JPH01500034A - ワクチンおよび植込剤 - Google Patents

ワクチンおよび植込剤

Info

Publication number
JPH01500034A
JPH01500034A JP50233587A JP50233587A JPH01500034A JP H01500034 A JPH01500034 A JP H01500034A JP 50233587 A JP50233587 A JP 50233587A JP 50233587 A JP50233587 A JP 50233587A JP H01500034 A JPH01500034 A JP H01500034A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
biodegradable
microcapsules
long
vaccine
hormone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP50233587A
Other languages
English (en)
Inventor
ステルマシアック,テオドアー
Original Assignee
ダラテック プロプライエタリー リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダラテック プロプライエタリー リミテッド filed Critical ダラテック プロプライエタリー リミテッド
Publication of JPH01500034A publication Critical patent/JPH01500034A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/0012Galenical forms characterised by the site of application
    • A61K9/0019Injectable compositions; Intramuscular, intravenous, arterial, subcutaneous administration; Compositions to be administered through the skin in an invasive manner
    • A61K9/0024Solid, semi-solid or solidifying implants, which are implanted or injected in body tissue
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K39/00Medicinal preparations containing antigens or antibodies
    • A61K39/0005Vertebrate antigens
    • A61K39/0006Contraceptive vaccins; Vaccines against sex hormones
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/14Particulate form, e.g. powders, Processes for size reducing of pure drugs or the resulting products, Pure drug nanoparticles
    • A61K9/16Agglomerates; Granulates; Microbeadlets ; Microspheres; Pellets; Solid products obtained by spray drying, spray freeze drying, spray congealing,(multiple) emulsion solvent evaporation or extraction
    • A61K9/1605Excipients; Inactive ingredients
    • A61K9/1629Organic macromolecular compounds
    • A61K9/1641Organic macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. polyethylene glycol, poloxamers
    • A61K9/1647Polyesters, e.g. poly(lactide-co-glycolide)
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/20Pills, tablets, discs, rods
    • A61K9/2072Pills, tablets, discs, rods characterised by shape, structure or size; Tablets with holes, special break lines or identification marks; Partially coated tablets; Disintegrating flat shaped forms
    • A61K9/2077Tablets comprising drug-containing microparticles in a substantial amount of supporting matrix; Multiparticulate tablets

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Mycology (AREA)
  • Virology (AREA)
  • Reproductive Health (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ワクチンおよび植込剤 本発明は、持効性植込剤(eustainea releaseimplant  )お工びその製法、ならびに獣医用ワクチン、特に獣医用避妊ワクチンに関す るものである。
