JPH0141430Y2 - - Google Patents

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JPH0141430Y2
JPH0141430Y2 JP1985014573U JP1457385U JPH0141430Y2 JP H0141430 Y2 JPH0141430 Y2 JP H0141430Y2 JP 1985014573 U JP1985014573 U JP 1985014573U JP 1457385 U JP1457385 U JP 1457385U JP H0141430 Y2 JPH0141430 Y2 JP H0141430Y2
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fastener
drying
arm
cushion
protrusion
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は座布団乃至は枕等の厚みのある小物類
を干す場合に使用して便利な干し具に関する。
(従来の技術) 従来、干し竿やベランダの手摺等に敷布団や毛
布等を日干しする場合に、風等によつてずれたり
飛ばされたりしないように、布団等の掛けた折返
し部を竿や手摺等に挾みつけるようにした布団挾
みは知られている。斯かる如き布団挾みは、たと
えば中間部が互いに離反するように湾曲乃至は折
曲した二本の腕杆の一端を相互に枢動可能に軸支
し、それら腕杆の相互間に引合うようなコイルば
ねを配して他端が圧接するようし、その端部で挾
みつけて固定するものである。ところで、大きな
布団等は竿等に引掛けて折返し、その部分を挾み
つけることができるが、小さな座布団や枕等の特
に厚みのある小物類は、折返すということができ
難いか、不可能な場合があり、そのような場合に
は、干し竿を二本適宜間隔をあけて平行に配設
し、その上に載置しておくとか、手摺等の上に不
安定状態でも、くの字型にやや折曲するようにし
て、単に載置するようにしていた。
(考案が解決しようとする問題点) 従つて、斯かる如くして座布団等の小物類を日
干しにした場合には、特別に固定するものがな
く、特に手摺等の上に単に載置した場合は、極め
て不安定であり、風や接触等で容易に落下する等
の不都合な事態が生じるという問題があつた。そ
こで、特に固定を要する場合には、適宜のひも等
で一々縛りつけなければならず、この場合には極
めて面倒であるという問題があつた。
本考案は上述の如き問題点に鑑み、厚みを有す
る座布団等の小物類を、ばね力によつ圧接挾持す
ると共に、吊下げうるようにし、しかもその吊下
げによる座布団等の自重で、上記圧接力が適正に
自動的に強められ、より確実に挾持しうるように
した、極めて構造簡単な吊下げ用の干し具を提供
することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案は中間部が
互いに離反するように湾曲乃至は折曲した二本の
腕杆の各一端方を相互に枢動可能に軸支し、この
端部を延長する方向に向けて相互に離反するよう
に開いた突出部を設けると共に、各他端が互いに
圧接するようにばねを配設した干し具において、
上記両突出部には上記軸止部寄りで遊嵌し、突出
部先端方向寄りで該突出部に両外側から圧嵌する
締具を装着し、該締具には突出部先端の略々延長
方向に吊具を配設して干し具を構成したものであ
る。
両腕杆を引合うばね力は、両腕杆の中間部相互
間にコイルばねを配設しておくことにより形成し
てもよいし、軸部にねじりばねやリングばね等を
配して両端を各腕杆に掛けておくこと等により形
成してもよい。又両腕杆の圧接部となる自由端
は、被挾持体を圧接挾持できるような適宜の形状
のものとすることができ、たとえば内側に折曲し
て両折曲部が対向し、一定幅で相互に当接するよ
うにし、該折曲部にはゴム等の適宜弾性を有する
摩擦材からなるカバーを嵌合配設しておくのが好
ましいが、本体そのものの圧接面に多数の小突起
乃至は平行する突条を設けておくだけでもよい。
又圧接部は、薄物を挾持する時に都合がよいよう
に、腕杆端部に該腕杆と直角方向、即ち吊下げた
場合に水平となるようなT字形の挾持カバー等を
装着するか、予め腕杆本体に対し折畳可能に棒状
の挾持具を装着しておく等のことが可能である。
腕杆と突出部は、プラスチツク或はアルミニウ
ム、鉄等の金属で一体に形成しておいてもよい
し、腕杆をプラスチツク、突出部を金属として、
両者間はインサート或はねじ止め等により一体的
に固定してもよい。
(作用) 本考案の上記干し具によれば、座布団、枕等の
厚みのある被挾持体をその腕杆端部に挾み、吊具
により吊下げることにより、挾持された座布団等
は、両腕杆間に配設されたばね力によつて圧接挾
持されることになる。しかも一方において、吊下
げによる座布団等の自重により、締具が両突出部
の端部間の開きを狭めるように作用するので、上
記ばね力に対しそれを増強する方向の力が働き、
その挾持力は一層強められ、座布団等は確実に挾
持されて吊下げられることになる。この増強挾持
力は、吊下げられる被挾持体の重量に応じて強め
