JPH0137904B2 - - Google Patents

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JPH0137904B2
JPH0137904B2 JP57054061A JP5406182A JPH0137904B2 JP H0137904 B2 JPH0137904 B2 JP H0137904B2 JP 57054061 A JP57054061 A JP 57054061A JP 5406182 A JP5406182 A JP 5406182A JP H0137904 B2 JPH0137904 B2 JP H0137904B2
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coin
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coins
circuit
call
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JP57054061A
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JPS58171169A (ja
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Yoshiaki Takeda
Tetsuo Fukuda
Toshiaki Hayasaka
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Tamura Electric Works Ltd
Original Assignee
Tamura Electric Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPS58171169A publication Critical patent/JPS58171169A/ja
Publication of JPH0137904B2 publication Critical patent/JPH0137904B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M17/00Prepayment of wireline communication systems, wireless communication systems or telephone systems
    • H04M17/02Coin-freed or check-freed systems, e.g. mobile- or card-operated phones, public telephones or booths
    • H04M17/023Circuit arrangements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Prepayment Telephone Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、1つの蓄積軌道に複数種の硬貨を投
入順に蓄積するようにした硬貨後収納方式の公衆
電話機に関するものである。 〔従来の技術〕 従来1つの蓄積軌道を有する公衆電話機におい
ては、課金信号の到来に応じて最下位硬貨から順
次収納する方法が採られていたため、例えば低額
貨、高額貨等、種類の異なる硬貨を併用する場
合、低額貨優先、高額貨優先もしくは利用者の釣
銭の被害を最小にする最小被害方式等、任意の収
納方式を採用することができなかつた。 これを解決する手段として、通話中は硬貨の収
納を行なわず、通話終了後に各種収納方式により
未収納通話料金を精算する蓄積硬貨の組合せを選
定し、その選定結果に従つて蓄積硬貨を順次収納
と返却とに振り分ける方法がある。 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、このような方法による場合、他
方で、蓄積軌道の蓄積容量を越える通話は行なえ
ず、蓄積容量に自ら限度がある以上、通話時間が
