JPH0140500Y2 - - Google Patents

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JPH0140500Y2
JPH0140500Y2 JP11113286U JP11113286U JPH0140500Y2 JP H0140500 Y2 JPH0140500 Y2 JP H0140500Y2 JP 11113286 U JP11113286 U JP 11113286U JP 11113286 U JP11113286 U JP 11113286U JP H0140500 Y2 JPH0140500 Y2 JP H0140500Y2
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JP
Japan
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sheet
sweat
string
armpit
elasticity
Prior art date
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Expired
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JP11113286U
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JPS6318119U (ja
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  • Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、脇下に当てられて脇下の汗取りをお
こなうための脇下の汗取りシートに関する。
〔背景技術〕
衣服を着た場合、脇下の汗により衣服に染みを
付けてしまうという問題があつた。特に高級な和
服や洋服の場合汗で染みが付いてしまうと以後の
使用に差し支えるという問題があつた。このため
衣服を着た場合脇下に当てて脇下の汗を取る脇下
の汗取りシートが考えられている。この脇下の汗
取りシートは第9図に示すように、不織布のよう
な吸湿性のシートA′を脇下に当て、肩Bにかけ
た吊り紐7′によりシートA′を吊つていた。とこ
ろが、従来にあつては、脇を閉めた時にはシート
が折り曲げられて脇下に密着するが、脇を開いた
時には第9図のようにシートA′が折り曲がつた
状態のままであり、シートA′の紐7′で支持して
いる部分以外は脇下に密着せず、この場合には脇
下の汗取りをすることができないという問題があ
り、さらにシートA′が腕の動きに追随してフイ
ツトしないため、使用感が悪いという問題があつ
た。
〔考案の目的〕
本考案は、上記の従来の問題点に鑑みて考案し
たものであつて、その目的とするところは、腕の
動きに追随してフイツトする脇下の汗取りシート
を提供するにある。
〔考案の開示〕
本考案の脇下の汗取りシートは、少なくとも片
面が吸湿性層1となつたシート本体2に弾性を付
与して成るものであつて、このような構成を採用
することで上記した本考案の目的を達成したもの
である。すなわち本考案にあつては、シート本体
2に弾性を付与することで、弾性を利用してシー
ト本体2が腕の動きに追随して動くようになつた
ものである。
以下本考案を実施例により詳述する。シート本
体2は少なくとも片面が吸湿層1となつている。
図面に示す実施例にあつては、紙、不織布、織布
等の吸湿性を有するシート状体3,4を2枚重ね
てシート本体2が形成してあり、シート本体2の
片面のみでなく、全体が吸湿性を有しているもの
である。シート状体3には弾性が付与してあり、
図面の実施例にあつては、シート状体3,4間に
弾性を有する細いプラスチツクなどの弾性線材5
が入れてあつて装着してある。この弾性線材5を
装着するにはシート状体3またはシート状体4の
一方または両方に弾性線材5を縫つたり、あるい
は接着剤で接着したり、あるいはホツチキスのよ
うな止着具にて止着したり、あるいはこれらの取
付け手段を任意に併用したりして装着するもので
ある。またシート状体3,4でシート本体2を袋
状に縫い、これに弾性線材5を入れるだけでもよ
い。この場合たとえば袋状に縫つたシート本体2
の開口部から弾性線材5を入れ、袋状のシート本
体2の開口部を更に縫つて閉塞するものである。
上記実施例ではシート本体2を2枚のシート状体
3,4により構成しているが、1枚のシート状体
を袋状にしてもよいものであり、あるいは1枚の
シート状体の片面に弾性線材5を装着してシート
本体2を構成してもよいものである。更にシート
本体2としては、1層のみ、2層のみに限定され
ず、3層以上であつてもよいものである。2層以
上の場合には、少なくとも片面側のみが吸湿性を
有する材料で形成してあればよく、上記実施例の
ように吸湿性の材料のみで2層以上構成する場合
にのみ限定されず、片面以外の他の層の1層また
はそれ以上の層を被吸湿性の材料で形成してあつ
てもよいものである。そしてこの被吸湿性の層に
は必要に応じて小さな孔を多数穿孔しておいても
よいものである。また弾性線材5は第1図に示す
ようにループ状のものであつてもよいが、第6図
のようにシート本体2の長手方向に略平行に直線
状のものであつてもよく、また波状のように屈曲
線となつているものであつてもよいものである。
なお上記実施例にあつては、弾性を付与する手段
として弾性線材5の例を示したが、プラスチツ
