JPH0138796Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0138796Y2 JPH0138796Y2 JP3377483U JP3377483U JPH0138796Y2 JP H0138796 Y2 JPH0138796 Y2 JP H0138796Y2 JP 3377483 U JP3377483 U JP 3377483U JP 3377483 U JP3377483 U JP 3377483U JP H0138796 Y2 JPH0138796 Y2 JP H0138796Y2
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- Japan
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- support reference
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- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 9
- 208000015943 Coeliac disease Diseases 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 239000012778 molding material Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案A,B面サイド表示、テープ走行表
示、あるいは模様等の表示部を本体ケースの外周
域の支持基準面にこれら面精度を阻害することな
く施す点に特徴を有するテープカートリツジに関
する。
示、あるいは模様等の表示部を本体ケースの外周
域の支持基準面にこれら面精度を阻害することな
く施す点に特徴を有するテープカートリツジに関
する。
第1図に示す如きテープカートリツジはこの本
体ケース1の上下面の各外周域に支持基準面2を
有する。その支持基準面2はテープカートリツジ
をデツキに装填したときデツキ側の支持部材で受
止め支持されるものであり、面精度が強く要求さ
れるところである。
体ケース1の上下面の各外周域に支持基準面2を
有する。その支持基準面2はテープカートリツジ
をデツキに装填したときデツキ側の支持部材で受
止め支持されるものであり、面精度が強く要求さ
れるところである。
したがつて、この支持基準面2にラベル10を
貼つたり、文字、記号等の表示部3を凹凸成形す
ることなどは面精度を保つうえから好ましくな
い。そのため、本体ケースの外周域の支持基準面
2で囲まれる中央部分にラベル10を貼り、該ラ
ベル10に書き込み欄10a,A,B面サイド表
示3a、あるいはテープ走行方向表示3b、又そ
の他の商標3cやテープ記録時間表示などの全て
の表示3を印刷している。
貼つたり、文字、記号等の表示部3を凹凸成形す
ることなどは面精度を保つうえから好ましくな
い。そのため、本体ケースの外周域の支持基準面
2で囲まれる中央部分にラベル10を貼り、該ラ
ベル10に書き込み欄10a,A,B面サイド表
示3a、あるいはテープ走行方向表示3b、又そ
の他の商標3cやテープ記録時間表示などの全て
の表示3を印刷している。
しかしながら、本体ケース1上においてスペー
ス的に制約された箇所に貼られるラベル10の大
きさには制限があり、そのラベル10に前述の各
事項の全てを印刷するとなると、どうしても書き
込み欄10aの余白スペースが狭くならざるを得
ず、文字の大きさや書込み量が制約されるという
不利不便がある。
ス的に制約された箇所に貼られるラベル10の大
きさには制限があり、そのラベル10に前述の各
事項の全てを印刷するとなると、どうしても書き
込み欄10aの余白スペースが狭くならざるを得
ず、文字の大きさや書込み量が制約されるという
不利不便がある。
そこで、この考案はA,B面表示やテープ走行
方向表示、場合によつては商標や模様などを、本
体ケースの支持基準面にこれの面精度を阻害せず
に施し、ラベルの書き込み欄の余白スペースの拡
大化、支持基準面の面精度の確保を図れるように
したものである。
方向表示、場合によつては商標や模様などを、本
体ケースの支持基準面にこれの面精度を阻害せず
に施し、ラベルの書き込み欄の余白スペースの拡
大化、支持基準面の面精度の確保を図れるように
したものである。
以下、その詳細を図面に基づき説明する。
第2図およぴ第3図は本考案のテープカートリ
ツジの一例を示すもので、これの本体ケース1は
プラスチツク成形品であり、その上面又は下面の
外周域における支持基準面2の箇所に、A,B面
表示の「A」の文字3a、テープ走行方向表示の
