JPH0142227Y2 - - Google Patents

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JPH0142227Y2
JPH0142227Y2 JP1983062539U JP6253983U JPH0142227Y2 JP H0142227 Y2 JPH0142227 Y2 JP H0142227Y2 JP 1983062539 U JP1983062539 U JP 1983062539U JP 6253983 U JP6253983 U JP 6253983U JP H0142227 Y2 JPH0142227 Y2 JP H0142227Y2
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JP
Japan
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disaster prevention
fire
lifesaving
smoke
disaster
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JP1983062539U
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JPS614293U (ja
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  • Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は防災装置に係り、特に火、煙等による
災害から人命を守る装置を備えた防災救命装置に
関する。
一度火事が発生するとそこには必ずと言つて人
命が奪われる。そこでホテル、ビル、学校、店舗
等の多人数の集まる場所には避難の為の非常口、
消化の為のスプリンクラー、延焼を防ぐ防火シヤ
ツター等が設けられている。しかしこれらの設備
が整つていても煙りにまきこまれてたりして窒息
する場合が往々にしてあり、火事により奪われる
人命は後を断たない。従つて、この様な事から人
命を救う装置が求められている。
従来、第1図に示す如き、防災システムがとら
れている。このシステムは、火、煙等の検知器、
種々の装置の発信器、或いは巡回記録装置子機等
からの信号を受信し、その信号に基づき総合的に
防災装置を働かせる。すなわち、防火扇の開閉、
防火シヤツターの閉鎖、排煙口の開放、非常扇の
開放が動作し、延焼を防ぎ、ベル等の音響装置、
避難誘導装置が人命を守る為の働きをしている。
然し乍ら建造物の火災による死傷者の略90%は煙
またはガスによる中毒であることから、人命を守
る為の前述の装置では十分な働きが為されていな
い現状である。
本考案は上記従来の欠点に鑑み、ホテル、ビ
ル、学校、店舗等、多人数の集まる場所に於い
て、火災が発生した場合煙及び排煙ガス等による
災害時に非常口または各部屋及び必要な出入口等
に設け自動的に防毒マスクを落下させ、音声合成
を発生させ及び非常灯、誘導灯を点滅せしめ焼
死、または中毒死傷者を救出する防災救命装置を
提供することを目的とする。
そしてこの目的は本考案によれば災害により発
生する火、煙等を感知し防災装置を動作させる防
災システムに於いて火、煙等を感知する手段と該
検知手段より信号を受信するバツクアツプバツテ
リーを備える制御手段と、該制御手段の出力によ
り制御される平常時には天井に収納されて災害時
には落下させ簡単に切れる糸又は鎖等で吊り下げ
る防毒マスクと誘導表示装置と音声合成発生の半
導体素子によりなる誘導音声発生装置を有する救
命手段を有してなることを特徴とする防災救命装
置を提供することによつて達成される。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第2図a,bは本考案の概略的な全体図と側断
面図である。
同図aは本考案の防災救命装置1が動作した状
態、同図bは動作していない状態を示している。
而も防災救命装置1は底板2が天井9と同じ高さ
であるように設けられている。同図a,bに於い
て、防災救命装置1の底板2の内側には非常口、
防煙マスク等の表示灯3,4が設けられ、更にこ
の底板2は側端に複数の蝶番11が取付けられ、
蝶番11と反対側に設けられているクランプ12
により防災救命装置1のケース15に通常係止し
ている。防毒マスク5は底板2が矢印の如く開い
た状態の時、所定の高さで吊下がる長さの糸6あ
るいは鎖6等でフツク10に複数個吊下がつてい
る。尚、底板2が閉じた状態の時は、防毒マスク
5が底板2に載置されている。また防災救命装置
1の左側部には、スピーカ7、制御部8、バツテ
リー8′が設けられている。この防災救命装置1
は吊金物14,14で所定位置に取付けられてい
る。またこの防災救命装置1は断熱のケース15
によつて覆われている。次に第2図a,bに従つ
て本考案の防災救命装置の動作を説明する。上述
した構成で、図示されていない火災等の感知器か
らの信号を受信した制御回路部8は該信号の情報
に基づき、クランプ12をマグネツト13又は小
型モータ等の引きはずし装置で動作させ、底板2
を矢印の如く開かせ、底板2に載置されている防
毒マスクを所定の位置迄落下させ、糸6あるいは
鎖等でフツク10に吊下げると共に底板2に設け
られている表示灯「非常口」3、「防毒マスク」
4を例えば緑色で点灯させる。尚、この底板2は
クランプ12を手動で、或いはモーターを使用し
て開くことが出来る。更に受信した情報の内容に
より制御回路部8は音声合成発生素子から、スピ
ーカー7を介して例えば「非常口は此方です。防
毒マスクを着用して下さい」等の電子音声を出力
させる。尚、前述の防災救命装置1は大きさ、防
毒マスクの数を設置場所等により変えて良い。更
に、スピーカー7等を防災救命装置1より離れた
位置に設けても良い。以上の如く、火災に対し
て、本考案は防毒マスク5を着用し、誘導装置に
従つて避難することにより人命を救う手助とな
る。尚、防毒マスクは必要に応じて各種市販のも
のを使用して良い。
第3図は本考案による具体的例の概略的ブロツ
ク図である。
同図に於いて、本考案の防災救命装置には煙感
知器16、温度感知器17、総合火災報知器1
8、その他防災報知器19、テストスイツチ20
から断熱線等を介して信号が入力し、更に本考案
の特徴の一つであるバツテリー22からの電圧が
入力する。これらを入力した防災救命装置内の制
御回路部2は図示されていない駆動回路を介して
防毒マスク落下装置23、音声誘導装置24、避
難誘導灯25、その他防災装置26を駆動する様
に構成されている。
上述した如く、各種感知装置と本考案の防災救
命装置とのシステムは、各種の火災等の感知信号
を一度受信すれば、その検知器が破壊されても、
既に火災等の情報が制御回路部21に入力してお
り、その情報に従つて防火動作を行なう。この動
作で、本考案の特徴である防毒マスク落下装置2