医用および獣医用の多数の薬剤およびワクチン組成物が既に公知である。これら の組成物は一般に活性成分を助剤と混合してなるものである。活性成分は助剤中 に分散できる。助剤は動物の免疫系上刺激し、活性成分の効果を最大限に発揮さ せることがあシ得る。しかしながら、助剤と活性成分とを含有してなる組成物は 、単位投与量当九シの容積が大である。獣医用の薬剤の場合には、このような大 量投与のために動物の捕獲を必要とし、すなわち動物?捕獲し、単位量の薬剤全 注射または他の方法で動物に投与し、次いで動物を解放するのである。このよう な投与方法は多くの時間と費用を要する。特に野生動物の場合には、このような 投与方法は実質的に実施不可能である。さらに、薬剤投与の場合には、ワクチン の品質低下を避ける九めに冷蔵設備が一般に必要である。
実質的に小容量の薬剤またはワクチン組成物を用いる投与方法が開発されたなら ば、これは当業界に大きく貢献するであろう。
ワクチン?ベレット中に入れ、こA’に空気銃に装填し、野生動物に向けて撃っ てワクチンを野生動物に投与することからなる投与方法が以前に開発された。こ の↓うな空気銃用ベレットは充分に小寸法のものに調製でき、これに使用される 活性成分は、親液性化され九生成物の形に調製できる。しかしながら、親液性化 が不可能なワクチンや医薬の場合には、この投与方法は利用できない。現在特に 重要視されている事項の1つは、野生動物に長期間持励性の避妊ワクチンを投与 する方法を開発することである。
し九がって本発明の主な目的は、前記の従来の技術の1以上の欠点を解消または 少なくとも一部改善することである。
本発明は、 (al 生分解性の1合体材料、 (1)) その中に埋め込まれた複数の生分解性マイクロカプセル、および (C)@記のマイクロカプセル中に封入され九有効量の生理学的活性成分 ?含有すること′に特徴とする持効性植込剤に関するものである。
本発明の植込剤は、生理学的活性成分全1制御された放出速度で放出し得るもの である。この生理学的活性成分は医薬用および/°または獣医用活性成分であシ 得る。この特効性植込剤は医用または獣医用の植込剤で6D得る。生理的活性成 分がワクチンである場合ニ、この持効性植込剤は特に有利である。なぜならば、 ワクチンはあらかじめプログラムされfc1段階方法によって投与できるからで ある。さらに、この持効性植込剤は、冷蔵庫で貯蔵する必要なしに長期間安定で あム前記の生分解性重合体材料は任意に過当な形のものであってよい。この生分 解性重合体材料は弾丸の形に製造できる。この生分解性重合体材料は、弾丸の殻 部内に挿入するのに通した形のものに調製できる。この生分解性重合体材料は空 気銃等に装填の丸めのベレットの形に調製できる。この生分解性1合体材料は弾 丸のヘッドの形に調製できる。この重合体材料は小口径の弾丸、たとえば0.2 20径のライフル銃等の弾丸のヘッドの形に調製できる。複数の生分解性マイク ロカプセルを使用するのが好ましく、複数の分解比を有する複数のマイクロカプ セル(すなわち、分解速度がそれぞれ異なる複数のマイクロカプセル)が一層好 ましい。さらに、生分解性重合体材料の分解速度は生分解性マイクロカプセルの 分解速度L#)大であることが好ましい。
この生分解性重合体材料は、任意の過当な生分解性1合体物質から調製できる。
獣医用活性成分の几めの助剤として作用する重合体が使用できる。水溶性重合体 が使用できる。この重合体材料は、動物の体内に入ってから約8−24時間後に 分解するものであることが好ましい。たとえばポリビニルピロリドン系の重合体 が使用できる。ポリビニルピロリドン系重合体お工び共重合体が使用できる。所 定の投与方法(たとえば銃を使用する投与方法)において受ける衝撃に充分堪え 得る程度の耐衝撃力を有する重合体を選択すべきである。もし必要ならば、生分 解性重合体材料の外面に耐衝撃性の被覆を施すことができる。他の標準的な配合 成分も重合体マトリックス中に混入できる。このような配合成分の例には充填剤 お工び展剤があげられる。
さらに、他の活性成分全重合体マ) IJラックス混合することも可能である。
抗生物質、補助食料、ドレ/チ剤等も添加できる。
この生分解性重合体材料は任意の適当な方法によって調製できる。たとえば、こ の生分解性重合体材料は射出成型技術を用いて製造できる。
既述のごとく、本発明の持効性植込剤は、(b) 重合体材料中に埋め込まれた 複数の生分解性マイクロカプセル を含有する。
前記の複数の生分解性マイクロカプセルは重合工程の実施中に重合体材料に添加 できる。あるいは、成型工程において生分解性マイクロカプセルを添加すること も可能である。たとえば、製錠技術を用いて生分解性重合体材料を所望の形に圧 縮製錠できる。この目的のために、製錠プレスが使用できる。成型操作実施前に マイクロカプセルおよび重合体を混合できる。
この生分解性マイクロカプセルは任意の適当な生分解性重合体物質から製造でき る。ポリエステル系重合体が使用できる。ヒドロキシ酸およびその誘導体の重合 体お工び共重合体が好ましい。
好ましい生分解性マイクロカプセルは、比較的低い分子量の、グリコール酸、乳 酸、その誘導体ま九は混合物の重合体または共重合体(第1重合体)、および比 較的高い分子量の、グリコール酸、乳酸、その誘導体または混合物の重合体ま九 は共重合体(第2重合体)から作られたマイクロカプセルである。前記の複数の 生分解性マイクロカプセルは、種の粒度を有するものに作るのが一層好ましい。
本発明の好ましい具体例に使用される複数の生分解性マイクロカプセルは、比較 的低い分解(dlilgraCLatiOn)速度、ま友は中程度の分解速度、 ま九は比較的高い分解速度のマイクロカプセルまたはその混合物を含有してなる である。既に述べた工うに、分解速度、換色すれば、混入され几生理学的活性成 分の放出速度は、重合体の組成を変えること、お工び/または使用重合体の分子 量を変えることに工っで種々変改できる。好ましい具体例において獣医用避妊ワ クチンの投与のために前記投与具を使用する場合には、数日間という短い期間か ら1年間までの間の任意の分解速度が選択できる。たとえば、tJl−12週間 という中程度の分解速度が選択できる。また、約2−6年間という長期間にわた る低い分解速度が選択できる。し九がって、たとえば6年以下の期間にわ九って 避妊剤tX制御された速度で放出し効果全持続させることが可能である。
生分解性マイクロカプセルの分解速度もまLその粒度に左右されて種々変わる。
少なくとも2種以上の粒度の生分解性マイクロカプセル全−緒に用いるのが好ま しい。分子量の異なる2種以上のものを使用することに工って、生理学的活性成 分を4種以上の放出速度で放出し得る製剤が製造できる。
