JPH0144408Y2 - - Google Patents

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JPH0144408Y2
JPH0144408Y2 JP1985069812U JP6981285U JPH0144408Y2 JP H0144408 Y2 JPH0144408 Y2 JP H0144408Y2 JP 1985069812 U JP1985069812 U JP 1985069812U JP 6981285 U JP6981285 U JP 6981285U JP H0144408 Y2 JPH0144408 Y2 JP H0144408Y2
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bag
bag opening
running
boxes
air
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は合成樹脂フイルムからなる袋に所要
の物品を詰めてその袋口をシールする装置に関す
るものである。
〔従来の技術及びその問題点〕 袋に詰める物品には、袋に詰め保存中空気(酸
素)に解れて酸化変質するおそれあるものや、空
気も充分に詰めて物品相互間に空気の層を形成す
る必要あるものがある。
ところで物品を詰めた後空気を排出し真空状態
で袋口をシールしたり、物品を詰めた後空気を注
入した膨満状態で袋口をシールするのは従来1個
毎手作業で行つており著しく非能率であつた。
このため、実開昭58−38288号公報において、
脱気シール機が提案されている。しかしながら、
このシール機には、袋口開口機構が設けられてお
らず、袋内が円滑に吸気されない問題がある。す
なわち、この種の熱シール機の対象袋は、合成樹
脂フイルムから成り、その袋口は接着し易く(閉
じ易く)、通常、接着して(閉じて)いるため、
吸気すると、より一層接着(閉じ)度合を増すだ
けで袋内の吸気が行なわれない。また、空気注入
においても、その注入空気で、フイルムが接着し
た(閉じた)袋口を開けることは不可能に近く、
やはり袋内への空気注入は因難である。
この考案は、以上の点に留意し、袋内の吸気
部、袋内への空気注入部に袋口開口機構を設けた
袋口シール機を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この考案にあつて
は、小幅のベルトからなる上下のベルトコンベヤ
ーの対向して重なり合う走行帯の走行経路に沿つ
て、袋口加熱シール機構、袋口冷却機構を配し、
前記重なり合う走行帯間に袋口を挾持して走行帯
とともにフイルム状袋を走行し、前記袋加熱シー
ル機構、袋口冷却機構により、袋口をシール・冷
却する従来周知の袋の袋口シール装置において、
前記重なり合う走行帯の走行経路における前記袋
口加熱シール機構の前後に隣接して、走行帯を挾
むように、吸気手段を接続した上下のボツクスを
設け、この両ボツクスの対向面の一側は走行帯の
一側から一部突出し、両ボツクスの対向面には走
行帯に対応する部分と走行帯から突出する部分に
小穴の前記走行方向の列を形成し、かつ両ボツク
スの対向面間には、エア吸引ノズルとエア噴出ノ
ズルの何れか一方又は両方を臨させたのである。
〔作用〕
袋内の空気を排出して袋口をシールする場合に
はエア吸引ノズルを開弁し、袋内に空気を吹き込
んで袋口をシールする場合はエア噴出ノズルを開
弁した状態で、所要の物品を詰めた袋の袋口をベ
ルトコンベヤーの対向して重なり合う走行帯に、
袋口先端部はエア吸引又はエア噴出のノズル先に
臨むよう一部突出させて噛み込まめると、ボツク
スに至つた袋口は、ボツクス内の吸気により小穴
を介して吸引され、このとき、重なつた走行帯も
吸引されて離されるため、袋内に通じるように確
実に開き、この開口動作とともに袋内の空気がノ
ズルにより吸引され或は袋内に空気が吹き込まれ
て次のシール機構で袋口が加熱シールされ次いで
冷却されて走行帯の先端から放出される。
〔実施例〕
第1図において1a,1bは小幅のベルトから
なる上下のベルトコンベヤーである。ベルトコン
ベヤーの駆動機構は図示を省略した。
ベルトコンベヤー1a,1bの、対向して重な
り合い共に移動する走行帯2a,2bの走行方向
元側にはバキユーム方式の袋口開口機構3が設け
てある。
袋口開口機構3は走行帯2a,2bを挾む上下
のボツクス4a,4bからなつており、両ボツク
スの対向面の一側は走行帯の一側から一部突出し
ている。
両ボツクスの対向面には小孔5の走行方向の列
6a,6bが形成してあり、小孔の列6aは走行
帯2a,2b上に位置している。又このボツクス
にはバキユームポンプ7からのパイプ8が接続し
てある。
両ボツクス4a,4bの一側において両ボツク
ス間に対応する部分には第2図に示すようにエア
噴出ノズル9が、又同部分において左右位置を異
にする部分には第3図に示すようにエア吸引ノズ
ル10が、両ボツクス間の間隙に向けて臨んでい
る。
