JPH01501128A - 圧延材用の研摩粉デスケーラの粉圧縮機構 - Google Patents
圧延材用の研摩粉デスケーラの粉圧縮機構Info
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- JPH01501128A JPH01501128A JP50540787A JP50540787A JPH01501128A JP H01501128 A JPH01501128 A JP H01501128A JP 50540787 A JP50540787 A JP 50540787A JP 50540787 A JP50540787 A JP 50540787A JP H01501128 A JPH01501128 A JP H01501128A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
圧延材用の研摩粉デスケーラの粉圧縮機構技術の分野
本発明は圧延材(rol led 5tock )用研摩粉デスケーラ(abr
asive powder desealers)に関し、特に本発明は粉圧縮
用の機構(meehanisms for eompaetiB powder
)を扱うものである。
本発明は、圧延材の高速及び高生産高を特徴とする生産ラインにおいて、薄板(
sheet) 、板(plate)及び形材(section)の圧延材及び圧
延ワイヤの表面からスケール除去するために最も有利に使用され得る。
圧延材用の研摩粉デスケーラのきわめて重要な構成部分は、粉圧縮用の機構であ
る。この機構は、それがスケールが除去される圧延材の表面に研摩粉を押しつけ
、そして研摩粉(abra−sive powder)と移動している圧延材の
表面間の摩擦力の作用によってスケール除去の作業区域(workiB zon
e)から研摩粉が去ることを防ぐように研摩粉を保持するという独自の機能を果
たす。
前記デスケーラの他の要素の特別な構造に関係なく、粉圧縮機楕(powder
compacting mechanism)の同じ設計が、圧延材用の種々
の研摩粉デスケーラにおいて利用され得る。
技術の水準
油圧シリンダ(hydraulic cylinder)のピストンの形態の作
業部材(working member)を備える、圧延材用の研摩粉デスク−
ラの粉圧縮機構が技術上知られている(Sυ、^、 887048) 。
圧縮される研摩粉と接触している作業部材の表面は、スケールが除去されるスト
リップ(strip)に対して横に、該ストリップの横の端の一つと向かい合っ
て配置されている。この圧縮機構(compaction mechanis−
)は、スケールが除去されるストリップに研摩粉を直接に押しつけることを行わ
ないので、スケール除去の効率が非常に低い。
スケール3で覆われた処理される圧延材2の表面の方への作業部材移動用手段と
連動可能の作業部材1(第1図)を備える、圧延材用の研摩粉デスケーラの粉圧
縮機構が技術上知られている(PCT/S0.86100079) 、作業部材
1はブレード(blades)の形態を取るものである。圧縮される研摩粉4と
接触しているブレードの表面は、圧延材2の移動中磁化された研摩粉4によって
限定されるくさび状構造を形成するように湾曲せしめられる。
この機構において、研摩粉4は、スケールが除去される圧延材2の表面に押しつ
けられており、また、移動している圧延材2と一緒に運び去られるため、その損
失を防ぐように、圧縮される研摩粉4と接触している作業部材1の同一表面によ
って保持される(引っ張りに対する抵抗)、シかしながら、前記粉末圧l1lI
l楕のこれらの二つの機能によって解決される問題は実質的に異なるものである
。研摩粉4は、スケールが除去される圧延材2の表面に、圧延材2の移動方向に
対して垂直な方向に、押しつけられる。そのためには、スケール3の層内にその
厚さを通してずっと研摩粒子を突っ込むために必要な圧力Ql =Qが加えられ
るべきである。研摩粉4の圧縮圧力がq、〈9であるときは、研摩粒子は、スケ
ールが除去される圧延材2の表面からすべてのスケール3を除去するのに十分で
はない深さでスケール3の層内に押しやられるであろう、研摩粉4の圧縮圧力が