本発明の好ましい具体例に工れば次の製法が提供され、すなわち、既述の生分解 性マイクロカプセルの調製のkめに使用される所定の分子量の生分解性ポリエス テルまたはコポリエステル全製造する方法において、(a) グリコール酸、乳 酸、その誘導体および混合物からなる1種以上の単量体と、所定の量の重合反応 用金属触媒と全用意し、 (1)) 前記の1種以上の単量体を前記触媒の存在下に高温において重合させ る ことを特徴とする製法が提供される。
グリコール酸、乳酸、その誘導体および混合物から選択される1m以上の単量体 は、環状ジエステル、1.4−ジオキサン−2,5−ジオンお=び6,6−シメ チルー1,4−ジオキサン−2,5−ジオンのうちから選択され九ものであるこ とが好ましい。
製造されるポリエステルの分子量は、金属触媒の添加量の調節によって制御でき る。
ポリエステル生成の化学 α−ヒドロキシカルボン酸のポリエステルは、環状ジエステルの開環重合反応に ↓つて製造できる。九とえはグリコール酸ポリエステル(1)は、1,4−ジオ キサン−2,5−ジオン(IV)の重合によって製造できる。
(IV) (1) この型の重合反応は、付加重合反応として分類されるものでおる。なぜならば、 この反応過程において小形分子の離脱がないからである。この反応は、単量体ユ ニツ)(IV)の連続的付加に工って進行し、重合体の連鎖の長さが増大する。
この環状化合物はイオン的徴構によって重合し、反応に多価金属塩の触媒作用の もとで進行する。
前記の方法に使用できる金属触媒の例には酸化亜鉛、炭酸亜鉛のごとき亜鉛塩、 第一錫オクタノエート、第一錫オクトエートのごとき有機錫塩、お工びアルミニ ウム、バリウム、マグネシウムまたはチタンの塩があげられる。使用触媒の種類 おLび使用量が重合反応速度を決定し、すなわち、所定の反応時間内に生成され る重合体の平均分子量を決定する。
重合体の連鎖の長さはま九、連鎖生長調節剤の使用に工って調節できる。水、未 反応のα−ヒドロキシカルボン酸のごとき化合物はゾロトネートしく prot onatθ)、ポリエステル鎖の末端ユニットに付加してこの重合反応を停止さ せる。
2量体の製造および特性 既述ノととくα−ヒドロキシカルボン酸は環状2量体の形で活性化できる。触媒 の存在下に加熱し几ときに、これは重合してポリエステルになる。1.4−ジオ キサン−2,5−ジオン(IV)および6.6−シメチルー1,4−ジオキサン −2,5−ジオン(V)はそれぞれグリコール酸(I)および乳酸(II)の環 状2量体である。これらの2種の化合物は文献においてそれぞれ“グリコリド” および”ラクチド”としばしば称されている。
1.4−ジオキサン−2,5−ジオン(IV)は、数種の方法に工っで製造でき 、たとえばクロロ酢酸ナトリウムの熱分解に工って製造できる(製法1)。この 種類のジオキサ/ジオンの最も便利かつ経済的な製法は、それに対応する酸の2 量化反応を、水の連続的脱離が可能な条件下に行うことである。他の多くの2官 能性分子の場合と同様に、α−ヒドロキシカルボン酸は分子内環化を非常に起こ し易いq向かあり、その九めに、分子間縮合反応は抑制されるであろう。重合反 応ま九は2量化反応のいずれが起こるかということを決定する因子は、反応条件 、特に温度である。
製法1に示されているように、この方法によって乳酸2量体が容易に製造できる 。この反応は、100°Cニジ高く生成物の沸点ニジ低い温度において実施でき る。反応混合物から水を連続的に除去して反応全エステル生成の方に向かわせる 。その後に、九だしジオン生成物の蒸留の前に減圧する。
実際には、グリコール酸(I)t−最初に重合して低分子量ポリエステル全生成 させ、その後にこのポリエステルに解重合反応を行ってジオン(IV)t−生成 させ、これt反応混合物から留去させるのである(製法1)。
第1工程の場合のようにヒドロキシ酸の直接重合を行うときKは、反応混合物( いわゆる反応メルト)から水を完全に除去するのが困難である。したがって、こ の直接縮重合方法に工ってi o、o o oニジ上の数平均分子量を有するポ リエステル沈澱造することは一般に不可能である。この理由に↓つて、環状ジエ ステルを使用し付加重合を行うのが好ましい製法である。
加熱 HOCH2C02H−〉−(OCH2CO2CH2CO)x−・H2O(I) グリコール酸お↓び乳酸の共重合体の製造およびグリコール酸および乳酸の共重 合体は、1.4”オキサン−2,5−ジオン(IT)および6.6−シメチルー 1.4−ジオキサン−2,5−ジオン(V)の混合物を用いて重合操作を行うこ とによって製造できる。各ジオンの混合比率は種々変えることができる。
この方法では、環状ジエステルのメルトに触媒を添加し、反応混合物を高温に長 時間加熱する。既述のごとく、種々の触媒が使用できる。好ましい触媒はテトラ フェニル錫、第一錫オクトエートおよび第一錫オクタノエートである。第一錫オ クトエート(■)はまた第一錫2−エチルヘキサノエートとも称され、しかして これは分枝状08カルボンの錫塩である。第一錫オクタノエート(1!:)は、 直鎖状C8カルボン酸の錫塩である。
(■)(■) この重合体をクロロホルムに溶解し、不溶性の未反応ジエステルをろ別し、ろ液 をメタノールに入れることによって、この重合体が精製できる。この段階で生じ たポリエステル沈澱は、ろ過および真空乾燥操作によって回収できる。
既に述ベア’hzうに、本発明の特効性植込剤はさらに、生分解性マイクロカプ セル中に封入しt形で有効量の生理学的活性成分を含有する。この生理学的活性 成分り任意の種類のものであってよい。この成分は医薬ま友はワクチンであって よい。ワクチンが好ましい。
ワクチンの例には避妊ワクチン、クロストリジウムワクチン〔たとえば、C,S 、 L、社(オーストラリア)から“ファイブ、イン、ワン”なる商標で市販さ れているワクチン〕、大腸菌ワクチン〔九とえば、バイオテクノロジー、オース トラリアン社から入手できる豚大腸菌ワクチン〕、ウィルス蛋白質ワクチン、ア レルギーワクチンがあげられる。生理学的活性成分として使用し得る医薬の例に は、前もって投与プログラム全作成することが必要な医薬(九とえは回虫駆除薬 )があげられる。ワクチンを使用する場合には、このワクチンの活性成分を最適 条件下に使用する九めに一般に必要な助剤も一緒に投与できる。生分解性マイク ロカプセル自体が助剤として働くこともあり得る。本発明の好ましい具体例に使 用される生理学的活性成分は獣医用避妊ワクチンであって、これは、有効量の性 ホルモン、その断片体(fragmθnt)、またはその誘導体、および有効量 の蛋白質、その類似物ま九は誘導体を含むホルモン−蛋白質配合体を含有してな るものである。
単純ホルモンおよび単純蛋白質成分の場合には、これらは複合体の形で使用でき る。2種以上のホルモン成分がある場合には、その各々はそれぞれ同一ま九は相 異なる蛋白質成分との複合体の形で使用できる。
