JPH0147848B2 - - Google Patents

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JPH0147848B2
JPH0147848B2 JP57187626A JP18762682A JPH0147848B2 JP H0147848 B2 JPH0147848 B2 JP H0147848B2 JP 57187626 A JP57187626 A JP 57187626A JP 18762682 A JP18762682 A JP 18762682A JP H0147848 B2 JPH0147848 B2 JP H0147848B2
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circuit breaker
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arc
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JP57187626A
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JPS5885232A (ja
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Sentojan Gai
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Hydro Quebec
Original Assignee
Hydro Quebec
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Publication date
Application filed by Hydro Quebec filed Critical Hydro Quebec
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Publication of JPH0147848B2 publication Critical patent/JPH0147848B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/30Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts
    • H01H9/34Stationary parts for restricting or subdividing the arc, e.g. barrier plate

Landscapes

  • Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
  • Breakers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高電圧電気回路の交流又は直流大電
流の、回路遮断器による遮断に関する。
更に詳しくいえば、本発明の遮断器は、本質的
には、遮断器の接触子が互いに離れるや否や発生
する電弧を引伸ばすことのできる強力な磁場を形
成するコイルを通して、遮断すべき電流が流れる
磁気吹消型のものである。アークを引伸ばすと、
アークにかかる電圧が急速に増大して、電流が強
制的にゼロになり、そのために、電流が遮断され
る。
通常の磁気吹消(magnetic―blast)遮断器
は、一般に、1個の固定接触子と1個の可動接触
子から成る単一の遮断機構を備えており、各接触
子間では、接触子が開き電流が流れる間、電弧が
発生する。このアークは、接触子と直交し、か
つ、遮断されるべき電流が流れる接触子と電気的
に直列に接続されたコイルにより形成される磁場
によつて、接触子から取り払われて消弧される。
電源の電圧とは常に反対の極性を有するアーク電
圧は、アークの長さに比例し、アークがのびるに
つれて増大し、最終的には電流をゼロにまで減少
せしめ、そのとき電流の遮断が起る。このよう
に、アークの長さを増大せしめることによつてア
ーク電圧を増加せしめるために、従来の遮断器で
は、アークの運動に関し下流に配設された多数の
チエンバーが用いられている。
この場合、最初のアークは、一連の短い要素的
アーク(単位アーク)に分画され、それらは、電
圧が増大して電流がゼロになるまで、チエンバー
中でループ状に引き伸ばされる。
次いで、これらの単位アークは、個々に、各チ
エンバー内で冷却される。上記した従来のタイプ
の遮断器に伴う問題点は、それがわずかに一つの
接触子機構を用いるので、電流遮断のためには、
