JPH0142576Y2 - - Google Patents

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JPH0142576Y2
JPH0142576Y2 JP1984083275U JP8327584U JPH0142576Y2 JP H0142576 Y2 JPH0142576 Y2 JP H0142576Y2 JP 1984083275 U JP1984083275 U JP 1984083275U JP 8327584 U JP8327584 U JP 8327584U JP H0142576 Y2 JPH0142576 Y2 JP H0142576Y2
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JP
Japan
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flange
sealant
gutter
drainage device
connecting member
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JP1984083275U
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JPS60194023U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は角形樋の平坦な底部に取付けられる排
水装置の改良に関する。
(従来の技術) 平坦な底部を有する角形の軒樋や谷樋から竪樋
に雨水を排水するに於ては、この底部に落水口を
刳り貫き、該落水口に上下より挟持状態で排水装
置を取付け、更にこの排水装置に竪樋を接続する
と云つた方法が多く採用される。
斯かる装置を添付図面に基づき略述すれば、第
4図は従来装置の縦断面図であつて、上端に鍔部
a1を有すると排水筒aと、鍔状押え片b1を含む筒
状結合部材bとより成り、角形樋Tの底部に穿設
された落水口T1の周縁部下面に上記鍔部a1を当
接させ、上方より結合部材bを排水筒aに嵌挿す
ると共に両者を螺合結着させ、鍔部a1と押え片b1
とにより落水口T1の周縁部を挟持させることに
よつて樋Tに一体とされるものである。尚、cは
結合部材bに取着自在に取付けられる落葉除けで
ある。
(考案が解決しようとする問題点) 上記排水装置に於て、排水筒aと結合部材bと
を螺合結着する際、鍔部a1上面と押え片b1下面と
には接着剤やコーキング剤等の粘着性シール剤を
塗布し、更に結着後の鍔部a1及び押え片b1外周縁
部に上記シール剤を厚塗りするなどして、雨水漏
れの防止が図られる。然し乍ら、上記結合部材b
を締め付ける際、前記落水口T1周縁部と鍔部a1
及び押え片b1とが擦れ合い、この部分に塗られた
シール剤が薄層化して不均一となることが屡々有
り、亦、外周縁部に厚塗りされた部分も乾燥と共
に割れが生じたり永い使用のうちに劣化して剥れ
たりすることがある為、樋T内の雨水が不均一な
シール剤の層を通つて外部に漏れ出ると云つた問
題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解消するべくなされたも
ので、その要旨とするところは、上記の如き排水
装置に於て、排水筒の鍔部上面及び若しくは結合
部材の押え片下面に前記落水口周縁部上面及び若
しくは下面に対面し且つこれら当接面に沿つてシ
ール剤を滞留し得る環状溝を形成せしめ、これに
よりシール剤による漏水防止機能を確実にせんと
するものである。
(実施例) 以下に、添付図面に基づき本考案の実施例をそ
の作用と共に詳述する。第1図は本考案の代表的
装置の取付状態を示す縦断面図、第2図は第1図
線部の拡大図、第3図は他の実施例の取付状態
を示す縦断面図である。
第1図及び第2図に於て、1は上部がラツパ状
に拡開しその上端に鍔部11を有する円筒形排水
筒であり、2は鍔状押え片21を有する円筒ラツ
パ状結合部材であつて、両者は螺合によつて結着
一体とされる。亦、上記鍔部11の上面には2条
の円環状溝111,111が同心的に凹設され、
一方押え片21下面にも同様に2条の円環状溝2
11,211が凹設されている。3は結合部材2
の開口部に取着自在に取付けられる所謂落葉除け
であり、樋を流れる落葉等が竪樋に流入しないよ
うに図つたものである。
斯かる排水筒1及び結合部材2を用いて排水装
置を構成するには、先づ角形の軒樋Tの平坦な底
部を円形に刳り貫いて落水口T1を形成する。次
いで、上記排水筒1の鍔部11上面に接着剤若し
くはコーキング剤等のシール剤を塗布する。この
時シール剤を環状溝111,111に完全に充た
すと共に鍔部11の上面に充分に塗り付ける。一
方、結合部材2の押え片21下面にも同様にシー
ル剤を塗布し、排水筒1の鍔部11を上記落水口
T1の周縁部下面に当接させ、結合部材2を上方
より排水筒1内に挿し込み、両者を螺合一体とす
る。斯くして落水口T1の周縁部は鍔部11と押
え片21とによりシール剤を介して挟持され、締
め付けによる相互の擦れ合いによつても、環状溝
111,111,211,211に滞留されたシ
ール剤が夫々の当接面に均等に行き亘り、均一な
シール剤の層が形成され、この部分の水漏れ防止
が完全に保証される。また、排水筒1と結合部材
2がラツパ状をしている為に、雨水は落水口T1
よりスムースに流下する。なお、完全を期す為に
鍔部11及び押え片21の外周縁部にシール剤を
厚塗りし、更に落葉除け3を装着して排水装置の