獣医用避妊ワクチンの性ホルモン成分は、両性に共通のホルモン、男性ホルモン 、女性ホルモンま九はその混合物を含有するものであって工い。特に好ましい両 性に共通のホルそンの例には黄体形成ホルモン放出ホルモン(LH囲) (これ はプレイン(brain ) 47”チドである〕、黄体形成ホルモンお工び卵 胞成熟ホルモン(これは下垂体ホルモンである)があげられる。
さらに、テストステロンのごとき男性ホルモンが使用できる。ニストロダンのご とき女性ホルモンも使用できる。
性ホルモン成分は約25−75重量%(獣医用避妊ワクチン全重量基蕩)使用で きる。
獣医用避妊ワクチン中の蛋白質成分は、性ホルモン、その断片体または誘導体と の複合体を形成し得る蛋白質ま几はその類似物のうちから選択できる。牛のアル ジミンおよびガンマ−グロブリン蛋白質のごとき動物起源の破傷風トキソイド蛋 白質、血清アルブミンおよびグロブリンのごとき人起源のガンマ−グロブリン蛋 白質を含有するバクテリア起源の蛋白質が使用できる。
蛋白質お工び蛋白質類似物は約25−75重重量(獣医用避妊ワクチン組成物全 重量基準)使用できる。このホルモン−蛋白質複合体は、蛋白質キャリヤーi  o o、o o oダルトン当たシハゾテ/分子を約まし−。
好ましい具体例では、獣医用避妊ワクチンは次の製法に工って製造される。活性 化され九架橋基金有する破傷風トキシン、および還元状態の複数のチオール基金 有する黄体形成ホルモン放出ホルモンペプチドま九はその類似体を用意し、この 蛋白質およびベプチ下を複合体化することに工って製造でfiル。
破傷風トキシン中の活性化架橋基は好ましくはマレインイミノ基である。ペプチ ドまLはその類似物中のチオール基は、好ましくは還元状態のものであって、し かしてこれはジチオール基ではない。ジサルファイド基が形成され九場合には、 このペプチドま九はその類似物は蛋白質との複合体を形成できない。
この複合体が形成されt後に、この複合体を精製工程において精製する。この精 製工程はゲルろ過を含むものであり得る。ポリアクリルアミドゲルが使用できる 。
獣医用避妊ワクチンが製造されたならば、これは次いでマイクロカプセル中に封 入できる。
し九がって本発明はまた、グリコール酸、乳酸、その誘導体まLは混合物の生分 解性ポリエステルま九はコポリエステル、および生理学的活性成分を用意し、こ の生理学的活性成分をポリエステルま九はコポリエステル中に封入してマイクロ カプセルを作ることに%徴とする、マイクロカプセルの製造方法にも関する。
好ましくは、このカプセル形成段階は、ポリエステルま禽はコポリエステルを逼 当な溶媒中で生理学的活性成分と混会する操作:お工びポリエステルを沈澱させ る操作全包含するものである。
几とえば、生理学的活性成分が獣医用避妊ワクチンである場合には、蛋白質−ホ ルモン複合体を、乳酸およびグリコール酸のポリエステルの混合物中に混入でき る0撞々の技術が利用でき、ポリエステルおよび医薬を有機溶媒に溶解し、溶a t蒸発させてキャスチングフイルムを作ることから、相分離方式によってマイク ロカプセルを作ることまでの種々の操作に種々の技術が利用できる。蛋白質の混 入のためには、次の2つの技術が好ましい。
(1)混入すべき蛋白質−ホルモン複合体を溶媒中に懸濁させる。この溶媒はポ リエステルと混和し得るものではない。−この溶媒九とえはジオキサンを添加し 烈しく攪はんする。この添加によってポリエステルが、不溶性複合体粒子を核種 した形で沈澱する。このスラリーをその後に蒸発させて薄いフィルムを形成させ 、複合体を封入した形の重合体マトリックスを回収する。
この生成物は適当な粒度の粉末に粉砕でき、あるいは成型操作によって所定の形 の植込剤に加工できる。
(II) カプセル剤にすべき蛋白質−ホルモン複合体を、帖ちょうな重合体溶 液中に懸濁させる。この重合体溶液中の溶媒は、重合体全溶解するが複合体は溶 解しないものであって、その例にはクロロホルムがあげられる。この溶液全乳化 し、減圧下に蒸発させて、複合体の周9に蛋白質を沈澱させることに工っで微小 球状物上形成させ、あるいは、重合体を溶解しない溶媒(すなわち非溶媒)たと えばメタノールを添加し重合体を沈MLJせ、マイクロカプセル形成させるので ある。
各植込剤中への避妊ワクチンの全配合量は、投与すべき動物および所望される避 妊効果持続期間に応じて種々変えることができる。6段階制御放出型植込剤の場 合には、最低的3 mgの活性ワクチン成分を重合体マトリックス中に配合でき る。
本発明はまた、 −)生分解性重合体材料、 (b) その中に封入され友複数の生分解性マイクロカプセル、および (C1前記のマイクロカプセル中に封入された有効量の生理学的活性成分 を含有する少なくとも1以上の持効性植込剤を人や動物(人を含む)に投与する ことを特徴とする動物の治療、処置方法にも関する。
好ましい生理学的活性成分は、避妊ワクチン、クロストリジウムワクチン、大腸 菌ワクチン、口腔(ora’l)蛋白質ワクチン、およびアレA/イーワクチン のうちから選択されmワクチンである。
本発明を一層詳細に例示するために、次に実施例を示す。しかしながら実施例の 記載は単なる例示にすぎず、本発明の範囲は決してこれらのみに限定されるもの でないことが理解されるべきである。
例 1 既述の方法に従って下記の操作を行った。所定の量のり、L−3,(5−ジメチ ル−1,4−ジオキサン−2,5−ジオン(D、L−ラクチド)t−製造し、一 定の融点を示すまで再結晶操作を行つ九。
回分重合操作に5−109の規模で行い、重合体をクロロホルムに溶解し、メタ ノール中に投入することによって、重合体を回収した。
既製の第一錫オクトエート触媒を使用し九。p−)ルエ/スルホン酸は、7グマ 、ケミカル社から供給され九−水和物の形のものであつ几。最初にこれ全1水と トルエン?用いる共沸蒸留によって乾燥し、次いでトルエンから再結晶し友。ラ ウリルアルコールは、使用前に真空蒸留し友。
溶液の粘度測定は、U字管型毛管粘度計を用いて行った。粘度はすべて、溶媒と してクロロホルムま九はテトラヒドロフランを用いて60 において行った。
D、L−ラクチドから下記の条件下に4種の重合体試料(回分1−4)を調製し 友。
(1) 第一錫オクトエ−) (0,10チ、W/W):密閉して真空下に反応 させる;160 :6時間。
(′2J 第一錫オクトエ−) (0,02係、1/′W) ;密閉して真空下 に反応させる;160 ;6時間。