長大な全アーク長と高電圧を要するということで
ある。また、同様の理由により、発生するアーク
の速さが遅い。この型の従来の遮断器は、更に、
単一の接触子機構の電気絶縁抵抗により使用上で
の制限がある。
本発明でもつて、本発明者は、全く異なつた思
想に基づく遮断器を提供することにより上記の制
限を取り除いた。この遮断器には、標準化が可能
なモジユールが用いられ、該モジユールには、2
つの連続した室(チエンバー)が設けられ、該チ
エンバーは、それらの接触子機構を互いに直列に
連結せしめると同時に、それらの接触子機構を単
純でコンパクトなパツケージ中で機械的にも作動
せしめて、極めて短時間で遮断を行なうことがで
きる。
この基礎概念の拡張として、あるいは、高い電
圧がかかる場合には、上記の型の同一で積重可能
な二室型モジユールを複数個用いる。これらのモ
ジユールは、互いに積み重ねられ、全てのチエン
バーにおける遮断器機構が直列に連結されるよう
に、互いに固定される。更には、前言した機構の
全ての可動接触子は、機構が同時に開閉し得るよ
うに、機械的に相互に連結されている。また、ア
ークが接触子機構からどんどん遠ざかるにつれ
て、アークの後に吸引力が生じ、それが、通常は
空気である気体をチエンバーの外部から、開いて
いる接触子を横ぎつて引き込む。そのことによつ
て、接触子を冷却しながら電流を遮断する間ある
いは遮断した後の各チエンバーの絶縁性が改善さ
れる。
更に詳細に述べれば、本発明者は、電力線に装
着するための新規なガス冷却型磁気吹消回路遮断
器を提供するものであるが、この遮断器は、非導
電性で空気透過性の材質から成り、上部及び下部
のチエンバー消弧室が形づくられた概して平板の
本体であつて、該チエンバーが該平板本体の中央
壁により互いに分離されたもの; チエンバーの1つにそれぞれ装着され、該平板
本体を貫ぬいて平板本体のそれぞれ反対側の面か
ら伸長している一対の導電性の固定接触子; 中央壁を貫いて回動自在に装着され、その各端
部には接触ゲート(バー)を備え、各接触ゲート
(バー)がチエンバーの1つ内でそこにある固定
接触子と協働するために配設された両方の固定接
触子と二重に接触する導電性の二重接触子;非導
電性の材質から成り、該平板本体を貫通伸長し二
重接触子と連結してその回動動作を起さしめ、そ
のことにより同時にその接触ゲートを動かして固
定接触子との電気接続を行なつたり切つたりして
電力線の電流を導通及び遮断する回動自在の軸;
電力線の電流によつて励磁し、接触ゲートが固定
接触子から引き離されたときに形成されるアーク
を、チエンバーの中に吹込む磁場を形成するよう
にしたコイル及び平板本体の外部から接触子にま
で伸長し、その冷却のために、接触子に吹消され
るアークによつて吸引されるガスを導く導通路を
形成するチエンバー内の手段とから実質的に構成
されることを特徴とする少なくとも1個のモジユ
ールから成る。
目的とする使用によれば、コイルは電気的に相
互に接続された接触子によつて形成される電流線
と直列、又はそれと並列のいずれに装着されても
よい。
上記したように、また使用が正当である場合に
は、この磁気吹消遮断器モジユールは、互いに積
重され一緒に固定された複数個のモジユールから
構成されていてもよい。各モジユールは更に、そ
の反対側の面で固定され固定接触子と電気的に接
続された放熱性の非磁性金属板を備えていてもよ
い。この場合、その軸は全てのモジユールの接触
子機構が同時に作動できるように、全てのモジユ
ールの二重接触子と相互に連結するようなある長
さを有している。
上述したようなモジユールの積重体は、大きな
コイルを用いて電流制限器として用いてもよく、
その場合、コイルの両端は積重体の末端のモジユ
ールの放熱性金属板と電気的に接続される。
本発明の原理について更に説明する。本発明の
具体例はここに添付した図面を参照して記述す
る。
前に述べたように、図1(Fig・1)は、電力
線1上に設けられ、固定電気接触子3及び7で回
動して接触子3に接したり離れたりして動く可動
電気接触子5とから成る単一の遮断器機構を備え
た従来の型の磁気吹消遮断器を図示せんとしたも
のである。電力線1はランナー9を介して磁気吹
消しコイル(図示せず)に接続し、ランナー間に
は間隙が決められるが、その間隙を通つて、コイ
ルによつて生じる直交磁場により吹消されるとき
にアークが移動する。アーク電圧を増すために、
アークは、遮断ケーシング13内に複数の絶縁性
フイン又は区画15によつて形成される多数のチ
エンバー11に向けられる。接触子3と5を引き
離すと、アーク17が即座に発生し、コイルの磁
力により接触子機構から追い払われて、結局、ラ
