JP2001029184A - ソファーカバーのずれ防止装置及びシートカバーのずれ防止装置 - Google Patents
ソファーカバーのずれ防止装置及びシートカバーのずれ防止装置Info
- Publication number
- JP2001029184A JP2001029184A JP11206298A JP20629899A JP2001029184A JP 2001029184 A JP2001029184 A JP 2001029184A JP 11206298 A JP11206298 A JP 11206298A JP 20629899 A JP20629899 A JP 20629899A JP 2001029184 A JP2001029184 A JP 2001029184A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sofa
- cover
- seat
- rubber band
- preventing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ソファーに掛けたソファーカバーのずれを防
止する。 【解決手段】 ソファーカバー14のずれを防止するず
れ防止具15を、布、レザー、合成樹脂シート等で形成
した袋状の細長いカバーに、芯材としてクッション性の
ある材料を詰め込んで丸棒状に形成する。このずれ防止
具15を、ソファー11に掛けたソファーカバー14の
上からソファー11の背もたれ部13と腰掛け部12と
のつなぎ目の隙間に押し込む。これにより、ソファー1
1の背もたれ部13と腰掛け部12とのつなぎ目でずれ
防止具15によってソファーカバー14のずれが防止さ
れた状態となる。その後、ゴムバンド16をソファー1
1の腰掛け部12の下側を前後方向に通して、ソファー
カバー14の前縁と後縁をそれぞれゴムバンド16の両
端のクリップ17で挟み込むことで、ソファーカバー1
4の前縁と後縁をゴムバンド16で下方に引っ張って保
持する。
止する。 【解決手段】 ソファーカバー14のずれを防止するず
れ防止具15を、布、レザー、合成樹脂シート等で形成
した袋状の細長いカバーに、芯材としてクッション性の
ある材料を詰め込んで丸棒状に形成する。このずれ防止
具15を、ソファー11に掛けたソファーカバー14の
上からソファー11の背もたれ部13と腰掛け部12と
のつなぎ目の隙間に押し込む。これにより、ソファー1
1の背もたれ部13と腰掛け部12とのつなぎ目でずれ
防止具15によってソファーカバー14のずれが防止さ
れた状態となる。その後、ゴムバンド16をソファー1
1の腰掛け部12の下側を前後方向に通して、ソファー
カバー14の前縁と後縁をそれぞれゴムバンド16の両
端のクリップ17で挟み込むことで、ソファーカバー1
4の前縁と後縁をゴムバンド16で下方に引っ張って保
持する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソファー(又はシ
ート)に掛けたソファーカバー(又はシートカバー)の
ずれを防止するソファーカバーのずれ防止装置及びシー
トカバーのずれ防止装置に関するものである。
ート)に掛けたソファーカバー(又はシートカバー)の
ずれを防止するソファーカバーのずれ防止装置及びシー
トカバーのずれ防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】家庭のリビングルームや応接室等には、
人がリラックスして座れるようにソファーが配置されて
いる。一般に、ソファーは、表面がレザー、布、合成樹
脂シート等で形成されていて、何も掛けなくても使用で
きるが、人によっては、布等で作られた汎用のソファー
カバーを掛けて使用することがある。これは、ソファー
カバーでソファーの表面を保護したり、或は、冬季にソ
ファーの表面の冷たさを無くして暖かみを持たせり、イ
ンテリア性を高めるためである。従来の汎用のソファー
カバーは、例えば縦2m×横2mの四角形に形成され、
これを単にソファー全体に掛けるだけであった。
人がリラックスして座れるようにソファーが配置されて
いる。一般に、ソファーは、表面がレザー、布、合成樹