Q+>Qであるときは、前記粉末4の研摩粒子は、スケール3の層を通過し、そ
してその鋭い切子面(faeets)のために、ある深さで圧延材2の表面層内
に押しやられ、その結果、前記デスケーラを通してスケールが除去される圧延材
2を引っ張る間に、金属の一部がスケールと一緒に除去されるであろう、これは
、このような操作が、金属の損失および圧延材2のスケールが除去された表面の
損なわれた質を生ぜしめ、一方金属と研摩粉4間の摩擦力が増し、かくして、デ
スケーラを通して圧延材2を引っ張るためのエネルギー消費の増加をもたらすの
で望ましくない。
実験は、q=1−2MPaの値が例えば低炭素鋼の圧延材2からスケール3を除
去するために充分であることを示した。
研摩粉4を押す力に加えて、スケールが除去される圧延材2の引っ張り(dra
wing)に対する抵抗を与えるために、前記粉圧縮用の装置は、圧延材2の移
動方向に平行な方向へ、前記移動方向と反対に作用する。研摩粉4に加えられる
力を作り出すべきである。この力の大きさは、(研摩粉4に対する平衡条件(e
quilibrium conditions)に基礎をおく)スケールが除去
される圧延材2を引っ張る力に等しいものであるべきである。
それ故、外力Fが前記粉圧縮用の機構に加えられるときは、この方Fが、圧縮さ
れる研摩粉4と接触している作業部材1の表面上で、二つの成分、即ちスケール
が除去される表面に垂直に向いたスケールが除去される表面を押す研摩粉4の圧
力の力F、と、スケールが除去される圧延材2の表面に平行に向いたスケールが
除去される圧延材2の引っ張りに対する抵抗の力F2とに分解されることを確保
することが必要である。同時に、外力Fは、ベクトルの分解を決定する規則を使
って分解され得るのみであるので、大多数の力を加えることにおいて、この前記
粉圧縮機構に加えられる力を一度に所望の大きさを有する二つの成分F、及びF
2に分解することは可能ではない。
第1図から
F、=F−sinβ
F、 =F −c o sβ (1)
であることが知られ得る。
条件F x = F xが満たされるとき(ここにおいて、F、は、スケールが
除去される圧延材の表面の一つについての引っ張り力(drawing for
ce)である、)、一方、上記のように、スケール除去の質を高めるために、F
+ −F+ 5hin =q、S (3)(この式において、Sは研摩粉4とス
ケールが除去される圧延材2の表面間の接触面積であり、
F winは予め設定された圧力の力である。)であることが必要である。
式(2)と(3)から引き出されるF、の値の一様性は、角度βの値がこれらの
式の連合された解・(combined 5olution)から決定される通
りであるとき生じ得る。
計算及び研究は、圧延材が低炭素鋼よりなるときスクール3を除去するための圧
延材2のスケール除去の際、(4)から引き出される角度βの値は、約40°で
あることを示す、同時に、この角度が圧延材2の表面に対する前記粉圧縮ell
精の作業部材の表面の傾斜角度にほとんど等しい故に、研摩粉がスケールが除去
される圧延材2の表面の作業区域の長さしに沿って一様に圧縮され得ないので、
このような傾斜角度を実際上与えることは可能でない、角度βの値が上に特定さ
れた角度とは異なるので、圧力の力は予め設定された圧力よりも高いか或いは低
いであろう。
F、<F+ sinのときは、スケール3の一部が、圧延材2の表面上に残され
、そのことは、スケール除去の効率が低下せしめられることを意味する。
F、>F、sinのときは、スケールを除去するためのエネルギー消費を増加し
く圧力の過剰の力が引っ張り力に加わる)、そしてその結果、より高い金属の損
失となる。
発明の公表
本発明の目的は、圧延材についてのスケール除去の質を高め・スケールを除去す
るためのエネルギー消費を下げるように構成されている作業部材の表面を有する
圧延材用の研摩粉デスケーラの粉圧縮機構を提供することである。
この目的は、スケールが除去される圧延材の表面に向かう方向への作業部材の移
動用手段と連動可能の作業部材(workingmember)を備える、圧延
材用の研摩粉デスケーラの粉圧縮機構において、本発明にしたがって、圧縮され
る研摩粉と接触する作業部材の表面が、それぞれ相互に平行な要素の二つの列を