ンナー9間の間隙を横ぎつて移動する。このよう
にして、アーク17はチエンバー11中に移動
し、ここで一連の短い単一アークに画分され、そ
れらはループ状に伸びて、ついには、その全長
は、電力線1の電流をゼロに至らしめる値にまで
電圧を増大せしめるに充分な長さとなる。
このような遮断器は、接触子3,5の絶縁抵抗
によつて制限される。また、電力線にかかる電圧
がより大きい場合、アーク17の長さは、電力線
の電流を遮断するためには、それに比例して増大
しなければならない。上の理由により、この型式
の遮断器の電流遮断時間は、数十ミリ秒である。
このように長い遮断時間は遮断器の接触子を急速
に損傷する。
上述した欠点を回避するために、本発明者は、
モジユールの形をした遮断器を考案した。このモ
ジユールは、各チエンバー内に電流遮断機構を備
えた2個のアーク・チエンバーからなり、それら
の機構は配線された電力線と直列に接続されてい
る。もし、電力線にかゝる電圧の強さが保証する
ならば、かかるモジユールを2つ又はそれ以上積
重した形で使用し、全ての遮断機構を直列に連結
してもよい。かくして、上述した従来の遮断器に
よる遮断時間よりも短い遮断時間を与えうる標準
形状(サイズ)のアーク・チエンバーを確立する
ことができる。事実、5KVを印加できるモジユ
ールを用いると、遮断時間は1ミリ秒に短縮する
ことができ、モジユールとしては直径で約6又は
7インチ、もしも直方体なら幅4又は5インチ、
厚みは2インチを超える必要がない、全体に平板
の形状をしたものを作ることができることが判つ
た。もちろん、これらの寸法は、例としてのみ挙
げられたものであり、本発明の範囲を限定するこ
とを意図するものでは全くない。
さて、図2(Fig2)を参照すると2つの同一
形状のモジユール19,19′が示されているが、
上方のモジユール19のみについて説明すればよ
いと思われる。
モジユール19は、ここでは、平板21,23
によつて示される平板体から成り、それぞれの内
部には円形のアーク遮断室25,27が形成され
ている。電流遮断器は一般に各チエンバー25,
27の中心に配設され、頂部の機構は固定接触子
29と回動接触子31とから構成される。同様
に、下方のチエンバー27は固定接触子33と回
動接触子35から成る電流遮断機構を有する。
可動接触子31,35には、ゲート(バー)3
0,32がそれぞれ装備され、各ゲートは既知の
方法でそれぞれの固定接触子29,33と協働す
るようになつている。
見てのとおり、このことはまた下方のモジユー
ル19′にも適用される。
接触子29,31,33及び35は、もち論、
銅のような、導電性の非磁性材料からつくられ
る。
2つの機構の可動接触子31と35は電気的に
接続されかつ本発明の具体例の記述で後ほどわか
るように事実上単一の接触子を形成する。本発明
の非常に重要な特徴点は、可動接触子31,35
が電気的に相互接続され各端部では上述したゲー
ト30,32が配設されて事実上単一の接触子で
あるのみならず、更には非導電性材料から成る同
一のシヤフトで駆動されるところにある。このシ
ヤフトは、又、下方のモジユール19′の接触子
31′,35′をも作動させる。
磁力39を与えるに適合したコイル37は、そ
の両端部が、チエンバー27の固定接触子33と
下部のモジユール19′のチエンバー25′の固定
接触子29′にそれぞれ接続している。
最後に、チエンバーには壁手段41,43,4
1′,43′が配設され、それらは平板本体の外部
からそれぞれの接触子にのびている導通路Gを形
成して、後述するように、それぞれのチエンバー
に引き込まれる気体又は空気用の通路を形成す
る。
電力線からの電流は44から入つて、チエンバ
ー25の固定接触子29に印加され、下部モジユ
ール19′内のチエンバー27′の固定接触子3
3′を経て44′から出力する。かくして、連続し
た接触機構を橋わたしする電流は、1つの機構か
ら次の機構へと反対の方向に移動していくことが
観察されるだろう。別言すれば、電流はチエンバ
ー25では接触子29から接触子31に、そして
チエンバー27では接触子35から接触子33に
移動し、ついで、コイル37を通り再びチエンバ
ー25′の接触子29′から接触子31′へ、そし
て、チエンバー27′の接触子35′から接触子3
3′へと移動する。このように、可動ゲート30,
32,30′及び32′が上述した一点鎖線45に
沿つて作動する、同一の回動機構によつて同時に
開くと、磁場39は次々のチエンバー25,2
7,25′及び27′の中でアークをそれぞれ反対
方向に旋回させるであろう。磁場39の作用下
で、個々のアークが該チエンバーの周壁に向かつ
て急速に引き伸ばされて、ついには、それらの長
