JP4023734B2 - 避難援助システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、避難援助システムに関する。詳しくは、火災等の緊急時に、人命救助のための各種避難用具(避難器具または避難装置)をスムーズに使用できるように援助する避難援助システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
消防法では、『学校・病院・工場・百貨店・共同住宅など多数の者が出入りし、勤務し、又は居住する防火対象物の管理について、権原を有する者に防火管理者を選任させ、防火管理者に消防計画を作成させ、その消防計画に基づき、消火・通報・避難訓練の実施、消防用設備等の点検・整備、火気の使用・取り扱いの監督等防火管理上必要な業務を遂行させなければならない』と定められている(同法第八条)が、とりわけ雑居ビルのずさんな防火管理の実態は、東京・新宿の歌舞伎町ビル火災(2001年9月3日)からも明らかなように、きわめて心許ないのが実状であり、改めて消防や建築行政の“盲点”を浮き彫りにしている。
【0003】
上記の火災は四階建て雑居ビルの三階から出火した。このビルは縦に細長い形のペンシルビルと呼ばれるタイプで、狭い階段には雑然と物が置かれ、人ひとりがやっと通れる程度だったようである。三階から出た火や煙は、たちまち四階にも広がり、四十四人もの犠牲者を出した。死因は一酸化炭素(CO)ガスによる中毒がほとんであったという。ガスマスク等の「適切な避難用具」が用意されていたらと悔やまれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、単に「適切な避難用具」を用意していただけでは、上記の被害を確実に防げなかったと考えられる。人々は火災等の異常事態に遭遇したときに「パニック」に陥りやすくなるし、また、緊急時には人はみな「愚か」になる(複雑なことやわかりにくいことをできなくなる)からである。
【0005】
この点を踏まえて、消防法では、防火管理者の選任や同者による避難誘導訓練などを規定するものの、先にも説明したとおり、この規定が確実に順守されないという実状がある以上、たとえ、「適切な避難用具」を用意していたとしても、避難用具の場所がわからない、使い方がわからない、などの事態を招くから、結局、人的な被害を防ぐことができないという問題点がある。
【0006】
そこで、本発明は、火災等の緊急時にパニックに陥った人や冷静な判断ができなくなった人に対して、避難用具の場所並びにその使用法を音声で知らせ、もって、人的な被害を局限できる避難援助システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
また、本発明は、上記の目的を達成するために、以下の手段を備えるようにしてもよい。
すなわち、炎または煙もしくは熱を感知して火災警報を発する火災警報システムからの前記火災警報の信号を受信する受信手段と、
前記受信手段によって前記火災警報の信号が受信されたとき、所定のアクチュエータ駆動信号を出力する第一の出力手段と、
前記アクチュエータ駆動信号の出力先から返されるアクチュエータ駆動完了信号を受け取ったとき、所定の音声メッセージを拡声出力する第二の出力手段とを備え、
前記アクチュエータ駆動信号は、人命救助のための避難用具を使用可能にするために利用される信号であって、且つ、前記音声メッセージは、前記避難用具の設置場所またはその使用方法もしくはその両方を告知する内容を含むものであることを特徴とする。
【0011】
この発明では、火災警報システムから火災警報の信号が出力されると、まず、所定のアクチュエータ駆動信号が出力される。ここに、アクチュエータ駆動信号は、人命救助のための避難用具を使用可能にするために利用される信号である。たとえば、避難用具を一酸化炭素ガス防止用のガスマスクであると仮定すると、アクチュエータ駆動信号は、そのガスマスクを納めた収納棚の扉の開閉駆動信号として利用することができる。この発明では、次に、前記アクチュエータ駆動信号の出力先から返されるアクチュエータ駆動完了信号を受け取ったとき、所定の音声メッセージが拡声出力される。ここに、音声メッセージは、前記避難用具の設置場所またはその使用方法もしくはその両方を告知する内容を含むものである。たとえば、ガスマスク収納棚の場所、その装着方法などを告知する内容を含む。
