JPH0142643Y2 - - Google Patents

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JPH0142643Y2
JPH0142643Y2 JP18383U JP18383U JPH0142643Y2 JP H0142643 Y2 JPH0142643 Y2 JP H0142643Y2 JP 18383 U JP18383 U JP 18383U JP 18383 U JP18383 U JP 18383U JP H0142643 Y2 JPH0142643 Y2 JP H0142643Y2
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JP
Japan
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oil
air
exhaust
silencer
equipment
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JP18383U
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JPS59105604U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、油圧機器において用いられる作動油
を冷却するためのエア排気用サイレンサ兼用のオ
イルクーラに関するものである。
一般に油圧機器においては機器を稼動させる作
動油の温度が次第に上昇し、従つて通常は機器か
ら還流する油をオイルコントローラ等によつて冷
却している。しかしながら、このオイルコントロ
ーラは一種の冷却装置として構成されるため、比
較的大型で高価なものになる。
本考案は、油圧機器の近辺に空圧機器が存在す
る場合において、そのエア排気を有効に利用する
と共に、その排気音をも抑制しながら、簡単な装
置により油圧機器から還流する油を冷却できるよ
うにしたオイルクーラを提供しようとするもので
ある。
このような目的を達成するため、本考案のサイ
レンサ兼用オイルクーラは、空圧機器のエア排気
が導入される排気管を開口させると共に放出口を
開設することによりサイレンサとしての機能をも
たせた膨張室の周囲に、伝熱板を介して、油圧機
器から還流する油の流路を設けることによつて構
成される。
而して、本考案のサイレンサ兼用オイルクーラ
によれば、本来廃棄される空圧機器のエア排気を
有効に利用して、しかもその排気音をも抑制しな
がら、極めて簡単で安価な装置によつて、油圧機
器から還流する油の冷却を行うことができる。
以下、図面を参照して本考案の実施例について
詳述する。
本考案のサイレンサ兼用オイルクーラは、油圧
機器と空圧機器が併存する場合に、具体的には、
例えば油圧機器に隣接して空圧機器が存在する場
合、あるいは空気圧によつて油圧を発生させるエ
アハイドロ・ブースタ・ポンプ等のように、油圧
作用と空気圧作用とが併存するような機器におい
て、油の冷却と排気音の抑制のために用いられる
ものであり、図示した実施例では上記エアハイド
ロ・ブースタ・ポンプの場合を示している。
第1図及び第2図に示すエアハイドロ・ブース
タ・ポンプにおいて、1は油タンク、2はブース
タ・ポンプ本体、3はサイレンサ兼用オイルクー
ラを示している。上記ブースタ・ポンプ本体2
は、第3図に示すような構成を有するものであ
り、即ち、ボデイ10におけるピストン室内に、
大径の第1ピストン12及びその両側に小径の第
2ピストン13,14を備えた駆動体11を往復
摺動可能に配設して、第1ピストン12の両側に
一対の空気室15,16を区画形成すると共に、
第2ピストン13,14の両側に一対の油室1
7,18を区画形成し、上記一対の油室17,1
8を油タンク1及び共通の吐出路20にそれぞれ
チエツク弁21,22,23,24を介して接続
し、上記一対の空気室15,16に、それらを空
気源25と大気とに交互に切替連通させるパイロ
ツト型マスタバルブ26を接続し、該マスタバル
ブ26における流路切換用の一対のパイロツト室
に、それらを空気源と大気とに切換連通させる一
対の位置検出バルブ27,28をそれぞれ接続
し、これらの位置検出バルブ27,28を、スト
ローク端に達した駆動体11の押当により駆動さ
れて流体流路を切換える切換杆29,30を空気
室内に突出させたものとして構成している。な
お、第3図中、33は油路切換弁、34は油圧シ
リンダである。
第1図及び第2図に示すブースタ・ポンプ本体
2は、上記マスタバルブ26を通じて空気室1
5,16に空気源25からの圧縮空気を送入する
空気供給口36を備えると共に、上記空気室1
5,16から排出される空気の排出口37を備
え、さらに前記油室17,18から吐出路20を
通じて排出される圧油の吐出口38を備えてい
る。
なお、位置切換バルブ27,28からの排気は
少量であるため、そのまま大気中に排出してもよ
いが、必要に応じて上記排出口37を通じて排出
することもできる。
上記ブースタ・ポンプ本体2の吐出口38から
吐出した圧油は、油圧機器を作動させた後に油タ
ンク1に還流させるが、その還流路に設けるオイ
ルクーラ3には、上記還流路に接続される油還流
口40及び上記ブースタ・ポンプ本体2における
