JPH0637312U

JPH0637312U - 使い捨てカイロ用ベスト

Info

Publication number: JPH0637312U
Application number: JP8090692U
Authority: JP
Inventors: 智行三輪
Original assignee: 智行三輪
Priority date: 1992-10-12
Filing date: 1992-10-12
Publication date: 1994-05-17

Abstract

(57)【要約】【目的】使い捨てカイロを使用して、簡単に快適な暖
かさを得ることが出来、運動する時に、身体の自由を妨
げない使い捨てカイロ用ベストを提供する。【構成】本体（６）の右上部に上ポケット（１）を設
け、上ポケット（１）の上部にファスナー（２）を設け
る。更に、本体（６）の左上部にも上ポケット（１）を
設け、上ポケット（１）の上部にファスナー（２）を設
ける。それから、本体（６）の正面にポケット（３）を
設け、ポケット（３）の内部に仕切り（４）を設け、ポ
ケット（３）の上部にファスナー（２）を設ける。更
に、本体（６）の背面にもポケット（３）を設け、ポケ
ット（３）の内部に仕切り（４）を設け、ポケット
（３）の上部にファスナー（２）を設ける。そして、本
体（６）の側面にゴムバンド（５）を設ける事を特徴と
する考案である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、使い捨てカイロを入れるポケットを取り付けした使い捨てカイロ用ベストに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、使い捨てカイロを部分的に使用するために、使い捨てカイロを袋状の物に入れ、その袋状の物にベルトを取り付け、そのベルトをマジックテープ等を用
いて固定する使い捨てカイロ用バンドがあった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった。（イ）使い捨てカイロを部分的に使用するために、１つのバンドで１箇所しか固定できないため、同時に複数箇所に用いる場合、１箇所づつバンドでとめなければならないため時間がかかり、面倒な上に、バンドで固定するため体を動かす上である程度の制限を受けるため、何か動作をする時に不便であった。（ロ）使い捨てカイロを部分的に使用するために、部分的には暖かいが、全体的にみると暖かさの面で物足りなさがあった。本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本体（６）の右上部に上ポケット（１）を設け、上ポケット（１）の上部にファスナー（２）を設ける。更に、本体（６）の左上部にも上ポケット（１）を設け、上ポケット（１）の上部にファスナー（２）を設ける。それから、本体（６）の正面にポケット（３）を設け、ポケット（３）の内部に仕切り（４）を設け、ポケット（３）の上部にファスナー（２）を設ける。更に、本体（６）の背面にもポケット（３）を設け、ポケット（３）の内部に仕切り（４）を設け、ポケット（３）の上部にファスナー（２）を設ける。そして、本体（６）の側面にゴムバンド（５）を設ける。本考案は、以上の構成よりなる使い捨てカイロ用ベストに関するものである。

【０００５】

【作用】

上ポケット（１）及び、ポケット（３）の中に使い捨てカイロを入れて、本体（６）を体に装着する。すると、ゴムバンド（５）によって本体（６）をしっかりと体に密着させることが出来、使い捨てカイロによって簡単に快適な暖かさを得ることが出来る。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。（イ）本体（６）の右上部に上ポケット（１）を設け、上ポケット（１）の上部にファスナー（２）を設ける。更に、本体（６）の左上部にも上ポケット（１）を設け、上ポケット（１）の上部にファスナー（２）を設ける。（ロ）本体（６）の正面にポケット（３）を設け、ポケット（３）の内部に仕切り（４）を設ける。そして、ポケット（３）の上部にファスナー（２）を設ける。更に、本体（６）の背面にもポケット（３）を設け、ポケット（３）の内部に仕切り（４）を設ける。そして、ポケット（３）の上部にファスナー（２）を設ける。尚、ファスナー（２）の代わりに、ホックやボタンを用いてもよい。（ハ）本体（６）の側面にゴムバンド（５）を設ける。（ニ）本体（６）及び、上ポケット（１）並びに、ポケット（３）の材質については、保温性があり、使い捨てカイロの暖かさを適度に、体に伝えられるものであれば、何でもよい。（ホ）本体（６）の形については、ベスト型でなくても、体にしっかりと密着させることが出来、運動する上で体の自由に制限を加えない形なら何でもよい。本案は、以上のような構造で、これを使用するときは、上ポケット（１）及び、ポケット（３）の中に使い捨てカイロを入れて、本体（６）を体に装着する。すると、ゴムバンド（５）によって本体（６）をしっかりと体に密着させることが出来、使い捨てカイロによって簡単に快適な暖かさを得ることが出来る。しかも使い捨てカイロを入れるポケットが複数ついているため、寒さに応じて、使い捨てカイロの数を増減したり、暖かさが必要なところにだけ、使い捨てカイロを入れれば、常に快適な暖かさを得ることが出来る。

【０００７】

【考案の効果】

本案を実施するにあたり次の効果が期待できる。（イ）上ポケット（１）及び、ポケット（３）に入れる使い捨てカイロの、数や場所を調整することにより簡単に、常に、必要な場所に必要なだけの暖かさを得ることが出来る。（ロ）本体（６）がベスト型のため、着脱が簡単で、ゴムバンド（５）によって本体（６）をしっかりと体に密着させることが出来るため、運動しやすく体の自由を制限することが少ない。この様に以上２点の効果が期待できる。（注）考案の詳細な説明中マジックテープは登録商標である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の正面図である。

【図３】本考案のポケット（３）に使い捨てカイロを入
れた使用状態を表す平面図である。

【符号の説明】

１上ポケット２ファスナー３ポケット４仕切り５ゴムバンド６本体

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】本体（６）の右上部に上ポケット（１）
を設け、上ポケット（１）の上部にファスナー（２）を
設け、本体（６）の左上部に上ポケット（１）を設け、
上ポケット（１）の上部にファスナー（２）を設け、本
体（６）の正面にポケット（３）を設け、ポケット
（３）の内部に仕切り（４）を設け、ポケット（３）の
上部にファスナー（２）を設け、本体（６）の背面にポ
ケット（３）を設け、ポケット（３）の内部に仕切り
（４）を設け、ポケット（３）の上部にファスナー
（２）を設け、本体（６）の側面にゴムバンド（５）を
設けた、使い捨てカイロ用ベスト