JPH0143929B2 - - Google Patents

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JPH0143929B2
JPH0143929B2 JP56194020A JP19402081A JPH0143929B2 JP H0143929 B2 JPH0143929 B2 JP H0143929B2 JP 56194020 A JP56194020 A JP 56194020A JP 19402081 A JP19402081 A JP 19402081A JP H0143929 B2 JPH0143929 B2 JP H0143929B2
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JP
Japan
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light
single fiber
angle
illumination optical
optical system
Prior art date
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Expired
Application number
JP56194020A
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English (en)
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JPS5895706A (ja
Inventor
Susumu Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Publication of JPS5895706A publication Critical patent/JPS5895706A/ja
Publication of JPH0143929B2 publication Critical patent/JPH0143929B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B23/00Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
    • G02B23/24Instruments or systems for viewing the inside of hollow bodies, e.g. fibrescopes
    • G02B23/26Instruments or systems for viewing the inside of hollow bodies, e.g. fibrescopes using light guides

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、内視鏡用照明光学系に関するもので
ある。 従来の画角が100゜以上の広角内視鏡において、
例えば第1図に示した如く、ライトガイド1と、
後側焦点位置又はその後方が該ライトガイド1の
出射端面1aと一致するようにして該ライトガイ
ド1の前方に配置された凸レンズ2とから成り、
ライトガイド1の出射端面1aから広がり角2θ0
(通常60゜程度)で射出された光束が凸レンズ2に
より曲げられて図示しない物体面に結像され、又
ライトガイド1の出射端面1aの周縁部から出射
した光束の主光線aは光軸Oに対して角度ωを有
しいるので角度2ωの範囲を照明することが出来
るという照明光学系が用いられていたが、この照
明光学系はライトガイド1の出射端面1aが物体
面に結像する際に該出射端面の網目模様が映つて
しまうという問題があつた。そこで、これを解決
するため、例えば第2図に示した如く、ライトガ
イド1の出射端面1aに単フアイバー3を密着配
置して単フアイバー3の出射端面3aが物体面に
結像されるようにして成り、ライトガイド1を出
射した光束が単フアイバー3内を通る間に均一化
されることにより物体面に網目模様が映らないよ
うにした照明光学系が考えられたが、これは下記
如く単フアイバー3の開口数がライトガイド1の
開光数より小さい場合は単フアイバー3への入射
角が大きい時に光が外へ漏れ出てしまい、その結
果光量が低下してしまうという問題があつた。こ
れについて説明すれば、まず単フアイバー3は第
3図に示した如く中心部のコア3b(屈折率nb
と周辺部のクラツド3c(屈折率nc)より成るが、
この場合nb>ncであるため、第4図に示した如く
光がコア3bとクラツド3cとの境界面で全反射
し、これによつて光を伝送することが出来る。こ
の光の伝送能力は単フアイバー3の開口数NA3
で示され、それは NA3=√b 2c 2 ……(1) となる。又、ライトガイド1の開口数NA1も同
様の式で与えられる。従つて、NA1≦NA3の場