三角形マーク3bおよび商標の文字3c等の表示
部3が本体ケース1とは色違いのプラスチツク材
料で支持基準面2と面一状になるよう二色成形法
により一体成形されている。
ツジの一例を示すもので、これの本体ケース1は
プラスチツク成形品であり、その上面又は下面の
外周域における支持基準面2の箇所に、A,B面
表示の「A」の文字3a、テープ走行方向表示の
三角形マーク3bおよび商標の文字3c等の表示
部3が本体ケース1とは色違いのプラスチツク材
料で支持基準面2と面一状になるよう二色成形法
により一体成形されている。
第4図および第5図に従いその具体的な成形方
法について説明する。第4図は一次成形工程を、
第5図は二次成形工程を示す。第4図において、
まず一次成形用上金型4と下金型5とを組み合せ
てこの上下金型4,5内にプラスチツク材を注入
し、本体ケース1を一次成形する。この際、本体
ケース1の表示部3を施すべき支持基準面2には
上金型4の入子6によりプラスチツク材が回り込
まないようにしてある。次に一次成形品の本体ケ
ース1が冷却固化した後に、上下金型4,5を開
く。そして一次成形品のスプルーおよびランナー
(図示省略)だけを突き出して排出した後、第5
図に示すように下金型5を二次成形用金型8の真
下に施回移動させる。二次成形工程では、第5図
に示すように施回移動した下金型5の入子7がそ
の上端面を一次成形品の本体ケース1の下面1a
と面一になるまで所定量下方へ沈下した後に、下
金型5と二次成形用金型8とを組み合せる。而し
て、本体ケース1の成形材料の色とは異なつた色
の二次成形用のプラスチツク材をゲート9より注
入することによつて該プラスチツク材が、一次成
形工程で開口された本体ケース1の支持基準面2
における表示部該当箇所に回り込み、本体ケース
1の支持基準面2に表示部3が支持基準面2と面
一状態に一体成形されることになる。次に表示部
3の冷却固化後に両金型8,5を開いて本体ケー
ス成形品を突き出し、金型外に二次側スプルーお
よびランナーとともに排出する。最後に下金型5
が再び一次成形用の上金型4の真下に施回移動す
る。この一連の動作を繰り返すことによつて本体
ケース1が連続成形される。
法について説明する。第4図は一次成形工程を、
第5図は二次成形工程を示す。第4図において、
まず一次成形用上金型4と下金型5とを組み合せ
てこの上下金型4,5内にプラスチツク材を注入
し、本体ケース1を一次成形する。この際、本体
ケース1の表示部3を施すべき支持基準面2には
上金型4の入子6によりプラスチツク材が回り込
まないようにしてある。次に一次成形品の本体ケ
ース1が冷却固化した後に、上下金型4,5を開
く。そして一次成形品のスプルーおよびランナー
(図示省略)だけを突き出して排出した後、第5
図に示すように下金型5を二次成形用金型8の真
下に施回移動させる。二次成形工程では、第5図
に示すように施回移動した下金型5の入子7がそ
の上端面を一次成形品の本体ケース1の下面1a
と面一になるまで所定量下方へ沈下した後に、下
金型5と二次成形用金型8とを組み合せる。而し
て、本体ケース1の成形材料の色とは異なつた色
の二次成形用のプラスチツク材をゲート9より注
入することによつて該プラスチツク材が、一次成
形工程で開口された本体ケース1の支持基準面2
における表示部該当箇所に回り込み、本体ケース
1の支持基準面2に表示部3が支持基準面2と面
一状態に一体成形されることになる。次に表示部
3の冷却固化後に両金型8,5を開いて本体ケー
ス成形品を突き出し、金型外に二次側スプルーお
よびランナーとともに排出する。最後に下金型5
が再び一次成形用の上金型4の真下に施回移動す
る。この一連の動作を繰り返すことによつて本体
ケース1が連続成形される。
表示部3の色としては、本体ケース1の色と際
立つて目に映えるものが選ばれる。
立つて目に映えるものが選ばれる。
第6図および第7図はこの考案の他の変形実施
例を示すもので、本体ケース1の支持基準面2の
箇所に、A,B面表示の「A」の文字3a、テー
プ走行方向表示の三角形マーク3b、および格子
状の模様3dなどの表示部3が本体ケース1とは
色違いのプラスチツク材料で支持基準面2と面一
状に上記二色成形法により一体成形されたものと
なつている。
例を示すもので、本体ケース1の支持基準面2の
箇所に、A,B面表示の「A」の文字3a、テー
プ走行方向表示の三角形マーク3b、および格子
状の模様3dなどの表示部3が本体ケース1とは
色違いのプラスチツク材料で支持基準面2と面一
状に上記二色成形法により一体成形されたものと
なつている。
なお、図中10はインデツクス欄10aを有す
るラベルであり、これは本体ケース1の表面の支
持基準面2から外れた中央箇所に張り付けられて
いる。
るラベルであり、これは本体ケース1の表面の支