さに比例し、結局は、電流を減少せしめてゼロ
に、すなわち電流を遮断する電圧を生む。
ここで再度想起すべきは、本発明の大きな特徴
は、全ての可動接触子31,35,31′,3
5′及びそれらに対応するゲート30,32,3
0′,32′が電気的に相互に接続されているのみ
ならず、機械的に結合されて一体的に駆動される
という点にあることである。従つて、各チエンバ
ー内の動作電圧を比較的小さくでき、そのことに
よつて、アーク遮断時間を短縮し、かくして遮断
機構の接触子の損傷を大いに減少できる非常にコ
ンパクトな装置を得ることができる。
最後に付言するに、モジユール19,19′の
平板本体は圧縮成形されたガラス片のような非導
電性で空気透過性の材料からできたものであつて
もよい。
図2(Fig2)で概略を図示した機構の縦断面
図を示す図3(Fig3)を参照すると、モジユー
ル19,19′が構造的に同一であることが再度
理解されよう。好ましくは、モジユール19のよ
うな各モジユールは、概して平らな中間円板47
と、該中間円板47の外側の面に積重され、それ
らの外周縁部に沿つて塗布された耐高熱性の接着
剤によつて固定された2枚の外側円板49,51
とから構成される。外側円板49,51には、中
間円板47に近接するその面に、浅く平らな底つ
きのくぼみ53,55が形成され、他方、中間円
板にはその外側の面に、くぼみ53,55の大き
さと形状に対応しかつそれをもつて幾何学的に組
合わさつてチエンバー25,27を形づくる、同
様に浅く平らな底つきのくぼみ57が形成されて
いる。更には、前述した壁手段41,41′によ
つて形成された導通路Gが示されている。便宜
上、電流遮断機構は示されていない。
更に、各種のチエンバー25,27,25′及
び27′の高さは同じであり、各チエンバー内で
発生するアークの径dと等しいか若しくはより小
さくなるように選定されることに注意を払うべき
である。かくしてアークは、アークが開放された
接点から径方向に加速されるにつれて、チエンバ
ーの対向する面に接触する。それゆえ、各チエン
バー内でのアークの遠心運動は、該チエンバーの
外部から接触子間の空間に空気又はガスを引き込
む。このことは、接触子間にあるイオン化したガ
スを除去し、かつ、接触子を冷却することによつ
て、チエンバーの全アーク電圧を維持しなければ
ならない接触子の絶縁抵抗を改善する。冷却ガス
の動きは、図2(Fig2)に示された導通路G内
の矢印で最もよく表わされている。アークの前方
で圧縮されたガスは、前述したように、モジユー
ルの平板本体が構成される材料の多孔性ゆえに、
チエンバーの壁を通過して流れる。
更に、図3(Fig3)から注意すべきは、吹消
コイルが、連合されたモジユール19,19′に
接近して位置し、それゆえ連合したチエンバーに
接近して位置し、そのことによつて、アークを加
速させる高磁場の発生が得られることである。こ
のよううな遮断器は従来のどの型の遮断器よりも
迅速に電気アークを加速させることが見出され
た。
図4(Fig4)及び5(Fig5)の断面図並びに
図6(Fig6)の平面図は、遮断器の電気接触機
構の構造における可能な変形例を示さんとしたも
のである。このように、各固定接触子29は、公
知の方法で中間円板47に固定され、外側円板4
9,51を通つてその外側の面にまで伸長する埋
込ボルト65が頂設されたゲート63から形成さ
れることがわかるだろう。ゲート63は傾斜面6
7を備えている(図6(Fig6))。他方、回動自
在の接触子31は、芯棒部69を備え、そのどち
らかの端部は、対応する固定接触子29の傾斜接
触面67と電気的結合がなされるように傾斜面6
7′(図6(Fig6))を備えた横手方向に突出し
たゲート71で終つている。
モジユールの回動自在接触子31は、非導電性
材料から成る回動軸73に固定され、該軸はモジ
ユールの外へのびて、通常の構造をした、当業者
には容易に考えうる駆動機構を用いて回動され
る。
いくつかのモジユールが直列で用いられるなら
ば、単一の軸73が、全ての接触機構が同期状態
で開閉するように全ての接触子31を一体的に回
動自在に駆動させるべく用いられることが、上の
記載から理解されるだろう。
図4(Fig4)から、固定接触子29は、反対
方向に伸長する接触ゲート71を同様に備える二
重接触子31の両側に配置されることがわかるで
あろう。このことは、中間円板47の反対側の面
の面対称並びに同じ形状の外側円板49及び51
をもたらす。
他方図5(Fig5)において、モジユールは図
2(Fig2)の概略図に従つてつくられ、そして
固定接触子29は、互いに積み重ねられたもので
あり、そのとき可動接触子31は芯棒部69から
