JPH0144442Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0144442Y2 JPH0144442Y2 JP15771684U JP15771684U JPH0144442Y2 JP H0144442 Y2 JPH0144442 Y2 JP H0144442Y2 JP 15771684 U JP15771684 U JP 15771684U JP 15771684 U JP15771684 U JP 15771684U JP H0144442 Y2 JPH0144442 Y2 JP H0144442Y2
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- angle
- corner
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- angle members
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- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 25
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 claims description 10
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 9
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 9
- ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N Tin Chemical compound [Sn] ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000005028 tinplate Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
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- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000009993 protective function Effects 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Buffer Packaging (AREA)
- Package Frames And Binding Bands (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈考案の目的〉
産業上の利用分野
本考案は鋼板の梱包用コーナ部の保護用アング
ル材に係り、詳しくは、一端部若しくは両端部の
重ね合わさせるところに段付部を設けて、梱包時
に鋼板表面の間でほとんど隙間等が生じることが
なく、コーナ部を保護できるアングル材に係る。
ル材に係り、詳しくは、一端部若しくは両端部の
重ね合わさせるところに段付部を設けて、梱包時
に鋼板表面の間でほとんど隙間等が生じることが
なく、コーナ部を保護できるアングル材に係る。
なお、以下でぶりきシートの梱包例を中心に説
明するが、これ以外の鋼板、更に、合成樹脂、
紙、木等の板状材の梱包に供することができる。
明するが、これ以外の鋼板、更に、合成樹脂、
紙、木等の板状材の梱包に供することができる。
従来の技術
従来から、ぶりきシート等の鋼板の梱包時にそ
の梱包各コーナ部にはアングル材を使用しその保
護をはかつている。すなわち、第4図に示す如
く、ぶりきシート1等を梱包するときにはそのシ
ート1が積み重ねられた梱包のコーナ部を板厚
1.2〜2.3mm程度のアングル材2,3,4によつて
保護して外力等からの変形を防止している。この
アングル材2,3,4は頂部において第5図に示
す如く、各端部が互いに重ね合わされている。例
えば、ぶりきシート1を積上げてそのコーナ部に
最初は密着させて第6図aの如くアングル材2を
取付け、その後は順次に第6図bに示す如くアン
グル材3、第6図cに示す如くアングル材4を取
付けている。
の梱包各コーナ部にはアングル材を使用しその保
護をはかつている。すなわち、第4図に示す如
く、ぶりきシート1等を梱包するときにはそのシ
ート1が積み重ねられた梱包のコーナ部を板厚
1.2〜2.3mm程度のアングル材2,3,4によつて
保護して外力等からの変形を防止している。この
アングル材2,3,4は頂部において第5図に示
す如く、各端部が互いに重ね合わされている。例
えば、ぶりきシート1を積上げてそのコーナ部に
最初は密着させて第6図aの如くアングル材2を
取付け、その後は順次に第6図bに示す如くアン
グル材3、第6図cに示す如くアングル材4を取
付けている。
このように取付ける場合には、最初のアングル
材2はぶりきシート1に密着され、その間には隙
間は生じないが、そのあとから取付けるアングル
材3,4は何れも最初のアングル材2の上に重ね
合わせるだけに、その板厚分だけ隙間が生じる。
この状態でバンド5が掛けられると、アングル材
3ならびに4は第7図aならびにbに示すように
弓状に曲がり、しかも、ぶりきシート1は部分的
にしか接しないため、局部的にぶりきシートに力
が加わるため、コーナ部を保護する機能よりもか
えつて悪い影響を与えることもある。
材2はぶりきシート1に密着され、その間には隙
間は生じないが、そのあとから取付けるアングル
