JPH0144835Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0144835Y2 JPH0144835Y2 JP1984024238U JP2423884U JPH0144835Y2 JP H0144835 Y2 JPH0144835 Y2 JP H0144835Y2 JP 1984024238 U JP1984024238 U JP 1984024238U JP 2423884 U JP2423884 U JP 2423884U JP H0144835 Y2 JPH0144835 Y2 JP H0144835Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- block
- blocks
- groove
- inner arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
- F16G5/00—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section
- F16G5/16—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts
- F16G5/166—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section consisting of several parts with non-metallic rings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
- Sheet Holders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
（産業上の利用分野）
本考案は、略エの字型をなす多数の薄型ブロツ
クを積層し、該ブロツクの凹ブロツクに２つのＶ
ベルトを嵌挿して成るブロツク付きＶベルトの改
良に関するものであり、動力伝達装置、特に無段
変速装置の動力伝達ベルトとして利用される。
クを積層し、該ブロツクの凹ブロツクに２つのＶ
ベルトを嵌挿して成るブロツク付きＶベルトの改
良に関するものであり、動力伝達装置、特に無段
変速装置の動力伝達ベルトとして利用される。
（従来の技術）
本考案に係わる従来の技術として、米国特許第
2170925号明細書に開示されたものがある。これ
は、第１図に示すように略エの字型をなす多数の
薄型ブロツク１１を積層し、該ブロツク１１の凹
部１２に２つのＶベルト１３を嵌装して成るブロ
ツク付きＶベルトである。
2170925号明細書に開示されたものがある。これ
は、第１図に示すように略エの字型をなす多数の
薄型ブロツク１１を積層し、該ブロツク１１の凹
部１２に２つのＶベルト１３を嵌装して成るブロ
ツク付きＶベルトである。
（考案が解決しようとする課題）
しかしながらこの従来技術には以下に述べるよ
うな問題点がある。
うな問題点がある。
即ち、Ｖベルト１３はたわみ易いよう底面側に
溝１４が設けられる。ところがＶベルトが装置に
取付けられ、作動回転するとブロツク１１に遠心
力が働き、この遠心力によつてブロツク１１が第
１図で上方に付勢され、溝１４に対応した位置に
あるブロツク１１の内腕部１５が溝１４に咬合し
て、Ｖベルトを損傷したり、的確な動力伝達が出
来なくなることがある。
溝１４が設けられる。ところがＶベルトが装置に
取付けられ、作動回転するとブロツク１１に遠心
力が働き、この遠心力によつてブロツク１１が第
１図で上方に付勢され、溝１４に対応した位置に
あるブロツク１１の内腕部１５が溝１４に咬合し
て、Ｖベルトを損傷したり、的確な動力伝達が出
来なくなることがある。
前述した課題を解決する手段として、Ｖベルト
１３に形成されている溝１４を狭くする方法が考
えられる。しかし、この方法ではＶベルト１３が
撓み難くなつて、高速回転でプーリとの追従性が
悪化して動力伝達が低下したり、プーリとの間で
すべりが生じて発熱で耐久性が低下したりする、
という問題点が生じる。
１３に形成されている溝１４を狭くする方法が考
えられる。しかし、この方法ではＶベルト１３が
撓み難くなつて、高速回転でプーリとの追従性が
悪化して動力伝達が低下したり、プーリとの間で
すべりが生じて発熱で耐久性が低下したりする、
という問題点が生じる。
そこで本考案は、遠心力が作用してもブロツク
の内腕部がＶベルトの溝に咬合することがないよ
うにして、Ｖベルトの損傷をなくし、的確な動力
伝達が維持できるようにするブロツク付きＶベル
トを提供することを技術的課題とする。
の内腕部がＶベルトの溝に咬合することがないよ
うにして、Ｖベルトの損傷をなくし、的確な動力
伝達が維持できるようにするブロツク付きＶベル
トを提供することを技術的課題とする。
〔考案の構成〕
（課題を解決するための手段）
上記技術的課題を解決するために講じた技術的
手段は、Ｖベルトの底面の略幅方向に形成される
溝と、該溝に対向する前記ブロツクの内腕部との
間に帯体を嵌入した、ことである。
手段は、Ｖベルトの底面の略幅方向に形成される
溝と、該溝に対向する前記ブロツクの内腕部との
間に帯体を嵌入した、ことである。
（作用）
上記技術的手段は以下のように作用する。
即ち、ブロツクが遠心力を受けても帯体によつ
て内腕部がＶベルトの方向への撓みが規制される
ため、前記内腕部が溝に咬合することがなくＶベ
ルトの損傷や動力伝達に悪影響を及ぼすことがな
くなる。
て内腕部がＶベルトの方向への撓みが規制される
ため、前記内腕部が溝に咬合することがなくＶベ
ルトの損傷や動力伝達に悪影響を及ぼすことがな
くなる。
（実施例）
以下、本考案の技術的手段を溝じた実施例につ
いて図面を参照して説明する。
いて図面を参照して説明する。
第２図、第３図において、２１はエの字型の金
属製薄型ブロツク、２３はゴム製のＶベルトであ
り、ブロツク２１の凹部２２にそれぞれ嵌装され
ている。２６は鋼板製の帯体であり、Ｖベルト２
３の底面２７とブロツク２１の内腕部２５との間
に嵌装される。１４はＶベルトの底面２７に等間
隔に形成された溝である。第３図のように、溝１
４とブロツクの内腕部２５とは帯体２６によつて
隔離されているるため、ブロツク付きＶベルトは
