JPH0139544Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0139544Y2 JPH0139544Y2 JP1982003757U JP375782U JPH0139544Y2 JP H0139544 Y2 JPH0139544 Y2 JP H0139544Y2 JP 1982003757 U JP1982003757 U JP 1982003757U JP 375782 U JP375782 U JP 375782U JP H0139544 Y2 JPH0139544 Y2 JP H0139544Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- reinforcing material
- injection port
- resin injection
- central member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 27
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 27
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 claims description 21
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 14
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 5
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は浴槽や防水パンなど、レジンインジエ
クシヨン法によつて製造される合成樹脂製品にあ
つて、当該製品中に埋設される木材等により形成
された補強材の改良に関する。
クシヨン法によつて製造される合成樹脂製品にあ
つて、当該製品中に埋設される木材等により形成
された補強材の改良に関する。
この種の合成樹脂製品を得るには、従来よりレ
ジンインジエクシヨン法が用いられており、同法
によれば第１図に示す通り雄型ａの表面に、ガラ
ス繊維によるプリフオームｂを被せ、当該プリフ
オームｂの上に例えば製品たる浴槽の底壁部にあ
つて脚台となるよう補強材ｃ，c′……を載置し、
これに雌型ｄを被嵌固定し、同雌型ｄの樹脂注入
口ｅから両型ａ，ｄ間にレジンを注入するのであ
るが、従来の上記補強材ｃ，c′……は単に柱状等
に形成されただけのものであつたため、上記注入
口ｅから注入された樹脂の流れが補強材ｃ，c′…
…によつて阻害されることになり、このため補強
材の下流へレジンが円滑に流入しにくくなり、こ
の結果両型ａ，ｄの間隙全域にわたつて充分に樹
脂が行き渡らず、特に補強材の下流側近傍に肉厚
部分が形成され易く厚さ不均一な製品となつて、
全体としての強度が低下する欠陥があつた。
ジンインジエクシヨン法が用いられており、同法
によれば第１図に示す通り雄型ａの表面に、ガラ
ス繊維によるプリフオームｂを被せ、当該プリフ
オームｂの上に例えば製品たる浴槽の底壁部にあ
つて脚台となるよう補強材ｃ，c′……を載置し、
これに雌型ｄを被嵌固定し、同雌型ｄの樹脂注入
口ｅから両型ａ，ｄ間にレジンを注入するのであ
るが、従来の上記補強材ｃ，c′……は単に柱状等
に形成されただけのものであつたため、上記注入
口ｅから注入された樹脂の流れが補強材ｃ，c′…
…によつて阻害されることになり、このため補強
材の下流へレジンが円滑に流入しにくくなり、こ
の結果両型ａ，ｄの間隙全域にわたつて充分に樹
脂が行き渡らず、特に補強材の下流側近傍に肉厚
部分が形成され易く厚さ不均一な製品となつて、
全体としての強度が低下する欠陥があつた。
本考案はかかる難点を解消すべく検討された補
強材に係り、これを図示の実施例によつて詳記す
れば第２図のように雄型ａに配したプリフオーム
ｂの上に載置されるべき補強材本体１は要求に応
じ角柱状等の形状とするが、これは、前記した樹
脂注入口ｅの直下に配された中央部材１ａと、こ
れから左右に夫々間隙g1，g2を隔てて配設された
側方部材１ｂ，１ｃとからなつている。
強材に係り、これを図示の実施例によつて詳記す
れば第２図のように雄型ａに配したプリフオーム
ｂの上に載置されるべき補強材本体１は要求に応
じ角柱状等の形状とするが、これは、前記した樹
脂注入口ｅの直下に配された中央部材１ａと、こ
れから左右に夫々間隙g1，g2を隔てて配設された
側方部材１ｂ，１ｃとからなつている。
さらに、本考案では同図および第３図に示す通
り、同本体１のうち、その側方部材１ｂ，１ｃに
あつて、表面１′に形成した複数の凹溝２，２…
