JPH0149841B2 - - Google Patents

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JPH0149841B2
JPH0149841B2 JP16502683A JP16502683A JPH0149841B2 JP H0149841 B2 JPH0149841 B2 JP H0149841B2 JP 16502683 A JP16502683 A JP 16502683A JP 16502683 A JP16502683 A JP 16502683A JP H0149841 B2 JPH0149841 B2 JP H0149841B2
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JP
Japan
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asphalt emulsion
aggregate
pavement
mixture
asphalt
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JP16502683A
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JPS6059204A (ja
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Norio Meshida
Kazuhiko Higaki
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Nichireki Kagaku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nichireki Kagaku Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、耐水性、安定性、耐久性などの改善
された常温施工のアスフアルト乳剤混合式舗装の
施工方法に関するものである。
従来実施されてきたアスフアルト乳剤混合式舗
装は、加熱アスフアルト混合物舗装に比べて、施
工直後の密度、耐水性、安定性が低く、更に交通
開放後の耐久性においても劣るという欠点があ
る。アスフアルト乳剤混合式舗装は、アスフアル
ト乳剤混合物の骨材粒度が細かいと、より混合性
のよい分解のおそいアスフアルト乳剤を用いるこ
とになり、そのため混合物の分解、硬化する時間
が長くなる。従つて、水の発散もおそらく混合物
は水の影響を受けやすい。また、粗骨材へのアス
フアルト乳剤の接着が悪く、細骨材、フイラーな
どにアスフアルト乳剤がとられる傾向がある。ま
た、施工直後の養生時間も長く要し、雨水の影響
を考慮しなければならない。施工直後の耐水性、
安定度も低い。また、供用後も、水浸されたとき
に安定度が低くなるなどの欠点がある。一方、骨
材粒度を粗くすると、分解の早い混合用乳剤を用
いることができ、混合物の分解、硬化する時間も
短かくなり、また混合物の空〓が大きいので水の
発散も早く、施工後、比較的短時間に耐水性、安
定性が良好となる。しかし乍ら、混合物の空〓が
多く密でないため、交通開放後、交通下に雨水の
影響などを受け、混合物中の骨材の離脱、飛散が
生ずるなどの欠点がある。これらを補うためにア
スフアルト乳剤混合式舗装では、混合物を舗装し
た上に、分解の早い耐水性のよい滲透用アスフア
ルト乳剤を散布し、その上に骨材を散布するいわ
ゆるシールコートを行つているが、最上層の骨材
が飛散しやすいという欠点がある。
本発明者らは、アスフアルト乳剤舗装が常温で
施工できるという長所を生かし、加熱アスフアル
ト混合物舗装と同様の耐久性のものを得ることを
目的として研究を重ねた結果、従来のアスフアル
ト乳剤混合式舗装に比して、施工直後の密度、耐