られるので、被挾持体の重量の如何に拘わらず、
自動的に適正の挾持力をもつて吊下げられること
になる。従つて、上記座布団等を挾持して干し具
の吊具を干し竿等に引掛けて吊せば、座布団当は
全体が真直ぐ伸びて、日干しの場合には全体を均
一に日に当てることができる。又干している最中
に風が吹いたり、通る際に接触することがあつて
も、布団等が飛ばされたり脱落する等のことがな
い。
(実施例) 以下、図示した実施例に基き本考案をさらに詳
述するが、以下においては干し具を座布団挾みと
して説明する。第1図は本考案に係る座布団挾み
の一例の正面図、第2図は第1図実施例の突出部
と吊具との関係を示した部分拡大斜視図、第3図
は第1図実施例の使用状態の正面図である。
第1〜3図において、1は座布団挾みであり、
略円弧状のたとえばプラスチツク製の二つの腕杆
2,3が、相互に中間部において離反する状態
で、各一端をリベツト等の軸4により、相互に枢
動可能に軸支して結合されている。各腕杆2,3
の中間部軸寄りの相互に対向した側には、ばね掛
5,6が突出形成されており、上記軸支端に対す
る自由端は、それぞれ内方に折返されて相互に当
接しうる圧接部7,8を形成している。該圧接部
7,8は、当接面が適宜の幅を有し、相互にやゝ
反り返る状態としておくのが好ましい。9,10
は該圧接部7,8に嵌合装着され、好ましくは接
着固定されたカバーであり、たとえば軟質プラス
チツクにより、圧接面が凹凸をなすようにして形
成されている。11,12はたとえばアルミニウ
ム、鉄等の金属で形成された突出部であり、腕杆
2,3の軸支側端部に各一端がインサートされて
一体に固定されると共に、軸4に対し各腕杆2,
3と逆方向に延出して、自由端に向けて相互に離
反するように開いた状態に配設形成されており、
各端部はこの場合円形に巻かれて、後述する締具
14の抜止めを形成している。13は両腕杆2,
3のばね掛5,6に配設された引張りコイルばね
である。14は締具であり、第2図でより詳細に
示す如く、たとえば鉄製の楕円リングで形成され
ており、その長円内径寸法が、上記突出部11,
12の中間部の開き寸法以下に形成されて、該突
出部11,12に嵌合配設されており、短径部間
には取付板15が一体に差渡し形成されている。
16はたとえば鉄製の線材からなる吊具で、下端
は上記取付板15にねじ止めされていると共に、
上端は部分円形状に折曲形成されて、干し竿等へ
の引掛け部17をなしている。
斯くして、上記座布団挾み1によつて座布団を
固定して日干し等を行うには、第3図で示す如
く、突出部11,12と嵌合する締具14の相互
間を自由とすると共に、圧接部7,8の相互間を
ばね13に抗して開き、座布団18の中央部をば
ね力によつて挾持する。この段階では、座布団1
8はばね13の力のみによつて挾持される。次い
で吊具16をもつて吊下げ、その引掛け部17を
干し竿19に引掛ければ、締具14は第3図一点
鎖線状態から突出部11,12の開放端側に寄せ
られて、両者間は当接して実線の嵌合状態とな
る。。従つて、この吊下げ状態においては、吊下
げた座布団18等の重量に対応して、圧接部8の
圧接力が増強されるように働き、座布団18等の
挾持力がより強められて、その保持は重量に応じ
た状態で変化し確実となる。この際、突出部1
1,12は剛体状としておいてもよいが、多少弾
性的に変形しうるようにしておけば、圧接部7,
8の圧接力が弾性的となりより好ましい。尚、座
布団挾み1は被挾持体に対して中央部に1個、或
は必要により両端部等複数個用いるようにすれば
よい。
第4,5図は締具のそれぞれ異なる他の実施例
の要部を示しているが、第4図の締具44の場合
は、一本のたとえば鉄製の線材の両端に円形状の
折曲嵌合部45を形成し、該嵌合部45を突出部
11,12に嵌合して装着し、中央に円弧状折曲
部46を形成して、該部46に吊具16の下端を
連結せしめたものであり、この場合にも第1図実
施例と同様に作動する。又第5図の締具54の場
合は、突出部11,12の開放端部間に、その間
隔よりもやゝ長い鉄製鎖55を配設し、その中間
部を吊具16の下端に連結せしめたものである。
この場合には、吊具16で吊すことによつて、鎖
55が突出部11,12の端部を引寄せるように
作用するので、やはり上記各実施例の場合と同様
に圧接部7,8の圧接力は強められるように働
き、保持を確実にする。
第6図は本考案に係る腕杆端部の圧接部カバー
の異なる他の例の要部拡大分解斜視図であるが、
この場合のカバー69はT字型をなし、上記実施
例の腕杆2の圧接部7に嵌合可能な嵌合部69A
に対し、水平方向の適宜長さの押え部69Bが一
体に形成され、その押え面には多数の長手方向の
突条が並行して形成されている。該カバー69は
たとえば硬質プラスチツクにより形成し、圧接部
7に嵌合部69Aを摩擦嵌合乃至は接着剤を介し
て嵌合し固定するが、同様にして他方の腕杆3の
圧接部8にも同様のカバーを装着する。
従つて、斯かるカバー69を圧接部7,8に装
着して座布団挾みとして用いれば、圧接挾持部が
横長に押えられるので、被挾持体が幅のあるもの
の場合、或は薄物の場合には、中央部に1個用い
るだけで、被挾持体は折曲がるようなことなく日