取付けが完了する。
第3図は他の実施例を示すものであるが、排水
筒1上部の形状(ラツパ形状の有無)が異なるこ
とと、結合部材2の押え片21下面に上記の環状
溝21を有さない点で上記第1の実施例と異な
る。しかし、その基本的機能は上記と同様であ
る。
尚、上記実施例において、シール剤を滞留させ
得る環状溝を排水筒1の鍔部11と結合部材2の
押え片21との双方及び鍔部11のみに形成した
例を示したが、押え片21のみに形成することを
除外するものではない。しかし、いずれかに形成
する場合は外部への水漏れに最も関連のある鍔部
11に形成することが望ましいことは自明であ
る。亦、環状溝の数は上記に限られるものではな
く、シール剤の滞留容量、即ちその深さと漏水防
止機能とを考慮して適宜選定されるものである。
更に、上記では円筒状の排水装置を例に採つた
が、角筒状の排水筒と結合部材とを上下方向にパ
ツチン式に嵌め合わせる場合でも本考案が採用さ
れ得ることは自明であり、加えて排水筒と結合部
材との結着は螺合だけでなく他の結着手段を用い
得ることも云うまでもない。
(考案の効果) 叙述の如く、本考案の排水装置にあつては、排
水筒の鍔部上面及び若しくは結合部材の押え片下
面にシール剤を滞留させ得る環状溝を同心的に形
成したから、両者を角形樋の平坦な底部に穿設さ
れた落水口に挟持状態でシール剤を介して結合一
体とする場合、上記鍔部上面及び若しくは押え片
下面に塗られたシール剤が環状溝の滞留効果によ
り、両者の締め付けによる擦れ合い或いは相互の
圧接作用によつても不均一になることがなく、
夫々の当接面に均一なシール剤の層が形成され、
外部への水漏れが完全に防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の代表的装置の取付状態を示す
縦断面図、第2図は第1図線部の拡大図、第3
図は他の実施例の取付状態を示す縦断面図、第4
図は従来の排水装置の同様図である。 符号の説明、1……排水筒、11……鍔部、2
……結合部材、21……押え片、111,211
……環状溝、T……角形樋、T1……落水口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 角形樋の平坦な底部に穿設される落水口に上下
    より挟持状態で取付けられる排水装置であつて、
    該排水装置は、上端に上記落水口周縁部の下面に
    当接される鍔部を有する排水筒と、該鍔部と共に
    上記落水口の周縁部を上下より挟持する鍔状押え
    片を含み上記排水筒に上方より内嵌され、樋と排
    水筒とを一体的に結着する筒状結合部材とより成
    り、上記鍔部上面及び若しくは押え片下面に前記
    落水口周縁部上面及び若しくは下面に対面し且つ
    これら当接面に沿つてシール剤を滞留させ得る環
    状溝を形成せしめたことを特徴とする角形樋用排
    水装置。
JP8327584U 1984-06-04 1984-06-04 角形樋用排水装置 Granted JPS60194023U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8327584U JPS60194023U (ja) 1984-06-04 1984-06-04 角形樋用排水装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP8327584U JPS60194023U (ja) 1984-06-04 1984-06-04 角形樋用排水装置

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Publication Number Publication Date
JPS60194023U JPS60194023U (ja) 1985-12-24
JPH0142576Y2 true JPH0142576Y2 (ja) 1989-12-13

Family

ID=30631755

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JP8327584U Granted JPS60194023U (ja) 1984-06-04 1984-06-04 角形樋用排水装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6908537B2 (ja) * 2018-01-31 2021-07-28 積水化学工業株式会社 排水部材
JP6959465B1 (ja) * 2020-09-18 2021-11-02 積水化学工業株式会社 ドレン部材及び軒樋

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5445213U (ja) * 1977-09-05 1979-03-28
JPS5543861U (ja) * 1978-09-19 1980-03-22

Patent Citations (2)

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JPS5445213U (ja) * 1977-09-05 1979-03-28
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JPS60194023U (ja) 1985-12-24

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