水性、安定性などが著しく改善され、交通開放後
の耐水性、耐久性、耐摩耗性なども著しく向上し
たアスフアルト乳剤混合式舗装を開発することが
できた。それは、アスフアルト乳剤混合式舗装を
2つの工程に分け、第1工程で従来のアスフアル
ト乳剤によるマカダム骨材混合式工法のような粗
骨材を主とする骨材粒度の混合物による舗装を行
い、ついで第2工程で、その上に細骨材と石粉、
セメント、短繊維などのフイラーとアスフアルト
乳剤との混合物を敷きならして、混合物舗装の空
〓を充てんし、更に混合物舗装の表面を被覆する
ものである。かかる2工程による施工により、常
温施工によつて加熱アスフアルト混合物舗装にそ
ん色のない舗装が出来ることを見出し、多くの実
験によつて、本発明を完成することができた。
本発明の目的は叙上のように、従来のアスフア
ルト乳剤混合式乳剤舗装の欠点を解消し、より耐
水性、耐久性、耐摩耗性などにすぐれたアスフア
ルト乳剤混合式舗装を得るための施工方法を提供
するものである。
そして、本発明は、既設の瀝青舗装体表面もし
くは路盤上に、粗粒度骨材とアスフアルト乳剤を
混合してなるアスフアルト乳剤粗粒度粗骨材混合
物を所定厚に敷き均らし転圧してアスフアルト乳
剤粗粒度骨材混合物層を形成したのち、その上面
に細骨材と石粉、セメント、短繊維などのフイラ
ーとアスフアルト乳剤とを混合してなる流動性を
有するアスフアルト乳剤モルタルを敷き均らし
て、アスフアルト乳剤粗粒度骨材混合物層の内部
の空〓を充てんすると共に、該混合物層の表面を
被覆することを特徴としたアスフアルト乳剤混合
式舗装の施工方法を要旨とするものである。
本発明において、既設の瀝青質舗装体とは、既
に舗装されているアスフアルト舗装体、その他の
瀝青質舗装体などの舗装体をいい、この舗装体
は、高級舗装、簡易舗装、防じん舗装、表面処理
舗装などを施した舗装体を包含する。
路盤とは、瀝青質舗装に用いられる路盤をい
う。例えば、各種砕石路盤、各種安定処理路盤、
砂利道などがある。
本発明でいう粗粒度骨材は、骨材が主として粗
骨材よりなる粗粒度の骨材である。骨材粒度は、
最大粒径40mm以下で、2.5mmフルイ通過重量百分
率が35重量%以下、好ましくは30重量%以下のも
のである。
粗骨材は、アスフアルト舗装に用いられる粗骨
材が用いられる。例えば、砕石、クラツシヤーラ
ン(切込砕石)、スラグなどのほか、硬質骨材な
どが用いられる。
細骨材、フイラーとは、通常のアスフアルト舗
装に使用されるものが用いられる。これらの例を
あげると、細骨材としては、砂、スクリーニング
ス、けい砂などがある。フイラーとしては、石
粉、消石灰、フライアツシユ、セメント、雲母粉
などのほか、硝子繊維、岩綿、石綿、合成繊維、
炭素繊維などの短繊維などがある。
アスフアルト乳剤は、アスフアルトまたはアス
フアルトにゴム、熱可塑性高分子重合体などを混
和した改質アスフアルトを乳化剤を用いて水中に
微細粒子に分散させた水中油滴型エマルジヨンで
ある。また、これらのアスフアルト、改質アスフ
アルトに、樹脂、アンスラセン油、松根油、ター
ル、クレオソート、重質鉱油、潤滑油、プロセス
オイル、トール油、脂肪油、ピツチ、剥離防止剤
などを添加しておくこともできる。また、これら
のアスフアルト乳剤に、ゴムラテツクス、合成樹
脂エマルジヨンなどを混合したものも使用でき
る。また、ゴムラテツクスの水相に多量のアスフ
アルトを乳化させたアスフアルトゴムラテツクス
乳剤(不揮発分中のアスフアルト分が75重量%以
上で、ゴム分が25重量%以下)も使用することが
できる。アスフアルト乳剤は、乳化剤の種類によ
り、アニオン系、カチオン系、ノニオン系、クレ
ータイプなどに分けられるが、そのいづれも用い
ることができる。一般にアニオン系、カチオン系
が用いられる。代表的な例をあげると、JIS K
2208石油アスフアルト乳剤に該当するアスフアル
ト乳剤がある。
粗粒度骨材の混合に使用されるアスフアルト乳
剤は、粗骨材に対する混合性、骨材被覆性、接着