無端状のベルトであり、プーリに懸回された状態
で動力の伝達がされ、ブロツク２１に遠心力が作
用しても内腕部２５は帯体２６によつてＶベルト
方向への撓みが規制され溝１４に入り込むことは
ない。
属製薄型ブロツク、２３はゴム製のＶベルトであ
り、ブロツク２１の凹部２２にそれぞれ嵌装され
ている。２６は鋼板製の帯体であり、Ｖベルト２
３の底面２７とブロツク２１の内腕部２５との間
に嵌装される。１４はＶベルトの底面２７に等間
隔に形成された溝である。第３図のように、溝１
４とブロツクの内腕部２５とは帯体２６によつて
隔離されているるため、ブロツク付きＶベルトは
無端状のベルトであり、プーリに懸回された状態
で動力の伝達がされ、ブロツク２１に遠心力が作
用しても内腕部２５は帯体２６によつてＶベルト
方向への撓みが規制され溝１４に入り込むことは
ない。
尚、帯体２６は長手方向に伸縮し難く、溝内に
くい込む程の小屈曲のしない、かつプーリに対し
ては追従できる程の大屈曲の可能な材質であれ
ば、例えばメツシユの様なものでも良い。
くい込む程の小屈曲のしない、かつプーリに対し
ては追従できる程の大屈曲の可能な材質であれ
ば、例えばメツシユの様なものでも良い。
第４図は他の実施例であり、ブロツク２１の内
腕部２５に切欠き２５ａを設け、この切欠き２５
ａ内に複数の鋼線製帯体２６ａを嵌入したもので
ある。
腕部２５に切欠き２５ａを設け、この切欠き２５
ａ内に複数の鋼線製帯体２６ａを嵌入したもので
ある。
第５図は更に他の実施例であり、ブロツク２１
の内腕部２５の先端に突起２５ａを設け、帯体２
６の側面飛出しを防止したものである。
の内腕部２５の先端に突起２５ａを設け、帯体２
６の側面飛出しを防止したものである。
第６図は更に他の実施例であり、ブロツク２１
の内腕部２５の付け根に小切欠き２１ａを設け、
帯体２６を嵌入したものである。
の内腕部２５の付け根に小切欠き２１ａを設け、
帯体２６を嵌入したものである。
本考案は、次の特有の効果を生じる。すなわ
ち、Ｖベルトの底面とブロツクの内腕部との間に
帯体を嵌入するので、Ｖベルトの溝の大きさは従
来と同じでよく、撓み難くなることはなく、従つ
て動力伝達の低下や耐久性の低下がない。Ｖベル
ト底面と所定間隔をもつて列設されるブロツクの
内腕部との接触がなくなるため、ブロツクの内腕
部でＶベルトの底面を作る作用がなくなるため、
耐久性を向上させることができる。
ち、Ｖベルトの底面とブロツクの内腕部との間に
帯体を嵌入するので、Ｖベルトの溝の大きさは従
来と同じでよく、撓み難くなることはなく、従つ
て動力伝達の低下や耐久性の低下がない。Ｖベル
ト底面と所定間隔をもつて列設されるブロツクの
内腕部との接触がなくなるため、ブロツクの内腕
部でＶベルトの底面を作る作用がなくなるため、
耐久性を向上させることができる。
第１図はブロツク付きＶベルトの従来技術の説
明図、第２図は本考案の一実施例を示すブロツク
付きＶベルトの一部断面図、第３図は第２図の
−線に沿つた断面図、第４図、第５図および第
６図は本考案の他の実施例に係わる一部断面図で
ある。 ブロツク……２１、Ｖベルト……２３、内腕部
……２５、帯体……２６，２６ａ、Ｖベルトの底
面……２７。
明図、第２図は本考案の一実施例を示すブロツク
付きＶベルトの一部断面図、第３図は第２図の
−線に沿つた断面図、第４図、第５図および第
６図は本考案の他の実施例に係わる一部断面図で
ある。 ブロツク……２１、Ｖベルト……２３、内腕部
……２５、帯体……２６，２６ａ、Ｖベルトの底
面……２７。
Claims (1)
- 略エの字型をなす多数の薄型ブロツクを積層
し、該ブロツクの凹部に２つのＶベルトを嵌装し
て無端状のブロツク付きＶベルトを構成するとと
もに、前記ＶベルトのＶ側面で動力を伝達するブ
ロツク付きＶベルトにおいて、前記Ｖベルトの底
面の略幅方向に形成される溝と、該溝に対向する
前記ブロツクの内腕部との間に、帯体を嵌入して
成るブロツク付きＶベルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2423884U JPS60134951U (ja) | 1984-02-21 | 1984-02-21 | ブロツク付きｖベルト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2423884U JPS60134951U (ja) | 1984-02-21 | 1984-02-21 | ブロツク付きｖベルト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60134951U JPS60134951U (ja) | 1985-09-07 |
| JPH0144835Y2 true JPH0144835Y2 (ja) | 1989-12-25 |
Family
ID=30518208
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2423884U Granted JPS60134951U (ja) | 1984-02-21 | 1984-02-21 | ブロツク付きｖベルト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60134951U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53137361A (en) * | 1977-05-04 | 1978-11-30 | Pirelli | Trapezoid driving belt |
-
1984
- 1984-02-21 JP JP2423884U patent/JPS60134951U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53137361A (en) * | 1977-05-04 | 1978-11-30 | Pirelli | Trapezoid driving belt |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60134951U (ja) | 1985-09-07 |
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