3が働き、第2図に示す如く防毒マスクが防災救
命装置から所定の高さに吊下がり、避難誘導灯2
5が「非常口」、「防毒マスク」を点灯する。更に
制御回路部21に入力した情報に基づき所謂、火
災により煙が発生した場合、制御回路部21に設
けられている音声合成発生素子からの信号で第2
図で示したスピーカーより例えば「非常口は此方
です。防毒マスクを着用して下さい。」の電子音
声を繰返し誘導する。この電子音声は常に同じで
冷静である為に誘導に適している。
その他防災装置26として、各種装置を必要に
応じて設けて良い。また本考案の防災救命装置は
定期的に試験するためのテストスイツチ20が設
けており、このテストスイツチ20により制御回
路部21、バツテリー22、各種防災装置が調べ
られる。このバツテリー22は感知器、電源また
は断熱線の信号路等が火災により破壊された場合
でも本考案の防災救命装置が破壊されるまで働け
る為のものである。また、本考案の防災救命装置
は他の大きな防災システムとの間に信号の送受を
行なうことも出来る。更にこれらの信号を光リン
クで結ぶことも可能である。
第4図は、第3図で示した本考案の一実施例の
概略的回路図である。
同図に於いて、煙感知器30、温度感知器3
1、総合火災報知器32、テストスイツチ33か
らの信号は断熱線によりホトカプラー34,3
5,36を介して制御回路38に入力する。尚、
ホトカプラー34,35,36,37のホトダイ
オードのアノードに電圧Vinが加わつている。制
御回路38は、前述の信号に基づきトランジスタ
から成るドライバー回路40,41,42,43
を介して防毒マスク落下装置45、音声誘導装置
46、避難誘導灯47、その他の防災装置48を
駆動する。更にこの防災救命装置にはバツテリー
22が備えられている。同図に於ける動作は各種
の検知器、例えば煙感知器からの信号が断熱線よ
り防災救命装置に入力する。この信号は制御回路
38で記憶され、この記憶された情報に基づき、
ドライバー回路40を介して防毒マスク落下装置
が駆動、同様にドライバー回路42を介して避難
誘導灯が点火する。以下前述同様にドライバー回
路41を介して音声誘導装置46等が動作する。
尚、防毒マスク落下装置45、音声誘導装置4
6、避難誘導灯47の動作は前述してあるので省
略する。
以上、詳細に説明したように、本考案の防災救
命装置は、火災で発生する煙による災害を防ぐ防
毒マスク所在の表示灯の点灯、防毒マスクの落
下、冷静な電子音声による誘導、避難誘導灯の点
灯、その防災装置を駆動させることにより防毒マ
スクを着用させて、誘導表示、音声に従つて誘導
し人命を守る有用な点を有している。更にこの防
災救命装置は設置場所を何処にでも設置出来、大
きさも変えられ、また単体としても使用でき、そ
して他の防災システムとも結ぶことが出来る効果
大なるものが有る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の防災システムの概略的構成図で
ある。第2図a,bは本考案の一実施例の概略的
機構図、側断面図、第3図は本考案の一実施例の
概略的構成図、第4図は第3図の概略的な回路構
成図である。 1……防災救命装置、2……底板、3,4……
表示灯、5……防毒マスク、6……糸、7……ス
ピーカー、8,21……制御回路部、8′,22
……バツテリー、10……フツク、11……蝶
番、12……クランプ、16,30……煙感知
器、17,31……温度感知器、18,32……
総合火災報知器、20,33……テストスイツ
チ、23,45……防毒マスク落下装置、24,
46……音声誘導装置、25,47……避難誘導
灯、34,35,36,37……ホトカプラー、
40,41,42,43……ドライバー回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 災害により発生する火、煙等を感知し防災装置
    を動作させる防災システムに於て、火、煙等を感
    知する手段と、該検知手段より信号を受信するバ
    ツクアツプバツテリーを備える制御手段と、該制
    御手段の出力により制御される平常時には天井に
    収納されて災害時には落下させ簡単に切れる糸又
    は鎖等で吊り下げる防毒マスクと誘導表示装置と
    音声合成発生の半導体素子によりなる誘導音声発
    生装置とを有する救命手段を有してなることを特
    徴とする防災救命装置。
JP6253983U 1983-04-26 1983-04-26 防災救命装置 Granted JPS614293U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6253983U JPS614293U (ja) 1983-04-26 1983-04-26 防災救命装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6253983U JPS614293U (ja) 1983-04-26 1983-04-26 防災救命装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS614293U JPS614293U (ja) 1986-01-11
JPH0142227Y2 true JPH0142227Y2 (ja) 1989-12-11

Family

ID=30591851

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JP6253983U Granted JPS614293U (ja) 1983-04-26 1983-04-26 防災救命装置

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4956444A (ja) * 1972-09-29 1974-05-31
JPS52132697A (en) * 1976-04-29 1977-11-07 Furukawa Densou Kk Method of supplying power to disaster preventing device
JPS57152096A (en) * 1981-03-16 1982-09-20 Tokyo Keiki Kk Alarm method and apparatus for disaster prevention facilities
JPS57197688A (en) * 1981-05-30 1982-12-03 Matsushita Electric Works Ltd Start controller for disaster preventor

Patent Citations (4)

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JPS614293U (ja) 1986-01-11

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