脂シート等で形成されていて、何も掛けなくても使用で
きるが、人によっては、布等で作られた汎用のソファー
カバーを掛けて使用することがある。これは、ソファー
カバーでソファーの表面を保護したり、或は、冬季にソ
ファーの表面の冷たさを無くして暖かみを持たせり、イ
ンテリア性を高めるためである。従来の汎用のソファー
カバーは、例えば縦2m×横2mの四角形に形成され、
これを単にソファー全体に掛けるだけであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなソファーカ
バーは、ソファーのサイズ、形状を問わず、共通のソフ
ァーカバーを使用でき、比較的安価であるという利点が
あるが、ソファーカバーを単にソファー全体に掛けただ
けでは、ソファーカバーが非常にずれやすく、頻繁にソ
ファーカバーを掛け直さなければならず、使い勝手が悪
いという欠点があった。尚、自動車のシートに1枚布の
シートカバーを掛ける場合も、上述と同様の欠点があっ
た。
バーは、ソファーのサイズ、形状を問わず、共通のソフ
ァーカバーを使用でき、比較的安価であるという利点が
あるが、ソファーカバーを単にソファー全体に掛けただ
けでは、ソファーカバーが非常にずれやすく、頻繁にソ
ファーカバーを掛け直さなければならず、使い勝手が悪
いという欠点があった。尚、自動車のシートに1枚布の
シートカバーを掛ける場合も、上述と同様の欠点があっ
た。
【0004】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、ソファー(又はシー
ト)に掛けたソファーカバー(又はシートカバー)のず
れを安価な手段で防止できるソファーカバーのずれ防止
装置及びシートカバーのずれ防止装置を提供することに
ある。
たものであり、従ってその目的は、ソファー(又はシー
ト)に掛けたソファーカバー(又はシートカバー)のず
れを安価な手段で防止できるソファーカバーのずれ防止
装置及びシートカバーのずれ防止装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1のソファーカバーのずれ防止装置
は、ソファーの背もたれ部と腰掛け部とのつなぎ目に隙
間が存在することに着目し、棒状に形成されたずれ防止
具を、ソファーに掛けたソファーカバーの上からソファ
ーの背もたれ部と腰掛け部とのつなぎ目の隙間に押し込
むようにしたものである。このようにすれば、ソファー
の背もたれ部と腰掛け部とのつなぎ目でずれ防止具によ
ってソファーカバーのずれを防止することができる。し
かも、ずれ防止具は、ソファーの背もたれ部と腰掛け部
とのつなぎ目の隙間に押し込むため、ずれ防止具が隠れ
て見えなくなり、ソファーカバーの外観を損なうことが
ない。その上、ずれ防止具は、単純に棒状の形状であれ
ば良いため、安価に製造できる。
に、本発明の請求項1のソファーカバーのずれ防止装置
は、ソファーの背もたれ部と腰掛け部とのつなぎ目に隙
間が存在することに着目し、棒状に形成されたずれ防止
具を、ソファーに掛けたソファーカバーの上からソファ
ーの背もたれ部と腰掛け部とのつなぎ目の隙間に押し込
むようにしたものである。このようにすれば、ソファー
の背もたれ部と腰掛け部とのつなぎ目でずれ防止具によ
ってソファーカバーのずれを防止することができる。し
かも、ずれ防止具は、ソファーの背もたれ部と腰掛け部
とのつなぎ目の隙間に押し込むため、ずれ防止具が隠れ
て見えなくなり、ソファーカバーの外観を損なうことが
ない。その上、ずれ防止具は、単純に棒状の形状であれ
ば良いため、安価に製造できる。
【0006】この場合、請求項2のように、ずれ防止具
は、クッション性を持たせるように形成すると良い。こ
のようにすれば、ずれ防止具をソファーの背もたれ部と
腰掛け部とのつなぎ目の隙間に押し込みやすくなると共
に、ソファーの表面をずれ防止具で傷付けずに済む。
は、クッション性を持たせるように形成すると良い。こ
のようにすれば、ずれ防止具をソファーの背もたれ部と
腰掛け部とのつなぎ目の隙間に押し込みやすくなると共
に、ソファーの表面をずれ防止具で傷付けずに済む。
【0007】更に、請求項3のように、ずれ防止具は、
布、レザー、合成樹脂シート等で形成した袋状の細長い
カバーに、芯材としてクッション性のある材料を詰め込