(3)第一錫オクトエ−) (0,05%、v/W):触媒アクチベーターお工 び連鎖制御剤としてラウリルアルコール1ko、o i%使用:密閉して反応を 行う:200 に2.5時間加熱。
(4)p−rルエンスルホン酸触媒(1チ、W/W):密閉して真空下に反応を 行う:120 に5日間加熱。
これらの反応はすべて高真空下に行つ九。触媒濃度および反応時間を前記の如く 種々変えた。
ポリグリコール酸の重合反応の研究を行つ九。第一錫オクトエートをラウリルア ルコールと組み合わせて使用し几場合には、2−4時間後にグリコシド単量体の 96係が重合した。この系は、ポリ乳酸の製造については回分操作を6回行って 研究し几。
ラウリルアルコールや水のごとき触媒作用開始剤および連鎖制御剤は、単量体ユ ニットに作用し開環させる機能を有する。かくして活性化され九反応体では、生 長中の連鎖の末端部への新たな単量体ユニットの逐次的な付加によって重合反応 が進行する。開始剤の各分子に重合体の連鎖が生じ、したがって単量体の量を基 憔とせる開始剤の相対的濃度が全分子量を決定する。
この比を変えることによって、分子量を変えることができる。約100.000 種度の平均分子量を有するグリコール酸の重合体は、第一錫オクトエートおLび う量基単)使用することによって製造できる。
谷1合体試料の粘度t−10,5/ 0.05%の濃度範囲にわたって測定し、 この値上濃度0チに外挿することに↓つて固有粘度をめ九。この実験の結果を第 1表に示す。
固有粘度 固有粘度 分子量 重合体試料 (CHCj3) (THF) (計算(1)i : i COpO 17mθr (乳酸ニゲリコール酸) 0.2021 8.194”ポリ乳酸 (回分1)0 .287 − −ポリ乳酸 (回分2) 0.489 0.195 26.00 0ポリ乳@ (回分3 ) −0,56595,000ポリ乳酸 (回分4 )  −0,22528,000第1表に記載の結果から明らかな工うに、反応は真 空中で行うのが好ましく、第一錫オクトエートは第一錫オクトエートエシもはる かに高活性の触媒である。
最初の分子量の低い重合体は、反応時間を非常に長くした場合にも得られ、すな わち、長−反応時間のときには屑1合が起こる。
カルボジイミド技術を用いて、黄体形成ホルモン放出ホルモン(LHRH) k 牛のガンマーグロプミンに結合させて複合体上伸った。牛のガンマーグロプミン 201ngk生理食塩水3 mt中でLHRH()・ブテン)7.5■ν↓び1 −エチル−6−(6−シメチルアミノプロビル)−カルボジイミド150rn9 と反応させた。
1N−塩酸の添加に工って液のpHt5.5に調節し、反応を室温において24 時間続けた。反応完了後に反応混付物に透析操作を、4℃において、水を6回変 えて48時間行った。透析後の複合体を凍結乾燥し、ワクチン製造のときまで4 ℃において貯蔵した。
複合体の特性 複合体を含む混会物に少量の放射性LHRH’i入れることに工ってハプテン付 加量全算出した。反応の前お↓び後に複合体の放射能上測定した結果、ノ・ブテ ンの付加率は95.1%であり、蛋白質分子100.000ダルトン当たりのノ ・ブテンの量は62ユニツトであることが見出されto ポリ乳酸を使用するマイクロカプセルの形成マイクロカプセル形成に関する研究 を行った。ポリーD、L−乳酸(回分2、固有粘度、THF 。
0.195 dlg−1;お工び回分6、固有粘度、THF 。
0.565 alg−1) (1,0g )のクロロホルム(100♂)中溶液 (水冷溶液)に、0℃においてLHRH−生のガンマ−グロブリン複合体(25 0ay)を添加し几。生じた各溶液を機械的に攪はんし友。蛋白質の微細懸濁液 が生じ九。分液漏斗から氷冷メタノール(530cr’ ) ie滴下してポリ 乳酸を沈澱させた。
この懸濁液を放置して懸濁物を沈澱させ、傾しやに工って溶媒を除去し友。かく して核種された蛋白質をメタノール中に再び懸濁させ、洗浄し、乾燥し九。乾燥 粒子をその後に分級し、そして放出特性について試験既述のボり−D、L−乳酸 系重合体から作られ九マイクロカプセルの放出効果を試験する九めに、下記のご とき加速された溶出方法に従って、黄体形成ホルモン放出ホルモン−牛のガンマ −グロブリン複合体の放出速度を測定した。分子量お工び粒度がそれぞれ異なる 4種の試料を試験した。その結果を第2表に示し、かつ測定グラフを第6図に示 す。各試料において、分級された粒子(1001119)t−ナイロン製網袋に 入れ九この袋を、0.1 M −NaCj−燐酸塩緩衝液(p)17 ;Eto H20%を含む液)100itjy入れ九びんの中に置い九。このびんは、ねじ 付蓋を備え九ものであつムこのびんを回転棚に取り付け、試験期間中67 に保 つ友。8日間にわにって毎日試料の一部を採取し、緩漬液を交換し九。緩衝液中 の蛋白質の濃度を、スペクトロフォートメーター(280nm )で測定し九。
第2表 −7の0.11,1−燐酸塩−NaCJ緩衝液(EtoH20%を含む)中への 溶出後に測定され友ポ!J−D、L−乳酸製マイクロカプセルからのLHRH− ガンマ−グロブリン複合体の加速された放出速度(試験管試験)重合体(回分 試料 粒 度 番号で示す) 複合体含量p、 53−108 2 20 B 53−108 620 c 108−250 2 20 D 108−250 3 20 溶出期間(日) 複合体放出率(%) 本発明に従った獣医用持効性植込剤を下記の方法によよって製造し九。
重量係 LHRH−牛のガンマ−グロブリン蛋白質複合体“のマイクロ粒子50% コレステロール 15% エトセルM−10015チ エンコンゾレス 10チ ル−プリタブ 10チ PVP−に90 (95%アルコール 中溶液;粒状化助剤) 10%(w/v)÷このLHRH−蛋白質複合体は、試 料A、B、Cお工びDの等重量混合物からなるものでめった。
この組成物の各成分を一緒に混合し、得られた生成物を粒状化し九。粒状生成物 を圧縮して、錠剤の形の生分解性植込剤を作った。この製錠操作は、単式パンチ を備えたモネスチーF6−製錠磯に小形のタブレットfンチをセットして行つに 0 この獣医用植込剤を、第1図および第2図に記載のごとく2つの形に作った。弾 丸形のもの(第1図)は、短距離用ガス動力ピストルで発射するのに通したもの である。インサート形のもの(第2図)は、空気動力ライフル銃を使用する投与 方法において市販の弾丸の外殻部(outθr 5hell )と組み合わせて 使用するのに通したものである(これは、九とえば野外の動物に投与する場合の 工うに比較的遠距離に発射するのに適している)。
例2の方法で作られた獣医用生分解性植込剤を次の方法で野外で試験した。
