JPH0140501Y2 - - Google Patents
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- JPH0140501Y2 JPH0140501Y2 JP193686U JP193686U JPH0140501Y2 JP H0140501 Y2 JPH0140501 Y2 JP H0140501Y2 JP 193686 U JP193686 U JP 193686U JP 193686 U JP193686 U JP 193686U JP H0140501 Y2 JPH0140501 Y2 JP H0140501Y2
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- adhesive
- product
- silicone
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- cellulose acetate
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- Expired
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Landscapes
- Materials For Medical Uses (AREA)
Description
紙などを張り付けるのには普通粘着テープが使
われ医療用には絆創膏等が使われる。この絆創膏
の粘着部分には殺菌性の物質や医療用の薬品類が
混入されている。このような粘着テープや絆創膏
にあつては基材に気体不透化性のプラスチツクフ
イルムを用いることが多く、気体透化性の布を用
いた場合であつても接着剤自体は気体透化性を持
たない。 このため絆創膏等を身体に長時間貼つておくと
その部分にかぶれや湿疹を起すことがあり、又汗
のために自然と破がれてしまう場合が多い。本考
案はこのような欠点のない医療用の粘着テープを
提供しようとするものであり、セルローズアセテ
ート製布の一面に感圧性シリコン粘着剤が塗布さ
れている医療用粘着テープを要旨とする。 これを図について説明すると、第１図は本考案
品の１部を切欠いて示した平面図、第２図はその
断面図を示しており、第３図はロール状の粘着テ
ープ製品の斜視図で、図中１は医療用粘着テー
プ、２はセルローズアセテート製布、３は感圧性
シリコン粘着剤、４はロール状テープ、５は巻き
心をそれぞれ示している。 本考案品は透気性のセルローズアセテート製布
の上に酸素と炭酸ガスとの交換性がよく、水蒸気
も透化する感圧性シリコン粘着剤が使用されてい
るので、医療用シリコーンカテーテルの固定用の
テープとして最適である。手術体術後のシリコー
ンカテーテルを患者の体に固定化するためには従
来の医療用のゴム系、アクリル系粘着剤によるテ
ープではシリコーンカテーテルには全く接着せず
固定化することが困難であつたが、本考案品を用
いるとこの問題は完全に解決された。 また注射採血などの際に血止めに用いるとシリ
コン粘着剤の特性である生体への刺激が全くな
く、しかも水蒸気はある程度透化すると共に酸素
と炭酸ガスの交換性の良好さによつて皮膚呼吸も
全く妨げられることがない。従つて単なる皮膚へ
の粘着使用だけでなく重体患者への長期に渡るカ
テーテルの固定等においてもかぶれや湿疹の発生
等の害は全くない。この点本考案品は効果におい
て実に優れたものである。 次に本考案品の１例の品質特性接着力を下記に
示す。 特 性 厚み JIS−Ｐ−8118による 0.24mm 引張強さ タテ JIS−Ｐ−8113 〃
8.5Kg／15mm巾 引張伸び タテ JIS−Ｐ−8113 〃 250％ 引裂強さ タテ JIS−Ｐ−8116 〃 25ｇ ヨコ 17ｇ 巻戻し力（ロールからの） 300ｇ／25mm巾
われ医療用には絆創膏等が使われる。この絆創膏
の粘着部分には殺菌性の物質や医療用の薬品類が
混入されている。このような粘着テープや絆創膏
にあつては基材に気体不透化性のプラスチツクフ
イルムを用いることが多く、気体透化性の布を用
いた場合であつても接着剤自体は気体透化性を持
たない。 このため絆創膏等を身体に長時間貼つておくと
その部分にかぶれや湿疹を起すことがあり、又汗
のために自然と破がれてしまう場合が多い。本考
案はこのような欠点のない医療用の粘着テープを
提供しようとするものであり、セルローズアセテ
ート製布の一面に感圧性シリコン粘着剤が塗布さ
れている医療用粘着テープを要旨とする。 これを図について説明すると、第１図は本考案
品の１部を切欠いて示した平面図、第２図はその
断面図を示しており、第３図はロール状の粘着テ
ープ製品の斜視図で、図中１は医療用粘着テー
プ、２はセルローズアセテート製布、３は感圧性
シリコン粘着剤、４はロール状テープ、５は巻き
心をそれぞれ示している。 本考案品は透気性のセルローズアセテート製布
の上に酸素と炭酸ガスとの交換性がよく、水蒸気
も透化する感圧性シリコン粘着剤が使用されてい
るので、医療用シリコーンカテーテルの固定用の
