆400g (乾量基準)を入手し、洗浄し、粉砕 し、部分的に外皮除去した。大豆はカーギル社(Cargill INC,)  (イリノイ州、デカツール)その他の供給者から市販されている。大豆の大体の 性質は次の通りである:油(10%湿量基準) 19.8% リン脂質[元素状リン(P)として] 4730ppm水分 11.92% これらの大豆中の油は、ヘキサン(市販溶媒)によって抽出した場合に、典型的 に他の成分を含有した:遊離脂肪酸(FFA) 1.2% 水分 0.25% P 597ppm 上記大豆にブロクター アンド ギャンブル カンパニー(Procter a nd Gammble Company Inc、)(オハイオ州tシンシナテ ィ)その他の供給者から市販されている半精製大豆油1200m Aを混合した 。この油の大体の性質は次の通りであった。
FFA 0.3% 赤色 0.7% [ロビボンドスケール(Lovibond 5cale)]p 3.Oppm 混合物(またはスラリー)をヴイタミックスコーポレーション(Vitamix  Corporation) (オハイオ州、カルムステツド ホールレス)か らVITAMIX 3600の商品名で市販されている型の重質「ワーリング」 ブレンダーに導入した。このスラリー最低速度の設定で5分間混合した。
混合、粉砕したスラリーを次にフラスコバ供給した。このフラスコを密封した後 に、混合物を実験室用撹拌機によって180PPMで撹拌した。水銀的29イン チ(水銀737nm)の真空をフラスコ上に吸引した。フラスコと中味を約99 .5%に維持した一定温度の水浴に浸漬した。このフラスコを実験室用ガラス凝 縮器に連結し、スラリーから水を蒸発させた。
粉砕大豆と大豆油とのバッチは約68〜75℃において沸騰し、水の実質的に全 てが蒸発するまで、温度は約68〜75℃に一定に維持される。水の大部分が蒸 発した時点で、温度は急激に上昇し始め、漸近的に水浴の温度に接近する。温度 が約85〜90℃に達したときに、真空を解除し、濾紙(ホワットマン(Wha tman)No、5)を内側に張ったブフナーロート内にスラリーサンプルを注 入した。
濾過した油をフラスコに回収した。約45〜50重量%の油を含む油性フィルタ ーケーキをプレスケージに入れ、そこでカーバー (Carver)実験室用液 圧プレスのラムを作動させて、残留プレスケーキが約10重量%の残留油を含む にすぎなくなる程度に油性ケーキを圧搾した。ケーキから分離した油は濾別した 油と混合した。油の典型的サンプルは次の性質を示した:FFA 2.5% 赤 色 3.0〜3.5(ロビボンドスケール)P 230ppm 各先行試験からの油を用いて、試験を数回くり返した。但し。
新しいサンプル400gを各回供給した。各試験において大豆400gは約80 gの油を含み、プレスケーキはまだ油27g(9゜15重量%)を含有するので 、本来の大豆油を大豆から得られた新しい油53gによって希釈した。従って、 1200mβ(1080g)の本来の油サンプルに取って代るためには、リン含 量が使用した大豆中の油のリン含量に漸近的に近づくまで、上記と同様な試験が 数回必要である。上述のようなりサイクル後にP (ppm)は627であった 。
上記油サンプルを「水準基標」として用いて、以下で説明する本発明の実施に必 要なサイクル数を決定した。上記大豆400gを用いて、上記VITAMIXブ レンダー内でこれに上記の市販の半端製油1200mΩを混合し、混合物を高速 設定で10分間。
混合、粉砕した。混合開始時に濃(85%)リン!![3gを加えた。
続いて(2分後に)実験室等級のクエン酸ナトリウム3gを蒸留水40 m l に加えた。この溶液を混合スリラーに加え、混合を付加的に8分間続けた。混合 、粉砕したスリラーを撹拌フラスコに提供した。フラスコを密封し、水銀約5イ ンチ(水銀127mm)の真空をフラスコ上に吸引した。混合物を90℃に加熱 し、この温度に20分間維持した0次に、真空度を水銀約29インチ(水銀73 7mm)真空に高めた。水浴の温度は約99℃に維持した。
大豆と大豆油のバッチは68〜75℃で沸とうする。水の大部分が蒸発するまで 温度は大体これらの温度に一定に維持される。
水の実質的に全てが蒸発した時点で、温度は急激に上昇し、水浴の温度に漸近的 に接近する。
温度が約85〜90℃に達したときに、真空を解除し、スラリーサンプルを濾紙 (ホワットマンNo、5)で内側を張ったブフナーロートに注入した。
濾別した油をフラスコ内に回収した。約45〜50重量%の油を含む油性フィル ターケーキをプレスケージに入れ、そこでは実験室用カーバー液圧プレスのラム を作動させて、残留プレスケーキが残留油をわずか10重量%含むにすぎない程 度にまで油性ケーキを圧搾する。ケーキから分離した油を濾別した油と混合した 。
油の典型的サンプルは次の性質を示した。
FFA 0.8% 赤 色 3(ロビポンドスケール) p (リン脂質) 1〜2ppm オリジナルサンプル加実質的に消失して、供給した大豆の実質的な量によって取 って代るまで、試験をくり返した。この試験系列において、遊離脂肪酸含量と赤 色(ロピンボンドスケール)が漸近的に、大豆に含まれる脂の遊離脂肪酸含量と 赤色に、すなわちFFA約1.2%と赤色3に接近することが判明した。しかし 、各連続油サンプルのリン酸質含料量は約1〜2ppmの範囲内に一定に留まる 。