性、分解、硬化後の耐水性などのすぐれた分解の
速い、速硬性のものが用いられる。
アスフアルト乳剤モルタル、即ち細骨材と石
粉、セメント、短繊維などのフイラーの混合に使
用されるアスフアルト乳剤は、これらに混合でき
るものが選ばれる。アスフアルト乳剤の濃度とし
ては、蒸発残留物が、通常57重量%以上70重量%
以下のものを使用するけれども、場合によつて
は、これより濃度の薄いものも、濃いものも使用
できる。蒸発残留物の性状としては、針入度(25
℃)が60〜300程度のものが用いられる。
アスフアルト乳剤粗粒度骨材混合物(以下単に
アスフアルト乳剤混合物という)は、前述の粗粒
度骨材に所要量のアスフアルト乳剤を混合して造
られる。粗粒度骨材の1例をあげると、マカダム
工法の骨材粒度や、アスフアルト乳剤混合物粗粒
型などがある。舗装の厚さや交通量などにより最
大粒径や粒度がきめられるが、骨材が粗くかみ合
せのきく様なマカダム工法の骨材のように、細か
い粒分の少ないものがよい。
アスフアルト乳剤混合物の骨材に対するアスフ
アルト乳剤量は、マーシヤル安定度試験などによ
つてきめるが、大略の所要量は次式によつてに求
めることができる。
P=0.06a+0.12d+0.2c こゝに P:混合物重量に対する瀝青材料の重量百分率
(%) a:2.5mmフルイに止まる骨材の重量百分率(%) b:2.5mmフルイを通過し、0.074mmフルイに止ま
る骨材の重量百分率(%) c:0.074mmフルイを通過する骨材の重量百分率
(%) アスフアルト乳剤混合物の製造には、従来のア
スフアルト乳剤混合物と同様の装置が使用され
る。例えば、プラント混合ではパグミル、ドラム
ミキサ、ソイルミキサなどが用いられる。また、
加熱混合式アスフアルトプラントのミキサを用い
ることができる。これらは、バツチ式も連続式も
用いられる。また、路上混合では、ミツクスペー
バーなどが用いられる。混合は、常温で行われる
が、場合によつては骨材を60℃以上の温度に加熱
したものも用いることができる。アスフアルト乳
剤モルタルは、細骨材と石粉、セメント、短繊維
などのフイラーとアスフアルト乳剤とを混合して
造られるが、これら細骨材、石粉、セメント、短
繊維などのフイラーに対するアスフアルト乳剤量
も大略前述の式から求めることができる。骨材の
主体は、細骨材であり、フイラー分は少なく
0.074mmフルイ通過重量%が15重量%以下、好ま
しくは10重量%以下のものである。
アスフアルト乳剤モルタルの分解を促進するた
めに、フイラーの一部をセメントにおきかえる場
合がある。この時のセメント量は、5重量%未満
となる。骨材に対するアスフアルト乳剤の量は、
大体10〜20重量%の範囲のものである。アスフア
ルト乳剤モルタルは、パグミル、ドラムミキサ、
セメントモルタルミキサ、スラリーシールマシン
などで造ることができる。アスフアルト乳剤モル
タルの稠度としては、土木学会規定のプレパクト
コンクリート指針案によるJロートを使用したフ
ロータイムで、20〜30秒程度のものが施工性が良
好である。
稠度の高い場合には、水を加えてフロー値が上
記範囲に入るように調節すると良い。
次に、本発明の施工方法を順をおつて説明す
る。
既設の舗装面もしくは路盤面上に、タツクコー
トあるいはプライムコートとして、アスフアルト
乳剤かカツトバツクアスフアルトを散布する。
その上に、アスフアルト乳剤混合物を所定の厚
さに敷きならす。敷きならしには、フイニツヤ
ー、ミツクスペーバーなどが用いられる。そのほ
か、まき出し式スプレツダー、グレーダーなど
も、また人力による敷きならしも行うことができ
る。
アスフアルト乳剤混合物を所定厚に敷きならし
た後、ローラ(鉄輪ローラ、タイヤローラ、振動
ローラなど)で転圧して締固める。また、敷きな
らし転圧の間に、適宜グレーダ、レーキなどて不
陸を整正する。
ついで、舗設されたアスフアルト乳剤混合物層
上に、アスフアルト乳剤モルタルを敷きならす