合、光は全て伝送されるが、NA1>NA3の場合
第4図における入射角θ1が大きな時コア3bとク
ラツド3cとの境界面で全反射せずにコア3b外
へ漏れ出てしまうことがあり、その結果光量が低
下してしまう。実用上は単フアイバー3の開口数
NA3がライトガイド1の開口数NA1の半分程度
であつても、ライトガイド1から射出される光の
強度が光の射出される角度が大きくなるに従つて
減少していくことがあるので、十分な光量を伝送
することが出来る。そこで、これを改良したもの
として、例えば第5図に示した如く、単フアイバ
ー3の出射端面3aに曲率をもたせることにより
周辺光量を上げた照明光学系が考えられたが、こ
れはまだ凸レンズ2の前面中心部にゴミ(胃内の
異物等)が付着すると光量が激減するという問題
があつた。即ち、第6図に示した如く、ライトガ
イド1より出射角0゜(光軸Oと平行という意味)
で出射した強度の最も強い光線(以上、主光線と
いう)が集光する点Pが凸レンズ2の前面中心部
の近くにあるため、凸レンズ2の前面中心部に比
較的小さなゴミが付着しても光量が激減する。 本発明は、上記問題点に鑑み、凸レンズの前面
にゴミが付着した場合でも光量の減衰が小さくて
済むようにした内視鏡用照明光学系を提供せんと
するものであるが、第7図に示した一実施例に基
づき上記従来例と同一の部材には同一符号を付し
てこれを説明すれば、4は凸レンズ2の前方に配
置されたガラス板である。従つて、ライトガイド
1の出射端面1aの最周辺より出射角0゜で出射し
その後単フアイバー3の出射端面3aの周縁部よ
り出射した主光線aがガラス板4の前面4aの周
縁部を通過し得るようにガラス板4の外径及び厚
さを選定すれば、ガラス板4の前面4aでの輝度
が均一になるので、該前面4aへのゴミの付着に
対して光量の減衰が最も小さくなる。しかし、上
記条件では下側光線cがガラス板4の側面でけら
れてしまうことになるので、第7図に示した如く
下側光線cがけられずに透過し得るようにガラス
板4の外径及び厚さを選定するのが好ましい。 ところで、上記実施例では、ガラス板4の周面
に光があたつた場合に周面で光が吸収されてしま
うので、ガラス板4の外径にある程度余裕を持た
せておかなければならず、その結果コンパクトな
ものが構成出来ないという問題がある。そこで、
第8図に示した第二の実施例によれば、ガラス板
4の代りに単フアイバー5が凸レンズ2の前方に
配置されている。この場合、単フアイバー3の出
射端面3aの周縁部より出射した光束の下側光線
cは単フアイバー5のコア5bとクラツド5cと
の境界面で反射した後出射端面5aの前方に出射
するので、光量を損失せずに外径を小さくするこ
とが出来る。即ちコンパクトに出来る。 第9図は第三の実施例を示しており、これは単
フアイバー5の入射端面5dに曲率をもたせたも
のである。この場合、曲率を適当に変えることに
より、周辺光量をより上げるように制御すること
が出来る。尚、単フアイバー5の代りにレンズを
用いても同様の効果を得ることが出来る。 ここで、単フアイバー5の条件について第10
図に基づき説明する。まず、照明範囲が角度ωで
与えられる照明系では単フアイバー5が角度ωの
光線を少なくとも伝送出来る開口数NA5を持つ
ていなければならない。即ち、次の式 NA5=√b 2c 2≧sinω ……(2) を満たさなければ周辺光量が急速に減少する。
又、ライトガイド1の出射端面1aの周縁部より
角度0゜で出射した光線が、単フアイバー3と凸レ
ンズ2により曲げられた後単フアイバー5に入射
し、光軸Oと点Qで交わり、単フアイバー5内で
ω1、空気中でωの角度をもつて点Pより出射す
るとすれば、角度ωとω1との関係は次式で表わ
される。 sinω=nb・sinω1 ……(3) 尚、この場合単フアイバー5の前面5aは平面
であるものとする。又、本発明の要旨とするとこ
ろは、この光線が単フアイバー5の前面5aにお
いてコア5bの周縁部より出射することにあるの
で、次の式 l=(2m+1)d/2 1/tanω1 (m=0,1,2,3…) ……(4) を満たせば、光線は単フアイバー5の径dの中で
最良の状態となる。但し、lは点Qから前面5a
までの距離、mは反射回数である。尚、単フアイ
バー5の代りにガラス板4を用いた場合は、m=
0の場合である。又、ゴミの大きさを一定に考え
た時、単フアイバー5の前面5aの面積が大きけ
れば大きい程ゴミによる光量減少の影響を小さく
することが出来る。実際には、内視鏡の細径化に
より照明光学系の径即ち単フアイバー5の径dが
決まり且つ照明光学系の長さも短かい程良い。実
用上は、第10図において光軸Oから点Pまでの
距離をrとした場合、d/2≧r≧d/8の範囲
であれば与えられた径dにおいてゴミによる光量
減少に対する顕著な改良が認められる。 従つて、次式を満たすようにlを決めれば良
い。 但し、単フアイバー5の代りにガラス板4を用
いた場合は次式を満たすようにlを定める。 上記の範囲にlを選べば実用的にはさしつかえ
