JPH0144937Y2 - - Google Patents

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JPH0144937Y2
JPH0144937Y2 JP8420484U JP8420484U JPH0144937Y2 JP H0144937 Y2 JPH0144937 Y2 JP H0144937Y2 JP 8420484 U JP8420484 U JP 8420484U JP 8420484 U JP8420484 U JP 8420484U JP H0144937 Y2 JPH0144937 Y2 JP H0144937Y2
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windshield
fuel tank
injection pipe
fuel injection
fuel
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JP8420484U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、液化ガスを封入した主として使い
捨て用のガスライターに関するものであつて、風
防を回動して噴出ガス量を所要状態に調整できる
構造のものにおいて、上記風防の回動度を着火機
構の操作に影響を与えることなく自由に選定でき
るようにしたものである。
従来、使い捨て用などのガスライターにおいて
は、燃料の開閉弁に高価な機械式のものを用いる
のは不利であるから、これに代るものとして第6
図に示すように燃料槽イの上端に軟質ゴム等の栓
体ロを嵌着してその中心穴に金属製の燃料噴射管
ハを立設し、燃料噴射管ハを前方に傾斜させるこ
とにより燃料ガスの流入路が形成される構造のも
のが開発されている。すなわち第6図Aに示すも
のは、燃料噴射管ハに下端に近く横孔ニが設けら
れ、燃料噴射管ハの傾斜により拡開された中心穴
の内周面を通つて燃料ガスが横孔ニに入り先端火
口より噴出するものであり、第6図Bは栓体ロに
予め前面から鋭利な刃物により切り目ホを水平に
設けておき、燃料噴射管を傾斜させると、切り目
ホが押し開かれ、その透隙から燃料ガスが燃料噴
射管ハの下端から内部に流入して先端火口より噴
出するものである。この場合、第6図Aに示すも
のは燃料噴射管に横孔を付設する必要があり、実
際の燃料噴射管は非常に細径のものであるから加
工に手間を要する不利がある。また第6図Bに示
すものは栓体を燃料槽に接着剤で固着する際、栓
体に設けられた切り目を燃料槽の前後位置に正し
く一致させる作業に手間取り、さらに切り目は外
観的には判別が困難であり、作業の手違いから切
り目を施さずに栓体を接着固定してしまう場合も
多い。
これに対し、この考案は栓体を燃料槽に接着固
定したのち組立工程において切り目を施こすよう
にするとともに、風防を回動して噴出ガス量の調
整が自由に行えるようにしたものであつて、この
考案の実施例を第1図について説明すると、1は
燃料槽であつて硬質樹脂を以つて円筒容器状に作
られ、第2図に明らかなように上端開口縁には前
後に切欠部2,2、上端に近い周面には凹溝3が
設けられ、また底面には必要により燃料注入部が
設けられている。
この燃料槽1の上端にはゴム等の軟質材料より
なる栓体4が嵌挿され接着剤5で固定されてい
る。この栓体4の中心には立穴6が設けられ、こ
れに直管状の燃料噴射管7が嵌挿立設されてい
る。上記栓体4は、第3図A,Bに示すように下
面に凹部8が設けられ、さらに凹部内に所要幅の
立上り凹部9,9が前後に設けてある。この栓体
4の凹部8および立上り凹部9,9内にわたる部
分には発泡樹脂材等の液化ガス吸着材10が充填
されている。この栓体4の立穴6内には第3図に
明らかなように立穴内周に沿つて所要幅の切り目
11,11′が常時は圧閉状態で設けられている。
燃料槽1の上端には円筒状の風防12がその内
周面下部を重合して回動可能に被嵌されている。
この風防12は第4図に示すように金属板をまる
めて筒状にするとともに、後面に当る部分を切り
開いて両側縁に着火機構係合用の係止突片13,
13、同じく案内突縁14,14が設けられ、ま
た下縁を前方に折曲してスプリング受け15が形
成され、さらに下端に近い周面には前記燃料槽1
の凹溝3に係合すべき切起し爪片16,16が内
方に張り出して設けられている。
風防12の内側には上端にヤスリ車17、内部
に発火石18を有する着火機構19がスプリング
20を上記スプリング受け15に載置して立設さ
れ、かつ風防1の案内突縁14,14および係止
突片13,13に係合して昇降自在に取りつけら
れており、下降時、前面に設けた突子21により
燃料噴射管7のその段部を圧下して前方に傾斜さ
せるようになつている。
この考案は上記の構造であつて、風防12を握
つて指先でヤスリ車17を圧下回転させることに
より発火と燃料噴射管7の傾動による燃料ガスの
噴出が行われるものであり、すなわち第5図のよ
うに燃料噴射管7の傾斜により栓体5の立穴6の