が、アスフアルト乳剤モルタルは流動性があるの
で、流しこむ形となる。流しこんでおいてから、
振動ローラをかけてアスフアルト乳剤混合物層内
の空〓に充てんさせる。充てんしたら、更に流し
こんで振動を与える。この操作を繰返すことによ
り、アスフアルト乳剤混合物層内部の空〓に、ア
スフアルト乳剤モルタルを充分に充てんできる。
そのほか、高圧エアーを使用して、アスフアルト
乳剤モルタルを吹付け、内部に充てんする方法
や、アスフアルト乳剤モルタルを流しこんでお
き、ゴムレーキなどでこすりながら、強制的に充
てんする方法も応用できる。なお、アスフアルト
乳剤モルタルを流しこむだけでも、自重でアスフ
アルト乳剤混合物層の内部に、いくらかは充てん
することができる。
上記の操作を適宜用いることにより、アスフア
ルト乳剤混合物層の表面が被覆される。施工面が
路盤のときは、路盤の上部の空〓も、アスフアル
ト乳剤モルタルで充てんされる。混合物層上のア
スフアルト乳剤モルタルによる被覆を厚くしたい
ならば、更にアスフアルト乳剤モルタルを、その
上に敷きならせばよい。そして、アスフアルト乳
剤モルタルの分解、水と散逸と共に、緻密で防水
性、耐水性、耐久性のアスフアルト舗装を得るこ
とができる。
また、本発明の施工方法は、連続的に行うこと
もできる。例えば、路線上に骨材供給車(ダンプ
カー)、アスフアルト乳剤タンクローリー、路上
混合物製造敷均らし機(ミツクスペーバー)、ロ
ーラ(タイヤローラ、またはマカダムローラ)、
アスフアルト乳剤モルタル充てん機(例えばスラ
リーシールマシン)、振動ローラ、タイヤローラ
などの一体例を準備し、プライムコートあるいは
タツクコートをした路面上をゆつくりした速度で
走行しつつ施工することもできる。すなわち、骨
材供給車から骨材がミツクスペーバーへ、また、
アスフアルト乳剤タンクローリーからアスフアル
ト乳剤がミツクスペーバーへ送られる。ミツクス
ペーバーはアスフアルト乳剤混合物を造ると共
に、その混合物を敷きならす。それをローラで転
圧し、その後、その上にアスフアルト乳剤モルタ
ルをスラリーシールマシンなどで造つてこれを流
しこみ、次で、振動ローラで転圧、タイヤローラ
で転圧、鉄輪ローラ(マカダム、タンデムなど)
で転圧して仕上げる。という様に行うことができ
る。
次に、本発明の施工方法の特長、作用効果など
について説明する。
(1) アスフアルト乳剤混合物の舗設に当り、アス
フアルト乳剤を使用しているため常温で施工が
でき、且つ、粗粒度骨材を使用しているため混
合物の粘性がないので、混合物を敷きならし性
(フイニツシヤーによる敷きならしや、レーキ
による敷きならし)が加熱アスフアルト混合物
に比較して著しく改良され容易になつた。
また、粗粒度骨材の使用により、アスフアル
ト乳剤が細粒分骨材にとられる心配がなく、主
骨材の粗骨材に対するアスフアルト乳剤の肉の
り、接着性が改善された。
混合物の分解、硬化が速いので、舗設直後に
耐水性、安定性が大となる。
(2) アスフアルト乳剤モルタルで、アスフアルト
乳剤混合物層の空〓を充てんするので、密な舗
装を造ることができ、舗装体の耐水性、防水性
がよくなり、下部への水の溢透も防止される。
また、路盤上では、路盤上部の空〓もアスフア
ルト乳剤モルタルが充てんしてくれるので、よ
り水密性となり、路盤が雨水によりゆるまなく
なる。
(3) 舗装面の仕上りは、スムースで、且つ滑り止
め性にすぐれており、交通開放したのち、経年
しても骨材の飛散の心配がなく、またアスフア
ルトのフラツシユする心配もない。
(4) 舗装は、粗骨材の骨格舗装の空〓にアスフア
ルト乳剤モルタルがてん充されているため、安
定度も高く、摩粍に強い。施工に際して、第1
工程と第2工程とに分け、第1工程で舗装の骨
格を造る粗骨材の混合物を用いるため、アスフ
アルト乳剤の骨材に対する被覆能(肉のり、接
着性)が著しく改良され、分解も早く、耐水
性、安定性が著しく改善され、安定した舗装が