…と、第４図のように、上記の間隙g1，g2に開口
されて横向きとした複数個の通孔３，３……とに
よるレジンの流通路４，４……が、前記樹脂注入
口ｅから放射方向に沿つて貫設されているのであ
る。
り、同本体１のうち、その側方部材１ｂ，１ｃに
あつて、表面１′に形成した複数の凹溝２，２…
…と、第４図のように、上記の間隙g1，g2に開口
されて横向きとした複数個の通孔３，３……とに
よるレジンの流通路４，４……が、前記樹脂注入
口ｅから放射方向に沿つて貫設されているのであ
る。
すなわち、第２図にあつて樹脂注入口ｅの直下
に載置した中央部材１ａについては、従来の補強
材を用いるが、その左右に間隙g1，g2をもつて離
間させた側方部材１ｂ，１ｃだけが、上記の如き
レジンの流通路４，４……を具有している。
に載置した中央部材１ａについては、従来の補強
材を用いるが、その左右に間隙g1，g2をもつて離
間させた側方部材１ｂ，１ｃだけが、上記の如き
レジンの流通路４，４……を具有している。
本考案は上記実施例によつて具現される通り、
所要形状とした補強材本体１が、樹脂注入口直下
に配された中央部材１ａと、これから左右に夫々
間隙g1，g2を隔てて配設された側方部材１ｂ，１
ｃとからなり、上記側方部材１ｂ，１ｃには、第
２、第３図の如くその表面１′に形成された複数
の凹溝２，２……と、上記間隙g1，g2に開口され
た複数の通孔３，３……とによる圧入レジンの流
通路４，４……が、前記樹脂注入口から放射方向
に沿つて貫設されているから、樹脂注入口ｅから
注入されたレジンは、中央部材１ａの表面から間
隙g1，g2内に流入し、中央部材１ａには通孔など
がないので、当該間隙g1，g2に開口している側方
部材１ｂ，１ｃの凹溝２，２……と、これに加え
て通孔３，３……からも、当該レジンが外方へ向
け充分な圧入により進入して行くことになり、当
該側方部材１ｂ，１ｃの裏側（外側）へも、レジ
ンは容易に進入し得ることとなるのであり、この
際、凹溝２，２……も、また通孔３，３……も樹
脂注入口ｅから放射状の配置となつていることか
らも、当該レジンの進入は助勢されることとな
り、しかも通孔３，３……は側方部材１ｂ，１ｃ
に対して長く設定できるので、補強材の固定強度
も向上させることができる。
所要形状とした補強材本体１が、樹脂注入口直下
に配された中央部材１ａと、これから左右に夫々
間隙g1，g2を隔てて配設された側方部材１ｂ，１
ｃとからなり、上記側方部材１ｂ，１ｃには、第
２、第３図の如くその表面１′に形成された複数
の凹溝２，２……と、上記間隙g1，g2に開口され
た複数の通孔３，３……とによる圧入レジンの流
通路４，４……が、前記樹脂注入口から放射方向
に沿つて貫設されているから、樹脂注入口ｅから
注入されたレジンは、中央部材１ａの表面から間
隙g1，g2内に流入し、中央部材１ａには通孔など
がないので、当該間隙g1，g2に開口している側方
部材１ｂ，１ｃの凹溝２，２……と、これに加え
て通孔３，３……からも、当該レジンが外方へ向
け充分な圧入により進入して行くことになり、当
該側方部材１ｂ，１ｃの裏側（外側）へも、レジ
ンは容易に進入し得ることとなるのであり、この
際、凹溝２，２……も、また通孔３，３……も樹
脂注入口ｅから放射状の配置となつていることか
らも、当該レジンの進入は助勢されることとな
り、しかも通孔３，３……は側方部材１ｂ，１ｃ
に対して長く設定できるので、補強材の固定強度
も向上させることができる。
このためレジンは雄、雌両型間における全域に
わたり行き渡つて、従来の補強材を用いた場合の
ような肉厚不均一な合成樹脂製品が成形されてし
まうといつた支障を解消することが可能となり、
また補強材とレジンとの接合面積も大となること
から、補強材とレジンとの接合強度も充分なもの
となる。
わたり行き渡つて、従来の補強材を用いた場合の
ような肉厚不均一な合成樹脂製品が成形されてし
まうといつた支障を解消することが可能となり、
また補強材とレジンとの接合面積も大となること
から、補強材とレジンとの接合強度も充分なもの
となる。
第１図はレジンインジエクシヨン法による合成
樹脂製品を製造する場合の雄型、雌型そして従来
の補強材との配在関係を示す縦断正面説明図、第
２図は本考案に係る補強材が雄型に配在されてい
る状態の平面図、第３図は本考案に係る補強材の
一横断正面図、第４図は同材の横断平面図であ
る。 １……補強材本体、１ａ……中央部材、１ｂ，
１ｃ……側方部材、２……凹溝、３……通孔、４
……流通路、ａ……雄型、ｂ……プリフオーム、
ｄ……雌型、ｅ……樹脂注入口、g1，g2……間
隙。
樹脂製品を製造する場合の雄型、雌型そして従来
の補強材との配在関係を示す縦断正面説明図、第