エア噴出ノズル9はコンプレツサー11からの
パイプ12に接続され、エア吸引ノズル10はバ
キユームポンプ7からのパイプ13に接続され、
パイプ13にはバルブ14が介在されている。
16はボツクス4a,4b間の間隙17部分の
みに一致する長孔18をそなえる塞板を示す。
袋口開口機構3の、走行帯2a,2bの走行方
向先側には同機構に接して袋口加熱シール機構1
9と、これに続き袋口冷却機構20が配設されて
いる。21は冷却機構における空冷又は水冷用の
導孔である。
この装置により袋の袋口をシールするには、第
4図に示すように熱溶着性フイルムからなる袋2
2aに所要の物品23aを詰め、且つこの物品は
空気も吹き込む必要があるものの場合、ベルトコ
ンベヤー1a,1b及びバキユームポンプ7を駆
動した状態でコンプレツサー11も駆動し、且つ
バキユームポンプ7からエア吸引ノズル10に至
るパイプ13のバルブ14を閉じて前記袋の袋口
をベルトコンベヤーの走行体2a,2b間に噛み
込ませ、又第5図に示すように袋22bに所要の
物品23bを詰め、且つこの物品は空気を排出す
る必要あるものの場合はコンプレツサー11を停
止しパイプ13のバルブ14を開くものとする。
したがつて、走行帯2a,2bにつれてボツク
ス4a,4bに至つた袋口は、ボツクス4a,4
b内の吸気により小孔6bを介して吸引され、こ
のとき、重なつた走行帯2a,2bも小孔6aか
ら吸引されて離され、袋22a,22b内に通じ
るように確実に開き、この開口動作とともに袋2
2b内の空気がノズル10により吸引され、或は
袋22a内にノズル9から空気が吹き込まれて次
のシール機構19で袋口が加熱シールされ次いで
冷却されて走行帯の先端から放出される。この作
用時、ボツクス4a,4b内の吸気は、袋口がボ
ツクス4a,4bに吸着されて袋の移動に支障が
生じない程度とする。なお、図中、24は袋の主
部を受けるコンベヤーを示す。
〔効果〕
この考案は、以上のように構成し、袋口を確実
に開けて、吸気又は空気注入が行なわれるように
したので、従来のごとく、その吸気・空気注入動
作が不安定とならず、円滑になされる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る袋口シール装置の一例の
正面図、第2図は同上の、エア噴出ノズル部での
拡大縦断側面図、第3図はエア吸引ノズル部での
拡大縦断側面図、第4図第5図は第2図第3図に
対応した、袋口シール装置の作動状態の側面図で
ある。 1a,1b……ベルトコンベヤー、2a,2b
……走行帯、3……袋口開口機構、4a,4b…
…ボツクス、5……小孔、7……バキユームポン
プ、9……エア噴出ノズル、10……エア吸引ノ
ズル、11……コンプレツサー、19……袋口加
熱シール機構、20……袋口冷却機構、22a,
22b……袋、23a,23b……袋に詰めた物
品。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 小幅のベルトからなる上下のベルトコンベヤー
    1a,1bの対向して重なり合う走行帯2a,2
    bの走行経路に沿つて、袋口加熱シール機構1
    9、袋口冷却機構20を配し、前記重なり合う走
    行帯2a,2b間に袋口を挾持して走行帯2a,
    2bとともにフイルム状袋22a,22bを走行
    し、前記袋口加熱シール機構19、袋口冷却機構
    20により、袋口をシール・冷却する袋の袋口シ
    ール装置において、前記重なり合う走行帯2a,
    2bの走行経路における前記袋口加熱シール機構
    19の前側に隣接して、走行帯2a,2bを挾む
    ように、吸気手段を接続した上下ボツクス4a,
    4bを設け、この両ボツクス4a,4bの対向面
    の一側は走行帯2a,2bの一側から一部突出
    し、両ボツクス4a,4bの対向面には走行帯2
    a,2bに対応する部分と走行帯2a,2bから
    突出する部分に小穴6a,6bの前記走行方向の
    列を形成し、かつ両ボツクス4a,4bの対向面
    間には、エア吸引ノズル10とエア噴出ノズル9
    の何れか一方又両方を臨ませたことを特徴とする
    袋の袋口シール装置。
JP1985069812U 1985-05-11 1985-05-11 Expired JPH0144408Y2 (ja)

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JPS61186504U JPS61186504U (ja) 1986-11-20
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JP2016074460A (ja) * 2014-10-06 2016-05-12 株式会社ユニバック 袋の口部シール機における袋内の脱気装置

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