上記試験からの大豆油100100Oサンプルを蒸留水50mflで洗浄し、混 合物を強度に混合し、5インチ(127mm)の真空下、70℃に10分間加熱 した。油を混合した後に、実験室遠心分離機において重力の6000倍で10分 間、遠心分離した。
この遠心分離によって実質的に全ての水加除去された。白味がかった褐色の固体 沈降物が水中に形成され、この沈降物は鉄、カルシウム及びマグネシウムマの錯 塩であることが判明した。油は若干の濁りを有したが、この濁りは60〜70℃ の温度範囲で消失した。
油サンプルを50℃に冷却し、ホヮットマンN005濾紙を入れたブフナーロー ト内で濾過した。
洗浄し、遠心分離し、濾過した油サンプルはもはや濁りを示さず、P含量はO= 0.5ppmの範囲内であると判定された[AOCA公定方法(AOCS 0f ficial Method) Ca 12−551゜洗浄水はリン35ppm を含有した。
また、油サンプルは検出されうる含量のカルシウム、マグネシウム、鉄またはそ の他の微量金属を示さなかった。
この試験系列の他の試験からの洗浄サンプルは以前の洗浄試験からの試験結果と して統計的にみて離脱するものではなかった。
すなわち、リンとして測定するリン脂質は殆ど検出不能であり(0〜0.5pp m範囲)、カルシウム、マグネシウムおよび鉄のような微量金属は検出されなか った。
上記の洗浄した油の1000mρサンプルを、水銀29.5インチの真空(75 0mm)下で操査する、実験室用ベンチスケール物質的精製装置に導入した。サ ンプルを252℃(485°F)に加熱し、特定の水蒸気ディスペンサーから油 サンプル中に高温水蒸気を散布した。サンプルに体して物理的精製処理を6.5 時間行った0次に、サンプルを冷却し、このサンプルが次の性質を有することを 判定した。
FFA 0.01〜0.02% リン 0.OOppm 赤色 0.5(電子測色計) 過酸化物値 0.0 水分 0.002% 他の試験系列では、クエン酸ナトリウム試薬の代りに、硫酸ナトリウム3gを用 いて、前と同様に処理した。この試験からの油サンプルは平均1.0〜2.0p pmのリンを示した。
他の試験系列では、リン酸試薬の代りに無水酢酸3gを用い、クエン酸ナトリウ ム試薬の代りに酢酸ナトリウムを用いた。
さらに他の試験系列では、リン酸試薬の代りに1水和クエン酸結晶を用いた。
。 種々の試験を用いるこれらの全ての試験系列では、油サンプは平均1.5〜 3.0ppmのリン酸を含有した。しかし、蒸留水50ccで洗浄すると、リン 含量はippm未満に位下することが判明した。
第2図と第4図に関しては、トウモロコシ胚芽に適用可能である本発明を特徴と する特に第4図に関連しては、本発明が乾燥トウモロコシ胚芽と湿ったトウモロ コシ胚芽との混合物、湿ったトウモロコシ胚芽、または乾燥トウモロコシ胚芽の いずれにも適用可能であることが判るであろう、胚芽の水分レベルを100゜1 02において調節して、適当に蒸煮可能である胚芽スラリーを得る。一般に、ミ キサー中の水分レベルは少なくとも15重量%であるべきである。油と試薬の化 学薬品は104において混合。
粉砕して、細分された均分された均質なスラリーを形成する。試薬は大豆の加工 の説明で用いた試薬と同じ試薬から成る。スラリーを攪拌して完全に混合した後 に、スラリーを106においてほぼ99℃より高くない温度9部分真空下で所定 期間加熱または蒸煮した。蒸煮工程は大豆加工の蒸煮工程と本質的に同じ結果に 達する。すなわちカルシウム結合およびマグネシウム結合を破断して、非水和性 リン脂質を水和性にし、水が蒸発したときの逆反応を阻止し、2素を不活化し、 低温殺菌し、蛋白質を不溶化する。
蒸発後に、スラリーを108において部分蒸発させ、110において遠心分離機 またはフィルターによって油を抽出する。蒸発器からの凝縮水は貯蔵混合タンク または油虫酸物洗浄タンクのいずれかに導くことができる6遠心分離工程110 からの生成油は第1部分と第2部分に凝離させることができる。第1部分はスラ リー混合タンクに戻すことができる。第2部分は112において洗浄し、114 において濾過または遠心分離して固体残渣を濾通し、116において物理的に精 製し、118において冷却し、120において食品等穀油として貯蔵することが できる。遠心分離工程110からのケーキは抽出工程122によってさらに処理 して。
残留油の実質的部分を除去することができる。抽出工程122からのプレス油は 遠心分離工程110への供給材料流に濃いて、油流から微粒子を除去することが できる0次に、ケーキを124において細分または粉砕し、乾燥し、ミキサー製 品として貯蔵することができる。
トウモロコシ′の ス No、1 トウモロコシ胚芽100g (乾量基準)を湿式粉砕プロセスから採取した。こ のサンプルは典型的に水分50%を含有する。すなわち、湿った胚芽800gは 乾燥胚芽400gと水400gとを含む、この胚芽の乾燥サンプルは典型的にト ウモロコシ油45〜50重量%を含有する。ヘキサンのような溶媒による抽出に よってサンプルから回収されるトウモロコシ油は典型的に次に性質を有する。
FFA 2.7% 赤色 7.6(ロビボンドスケール) p 700ppm トウモロコシ胚芽400gサンプルに、シーピーシ−インターナショナル社(C P CInternational Inc、) ’ニューシャーシー州、イン グルウッドクルフ)から市販されている。精製、漂白され、脱臭されたトウモロ コシ油であるMAZOLAブランドのトウモロコシ油1200mQを混合した。