限定されてしまうという欠点が生じる。 本発明は、このような状況に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、1蓄積軌道に複数種の硬
貨を混在して蓄積する方式をとりながら任意の収
納方式を採用し得、しかも通話時間に制約を与え
ない硬貨後収納方式の公衆電話機を提供すること
にある。 〔課題を解決するための手段〕 第10図に示した本発明の基本構成のブロツク
図を参照して本発明の構成およびその作用を説明
する。 本発明は、第10図に示されるように次の各手
段からなる。 (a) 硬貨が公衆電話機に投入されたことを検出す
る硬貨検出手段A、 (b) 投入された硬貨が正貨であるか否かを判別す
る機能およびその硬貨の種類を判別する機能を
それぞれ有する硬貨選別手段B、 (c) 硬貨選別手段Bの選別情報により、選別後に
蓄積軌道に蓄積されている硬貨の最下位蓄積硬
貨の種類(金額)を記憶するとともに、蓄積軌
道に硬貨が満杯か否かの硬貨蓄積状況を記憶す
る記憶手段C、 (d) 記憶手段Cに記憶されている内容、すなわち
最下位蓄積硬貨額情報および蓄積硬貨満杯情報
に基づいて、通話継続中において硬貨検出手段
にて硬貨の投入が検出された時、蓄積軌道に硬
貨が満杯であり、かつ、その時点における未収
納通話料金が最下位蓄積硬貨額より大きいとい
う条件で、硬貨を収納すべきと判定する収納判
定手段D、 (e) 収納判定手段Dにて硬貨収納が判定された
時、その判定により蓄積軌道内の最下位蓄積硬
貨を収納する硬貨収納手段E。 〔作 用〕 公衆電話機に硬貨が投入されるとこの硬貨投入
が硬貨検出手段Aで検出されるとともに、投入さ
れた硬貨は硬貨選別手段B(第1,2図の硬貨選
別装置31)で正貨か否かおよび種類(金種)が
判別された後に蓄積軌道(第2図の104)に順
次蓄積される。この蓄積硬貨の蓄積情況および硬
貨の種別(金種)は記憶手段C(第1図のRAM
24の特定エリアに設けられている)に記憶され
る。 通話中において追加の硬貨投入が検出される
と、収納判定手段Dにより記憶手段Cの最下位蓄
積硬貨額情報と硬貨満杯情報から次のような処理
がなされる。すなわち、蓄積軌道(第2図の10
4)内に硬貨が満杯に蓄積されており、かつ未収
納通話料金メモリ(第1図のRAM24の一部に
設けられている)等に記憶されているその時点の
未収納通話料金が、蓄積軌道の1番下の位置に蓄
積されている最下位蓄積硬貨額より大きい時に、
その最下位蓄積硬貨を収納すべきであという判定
がなされる。この判定結果により硬貨収納手段E
(第2図の収納レバー105)が動作して蓄積軌
道の最下位蓄積硬貨が収納される。 これにより、蓄積軌道は満杯でなくなり追加投
入された硬貨をさらに蓄積することが可能になつ
て通話時間を長くすることができる。 以上の作用は、第6図および明細書29〜30頁の
収納判断処理に説明されている。 このような構成により、蓄積軌道が満杯でも最
下位硬貨が収納された時は追加投入された正貨は
蓄積され、蓄積軌道が満杯でない時は追加投入さ
れた正貨はそのまま蓄積されるので、通話時間を
長くすることができる。 〔実施例〕 構成説明 第1図は、本発明を局電源方式の公衆電話機に
適用した場合の一実施例を示す回路構成図であ
る。本実施例は、送受器を外すこと(オフフツ
ク)により硬貨の投入を待たずに交換機との間に
回線が閉成され、また一定の通話が行なわれた後
にその間の通話料金に相当する硬貨を収納する、
いわゆる先ループ・後収納方式を採用し、利用者
の釣銭の被害が最も少ない最小被害方式をとつた
例であり、全体の構成は、大別して通常の電話機
回路部10、この電話機回路部10を通じて図示
しない交換機から課金信号を受けて硬貨の収納・
返却等を制御する制御部20、および制御部20
からの指令に基いて実際に硬貨を検知選別し、図
示しない金庫へ収納し、あるいは返却を行なう硬
貨処理部30からなる。また、この他に、フツク
スイツチ40、リレー制御回路50、表示回路6
0、および3×4マトリクス構成のテンキー形式
のキーボード70を有している。 上記電話機回路10は、局線端子L1,L2に
より局線を介して図示しない交換機に接続されて
いる。そして、局線端子L1,L2には、着信が