同一方向に突出する接触ゲート71を有してい
る。これは、各モジユールの線対称をもたらす。
いくつかのモジユールを相互に重ね合わせる場
合、放熱性の非磁性金属板が各モジユールの反対
側の面、すなわち、外側円板49,51の外側の
面をおおつて固定されることが好ましい。これら
の板はついで固定接触子29の埋込ボルト65に
電気的に接続される。このような積重モジユール
は、例えば非導電性のボルト及びナツトを用いる
好都合な方法で一緒に固定されてもよい。
図5(Fig5)を特に参照すると、多数のモジ
ユールが用いられ、駆動軸73のねじれ抵抗が、
該軸の一端でのみ駆動させたならば、不充分であ
るとわかつているときには、以下の駆動機構を適
用してもよい。遮断器モジユールは軸73を回転
させるためのケーシング77の中にゆるく装着さ
れる。そしてこのためには、軸73は連結部材7
9を用いてケーシング77に接続され、該連結部
材は、この駆動用連結部材が配設されるべきモジ
ユールの中間円板47を通つて形成された弧状の
間隙81を貫通してのびている。このような連結
部材の数は、もちろん、遮断器を構成するモジユ
ールの数に依存するが、このようにすれば、軸7
3のねじれ応力は受容できる限界内にまで減少す
ることが理解されるだろう。ケーシング77それ
自体についていえば、従来の駆動手段によつて、
遮断器に関連した回転運動を行なうことができ
る。
当り前のことではあるが、ケーシング77及び
連結部材79は共に、非導電性の材料でできてい
なければならない。
図4,5(Fig4、5)及び6(Fig6)の具体
例に関する上の記述から総括されるように、当業
者にとつては、可動接触子の機械的慣性が非常に
小さく、そのことによりこれら接触子の非常に円
滑な挙動性及び短かい開閉時間がもたらされるこ
とは明らかであろう。この低慣性特性は、吹消コ
イルがチエンバーに近接しているために非常に重
要であり、非常に速く動くアークと高いアーク電
圧を発生する強い磁場を励磁する結果を生む。ま
た、遮断器機構の電気的接触部は、動くアークに
よつて外部から引き込まれる空気又はガスのおか
げで、連動するチエンバー内で発生する高いアー
ク電圧によく耐えることができる。
上述した形式の遮断器機構の大きな利点は、結
局、アーク電圧がそのピークに達し、そしてそれ
ゆえより迅速な電流遮断をもたらす時間を短縮す
ることである。電流遮断時間は実際には1ミリ秒
よりはるかに短かく、この特性のゆえに、このよ
うな遮断器はAC遮断器、AC電流限定器及びDC
遮断器のような多くの用途に有用である。
図2(Fig2)中の遮断器の概略図を再び参照
すると、遮断器機構が閉じられたとき、この遮断
器のインピーダンスは吹消コイルのそれになる。
このインピーダンスは、もし多くのモジユールが
直列に接続されると顕著になり、そして遮断器が
電流を連続的に流す場合の用途においては障害と
なるだろう。このような場合には、本発明の変形
例としては、遮断器のモジユールをそのコイルと
並列に接続し、遮断器の接触部が閉じられたとき
に、コイルを短絡せしめる。これは、5つの同一
モジユールが用いられ同じ駆動機構で操作される
図7(Fig7)の具体例の状態であり、そして、
その場合、中央のモジユールが、外側の金属板7
5にその両端が電気的に接続しているコイルを短
絡している。遮断器の接触部が開かれると、中央
のモジユールの1対のチエンバー内のアーク電圧
は吹消コイルに電流を強制的に流し必要な磁場を
形成する。この図7(Fig7)の変形例において、
遮断器のモジユールは、その接触部が閉じられた
とき、それら遮断器機構のインピーダンスのみを
有する。吹消コイル37は、接触部が離れる瞬間
から電流が遮断される時までの1ミリ秒台の非常
に短かい期間のみ電流を流す。その結果、継続電
流や電力損失がこの過程では全く起らないので、
吹消コイルを細線でつくりまた非常に小型につく
ることができる。
本発明の他の変形例は図8(Fig8)に示され、
そこでは、継続して電流を流すべく又は時間の長
さを引きのばして遮断器を交流回路用の電流制限
器にするために設計された大型吹消コイルを備え
た遮断器を使用せんとするものである。この用途
の場合、図8(Fig8)に示されるように、多数
のモジユールが直列に接続され、そして末端のモ
ジユールの外側の板75は、遮断器の吹消コイル
としても機能する電流制限コイル37の末端に電
気的に結合される。遮断器の機構の接触部が閉じ
られたとき、装置のインピーダンスはゼロであ
り、全ての交流回路において直列状態にできる。
もしも短絡が起きれば、遮断器の機構を迅速に開
くことができ、電流は1ミリ秒以内に遮断され、
電流制限コイル37に迂回される。後者は、その