MAZOLAトウモロコシ油の大体の性質は次の通りである。
FFA 0.02% 赤色 0.3(ロビボンドスケール) P 3ppm スラリーをVITAMIX 5uper 3600ミキサーの混合、粉砕器に供 給した(注:この実施例で用いた実験装置は前記の大豆の実施例で述べた装置と 同じものである。)濃(85%)リン酸3gをバッチに加え、スラリーをV I  TAM I Xの最低速度設定で最初に2分間混合した1次に、スラリーを最 高速度設定で10分間粉砕した。
混合し粉砕したスラリーを次にフラスコに供給した。フラスコを密封した後に、 水銀約29インチ(737mm)の真空をフラスコ上に吸引した。水浴温度は9 5〜100℃に維持した。
粉砕したトウモロコシ胚芽とトウモロコシ油のバッチは約68〜75℃において 沸とうする。そして実質的に水分の全てが蒸発するまで、温度は約68〜75℃ に一定に維持する。実質的に水分の全てが蒸発した時点で、温度は急激に上昇し 始め、水浴の温度に漸近的に接近する。スラリーの温度が約85〜90℃に達し たときに、真空を解除し、スラリーサンプルを濾紙(ホワットマンNo、5)で 内側を張ったブフナーロート中に注入した。
濾別した油をフラスコに回収した。約45〜50重量%の油を含む油性フィルタ ーケーキをプレスケージに入れ、この中で、実験室用カーパー液圧プレスのラム が作動して、残留プレスケーキがわずか約10重量%の残量油を含む程度にまで 、油性ケーキを圧搾する。ケーキから分離した油は濾別した油と混合する。油の 典型的なサンプルは次の性質を示した。
FFA 2.5% 赤 色 3.0〜3.5(ロビボンドスケール)2 1〜2ppm 各試験において、油約200gを含むトウモロコシ胚芽(乾量基準)400gを 用いた。プレスケーキは残留油含量10%で、油22gを含有したので、本来の MAZOLA)−ウモロコシ油サンプルをトウモロコシ胚芽から得られた新しい 油178gによつて希釈した。従って1本来のMAZOLA)−ウモロコシ油1 200mn (すなわち約1 、080 g)に代り得るためには上記試験と同 様な試験を多数回必要とした。各試験は選考試験からの油1200mflを用い た0本来のMAZOLAサンプルが実質的に消失し1次に供給したトウモロコシ 胚芽量からの油によって置換されるまで、試験をくり返した。試験系列において 遊離脂肪含量と赤色(ロビボンドスケール)は胚芽中の油の遊離脂肪酸含量と赤 色すなわちFFA約2.7重量%と赤色3〜3.5に漸近的に接近する。しかし 、次の各油サンプルのリン酸質含量(Pとして測定)は約1〜2ppmの範囲内 に一定に留まる0次に約15回試験紙た後に、FFAと赤色はもはれや変化しな かった。しかし、サンプルのリン脂質含量は変化せず、P1〜2ppmの範囲内 であった。
他のラン系列では、濃(85%)リン酸試薬3gとクエン酸ナトリウム試薬3g とを加えた。これらのランからのサンプルも1〜2ppmのpを示した。
調製した油サンプルはわずかな濁りを示した。トウモロコシ油を製造する当業者 はこの濁りをトウモロコシ胚芽とともに運ばれる。微粉状の脱水した殿粉粒子の 存在に帰するが、この理由はトウモロコシ殿粉からシラモロコシ胚芽を分離する 既存の方法が典型的に2〜12重量%の殿粉が胚芽とともに残留するのを阻止で きないからである。
試験からのトウモロコシ油サンプル10100Oを蒸留水50gによって洗浄し た。低速度設定のVITAMIXミキサーを用いて、洗浄溶液と油サンプルを強 度に混合した。混合後に、油を遠心分離した。沈殿が形成され、油はもはや濁り を示さなかった洗浄しデカンタ−に移された油サンプルのリン含量はO〜0.5 ppm範囲であると判明したので(AOC5公定方法Ca12−55)、このサ ンプルは実質的に全てのリン脂質が除去されたことを示した。このサンプルはま た。カルシウム、マグネシウムまたは鉄その他の微量金属の検出可能な含量を示 さなかった。
この試験系列の他の試験からのサンプルの洗浄は以前の洗浄試験の試験結果と比 して統計的にみて離脱するものではなかった。
すなわちリンとして測定されるリン脂質は殆んど検出不能であり(0〜0.5p pm範囲)であり、カルシウム、マグネシウムおよび鉄のような微量金属はいず れも検出されなかった。
去1」L−Xユニ」工 第2図に関しては、平均して水50重量%を含む湿ったトウモロコシ胚芽200 01b/時(908kg/時)の容量を有するパイロットプラント128を操作 して、高品質のトウモロコシ油を製造した。この系への最初の装入量はCPCイ ンターナショナル社が製造した、次の大体の組成を有する半精製トウモロコシ油 であった。FFA 0.25%、FAC赤色2〜3.P 20ppm、使用した トウモロコシ胚芽に固有のトウモロコシ油の性質は。
前記実施例で述べた通りである。
第2図はパイロットプラントの製造を示す。可変速度のメーターリングスクリュ ーコンベヤー130は系への湿った胚芽約20001b/時(908kg/時) の供給材料に合わせて口径を定めた。湿った胚芽はスラリー形成タンク132に 供給した。この形成タンク132にはトウモロコシ油を部分的に満たした。初期 の開始時に、タンクに上記半端製油を含むタンクから必要レベルまで満たした。