あることを報知するベル回路11、交換機からの
課金信号を検出する課金信号受信回路12、ダイ
オードブリツジ回路13、リレー接点gs、ダイヤ
ルパルス送出および強制切断回路14、電源回路
15並びに通話回路16が順次配列接続されてい
る。 上記構成において、送受器を置いたオンフツク
状態では、接点gsは図示のような状態にあるが、
この状態でオフフツクすると、フツクスイツチ4
0がオンし、リレー制御回路50が働いて、接点
gsは図示とは反対側に切換わる(以下、これを動
作もしくはオンするといい、図示の状態に戻るこ
とを復旧もしくはオフするという)。これにより、
局線端子L1,L2に対してダイヤルパルス送出
および強制切断回路14および通話回路16を含
む直流ループが閉成される。 ここで、上記回路14には、直流ループに対し
て直列にトランジスタが挿入されており、常時は
オンとなつているが、制御部20からのダイヤル
信号に応じてオン・オフを繰返し、これにより交
換機側へダイヤルパルスを送出して相手加入者番
号を通知すると共に、同じく制御部20から連続
的なオフ信号を受けることにより、連続的にオフ
状態となつて、接点gsを動作状態としたまま上記
直流ループを強制的に切断状態とすることができ
る。このようにリレー接点gsを介して直流ループ
の閉成・開放を行なうようにしたのは、この公衆
電話機が後収納方式をとつているため、フツクス
イツチ40をオフした後も、未収納の通話料金を
精算するために電源を必要とするからである。即
ち、回路13により直流ループを強制切断して交
換機に通話の終了を報知し、復旧させた後、再び
オン状態とし、交換機からの電流により充電され
る電源回路15の電源を用いて精算処理を行なう
ことができる。 なお、前記ダイヤルパルス送出中は、通話回路
16は、制御部20から入力されるダイヤルシヤ
ント信号により短絡状態となるため、発呼者にダ
イヤルパルスによる雑音は与えられないようにな
つている。 また、電源回路15は、ループ電流によつて生
ずる定電圧ダイオードZD1,ZD2のツエナー電
圧により逆流阻止用ダイオードD1,D2,D
3,D4,D5を介してコンデンサC1,C2,
C3を各個に充電し、こられの端子電圧を電源電
圧VEE,VMG,VDDとして制御部20および
硬貨処理部30に供給するもので、コンデンサC
1はオフフツク時のみ充電されるが、コンデンサ
C2,C3はオンフツク時にも充電されるように
してあり、これにより制御部20の後述する可変
メモリ24のバツクアツプ用として常時必要な電
源電圧VEEおよび硬貨の処理に際して電磁石を
動作させるために消耗が激しい電源電圧VMGを
確保している。 なお、ダイオードブリツジ回路13は、局線端
子L1,L2間に印加される交換機からの直流電
圧の極性にかかわらず、回路15および通話回路
16に加わる電圧の極性を一定とするためのもの
である。 制御部20は、周知の入出力ポート21、中央
処理装置(以下CPUという)22、固定メモリ
(以下ROMという)23、可変メモリ(以下
RAMという)24に加え、更に、タイミング回
路25および可変条件設定回路26を備えてい
る。このタイミング回路25は、25ms周期弐
パルスを発生する発振回路から構成され、後述す
るようにCDU22に対し、メインプログラムの
処理に対して、25msで割込み処理を行なわせる
ための割込み信号を与えるためのものである。ま
た、可変条件設定回路26は、例えば市内通話に
おける単位料金当りの通話時間や、1課金当りの
単位通話料金、即ちタリフを任意に設定するため
のもので、デイジタルスイツチ等により構成され
る。 上記構成において、オフフツクによりフツクス
イツチ40がオンとなつた場合、リレー制御回路
50によつて接点gsが動作され、直流ループ閉成
されて電源回路15のコンデンサC1が充電され
る。この結果、CPU22に電源電圧VDDが供給
され、CPU22は、予めROM23に格納された
処理プログラムに従つて、RAM24に対し必要
なデータの書込み、読出しを行ないながら所定の
制御動作を実行する。この動作については後にフ
ローチヤートを用いて詳細に説明する。 硬貨処理部30は、硬貨選別装置31、蓄積マ
グネツト32、収納マグネツト33および返却マ