んで構成すると良い。このようにすれば、ずれ防止具の
外観の見栄えを良くしながら低価格化することができ
る。
布、レザー、合成樹脂シート等で形成した袋状の細長い
カバーに、芯材としてクッション性のある材料を詰め込
んで構成すると良い。このようにすれば、ずれ防止具の
外観の見栄えを良くしながら低価格化することができ
る。
【0008】また、請求項4のように、両端にクリップ
を取り付けたゴムバンドを、ソファーの腰掛け部の下側
を前後方向に通して、ソファーカバーの前縁と後縁をそ
れぞれゴムバンドの両端のクリップで挟み込むことで、
ソファーカバーの前縁と後縁をゴムバンドで下方に引っ
張って保持するようにしても良い。このゴムバンドとず
れ防止具を併用すれば、ソファーカバーをソファーの背
もたれ部と腰掛け部とに密着させた状態に保持してソフ
ァーカバーのずれを効果的に防止することができる。
を取り付けたゴムバンドを、ソファーの腰掛け部の下側
を前後方向に通して、ソファーカバーの前縁と後縁をそ
れぞれゴムバンドの両端のクリップで挟み込むことで、
ソファーカバーの前縁と後縁をゴムバンドで下方に引っ
張って保持するようにしても良い。このゴムバンドとず
れ防止具を併用すれば、ソファーカバーをソファーの背
もたれ部と腰掛け部とに密着させた状態に保持してソフ
ァーカバーのずれを効果的に防止することができる。
【0009】更に、請求項5のように、ゴムバンドを長
さ調節可能に構成すると良い。ゴムバンドは、伸縮でき
るため、ソファーのサイズ、形状の違いにある程度柔軟
に対応できるが、ゴムバンドを長さ調節可能に構成すれ
ば、ゴムバンドを使用可能な範囲を更に拡大することが
できる。
さ調節可能に構成すると良い。ゴムバンドは、伸縮でき
るため、ソファーのサイズ、形状の違いにある程度柔軟
に対応できるが、ゴムバンドを長さ調節可能に構成すれ
ば、ゴムバンドを使用可能な範囲を更に拡大することが
できる。
【0010】本発明は、自動車のシートにシートカバー
を掛ける場合も、同様に適用できる。つまり、請求項6
のように、棒状に形成されたずれ防止具を、自動車のシ
ートに掛けたシートカバーの上からシートの背もたれ部
と腰掛け部とのつなぎ目の隙間に押し込むことで、シー
トカバーのずれを防止するようにすれば良い。
を掛ける場合も、同様に適用できる。つまり、請求項6
のように、棒状に形成されたずれ防止具を、自動車のシ
ートに掛けたシートカバーの上からシートの背もたれ部
と腰掛け部とのつなぎ目の隙間に押し込むことで、シー
トカバーのずれを防止するようにすれば良い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。ソファー11は、腰掛け部12と
背もたれ部13とから構成され、その表面がレザー、
布、合成樹脂シート等で形成されている。このソファー
11に掛けるソファーカバー14は、例えば布製品で、
例えば縦2m×横2mの四角形に作られている(図5参
照)。このサイズのソファーカバー14は、例えば2〜
3人掛け用のソファー11に掛けて使用する。尚、ソフ
ァーカバー14のサイズは、縦2m×横2mに限定され
ず、種々変更しても良く、要は、ソファー11の大きさ
に合ったサイズのソファーカバー14を用いれば良い。
に基づいて説明する。ソファー11は、腰掛け部12と
背もたれ部13とから構成され、その表面がレザー、
布、合成樹脂シート等で形成されている。このソファー
11に掛けるソファーカバー14は、例えば布製品で、
例えば縦2m×横2mの四角形に作られている(図5参
照)。このサイズのソファーカバー14は、例えば2〜
3人掛け用のソファー11に掛けて使用する。尚、ソフ
ァーカバー14のサイズは、縦2m×横2mに限定され
ず、種々変更しても良く、要は、ソファー11の大きさ
に合ったサイズのソファーカバー14を用いれば良い。
【0012】このソファーカバー14のずれを防止する
ずれ防止具15は、布、レザー、合成樹脂シート等で形
成した袋状の細長いカバーに、芯材としてクッション性
のある材料(例えばウレタン、ぼろぎれ等)を詰め込ん
で丸棒状に形成されている。勿論、ずれ防止具15全体
をクッション性のある材料で形成しても良い。このずれ
防止具15の長さは、ほぼ1人分の座席の横幅に相当す