形成する相互に垂直な複数の部分を有する段のある形状(steppedeon
figuration)を有し、該要素はそれぞれ相互に平行な複数の構成要素
(= 5esbers )よりなる二つの列を限定し、一方の列の複数の構成要
素(members )は圧延材の移動方向と平行可能(capable of
running)であることによって解決される。
この圧縮される研摩粉と接触している作業部材の表面の実施懸様は、次の利点を
特徴とする。
前記粉圧縮機構の作業位置(workingposition)は、上記作業部
材の表面が、スケールが除去される圧延材の表面の方へ向けられた圧縮力で、研
摩粉に作用する位置である0例えば、粉圧縮機構の作業部材が軸に確保されてい
るブレードの形態を取るとき(PCT、 SU、 86100079) 、軸を
回転すると、スクールが除去される圧延材の表面に対して垂直な複数の面内で半
径方向べての箇所が、研摩粉を圧縮するであろう、それ故、この検圧11ii機
楕は、一つの位置よりもむしろ無数のいろいろの作業位置を有することができる
。一方、粉圧縮機構の作業部材の表面が、本発明にしたがって作られるならば、
この表面の一方の列の複数の要素が、圧延材の移動方向と平行する(run i
n paralletwith the direction)とき、スクール
が除去される圧延材の表面を押す研摩粉の圧力の力は、該要素を通してのみ伝え
られ、それに対して、圧延材の引っ張りに対する抵抗力は、スケールが除去され
る圧延材の表面に対して垂直である作業部材の表面の要素上に発生せしめられる
のみであろう、結果として、次のようにスケール除去を実施するめに圧延材を押
す研摩粉の予め設定された圧力の力に等しい力を圧縮機構に加えることで充分で
ある。
F −F 、 = F 、 sin
引っ張り(F2)に対する抵抗力を特別に加える必要性がない、該抵抗力は、圧
延材用の研摩粉デスケーラのケーシングに圧縮機構を取り付ける部分における総
ての軸受の反作用(bear−in8reaction)によって平衡せしめら
れる、作業部材の表面の上記要素への反作用力のatとして、独立して、発生せ
しめられるであろう。
スケールが除去される圧延材の表面の作業区域の全長に沿って、研摩粉の均一な
圧縮を確保するために、作業部材表面の単一段の形状については、各列が一つの
要素を有していることが好まれる。
実際、研摩粉と接触している作業部材の表面が、スクールが除去される圧延材の
表面と平行する一つの要素のみを有するので、この要素の長さは、本質的に、研
摩粉がスケールが除去される圧延材の表面に押しつけられる作業区域の長さであ
る。平行を考慮して、前記粉圧縮m楕の作業部材の表面からスケールが除去され
る圧延材の表面迄の距離は、作業区域の長さに沿ってすべての箇所で同じである
ので、研摩粉は均一に同様に圧縮される。これは、研摩粉とスケールが除去され
る圧延材の表面間の相互作用条件(interaction conditio
ns)の均一を確保し、そしてその結果として、高められたスケール除去の品質
を確保する。加えて、従来の技術と比較して、粉末圧縮機構のより小さな大きさ
が確保される。
圧延材の移動方向に対して垂直に配置され得る作業部材の表面の要素は、第2の
要素に対して垂直な方向に可動なばねで片寄らされた板に取り付けられても良い
。
従来の技術と比較して、この設備は、次の付加的な利点を確保する。粉圧縮m楕
の作業部材がスケールが除去される圧延材の表面の近くに来るように研摩粉を押
すとき、ばねで片寄られた板は、粉圧縮機構の作業部材の破損及び圧延材の破壊
を避けるように所望の圧縮度に研摩粉を圧縮するために、スケールが除去される
圧延材の表面とのかみ合いによって自動的に後方へ移動するであろう、ばね片寄
り(spring bias)のため9作業部材がスケールが除去される圧延材
の表面から離れて後方へ移動せしめられた後、可動板は、最初の位置に戻るであ
ろう。
前記列の一つの隣接する要素間の距離は、圧縮される研摩粉の平均粒径に相当す
ることが好まれる。これは、本発明による粉圧縮機構について、作業部材の表面
における摩擦損失は、一つの研摩粒子が作業部材表面の各段にあるので最小であ
り、圧延材が引っ張られるとき、研摩粉と作業部材の表面間のすべり摩擦は、除