プラントがひと度稼動すると、遠心分離機134およびスクリュープレス136 中で分離した油の1部は、以下で考察するようにスラリー形成タンク132にリ サイクルした。スラリー形成タンク132中の油量は、定常状態条件下で油約3 .5重量部/乾燥トウモロコシ胚芽固体1重量部のスラリー組成が維持されるよ うに保持した。スラリー形成タンクからのスラリーはリエツ(Rietz)砕解 機として公知の種類の固定ハンマーミル(図示せず)を通してポンプ送給された 。リエツ砕解機はベペックスコーポレーション(Bepex Corporat ion)(ミネソタ州、ミネアポリス)から商業的に入手可能である。このハン マーミルは典型的に粒子を+20メツシュ10重量%、+40メツシュ 82重 量%の分布に分類した。
選別した粒子を含むスラリーは蒸発器138にポンプ送給した。
スラリー供給材料の温度は約150″F(66℃)であり、送給速度は油350 01b/時(1589kg/時)中ニs iさせた、湿った選別トウモロコシ胚 芽20001b/時(908kg/時)であった(約120PMまたは54.6 27分)、蒸発器138は単作用ホーリングフィルム蒸発器であった。管内の適 当なフィルム形成と良好な伝熱条件を維持するために、蒸発器138中のスラリ ーを蒸発器の管群に高流速度でリサイクルした。蒸発器は蒸気空間の水銀約25 インチ(m)の真空度によって操作した。
蒸気温度は約150’ F (66℃)であり、溜めの中のスラリー温度は19 0〜210@F (88〜99℃)範囲であった。溜めの中のスラリーレベルは 蒸発器内のスラリーの滞留時間が10〜30分間の範囲になるように維持した。
蒸発器の溜めからの乾燥スラリーを水平デカンタ−型遠心分離機134にポンプ 送給した。
遠心分離機中の固体を最適に分離するために、固体中に油を含まない固体を基準 にして測定して3〜4重量%の水分を維持した。
遠心分離ケーキの油含量は35〜55重量%の範囲内であった。
この遠心分離ケーキを次にスクリュープレス136内で圧搾して、油の残部を実 質的に分離した。プレスケーキ中に残留する油は典型的に4〜6重量%の範囲内 であった。プレスのバレルの油放出口からの油とともに漏出する固体微粒子を分 離するために、プレスからの油は遠心分離機136への供給流に加えた。遠心分 離機からの油はリサイクルタンク140に流れ、このタンクから35001b/ 時(1589kgZ時)の油がスラリー形成タンク132にポンプで戻されて処 理を続けて受ける、油の4741b/時(215kg/時)は生成油として搬出 される。
試験ランが進行するにつれて、油の初期装入量はトウモロコシ胚芽から得られる 油によって置換され、遊離脂肪酸含量は一様に約2.7〜3.0重量%になり、 赤色はロビボンドスケールの3に接近する。
成る試験ラン系列では、希亜硫酸(約0.IN)を遠心分離機の供給流に約0. 50PM (2,27Q 、 /分) (7)速度テ加エタ。
油サンプルを分析したところ、サンプルは約6ppmのP(Pとして測定したリ ン脂質)を示した。
他の試験ラン系列では、85%濃リンす約51b/時(2,268kg/時)を スラリー形成タンクに配量した。遠心分離機からの油サンプルは典型的に平均1 〜2ppmのPを含有した。
さらに他の試験ラン系列では、希リン酸溶液0.50PM (2゜271/分) を遠心分離機供給材料に注入した。この希薄な溶液は濃(85%)’lzi1m 51b (2,268kg)を水250 l b(l13,25kg)中に混合 することによって調製した。遠心分離機放出口から採取した油サンプルは平均4 〜8ppmのPを示した。
他の試験ラン系列では、85%濃リン351b/時(2,268kg/時)とク エン酸ナトリウム51b/時(2,268kg/時)とをスラリー形成タンクに 加えた。サンプルは1〜2ppmのPを示した。
3種類のラン系列からの油サンプルを蒸留水によって洗浄した。
油サンプル量は1000mmであった。洗浄水と油サンプルとをワーリングブレ ンダー内で5分間1強度に混合し、遠心分離した。
遠心分離した油から採取したサンプルを濾過した。濾過したサンプルは濁りを示 さず、リン含量はリンlppm未満であることをか判明した。前記と同様に、油 のp含量をAOC8公定方法Ca12−55に従って測定した。このサンプルは また、カルシウム。
マグネシウムおよび鉄を含まないことが判明した。
本発明をその好ましい実施態様に関して説明した。この明細書を読み、理解する と、修正および変更が行われることが明らかであろう5本発明は請求の範囲に含 まれるかぎり、このような修正および変更の全てまたはその等価物を含むもので ある。
J団ハ囮り第四り辿し芭コヨηシ(四μ5 Jl(匹肪し国際調査報告 tl、#1mlIn5−11d’m ”テ1058〕100909―−^e−1 PCT/口S8フ100909PCT/US87100909 Attachment To Form PCT/工S入/210. Part : VL 1゜PCT/US87100909 Attachment To Form PCT/rsA/210. Part  VL 1゜Te1ephone approval:Reasons for  holding 1ack of unity of 1nvention: Time Lim1t For Filing A Protest

