JPH01500716A - ジャンクションボックス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ジャンクションボックス この発明は、例えばシールドワイヤ用の２つ以上のコンジットコネクタを接続す るためのジャンクションボックスに関するものである。

従来、２つ以上のコンジットをジャンクションボックスに接続するには、接続す べきコンジットの端部に接着剤を被覆し、これをジャンクションボックスの栓に 挿入する方法がとられている。コンジット用に、各種サイズの栓が必要である。

更に、ジャンクションボックスは必要な大きさの栓を必要な数持っている必要が ある。そのため、各種のジャンクションボックスを作って、保管しておく必要が ある。更に、接着を必要とするため、再使用ができない。

この問題を解決するための試みがなされている。ジャンクションボックスのポー トにロックされるコネクタを用いる。

ある方式では、金属製ジャンクションボックスにねじポートを設け、このポート にアダプタをねじ込んでいる。このシステムが、南アフリカの特許第７１／３６ ５２号に開示されている。

ジャンクションボックスに複数のポートを設け、各ポートの周りに同じサイズの 複数のノツチが形成されている。一方、コネクタの一端にはポートのノツチに対 応して複数の突起が設けられ１、ポートを挿入して回転させることにより係止さ れるようになっている。ポートを囲む壁は、環状肩と突起との間にある。また、 肩の上には、ポートを囲む壁に形成されたノツチにスナップ係合する突起が形成 され、コネクタを所定の位置にロックするようになっている。この場合の問題は 、接続が簡単には解除できないことである。ポートは突起と肩の間に挟まれ、突 起は剛な肩に接続されているので、突起の係止が解除されるように材料が歪むチ ャンスは殆んどない。

そこで、突起の係止を解除するには、相当の力を加えるか、ドライバ等により壁 をこじる必要がある。その結果、ジャンクシジンボックスやコネクタを変形させ ることになり、再使用はできなくなる。

この発明は、上記の問題を改善するジャンクションボックスを提供することを目 的とするものである。

この発明のジャンクションボックスは、円筒本体の周りに設けられてた同じ径を 有する複数のポートで、各ポートは半径方向に延びる壁を有し、この壁の内周面 には異なった大きさの少なくとも２つの切り込みが形成され、且つポートはこの ポートの半径方向内側に延びる突起を有しているものと、 上記ポートのいずれかに接続される少なくとも１つのコネクタで、各コネクタは その端面又はその近くにカステレ−ジョンの組を備え、その大きさが上記ポート の切り込みに対応するようになっているものと、 当接面と上記カステレ−ジョンとの間に設けられた環状四部と、 ロック凹部を有する弾性ランプ手段と、上記コネクタをポートに接続する、上記 力ステレーションと当接面に設けられた締結手段で、カステレ−ジョンは対応す る切り込みに押込める位置に配役され、コネクタを回すことにより上記突起が上 記ランプ手段に乗り上げて、上記ロック四部に係合し、上記環状壁は環状四部に 係合して、上記当接面に抑圧され、かくしてコネクタを上記ボートに回転及び軸 方向に着脱可能にロックし、そしてコネクタのロックの解除に際しては、コネク タを回転して引き抜けるように、上記突起がロック手段からフリーになるように ランプが変形されるようになっているものと、 から構成されている。

この発明の他の形態では、 円形開口を有するジャンクシ３ンボツクスと、上記開口から内側に突出する肩に 向って延びる環状壁で、少なくとも１つの四部が該環状壁に、内側突出肩に近接 して設けられいるものと、 内側に延びる突起で、ランプ面と、突起に近接してロック凹部を有するものと、 円筒状外壁を有する円形蓋で、その中に第１の突起列と、ロック突起と、蓋の中 に」１記ロック突起に近接して設けられた凹部とを有し、上記蓋を上記開口中に 置き、回すと上記第１の突起列が各凹部に入って蓋を軸方向の動きに対し保持し 、同時にロック突起がランプ面に乗り上がって上記ロック凹部に入り、蓋を回転 運動に対してロックするようになっており、又蓋を外すにはツールを蓋の凹部に 入れ、開口部の壁を変形させてロック突起をロック凹部から離すことにより蓋が 外せるようになっているものと、 から構成されている。

ジャンクションボックスは好ましくは、４つのボートを有し、その中にコンジッ トコネクタが水密状態で着脱可能に接続されるようになっている。

以下、この発明を添附図面を参照して説明する。

第１図は、この発明の１実施例の分解図、第２図は、第１図のジャンクションボ ックスのボートにコネクタを挿入する状態を示す説明図、 第３図は、第２図に示すコネクタをボートにロックする説明図、 第４図は、ジャンクションボックスに色々な接続がされている状態の説明図、 第５図は、この発明の他の実施例を半面を切断して示す図、第６図は、第５図に 示すジャンクシコンボックスの蓋の説明図、 第７図は、コンジットコネクタの一例の接続端の側面図、第８図は、第５図に示 すジャンクシジンボックスに、第７図に示すコネクタを係合させた状態の部分拡 大断面図である。

