JPH0141924Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0141924Y2 JPH0141924Y2 JP8647984U JP8647984U JPH0141924Y2 JP H0141924 Y2 JPH0141924 Y2 JP H0141924Y2 JP 8647984 U JP8647984 U JP 8647984U JP 8647984 U JP8647984 U JP 8647984U JP H0141924 Y2 JPH0141924 Y2 JP H0141924Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- piston rod
- rod body
- piston
- fitted
- Prior art date
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- Expired
Links
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 claims description 7
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 claims description 7
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 7
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 4
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000006355 external stress Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Actuator (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はピストンロツドを炭素繊維複合材料で
形成した油圧シリンダに関する。
形成した油圧シリンダに関する。
(従来の技術)
炭素繊維(カーボンフアイバー)複合材料は軽
量で強靭であり、要求強度の高い部材に用いられ
る傾向があり、最近、油圧シリンダのピストンロ
ツドとしても採用されつつある。
量で強靭であり、要求強度の高い部材に用いられ
る傾向があり、最近、油圧シリンダのピストンロ
ツドとしても採用されつつある。
これを第4図に示すと、中空パイプ状の炭素繊
維複合材でできたロツド本体1には、金属でつく
られたロツドヘツド2と、ロツドエンド3とが両
端部から嵌合され、それぞれ接着剤4を介して嵌
入部が固着されている。
維複合材でできたロツド本体1には、金属でつく
られたロツドヘツド2と、ロツドエンド3とが両
端部から嵌合され、それぞれ接着剤4を介して嵌
入部が固着されている。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、油圧シリンダのピストンロツド
として高い推力が加わると、この推力に耐えるに
は、接着剤4の接着面積を大きくしなければなら
ず、また曲げなどの外部応力の繰り返し作用によ
り、接着剤が剥離しやすいという問題もあつた。
として高い推力が加わると、この推力に耐えるに
は、接着剤4の接着面積を大きくしなければなら
ず、また曲げなどの外部応力の繰り返し作用によ
り、接着剤が剥離しやすいという問題もあつた。
本考案はこのような問題を解決することを目的
とする。
とする。
(問題点を解決するための手段)
ピストンロツド本体を炭素繊維複合材で形成し
た油圧シリンダにおいて、中空ピストンロツド本
体の端部にテーパ孔を形成し、このテーパ孔にテ
ーパ部をもつ金属のロツドエンドを嵌合し、かつ
この嵌合部の外側からホルダを嵌め、該ホルドを
直接または間接にロツドエンドに締結するもので
ある。
た油圧シリンダにおいて、中空ピストンロツド本
体の端部にテーパ孔を形成し、このテーパ孔にテ
ーパ部をもつ金属のロツドエンドを嵌合し、かつ
この嵌合部の外側からホルダを嵌め、該ホルドを
直接または間接にロツドエンドに締結するもので
ある。
(実施例)
以下、第1図の実施例を説明する。
10は中空パイプ状の炭素繊維複合材で形成し
たピストンロツド本体で、その端部に軸方向外側
に向けて縮径するテーパ孔11が設けられる。
たピストンロツド本体で、その端部に軸方向外側
に向けて縮径するテーパ孔11が設けられる。
テーパ孔11にはテーパ部12を頭部とした金
属のロツドエンド13が嵌められ、その外方への
突出端にピストン体15が結合される。
属のロツドエンド13が嵌められ、その外方への
突出端にピストン体15が結合される。
ピストン体15はホルダ14とプレート16と
の間に挾持され、ロツドエンド13に螺合するナ
ツト17を介して締付けられる。
の間に挾持され、ロツドエンド13に螺合するナ
ツト17を介して締付けられる。
ホルダ14はテーパ部12とテーパ孔11との
嵌合部を外側から包み囲むように案内孔18を有
し、ピストンロツド本体10の拡径を防止する。
嵌合部を外側から包み囲むように案内孔18を有
し、ピストンロツド本体10の拡径を防止する。
19はシール部材、20はシリンダチユーブの
一部を示す。
一部を示す。