る例えば40〜50cm程度に形成され、太さは例えば
直径4〜5cm程度に形成されている。尚、ずれ防止具
15の長さと太さは、適宜変更しても良いことは言うま
でもない。
ずれ防止具15は、布、レザー、合成樹脂シート等で形
成した袋状の細長いカバーに、芯材としてクッション性
のある材料(例えばウレタン、ぼろぎれ等)を詰め込ん
で丸棒状に形成されている。勿論、ずれ防止具15全体
をクッション性のある材料で形成しても良い。このずれ
防止具15の長さは、ほぼ1人分の座席の横幅に相当す
る例えば40〜50cm程度に形成され、太さは例えば
直径4〜5cm程度に形成されている。尚、ずれ防止具
15の長さと太さは、適宜変更しても良いことは言うま
でもない。
【0013】一方、ソファーカバー14の前縁と後縁を
下方に引っ張って保持するゴムバンド15の両端には、
それぞれクリップ17が取り付けられている。各クリッ
プ17は、図7に示すように、ベース金具18の支持突
片19に回動操作片20を回動可能に組み付け、この回
動操作片20とベース金具18との間に、板ばね製のロ
ック片21を組み付けている。図7(a),(b)に示
すように、回動操作片20を引き起こした状態では、ロ
ック片21とベース金具18との間に隙間が開き、その
隙間にソファーカバー14の端縁を差し込めるようにな
る。また、図7(c)に示すように、回動操作片20を
押し倒した状態では、回動操作片20の下端でロック片
21を押さえ付けてロック片21をベース金具18に噛
み合わせた状態にロックされる。従って、図7(a),
(b)に示すように、回動操作片20を引き起こした状
態で、ロック片21とベース金具18との間に隙間にソ
ファーカバー14の端縁を差し込み、その状態で、図7
(c)に示すように、回動操作片20を押し倒せば、ロ
ック片21とベース金具18との間にソファーカバー1
4の端縁が挟み込まれた状態でロックされる。
下方に引っ張って保持するゴムバンド15の両端には、
それぞれクリップ17が取り付けられている。各クリッ
プ17は、図7に示すように、ベース金具18の支持突
片19に回動操作片20を回動可能に組み付け、この回
動操作片20とベース金具18との間に、板ばね製のロ
ック片21を組み付けている。図7(a),(b)に示
すように、回動操作片20を引き起こした状態では、ロ
ック片21とベース金具18との間に隙間が開き、その
隙間にソファーカバー14の端縁を差し込めるようにな
る。また、図7(c)に示すように、回動操作片20を
押し倒した状態では、回動操作片20の下端でロック片
21を押さえ付けてロック片21をベース金具18に噛
み合わせた状態にロックされる。従って、図7(a),
(b)に示すように、回動操作片20を引き起こした状
態で、ロック片21とベース金具18との間に隙間にソ
ファーカバー14の端縁を差し込み、その状態で、図7
(c)に示すように、回動操作片20を押し倒せば、ロ
ック片21とベース金具18との間にソファーカバー1
4の端縁が挟み込まれた状態でロックされる。
【0014】ゴムバンド15の長さは、図8に示すよう
に、長さ調節具22によって調節可能になっている。こ
の長さ調節具22は、ベース金具23にL字型のフック
24を回動可能に組み付け、このフック24とベース金
具23との間にゴムバンド15を挿通して、このゴムバ
ンド15の先端をフック24に固定している。この長さ
調節具22で作られるゴムバンド15の輪に、クリップ
17の止め輪25が挿通されている。
に、長さ調節具22によって調節可能になっている。こ
の長さ調節具22は、ベース金具23にL字型のフック
24を回動可能に組み付け、このフック24とベース金
具23との間にゴムバンド15を挿通して、このゴムバ
ンド15の先端をフック24に固定している。この長さ
調節具22で作られるゴムバンド15の輪に、クリップ
17の止め輪25が挿通されている。
【0015】ゴムバンド15の長さを調節する場合に
は、まず、図8(a)に示すように、長さ調節具22の
フック24を引き起こして、フック24とベース金具2
3との間に隙間をあける。この状態で、ゴムバンド15
の長さを調節した後に、図8(b)に示すように、フッ
ク24を押し倒してフック24とベース金具23との間