Claims (91)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも1種類の試薬を油含有材料に加えて、混合物を形成する工程と 、 含有材料から抽出される油と同種類の油を前記混合物に加えて、スラリーを形成 する工程と、 前記スラリーを所定期間加熱し、次いで前記スラリーから油を抽出する工程とか ら成り、大豆,トウモロコシ等のような油含有材料から油を抽出する植物油抽出 方法。
  2. (2)前記加熱工程の前に、前記スラリーに水を加える工程と、前記油抽出工程 の前に、前記スラリーから水を蒸発させる工程とをさらに含む特許請求の範囲第 1項記載の方法。
  3. (3)前記の少なくとも1種類の試薬を前記スラリーから抽出される油中のリン 脂質含量を減ずるように設計する特許請求の範囲第1項記載の方法。
  4. (4)前記の少なくとも1種類の試薬を前記スラリーから抽出される油中の微量 金属含量を減ずるように設計する特許請求の範囲第1項記載の方法。
  5. (5)前記抽出工程が、 前記スラリーから油を抽出して、油含有ケーキを形成し、次いで前記油含有ケー キから付加的油を抽出して、実質的に油を含まないケーキを形成する補助工程を 含む特許請求の範囲第1項記載の方法。
  6. (6)前記の実質的に油を含まないケーキの乾燥および粉砕工程をさらに含む特 許請求の範囲第5項記載の方法。
  7. (7)前記加熱工程の前に、前記スラリーを細分し、均質に混合する工程をさら に含む特許請求の範囲第1項記載の方法。
  8. (8)油含有材料に油を加えて、スラリーを形成する工程と、水を前記スラリー に加えて、前記スラリーの乾燥重量を少なくとも15%の水分レベルに達する工 程と、部分真空下、希釈酸素雰囲気中において一定期間、前記スラリーをほぼ9 9℃より高くない温度に加熱し、次いで前記スラリーから油を抽出する工程を含 む油含有材料から油を抽出する方法。
  9. (9)前記油含有材料を細分して、その粒度分布を制御する工程と、 撹拌して、前記スラリーを均質に混合する工程とをさらに含む特許請求の範囲第 8項記載の方法。
  10. (10)前記加熱工程の後に、前記スラリーからの水の一部を凝縮する工程と、 水の前記凝縮部分を、前記スラリー水を添加する前記工程ヘリサイクルする工程 とを含む特許請求の範囲第8項記載の方法。
  11. (11) 油含有材料から抽出れさる油中のリン脂質含量を減ずるように設計した第1試薬 を前記スラリーに加える工程と、油含有材料から抽出される油中の微量金属含量 を減ずるように設計した第2試薬を前記スラリーに加える工程とをさらに含む特 許請求の範囲第8項記載の方法。
  12. (12)前記抽出工程が、 前記スラリーから油を抽出して、油含有ケーキを形成し、次いで前記油含有ケー キから付加的油を抽出して、実質的に油を含まないケーキを形成する工程と、 前記抽出油を水で洗浄する工程と、 前記の洗浄した抽出油から水を分離する工程を含む特許請求の範囲第8項記載の 方法。
  13. (13)前記の洗浄した抽出油の第1部分を前記の油添加工程にリサイクルする 工程をさらに含む特許請求の範囲第12項記載の方法。
  14. (14)前記の洗浄した抽出油の第2部分を殺菌して、油の貯蔵安定性を改良す る工程をさらに含む特許請求の範囲第13項記載の方法。
  15. (15)前記の洗浄した抽出油の第2部分を乾燥して、油の貯蔵安定性を改良す る特許請求の範囲第13項記載の方法。
  16. (16)前記の洗浄した抽出油の第2部分を物理的に精製して、食品等級油を製 造する工程をさらに含む特許請求の範囲第13項記載の方法。
  17. (17)前記物理的精製工程が、次の補助工程酸素を排除した真空条件下で、抽 出油の前記第2部分を約250℃の濃度に加熱する工程と、 抽出油の前記第2部分を通して、同時に水蒸気を噴霧する工程とを含む特許請求 の範囲第16項記載の方法。
  18. (18) 油含有材料の破砕し外皮除去した素材に、油含有材料から抽出した油のリン脂質 含量を減ずるように設計した第1試薬を加えて、混合物を形成する工程と、 油含有材料から抽出される油と同種類の油を前記混合物に加えて、スラリーを形 成する工程と、 水を前記スラリーに加える工程と、 前記スラリーを撹拌して、前記第1試薬,前記油および前記水を油含有材料の前 記素材と完全に混合する工程と、前記スラリーを一定期間加熱し、次いで前記ス ラリーから油を抽出する工程とから成る、大豆,トウモロコシ等のような油含有 材料から食用油を抽出する方法。
  19. (19) 前記加熱工程後に、前記スラリーから水を除去する工程と、前記スラリーから抽 出された油を水で洗浄する工程と、前記除去した水を前記水添加工程と洗浄工程 とにリサイクルする工程とをさらに含む特許請求の範囲第18項記載の方法。
  20. (20)油含有材料から抽出した油中の微量金属を減ずるように設計した第2試 薬を、油含有材料の前記素材に加える工程をさらに含む特許請求の範囲第18項 記載のの方法。
  21. (21)前記加熱工程を希釈酸素雰囲気中、部分真空下,わずか約99℃の温度 において実施するようにした特許請求の範囲第18項記載の方法。
  22. (22)前記洗浄工程と水除去工程の後に、前記油を物理的に精製して食品等級 油を製造する工程をさらに含む特許請求の範囲第19項記載の方法。
  23. (23) 油含有材料に良用油を加えて、スラリーを形成する工程と、前記スラリー中に存 在する特定の酵素を不活化する工程と、前記スラリーを低温殺菌し、次いで前記 スラリーから油を抽出する工程とから成る、大豆,トウモロコシ等のような油含 有材料植物を抽出する方法。