【0012】
したがって、この発明においても、たとえば、ガスマスクなどの避難用具を緊急時にのみ使用可能にすることができ、勝手な持ち出しや紛失などを防止できるうえ、火災等の緊急時にパニックに陥った人や冷静な判断ができなくなった人に対して、避難用具の場所並びにその使用法を音声で知らせることができ、人的な被害を局限できる避難援助システムを提供することができることに加え、さらに、何らかの原因で、アクチュエータ駆動信号の出力先からアクチュエータ駆動完了信号が返されなかった場合は、ガスマスク等の避難用具が使用可能状態にならなかった(たとえば、ガスマスク収納棚の扉が閉じたままになっている)とみなし、前記音声メッセージの拡声出力を行わないようにすることができ、火災等の現場における混乱を防止することができる。
【0013】
なお、避難用具は上記の例示物(ガスマスク)に限定されない。火災等の緊急事態に際して人命救助のために用いられるあらゆる用具、器具、装置を含む。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
まず、構成を説明する。
図1は、避難援助システムの全体構成概念図である。この図において、メインユニット1は、任意の建造物、たとえば、学校・病院・工場・百貨店・共同住宅など多数の者が出入りし、勤務し、又は居住する防火対象物の管理室等に設置される。特に限定しないが、このメインユニット1は、公知の火災警報システムの受信機(火災受信機ともいう)の機能を有している。すなわち、メインユニット1は、上記の受信機に相当する火災受信部2を備えており、この火災受信部2は、防火対象物の各所に設置された炎感知器、煙感知器または熱感知器等(以下、これらを総称して「火災感知器」という)3からの信号(火災警報信号)Saを受信すると、火災受信機として必要な様々な処理(火災警報灯の表示や警報ベルの鼓動など)を行うと共に、本実施の形態に欠くことのできない以下の特有の処理を実行するための指令信号Sbを出力する。
【0015】
(処理1:音声メッセージの拡声出力処理)
メインユニット1は、音声メッセージ記憶部4と音声メッセージ拡声出力部5を備える。音声メッセージ記憶部4は、後述の避難用具の設置場所とその使用方法を告知するための音声メッセージを記憶する。この音声メッセージは肉声を録音したものであってもよく、または合成音声で録音されたものであってもよい。音声メッセージ拡声出力部5は、上記の指令信号Sbに応答して、音声メッセージ記憶部4から音声メッセージを読み出し、それを増幅して、防火対象物の適当な場所(避難誘導に適した場所)に設置されたスピーカ6を通して大音量で拡声出力する。
【0016】
(処理2:アクチュエータ駆動信号の出力処理)
メインユニット1は、さらに、アクチュエータ駆動信号出力部7を備える。このアクチュエータ駆動信号出力部7は、上記の指令信号Sbに応答して、防火対象物の適当な場所(避難誘導に適した場所)に設置された避難用具収納容器8の扉9を開くための駆動信号(アクチュエータ駆動信号)Scを出力する。
【0017】
図2は、避難用具収納容器8の扉9を閉鎖した状態(a)と、開放した状態(b)とを示す図である。この避難用具収納容器8は、通常の状態では閉鎖状態(a)になっており、その内部に収納された避難用具10の無断使用や持ち出しを禁止するが、アクチュエータ駆動信号出力部7から駆動信号Scが出力されたときは、扉9のヒンジ部に取り付けられたアクチュエータ8aを駆動して扉9を開放し、避難用具10を自由に使用できるようにする。本明細書においては、扉9が開放され、避難用具10を自由に使用できる状態になっているときのことを「避難用具の使用可能状態」という。
【0018】
次に、作用を説明する。
図3は、本実施の形態における避難援助システムの簡略的な動作フローチャートを示す図である。この図において、火災受信部2は、火災感知器3からの火災警報信号Saの有無を常時監視する(ステップS11)。そして、火災警報信号Saを受信すると、前記の二つの処理(処理1及び処理2)に相当する「警告音声出力処理」(ステップS12)と「避難用具使用可能処理」(ステップS13)をそれぞれ実行する。なお、この動作フローチャートでは、警告音声出力処理を実行した後に避難用具使用可能処理を実行(ステップS12→ステップS13)しているが、逆(ステップS13→ステップS12)であってもよい。