したがつて、ピストンロツド本体10とロツド
エンド13との嵌合部外側には、案内孔18を有
するホルダ14が嵌められているため、ロツドエ
ンド13のナツト17を締付けたときに、ピスト
ンロツド本体10が拡径することができず、しつ
かりとロツドエンド13を保持する。
エンド13との嵌合部外側には、案内孔18を有
するホルダ14が嵌められているため、ロツドエ
ンド13のナツト17を締付けたときに、ピスト
ンロツド本体10が拡径することができず、しつ
かりとロツドエンド13を保持する。
これにより高い推力が作用したとしても、ピス
トンロツド本体10とロツドエンド13の抜けが
確実に防止できる。
トンロツド本体10とロツドエンド13の抜けが
確実に防止できる。
第2図の実施例は、ホルダ14をピストン本体
15に一体的に設けたもので、テーパ状案内孔1
8Aがピストン本体15に形成してある。
15に一体的に設けたもので、テーパ状案内孔1
8Aがピストン本体15に形成してある。
この場合も同様の作用を生じる。
また、第3図のように、ロツドヘツド22の結
合に対しても、ロツドヘツド22に螺合するロツ
ドエンド23の頭部にテーパ部12を形成してこ
れに対応してピストンロツド本体10のテーパ孔
11を設け、これらの嵌合部の外側からロツドヘ
ツド22に設けたホルダ24に嵌めた上で、締付
け固定することにより、強固に結合することがで
きる。
合に対しても、ロツドヘツド22に螺合するロツ
ドエンド23の頭部にテーパ部12を形成してこ
れに対応してピストンロツド本体10のテーパ孔
11を設け、これらの嵌合部の外側からロツドヘ
ツド22に設けたホルダ24に嵌めた上で、締付
け固定することにより、強固に結合することがで
きる。
(考案の効果)
以上のように本考案によれば、炭素繊維複合材
からなるピストンロツド本体に対して、ロツドエ
ンドを強固に結合することができる。
からなるピストンロツド本体に対して、ロツドエ
ンドを強固に結合することができる。
第1図は本考案の第1実施例の断面図、第2
図、第3図は第2,第3実施例の断面図、第4図
は従来例の断面図である。 10……ピストンロツド本体、11……テーパ
孔、12……テーパ部、13……ロツドエンド、
14……ホルダ、17……ナツト、18……案内
孔、22……ロツドヘツド。
図、第3図は第2,第3実施例の断面図、第4図
は従来例の断面図である。 10……ピストンロツド本体、11……テーパ
孔、12……テーパ部、13……ロツドエンド、
14……ホルダ、17……ナツト、18……案内
孔、22……ロツドヘツド。
Claims (1)
- ピストンロツド本体を炭素繊維複合材で形成し
た油圧シリンダにおいて、中空パイプ状のピスト
ンロツド本体の端部にテーパ孔を形成し、このテ
ーパ孔にテーパ部をもつ金属のロツドエンドを嵌
合し、かつこの嵌合部の外側からホルダ又はホル
ダ機能を備えたピストンを嵌め、当該ホルダを直
接又は間接的にロツドエンドに締結したことを特
徴とする油圧シリンダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8647984U JPS611703U (ja) | 1984-06-11 | 1984-06-11 | 油圧シリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8647984U JPS611703U (ja) | 1984-06-11 | 1984-06-11 | 油圧シリンダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS611703U JPS611703U (ja) | 1986-01-08 |
JPH0141924Y2 true JPH0141924Y2 (ja) | 1989-12-11 |
Family
ID=30637829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8647984U Granted JPS611703U (ja) | 1984-06-11 | 1984-06-11 | 油圧シリンダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS611703U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4777869A (en) * | 1986-03-28 | 1988-10-18 | Pneumo Abex Corporation | Fluid actuator including a composite piston rod |
US10190607B2 (en) * | 2015-01-30 | 2019-01-29 | Goodrich Corporation | Composite actuator piston head assembly |
-
1984
- 1984-06-11 JP JP8647984U patent/JPS611703U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS611703U (ja) | 1986-01-08 |
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