野外試験1 オーストラリアのルサ鹿(Cervus rusatimorθn51g )の 発情期は7月に始まシ、9月末まで続く。この期間中は、雄のルサ鹿は食料摂取 量が実質的に低下し、その結果身体の状態が悪くなる。10頭の成熟した雄鹿に 、発情の6箇月前に前記のLHRH−ワクチン植込剤全投与した。単式のインサ ート形の獣医用植込剤を、套管針で皮下に埋め込んだ。他の1群の雄鹿(60頭 )は対照群であった。この種類の鹿の性的挙動はこの薬剤で抑圧され、処理され 九鹿はすべて発情期間中体重を一定に保ち、この処理の効果が確認された。
野外試験2 鹿の脚の発達およびその後の角の成長は性ホルモンに支配される( Buden ik、 G、 A、 ; 1985、Antler aevelopment  in Cervidae eas、 R,D。
Brown )。生後5箇月の未成熟チタル鹿(Axleaxis ) 6頭に LHRH−ワクチン植込剤を投与し友。この処理動物および対照動物の両方にお いて、脚の発達は普通であった。しかしながら角の成長に関しては、6頭の処理 動物全部において対照動物に比して実質的な成長低下が認められ九(第4図)。
野外試験6 カンガル−およびウオーラビーの性的発達お工び生殖能力はLHRHに直接影響 される。各々の場合において、単式の獣医用埋込剤を、ライフル銃で動物の臀部 に打ち込むことに工って皮下に投与し九。下記の動物について、良好なLHR) I投与効果が認められた。
(a) レッドカンガル−(Macropua rufu8 )この動物の繁殖 は年中認められるが、春/夏に特に著しい。妊娠期間は約66日間であり、子は 袋の中で約240日間育成される。前記のLHRH−ワクチン植込剤を3頭の雌 の成獣に投与し几。この場合には、12箇月間にわたって子は生まれなかつ九。
か工うに、この技術は繁殖抑制効果を奏するものである。
のLHRH投与を行った。処理動物には、12箇月にわって袋の中に子はいなか った。対照動物には子が生まこれは特定の季節に繁殖する有袋類であって、12 月に生殖能力がピークに達し、1月下旬に出産する。
袋の中の子の育成は280日後に終わる。繁殖期には雄のウオーラピーは一層攻 撃的になシ、その結果大きな傷ができることがある。
(C−1)6頭の成熟した雌の動物にLHRH処理を行つ几。12箇月間にわ九 って袋の中に子はいなかつ比。
対照動物には子が生まれ九。
(c−2) 6頭の成熟し几雄のウオーラビーに前記の処理を行った。性的能力 はなくなシ、繁殖期の挙動が変化し九(攻撃性がなくなった)。この効果は12 箇月間にわ几って認められto 本発明の概要および若干の具体例について説明したが、本発明はその要旨を逸脱 することなく種々の他の態様で実施でき、および/または種々の変改が可能であ るものであることが理解されるべきである。
Fに1 単式投与ワクチンE壱゛も゛弓単A警 避妊剤 タト部Mlsよ〆マトリックス : 水イH生1合不本F旧2 単式破与ワクテフF−含G転型。
U邊丈上斉ゴ ダト音P手皮iし殆、J:ンマト1ノシク又 : 木惰1生1イ本IG 3 ム 口 分 2. 108−250メツシユII 口 今 3. 53−1o8  メ・・lシュ0 ■ 分 3. 108−250トシシェ国際調査報告 lIIケ−−−−1=−=’−1−=1−−1+++、PCT/Al18770 0091US 4434153 US 4642233 US 4649043  US 4659558US 4450150 FR2287242us 43 51337G8 2103927 IN 156886EN[l OF ANN EW

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(a)生分解性重合体材料、 (b)その中に埋め込まれた複数の生分解性マイクロカプセル、および (c)前記のマイクロカプセル中に封入された有効量の生理学的活性成分 を含有することを特徴とする持効性植込剤。
  2. 2.複数の生分解性マイクロカプセルが、分解速度の異なる種々のマイクロカプ セルを含んでなるものであり、生分解性重合体材料が生分解性マイクロカプセル よりも速い分解速度を有することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の持効性 植込剤。
  3. 3.複数の生分解性マイクロカプセルが、グリコール酸、乳酸、その誘導体また はその混合物から導かれた分子量の比較的低い第1重合体または共重合体、およ び、グリコール酸、乳酸、その誘導体またはその混合物から導かれた分子量の比 較的高い第2重合体または共重合体から作られたマイクロカプセルを含有してな るものであることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の持効性植込剤。
  4. 4.複数の生分解性マイクロカプセルが2種以上の粒度の粒子のものに作られて いることを特徴とする請求の範囲第3項に記載の持効性植込剤。
  5. 5.生分解性重合体材料が、ポリビニルピロリドン系重合体または共重合体から 作られたものであることを特徴とする請求の範囲第4項に記載の持効性植込剤。
  6. 6.生分解性重合体材料が弾丸の形のものであり、ポリビニルピロリドン系重合 体または共重合体が、処置を行うべき動物による衝撃に十分堪え得る程度の耐衝 撃強度を有するものであることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の持効性植 込剤。
  7. 7.生理学的活性成分が、避妊ワクチン、クロストリジウムワクチン、大腸菌ワ クチン、口腔蛋白質ワクチンおよびアレルギーワクチンのうちから選択されたも のであることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の持効性植込剤。
  8. 8.有効量の性ホルモン、その断片体またはその誘導体と、有効量の蛋白質、そ の類似物またはその誘導体とを含有するホルモン−蛋白質複合体を含む獣医用避 妊ワクチンを、ワクチン成分として使用することを特徴とする請求の範囲第7項 に記載の特効性植込剤。
  9. 9.獣医用避妊ワクチン中の性ホルモン成分が、黄体形成ホルモン放出ホルモン 、黄体形成ホルモン、卵胞成熟ホルモン、テストステロン、エストロゲンおよび その類似物のうちから選択されたものであり、蛋白質成分が、破傷風トキソイド 蛋白質、牛のガンマーグロブリン、血清アルブミン、およびその類似物のうちか ら選択されたものであることを特徴とする請求の範囲第8項に記載の持効性植込 剤。