  24. (24) 前記スラリー中に存在する特定の真菌および徴生物を無毒化する工程と、 前記スラリー中に存在する毒素を破壊する工程とをさらに含み、前記無毒化工程 と破壊工程とを前記抽出工程の前に実施するようにした特許請求の範囲第23項 記載の方法。
  25. (25)前記スラリーを殺菌する工程をさらに含み、前記殺菌工程を前記抽出工 程の前に実施するように特許請求の範囲第23項記載の方法。
  26. (26) 前記スうり一中の前記油含有材料を細分して、その粒度を調節する工程と、 前記スラリーを撹拌して、スラリーを完全に混合する工程とをさらに含み、前記 細分工程と前記撹拌工程とを前記不活化工程の前に実施するようにした特許請求 の範囲第23項記載の方法。
  27. (27)前記不活化工程の前に、前記油含有材料に水を添加する工程をさらに含 む特許請求の範囲第26項記載の方法。
  28. (28)前記スラリー中の油をスラリーからより容易に分離しうるために、前記 スラリー中の蛋白質を実質的に不溶化する工程をさらに含み、前記不溶化工程を 前記抽出工程の前に実施するようにした特許請求の範囲第23項記載の方法。
  29. (29)前記不活化工程が、 前記スうリーをほぼ99℃より高くない温度に一定期間加熱する工程と、 同時に、前記スラリー上で部分真空を吸引する工程とを含む特許請求の範囲第2 3項記載の方法。
  30. (30)前記不活化工程を希釈酸素雰囲気下で実施するようにした特許請求の範 囲第29項記載の方法。
  31. (31)前記スラリー中の実質的に全ての非水和性リン脂質を水和性リン脂質に 転化する工程をさらに含み、前記転化工程を前記抽出工程の前に実施するようし た特許請求の範囲第23項記載の方法。
  32. (32)前記スラリー中の微量金属封鎖工程をさらに含み、前記封鎖工程を前記 抽出工程の前に実施するめようにした特許請求の範囲第23項記載の方法。
  33. (33) 大豆種子の破砕し外皮除去した素材に水を加えて、混合物を形成する工程と、 前記混合物に大豆油を加えて、スラリーを形成する工程と、前記スラリーを撹繁 拌して、前記大豆種子素材と前記大豆油および前記水とを完全に混合する工程と 、 前記スラリーを部分真空下で一定期間、ほぼ99℃より高くない温度に加熱し、 次いで前記スラリーから大豆油を抽出する工程とから成る、大豆種子から大豆油 を製造する方法。
  34. (34)前記撹拌工程の前に、前記大豆種子素材に対して、大豆種子から抽出す る油のリン脂質含量を減ずるようにし設計した第1試薬を加える工程をさらに含 む特許請求の範囲第23項記載の方法。
  35. (35)前記第1試薬が(CH3CO)2O,HOOCCH2C(OH)(CO OH)CH2OOH−H2O,HCl,KCl,NaCl,NaOH,Na2H PO4,KH2PO4,H3PO4,H2SO4′Na2B4O7およびNH2 CH2COOHから成る群がら選択した少なくとも1種類の物質を含む特許請求 の範囲第34項記載の方法。
  36. (36)前記混合物に対して、大豆種子から抽出する油中の微量金量含量を滅す るように設計した第2試薬を加える工程をさらに含む特許請求の範囲第33項記 載の方法。
  37. (37)前記第2試薬がNaCl,NaC2H3O2,Na3C6,H5O7− 2H2O9,Na2SO4,NaHSO4,Na3PO4,(HOOCCH2) 2NCH2CH2N(CH2COOH)2,NaF,Na2C2O4,Na2C 4H4O6−2H2O,Na2CO3およびNa4P2O7から成る群から選択 した少なくとも1種類の物質を含む特許請求の範囲第36項記載の方法。
  38. (38)前記混合物に対して、界面活性剤および蛋白質の少なくとも1方として 設計された第3試薬を加える工程をさらに含む特許請求の範囲第33記載記載の 方法。
  39. (39)前記第3試薬がエトキシル化脂肪アルコール,オレイルアミン,カゼイ ン,パンクレアチン,大豆蛋白質およびNaセッケンから成る群から選択した少 なくとも1種類の物質を含む特許請求の範囲第38項記載の方法。
  40. (40)特許請求の範囲第33項記載の方法によって得られる大豆油製品。
  41. (41) 前記抽出油を水で洗浄する工程と、 前記の洗浄した抽出油から水を除去する工程と、前記の洗浄した抽出油を乾燥す る工程とを含む特許請求の範囲第33項記載の方法。
  42. (42)前記の洗浄した抽出油を次に物理的に精製する工程をさらに含む特許請 求の範囲第41項記載の方法。
  43. (43)特許請求の範囲第42項記載の方法によって得られる大豆油製品。
  44. (44)前記撹拌工程中に細分化工程をさらに含み、前記スラリーの粒度を調節 するようにした特許請求の範囲第33項記載の方法。
  45. (45)前記抽出工程が、 前記スラリーから大豆油を抽出して、油含有ケーキを形成し、次いで、前記油含 有ケーキから付加的大豆油を抽出して、実質的に油を含まないケーキを形成する 工程を含む特許請求の範囲第33項記載の方法。
  46. (46) 前記の実質的に油を含まないケーキを乾燥する工程と、前記の乾燥した、実質的 に油を含まないケーキを細分して、大豆ミールを形成する工程とを含む特許請求 の範囲第45項記載の方法。