グネツト34から構成される。 ここで、硬貨選別装置31は、投入された硬貨
が当電話機において使用が予定されている正貨で
あるか否かおよび正貨であるとしてその金種を判
別するためのものであり、例えば硬貨の落下軌道
を挾んで対向して配置された発光素子および受光
素子からなる光センサを備えた硬貨外径識別装置
と、同じく落下軌道を挾んで対向して配置されか
つ相互に電磁的に結合した発信コイルおよび受信
コイルからなる検知コイルを備えた硬貨材質選別
装置とによつて構成することができる。即ち、前
者は発光・受光素子間の光路を落下硬貨が遮る時
間が当該硬貨の外径により異なることを利用する
もの、後者は例えば受信コイルに誘導される出力
電圧のピーク値が両コイル間に介在する硬貨の材
質により異なることを利用するものであるが、こ
れらはいずれも公知であり、また本発明の適用に
おいて、この硬貨選別装置31の構成はこれに限
られるものではなく、他の任意の選別手段を用い
得るものであるから、詳細な説明は省略する。 上記外径および材質選別装置の選別結果によ
り、正貨か擬似貨の判定を行ない、正貨であれ
ば、その種別に対応する選別信号がCPU22に
送出され、RAM24の一定領域にメモリされ
る。例えば、使用される硬貨が100円、50円、20
円、10円の4金種であるとすれば、RAM24の
特定のメモリアドレスを有する容量8ビツトのメ
モリエリアを硬貨投入メモリとし、その下位4ビ
ツトを各金種に対応させ、100円硬貨を示す選別
信号の入力があれば上位から第5番目、以下、順
次低額になるに従つてそれぞれ第6番目、第7番
目、第8番目のビツトを“1”とするようにすれ
ば、この硬貨投入メモリの内容を見ることにより
どの金種の正貨が投入されたか確認することがで
きる。なお、硬貨選別装置31から制御部20へ
の信号線に斜線を入れ、傍らに“4”の数字を付
したのは4金種についてそれぞれ選別信号送出用
の信号線が設けてあることを示したものである。 なお、上述したような投入硬貨の検知選別は、
後述するように割込み処理プログラムの先頭に置
かれたエツジ検出処理ステツプにおいて25ms周
期で行なわれる。 蓄積マグネツト32、収納マグネツト33、返
却マグネツト34は、それぞれ後述する蓄積レバ
ー、収納レバー、返却レバーを動作させるもの
で、制御部20からの動作指令信号により動作さ
れる。これらについては後に第2図を用いて説明
を補足する。 また、表示回路60は、例えば周知の7セグメ
ント表示方式の表示器およびこれを制御する表示
制御回路から構成され、制御部20の制御に基い
て、蓄積硬貨総額から未収納通話料金を減じた未
使用硬貨額、即ちクレジツトの値を表示し、発呼
者に知らせる。この表示器60の構成は特に限定
されないが、消費電力の抑制の観点から例えば液
晶表示器が好適である。 以上、本実施例の公衆電話機の全体的な回路構
成を説明したが、第2図にその軌道構成の概略を
示す。 第2図において、硬貨投入口100から投入さ
れた硬貨101は、傾斜した選別軌道102を転
動落下しながら硬貨選別装置31による選別を受
ける。選別軌道102の下端は矢印Aで示すよう
に図示しない返却口へ通じているが、その途中に
蓄積レバー103が配置され、この蓄積レバー1
03が蓄積マグネツト32の励磁により吸引され
て動作して軌道から引つ込んだ場合、硬貨101
は蓄積軌道104に入る。蓄積軌道104も傾斜
軌道からなり、その下端に、収納マグネツト33
および返却マグネツト34の励磁により吸引され
て動作する収納レバー105および返却レバー1
06が配置されている。上記収納レバー105お
よび返却レバー106が動作状態にない場合に
は、硬貨101はこの蓄積軌道104に蓄積され
る。この実施例では、蓄積容量は5枚である。こ
れに対し、収納レバー105が動作して軌道から
引込んだ場合、硬貨101は矢印Bで示すように
図示しない金庫に収納される。また、返却レバー
106が動作して軌道から引込んだ場合には硬貨
101は矢印Cで示すように返却口へ導かれる。
なお、上記各マグネツトとレバーとの具体的構成
は任意である。 動作説明 次に、上記構成を有する公衆電話機の動作を、
第3図〜第8図のフローチヤートを用いて説明す
る。なお、ここでの説明は本発明に特有な処理の
