JPH0142946Y2 - - Google Patents

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JPH0142946Y2
JPH0142946Y2 JP1985102118U JP10211885U JPH0142946Y2 JP H0142946 Y2 JPH0142946 Y2 JP H0142946Y2 JP 1985102118 U JP1985102118 U JP 1985102118U JP 10211885 U JP10211885 U JP 10211885U JP H0142946 Y2 JPH0142946 Y2 JP H0142946Y2
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JP
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contact
guide means
guide
grooves
connector
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JP1985102118U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、2枚のプリント基板を同一平面上で
接続するためのコネクタに関し、具体的には、電
子機器や装置において使われるプリント基板の間
を接続するためのコネクタに関するものである。
[従来の技術] 2枚のプリント基板を同一平面上で接続するた
めの従来のコネクタについて第3図を用いて説明
する。
第3図はコネクタの断面図であり、27,28
はコンタクト、37,38は絶縁ブロツク、39
はスペーサ、51,52は矢印48,49の方向
に挿入されるプリント基板(PCB)である。す
なわち、絶縁ブロツク37、コンタクト27、ス
ペーサ39、コンタクト28、絶縁ブロツク38
の五重の積層構造によつて構成されていた。
[考案が解決しようとする問題点] 第3図が示すように、部品点数が多く、その部
品費および管理費もかさみ、また積層構造である
ため、その組立ては単純作業ではないために、自
動化し難く、その組立工数も多くかかるために、
コスト高となつていた。
[問題点を解決するための手段] コネクタを構成する部品はコンタクト本体と絶
縁ブロツクからなり、コンタクト本体は、コの字
状のガイド部とこのガイド部の両先端部から延び
る部材を成形して得た互いにその先端が向き合う
ように位置した接触部を有する2つの接触片を有
し、絶縁ブロツクには、その断面がZ字状にコン
タクト穴の両端にガイド溝を設けたものであり、
これを複数個並べて、コンタクト穴の中央を横切
つてプリント基板を挿入するための2本のPCB
溝が設けられている。
[作用] この絶縁ブロツクのガイド溝に沿つてコンタク
ト本体のガイド部を圧入することによつて、コン
タクト本体の2つの接触片はコンタクト穴に位置
することになる。これによつてコンタクト穴の両
端のガイド溝に沿つてそれぞれコンタクト本体
が、互いに接触片の接触部が接近して対向するよ
うに配置され、挿入されたプリント基板に対し
て、接触部が接触することになる。
絶縁ブロツクにコンタクト本体を圧入する作業
のみでコネクタは完成する。
[実施例] 本考案の実施例を第1図および第2図に示し、
説明する。
第1図aにはコンタクト本体と、絶縁ブロツク
の一部分の構造を示す図が示されており、bに
は、コンタクト本体の他の実施例が示されてい
る。
第1図において、10はコンタクト本体、30
は絶縁ブロツクであり、11はコンタクト本体を
絶縁ブロツク30に圧入する場合のガイドをな
し、圧入後は、コンタクト本体10を絶縁ブロツ
ク30に固定するためのコの字状のガイド部であ
る。15および16はそれぞれコの字状のガイド
部11の両先端からガイド部11の面に垂直に折
り曲げて形成し、それが延びて、その先端に挿入
されたプリント基板と接触するための互いに向き
合うように位置した接触部25および26をそれ
ぞれ有し、その接触部25および26がコンタク
ト本体10の面から立ち上るように形成された接
触片である。18は突起であり、19は突起18
の裏面のくぼみであり、20はガイド部11のエ
ツジに張り出している、かぎ突起である。
絶縁ブロツク30の構造の一部は第1図aに示
され、その全体は第2図aに、その横断面図が第
2図bに、その縦断面図が第2図cに示されてい
る。この絶縁ブロツク30を示す第1図aおよび
第2図において、32は絶縁ブロツク30の長手
方向に延びたプリント基板を挿入するための2本
のPCB溝であり、34はコンタクト本体10の
接触片15,16が位置するためのコンタクト穴
であり、35はガイド部11を圧入されるガイド
溝であり、1つのコンタクト穴34に対して2つ