去され得るという付加的な利点を確保する0段のピッチが研摩粉の平均粒径より
も小さいときは、研摩粒子の一部は、作業部材の表面に接触することなしに浮遊
させられ、さらに研摩粒子の互いに対する移動が、エネルギーの摩擦損失と粉末
の圧縮の変化を生ぜしめる高い圧力のもとで2可能である。
段のピッチが研摩粉の平均粒径よりも大きいときは、一つの代わりに、研摩粉の
いくつかの粒子がスケールが除去される圧延材の表面と平行する前記表面のこれ
らの要素に沿っての粒子のすべりを生ザしぬるように、前記粉圧縮機構の作業部
材表面の要素と接触し得るものであり、その結果摩擦によるエネルギー損失及び
研摩粉の圧縮度の減少となる。
本発明による圧延材用の研摩粉の粉圧縮I!楕の設備は。
−研摩粒子が、金属の損傷を加えることなしにスケール層内にその充分な深さ迄
押しやられるので、スケール除去の高品質を確保し、
−最小の圧力の力が目的に対して必要であり、且つ摩擦力に打ち勝ついかなる付
加の引っ張り力をも生ぜしぬないので、最小のエネルギー消費を確保し、
−研摩粒子が金属層内に押しやられないので、最小の金属損失を確保する。
図面の簡単な説明
次に、本発明による圧延材用デスケーラの粉灰縮機構の特別な実施g様が、添隋
の図面について説明されるであろう。
図において、
第1図は、従来の技術の粉灰1siIIIにおける研摩粉に作用する力の線図を
示し、
第2図は、相互に垂直な複数の要素を有する段付きの構成を有し、該要素はそれ
ぞれ相互に平行な複数の要素の二つの列を形成する作業部材表面を有し、−列の
隣接する要素間の距離が圧縮される研摩粉の平均粒径に相当する本発明による粉
灰縮機構の実施態様であり、
第3図は、作業部材表面の一段の構成を有する本発明による粉灰縮機構の実施態
様である。
第1の実施態様
圧延材用の研摩粉デスケーラの粉灰縮i楕は、スケールが除去される圧延材2の
表面に向かう方向への作業部材移動用の手段5と連動可能(enfagcabl
e)の作業部材(第2図)を備えている。圧縮される研摩粉4と接触している作
業部材1の表面は、段状になっており、互いに垂直な複数の要素6と7を有して
いる。複数の要素6は、相互に平行な複数の要素の列を形成しており、該要素の
各々は圧延材2の移動方向と平行に配置され得る0作業部材1の表面の複数の要
素7も、相互に平行な複数の要素の列を形成しており、該要素の各々は、圧延材
2の移動方向に対して直角に定められる可能性を有して配置される。前記列のう
ちの一つの隣接する要素間の距離は、圧縮される研摩粉4の平均粒径“a”に相
当する。スケールが除去される圧延材2の表面の作業区域の長さしあたりの前記
要素の対の数は、K = L / aである。これは、スケールが除去される圧
延材2の表面に平行な要素6の数は、スケールが除かれる圧延材2の表面に垂直
に配置される要素7の数に等しく、また“K”の値に等しいことを意味する。
スケールが除去される圧延材2の表面に向かう方向への作業部材1の移動用手段
5は、作業部材1がアーム(ayv) 9とブシュ10によって取り付けられて
いる軸8を備えている。該軸8は、研摩粉4の圧縮用の回転駆動装’l (ro
tary drive) (図面に示されていない、)に接続されている。研摩
粉4と接触している作業部材1の表面に向かい合う側に、作業部材1に隣接して
、研摩粉4を磁化するための電磁石(図面に示されていない、)の磁気回路11
が設けられている。
第2の実施態様
圧延材用のデスケーラの粉灰縮機構は、スケールが除去される圧延材の表面に向
かう方向への作業部材移動用の手段5と連動可能の作業部材1(第3図)を備え
ている。圧縮される研摩粉4と接触している作業部材1の表面は、一段の形状(
single−step configuration)であり、相互に垂直な
要素12及び13よりなる0作業部材1の表面の要素12は、圧延省2の移動方
向と平行に配置され得るものであり、また作業部材1.の表面の要素13は同方
向に対して垂直に配置され得るものである。この圧縮される研摩粉4と接触して
いる作業部材の表面の実施態様については、スケール3が除去される圧延材2の
表面の作業区域の長さしは、要素12の長さに等しい。
圧延材2の移動方向に垂直に配置される可能性を有して設けられた作業部材1の
表面の要素13は板14に配置されている。