にゴムバンド15を挟み込む。これにより、フック24
が図8(b)の状態でクランプされ、ゴムバンド15の
長さが固定される。
は、まず、図8(a)に示すように、長さ調節具22の
フック24を引き起こして、フック24とベース金具2
3との間に隙間をあける。この状態で、ゴムバンド15
の長さを調節した後に、図8(b)に示すように、フッ
ク24を押し倒してフック24とベース金具23との間
にゴムバンド15を挟み込む。これにより、フック24
が図8(b)の状態でクランプされ、ゴムバンド15の
長さが固定される。
【0016】次に、ずれ防止具15とゴムバンド16の
使用方法を説明する。まず、図2に示すように、ソファ
ーカバー14をソファー11に掛ける。この後、図1に
示すように、ずれ防止具15をソファーカバー14の上
からソファー11の背もたれ部13と腰掛け部12との
つなぎ目の隙間に押し込む。これにより、ソファー11
の背もたれ部13と腰掛け部12とのつなぎ目でずれ防
止具15によってソファーカバー14のずれが防止され
た状態となる。その後、ゴムバンド16をソファー11
の腰掛け部12の下側を前後方向に通して、図1、図
3、図4に示すように、ソファーカバー14の前縁と後
縁をそれぞれゴムバンド16の両端のクリップ17で挟
み込むことで、ソファーカバー14の前縁と後縁をゴム
バンド16で下方に引っ張って保持する。これにより、
ソファーカバー14をソファー11の背もたれ部13と
腰掛け部12とに密着させた状態に保持してソファーカ
バー14のずれを効果的に防止することができる。
使用方法を説明する。まず、図2に示すように、ソファ
ーカバー14をソファー11に掛ける。この後、図1に
示すように、ずれ防止具15をソファーカバー14の上
からソファー11の背もたれ部13と腰掛け部12との
つなぎ目の隙間に押し込む。これにより、ソファー11
の背もたれ部13と腰掛け部12とのつなぎ目でずれ防
止具15によってソファーカバー14のずれが防止され
た状態となる。その後、ゴムバンド16をソファー11
の腰掛け部12の下側を前後方向に通して、図1、図
3、図4に示すように、ソファーカバー14の前縁と後
縁をそれぞれゴムバンド16の両端のクリップ17で挟
み込むことで、ソファーカバー14の前縁と後縁をゴム
バンド16で下方に引っ張って保持する。これにより、
ソファーカバー14をソファー11の背もたれ部13と
腰掛け部12とに密着させた状態に保持してソファーカ
バー14のずれを効果的に防止することができる。
【0017】尚、ずれ防止具15とゴムバンド16は、
1枚のソファーカバー14について2個ずつ使用するの
が標準的な使用例であるが、ソファー11の横幅が長い
場合は、ずれ防止具15とゴムバンド16をそれぞれ3
個以上ずつ使用するようにしても良い。また、1人掛け
用のソファーの場合は、ずれ防止具15とゴムバンド1
6をそれぞれ1個ずつ使用すれば良い。
1枚のソファーカバー14について2個ずつ使用するの
が標準的な使用例であるが、ソファー11の横幅が長い
場合は、ずれ防止具15とゴムバンド16をそれぞれ3
個以上ずつ使用するようにしても良い。また、1人掛け
用のソファーの場合は、ずれ防止具15とゴムバンド1
6をそれぞれ1個ずつ使用すれば良い。
【0018】以上説明した本実施形態によれば、ソファ
ー11に掛けたソファーカバー14の上からずれ防止具
15をソファー11の背もたれ部13と腰掛け部12と
のつなぎ目の隙間に押し込むようにしたので、ずれ防止
具15によって極めて簡単にソファーカバー14のずれ
を防止することができる。しかも、ずれ防止具15はソ
ファー11の背もたれ部13と腰掛け部12とのつなぎ
目の隙間に押し込むため、ずれ防止具15が隠れて見え
なくなり、ソファーカバー14の外観を損なうことがな
い。その上、ずれ防止具15は、単純に棒状の形状であ
れば良いため、安価に製造できる。
ー11に掛けたソファーカバー14の上からずれ防止具
15をソファー11の背もたれ部13と腰掛け部12と
のつなぎ目の隙間に押し込むようにしたので、ずれ防止
具15によって極めて簡単にソファーカバー14のずれ
を防止することができる。しかも、ずれ防止具15はソ
ファー11の背もたれ部13と腰掛け部12とのつなぎ
