JPH0143546Y2 - - Google Patents

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JPH0143546Y2
JPH0143546Y2 JP1982058852U JP5885282U JPH0143546Y2 JP H0143546 Y2 JPH0143546 Y2 JP H0143546Y2 JP 1982058852 U JP1982058852 U JP 1982058852U JP 5885282 U JP5885282 U JP 5885282U JP H0143546 Y2 JPH0143546 Y2 JP H0143546Y2
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JP
Japan
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protrusion
plate
clutch plate
cushioning
hole
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JP1982058852U
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JPS58161236U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はクラツチデイスクに関する。
従来のクラツチデイスクでは、第5図に示すよ
うにクツシヨニングプレート11はクツシヨニン
グリベツト15によりクラツチプレート14に固
着されている。ところがリベツト15は円周方向
に間隔を隔て多数使用されるため、部品点数が多
くなり、コストや重量の面で問題があつた。
本考案は上記のような問題点に鑑みてなされた
ものであり、部品点数を減らすことにより、重量
の軽減及びコストダウンを図ろうとするものであ
る。以下図面に基づいて本考案を説明する。
本考案によるクラツチデイスクの縦断面部分図
(第2図の−断面図)である第1図において、
1はクツシヨニングプレートであり、クツシヨニ
ングプレート1の両側にはリベツト2によりフリ
クシヨンフエーシング3が固着されている。クツ
シヨニングプレート1の内周端部にはクラツチプ
レート4側(第1図左側)へ突出する突起部5が
クツシヨニングプレート1と一体に形成され、一
方クラツチプレート4の外周端部には上記突起部
5に対応する貫通孔6が形成されており、突起部
5は貫通孔6に挿入され、突起部5の第1図左側
突出部分は折り曲げられている。即ちクツシヨニ
ングプレート1は、クツシヨニングプレート1と
一体の突起部5を利用してクラツチプレート4に
固着されている。7はリテイニングプレートであ
り、スタツドピン(図示せず)によつてクラツチ
プレート4に連結されており、クラツチプレート
4とリテイニングプレート7の間にはスプライン
ハブ8が配置されている。スプラインハブ8は出
力軸(中心線0)にスプライン嵌合している。な
おクツシヨニングプレート1は第2図に示すよう
に円周方向に沿つて多数配置されている。
第3a〜第3c図はクツシヨニングプレート1
の取付過程を示しており、まず第3a図におい
て、突起部5はクツシヨニングプレート内周端部
分の円周方向両端にそれぞれ形成されており、貫
通孔6はクラツチプレート4に舌部9を切り起こ
すことにより形成されている。
第3b図に示すように突起部5は対応する貫通
孔6に挿入され、貫通孔6から突出する部分は矢
印Aで示すように互いに向い合う側へプレス加工
等により折り曲げられる。舌部9はクラツチプレ
ート4と同一平面になるように貫通孔6内にたた
き込まれる。即ち第3c図に示すように舌部9に
よつて突起部5は締め付けられる。
クツシヨニングプレート1の厚さは0.6mm程度
であるので、突起部5が貫通孔6に挿入された状
態でも、舌部9を貫通孔6内へ打ち戻すことは可
能である。
なお第3a図では舌部9を突起部押込勝手側、
即ち矢印B側へ切り起こしているが、反矢印B側
へ切り起こしておいてもよい。また第3b図にお
いて突起部5を反矢印A側へ折り曲げてもよい。
第4図は別の実施例を示し、クツシヨニングプ
レート1の内周端縁に円周方向に略沿う突起部5
を形成し、クラツチプレート4の貫通孔6に挿入
した突起部5をクラツチプレート外周端側へ折り
曲げている。なお第4図の貫通孔6も第3a図に
示すものと同様に舌部9を切り起こすことにより
形成し、貫通孔6に突起部5を挿入後、舌部9に
より突起部5を締め付けている。
以上説明したように本考案は、クツシヨニング
プレート1の内周端部分に突起部5を一体に形成
し、クラツチプレート4の外周端部に、切り起こ
し舌部9を有する貫通孔6を形成し、上記突起部
5を貫通孔6に挿通して突起部5の先端折り曲げ
部分をクラツチプレート4に圧接すると共に舌部
9により突起部5を締付け固定しているので、次
のような利点がある。
(1) 従来第5図のようなクツシヨニングリベツト
15が不要となり、部品点数を大巾に削減でき
る。従つてコストダウン及び重量軽減を達成で
き、またイナーシヤー減少効果もある。
(2) 突起部5の先端折り曲げ部をクラツチプレー
ト4に当接することにより、クツシヨニングプ
レート1の軸方向のがたつきを阻止するのに加
え、貫通孔6の切り起こし舌部9で突起部5を
締付け固定することによりクツシヨニングプレ
ート1の軸方向と直角方向のがたつきを阻止す
ることができる。
即ちクツシヨニングプレート1の軸方向のがた
つきとそれと直角方向のがたつきがなくなり、ク
ツシヨニングプレート1の固定状態が安定する。
第1図のようにクツシヨニングプレート1に突
起部5を形成するならば、クツシヨニングプレー
ト1をクラツチプレート4のいずれの側に取り付
けようとも、クラツチプレート4とスプラインハ
ブ8の間のすきま9はクツシヨニングプレート1
の板厚よりわずかに大きい程度のものでよい。し
かるに多くの場合クラツチプレート4とスプライ
ンハブ8の間には、フリクシヨンワツシヤー10
や皿バネ(図示せず)等が取り付けられるため、
このすきま9はクツシヨニングプレート1の板厚
より十分大きい、よつて第5図に示す従来例のよ
うにクツシヨニングリベツト15の頭部を避ける
ために、スプラインハブ18に環状段部14aを
設ける必要がなく、スプラインハブ18の外周加
工を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるクラツチデイスクの縦断
面部分図、第2図は第1図の矢視部分図、第3
a〜第3c図は取付過程を示す部分斜視図、第4
図は別の実施例を示す正面部分図、第5図は従来
例の縦断面部分図である。 1……クツシヨニングプレート、4……クラツ
チプレート、5……突起部、6……貫通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クツシヨニングプレート1の内周端部分に突起
    部5を一体に形成し、クラツチプレート4の外周
    端部に、切り起こし舌部9を有する貫通孔6を形
    成し、上記突起部5を貫通孔6に挿通して突起部
    5の先端折り曲げ部分をクラツチプレート4に圧
    接すると共に舌部9により突起部5を締付け固定
    していることを特徴とするクラツチデイスク。
JP5885282U 1982-04-21 1982-04-21 クラツチデイスク Granted JPS58161236U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5885282U JPS58161236U (ja) 1982-04-21 1982-04-21 クラツチデイスク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5885282U JPS58161236U (ja) 1982-04-21 1982-04-21 クラツチデイスク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58161236U JPS58161236U (ja) 1983-10-27
JPH0143546Y2 true JPH0143546Y2 (ja) 1989-12-18

Family

ID=30069209

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5885282U Granted JPS58161236U (ja) 1982-04-21 1982-04-21 クラツチデイスク

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JP (1) JPS58161236U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS456328Y1 (ja) * 1966-08-22 1970-03-30

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS456328Y1 (ja) * 1966-08-22 1970-03-30

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58161236U (ja) 1983-10-27

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