ばね15を備えた板14は、作業部材1内に作られたガイドスロット(guid
e 5lot) 16内で往復運動することができる。スケールが除去される圧
延材2の表面の方へ向いている板14の端には、例えばフッ素樹脂よりなる弾性
緩衝装217が備えられており、該緩衝装置は、板14に沈みねしく5unk
screws)(図面に示されていない、)によって取り付けられている。
スケールが除去される圧延材2の表面に向かう方向への作業部材の移動用手段5
は、アーム(arm) 9を備え、該アームによって作業部材1は、電磁石18
の、極19及び20間の磁気回路11に直接に取り付けられている。極19を有
する磁気圏l@11の下方部分は、回転駆動装置(図面に示されていない、)を
有する軸8の内側空間内に受け入れられている。
圧延材用研摩粉デスケーラの粉灰縮機構は、次のように機能する。
その上にスケール3の層を有する圧延材2(第3図)が、研摩粉デスケーラの室
(図示されていない、)内に挿入され、粉灰縮機構の作業部材1によって限定さ
れ、且つ圧延材(図示されていない、)の相対する表面に設けられる圧縮機構の
同一の作業部材(図示されていない、)によって限定される長さしの作業区域を
通過させられ、そして停止せしめられる0作業部材1は、研摩粉4の装填(lo
ading)を容易にするように、手段5の構成によって確保され得る最大の距
離をおいて、スケールが除去される圧延材の表面から間隔をあけられている1作
業部材1とスケールが除去される表面間の作業区域は、(例えば、頂部から)強
磁性研摩粉4で満たされており、電磁石18は励磁され、磁束は、その磁気回路
11内に流れ始め、極20を通して、スケールが除去される圧延材の表面に垂直
な方向に、研摩粉4の層を貫通する。磁化された研摩粉4は自由に流れることを
やめ、作業部材1とスケールが除去される圧延材の表面間に一つの固体のように
保持される。軸8の駆動装置(図示されていない、)は、アーム9を通して、粉
灰縮機構の作業部材1に運動を与えるように付勢され、該粉灰縮機構は、研摩粉
4を圧縮し、スケールが除去される圧延材2の表面に研摩粉を押しつけ始める。
結果として、作業部材1の表面の要素6(第2図)は、スケールが除去される圧
延材2の表面に平行な位置を取るので、研摩粉4を押す力が、これら要素で生じ
、これらの力の総量はF+ =F+ +*inである0作業部材1の表面が、一
段の形状(第3図)を有し、一対の相互に垂直な要素12及び13よりなるとき
は、研摩粉4を押す力F+ =F+ sinは、要素12と研摩粉4間に生ずる
。力F+のために、研摩粉4の粒子は、スケール3の層中に押し進められ、しか
し、圧延材内に入ることなく、スケールが除去される圧延材の表面に達する1次
いで圧延材を引っ張る機構はスイッチが入れられ(示されていない、)、圧延材
2が(図面において上方へ)移動し始め、その結果、縦上方に作用する引っ張り
力F3は、圧延材2の側の研摩粉に作用し始める。これは、研摩粉4が、作業部
材1(第2[2I)の表面の要素7または作業部材(第2の実施態様における)
の表面の要素13(第3図)を押し始めることに帰着する。この圧力によって、
引っ張りに対する抵抗力は、スクールが除去される圧延材の表面に垂直な作業部
材の表面の要素7(第2図)の上に生じ、力F2の合計は、引っ張り力F、に等
しく、また力F。
の方へ向けられる(研摩粉4の平衡状態に基づいている)、同じ力F2(第3図
)が、作業部材1の一段の形状を有する要素13の上に生じる。力F、のため、
研摩粉4は、スケール除去の作業区域内に保持され、圧延材2によって失われる
ことはない、結果として、前記粉末の研摩粒子は、スケールが除去される圧延材
2の表面と接触して静止したままであり、そしてスケール3の層を破壊する。力
FzRち圧延材2の引っ張りに対する抵抗は、作業部材1の表面からアーム9を
介して軸8へ伝達され、そこで、その力は、図面に示されていない軸8の軸受の
軸受反力によって釣り合わせられる。それ故、従来の技術の装置とは違って、作
業部材1の表面の形状及びスケールが除去される圧延材の表面に研摩粉を押しつ
ける力の分解の角度β(第1図)に関係なく1本発明による装置の実施態様の研
摩粉4の圧力の力FlはF+minに等しくすることができる。この力は、該粉
