JPH0137919Y2 - - Google Patents

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JPH0137919Y2
JPH0137919Y2 JP14159984U JP14159984U JPH0137919Y2 JP H0137919 Y2 JPH0137919 Y2 JP H0137919Y2 JP 14159984 U JP14159984 U JP 14159984U JP 14159984 U JP14159984 U JP 14159984U JP H0137919 Y2 JPH0137919 Y2 JP H0137919Y2
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belt
mounting plate
pulley
drive belt
pulleys
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JP14159984U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は自動パンスライサーにおける載置板
の駆動機構に関する。
〔従来の技術及びその問題点〕
自動パンスライサーは一般に、カツターと、基
台上に長さ方向で傾斜した状態で取付けられるパ
ンの載置板と、裁断されるパンの厚さを一定に保
つための定板等を備えるとともに、載置板はその
長さ方向に沿つて移動可能なパン押板を有してお
り、パンをその先端が前記定板に当接するように
して載置板上に載置し、該載置板をカツター方向
に往復動せしめることによりパンの切断を行うよ
うにしている。ところで、従来この種のスライサ
ーは、モータの回転をクランク機構を介して往復
運動に変え載置板を往復動させているが、このよ
うな従来の方式に対し、特殊な正逆転モータを用
い、モータ主軸のプーリに巻回された駆動ベルト
に載置板を連結手段を介して直接連結する、所謂
モータ直結方式を採用し、構造の簡易化とパン裁
断作業の適正化を図るようにすることが検討され
ている。
しかしこのような方式は、載置板が連結された
駆動ベルトをモータの正逆転によつて往復動させ
るものであるため、駆動ベルトに対してプーリが
スリツプし易く、特に慣性を有してる載置板が往
動と復動との間で切り替る際、駆動ベルトに対し
てプーリがスリツプしたり、モータ主軸に大きな
トルクがかかるため逆転動作が適切に行われず、
載置板に所定範囲内での往復動作をなさしめるこ
とが困難となつてしまう。
本考案はこのような問題に鑑みなされたもの
で、駆動ベルトに対するプーリのスリツプを適切
に防止し、しかも正逆転の切替を円滑に行うこと
ができる機構を提供せんとするものである。
〔問題を解決するための手段〕
このため本考案は、載置板に、主動プーリ及び
従動プーリ間に巻回された駆動ベルトに載置板を
連結すべき連結ブラケツトを設けるとともに、該
連結ブラケツトのベルト連結部を、駆動位置にあ
る両プーリ間の直線的な仮想ベルト線よりも両プ
ーリ間内側に位置せしめたことをその基本的特徴
とする。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図ないし第5図は本考案の一実施例を示す
もので、1はスライサーの基台、2はパンの載置
板、3は基台1の上面に設けられるガイドレール
であり、前記載置板2は、その下面にローラ用脚
部4,4を介して水平ガイドローラ5,5を有し
ており、該水平ガイドローラ5,5によりガイド
レール3,3を挾持するようにして基台1上に取
付けられ、ガイドレール3に沿つた移動が可能と
なつている。
6は駆動モータMの主軸に取付けられた主動プ
ーリ、6′は基台1の固定基部に回転可能に支持
された従動プーリであり、これら両プーリは基台
1のハウジング100内に位置し、両プーリ6,
6′間には駆動ベルト7が巻回されている。
8は載置板2を前記駆動ベルト7に連結するた
め載置板2に取付けられる連結ブラケツトであ
り、本実施例では1の水平ガイドローラ5を回転
可能に支持する軸体9の下端に止ボルト10によ
り固定されている。基台1のハウジング100に
は、前記駆動ベルト7に沿うような開口11が設
けられ、連結用ブラケツト8はこの開口11を通
してハウジング100内に延出し、駆動ベルト7
に連結される。
連結ブラケツト8はその先端に駆動ベルト7を
連結すべきベルト連結部81を有しており、本考
案では特に、このベルト連結部81は、駆動位置
にある両プーリ6,6′間の直線的な仮想ベルト
線Aよりも両プーリ間内側に位置している。本実
施例では、ベルト連結部81は両プーリ間の上下
の平行な駆動ベルト部分のうち上側のベルト部分
に連結されるもので、このため、両プーリ6,
6′間の上側の直線的な仮想ベルト線Aよりも下
方に位置している。
なお、ベルト連結部81は上下の平行なベルト
部分のうち下側のベルト部分に連結することがで
き、この場合には下側の仮想ベルト線よりも上方
に位置することになる。
ベルト連結部81は、連結ブラケツト本体との
間で駆動ベルト7をクランプすべきクランプ部材
12及びその固定手段たる止めネジ13を有して
おり、クランプ部材12に設けられた断面U字状
の嵌着溝内に駆動ベルトを嵌め込み、連結ブラケ
ツト本体との間でクランプするようになつてい
る。
駆動ベルト7はこのように載置板2と連結され
た状態で、連結ブラケツト8により折曲せしめら
れるようにして下方に押し下げられる。この押し
下げ距離、すなわち連結ブラケツト8でクランプ
されている駆動ベルト部分と前記仮想ベルト線A
との距離lは、第5図に示すように、この距離l
に応じて得られる駆動ベルトと各プーリとの接触
弧長やその前提となる駆動ベルト7の折り曲げ角
等との関係から決められるが、一般には、第5図
に示すようにベルト連結部81がプーリに最も近
づいた位置で、駆動ベルト7が仮想ベルト線Aと
の間でなす角度αが15〜25゜前後となるよう、例