【0019】
図4は、「警告音声出力処理」(ステップS12)の簡略的な動作フローチャートである。この処理では、音声メッセージ記憶部4から避難用具の設置場所や使用方法を告知するための音声メッセージを読み込み(ステップS12a)、その音声メッセージをスピーカ6から拡声出力する(ステップS12b)。
【0020】
図5は、「避難用具使用可能処理」(ステップS13)の簡略的な動作フローチャートである。この処理では、避難用具収納容器8の扉9を開くための駆動信号(アクチュエータ駆動信号)Scを出力する(ステップS13a)。
【0021】
ここで、避難用具10は、火災等の緊急時に人命救助のために用いられる用具、器具または装置である。以下、説明の便宜上、避難用具10を一酸化炭素ガスを防止するための「ガスマスク」と仮定し、そのガスマスクを収納する避難用具収納容器8の設置場所を、たとえば、「階段踊り場」と仮定すると、前記の音声メッセージ記憶部4は、ガスマスクの設置場所とその使用法を告知するための適切な内容を有する音声メッセージを記憶する。たとえば、“火災が発生しました。ガスマスクは階段踊り場にあります。ガスマスクの使用法は・・・・です。”などといった音声メッセージを記憶する。先にも触れたとおり、この音声メッセージは肉声録音されたものであってもよく、または、人工音声によって録音されたものであってもよい。あるいは、上記のメッセージ内容の文章(テキスト文字列)を記憶しておき、音声メッセージ拡声出力部5によって、音声合成処理によりその文章を音声メッセージに変換してもよい。
【0022】
以上のとおりであるから、本実施の形態によれば、火災等の緊急時に、人命救助に必要な避難用具10の設置場所とその使用方法を自動的に音声告知できる。したがって、避難誘導に際してリーダが存在しないとき、または、パニックに陥ったとき、あるいは、冷静な判断ができなくなったときであっても、適切な指示(音声メッセージ)を自動的に出すことができるから、避難用具10の有効活用を図り、人的被害を極限することができる。
【0023】
また、本実施の形態によれば、避難用具収納容器8は通常は閉鎖状態となっており、緊急時のみに扉9を自動的に開くようにしたから、避難用具10の無断使用や持ち出しを回避することができ、いざとなったときに避難用具10が見あたらないといった不都合を回避できるという格別のメリットもある。
【0024】
なお、上記の実施の形態では、火災等の緊急事態発生時に、火災受信部2から指令信号Sbを出力し、その指令信号Saに応答して「警告音声出力処理」(図3のステップS12)と「避難用具使用可能処理」(図3のステップS13)を実行しているが、以下の観点から改良してもよい。
【0025】
上記の実施の形態では、音声メッセージの拡声出力と、避難用具収納容器8の扉9の開制御とがほぼ同時並行的に行われるが、もし、何らかのトラブルで避難用具収納容器8の扉9が開かなかった場合、音声メッセージによって避難用具10の置き場所に人々を導くことは、むしろ被害の拡大を招くおそれがある。避難用具収納容器8の扉9が開いていないために、避難用具10を使用することができないからである。このような場合(避難用具収納容器8の扉9が開かなかった場合)、音声メッセージによる誘導は行わない方がよい。
【0026】
図6は、このような観点から改良した避難用具収納容器8の一例を示す図であり、アクチュエータ8aから開状態信号Sdを出力するようにした例である。この開状態信号Sdは、扉9が実際に開かれたときにアクティブとなる信号である。
【0027】
図7は、上記の開状態信号Sdを利用するように改良した動作フローチャート(図3の改良)である。図3の動作フローチャートとの相違は、避難用具使用可能処理(ステップS13)を先に実行する点、ステップS13の実行後に使用可能了解信号(開状態信号Sd)がアクティブになったか否かを判定するステップ(ステップS21)を追加した点、開状態信号Sdがアクティブにならない場合は、所定の再試行回数n(nは1以上の正数)を上限として避難用具使用可能処理(ステップS13)を繰り返し実行(ステップS22)する点、及び、所定の再試行回数n以内で開状態信号Sdがアクティブになった場合にのみ警告音声出力処理(ステップS12)を実行する点にある。