出来た。その上、第2工程で、第1工程で出来
た舗装の空〓を、アスフアルト乳剤モルタルで
充てん被覆しているので、非常に緻密で水密性
のよい舗装となる。このアスフアルト乳剤モル
タルのフイラーにセメントを用いることによ
り、強制的に分解、硬化することができる。そ
して、早期に耐水性、安定性のあるものを造る
ことができる。また、アスフアルト乳剤モルタ
ルが、路盤面にも一部充てんするので、丈夫な
舗装体を形成することができる。
(5) 常温施工で、加熱アスフアルト混合物のアス
フアルトコンクリートに近い耐水性、安定性、
耐摩粍性、耐久性のアスフアルト舗装を得るこ
とができる。
次に本発明の施工方法について、実施例として
1例を示し、具体的に説明する。
実施例 1 既設のアスフアルト舗装面上に、タツクコート
としてカチオン系アスフアルト乳剤PK−4を、
100m2当り80の割合に散布する。その上に、6
号枠石80重量%、7号枠石20重量%よりなる粗骨
材に、カチオン系アスフアルト乳剤MK−1(蒸
発残留物61重量%、蒸発残留物の針入度(25℃)
98)を、骨材量の6重量%を添加し混合したアス
フアルト乳剤混合物をミツクスペーバーで造りつ
つ、100m2当り8.8tonの割合で一様な厚さに敷き
均らし、次で、タイヤロール、マカダムローラで
転圧して締固める。その上に、粗目砂34重量%、
スクリーニングス50重量%、普通ポルトランドセ
メント2重量%、カチオン系アスフアルト乳剤
MK−3(蒸発残留物58重量、蒸発残留物の針入
度(25℃)80)14重量%、それに少量の水を添加
混合した流動性のあるアスフアルト乳剤モルタル
を流しこみ、ゴムレーキでていねいに敷きならし
てポマツク振動ローラで転圧する。すでに充てん
されるので、引続き流しこんで転圧する。アスフ
アルト乳剤モルタルの使用量は、100m2当り約900
Kgであつた。アスフアルト乳剤モルタルは、殆ん
どアスフアルト乳剤混合物層の空〓充てんに消費
され、一部がその表面を被覆するのに消費され
た。アスフアルト乳剤モルタルの分解後、更にロ
ーラ転圧を行い、舗設仕上り厚4cmのアスフアル
ト乳剤舗装を完成した。
この舗装は、交通開放されたが、骨材の飛散が
なく、表面の滑り抵抗性も良好で、防水性、耐水
性、耐摩粍性にすぐれ、供用後の耐久性も非常に
良好である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 既設の瀝青質舗装体の表面もしくは路盤上
    に、粗粒度骨材とアスフアルト乳剤を混合してな
    るアスフアルト乳剤粗粒度骨材混合物を所定厚に
    敷き均らし転圧してアスフアルト乳剤粗粒度骨材
    混合物層を形成したのち、その上面に細骨材と石
    粉、セメント、短繊維などのフイラーとアスフア
    ルト乳剤とを混合してなる流動性を有するアスフ
    アルト乳剤モルタルを敷き均らして、アスフアル
    ト乳剤粗粒度骨材混合物層における内部の空〓を
    充てんすると共に、該混合物層の表面を被覆する
    ことを特徴としたアスフアルト乳剤混合式舗装の
    施工方法。
JP16502683A 1983-09-09 1983-09-09 アスフアルト乳剤混合式舗装の施工方法 Granted JPS6059204A (ja)

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DE3850890T2 (de) * 1987-02-13 1995-03-16 Mitsubishi Electric Corp Optisches Halbleitermodul.
JP2957160B1 (ja) * 1998-04-23 1999-10-04 東亜道路工業株式会社 アスファルト乳剤混合物およびその施工方法

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