のガイド溝がZ字状に設けられている。
コンタクト本体10が絶縁ブロツク30に圧入
されると、突起18がガイド溝35の内壁に喰い
込み、かぎ突起20もガイド溝35の側壁に深く
喰い込むため、圧入後はコンタクト本体10は絶
縁ブロツク30に固定されたものとなる。
ここで、突起18および、かぎ突起20は、第
1図の図面上、ガイド部11の上方部に位置して
いる。これは、矢印40,41の方向にコンタク
ト本体10が絶縁ブロツク30に圧入される場合
に、その圧入工程の大半の部分においてほとんど
圧入のための力を要せず、圧入工程の最後の部分
においてのみ大きな力を要するだけで、能率よ
く、確実な圧入作業を確保するためである。
第1図bには、他の形状のコンタクト本体10
の実施例を示している。
第1図bはガイド部11と同一の面に各接触片
15B,16Bを設け、その先端にそれぞれガイ
ド部11の面からもち上るように形成した接触部
25Bおよび26Bを具備するものである。
挿入される2枚のプリント基板の厚さが異なる
ときには、接触部25,26のコンタクト本体1
0の面から立ち上る高さを加減することによつて
対応することができる。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案による
ならば1種の形状をした複数個のコンタクト本体
を1個の絶縁ブロツクに圧入する単純作業をくり
返すのみでよいから、自動化が容易であり、部品
点数も少ないためにその管理費および部品コスト
も低減され、特性が均一のすぐれた平面接続コネ
クタを提供するものであり、その効果は極めて大
きい。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案に関わるコネクタ
の構造を示す図、第3図は従来例を示す図であ
る。 10……コンタクト本体、11……ガイド部、
15,16……接触片、18……突起、19……
くぼみ、20……かぎ突起、21……スリツト、
25,26……接触部、30……絶縁ブロツク、
32……PCB溝、34……コンタクト穴、35
……ガイド溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) コの字状の平板からなるガイド手段と、 前記ガイド手段の両先端から延びて、その各
    先端部には挿入されたプリント基板と接触する
    ための互いに向き合うように位置した接触部を
    有し、前記接触部が前記ガイド手段の平面から
    立ち上つて位置するように形成された2つの接
    触片とを有する複数のコンタクト本体と、 2枚のプリント基板が同一平面上で挿入され
    るための溝である2本のPCB溝と、 前記PCB溝に交叉して設けられた前記コン
    タクト本体の接触片が位置するための複数のコ
    ンタクト穴と、 前記各コンタクト穴の両端からその断面がZ
    字状をなすように形成された前記ガイド手段を
    圧入される2つのガイド溝とを有する絶縁ブロ
    ツクとからなり、 前記2つのガイド溝には、それぞれ前記コン
    タクト本体が、互いの接触部が接近して対向す
    るように圧入されてなることを特徴とする平面
    接続コネクタ。 (2) 前記ガイド手段が、その平面部に、前記ガイ
    ド溝に挿入されたとき、その内壁に喰い込むた
    めの突起を設けたものである実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の平面接続コネクタ。 (3) 前記ガイド手段が、そのエツジに張り出し
    た、前記ガイド溝に挿入されたとき、その側壁
    に深く喰い込むための、かぎ突起を有するもの
    である実用新案登録請求の範囲第1項記載の平
    面接続コネクタ。 (4) 前記コンタクト本体の前記2つの接触片が、
    前記ガイド手段の平面と垂直をなすように折り
    曲げられて形成されたものである実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の平面接続コネクタ。 (5) 前記コネクタ本体の前記2つの接触片が、そ
    の基部が前記ガイド手段と同一面をなすように
    あつて、前記各接触部が前記ガイド手段の平面
    から立ち上つて位置するように形成されたもの
    である実用新案登録請求の範囲第1項記載の平
    面接続コネクタ。
JP1985102118U 1985-07-04 1985-07-04 Expired JPH0142946Y2 (ja)

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JPH0234782Y2 (ja) * 1987-05-06 1990-09-19

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