【0028】
この改良例によれば、避難用具収納容器8に駆動信号Scを出力し、再試行回数n以内に開状態信号Sdがアクティブにならなかった場合は、何らかのトラブルで避難用具収納容器8の扉9が開かなかったと判断し、音声メッセージの告知を行わないようにすることができる。したがって、使用可能状態にない避難用具10への無用な誘導を回避することができ、人的被害の拡大を防止できる。
【0029】
なお、以上の実施の形態では、避難援助システムのメインユニット1に火災警報システムの火災受信機に相当する機能部(火災受信部2)を組み込んでいるが、本発明はこの態様に限定されない。要は、火災等の緊急時に前記の二つの処理(処理1及び処理2)を実行できればよく、たとえば、メインユニット1に、火災警報システムの火災受信機から上記の緊急時を表す信号を受け取るための受信部を備えておき、その信号に応答させて前記の二つの処理(処理1及び処理2)を実行するようにしてもよい。この場合、避難援助システムは、火災警報システムとは別個の独立したシステムとなる。
【0030】
また、避難用具10については、前記例示物のガスマスクに限定されないことは言うまでもない。火災等の緊急事態に際し、人命救助のために用いられるあらゆる用具、器具、装置を含む。たとえば、呼吸装置、遮熱用具、梯子、ロープ、滑降索、滑降桿、跳躍装置、救出かご、救助袋などであってもよく、あるいはその他の避難用具、避難器具または避難装置であってもよい。避難用具収納容器8は、それらの用具、器具、装置の種類に応じた形状や機能を持つことは当然である。また、アクチュエータ8aは、それらの用具、器具、装置の種類に応じた動作機構を持つことは当然である。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、たとえば、ガスマスクなどの避難用具を緊急時にのみ使用可能にすることができ、勝手な持ち出しや紛失などを防止できるうえ、火災等の緊急時にパニックに陥った人や冷静な判断ができなくなった人に対して、避難用具の場所並びにその使用法を音声で知らせることができ、人的な被害を局限できる避難援助システムを提供することができる。
【0032】
さらに、何らかの原因で、アクチュエータ駆動信号の出力先からアクチュエータ駆動完了信号が返されなかった場合は、ガスマスク等の避難用具が使用可能状態にならなかった(たとえば、ガスマスク収納棚の扉が閉じたままになっている)とみなし、前記音声メッセージの拡声出力を行わないようにすることができ、火災等の現場における混乱を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】避難援助システムの全体構成概念図である。
【図2】避難用具収納容器8の扉9を閉鎖した状態(a)と開放した状態(b)とを示す図である。
【図3】本実施の形態における避難援助システムの簡略的な動作フローチャートを示す図である。
【図4】「警告音声出力処理」(ステップS12)の簡略的な動作フローチャートである。
【図5】「避難用具使用可能処理」(ステップS13)の簡略的な動作フローチャートである。
【図6】避難用具収納容器8の改良例を示す図である。
【図7】開状態信号Sdを利用するように改良した動作フローチャートである。
【符号の説明】
2 火災受信部(受信手段)
5 音声メッセージ拡声出力部(出力手段、第二の出力手段)
7 アクチュエータ駆動信号出力部(出力手段、第一の出力手段)
10 避難用具
Claims (1)
- 炎または煙もしくは熱を感知して火災警報を発する火災警報システムからの前記火災警報の信号を受信する受信手段と、
前記受信手段によって前記火災警報の信号が受信されたとき、所定のアクチュエータ駆動信号を出力する第一の出力手段と、
前記アクチュエータ駆動信号の出力先から返されるアクチュエータ駆動完了信号を受け取ったとき、所定の音声メッセージを拡声出力する第二の出力手段とを備え、
前記アクチュエータ駆動信号は、人命救助のための避難用具を使用可能にするために利用される信号であって、且つ、前記音声メッセージは、前記避難用具の設置場所またはその使用方法もしくはその両方を告知する内容を含むものであることを特徴とする避難援助システム。
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