テープとして最適である。手術体術後のシリコー
ンカテーテルを患者の体に固定化するためには従
来の医療用のゴム系、アクリル系粘着剤によるテ
ープではシリコーンカテーテルには全く接着せず
固定化することが困難であつたが、本考案品を用
いるとこの問題は完全に解決された。 また注射採血などの際に血止めに用いるとシリ
コン粘着剤の特性である生体への刺激が全くな
く、しかも水蒸気はある程度透化すると共に酸素
と炭酸ガスの交換性の良好さによつて皮膚呼吸も
全く妨げられることがない。従つて単なる皮膚へ
の粘着使用だけでなく重体患者への長期に渡るカ
テーテルの固定等においてもかぶれや湿疹の発生
等の害は全くない。この点本考案品は効果におい
て実に優れたものである。 次に本考案品の１例の品質特性接着力を下記に
示す。 特 性 厚み JIS−Ｐ−8118による 0.24mm 引張強さ タテ JIS−Ｐ−8113 〃
8.5Kg／15mm巾 引張伸び タテ JIS−Ｐ−8113 〃 250％ 引裂強さ タテ JIS−Ｐ−8116 〃 25ｇ ヨコ 17ｇ 巻戻し力（ロールからの） 300ｇ／25mm巾
【表】
本考案においてはセルローズアセテート製の布
を用いているのはこの繊維に対してはシリコン粘
着剤が良好な感圧接着性（良好な剥離性）を示
し、他の繊維では粘着してロール巻した時に離れ
ないからである。なお、セルローズアセテート製
布に感圧性シリコン粘着剤を塗布するには、シリ
コンのモノマーを布に塗布して重合させるか、あ
るいは溶剤溶液として塗布し乾燥すればよい。ま
た製品であるテープの幅は適宜に決め得るが通常
５mm〜50mm程度である。 以上の本考案の効果を列記すれば次の通りであ
る。 特 徴 １ シリコーンカテーテルによく接着する。 ２ ガス透過性に優れ、化学的刺激を皮膚に与え
ない。（皮膚呼吸を妨げない） ３ 柔軟性に優れる。 ４ 耐水性に優れる。 ５ 手でカツト出来る。 ６ 耐熱性
を用いているのはこの繊維に対してはシリコン粘
着剤が良好な感圧接着性（良好な剥離性）を示
し、他の繊維では粘着してロール巻した時に離れ
ないからである。なお、セルローズアセテート製
布に感圧性シリコン粘着剤を塗布するには、シリ
コンのモノマーを布に塗布して重合させるか、あ
るいは溶剤溶液として塗布し乾燥すればよい。ま
た製品であるテープの幅は適宜に決め得るが通常
５mm〜50mm程度である。 以上の本考案の効果を列記すれば次の通りであ
る。 特 徴 １ シリコーンカテーテルによく接着する。 ２ ガス透過性に優れ、化学的刺激を皮膚に与え
ない。（皮膚呼吸を妨げない） ３ 柔軟性に優れる。 ４ 耐水性に優れる。 ５ 手でカツト出来る。 ６ 耐熱性
第１図は本考案品の一部を切欠いて示した平面
図、第２図は断側面図、第３図は本考案品をロー
ル状に巻いた状態の斜視図である。 １……医療用粘着テープ、２……セルローズア
セテート製布、３……感圧性シリコン粘着剤、４
……ロール状テープ、５……巻き芯。
図、第２図は断側面図、第３図は本考案品をロー
ル状に巻いた状態の斜視図である。 １……医療用粘着テープ、２……セルローズア
セテート製布、３……感圧性シリコン粘着剤、４
……ロール状テープ、５……巻き芯。
Claims (1)
- セルローズアセテート製布の一面に感圧性シリ
コン粘着剤が塗布されている医療用粘着テープ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP193686U JPH0140501Y2 (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP193686U JPH0140501Y2 (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62113539U JPS62113539U (ja) | 1987-07-20 |
| JPH0140501Y2 true JPH0140501Y2 (ja) | 1989-12-04 |
Family
ID=30780309
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP193686U Expired JPH0140501Y2 (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0140501Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010122665A1 (ja) * | 2009-04-24 | 2010-10-28 | アルケア株式会社 | 傷手当用品とその製造方法 |
-
1986
- 1986-01-09 JP JP193686U patent/JPH0140501Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62113539U (ja) | 1987-07-20 |
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