ク、金属等の帯状のものであつてもよく、あるい
はそれ以外の手段で弾性を付与するようにしても
よいものである。なおまたシート本体2に弾性を
付与した場合通常はシート本体2が水平状態の時
に弾性手段が自由状態となるようにしておくのが
製造や梱包等の面で好ましいが、必ずしもこれに
のみ限定されるものではない。
上記のように構成した脇下の汗取りシートAは
吊り具6により肩に吊り下げて汗取りシートAの
吸湿層1を人体の脇下に当てて使用するものであ
る。吊り具6は例えば第3図に示すようなもので
あるが、吊り具として第3図に示すものにのみ限
定されないのは勿論である。第3図において、ゴ
ム紐やゴムバンド等の弾性を有する紐7の両端部
を支持体8の両端に取付け、更に紐7に肩止め部
9が挿通してあり、肩止め部9に感圧性の粘着層
10を設け、感圧性の粘着層10に離型紙11が
貼つてある。ここで図面の実施例では支持体8は
プラスチツク製、金属製等で形成してあつて、引
掛用小突起12が突設してあり、汗取りシートA
の脇下に当てる面と反対側の面に支持体8を当て
て引掛用小突起を汗取りシートAに食い込ませて
支持し、この状態で紐7を肩Bにかけて汗取りシ
ートAの吸湿層1を脇下に当接させるものであ
る。この場合、離型紙11を剥いで粘着層10を
肩Bに貼り、紐7が肩Bからずれないようにする
ものである。しかして、シート本体2に弾性を付
与してあるので、腕を動かした場合、脇が閉まつ
たり、あるいは開いたりしても、汗取りシートA
の腕の動きを追随して動き、脇が閉まつた時も、
脇が開いた時もしつくり汗取りシートAの吸湿層
1が脇下に当接していて、確実に脇下の汗を吸う
ようになつている。
前記実施例では支持体8に引掛用小突起12を
設けて汗取りシートAに食い込ませることで汗取
りシートAを取付け支持していたが、第7図のよ
うに粘着剤13により支持体8を汗取りシートA
に取り付けてもよいものである。
なお紐7は長さ調整自在にしておくと使用勝手
が良くなるものである。長さ調整自在にする手段
は種々設計変更自在であるが、例えば第8図のよ
うに支持体8の一端部に切り欠き部14(孔でも
よい)を設け、切り欠き部14に回動体15を配
置して、軸16により回動体15の一端部側を支
持体8に回動自在に軸支し、回動体15を回動し
て切り欠き部14の奥部と回動体15との間の隙
間から紐7を入れて、任意の長さだけ紐7を挿通
したのち回動体15を回動して回動体15と切り
欠き部14の奥部との間で紐7を挟持するように
なつている。
ところで、本考案の汗取りシートAは例えば使
い捨てにするものである。勿論何回でも使用する
ことも可能である。
〔考案の効果〕
本考案にあつては、叙述のように少なくとも片
面が吸湿性層となつたシート本体に弾性を付与し
てあるので、弾性を利用してシート本体が腕の動
きに追随して動き、腕の動きに関係なく常時吸湿
層が脇下に当接して脇下の汗を吸うものである。
しかも腕の動きに追随するので、脇下にフイツト
して使用感がよいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の斜視図、第2図は同上の一部
切欠斜視図、第3図は同上に用いる吊り具の斜視
図、第4図は本考案の使用状態の脇を閉めた状態
と脇を開いた状態との説明図、第5図は使用状態
の断面図、第6図は本考案の他の実施例の斜視
図、第7図は本考案に用いる吊り具の他の実施例
の斜視図、第8図は紐の長さ調整の例を示す断面
図、第9図は従来例の使用状態の説明図であつ
て、1は吸湿層、2はシート本体である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも片面が吸湿性層となつたシート本体
    に弾性を付与して成る脇下の汗取りシート。
JP11113286U 1986-07-18 1986-07-18 Expired JPH0140500Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11113286U JPH0140500Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11113286U JPH0140500Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6318119U JPS6318119U (ja) 1988-02-06
JPH0140500Y2 true JPH0140500Y2 (ja) 1989-12-04

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ID=30990773

Family Applications (1)

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JP11113286U Expired JPH0140500Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0515298Y2 (ja) * 1988-08-24 1993-04-22

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Publication number Publication date
JPS6318119U (ja) 1988-02-06

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