  47. (47)特許請求の範囲第46項記載の方法によって得られる大豆ミール製品。
  48. (48) 湿ったトウモロコシ胚芽の素材にトウモロコシ油を加えて、スラリーを形成する 工程と、 前記スラリーを撹拌して、前記トウモロコシ胚芽と前記トウモロコシ油とを完全 に混合する工程と、 前記スラリーを部分真空したにおいて99℃より高くない温度に、一定期間加熱 し、次いで前記スラリーからトウモロコシ油を抽出する工程とを含む、トウモロ コシ胚芽からトウモロコシ油を製造する方法。
  49. (49)前記混合物に対して、前記トウモロコシ胚芽素材から抽出される油中の リン脂質含量を減ずるように設計した第1試薬を加える工程をさらに含む特許請 求の範囲第48項記載の方法。
  50. (50)前記第1試薬が(CH3CO2)O,HOOCCH2,C(OH)(C OOH)CH2COOH−H2O,HCl,KCl,NaCl′NaOH,Na 2HPO4,KH2PO4,H3PO4,H2SO4,NaB4O7およびNH 2CHCOOHから成る群から選択した少なくとも1種類の物質を含む特許請求 の範囲第49項記載の方法。
  51. (51)前記撹拌工程中に細分化工程をさらに含み、前記スラリーの粒度を調節 するようにした特許請求の範囲第48項記載の方法。
  52. (52)前記混合物に対して、トウモロコシ胚芽から抽出される油の微量金属含 量を減ずるように設計した第2試薬を加える工程をさらに含む特許請求の範囲第 48項記載の野方法。
  53. (53)前記第2試薬がNaCl,NaC2H2O2,Na3C6,H5O7− 2H2O,NaSO4,NaHSO4,Na3PO4,(HOOCCH2)2N CH2CH2N(CH2COOH)2,NaF,NaC2O4,Na2C4H4 O6−2H2O,Na2CO3およびNa4P2O7から成る群から選択した少 なくとも1つの物質を含む特許請求の範囲第52項記載の方法。
  54. (54)前記混合物に対して、界面活性剤および蛋白質の少なくとも1方として 設計した第3試薬を加える工程をさらに含む特許請求の範囲第48項記載の方法 。
  55. (55)前記第3試薬がエトキシル化脂肪アルコール,オレイルアミン,カゼイ ン,パンクレアチン,大豆蛋白質およびみNa石ケンから成る群から選択した少 なくとも1種類の物質を含む特許請求の範囲第54項記載の方法。
  56. (56)特許請求の範囲第48項記載の方法によって得られるトウモロコシ油製 品。
  57. (57) 前記抽出油を水で洗浄する工程と、 前記の洗浄した抽出油から水を除去する工程と、前記の洗浄した抽出油を乾燥す る工程とを更に含む特許請求の範囲第48項記載の方法。
  58. (58)前記の洗浄した抽出油を次に物理的精製する付加的工程を含む特許請求 の範囲第57項記載の方法。
  59. (59)特許請求の範囲第58項記載の方法によって得られるトウモロコシ油製 品。
  60. (60)前記抽出工程が、 前記スラリーからトウモロコシ油を抽出して、油含有ケーキを形成し、次いで前 記油含有ケーキから付加的なトウモロコシ油を抽出して、実質的に油を含まない ケーキを形成する工程を含む特許請求の範囲第48項記載の方法。
  61. (61) 前記の実質的に油を含まないケーキを乾燥する工程と、前記の乾燥した実質的に 油を含まないケーキを細分して、トウモロコシミールを形成する工程とをさらに 含む特許請求の範囲第60項記載の方法。
  62. (62)特許請求の範囲第61項記載の方法によって得られるトウモロコシミー ル製品。
  63. (63) 油含有材料を所定の粒度に粉砕するためのグラインダーと、材料を抽出油中のリ ン脂質量を減ずる試薬および油含有材料から抽出する油と同種類の油と混合して 、スラリーを形成するためのミキサーと、 スラリーを所定温度において所定期間蒸煮して、前記スラリー中の蛋白質を不溶 化し、同スラリー中のリン脂質を水和するためのかまと、 スラリーから油を抽出し、油飽和ケーキを残すためのセパレヘタとから成る、油 含有材料から油を抽出するための集成装置。
  64. (64)さらに、油飽和ケーキを圧搾するためのプレスを含む請求の範囲第63 項記載の集成装置。
  65. (65)さらに、前記蒸煮スラリーの水濃度を減ずるための蒸発器を含む特許請 求の範囲第63項記載の集成装置。
  66. (66) 油含有材料,リン脂質減少剤,微量金属減少剤,および油含有材料から抽出され る油と同種類の油から成る混合物を配合するための配合手段と、 スラリーをほぼ99℃より高くない温度において所定期間蕪蒸するための蒸煮手 段と、 スうリーから油を抽出するための抽出手段とから成る、油含有材料から油を抽出 するための低温システム。
  67. (67)所定試薬と材料とを混合し、材料からの非水和性リン脂質を水和性リン 脂質を実質的に分離し、非水和性リン脂質を水和性リン脂質に変え、材料から油 を実質的に抽出する工程からなる、油含有材料から低リン脂質油を抽出する方法 。
  68. (68)封鎖剤と材料とを混合して、水和性リン脂質から非水和性リン脂質への 転化を阻止する工程をさらに含む特許請求の範囲第67項記載の方法。
  69. (69) 少なくとも1種類の試薬を油含有材料または油含有材料の混合物に加えて、混合 物を形成する工程と、油を前記混合物に加えて、スラリーを形成する工程と、前 記スラリーを一定期間加熱し、次いで前記スラリーから油を抽出する工程とから 成る、大豆,トウモロコシ等またはこれらの混合物のような油含む有材料から油 を抽出する方法。
