JPH0145006Y2 - - Google Patents

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JPH0145006Y2
JPH0145006Y2 JP1984084952U JP8495284U JPH0145006Y2 JP H0145006 Y2 JPH0145006 Y2 JP H0145006Y2 JP 1984084952 U JP1984084952 U JP 1984084952U JP 8495284 U JP8495284 U JP 8495284U JP H0145006 Y2 JPH0145006 Y2 JP H0145006Y2
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JP
Japan
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capacitor
controller
switching element
pulse
relay
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JP1984084952U
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JPS611028U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、冷暖房のON/OFF制御を行うコン
トローラのフエイルセーフ機能に係り、特にマイ
クロコンピユータを用いてコントローラのフエイ
ルセーフ機能の信頼性を高めた冷暖房用コントロ
ーラに関する。
〔従来の技術〕
近年、信号処理が高度化できることから、冷暖
房用のコントローラにマイクロコンピユータを用
いることが行われている。例えば、室内の温度を
温度センサにより検出し、室温が所望の設定温度
値になるべく冷暖房機をON/OFF運転するよう
な冷暖房用のコントローラにあつても、タイマ機
能をもたせる要求や上位のコントローラとのデー
タのやりとりの必要から、信号処理部としてマイ
クロコンピユータが用いられるようになつてきて
いる。
しかしながらマイクロコンピユータは、信号処
理を行うCPUやメモリ機能を有するROM,
RAMに異常が発生することがあり、これが原因
でコントローラが暖房要求や冷房要求を出し続け
るといつた異常が発生することがある。更に不都
合なことに、マイクロコンピユータ自身が信号処
理を実行していることから、このような異常状態
の発生を外部に対して何ら表示することができな
い。
これに対して従来は、機械式のサーモのリミツ
トスイツチを設け、過度の暖房状態や冷房状態に
あるときはマイクロコンピユータの指示に関係な
く冷暖房機の運転を強制的に停止させるといつた
構成をとることで、フエイルセーフ性をもたせて
いた。
このような従来技術の構成は、マイクロコンピ
ユータ自身の異常を直接監視するものではないこ
とから、異常状態の検出が遅れることになり必ず
しも十分なものとは言えなかつた。
〔考案の概要〕
本考案はかかる事情に鑑みてなされたものであ
つて、直接マイクロコンピユータ自身の異常を検
出するものであり、異常事態の発生時には直ちに
冷暖房機の運転を停止させるようにした冷暖房用
コントローラを提供するものである。しかも異常
事態の発生の検出手段自らフエイルセーフ性をも
つものであることから、極めて信頼性の高いコン
トローラとなるものである。
〔考案の実施例〕
以下、図に示す実施例に基づいて本考案を詳細
に説明する。
第1図に本考案の一実施例を示す。図におい
て、1はマイクロコンピユータから構成されるコ
ントローラであり、例えば室温を検出する温度セ
ンサであるところのセンサ2によつて検出される
PV値は、A/D変換器3を介してコントローラ
1に読み込まれる。4は設定器であつて、例えば
所望の設定温度が設定されることになる。設定器
4によつて設定されるSP値は、A/D変換器5
を介してコントローラ1に読み込まれる。マイク
ロコンピユータはCPU6、ROM7、RAM8か
ら構成され、これらはバスラインを通して相互に
接続されている。ROM7にはCPU6を制御する
プログラムが書き込まれており、CPU6はこの
プログラムに従つて後述する第2図に示されるフ
ローチヤートを実行する。RAM8は一時メモリ
であつて、フラグの状態を記憶する機能を有す
る。
Q1はコントローラ1からの制御信号Thで制御
される第1スイツチング素子としてのトランジス
タ、Q2はコントローラ1からのパルス信号SOで
制御される第2スイツチング素子としてのトラン
ジスタであり、これ等トランジスタQ1,Q2は直
列に接続されてスイツチ回路を構成している。