インピーダンスが短絡電流を必要な値に制限する
ように選択できる。このような迅速に作動する電
流制限器は、それが従来の遮断器で予期される短
絡電流値よりも小さな値にまで電流の増加を制限
し、そのことによつてこれに付帯されるシステム
装置への負荷を減ずるので、電力系システムにお
いては極めて価値が大である。
総括すると、本発明によりつくられた遮断器
は、遮断時間が前述したように数十ミリ秒程度で
ある従来の遮断器と比較して1ミリ秒台又はそれ
以下の非常に短かい時間内で、電流を強制的にゼ
ロにするという利点を有する。更に上で述べたよ
うに、このより短かい遮断時間は、アークによる
接触子の腐食を極めて顕著に減ずる。また、まち
がつて漏電を起したような場合においては、電力
系システム内での短絡電流はその飽和値まで増加
するのに半サイクル又は8ミリ秒かかるので、こ
こに提案されたような迅速作動の遮断器は電流の
増加とピーク値を制限するために適用でき、その
ことによつて電流制限器として機能することがで
きる。
更には、この遮断器は電流を強制的にゼロにで
きるので、高圧直流遮断器として使用されてもよ
い。
本発明の他の変形例は、アークが高電流値にお
いて動かなくなる傾向を有するならば、それらを
接触子からまずもつて吹消すために、例えば、前
述した導通路Gの中に高圧ガスノズルを使用する
ことによつて実現することができる。当業者に認
識されるであろうように、アークが滞留するとい
う問題は特殊な接触子材料を用いて解決されるで
あろう。
誘電率及び熱伝導率を改善するために、遮断器
は更に、SF6のような適当な絶縁性ガスにより、
大気圧より高いか又は低い加圧雰囲気中で使用さ
れてもよい。
本発明による遮断器機構の他の興味ある用途
は、電力線でなされるべき仕事に関するものであ
る。このような場合、方法は、電源からある線路
区画をしばしば切断しその後仕事がなされるべき
線路区画の両端を接地することである。接地は、
接地線が固定される一端で接続機構を有する絶縁
性の熱い接地棒を用いてなしとげられる。この接
地線は、修理されるべき接地線路と並列な生きて
いる線路によつて線路区画内に誘導されたいかな
る電流をも接地する。
接地線を除去しなければならないときには、修
理された線路区画と熱接地棒の端部に備えられた
機構との間に、通常、アークがとぶ。このアーク
は、誘導電流を流し、遮断される前に数メートル
の長さに及ぶこともある。修理者の近くの他の点
にこのアークがうつかりとぶという危険に加え
て、その遮断は、しばしば、不快な爆発を誘起
し、さらには、修理者に危険を及ぼす。
このように、本発明は熱接地棒の端部に固定で
き、40kVにまで達する電圧での400Aまでの電流
を効果的に遮断できる非常に軽い遮断器を構成す
る。
【図面の簡単な説明】
図1は、従来の磁気吹消電気回路遮断器の概略
断面図である。図2は、本発明による遮断器の1
形式に関係する原理を示すための概略の透視図的
分解図である。図3は、本発明により2個の対を
なすチエンバー・モジユールを含む遮断器の断面
図である。図4及び図5は、異つた2つの態様に
よる、2チエンバー・モジユールの断面図であ
る。図6は、チエンバーと接触構成体を示すため
に頂部円板が取り除かれて示された、本発明によ
つてつくられたモジユールの平面図である。図7
及び図8は、本発明の、多数の基本モジユールを
使用した遮断器の概略の立面図である。 21,23……平板、25,27,25′,2
7′……チエンバー、29,33,29′,33′
……固定接触子、30,32,30′,32′……
接触ゲート、31,35,31′,35′……可動
接触子、37……コイル、39……磁力、41,
43,41′,43′……壁手段、G……導通路、
47……中間円板、49,51……外側円板、5
3,55,57……凹み、73……軸、75……
金属板、77……ケーシング、79……連結部
材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも一つのモジユール19を有し、 (a) 非導電性の空気透過性材料からつくられ、中
    央壁47によつて互いに分離されている上部消
    弧チエンバー25及び下部消弧チエンバー27
    に分割されている概して平らな本体21,2
    3; (b) 2つのチエンバー25,27のそれぞれの中
    に配設され、該モジユールの本体を通り、かか
    る本体の2つの反対側の面から伸長して、電力
    線の一部を形成している固定電気接触子29,
    33; (c) 2つのチエンバー内の両方の固定電気接触子
    29,33と二重に接触する二重電気接触子3
    1,35; (d) 非導電性材料でつくられ、2つの接触ゲート