  10. 10.獣医用避妊ワクチンが、破傷風トキソイド蛋白質と黄体形成ホルモン放出 ホルモンとの複合体であることを特徴とする請求の範囲第9項に記載の持効性植 込剤。
  11. 11.獣医用避妊ワクチンが次の方法で製造されたものであり、すなわち、活性 化された架橋基を有する破傷風トキソイド蛋白質と、還元状態の複数のチオール 基を有するペプチド、黄体形成ホルモン放出ホルモンまたはその類似物とを用意 し、この蛋白質およびペプチド類を結合して複合体を形成させることからなる方 法によつて製造されたものであることを特徴とする請求の範囲第10項に記載の 持効性植込剤。
  12. 12.(a)生分解性重合体材料、 (b)その中に埋め込まれた複数の生分解性マイクロカプセル、および (c)前記のマイクロカプセル中に封入された有効量の生理学的活性成分 を含有する持効性植込剤に使用される生分解性マイクロカプセルの製造方法にお いて、グリコール酸、乳酸、その誘導体または混合物から導かれた生分解性ポリ エステルまたはコポリエステル、および生理学的活性成分を用意し、この生理学 的活性成分をポリエステルまたはコポリエステル中に封入してマイクロカプセル を形成させることを特徴とする製造方法。
  13. 13.カプセル形成工程が、ポリエステルまたはコポリエステルを適当な溶媒中 で生理学的活性成分と混合し、このポリエステルを沈澱させる操作を包含するも のであることを特徴とする請求の範囲第12項に記載の製造方法。
  14. 14.生分解性マイクロカプセルの調製のために使用される所定の分子量を有す る生分解性ポリエステルまたはコポリエステルを製造する方法において、(a) グリコール酸、乳酸、その誘導体およびその混合物のうちから選択された1種以 上の単量体、およびその重合のための所定量の金属触媒を用意し、(b)前記の 1種以上の単量体を前記触媒の存在下に高温で重合させることを特徴とする製造 方法。
  15. 15.グリコール酸、乳酸、その誘導体および混合物のうちから選択される1種 以上の単量体が、環状ジエステル、1,4−ジオキサン−2,5−ジオンおよび 3,6−ジメチル−1,4−シオキサン−2,5−ジオンからなる群から選ばれ たものであることを特徴とする請求の範囲第14項に記載の製造方法。
  16. 16.(a)生分解性重合体材料、 (b)その中に埋め込まれた複数の生分解性マイクロカプセル、および (c)前記のマイクロカプセル中に封入された有効量の獣医用活性成分 を含有する1以上の持効性植込剤を動物に投与することを特徴とする、動物(人 を含む)の治療、処置方法。
  17. 17.獣医用活性成分が、避妊ワクチン、クロストリジウムワクチン、大腸菌ワ クチン、口腔蛋白質ワクチンおよびアレルギーワクチンのうちから選択されたワ クチンであることを特徴とする請求の範囲第16項に記載の方法。
JP50233587A 1986-04-10 1987-04-08 ワクチンおよび植込剤 Pending JPH01500034A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AUPH540286 1986-04-10
AU5402 2000-02-02

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01500034A true JPH01500034A (ja) 1989-01-12

Family

ID=3771547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50233587A Pending JPH01500034A (ja) 1986-04-10 1987-04-08 ワクチンおよび植込剤

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0265457A4 (ja)
JP (1) JPH01500034A (ja)
WO (1) WO1987006129A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10154960B2 (en) 2004-04-30 2018-12-18 Allergan, Inc. Extended release biodegradable ocular implants

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5075109A (en) * 1986-10-24 1991-12-24 Southern Research Institute Method of potentiating an immune response
US6024983A (en) * 1986-10-24 2000-02-15 Southern Research Institute Composition for delivering bioactive agents for immune response and its preparation
US4897268A (en) * 1987-08-03 1990-01-30 Southern Research Institute Drug delivery system and method of making the same
GB8921470D0 (en) * 1989-09-22 1989-11-08 Peptide Technology Ltd Vaccines
US5290271A (en) * 1990-05-14 1994-03-01 Jernberg Gary R Surgical implant and method for controlled release of chemotherapeutic agents
WO1991017744A1 (en) * 1990-05-14 1991-11-28 Jernberg Gary R Surgical implant and method incorporating chemotherapeutic agents
ES2183867T3 (es) * 1994-02-18 2003-04-01 Solidose L L C Inoculacion de animales con materiales biologicos secados en peletes.
NL9401534A (nl) * 1994-09-21 1996-05-01 Gijsbertus Gerardus Petrus Van Gebruik van zetmeel voor parenterale toepassingen.