材3,4は何れも最初のアングル材2の上に重ね
合わせるだけに、その板厚分だけ隙間が生じる。
この状態でバンド5が掛けられると、アングル材
3ならびに4は第7図aならびにbに示すように
弓状に曲がり、しかも、ぶりきシート1は部分的
にしか接しないため、局部的にぶりきシートに力
が加わるため、コーナ部を保護する機能よりもか
えつて悪い影響を与えることもある。
また、アングル材自体の剛性からバンド5の引
締力が充分にぶりきシート1に伝わらず、輸送途
中でバンドが緩む原因にもなりやすい。更に、ア
ングル材3,4も変形することから外見上も好ま
しくなく、再使用にも不都合である。
締力が充分にぶりきシート1に伝わらず、輸送途
中でバンドが緩む原因にもなりやすい。更に、ア
ングル材3,4も変形することから外見上も好ま
しくなく、再使用にも不都合である。
考案が解決しようとする問題点
要するに、本考案は上記欠点の解決を目的と
し、具体的には、鋼板を直方体状に順次積み重
ね、この直方体のコーナ部にアングル材を当てて
梱包する際に、一端若しくは両端が直方体の隅角
部で重ね合わされるアングル材の内面はぶりきシ
ートの表面に局部的に接触すること、バンド掛け
の時にもそれらアングル材が弓なりに彎曲するこ
と、更に、アングル材の剛性により梱包がゆるむ
こと等の問題点を解決することを目的とする。
し、具体的には、鋼板を直方体状に順次積み重
ね、この直方体のコーナ部にアングル材を当てて
梱包する際に、一端若しくは両端が直方体の隅角
部で重ね合わされるアングル材の内面はぶりきシ
ートの表面に局部的に接触すること、バンド掛け
の時にもそれらアングル材が弓なりに彎曲するこ
と、更に、アングル材の剛性により梱包がゆるむ
こと等の問題点を解決することを目的とする。
〈考案の構成〉
問題点を解決するための手段ならびにその作用
従つて、上記問題点を解決するために、本考案
は鋼板を積み重ねた直方体の各コーナ部に当てて
保護するアングル材において前記直方体の各角隅
部に位置する一端部若しくは両端部に、重ね合わ
される下側のアングル材の板厚分だけ浮上らせた
段付部を設けて成ることを特徴とする。
は鋼板を積み重ねた直方体の各コーナ部に当てて
保護するアングル材において前記直方体の各角隅
部に位置する一端部若しくは両端部に、重ね合わ
される下側のアングル材の板厚分だけ浮上らせた
段付部を設けて成ることを特徴とする。
そこで、この手段、つまり、その構成ならびに
その作用について更に具体的に説明すると、次の
通りである。
その作用について更に具体的に説明すると、次の
通りである。
まず、第1図aならびにbは本考案の一つの実
施例に係るアングル材の傾斜図であり、第2図は
これらアングル材によつての梱包物の斜視図であ
り、第3図はその一部の拡大図である。第1図a
ならびにbに示す如く、アングル材10a,10
bは何れも従来例と同様に鋼材やその他の合成樹
脂から構成し、その一端部若しくは両端部に段付
部11a,11bを設ける。各段付部11a,1
1bは上記の如く梱包物の角隅部でアングル材が
重ね合わされるときに、下側のアングル材の板厚
分だけ浮上らせるよう構成するが、通常は、例え
ば第2図に示す如く、アングル材10a,10b
を互いに組み合わせることによつてコーナ部を保
護できるため、各段付部11a,11bにおいて
はそのアングル材10a,10b自体の板厚分だ
け浮上らせて構成する。
施例に係るアングル材の傾斜図であり、第2図は
これらアングル材によつての梱包物の斜視図であ
り、第3図はその一部の拡大図である。第1図a
ならびにbに示す如く、アングル材10a,10
bは何れも従来例と同様に鋼材やその他の合成樹
脂から構成し、その一端部若しくは両端部に段付
部11a,11bを設ける。各段付部11a,1
1bは上記の如く梱包物の角隅部でアングル材が
重ね合わされるときに、下側のアングル材の板厚
分だけ浮上らせるよう構成するが、通常は、例え
ば第2図に示す如く、アングル材10a,10b
を互いに組み合わせることによつてコーナ部を保
護できるため、各段付部11a,11bにおいて
はそのアングル材10a,10b自体の板厚分だ
け浮上らせて構成する。
また、このようにアングル材の一端若しくは両
端に板厚分だけの段付部11a,11bを設ける
場合、ぶりきシート1の寸法に合わせてアングル
材を切断する際に、切断と同時に又は次工程でア
ングル材にプレスにて段差をつけると、段付部1
1a,11bは容易に構成できる。
端に板厚分だけの段付部11a,11bを設ける
場合、ぶりきシート1の寸法に合わせてアングル
材を切断する際に、切断と同時に又は次工程でア
ングル材にプレスにて段差をつけると、段付部1
1a,11bは容易に構成できる。
次に、上記構成のアングル材につきその使用態
様を通じて更に具体的に説明すると、次の通りで
ある。
様を通じて更に具体的に説明すると、次の通りで
ある。
すなわち、第2図に示す如く、ぶりきシート1
を積み上げ、この梱包物のコーナ部にははじめに
第1図aに示すアングル材10aを当てる。この
アングル材10aは一端部にのみ段付部11aが
形成され、他端は平坦のにままにあつて、この他
端の上に第1図aに示す同じ構成のアングル材1
0aの段付部11aを重ね合わせる(第3図参
照)。この場合、はじめのアングル材10aの一
端の段付部11aは他のアングル材10aの他端
の上に重ね合わせ、このようにして、4つのアン
グル材10aを組み合わせて梱包物の表面ならび
に裏面の各コーナ部を保護する。また、梱包物の
各垂直コーナ部には、第1図bに示すアングル材
10bを用いる。すなわち、このアングル材10