底部部分が押し開かれ、この変形により前部の切
り目11が拡開されて空隙aが生じるとともに、
傾斜した燃料噴射管7の下端縁には空隙bが生じ
るため、液化ガス吸着材10からの蒸発ガスが空
隙aから燃料噴射管7外周と立穴6内周の間を経
て空隙bに入り燃料噴射管7内に流入し上端火口
から噴射されるのであるが、この場合、燃料噴射
管7を正しく前方に倒した際は切り目11が最も
拡開された噴出量は最大となり、また風防を左右
いずれかに回動して着火機構19の突子21の方
向を変え、燃料噴射管7を側方に向けて倒すよう
にすれば切り目11は殆んど開かれないから噴出
量は最少となる。なお、この切目11は前部だけ
でよいのであるが、第1図および第3図に示すよ
うに前後に設け、その一方11′を他方のもの1
1に比べて切込み長さを変えておくと組立後、そ
の任意の一方を前部に位置させることにより噴出
量をいずれか一方の適当したものに選択すること
ができる。また栓体4の前記立上り凹部9,9は
必ずしも必要でないが、これを設けておくと液化
ガス吸着材10の取付保持が簡単な上に、立穴6
部分の変形を容易とすることができる。
この考案は以上のように、燃料ガスの開閉を栓
体4に設けた切り目11の開閉を利用して行わせ
るため作動確実であるとともに、この切り目11
は、立穴6の底部を貫いているものであるから、
栓体4を燃料槽1に接着固定後、鋭利な薄刃の刃
物を立穴6の内周面に沿わせて切り込むだけで容
易に得られ、前記水平の切り目を設けるものと異
なり不完全製品ができるおそれがない。また燃料
噴射量の調整は風防12を回動するだけでよく、
この場合、着火機構19のスプリング20は風防
12に支持されているから、風防12の回動と着
火機構19の作動とは無関係であり、常に最適の
状態に保持できる。そしてスプリング20を支持
するスプリング受け15は燃料槽1の切欠部2に
係合しており、この切欠部2は風防12の回動範
囲を定め、かつ最大噴出位置を定める目安ともな
つて効率的である等、多くの利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は側面断面図、第2図は燃料槽の斜面
図、第3図A,Bは栓体の側面断面図および下面
図、第4図は風防の斜面図、第5図は燃料噴射管
を傾斜させた状態の拡大断面図、第6図A,Bは
燃料開閉機構の従来の一例を示す側面断面図であ
る。 1……燃料槽、2……切欠部、4……栓体、6
……立穴、7……燃料噴射管、8……凹部、10
……液化ガス吸着材、11,11′……切り目、
12……風防、15……スプリング受け、19…
…着火機構、20……スプリング、a,b……空
隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒容器状の燃料槽の上端にゴム等の軟質弾性
    材料よりなる栓体を嵌着し、その上面中心の立穴
    に燃料噴射管を立設するとともに燃料槽の上端に
    円筒状の風防を回動可能に嵌装して内部に風防に
    添つて昇降する着火機構を設けたものにおいて、
    上記栓体4には予め下面に液化ガス吸着材10を
    添設し、かつ立穴6の底部前縁に切込して下端が
    液化ガス吸着材10に達する所要長さの切り目1
    1を、弾性により常時圧閉させて垂設し、さらに
    風防12には内方に突出して着火機構19を支持
    するスプリング受け15を燃料槽1上縁に設けた
    切欠部2に係合して設けてなるガスライター。
JP8420484U 1984-06-08 1984-06-08 ガスライタ− Granted JPS614173U (ja)

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JP8420484U JPS614173U (ja) 1984-06-08 1984-06-08 ガスライタ−

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JP8420484U JPS614173U (ja) 1984-06-08 1984-06-08 ガスライタ−

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Publication Number Publication Date
JPS614173U JPS614173U (ja) 1986-01-11
JPH0144937Y2 true JPH0144937Y2 (ja) 1989-12-26

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JP8420484U Granted JPS614173U (ja) 1984-06-08 1984-06-08 ガスライタ−

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JPS614173U (ja) 1986-01-11

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