9はフエイルセーフ特性をもつパルス検出器で
あつて、コンデンサC1,C2,ダイオードD1,D2
リレーK1からなる。この実施例のパルス検出器
にあつては、リレーK1とコンデンサC1は並列に
接続され、ダイオードD1とD2の中点とコモン電
位との間にコンデンサC2が接続される。ダイオ
ードD1のアノード側の接続点a点に検出すべき
パルス入力が入力される。10は例えば熱制御の
駆動装置であつて、例えばヒータである。リレー
K1が励磁されると駆動装置10の給電回路に設
けたリレー接点K11が閉成されることで駆動装
置10に電源11が供給され加熱を開始すること
になる。
次に動作について説明する。コントローラ1は
A/D変換器3,5を介して読み取つたPV値と
SP値の大きさと比較し、PV<SPのときすなわ
ち加熱要求と判断するとき、/Oポートを介し
て制御信号ThをLOに転じトランジスタQ1をON
する。これにより、トランジスタQ1のエミツタ
に接続される直流電源Vccがa点の印加されるこ
とになる。更にコントローラ1は、後述する第2
図に示すフローチヤートに従つて一定周期のパル
ス信号SOを/Oポートを介してトランジスタ
Q2に送出する。これにより、パルス信号SOがH1
のときはトランジスタQ2はONし、LOのときは
トランジスタQ2はOFFする。
次にパルス検出器9の動作について説明する。
熱要求があるときa点に直流電源Vccが印加され
る。ここでコントローラ1から送出されるパルス
信号SOがLOに転じトランジスタQ2がOFFにな
ると、a点の電位はダイオードD1を介してコン
デンサC2を充電する。続いてパルス信号SOがH1
に転じトランジスタQ2がONすると、このコンデ
ンサC2の電荷がダイオードD2リレーK1、トラン
ジスタQ2を介して放電し、リレーK1が励磁され
ることでリレー接点K11が閉成され駆動装置1
0に電源11が供給されて加熱を開始する。この
コンデンサC2の放電過程において同時にコンデ
ンサC1が充電されることになる。続いてパルス
信号SOがLOに転じトランジスタQ2がOFFする
と、前述のようにコンデンサC2が電源Vccにより
充電され一方、コンデンサC1にチヤージされた
電荷がリレーK1を介して流れることでリレーK1
の励磁は保持され続けることになる。すなわち熱
要求があつて、しかも一定周期のパルスが入力さ
れているときに限り、パルス検出器9は動作しリ
レーK1は励磁されることになる。しかもこのパ
ルス検出器9は基本的にフエイルセーフ機能を有
している。すなわち、コントローラ1が正常であ
つてもトランジスタQ1,Q2のいずれかにシヨー
トあるいはオープンの故障があればリレーK1
励磁されることはない。
第2図は、一定周期のパルス出力を出力するた
めにCPU6が実行するフローチヤートを示す。
この例ではパルス周期は40mSで説明されている。
SOフラグはRAM8に設けられるメモリであつ
て、前のサイクルに送出したパルス出力のH〓/
LO状態を記憶する。CPU6は、このフローチヤ
ートを実行することで一定周期のパルス信号SO
として送出することになるのであるが、マイクロ
コンピユータに異常が発生することのフローチヤ
ートを実行しなくなるため、パルス信号SOはH〓
のまま、あるいはLOのまま、あるいは乱れた周
期のパルス出力を送出することになるのである。
前述したようにパルス検出器9は一定周期のパ
ルス出力を検出するものであるから、マイクロコ
ンピユータに故障が発生することで第2図に示す
フローチヤートを実行しなくなると、パルス信号
SOはH〓のまま、あるいはLOのまま、あるいは
乱れた周期のパルス出力となるのでリレーK1
励磁されることはなく、従つて駆動装置10が運
転されることはない。すなわち本考案はすべてが
正常であるときのみ駆動装置10を駆動するもの
であつて、本質的にフエイルセーフ性を有してい
るものである。
更に本考案によれば、第3図に示すように異常
検出手段12を設け、この異常検出手段12のト
ランジスタQ3をパルス信号SOにより駆動するこ
とで、リレーK2を励磁する構成とすれば、この
リレーK2の常閉接点K21を用いてコントローラ
1の異常をランプにより外部に表示することがで
きるものである。
なお、フエイルセーフ性をもつパルス検出器9
は第1図に示される構成に限られるものではな
く、例えば第4図に示すような構成であつてもよ
いものである。
〔考案の効果〕
冷暖房用のコントローラはフエイルセーフ性を
もたせる必要がある。一方、マイクロコンピユー
タは確率的に故障を発生する要素をもつているも
のであることから、マイクロコンピユータを単に
コントローラの信号処理装置として用いることは
できない。従来は機械式のサーモを設けることで
対処するものであるが、この方法は異常運転が続
けられることで異常温度になることを検出するこ