排出空気の排出口37に接続される排気送入口4
1が設けられている。このオイルクーラ3は、第
4図に詳細に示すように、上記排気送入口41が
設けられた上端蓋42の下面に固定板43を固定
して、この固定板43の周囲に上記油還流口40
を上部に設けた外筒44の上端を固定し、この外
筒の下端に、第5図に示すように周囲に複数の油
流出口46を切設した下蓋45を固定し、この外
筒44内に上下端を上記固定板43及び下蓋45
に固定した伝熱板47を同心状に挿嵌して該外筒
44と伝熱盤47との間に油流路48を形設して
いる。
また、上記伝熱板47内には、それとの間に空
気流路49を介して仕切板50を配設し、この仕
切板50はその上端を上記固定板43に固定する
と共に下端を下蓋45に空気流通間隙を置いて対
設し、上記固定板43に空気流路49に通じる複
数の孔53を穿設してそれを上端蓋42の周囲に
設けた空気放出口54に連通させている。
一方、上記固定板43の中央には排気送入口4
1に通じる排気管55を接続し、その先端にエア
フイルタを内設した排気流出口56を設け、これ
を上記仕切板50内に形設した膨張室58の中央
に配設している。
このような構成を有するオイルクーラ3におい
ては、その排気送入口41から送入された排気が
排気管55を通じてその排気流出口56から膨張
室58内に放出され、この放出時における断熱膨
張によつてその温度が著しく低下する。この低温
空気は空気流通間隙51から仕切板50の外側の
空気流路49を通過し、この間に伝熱板47との
熱交換によりその伝熱板47を十分に冷却して、
孔53から放出口54に至り、外部に放出され
る。
而して、このような排気の放出に際し、膨張室
58に排気管55の排気流出口56を開口させた
構成は、サイレンサとして機能することになり、
排気音が十分に抑制される。
一方、前記油還流口40から導入される油は、
油流路48を通じて油流出口46に至り、油タン
ク1内に流入するが、上記油流路48を通過する
間に伝熱板47と接触して十分に冷却され、それ
によつて油の温度上昇が抑制される。
以上に詳述したように、本考案によれば、本来
廃棄される空圧機器のエア排気を有効に利用し
て、しかもその排気音をも抑制しながら、極めて
簡単で安価な装置によつて、油圧機器から還流す
る油の冷却を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案に係るサイレンサ兼
用オイルクーラを装着したエアハイドロ・ブース
タ・ポンプの正面図及び平面図、第3図はブース
タ・ポンプ本体の構成図、第4図は本考案の実施
例の詳細を示す断面図、第5図はその下面図であ
る。 47……伝熱板、48……油流路、54……放
出口、55……排気管、58……膨張室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空圧機器のエア排気が導入される排気管を開口
    させると共に放出口を開設することによりサイレ
    ンサとしての機能をもたせた膨張室の周囲に、伝
    熱板を介して、油圧機器から還流する油の流路を
    設けたことを特徴とするサイレンサ兼用オイルク
    ーラ。
JP18383U 1983-01-05 1983-01-05 サイレンサ兼用オイルク−ラ Granted JPS59105604U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18383U JPS59105604U (ja) 1983-01-05 1983-01-05 サイレンサ兼用オイルク−ラ

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JP18383U JPS59105604U (ja) 1983-01-05 1983-01-05 サイレンサ兼用オイルク−ラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59105604U JPS59105604U (ja) 1984-07-16
JPH0142643Y2 true JPH0142643Y2 (ja) 1989-12-13

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ID=30131930

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JP18383U Granted JPS59105604U (ja) 1983-01-05 1983-01-05 サイレンサ兼用オイルク−ラ

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KR20090089789A (ko) * 2008-02-19 2009-08-24 베르트질레 슈바이츠 악티엔게젤샤프트 실린더 윤활용 장치

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Publication number Publication date
JPS59105604U (ja) 1984-07-16

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