この発明の一実施例におけるジャンクシジンボックス１は、４つのボート３を等 間隔に有する筒状本体２で構成されている。ジャンクションボックス１の頂部は 開口しており、ボックスを水密に閉じる蓋４を有している。第１図及び第４図に 示すように、ジャンクションボックスは必要により、延長部材５を接続して高さ を高くできるようになりでいる。

延長部材５は、４つの水平に延びる突起６と、この突起６の１つのトに位置する 垂１α突起７を有している。

Ｎ４は、延長部材５の突起６及び７と同様な４つ水平突起６と１つの垂直突起７ を有している。蓋の各突起は、蓋の外壁上で凹部４８の下に位置している。

蓋４を延長部材５に、又は延長部材５を本体２に接続するには、単に捩るだけで 、各部が係合してロックされる。シールは、蓋の環状ベース２８を延長部材５又 は円筒本体の環状シール面に当接してなされる。

水平突起６の位置及び凹部９の高さは、これらが係合したときに、各シール面に 軸方向のシール力を生じさせ、水密シールするようになっている。

水蜜シールを完全にするために、弾性シール材を各シール面の片側又は両側に適 宜の方法により設けてもよい。シールの−・例について、後述する。

製作に際しての加工誤差を許容するために、切り込み９にばねとして作用するフ ィンガーを形成する他の切り込みを設けてもよい。

水平突起６は、ランプ８上を滑り下り切り込み９に係止され、蓋４又は延長部材 ５の本体２に対する垂直方向の動きをロックする。水平突起６が切り込み９に係 合すると、垂直突起７が傾斜層１０を乗り越え凹部１１にロックされる。こうし て、蓋４又は延長部材５の本体２に対する回転運動が拘束される。切り込み９は 、延長部材５又は本体２のそれぞれの内壁面に設けた凹部で代用してもよい。

切り込み又は四部及び突起６は、突起７及び傾斜層１０に対し、周方向のどこに あってもよい。

第２図に示すように、ランプ８は壁３４を薄くして形成され、厚肉部に設けられ た切り込み９への入り口３５を備えている。この切り込み９は、水平突起６の軸 方向の動きを防止する張り出し肩３６及び底棚３７を有している。

蓋４又は延長部材５を本体２に対し周及び軸方向に拘束することにより、その間 のシールがなされる。蓋を外すには、ドライバー等を凹部４８に入れて捩る。延 長部材５又は円筒本体２の壁が弾性変形し、垂直突起７が凹部１１から外れて傾 斜層１０を乗り越え、同時に突起６は凹部９から外れる。

突起７を肩１０から外してから、蓋４を外す。蓋４上の凹部３１にドライバーを 入れ、蓋４を回すように捩ると、水平突起６がランプ８に沿って上がり、Ｎ４は 円筒本体４又は延長部材３５から抜けでる。凹部４８にドライバーを入れ、捩る ことにより蓋４の外側縁が波打つ。これを繰り返すことにより蓋はランプ８に沿 って十かり外れる。しかし、延長部材５は、ジャンクションボックス１にロック されている。

ランプがあると、蓋の取り外しが容易になるが、ランプは無くてもよい。

第４図に示すように、コンジットコネクタ】２には色々なタイプがある。大径１ ３又は小径１４のコルゲートコンジットコネクタも使用できる。コンジットコネ クタの接続手段は国際特許出願ＰＣＴ／ＡＵ８７１０００３１に開示されている 。大径１５又は小径１６の剛コンジットコネクタも使用できる。コンジットはコ ネクタに接着されている。第１図に示すブランク１７が、使用しないポート３を 塞ぐのに用いられる。ブランク１７の輪郭は、円筒本体２の外面に合うようにな っている。

コンジットコネクタ１２の接続方法を第２図及び第３図を参照して説明する。

第２図に示すように、コンジットコネクタ１２はその１端の周囲に大きさの異な る２つのカステレ−ジョン（ｃａｓｔｅｌ　１ａＬｉｏｎ）１８と、くさび状突 起１９を有している。カステレ−ジョン１８の後にはカステレ−ジョン１８をシ ール面２１から離す環状凹部２０が形成されている。

ポート３のリム２３に、カステレ−ジョン１８に対応する切り込み２２が形成さ れ、第２図に示すように、コンジットコネクタ１２がポート３に押し込められる ようになっている。