4の研摩粒子をスケール3の層中にその充分な深さまで押し進めることを確実に
し、しかし同時に、この力は研摩粒子が金属層中に入り込むには十分でないので
、スクール3の層の下の金属層を傷つけない、結果として、条件F+ =F+
sinに従うことが保証され得なかった従来の技術に比較して、本発明による実
施態様においては、作業部材1の表面は、スケール3の層を除去するように、圧
延材2の表面のスケール除去の程度が高められた質、より低い金属の損失及び圧
延材を引っ張るための減じられた力を確保する。
このように、例えば、従来の技術において、条件、F、=F、winに従うこと
は、角度βの値=40° (第1図)であるときに、達成され得るのみである。
粉灰縮機構の作業部材1の低い部分が、スケールが除去される圧延材の表面から
大きな距離をおいて間隔をあけられるので、角度β>20”を与えることは実際
上困難であり、研摩粉は、スケール除去の作業区域の長さしに沿って均一に圧縮
されないであろう、β=20°については、スケールが除去される圧延材の表面
に研摩粉4を押しつける平均の力は、計算及び研究によって示されるqの2−3
倍大きい、結果として、本発明による粉灰縮8!楕に比較して、従来の技術の装
置において圧延材2を引っ張るための力は、(この引っ張る力はq、に依存する
のみならずスケール3の層の強度に依存するので、)1.3−1.5倍大きい、
その結果として、本発明による粉灰縮機構において、圧延材を引っ張るためのエ
ネルギーの消費は、1.3−1.5倍低く、スケール3が除去された圧延材2の
表面の微小幾何学(microgeometry )の特性は、約−等級長く、
それに対して金属損失は1.2−1.5倍低い。
第1の実施態様(第2図)に関して説明されたように作られた研摩粉4と接触し
ている作業部材表面を有する作業部材1を有する粉灰縮機構を通して圧延材2を
引っ弦る間、前記粉4の研摩粒子は1作業部材1の表面の隣接する相互に垂直な
複数の要素6.7によって限定される複数の段部に配置され、単一の研摩粒子が
、各膜内に配置される。このため、研摩粉4とそれに接触している作業部材1の
閏のすべり摩擦を除去するように引っ張る間、スケールが除去される圧延材2の
表面に平行である要素6上の粉4の研摩粒子の何らの移動もなく、かくしてエネ
ルギーを節約する。
作業部材表面が一段の精成を有する研摩粉4に接触している表面を有する作業部
材1を有する検圧1m機構を通して圧延材2(第3図)を引っ張る間、要素12
が圧延材2の移動方向に平行である可能性を有して取り付けられ、且つ要素13
が前記移動方向に対して垂直であるので、研摩粉4は、スケール除去の作業区域
の長さしに沿って均一に圧縮される。これは、圧延材2の表面のスケール除去の
作業区域の全長しに沿ってスケール3の除去の質を高める。初期の力F1をかけ
ることによる研摩粉4の圧縮が、スケールが除去される圧延材2の表面からスケ
ール3を除去するのに不充分であることがわかったときは、作業部材1の作用面
をスクールが除去される圧延材2の表面により近くに持って来るように軸8がさ
らに回転せしめられる。この場合、弾性緩衝装置17がスケールが除去される圧
延材2の表面に接触することができ、圧延材2の表面から板14をはね返す反力
が生じても良い、ばね15が圧縮され、板14はガイドスロット16内により大
きな深さ迄収容され、圧延材2の表面を押す板14の圧力の力は、力F、によっ
てではなく、しかし、ばね15の低い圧縮力によって決定されるであろう、この
なめ、及び弾性l!衝波装置7の設備のために、板14と圧延材2の表面間の接
触が、圧延材用の研摩粉デスケーラを通して圧延材を引っ張ることを阻止しない
し、また、スケール除去の後に、圧延材の表面に少しの欠陥またはきずあとも発
生しないであろう、圧延材2の表面から粉灰縮機構の作業部材を引っ込めたのち
、ばね15は板14を最初の位置に戻すであろう、右回りに軸8をさらに回転す
る際(研摩粉4の圧縮を高めることが望まれるとき)、粉灰縮機構の作業部材l
は、圧延材2の表面に対して直角に配置された作業部材1の表面の要素13が前
記表面に対して90゛よりも大きな角度である位置を取っても良い、しかし、こ
のようなよりいっそうの回転は、上記利点を除去しない、即ち、研摩粉は、作業