US6123957A (en) * 1997-07-16 2000-09-26 Jernberg; Gary R. Delivery of agents and method for regeneration of periodontal tissues
EP2131808A1 (en) 2007-03-01 2009-12-16 Bioneedle Technologies Group B.V. Implant containing destructurized starch
ES2362525B8 (es) 2009-10-08 2013-01-03 Azurebio, S.L. Formulación de medicamentos en forma de agujas percutaneas penetrantes.
CA2959414C (en) 2014-09-05 2023-03-14 Symbiomix Therapeutics, Llc Secnidazole for use in the treatment of bacterial vaginosis

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4450150A (en) * 1973-05-17 1984-05-22 Arthur D. Little, Inc. Biodegradable, implantable drug delivery depots, and method for preparing and using the same
GB1598458A (en) * 1977-04-01 1981-09-23 Hoechst Uk Ltd Tableting of microcapsules
US4326524A (en) * 1980-09-30 1982-04-27 Minnesota Mining And Manufacturing Company Solid dose ballistic projectile
IN156886B (ja) * 1981-08-22 1985-11-30 Council Scient Ind Res
US4434153A (en) * 1982-03-22 1984-02-28 Alza Corporation Drug delivery system comprising a reservoir containing a plurality of tiny pills
CA1266235A (en) * 1985-03-25 1990-02-27 Wallace E. Becker Tablet composition for drug combinations

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10154960B2 (en) 2004-04-30 2018-12-18 Allergan, Inc. Extended release biodegradable ocular implants

Also Published As

Publication number Publication date
EP0265457A4 (en) 1989-07-26
WO1987006129A1 (en) 1987-10-22
EP0265457A1 (en) 1988-05-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5192741A (en) Sustained and controlled release of water insoluble polypeptides
RU2018306C1 (ru) Способ получения микрокапсулы полипептида
EP0302582B1 (en) Drug delivery system and method of making the same
US5916584A (en) Controlled release container with core and outer shell
JPS60228411A (ja) インプラント可能な組成物およびその製造方法
JPH01500034A (ja) ワクチンおよび植込剤
JPH05500961A (ja) タンパク質マイクロスフェア組成物
JP2008056935A (ja) トリブロック共重合体を基材とする新規なヒドロゲル、その製造及びその用途
JP2002500640A (ja) ポリ脂環式ホスホエステル化合物よりなる生分解性組成物、物品、及びその使用方法
JPH0825909B2 (ja) 生物分解可能なポリ〔(ヒドロキシアルキル)アミノジカルボン酸〕誘導体
JP2003517014A (ja) 即放性および徐放性成分を含有する医薬インプラントおよび投与方法
EP0452111A2 (en) Biodegradable high-molecular polymers, production and use thereof
CN101331173A (zh) 生物相容性嵌段共聚物、其用途和制造方法
JP2001525826A (ja) 持続放出性遅延型ゲル
TW457099B (en) Sustained release composition of animal growth hormone and process for preparation thereof
WO2003059329A2 (en) Polytartrate composition
JPH03163032A (ja) 脳内投与用徐放性製剤
DE69935614T2 (de) Lactongruppen tragende absorbierbare polymere
JP2000509403A (ja) 不溶性活性成分の持続放出のための製薬組成物
JP3083164B2 (ja) 生物学的に分解可能な重合体、その製法および活性化合物の制御された送達性を有するデポ製剤のためのその用途
JP2005507385A (ja) ポリラクチドポリマーおよびlh−rhアナログを含む生分解性インプラント
CN102316855A (zh) 基于需求并可逆的通过外部信号进行的药物释放
JPH04218528A (ja) 生体内分解型高分子重合物
KR100752702B1 (ko) 생분해성 고분자 나노입자 및 그 제조방법
JP2641755B2 (ja) コントロールリリース製剤