JPH0140464Y2 - - Google Patents

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JPH0140464Y2
JPH0140464Y2 JP1985113543U JP11354385U JPH0140464Y2 JP H0140464 Y2 JPH0140464 Y2 JP H0140464Y2 JP 1985113543 U JP1985113543 U JP 1985113543U JP 11354385 U JP11354385 U JP 11354385U JP H0140464 Y2 JPH0140464 Y2 JP H0140464Y2
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JP1985113543U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は害鳥駆逐用具に関し、詳しくは害鳥の
こわがる図柄と大きな音の発生により田畑等より
害鳥を駆逐するのに用いる器具に関する。
[従来の技術] 田畑等より雀・烏・むくどり等の害鳥を追い払
う用具として、古くより案内子、鳴子、光反射テ
ープ、爆音発生器等が知られている。また、これ
らの器具を用いずに鳥の死骸等を竿の先に吊して
おく方法も古くから行われている。
[考案が解決しようとする課題] 上記した従来の害鳥駆逐用具では、一般的に害
鳥の知能程度が高く、すぐに慣れてしまつて利き
目が無くなつてしまつていた。
このため、害鳥駆逐効果を高めるために、実開
昭59−110585号公報記載のように着色部及び反射
部を有する表示板を風により回転可能に吊下げ或
いは支持したり、実公昭11−6677号公報記載のよ
うに反射板、打子及び鈴等を備え、人の顔を模し
た形状のものを吊下げたりすることが行われてい
る。
しかし、前者の技術では、効果は若干長続きす
る程度ですぐに慣れてしまい、依然として害鳥駆
逐効果は低いという欠点を有している。
また、後者の技術は、打子による音の発生によ
つて害鳥駆逐効果を高める技術ではあるが、打子
が響音体自体に吊下げられているので、風により
響音体が振動したときには、打子は響音体と共振
してしまい、また、響音体が回転したときには打
子は遠心力によつて響音体から離れてしまう。従
つて、響音体と打子との接触が少なく、音の発生
が少ない。しかも、稀に響音体と打子が当つて
も、響音体が一枚板であるため、発生する音は小
さく害鳥駆逐効果が低いという欠点を有してい
る。
[考案の目的] 本考案は上記に鑑し、害鳥駆逐の効果が高く、
しかも利き目が長続きする害鳥駆逐用具を明らか
にすることを主目的とするものであり、本考案の
他の目的ないし利益は以下の前述及び添付の図面
から明白となるものである。
[課題を解決するための手段] 本考案者は、上記目的を達成するため、鋭意検
討を重ねた結果、本考案に至つたものである。
即ち、本考案に係る害鳥駆逐用具は、風により
回転可能に支持部材に軸支又は吊下げられ、少な
くとも一面に害鳥のこわがる図柄が表示された表
示板と、該表示板に当つて音を発生させる打撃具
とを有して成る害鳥駆逐用具において、前記表示
板が空胴の増音構造に形成され、且つ前記打撃具
が前記支持部材に吊下げられていることを特徴と
する。
[作用] 本考案によれば、表示板が空胴の増音構造に形
成されていることにより、大きな音が得られるの
で、害鳥駆逐効果が高いし、且つ打撃具が表示板
にではなく、支持部材に吊下げられているため、
打撃具と表示部とは異る動き方をするので、打撃
具は表示板に激しく当るだけでなく、その回数も
多いため、音が大きく害鳥駆逐効果がより高い。
しかも、打撃具は、表示板に対して常に一定の角
度で同じ位置に当るものではなく、様々の角度及
び位置(例えば、表示板の中心、周辺、縁の角部
等)に当るので、発生する音は様々の音量及び音
質となり、害鳥が慣れ難く、害鳥駆逐効果が長く
持続する。
[実施例] 以下、添付図面に基き本考案の実施例について
説明する。
第1図は本考案の一実施例を示すものであり、
図において、10は表示板であり、プラスチツク
ス、金属、ガラス等の材質により、ドラの如き空
胴の増音構造に形成されている。該表示板10の
少なくとも一面には、例えば、黒色11、黄色1
2、銀色13等により同心円状に区分された彩色
表示が施されている。また、該表示板10の表示
としては、メツキ、金属蒸着等の手法により少な
くとも一面ないし表示の一部を鏡面加工して強い
光を反射させるようにすることも好ましい。さら
に、同心円状の図柄に限らず、人間の目の如く表
してもよい。
該表示板10は、竹竿等の支持部材30から吊
下げられており、風により回転する。表示板10
は風により回転可能であれば、支持部材30に下
方から軸支されていてもよい。尚、支持部材30
は、図示の如く上方から吊るす構成に限らず、下
方を土中に付き刺すような構成をとることもでき
る。
20は打撃具であり、表示板10自身にではな
く、該表示板10と共に支持部材30に吊下られ
ている。該打撃具20は、風により表示板10が
回転(単に揺れた場合を含む)したときに表示板
10に当り音を発生させる。このとき、表示板1
0と打撃具20とは、共に支持部材30より吊下
げられてはいるが、異る動き方をするので、両者
は激しく当るだけでなく、その回数も多いため、
音が大きく害鳥駆逐効果が高い。しかも、打撃具
30は、表示板10に対して常に一定の角度で同
じ位置に当るものではなく、様々の角度及び位置
(例えば、表示板10の中心、周辺、縁の角部等)
に当るので、発生する音は様々の音量及び音質と
なり、害鳥が慣れ難く、害鳥駆逐効果を長く持続
する。
尚、前記打撃具20は一つに限らず、支持部材
30の腕を増やすなどして2以上の複数個を用意
するようにしてもよい。
また、打撃具20は、図示の玉型に限らず、
鈴・音叉の如く共鳴しない増音機能を有する構造
のものを利用してもよい。
[考案の効果] 本考案によれば、表示板が空胴の増音構造に形
成されているので、大きな音が得られ、害鳥駆逐
効果が高い。
また、打撃具は表示板にではなく支持部材に吊
下げられているので、打撃具と表示部が異る動き
方をすることにより、様々の音量及び音質の音が
発生し、害鳥が慣れ難く、害鳥駆逐効果が長く持
続する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図であ
る。 10:表示板、11:黒色、12:黄色、1
3:銀色、20:打撃具、30:支持部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 風により回転可能に支持部材に軸支又は吊下げ
    られ、少なくとも一面に害鳥のこわがる図柄が表
    示された表示板と、該表示板に当つて音を発生さ
    せる打撃具とを有して成る害鳥駆逐用具におい
    て、前記表示板が空胴の増音構造に形成され、且
    つ前記打撃具が前記支持部材に吊下げられている
    ことを特徴とする害鳥駆逐用具。
JP1985113543U 1985-07-23 1985-07-23 Expired JPH0140464Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985113543U JPH0140464Y2 (ja) 1985-07-23 1985-07-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985113543U JPH0140464Y2 (ja) 1985-07-23 1985-07-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6221879U JPS6221879U (ja) 1987-02-09
JPH0140464Y2 true JPH0140464Y2 (ja) 1989-12-04

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ID=30995448

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JP1985113543U Expired JPH0140464Y2 (ja) 1985-07-23 1985-07-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6221879U (ja) 1987-02-09

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