JPH0143359Y2 - - Google Patents

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JPH0143359Y2
JPH0143359Y2 JP1984112166U JP11216684U JPH0143359Y2 JP H0143359 Y2 JPH0143359 Y2 JP H0143359Y2 JP 1984112166 U JP1984112166 U JP 1984112166U JP 11216684 U JP11216684 U JP 11216684U JP H0143359 Y2 JPH0143359 Y2 JP H0143359Y2
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JP
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belt
drive pulley
transmission
outside air
driven
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JP1984112166U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はベルト自動変速機の冷却装置に関す
る。
(従来の技術) エンジンのクランク軸により駆動されるピツチ
径が可変で冷却フアンが形成されたドライブプー
リと、該ドライブプーリによりベルトを介して駆
動され従動軸に動力を伝えるピツチ径が可変で冷
却フアンが形成されたドリブンプーリを備えたベ
ルト自動変速機は変速機室内に収容され自動二輪
車の駆動装置等に用いられる。
一方、ベルトの耐久性はその使用温度に大巾に
左右されること等からしてベルト自動変速機には
冷却装置が設けられる。冷却装置は従来、実開昭
58−96157号公報に示すように、ドライブプーリ、
ドリブンプーリの夫々に冷却フアンを形成し、ド
ライブプーリの側方の外気吸入口から外気を変速
機室内に吸入し、変速機室後部に設けた外気排出
口から排出させるように構成され、斯かる外気の
冷却、撹拌作用により変速機室内の温度を下げる
ように図られている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、特にドライブプーリに臨んだ上
方空間であつてエンジン側寄りの空間にはエンジ
ンの熱影響により暖気が停滞し易く、斯かる部分
の外気による冷却、撹拌は従来の冷却装置では十
分に行い難い。
本考案は前記事情に鑑み案出されたものであつ
て、本考案の目的とする処は、変速機室における
ドライブプーリに臨んだ上方空間で且つエンジン
側寄り部分に停滞しがちな暖気を外気で撹拌し、
変速機室全体を効率良く冷却し得るベルト自動変
速機の冷却装置を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記目的を達成するため、ドライブプ
ーリに臨む変速機室内上面箇所における少なくと
もベルト噛み込み側で且つエンジン寄り側にドラ
イブプーリの外周に沿わせたガイド面を有するガ
イド部を膨出形成し、ガイド面を介してエンジン
側寄り部分の上方空間に停滞しがちな暖気を撹拌
するようにしたことを特徴とする。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を自動二輪車の駆動装
置に適用した場合について説明する。
第3図は自動二輪車の側面図、第4図は駆動装
置の一部断面側面図、第5図は同断面平面図を示
す。
1は自動二輪車、2はハンドル、3は前輪、4
は後輪、5はシート、6は車体フレームで、後輪
4は前部が車体フレーム6に枢支されたパワーユ
ニツト7により駆動される。
前記パワーユニツト7はミツシヨンケース11
と、ミツシヨンケース11の前部から斜め上方に
突出されたエンジン12を備え、図中13は気化
器、14はエアクリーナである。
前記ミツシヨンケース11はエンジン12のシ
リンダブロツク15の一部を構成する右ケース半
体21と、車両の外側方に位置する左ケース半体
22とからなり、両半体21,22により変速機
室23が画成されている。
クランク軸24は変速機室23前部に延出さ
れ、斯かる延出部24aにピツチ径を可変とする
ドライブプーリ31を設ける。
ドライブプーリ31は第2図に示すようにエン
ジン12寄りに位置し、ガバナ機構32によりエ
ンジン回転数の上昇に伴い延出部24a端側に移
動するプーリ半体33と、延出部24a端に固設
されたプーリ半体34とで構成されている。
ベルト35を介してドライブプーリ31に接続
するドリブンプーリ41は、変速機室23後部に
設けた従動軸42に設け、従動軸42は右ケース
半体21の後部に設けた減速機室43で支持す
る。前記ドリブンプーリ41は右ケース半体21
側に位置する軸方向動不能なプーリ半体44と、
左ケース半体22側に位置し軸方向動自在でプー
リ半体44側に弾圧付勢されたプーリ半体45か
らなり、前記プーリ31,41、ベルト35等に