流れを理解する上で必要な範囲に限定したもので
あり、CPUを用いた制御において当然に必要と
される周知の処理動作の詳細については省略して
ある。 全体の動作説明 はじめに、第3図に示すメインルーチンおよび
第4図に示す割込みルーチンについて全体的な動
作の流れを説明する。 先にも述べた通り、本実施例においては、第3
図に示すメインルーチンに対し、25msの周期で
割込み信号が入り、第4図のルーチンが割込み処
理される。実際に割込みルーチンの処理に要する
時間は場合により一定でないが、25msごとに処
理が開始され、一連のステツプを経て再びメイン
ルーチンの処理に戻る動作が繰返される。 即ち、先ずオンフツク状態から発呼者が送受器
を外すと、前述したように接点gsが動作し、直流
ループが閉成されて電源電圧VDDの供給が可能
となる。 そこで、制御部20は、所定の電源電圧VDD
が供給されると第3図のイニシヤライズ処理ステ
ツプ1000を実行する。即ち、CPU22はROM2
3にアクセスし、RAM24の各メモリエリアや
入出力ポート21のバツフアメモリ等をイニシヤ
ライズする。このイニシヤライズ処理の最終段階
で、硬貨選別装置31の動作が許可されると共
に、割込みが許可されてタイミング回路25は割
込み信号の送出を開始する。従つて、これ以降
CPU22は、第3図のメインルーチンの進行状
況如何にかかわらず25msごとに第4図の割込み
ルーチンに示される処理を1回実行する。 そこで、次にこの割込みルーチンについてその
概略を説明する。 即ち、プログラムの実行が割込み処理に移行す
ると、はじめにエツジ検出処理ステツプ2000が実
行される。ここでは、入出力ポート21を介して
電話機回路部10および硬貨処理部30から入力
される各入力信号をチエツクし、その結果を示す
データを、RAM24の所定のメモリエリアに格
納する。例えば課金信号受信回路12を通じて課
金信号の入力があつた場合には、課金フラグメモ
リの内容を「1」として、課金信号の到来を示す
課金フラグをセツトする。また、硬貨選別装置3
1から選別信号の入力があれば、前述したように
硬貨投入メモリに当該硬貨の投入を示すデータが
書込まれる。 次に、プログラムの実行はダイヤル制御処理ス
テツプ2001に移行する。即ち、キーボード70に
よつて構成された押しボタンダイヤルからの入力
があれば、それに応じて市内か市外か、また無料
や禁止の番号でないかなどダイヤル番号種類の判
定等が行なわれるが、本発明の要旨には直接関係
しないので詳細な説明は省略する。 ダイヤル制御処理が終了すると、プログラムの
実行は、次いで表示処理ステツプ2002に移行す
る。ここでは、前述したように表示回路60を構
成する表示器にクレジツトの額を表示させる処理
が行なわれるが、本発明の要旨には直接関係しな
いため、これ以上の説明は省略する。 次いで、プログラムの実行は課金演算処理ステ
ツプ2003に移行する。ここでは、前記課金フラグ
メモリにフラグがセツトされているか否かをチエ
ツクし、セツトされていれば、RAM24の一部
に設けられた未収納通話料金メモリの内容を更新
する。即ち、このメモリは、未収納通話料金を示
すデータを格納するものであり、従つて、1課金
ごとにタリフ分ずつ加算される。同様に、クレジ
ツトを示すクレジツトメモリの内容からタリフ分
を減算する。なお、この減算の結果、クレジツト
が0未満となつた場合には、RAM24の特定エ
リアに設けられたフツク処理フラグメモリの内容
を「1」としてフツク処理フラグをセツトする。
これに対し、課金フラグがセツトされていなけれ
ば、プログラムの実行は直ちに次の硬貨投入処理
ステツプ2004に移行する。 この硬貨投入処理ステツプ2004においては、後
に第5図のフローチヤートを用いて詳述するよう
に、前記硬貨投入メモリの内容により硬貨の投入
をチエツクし、一定の条件の下に蓄積マグネツト
32を動作させ、硬貨の蓄積を許可する。 次のタイマ処理ステツプ2005においては、
RAM24に設けられた各種タイマリクエストフ
ラグメモリの内容に応じ、フラグがセツトされて
いれば、同じくRAM24に設けられた各タイマ
の内容を「1」インクリメントする。即ち、タイ