カステレ−シラン１８の凹部に向く面は、第２図に示すように、テーパし、又は 第７図に示すように、内面に突起即ちニップルを有して盗り、コンジットコネク タ１２を第３図に示す矢印方向に回したとき、ポート３のリム２３が環状凹部２ ０に係合し、テーパしたカステレ−ジョン又は突起がくさび作用をして、コネク タのシール面２１をポート３のシール面２４に水密に当接させる。水密を確保す るために、弾性シール材をシール面２１又は２４のいずれかに適宜の手段によっ て設けてもよい。シールの１種については、後述する。

カステレ−ジョン１８の内面に突起を設けた場合は、突起だけがカステレ−ジョ ン３３の背面に当り、カステレ−ジョンの全面が当たることは無い。

突起を利用することにより、コネクタ１２のカステレ−ジョン１８とポート３の カステレ−レジン３３間の所望のシール力を得るための調整が容易になり、製作 時の加工精度に余裕ができる。

更に、ニップル状の突起をカステレ−ジョン１８の後側（回転方向に向き）に設 けた場合には、カステレ−ジョンはその環状の周りに波状に変形しばねの作用を して、コネクタ１２とホーポート３の係合を強くする。

コンジットコネクタ１２がポート３挿入されると、ポートリム２３の突起２５が コンジットコネクタ１２の凹部２６に係合する。コンジットコネクタ１２を、第 ３図に示すように回すと、突起２５はくさび状突起１９に乗り上がり、ロック凹 部２７にロックされる。第３図及び第７図に示すように、コンジットコネクタ１ ２にはくさび状突起１９の反対側にストップ４７が形成されている。このストッ プ４７は、完全にロックされたとき、カステレーシジン３２に当接してコネクタ １２の締め過ぎを防止する。かくして、コンジットコネクタ１２はポートに周及 び軸方向の動きを拘束されてロックされる。

コネクタ１２をポート３から外すには、第３図に示されているように、コネクタ を反対方向に回し、突起２５がロック凹部２７から抜けるように、くさび状突起 １９を押し下げる。

この場合、コネクタ１２のカステレ−ジョン１８は、ポート３の切り込み２２と 同一線上にきて、コネクタ１２はポート３から外せる。

蓋をジャンクションボックスに、又コネクタをジャンクションボックスに水密に 取り付けるのに、第５図に示すように、環状の弾性シール３９及び４０が使用さ れる。

第７図に示すコネクタ１２は、テーパした環状のシール部４１を有している。そ れ故、コネクタ１２がロック位置にねじ込まれたとき、第８図に示すように、ニ ップル３８がシール部４１を環状シール４０に押え付ける。環状シール４０はテ ーパした環状シール部４１のくさび作用により、２つの場所でシールされる。

環状シール４０のエツジ４２がコネクタ１２の環状リップ４３に当接し、一方テ ーパした環状シール部４１のエツジ４４がシール４０の面４５に対するエツジシ ールを形成する。

テーパの角度並びにシール４０及び環状部４１の各寸法によって、面シールがな される。

シールは必要により、１位置、面、リップ及びこれらの組合せでなされる。

第６図に示す蓋４には、テーパした環状シール面４６が設けられている。第５図 に示すように、蓋４がジャンクションボックス１にロックされると、テーパした 環状シール面４６が環状シール３９の内側に当って、それを外側に変形させ（各 部の寸法により）面又はエツジシールがなされる。

変形例として、コンジットコネクタは上記実施例で説明したカステレ−ジョンと 類似のものを使用することができる。

しかし、この場合は、ロック手段として、突起２５の代りに、第２図に示す傾斜 層１０と類似の傾斜層とする。

コンジットコネクタがポートに入れられ、ロック位置に回されたときの回転防止 手段として、適宜のロック手段を採用することができる。

第１及び４図に示すように、コンジットコネクタ１２．１４の外面は、ジャンク ションボックスにロック状態で組合わされたときに、ジャンクションボックスの 外面輪郭に合致する形状になっている。

蓋４は、蓋４と類似のロック及び解除手段をその周囲に冑するものに置き替える ことができる。

この発明のジャンクションボックスは、”複数のポートを有し、こられらポート にコンジットコネクタを水密状態で接続することができる。

上述のジャンクションボックスは、本発明の本旨から逸脱することなく当業者が 改変できることは明らかである。

コネクタはジャンクションボックスに半径方向以外に６０°又はその他の角度で 接続できる。又、電気信号用と光フアイバー信号用の２つ分割入り口を有する組 合せポートにすることもできる。

ｌ人９．６ 国際調査報告 ＵＳ４０１２５７８　ＣＡ　１０５４２３３　ＪＰ　５２００８４９４ＥＰ　８ ４７３９　ＣＡ　１２０６９９１　ＪＰ　５８１５９６１２　Ｏ５４４６１３５ ３５；２３／１９２／１

Claims (19)