  70. (70) 前記加熱工程の前に、前記スラリーに水を加える工程と、前記油抽出工程の前に 、前記スラリーから水を蒸発させる工程とをさらに含む特許請求の範囲第69項 記載の方法。
  71. (71)前記少なくとも1種類の試薬を、前記スラリーから抽出される油中のリ ン脂質含量を減ずるように設計する特許請求の範囲第69項記載の方法。
  72. (72)前記少なくとも1種類の試薬を前記スラリーから抽出される油中の微量 金属含量を減ずるように設計する特許請求の範囲第69項記載の方法。
  73. (73)前記抽出工程が 前記スラリーから油を抽出して、油含有ケーキを形成し、次いで、前記油含有ケ ーキから付加的油を抽出して、実質的に油を含まないケーキを形成する工程を含 む特許請求の範囲第69項記載の方法。
  74. (74)前記の実質的に油を含まないケーキの乾燥および粉砕工程をさらに含む 特許請求の範囲第73項記載の方法。
  75. (75)前記加熱工程の前に、前記スラリーを細分化し、均質に混合する工程を さらに含む特許請求の範囲第69項記載の方法。
  76. (76)油混合物を抽出する前に、前記スラリーに酸化防止剤を加える工程をさ らに含む特許請求の範囲第69項記載の方法。
  77. (77)油混合物に好ましい食品性質を与えるために、油混合物を抽出する前に 前記スラリー乳化剤および界面活性剤を加える工程をさらに含む特許請求の範囲 第69項記載の方法。
  78. (78) トウモロコシ胚芽の素材に水を加えて、混合物を形成する工程と、 トウモロコシ油を前記混合物に加えて、スラリーを形成する工程と、 前記スラリーを撹拌して、前記トウモロコシ胚芽素材,前記水および前記トウモ ロコシ油を完全に混合する工程と、前記スラリーを部分真空下で99℃より高く ない温度に一定期間加熱し、次いで前記スラリーからトウモロコシ油を抽出する 工程を含む、乾燥トウモロコシ胚芽,湿ったトウモロコシ胚芽,湿ったトウモロ コシ胚芽と乾燥トウモロコシ胚芽との混合物からのトウモロコシ油の製造方法。
  79. (79)前記混合物に対して、前記トウモロコシ胚芽素材から抽出される油のリ ン脂質含量を減ずるように設計した前記第1試薬を加える工程をさらに含む特許 請求の範囲第78項記載の方法。
  80. (80)前記第1試薬が(CH2CO)2O,HOOCCH2・C(OH)(C OOH)CH2COOH−H2O,HCl,KCl,Nacl,NaOH,Na 2HPO4,KH4PO4,H2PO4,H2SO4,NaB4O7およびNH 2CH2COOHからなる群から選択した、少なくとも1種類の物質を含む特許 請求の範囲第79項記載の方法。
  81. (81)前記スラリーの粒度を調節するために、前記撹拌工程中に細分化工程を さらに含む特許請求の範囲第78項記載の方法。
  82. (82)前記混合物に対して、トウモロコシ胚芽から抽出する油中の微量金属含 量を減ずるように設計した第2試薬を加える工程をらに含む特許請求の範囲第7 8項記載の方法。
  83. (83)前記第2試薬がNaC1,NaC2H3O2,Na3C6,H5O7− 2H20,Na2SO4,NaHSO4,Na3PO4,(HOOCCH2)2 NCH2CH2N(CH2COOH)2,NaF,Na2C204,Na2C4 H4O6−2H2O,Na2CO3およびNa4P207から成る群から選択し た少なくとも1種類の物質を含む特許請求の範囲第82項記載の方法。
  84. (84)前記混合物に対して、界面活性剤および蛋白質の少なくとも1方である ように設計した第3試薬を加える工程をさらに含む特許請求の範囲第78項記載 の方法。
  85. (85)前記第3試薬がエトキシル化脂肪アルコール,オレイルアミン,カゼイ ン,パンクレアチン,大豆蛋白質およびNa石ケンから成る群から選択した少な くとも1種類の物質を含む特許請求の範囲第84項記載の方法。
  86. (86)特許請求の範囲第78項記載の方法によって得られるトウモロコシ油製 品。
  87. (87) 前記抽出油を水で洗浄する工程と、 前記の洗浄した抽出油から水を除去する工程と、前記の洗浄した油を乾燥し、次 いで前記の洗浄した抽出油を物理的精製する工程とを含む特許請求の範囲第78 項記載の方法。
  88. (88)特許請求の範囲第87項記載の方法によって得られるトウモロコシ油製 品。
  89. (89)前記抽出工程が、 前記スラリーからトウモロコシ油を抽出して、油含有ケーキを形成し、次いで前 記油含有ケーキから付加的なトウモロコシ油を抽出して、実質的に油を含まない ケーキを形成する工程を含む特許請求の範囲第78項記載の方法。
  90. (90) 前記の実質的に油を含まないケーキを乾燥する工程と、前記の乾燥した、実質的 に油を含まないケーキを細分化して、トウモロコシミールを形成する工程とをさ らに含む特許請求の範囲第89項記載の方法。
  91. (91)特許請求の範囲第90項記載の方法によって得られるトウモコシミール 製品。
JP62502930A 1986-04-23 1987-04-21 植物油抽出方法 Pending JPH01501155A (ja)

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