    (バー)30,32を移動させて、電気的接続
    を与えて電流を電力線中に流すか、又は該電力
    線中の電流を遮断する回転自在の軸73; (e) 該電力線中に流れる電流によつて励磁するこ
    とができ、該接触ゲート(バー)30,32が
    該固定接触子29,33から切り離される方向
    に移動すると、チエンバー25,27内で形成
    されるアークを吹き消すのに十分な磁場を作る
    ように配置されている少なくとも1つのコイル
    37;及び、 (f) それぞれのモジユール19の本体の外部から
    同一のモジユールの接触子29,33,31,
    35に向かつて伸長しており、アークが消弧さ
    れる際にチエンバー25,27内に雰囲気ガス
    を吸入してかかる接触子29,33,31,3
    5を冷却するようになつている通路画定手段
    G; から構成される、電力線に設置するためのモジユ
    ール式ガス冷却型磁気吹消回路遮断器であつて、 二重電気接触子31,35が、本体の中央壁4
    7を通る軸73上に配置されている可動接触子で
    あり、二重接触子が、それぞれの端部に接触ゲー
    ト(バー)30,32を有しており、これら接触
    ゲート(バー)のそれぞれが、同一のチエンバー
    の固定接触子29,33と協働(cooperate)す
    るようにモジユール19の2つのチエンバー2
    5,27の1つの中に配置されており、電流を電
    力線中に流すか、又はかかる電力線中の電流を遮
    断するためにモジユール19の固定接触子29,
    33の間の電気接続を与えるか又は遮断するよう
    に、非導電性材料でつくられている回転可能な軸
    73が、モジユール19の本体を通つて伸長し、
    二重接触子31,35の軸に連結してこれを回転
    させることによつて2つの接触ゲート(バー)3
    0,32を同時に移動させることを特徴とする遮
    断器。 2 固定接触子29,33と可動接触子31,3
    5とが、閉じられたときに電流線を形成し、ま
    た、コイル37が該電流線と直列に設置されてい
    る特許請求の範囲第1項記載の遮断器。 3 固定接触子29,33と可動接触子31,3
    5とが、閉じられたときに電流線を形成し、ま
    た、コイル37が該電流線と並列に設置されてい
    る特許請求の範囲第1項記載の遮断器。 4 固定接触子29,33が、モジユール19の
    本体内において重なつて配置されて線対称を形成
    している特許請求の範囲第1〜3項のいずれか1
    項に記載の遮断器。 5 固定接触子29,33が、可動接触子31,
    35のそれぞれの側に配置されて、本体の中央壁
    の2つの相対する面の面対称を形成している特許
    請求の範囲第1〜3項のいずれか1項に記載の遮
    断器。 6 多数個のモジユール19,19′を有し、こ
    れらのモジユールが積重され、それぞれが、熱を
    放出するように、それぞれの反対側の面に固定さ
    れ、固定接触子29,33に電気的に接続されて
    いる非磁性金属板75を有し、かかるモジユール
    の接触子が、閉じられたときに電流線を形成し、
    コイル37がこの電流線と並列に配置されている
    ことによつて遮断器が電流制限器として機能する
    ことができ、また回転可能な軸73が、かかる全
    てのモジユール(19,19′……)の二重接触
    子31,35を同時に操作するためにかかる接触
    子と相互接続している特許請求の範囲第1項記載
    の遮断器。 7 積重され、それぞれが、熱を放出するよう
    に、それぞれの反対側の面に固定され、固定接触
    子29,33に電気的に接続されている非磁性金
    属板75を有する奇数個のモジユールを有し、モ
    ジユール19の固定接触子29,33と可動接触
    子31,35とが、閉じられたときに電流線を形
    成し、コイル37が、積重物の中央のモジユール
    と並列に接続され、中央のモジユールの放熱金属
    板75に接続されている端部を有している特許請
    求の範囲第1項記載の遮断器。 8 2個のモジユール19,19′を有し、コイ
    ル37が、これらのモジユールの隣接する固定接
    触子29,33に電気的に接続されているその端
    部によつて2つのモジユールの間に配置されてお
    り、回転可能な軸73が2つのモジユールの可動
    接触子31,35を一体的に回転させるためにこ