持基準面2から外れた中央箇所に張り付けられて
いる。
勿論、本考案はマイクロカセツトやビデオ用な
ど各種のテープカートリツジにも広く適用できる
ことは言うまでもない。
ど各種のテープカートリツジにも広く適用できる
ことは言うまでもない。
以上説明したように、この考案のテープカート
リツジによれば、本体ケース1の外周域の支持基
準面2にA,B面表示やテープ走行方向表示など
を支持基準面2と面一状になるよう一体成形した
ので、支持基準面2の面精度が阻害されることな
い。また、本体ケース1の表面にはられるラベル
10にはかかる表示の印刷を省略できるので、ラ
ベル10への書き込み欄10aの余白スペースを
拡大でき、書き込み欄10aへの書込みを大きい
字で又多量に書き込める。更に、かかる表示部3
は本体ケース1の色とは異なる色のプラスチツク
材で一体成形してあるため、その表示が容易に消
えることがなく恒久的なものになるとともに、表
示部3の色が本体ケース1と同一色のものに比べ
て看者の目に強烈な印象を与えて注意力を喚起す
ることができ、かつ模様にあつては意匠的効果が
大になる。
リツジによれば、本体ケース1の外周域の支持基
準面2にA,B面表示やテープ走行方向表示など
を支持基準面2と面一状になるよう一体成形した
ので、支持基準面2の面精度が阻害されることな
い。また、本体ケース1の表面にはられるラベル
10にはかかる表示の印刷を省略できるので、ラ
ベル10への書き込み欄10aの余白スペースを
拡大でき、書き込み欄10aへの書込みを大きい
字で又多量に書き込める。更に、かかる表示部3
は本体ケース1の色とは異なる色のプラスチツク
材で一体成形してあるため、その表示が容易に消
えることがなく恒久的なものになるとともに、表
示部3の色が本体ケース1と同一色のものに比べ
て看者の目に強烈な印象を与えて注意力を喚起す
ることができ、かつ模様にあつては意匠的効果が
大になる。
第1図は従来のテープカートリツジの平面図で
ある。第2図は本考案に係るテープカートリツジ
の一実施例を示す平面図、第3図は表示部の拡大
断面図、第4図は本体ケースの一次成形工程を示
す断面図、第5図は二次成形工程を示す断面図で
ある。第6図は本考案の別実施例を示す平面図、
第7図は第6図における−線断面図である。 1……本体ケース、2……支持基準面、3……
表示部、10……ラベル。
ある。第2図は本考案に係るテープカートリツジ
の一実施例を示す平面図、第3図は表示部の拡大
断面図、第4図は本体ケースの一次成形工程を示
す断面図、第5図は二次成形工程を示す断面図で
ある。第6図は本考案の別実施例を示す平面図、
第7図は第6図における−線断面図である。 1……本体ケース、2……支持基準面、3……
表示部、10……ラベル。
Claims (1)
- プラスチツク製の本体ケース1の外周域の支持
基準面2の箇所に文字、記号、模様等の表示部3
が本体ケース1の色とは異なる色のプラスチツク
材で支持基準面2と面一状に一体成形されている
テープカートリツジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3377483U JPS59142985U (ja) | 1983-03-08 | 1983-03-08 | テ−プカ−トリツジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3377483U JPS59142985U (ja) | 1983-03-08 | 1983-03-08 | テ−プカ−トリツジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59142985U JPS59142985U (ja) | 1984-09-25 |
JPH0138796Y2 true JPH0138796Y2 (ja) | 1989-11-20 |
Family
ID=30164548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3377483U Granted JPS59142985U (ja) | 1983-03-08 | 1983-03-08 | テ−プカ−トリツジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59142985U (ja) |
-
1983
- 1983-03-08 JP JP3377483U patent/JPS59142985U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59142985U (ja) | 1984-09-25 |
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