より自動変速機46が構成されている。
前記減速機室43後部からは後輪4の車軸51
を突出させ、前記従動軸42と51とを減速機室
43内で歯車列52を介して接続する。
冷却装置61は、左ケース半体22におけるド
ライブプーリ31側面に臨ませて開口させた外気
吸入口62と、左ケース半体22後部に開口させ
た外気排出口63と、ドライブプーリ31の各半
体33,34に夫々形成した冷却フアン64,6
5と、ドリブンプーリ41の半体44に形成した
冷却フアン66等で構成し、外気吸入口62は外
気吸入管67に接続する。
前記ドライブプーリ31のプーリ半体33にお
ける冷却フアン64は、羽部外縁64aをエンジ
ン12側に延出する如く形成する。
更に、前記プーリ半体33に臨む変速機室23
内上面箇所、実施例では右ケース半体21の上面
箇所でベルト噛み込み側に、クランク軸24の軸
受壁部70から右ケース半体21の外端にわたつ
てガイド部71を膨出形成する。前記ガイド部7
1は第1図に示すようにプーリ半体33の羽部外
縁64aに沿つたガイド面72と、該ガイド面7
2の端部から斜めに延出する斜面73を備える。
本実施例は前記のように構成するので、エンジ
ン駆動時、両プーリ31,41は回動し、フアン
65により外気吸入口62から外気は変速機室2
3内に吸入され、両フアン64,65によりドラ
イブプーリ31周辺を循環した後、変速機室23
後部へと循環し、ドリブンプーリ41周辺を循環
した後、外気排出口63から外方へ排出され、変
速機室23内の冷却が行なわれる。
以上において、ドライブプーリ31のプーリ半
体33に臨む変速機室23内の上方空間は、冷却
フアン64とガイド部71によつて循環される外
気により撹拌され、従来の如くエンジンの熱影響
で停滞しがちな暖気は撹拌され、変速機室23後
部から外気排出口63へと効率的に排出され、変
速機室23内の冷却は効率良く行なわれる。
(考案の効果) 以上の説明で明らかなように本考案によれば、
変速機室におけるドライブプーリに臨んだ上方空
間で且つエンジン側寄り部分に停滞しがちな暖気
をガイド部を介して外気により確実に撹拌し、変
速機室全体を効率良く冷却することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は冷却装置の要部の拡大側面図、第2図
は同平面図、第3図は自動二輪車の側面図、第4
図は駆動装置の一部断面側面図、第5図は同断面
平面図である。 尚図面中11はミツシヨンケース、12はエン
ジン、23は変速機室、31はドライブプーリ、
35はベルト、41はドリブンプーリ、62は外
気吸入口、63は外気排出口、64,65,66
は冷却フアン、71はガイド部、72はガイド面
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンのクランク軸により駆動されるピツチ
    径が可変で冷却フアンが形成されたドライブプー
    リと、該ドライブプーリによりベルトを介して駆
    動され従動軸に動力を伝えるピツチ径が可変で冷
    却フアンが形成されたドリブンプーリを備えたベ
    ルト自動変速機を変速機室に収容し、外気吸入口
    から変速機室に外気を吸入し外気排出口から排出
    してベルト自動変速機を冷却するベルト自動変速
    機の冷却装置において、前記ドライブプーリに臨
    む変速機室内上面箇所における少なくともベルト
    噛み込み側で且つエンジン寄り側に、ドライブプ
    ーリの外周に沿わせたガイド面を有するガイド部
    を膨出形成したことを特徴とするベルト自動変速
    機の冷却装置。
JP1984112166U 1984-07-23 1984-07-23 ベルト自動変速機の冷却装置 Granted JPS6126690U (ja)

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JP1984112166U JPS6126690U (ja) 1984-07-23 1984-07-23 ベルト自動変速機の冷却装置

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JP1984112166U JPS6126690U (ja) 1984-07-23 1984-07-23 ベルト自動変速機の冷却装置

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Publication Number Publication Date
JPS6126690U JPS6126690U (ja) 1986-02-17
JPH0143359Y2 true JPH0143359Y2 (ja) 1989-12-15

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JPS6126690U (ja) 1986-02-17

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