    れらと相互接続している特許請求の範囲第1項記
    載の遮断器。 9 該モジユール19が概して平らな中間円板4
    7と、該中間円板47上に配置され、その外側の
    面に固定された2枚の外側円板49,51からつ
    くられ、該外側円板49,51が、中間円板47
    に隣接してその面上に、底面が平らな浅い凹みを
    有するように形成されており、同様に、該中間円
    板47が、外側円板の凹みと共に消弧チエンバー
    25,27を画定するように、その2つの外側の
    面上に、外側円板のかかる凹みの大きさ及び形状
    に対応する底面が平らな浅い凹みを有するように
    形成されており、それぞれの凹みに、更に、かか
    る通路手段Gを画定する壁部が設けられている特
    許請求の範囲第1項、第6項又は第7項に記載の
    遮断器。 10 該モジユール19が概して平らな中間円板
    47と、該中間円板47上に配置され、その外側
    の面に固定された2枚の外側円板49,51から
    つくられ、該外側円板49,51が、中間円板4
    7に隣接してその面上に、底面が平らな浅い凹み
    を有するように形成されており、同様に、該中間
    円板47が、外側円板の凹みと共に消弧チエンバ
    ー25,27を画定するように、その2つの外側
    の面上に、外側円板のかかる凹みの大きさ及び形
    状に対応する底面が平らな浅い凹みを有するよう
    に形成されており、それぞれの凹みが、更に、か
    かる通路手段Gを画定する壁部を有している特許
    請求の範囲第8項記載の遮断器。 11 消弧チエンバー25,27が、それぞれ、
    せいぜいその中で形成されるアークの横断長さに
    等しい距離だけ相互に離隔されている頂部及び底
    部の壁面を有する特許請求の範囲第1項又は第7
    項記載の遮断器。 12 かかる消弧チエンバー25,27が、それ
    ぞれ、せいぜいその中で形成されるアークの横断
    長さに等しい距離だけ相互に離隔されている頂部
    及び底部の壁面を有する特許請求の範囲第8項記
    載の遮断器。
JP57187626A 1981-11-10 1982-10-27 ガス冷却型磁気吹消回路遮断器 Granted JPS5885232A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/320,140 US4401870A (en) 1981-11-10 1981-11-10 Modular suction-gas-cooled magnetic blast circuit breaker
US320140 1989-03-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5885232A JPS5885232A (ja) 1983-05-21
JPH0147848B2 true JPH0147848B2 (ja) 1989-10-17

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ID=23245051

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57187626A Granted JPS5885232A (ja) 1981-11-10 1982-10-27 ガス冷却型磁気吹消回路遮断器

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US (1) US4401870A (ja)
EP (1) EP0079293B1 (ja)
JP (1) JPS5885232A (ja)
AT (1) ATE32396T1 (ja)
CA (1) CA1140625A (ja)
DE (1) DE3278093D1 (ja)

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US4401870A (en) 1983-08-30
EP0079293B1 (fr) 1988-02-03
ATE32396T1 (de) 1988-02-15
CA1140625A (fr) 1983-02-01
EP0079293A2 (fr) 1983-05-18
JPS5885232A (ja) 1983-05-21
EP0079293A3 (en) 1985-06-19
DE3278093D1 (en) 1988-03-10

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