部材1の表面の要素12及び13によって限定される直角な凹所内に引っ張りに
抗して確実に保持され、可動板14は圧延材の引っ張りによって生ぜしぬられた
すべての力を、前の通り、集めるであろう。
本発明による粉灰縮機構の使用は、従来の技術に比較してスケール除去の質を高
め、圧延材を引っ張るためのエネルギーの消費を約35−50%だけ減じ、金属
損失を約20−50%だけ減少させることを可能にする。
産業上の適用性
本発明は、圧延材の高速及び高生産高を特徴とする生産の流れのラインにおいて
、薄板、板及び形材の圧延材及び圧延ワイヤの表面のスケール除去のために最も
有利である。
国際調査報告
Claims (4)
- 1.スケールが除去される圧延材(2)の表面に向かう方向への作業部材の移動 用手段(5)と連動可能(engageab1e)の作業部材を備える、圧延材 用の研摩粉デスケーラの粉圧縮機構において、圧縮される研摩粉(4)と接触す る作業部材(1)の表面は、それぞれ相互に平行な要素の二つの列を形成する相 互に垂直な複数の要素(6,7)を有して段のある形状(steppedoon −figuration)であり、一方の列の該複数の要素(6)は圧延材(2 )の移動方向と平行可能(capableofrunninginparali el)であることを特徴とする、圧延材用の研摩粉デスケーラの粉圧縮機構。
- 2.作業部材(1)の表面の単一段の形状については、各列は一つの要素(12 ,13)を有していることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の機構。
- 3.圧延材(2)の移動方向と垂直に配置されるための設備が取り付けられる作 業部材(1)の表面の要素(13)は、第2の部材(12)に直角な方向に移動 される可能性を有して設けられているばねで片寄らされた板(14)上に位置さ せられていることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の機構。
- 4.前記列のうちの一つの隣接する要素(6)間の距離が、圧縮される研摩粉( 4)の平均粒径に相当することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の機構。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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SU864130119A SU1490782A1 (ru) | 1986-10-16 | 1986-10-16 | Механизм уплотнени порошка устройства абразивно-порошковой очистки листового проката от окалины |
SU4130119/31 | 1986-10-16 |
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---|---|
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SU1030056A1 (ru) * | 1980-01-04 | 1983-07-23 | Череповецкий Филиал Северо-Западного Заочного Политехнического Института | Устройство дл очистки полосового проката от окалины ферромагнитным порошком |
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-
1988
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SE463081B (sv) | 1990-10-08 |
AU7919587A (en) | 1988-05-06 |
SE8802145L (sv) | 1988-06-08 |
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