目の隙間に押し込むため、ずれ防止具15が隠れて見え
なくなり、ソファーカバー14の外観を損なうことがな
い。その上、ずれ防止具15は、単純に棒状の形状であ
れば良いため、安価に製造できる。
【0019】しかも、ずれ防止具15をクッション性の
ある材料で形成しているので、ずれ防止具15をソファ
ー11の背もたれ部13と腰掛け部12とのつなぎ目の
隙間に押し込みやすくなると共に、ソファー11の表面
をずれ防止具15で傷付けずに済む。但し、本発明は、
ずれ防止具15を木材、プラスチック等で形成しても良
く、この場合でも、本発明の所期の目的を十分に達成で
きる。
ある材料で形成しているので、ずれ防止具15をソファ
ー11の背もたれ部13と腰掛け部12とのつなぎ目の
隙間に押し込みやすくなると共に、ソファー11の表面
をずれ防止具15で傷付けずに済む。但し、本発明は、
ずれ防止具15を木材、プラスチック等で形成しても良
く、この場合でも、本発明の所期の目的を十分に達成で
きる。
【0020】更に、本実施形態では、ゴムバンド16を
ずれ防止具15と併用するようにしたので、ソファーカ
バー14をソファー11の背もたれ部13と腰掛け部1
2とに密着させた状態に保持することができ、ソファー
カバー14のずれを確実に防止することができる。但
し、本発明は、ゴムバンド16を必ずしも使用する必要
はなく、ずれ防止具15のみを用いるようにしても良
く、この場合でも、本発明の所期の目的を十分に達成で
きる。
ずれ防止具15と併用するようにしたので、ソファーカ
バー14をソファー11の背もたれ部13と腰掛け部1
2とに密着させた状態に保持することができ、ソファー
カバー14のずれを確実に防止することができる。但
し、本発明は、ゴムバンド16を必ずしも使用する必要
はなく、ずれ防止具15のみを用いるようにしても良
く、この場合でも、本発明の所期の目的を十分に達成で
きる。
【0021】また、ゴムバンド16は、伸縮できるた
め、ソファー11のサイズ、形状の違いにある程度柔軟
に対応できるが、本実施形態では、ゴムバンド16を長
さ調節具22で長さ調節可能に構成しているので、ゴム
バンド16を使用可能な範囲を更に拡大することができ
る。
め、ソファー11のサイズ、形状の違いにある程度柔軟
に対応できるが、本実施形態では、ゴムバンド16を長
さ調節具22で長さ調節可能に構成しているので、ゴム
バンド16を使用可能な範囲を更に拡大することができ
る。
【0022】尚、本発明は、上記構成に限定されず、ク
リップ17や長さ調節具22の構造を適宜変更したり、
ずれ防止具15の形状や構造を適宜変更しても良い等、
種々変更して実施することができる。
リップ17や長さ調節具22の構造を適宜変更したり、
ずれ防止具15の形状や構造を適宜変更しても良い等、
種々変更して実施することができる。
【0023】また、本発明は、自動車のシートに1枚布
のシートカバーを掛ける場合も、同様に適用できる。つ
まり、棒状に形成されたずれ防止具を、自動車のシート
に掛けたシートカバーの上からシートの背もたれ部と腰
掛け部とのつなぎ目の隙間に押し込むことで、シートカ
バーのずれを防止するようにしても良い。
のシートカバーを掛ける場合も、同様に適用できる。つ
まり、棒状に形成されたずれ防止具を、自動車のシート
に掛けたシートカバーの上からシートの背もたれ部と腰
掛け部とのつなぎ目の隙間に押し込むことで、シートカ
バーのずれを防止するようにしても良い。
【図1】本発明の一実施形態におけるソファーカバーの
ずれ防止装置を説明する縦断側面図
ずれ防止装置を説明する縦断側面図
【図2】ソファーカバー、ずれ防止具、ゴムバンドの装
着手順を説明する縦断側面図
着手順を説明する縦断側面図
【図3】ソファーにソファーカバーを掛けた状態を示す
正面図
正面図
【図4】ソファーにソファーカバーを掛けた状態を示す
背面図
背面図
【図5】ソファーカバーの展開図
【図6】ずれ防止具の斜視図
【図7】(a)はゴムバンドのクリップの口を開いた状
態を示す側面図、(b)はゴムバンドのクリップの口を
開いた状態を示す縦断側面図、(c)はゴムバンドのク
リップの口を閉じた状態を示す縦断側面図
態を示す側面図、(b)はゴムバンドのクリップの口を
開いた状態を示す縦断側面図、(c)はゴムバンドのク