bは両端部に段付部10bが設けられ、しかも、
この段付部11bはアングル材10bの両面に段
差が形成されている。この構成のアングル材10
bを梱包物の垂直コーナ部に当てると、両端の段
付部11bは先の組み合わされたアングル材10
a上に重ね合わされる。
を積み上げ、この梱包物のコーナ部にははじめに
第1図aに示すアングル材10aを当てる。この
アングル材10aは一端部にのみ段付部11aが
形成され、他端は平坦のにままにあつて、この他
端の上に第1図aに示す同じ構成のアングル材1
0aの段付部11aを重ね合わせる(第3図参
照)。この場合、はじめのアングル材10aの一
端の段付部11aは他のアングル材10aの他端
の上に重ね合わせ、このようにして、4つのアン
グル材10aを組み合わせて梱包物の表面ならび
に裏面の各コーナ部を保護する。また、梱包物の
各垂直コーナ部には、第1図bに示すアングル材
10bを用いる。すなわち、このアングル材10
bは両端部に段付部10bが設けられ、しかも、
この段付部11bはアングル材10bの両面に段
差が形成されている。この構成のアングル材10
bを梱包物の垂直コーナ部に当てると、両端の段
付部11bは先の組み合わされたアングル材10
a上に重ね合わされる。
〈考案の効果〉
以上詳しく説明した通り、本考案に係るアング
ル材は一端部若しくは両端部に段付部を設け、重
ね合わされるところに、アングル材の板厚分だけ
段差が形成されている。
ル材は一端部若しくは両端部に段付部を設け、重
ね合わされるところに、アングル材の板厚分だけ
段差が形成されている。
従つて、梱包時にアングル材との間で隙間が生
じず、ぶりきシート表面に密着するため、ぶりき
シート自体への保護機能も改良され、バンドも本
来の引締力で製品を結束することができ、輸送時
の緩みもなくなり、しかも、外見上も良好であ
り、変形もなく、アングル材は再使用できるなど
の効果が達成できる。
じず、ぶりきシート表面に密着するため、ぶりき
シート自体への保護機能も改良され、バンドも本
来の引締力で製品を結束することができ、輸送時
の緩みもなくなり、しかも、外見上も良好であ
り、変形もなく、アングル材は再使用できるなど
の効果が達成できる。
第1図aならびにbは本考案の一つの実施例に
係るアングル材の各斜視図、第2図はそのアング
ル材の使用態様の説明図、第3図は第2図の一部
の拡大図、第4図は従来例のアングル材の使用態
様の説明図、第5図は第4図の一部の拡大図、第
6図a,bならびにcは従来例のアングル材の使
用順序を示す各説明図、第7図aならびにbは梱
包時の従来例のアングル材の変形態様を示す各説
明図である。 符号1……ぶりきシート、5……バンド、10
a,10b……アングル材、11a,11b……
段付部。
係るアングル材の各斜視図、第2図はそのアング
ル材の使用態様の説明図、第3図は第2図の一部
の拡大図、第4図は従来例のアングル材の使用態
様の説明図、第5図は第4図の一部の拡大図、第
6図a,bならびにcは従来例のアングル材の使
用順序を示す各説明図、第7図aならびにbは梱
包時の従来例のアングル材の変形態様を示す各説
明図である。 符号1……ぶりきシート、5……バンド、10
a,10b……アングル材、11a,11b……
段付部。
Claims (1)
- 鋼板を積み重ねた直方体の各コーナ部に当てて
保護するアングル材において前記直方体の各角隅
部に位置する一端部若しくは両端部に、重ね合わ
される下側のアングル材の板厚分だけ浮上らせた
段付部を設けて成ることを特徴とする鋼板の梱包
用コーナ部の保護用アングル材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15771684U JPH0144442Y2 (ja) | 1984-10-17 | 1984-10-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15771684U JPH0144442Y2 (ja) | 1984-10-17 | 1984-10-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6173561U JPS6173561U (ja) | 1986-05-19 |
JPH0144442Y2 true JPH0144442Y2 (ja) | 1989-12-22 |
Family
ID=30715702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15771684U Expired JPH0144442Y2 (ja) | 1984-10-17 | 1984-10-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0144442Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102020206886A1 (de) * | 2020-06-03 | 2021-12-09 | Felix Waldner Gmbh | Anordnung zum sichern von plattenförmigen material |
-
1984
- 1984-10-17 JP JP15771684U patent/JPH0144442Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6173561U (ja) | 1986-05-19 |
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