干しせしめられうる。
第7図は本考案に係る座布団挾みの別の一実施
例1aを示している。基本的構成は第1図の実施
例と同様であるが、腕杆2aと突出部11aとは
一本の金属製折曲杆となり、腕杆3aと突出部1
2aも同じく一本の折曲杆として形成され、各折
曲杆は軸着部を偏平状にして軸支4aされ、該軸
付近の突出部11a,12a側にリングばね13
aが固着され、該リングばね13aは軸付近の腕
杆2a,3a部に形成された凹部21a,22a
を通つて固着部から軸の逆方向に廻つて配設され
ている。圧接部7a,8aは腕杆2a,3aの各
端に溶接された偏平面として形成されており、締
具14aは突出部11a,12aを挿通する長丸
形の孔を二個穿設したプレート状に形成されてお
り、この締具14aの中央部に吊具16aが固着
されているものである。
尚、本考案は上述各実施例に限定されることな
く、腕杆、圧接部、突出部、締具、吊具等の各形
状は適宜変形可能であり、カバーは圧接部と一体
となつていてもよいほか、腕杆に対して一端が枢
動可能に取付けられ、、折畳み可能に配設したも
のであつてもよく、それらのカバーの形状も任意
であり、突出部は腕杆と一体ものでも或は別体も
のをねじ止めするようにしてもよく、使用形態も
敷布団等の大ものに対しても適用しうるものであ
る等、本考案はその要旨内で種々変形可能なのは
勿論である。
(考案の効果) 以上の如く、本考案の干し具によれば、従来の
ばね圧のみによる被挾持体の挾持力に対して、上
部の吊下げによつて被挾持体の重量に応じた挾持
力が自動的に付加増強されるので、重量のあるも
のでも、吊下げた場合にその重量に応じた挾持力
が作用して、確実に保持されるので、座布団や枕
等の厚みのある小物類を吊下げて干す場合に、極
めて都合がよく、日干しした場合に風等により飛
ばされたり、脱落する等のことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る干し具の一例の正面図、
第2図は第1図実施例の突出部と吊具との関係を
示した部分拡大斜視図、第3図は第1図実施例の
使用状態の正面図、第4図は締具の異なる他の例
の要部拡大斜視図、第5図は締具のさらに異なる
他の要部斜視図、第6図は圧接部のカバーの異な
る他の例の要部拡大斜視図である。また、第7図
は本考案に係る座布団挾みの別の一例正面図であ
る。 1……座布団挾み、2,3……腕杆、4……
軸、7,8……圧接部、11,12……突出部、
13……ばね、14,44,54……締具、16
……吊具、18……座布団。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中間部が互いに離反するように湾曲乃至は折曲
    した二本の腕杆の各一端方を相互に枢動可能に軸
    支し、この端部を延長する方向に向けて相互に離
    反するように開いた突出部を設けると共に、各他
    端が互いに圧接するようにばねを配設した干し具
    において、上記両突出部には上記軸止部寄りで遊
    嵌し、突出部先端方向寄りで該突出部に両外側か
    ら圧嵌する締具を装着し、該締具には突出部先端
    の略々延長方向に吊具を配設してなる構成を特徴
    とする干し具。
JP1985014573U 1985-02-04 1985-02-04 Expired JPH0141430Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985014573U JPH0141430Y2 (ja) 1985-02-04 1985-02-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985014573U JPH0141430Y2 (ja) 1985-02-04 1985-02-04

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Publication Number Publication Date
JPS61130188U JPS61130188U (ja) 1986-08-14
JPH0141430Y2 true JPH0141430Y2 (ja) 1989-12-07

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ID=30499623

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JP1985014573U Expired JPH0141430Y2 (ja) 1985-02-04 1985-02-04

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55153094U (ja) * 1979-04-23 1980-11-05

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JPS61130188U (ja) 1986-08-14

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