えば距離lを10〜20mm前後を目安として決められ
る。
自動パンスライサーにおいては、自動裁断がで
きないようなパンを裁断する場合、載置板2をモ
ータからの動力伝達機構から切り離し、これを手
動で操作できるようにする必要があり、このため
このような手動操作と自動操作との切替、すなわ
ち載置板2とモータ側動力伝達手段との接続、切
離しを自在且つ簡単に行い得るようにすることが
必要とされる。本実施例では、このような点を従
動プーリ6′の位置を変位させ駆動ベルト7をゆ
るめることにより行うようにしている。すなわ
ち、従動プーリ6′は、基台1のハウジング10
0は固定基部としてこれに固定されている軸体1
4を介して回転可能に支持されている。前記軸体
14を取付けるため固定基部たるハウジング10
0に設けられた軸穴15を、主動プーリ側の斜め
下方に延びる長穴状に形成し、軸体14を軸穴1
5に沿つて変位させ得るようにしている。前記軸
体14は一端にネジ部16を有するとともに、該
ネジ部141と従動プーリ6′が回転可能に嵌着
されている軸部142との間に係合段16を有し
ている。軸体14は軸穴15に挿通しハウジング
外側に突出したネジ部141に、ハンドル17を
その雌ネジ孔18を介して取付け、これを締め付
けることによりハウジング100に対して固定す
るようにしている。
従動プーリ6′は第1図の状態で駆動位置(ベ
ルトが張られる位置)にあり、スライサーを手動
に切替える場合には、ハンドル17をゆるめて軸
体14を軸穴15の下方位置にスライドさせ、駆
動ベルト7の張力をゆめるものであり、これによ
り駆動ベルト7は主動プーリ6に対して自由にス
ライドし得るようになり、載置板2の自動操作が
可能になる。本実施例では、長穴状の軸穴15に
より従動プーリ6′を主動プーリ側の斜め下方に
変位させるようにしてあるので、水平方向に変位
させる場合に較べベルトの緩み量が必要以上大き
くならずに済み、これによつて駆動ベルト7のプ
ーリからの外れを適切に回避することができる。
以上のような機構では、主動プーリ6の正逆転
により、駆動ベルト7に対する連結ブラケツト8
の連結部81が第1図中Lの範囲で往復動し、パ
ンの自動スライスが行われるものであるが、第5
図に示すように、ベルト連結部81がプーリ6ま
たは6′に近づくと、プーリ側のベルト部分の水
平からの角度αが大きくなり、この結果上記角度
によるベルトの抵抗により載置板2の慣性が減少
し、逆転動作がプーリのスリツプ等を伴うことな
く円滑に行われる。また上記角度αが生じること
により、正逆転切替位置における駆動ベルト7と
プーリ6または6′との大きな接触弧長を確保す
ることができ、これによつてもプーリのスリツプ
等を防止し、円滑な逆転動作を可能ならしめる。
またベルト連結部81は両プーリ6,6′の仮想
ベルト線Aよりも低い位置にあるため、ベルト連
結部81の移動位置にかかわらずプーリ6,6′
と軸動ベルト7との接触弧長を大きく取ることが
でき、このため比較的小さな張力でストツプを伴
うことなく載置板2を往復動させることができ
る。
〔考案の効果〕
以上述べた本考案によればベルト連結部が両プ
ーリ間の直線的仮想ベルト線よりも両プーリ間内
側に位置しているため、駆動ベルトと各プーリと
の接触弧長を大きく取ることができ、比較的小さ
な張力でスリツプを生ずることなく載置板を往復
せしめることができ、特に載置板の往動と復動が
切替わる際、連結部とこれが近づいた側のプーリ
との間のベルト部分の水平からの角度が大きくな
り、このためこの角度によるベルトの抵抗によつ
て移動する載置板の慣性が減少せしめられ、且つ
上記角度により駆動ベルトとプーリとの大きな接
触弧長が確保されるため、駆動ベルトに対するプ
ーリのスリツプ等が防止され、円滑な逆転動作が
可能となるという優れた利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は正面図、第2図は側面図、第3図は一部切欠正
面図、第4図は従動プーリの取付状態を示す縦断
面図、第5図は本考案機構の作用を示す説明図で
ある。 図において、6は主動プーリ、6′は従動プー
リ、7は駆動ベルト、8は連結ブラケツト、81
はベルト連結部を各示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 載置板に、主動プーリ及び従動プーリ間に巻回
    さた駆動ベルトに載置板を連結すべき連結ブラケ
    ツトを設けるとともに、該連結ブラケツトのベル
    ト連結部を、駆動位置にある両プーリ間の直線的
    な仮想ベルト線よりも両プーリ間内側に位置せし
    めてなる自動パンスライサーにおける載置板の駆
    動機構。
JP14159984U 1984-09-20 1984-09-20 Expired JPH0137919Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14159984U JPH0137919Y2 (ja) 1984-09-20 1984-09-20

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JP14159984U JPH0137919Y2 (ja) 1984-09-20 1984-09-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6158097U JPS6158097U (ja) 1986-04-18
JPH0137919Y2 true JPH0137919Y2 (ja) 1989-11-14

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JP14159984U Expired JPH0137919Y2 (ja) 1984-09-20 1984-09-20

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