リップの口を閉じた状態を示す縦断側面図
【図8】(a)はゴムバンドの長さ調節具のフックを開
いた状態を示す縦断側面図、(b)はゴムバンドの長さ
調節具のフックを閉じた状態を示す縦断側面図
いた状態を示す縦断側面図、(b)はゴムバンドの長さ
調節具のフックを閉じた状態を示す縦断側面図
11…ソファー、12…腰掛け部、13…背もたれ部、
14…ソファーカバー、15…ずれ防止具、16…ゴム
バンド、17…クリップ、22…長さ調節具、25…止
め輪。
14…ソファーカバー、15…ずれ防止具、16…ゴム
バンド、17…クリップ、22…長さ調節具、25…止
め輪。
Claims (6)
- 【請求項1】 ソファーに掛けたソファーカバーのずれ
を防止するものであって、 棒状に形成されたずれ防止具を、前記ソファーに掛けた
ソファーカバーの上から前記ソファーの背もたれ部と腰
掛け部とのつなぎ目の隙間に押し込むことで、前記ソフ
ァーカバーのずれを防止することを特徴とするソファー
カバーのずれ防止装置。 - 【請求項2】 前記ずれ防止具は、クッション性を持た
せるように形成されていることを特徴とする請求項1に
記載のソファーカバーのずれ防止装置。 - 【請求項3】 前記ずれ防止具は、布、レザー、合成樹
脂シート等で形成した袋状の細長いカバーに、芯材とし
てクッション性のある材料を詰め込んで構成したことを
特徴とする請求項2に記載のソファーカバーのずれ防止
装置。 - 【請求項4】 両端にクリップを取り付けたゴムバンド
を、前記ソファーの腰掛け部の下側を前後方向に通し
て、前記ソファーカバーの前縁と後縁をそれぞれ前記ゴ
ムバンドの両端のクリップで挟み込むことで、前記ソフ
ァーカバーの前縁と後縁を前記ゴムバンドで下方に引っ
張って保持することを特徴とする請求項1ないし3のい
ずれかに記載のソファーカバーのずれ防止装置。 - 【請求項5】 前記ゴムバンドは、長さが調節可能であ
ることを特徴とする請求項4に記載のソファーカバーの
ずれ防止装置。 - 【請求項6】 自動車のシートに掛けたシートカバーの
ずれを防止するものであって、 棒状に形成されたずれ防止具を、前記シートに掛けたシ
ートカバーの上から前記シートの背もたれ部と腰掛け部
とのつなぎ目の隙間に押し込むことで、前記シートカバ
ーのずれを防止することを特徴とするシートカバーのず
れ防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11206298A JP2001029184A (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | ソファーカバーのずれ防止装置及びシートカバーのずれ防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11206298A JP2001029184A (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | ソファーカバーのずれ防止装置及びシートカバーのずれ防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001029184A true JP2001029184A (ja) | 2001-02-06 |
Family
ID=16520995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11206298A Pending JP2001029184A (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | ソファーカバーのずれ防止装置及びシートカバーのずれ防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001029184A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003102583A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-08 | Kokuyo Co Ltd | 椅 子 |