マリクエストフラグがセツトされている間、
25ms周期でタイマの内容がインクリメントされ
るため、このタイマの内容によつて計時が行なえ
る。 次いで、プログラムの実行はダイヤル送出処理
ステツプ2006に移行する。ここでは、キーボード
70からの入力に応じ、交換機に被呼者の番号を
示すダイヤル信号を送出して通知する。 このように割込みルーチンを1回終了した後、
プログラムの実行は再びメインルーチンに戻り、
中断位置から処理が再開される。 さて、第3図に示すメインルーチンにおいて、
イニシヤライズ処理ステツプ1000が終了すると、
プログラムの実行は自己診断処理ステツプ1001に
移行する。これは、硬貨軌道に配置された図示し
ない各種センサ等を用いて硬貨詰りその他の故障
の有無を自己診断するものであるが、実際のセン
サ系の出力状態の検出は前記エツジ検出処理ステ
ツプ2000において行なわれ、所定のフラグメモリ
に診断結果を示すフラグがセツトされる。従つ
て、ステツプ1001におけ処理自体は、所定のフラ
グレジスタの内容をチエツクすることであるが、
本発明の要旨は直接関係しないため詳細な説明は
省略する。 異常がないことが確認された場合、プログラム
の実行は通話許可処理ステツプ1002に移行し、返
却マグネツト34を動作させて返却レバー106
を硬貨返却阻止状態とし、硬貨の蓄積が可能な状
態とする。 従つて、ここで発呼者が硬貨を投入し、ダイヤ
ル操作を行ない、被呼者が応答すれば通話状態が
開始される。 次いで、プログラムの実行はオンフツクか否か
の判断処理ステツプ1003に移行し、フツクスイツ
チ40からの入力処理をチエツクすることにより
オフフツクの継続が確認されれば次の収納判断処
理ステツプ1004に移行する。これに対し、オンフ
ツクが確認された場合には、ステツプ1008に移行
してフツク処理フラグをセツトした後、後述する
フツク処理ステツプ1009に移行する。 収納判断処理ステツプ1004においては、後に第
6図のフローチヤートを用いて詳述するように、
一定の条件に従つて、最下位の蓄積硬貨を収納す
べきか否かが判定される。 次いで、プログラムの実行はフツク処理フラグ
がセツトされているか否かの判断処理ステツプ
1005に移行し、フラグがセツトされていれば、フ
ツク処理ステツプ1009に移行する。フラグがセツ
トされていなければ、次の収納処理ステツプ1006
に移行する。 この収納処理ステツプ1006においては、後に第
7図のフローチヤートを用いて詳述するように、
先に収納判断処理ステツプ1004において決定され
た結果に基き、実際に最下位硬貨の収納が行なわ
れる。 次いで、プログラムの実行はフツク処理フラグ
がセツトされているか否かの判断処理ステツプ
1007に移行し、フラグがセツトされていればフツ
ク処理ステツプ1009に移行する。フラグがセツト
されていなければステツプ1003に戻る。以降、通
話が有効に継続される限り、ステツプ1003からス
テツプ1007までの処理が繰返し実行される。 フツク処理ステツプ1009では、前記ダイヤルパ
ルス送出および強制切断回路14のトランジスタ
をオフすることにより、接点gsを動作状態とした
ままで、800msの間だけ直流ループが切断され
る。これにより交換機に対しては通話の終了を通
知できると共に、電源回路はオフフツク時と同様
の状態を保持したまま、次の精算処理ステツプ
1010に移行できる。なお、この時点で交換機は復
旧するから、もはや課金信号の到来はなくなる。 精算処理ステツプ1010においては、後に第8図
のフローチヤートを用いて説明するように未収納
通話料金を利用者にとつて釣銭の被害が最も少な
くなるような方法で精算する蓄積硬貨の組合せを
選定する。 次いで、プログラムの実行は収納処理ステツプ
1011に移行する。ここでは、上記精算処理ステツ
プ1010において選定された組合せに従つて、各蓄
積硬貨を最下位硬貨から順に収納もしくは返却し
て行く。プログラム自体は先に述べた収納処理ス
テツプ1006と同様であり、後に第7図のフローチ
ヤートを用いて詳細に説明する。 次に、プログラムの実行は終了処理ステツプ
1012に移行する。ここでは、前記精算処理におい
て決定した最終的な返却額の所定表示時間が経過