【特許請求の範囲】
1. １．円筒本体の周りに設けられてた同じ径を有する複数のポートで、各ポートは 半径方向に延びる壁を存し、この壁の内周面には異なった大きさの少なくとも２ つの切り込みが形成され、且つポートはこのポートの半径方向内側に延びる突起 を有しているものと、 上記ポートのいずれかに接続される少なくとも１つのコネクタで、各コネクタは その端面又はその近くにカステレーションの組を備え、その大きさが上記ポート の切り込みに対応するようになっているものと、 当接面と上記カステレーションとの問に設けられた環状凹部と、 ロック凹部を有する弾性ランプ手段と、上記コネクタをポートに接続する、上記 カステレーションと当接面に設けられた締結手段で、カステレーションは対応す る切り込みに押込める位置に配役され、コネクタを回すことにより上記突起が上 記ランプ手段に乗り上げて、上記ロック凹部に係合し、上記環状壁は環状凹部に 係合して、上記当接面に抑圧され、かくしてコネクタを上記ポートに回転及び軸 方向に着脱可能にロックし、そしてコネクタのロックの解除に際しては、コネク タを回転して引き抜けるように、上記突起がロック手段からフリーになるように ランプが変形されるようになっているものと、 から構成されているジャンクションボックス。
2. ２．弾性ランプ手段は、軸方向に延びるフィンガーで、その外面にロック凹部に 達するランプを有している請求項１記載のジャンクションボックス。
3. ３．弾性ランプ手段は、軸方向に延びる傾斜外面を有するフィンガーで、上記凹 部には肩が形成され、且つ上記環状凹部には、ロック状態で肩が上記切り込みの １つの壁に当ったときに、コネクタのロック方向への動きを制限するストップが 設けられている請求項１記載のジャンクションボックス。
4. ４．締結手段は、突起である上記請求項のいずれか１つに記載のジャンクション ボックス。
5. ５．締結手段は、テーパした厚みを存するカステレーションである請求項１〜３ のいずれか１つに記載のジャンクションボックス。
6. ６．当接部にシール手段が設けられている上記請求項のいずれか１つに記載のジ ャンクションボックス。
7. ７．シール手段がポートの周りにも設けられている上記請求項のいずれか１つに 記載のジャンクションボックス。
8. ８．シール手段は環状弾性スカートである請求項６又は７に記載のジャンクショ ンボックス。
9. ９．コネクタは、水密シールを得るために、上記環状弾性スカートに当接してこ れを変形させる外面がテーパしたリングを有している、請求項７に従属する請求 項８記載のジャンクションボックス。
10. １０．円形開口を有するしジャンクションボックスと、上記閉口から内側に突出 する肩に向って延びる環状壁で、少なくとも１つの凹部が該環状壁に、内側突出 肩に近接して設けられいるものと、 内側に延びる突起で、ランプ面と、突起に近接してロック凹部を有しするものと 、 円筒状外壁を有する円形蓋で、その中に第１の突起列と、ロック突起と、蓋の中 に上記ロック突起に近接して設けられた凹部とを有し、上記蓋を上記開口中に置 き、回すと上記第１の突起列が各凹部に入って蓋を軸方向の動きに対し保持し、 同時にロック突起がランプ面に乗り上がって上記ロック凹部に入り、蓋を回転運 動に対してロックするようになっており、又蓋を外すにはツールを蓋の凹部に入 れ、開口部の壁を変形させてロック突起をロック凹部から離すことにより蓋が外 せるようになっているものと、 から構成されているジャンクションボックス。
11. １１．ランプ手段は上記環状壁に上記開口から肩に向って設けられ、少なくとも １つの凹部が上記ランプ手段の底に近接して設けられるか、上記蓋が開口部に置 かれ回転されたときに第１の突起列がランプ手段上を滑り下りるようになってい る請求項１０記載のジャンクションボックス。
12. １２．ランプ手段は環状壁を薄くして形成され、また少なくとも１つの凹部への 入り口を形成している請求項１１記載のジャンクションボックス。
13. １３．ロック凹部は軸方向に延びる凹部である請求項１２記載のジャンクション ボックス。
14. １４．内側に突出する肩は、その上にシール手段を有している請求項１０〜１３ のいずれか１つに記載のジャンクションボックス。
15. １５．円筒外壁はシール手段に終っている請求項１０〜１４のいずれか１つに記 載のジャンクションボックス。
16. １６．シール手段は弾性スカートである請求項１４又は１５記載のジャンクショ ンボックス。
17. １７．円筒壁は、水密シールをするために、弾性スカートに当接して変形させる 切頭円錐面を有している請求項１４に従属する請求項１５記載のジャンクション ボックス。
18. １８．請求項１〜９のいずれか１つに従属する請求項１０〜１７のいずれか１つ に記載のジャンクションボックス。
19. １９．ジャンクションボックスは円筒状をなし、コネクタの外面は上記ジャンク ションボックスの円筒面に適合する形状になついている上記請求項のいずれか１ つに記載のジャンクションボックス。