ないが、上式の範囲内であつて、単フアイバー3
の出射端面3aの周縁部より射出された光束のう
ち下側光線がけられない範囲にlを選定すれば、
ゴミによる光量減少に対して効果があると共に光
量の損失も少ない。 次に、第11図に基づき数値例を示す。
【表】 但し、nは単フアイバーのコア又はレンズの屈
折率、n′は単フアイバーのクラツドの屈折率であ
る。又、この場合の単フアイバー5及び3の夫々
の開口数NA5及びNA3は、次のようになる。 NA5=√(1.805)2−(1.51)2=0.989 =sinωc5 ωc5=81.4゜ NA3=√(1.620)2−(1.51)2=0.587 =sinωc3 ωc3=35.9゜ 従つて、照明範囲の角度ωを60゜とすれば、ωc5
>ωとなり、十分に条件を満たし得るものとな
る。 上述の如く、本発明による内視鏡用照明光学系
は、画角100゜以上の内視鏡において、周辺まで明
るい照明が出来ると共に、照明光学系の前面の光
軸付近にゴミが付着しても光量が激減するような
ことがないという極めて重要な利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々従来の内視鏡用照明光
学系の断面図、第3図及び第4図は夫々単フアイ
バーの横断面図及び縦断面図、第5図は他の従来
例の断面図、第6図は上記他の従来例における出
射角0゜の光線の集光点を示す図、第7図は本発明
による内視鏡用照明光学系の一実施例の断面図、
第8図及び第9図は夫々第二及び第三の実施例の
断面図、第10図は単フアイバーの条件を説明す
るための断面図、第11図は数値例を説明するた
めの断面図である。 1…ライトガイド、2…凸レンズ、3…単フア
イバー、4…ガラス板、5…単フアイバー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 光源と、該光源の前に置かれた正レンズ系と
    を有し、上記光源を発した光が該正レンズ系によ
    り一旦集光されるように構成された内視鏡用照明
    光学系において、上記正レンズ系の前に光透過性
    部材をその出射面が上記正レンズ系による集光点
    よりも前方に位置するようにして配設し、該出射
    面の径をdとし且つ該出射面における最大画角主
    光線の出射点から光軸までの距離をrとした場
    合、 d/2≧r≧d/8 なる関係を満足するようにしたことを特徴とする
    内視鏡用照明光学系。
JP56194020A 1981-12-02 1981-12-02 内視鏡用照明光学系 Granted JPS5895706A (ja)

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JP56194020A JPS5895706A (ja) 1981-12-02 1981-12-02 内視鏡用照明光学系

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JP56194020A JPS5895706A (ja) 1981-12-02 1981-12-02 内視鏡用照明光学系

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Publication Number Publication Date
JPS5895706A JPS5895706A (ja) 1983-06-07
JPH0143929B2 true JPH0143929B2 (ja) 1989-09-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6064321A (ja) * 1983-09-20 1985-04-12 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡の照明光学系
JPS62178207A (ja) * 1986-01-31 1987-08-05 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 照明用の光学系
US5485316A (en) * 1991-10-25 1996-01-16 Olympus Optical Co., Ltd. Illumination optical system for endoscopes
JP5345171B2 (ja) * 2011-03-28 2013-11-20 富士フイルム株式会社 内視鏡

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JPS5620428A (en) * 1979-07-27 1981-02-26 Olympus Optical Co Lighting optical system for endoscope

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