したことを確認し、かつ電源電圧VMGが4.5V以
上に充電されたことを確認し、更にオンフツク状
態継続していることを確認した上で、接点gsを復
旧させる。 次に、先に述べたように、硬貨投入処理、収納
判断処理、収納処理、精算処理に各ステツプにつ
いて、第5図〜第8図のフローチヤートを用いて
詳細に説明するが、そこでの理解を容易するため
に、ここで、特に重要ないくつかのメモリについ
て下の表に掲げ、その構成についてまとめて説明
しておく。なお、これらのメモリは、先に説明し
た硬貨投入メモリ、未収納通話料金メモリ、クレ
ジツトメモリ等と同様にRAM24の特定エリア
を利用して設けられ、それぞれ8ビツトの容量を
有している。
〔発明の効果〕
即ち、本発明によれば、1蓄積軌道に複数種の
硬貨を混在して蓄積する公衆電話機において、通
話継続中は原則として収納を行なわないが、蓄積
軌道が満杯となりかつ未収納通話料金が最下位蓄
積硬貨の硬貨額より大きくなつた時に硬貨の追加
投入があつた場合には最下位の硬貨を収納するこ
とにより、蓄積容量による通話時間の制約を巧み
に回避しながら任意の方式によ精算が可能にな
る。特に、上記収納を正貨の投入があつた場合に
限定すると共に正貨のみ蓄積レバーを動作させて
蓄積することにより、より円滑な処理が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を適用した公衆電話
機を示す回路構成図、第2図は第1図の公衆電話
機の硬貨軌道の構成を示す説明図、第3図は第1
図の公衆電話機の制御部におけるメインルーチン
プログラムの一例を示すフローチヤート、第4図
は同じく割込みルーチンプログラムの一例を示す
フローチヤート、第5図は硬貨投入処理ルーチン
プログラムの一例を示すフローチヤート、第6図
は収納判断処理ルーチンプログラムの一例を示す
フローチヤート、第7図は収納判断処理ルーチン
プログラムの一例を示すフローチヤート、第8図
は精算処理ルーチンプログラムの一例を示すフロ
ーチヤート、第9図は収納判断処理ルーチンプロ
グラムの他の例を示すフローチヤート、第10図
は本発明の基本構成を示すブロツク図であ。 10……電話機回路、20……制御部、21…
…入出力ポート、22……中央処理装置、23…
…固定メモリ、24……可変メモリ、30……硬
貨処理部、31……硬貨選別装置、32……蓄積
マグネツト、33……収納マグネツト、34……
返却マグネツト、102……選別軌道、103…
…蓄積レバー、104……蓄積軌道、105……
収納レバー、106……返却レバー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1つの蓄積軌道に複数種の硬貨を投入順に蓄
    積するようにした硬貨後収納方式の公衆電話機に
    おいて、 硬貨の投入を検出する硬貨検出手段と、 投入された硬貨が正貨であるか否かおよびその
    種類を判別する硬貨選別手段と、 この硬貨選別手段の判別に基づき最下位蓄積硬
    貨の種類および硬貨の蓄積状況を記憶する記憶手
    段と、 通話継続中に硬貨検出手段で硬貨投入が検出さ
    れた時、記憶手段の硬貨満杯情報と最下位蓄積硬
    貨額情報に基づき、蓄積軌道の硬貨が満杯であり
    かつ未収納通話料金が最下位蓄積硬貨額より大き
    い時に収納判定する収納判定手段と、 この収納判定手段の収納判定によつて蓄積軌道
    の最下位蓄積硬貨を収納する硬貨収納手段と を備えたことを特徴とする公衆電話機。
JP5406182A 1982-03-31 1982-03-31 公衆電話機 Granted JPS58171169A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1340319A (en) * 1971-05-05 1973-12-12 Int Standard Electric Corp Coin-box telephone
JPS50131595A (ja) * 1974-04-04 1975-10-17

Patent Citations (2)

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