２図は本考案に係る補強材が雄型に配在されてい
る状態の平面図、第３図は本考案に係る補強材の
一横断正面図、第４図は同材の横断平面図であ
る。 １……補強材本体、１ａ……中央部材、１ｂ，
１ｃ……側方部材、２……凹溝、３……通孔、４
……流通路、ａ……雄型、ｂ……プリフオーム、
ｄ……雌型、ｅ……樹脂注入口、g1，g2……間
隙。
Claims (1)
- 雄型にプリフオームを介して設置され、雌型の
樹脂注入口から圧入されて雄雌両型間にて成形さ
れたレジン内に埋設される補強材において、所要
形状とした補強材本体が、上記樹脂注入口直下に
配された中央部材と、これから左右に夫々間隙を
隔てて配設された側方部材とからなり、上記側方
部材には、その表面に形成された複数の凹溝と、
上記間隙に開口された複数の通孔とによる上記圧
入レジンの流通路が、前記樹脂注入口から放射方
向に沿つて貫設されてなるレジンインジエクシヨ
ン法による合成樹脂製品の補強材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP375782U JPS58107824U (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | レジンインジエクシヨン法による合成樹脂製品の補強材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP375782U JPS58107824U (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | レジンインジエクシヨン法による合成樹脂製品の補強材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58107824U JPS58107824U (ja) | 1983-07-22 |
| JPH0139544Y2 true JPH0139544Y2 (ja) | 1989-11-28 |
Family
ID=30016655
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP375782U Granted JPS58107824U (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | レジンインジエクシヨン法による合成樹脂製品の補強材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58107824U (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS516173B2 (ja) * | 1972-04-21 | 1976-02-26 | ||
| JPS5491570A (en) * | 1977-12-29 | 1979-07-20 | Okayama Sekisui Kogyo Kk | Method of molding fiber reinforced plastics moldings |
| JPS5727316B2 (ja) * | 1975-02-28 | 1982-06-09 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS516173U (ja) * | 1974-07-02 | 1976-01-17 | ||
| JPS53130159U (ja) * | 1977-03-22 | 1978-10-16 | ||
| JPS6245886Y2 (ja) * | 1980-07-23 | 1987-12-09 |
-
1982
- 1982-01-14 JP JP375782U patent/JPS58107824U/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS516173B2 (ja) * | 1972-04-21 | 1976-02-26 | ||
| JPS5727316B2 (ja) * | 1975-02-28 | 1982-06-09 | ||
| JPS5491570A (en) * | 1977-12-29 | 1979-07-20 | Okayama Sekisui Kogyo Kk | Method of molding fiber reinforced plastics moldings |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58107824U (ja) | 1983-07-22 |
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