USD806444S1 (en) * | 2015-07-09 | 2018-01-02 | Treasure Garden, Inc. | Furniture cover |
US9962010B2 (en) | 2014-07-10 | 2018-05-08 | Treasure Garden, Inc. | Modular furniture cover system |
-
1999
- 1999-07-21 JP JP11206298A patent/JP2001029184A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003102583A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-08 | Kokuyo Co Ltd | 椅 子 |
US9962010B2 (en) | 2014-07-10 | 2018-05-08 | Treasure Garden, Inc. | Modular furniture cover system |
USD806444S1 (en) * | 2015-07-09 | 2018-01-02 | Treasure Garden, Inc. | Furniture cover |
USD887748S1 (en) | 2015-07-09 | 2020-06-23 | Treasure Garden, Inc. | Furniture cover |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5829832A (en) | Towel retainer headrest device | |
US5904406A (en) | Headrest | |
US4437704A (en) | Modular furniture with removable outer fabric | |
US20100001565A1 (en) | Lounge chair cushion cover and method | |
US5611123A (en) | Towel holder | |
US4934540A (en) | Towel holding device | |
US2697863A (en) | Pin fastener for furniture covers and the like | |
US6273504B1 (en) | Portable tailgate padded seat | |
JP2001029184A (ja) | ソファーカバーのずれ防止装置及びシートカバーのずれ防止装置 | |
US8881350B2 (en) | Clip for folded fabrics | |
US3800340A (en) | Combination sheet and pillowcase | |
US575403A (en) | Bag-holder | |
US830970A (en) | Sham pillow. | |
US1726109A (en) | Combined chair or sofa and table | |
JP4921205B2 (ja) | メニューブック | |
JPS62502385A (ja) | ズボン用ハンガ− | |
US6910234B1 (en) | Collapsible headboard | |
US6779845B1 (en) | Chair backrest provided with a versatile cushion | |
JP2007512878A (ja) | バッグ用ホルダー | |
US957455A (en) | Pillow-sham holder. | |
JP3244296U (ja) | コンパクト化を実現する保持具付き布団 | |
US1042439A (en) | Day pillow-case. | |
NL1008978C2 (nl) | Bevestigingshulpmiddel voor een zitsteun. | |
US20190099001A1 (en) | Cushion securing device | |
US869053A (en) | Display-stand. |