とはできない。これに対して本考案は、マイクロ
コンピユータに一定周期のパルス発生手段をもた
せ、これを本質的にフエイルセーフ性を有する一
定周期のパルス検出回路と接続することをもつて
コントローラ全体のフエイルセーフ性を実現する
ものであることから、マイクロコンピユータの異
常発生に遅れることなく直ちに安全側に作動する
ので、極めて有効なる効果を奏するコントローラ
を実現できることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す冷暖房用コン
トローラの回路構成図、第2図は一定周期のパル
ス出力を出力するために上記コントローラ内の
CPUが実行するフローチヤート図、第3図は本
考案の他の実施例を示す冷暖房用コントローラの
回路構成図、第4図はパルス検出器の他の実施例
を示す回路図である。 1……コントローラ、2……センサ、4……設
定器、6……CPU、7……ROM、8……RAM、
9……パルス検出器、10……駆動装置、12…
…異常検出手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 温度センサにより検出される温度検出値および
    設定器により設定される温度設定値を処理して、
    駆動装置をON/OFF制御する制御信号および一
    定周期のパルス信号を出力するコントローラと、
    前記制御信号に応動する第1スイツチング素子と
    前記パルス信号に応動する第2スイツチング素子
    を直列に接続したスイツチ回路と、前記第1スイ
    ツチング素子の導通時に放電する第1コンデンサ
    と該導通時に充電され前記第2スイツチング素子
    の導通時に放電して該第1コンデンサを充電する
    第2コンデンサと、前記第1コンデンサおよび第
    2コンデンサの放電電流で励磁され前記駆動装置
    の給電回路に設けたリレー接点をON/OFF制御
    するリレーコイルとを有するフエイルセーフ機能
    のパルス検出器とを備えた冷暖房用コントロー
    ラ。
JP8495284U 1984-06-09 1984-06-09 冷暖房用コントロ−ラ Granted JPS611028U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8495284U JPS611028U (ja) 1984-06-09 1984-06-09 冷暖房用コントロ−ラ

Applications Claiming Priority (1)

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JP8495284U JPS611028U (ja) 1984-06-09 1984-06-09 冷暖房用コントロ−ラ

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Publication Number Publication Date
JPS611028U JPS611028U (ja) 1986-01-07
JPH0145006Y2 true JPH0145006Y2 (ja) 1989-12-26

Family

ID=30634903

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JP8495284U Granted JPS611028U (ja) 1984-06-09 1984-06-09 冷暖房用コントロ−ラ

Country Status (1)

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JP (1) JPS611028U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5832291A (ja) * 1981-08-20 1983-02-25 Nec Corp 磁気バブル記憶装置
JPS5851530U (ja) * 1981-10-05 1983-04-07 株式会社東芝 押しボタンスイツチ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5832291A (ja) * 1981-08-20 1983-02-25 Nec Corp 磁気バブル記憶装置
JPS5851530U (ja) * 1981-10-05 1983-04-07 株式会社東芝 押しボタンスイツチ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS611028U (ja) 1986-01-07

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