JPH0137729Y2 - - Google Patents

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JPH0137729Y2
JPH0137729Y2 JP4660984U JP4660984U JPH0137729Y2 JP H0137729 Y2 JPH0137729 Y2 JP H0137729Y2 JP 4660984 U JP4660984 U JP 4660984U JP 4660984 U JP4660984 U JP 4660984U JP H0137729 Y2 JPH0137729 Y2 JP H0137729Y2
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JP
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exhaust
drain tank
cup
spin cup
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JP4660984U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は半導体ウエーハ上に、アルコールを溶
媒とし、シラノールと不純物化合物(たとえば、
P2O5,AsCl3など)とを含む液状拡散源を回転塗
布する塗布装置に関するものである。
〔従来技術〕
一般に、半導体ウエーハの液状拡散源塗布装置
において、くもり及び溶媒ミストからの粒粉の落
下のない均一な塗布膜を形成するためには、スピ
ンカツプ内の排気を制御する必要がある。
しかし従来の塗布装置は、第1図に示すように
スピンカツプ3内に設けられた回転チヤツク2上
に半導体ウエーハ1を真空吸着せしめ、スピンモ
ーター4によつて半導体ウエーハ1を高速回転さ
せながら半導体ウエーハ1上に液状拡散源を滴下
させ、その際に飛散した余分の薬液を排液チユー
ブ5により排液タンク6内に排出させ、この排液
タンク6より工場配管7を通じ、薬液を気流にの
せて強制排気を行なうというものであつたが、カ
ツプ3内の排気量を単独に制御できなかつたため
に、液状拡散源からの溶媒の蒸発が急激となり、
表面の塗布酸化膜にくもりが発生するという不良
が生じていた。
〔考案の目的〕
本考案は上記のような欠点を解決するもので、
排液タンクからの排気とは別に、カツプ内の排気
を自動的に制御できるようにすることを可能とし
た塗布装置を提供するものである。
〔考案の構成〕
本考案は塗布装置のスピンカツプ3内に生じた
余分の薬液を捕集させる排液タンク6と、該排液
タンク6内に前記スピンカツプ3内よりの薬液を
吸引しこれを強制排気する工場配管7とを有する
塗布装置において、前記工場配管7が開口された
排液タンク6に、一端が大気に開放された排気ダ
クト8が接続し、該ダクト8内にスピンカツプ3
内からの排気を制御する排気調整用ダンパー9を
装備したことを特徴とする塗布装置である。
〔実施例〕
以下図面を用いて本考案の実施例について説明
する。
第2図に本考案による塗布装置の排気系の概要
を示す。図は第1図における排液タンク6の部分
を示している。すなわち、第1図におけるカツプ
3内の半導体ウエーハ1に薬液を供給したとき
に、余分の薬液が排液チユーブ5を通つて集めら
れる部分である。この排液タンク6には飛散した
薬液を気流にのせて吸引しこれを強制排気する工
場配管7が接続されている点は従来と同じであ
る。
本考案はこの排液タンク6に、前記工場配管7
とは別個に大気中に開放された排気ダクト8を設
け、そのダクト8内に、モーター、エアシリンダ
等で駆動される排気調整用ダンパー9を装備した
ものである。このダンパー9の開閉並びにその開
度調整により、排液タンク6からの排気量を変化
させずにスピンカツプ3内の排気の制御を行う。
第3図に本考案の塗布シーケンスの一例を示
す。図中、縦軸は半導体ウエーハの回転数、横軸
はシーケンスのステツプである。
プログラム入力により、塗布シーケンス中の任
意のステツプにおいて、制御部(図示略)の指令
によりエアーシリンダー、モーター等を駆動させ
て、ダンパー9を開閉できるようにしておく。そ
して塗布シーケンス中の液状拡散源塗布後に、数
秒間はひきつづき半導体ウエーハを低速回転させ
て充分に溶媒を振り切るまで(ステツプまで)
ダンパー9を開放にしておくと、塗布装置のタン
ク6内の気流は矢印10のようにダクト8から工
場配管7側に流れ、カツプ3内の排気はほとんど
行なわれず気流が安定し、ウエーハ表面に形成さ
れた酸化膜のくもりの発生がなくなる。
さらに、溶媒を充分に蒸発させた後(ステツプ
以後)にダンパー9を閉じると塗布装置内の気
流は矢印11のように排液チユーブ5からタンク
6内に流入して工場配管7へ強制排気され、カツ
プ3内の排気が行なわれるようになり、溶媒ミス
トが排気され、酸化膜表面への粒粉の落下が防止
される。
〔考案の効果〕
以上詳記したように本考案による塗布装置によ
れば、排液タンクからの排気量を変化させずに、
塗布シーケンス中の所要のステツプでカツプ内の
排気量を制御することができ、半導体ウエーハ表
面のくもり及び溶媒ミストからの粒粉の落下のな
い均一な塗布酸化膜を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の塗布装置の排気系の概要図、第
2図は本考案による排気系の概要図、第3図は本
考案による塗布シーケンスの一例を示す図であ
る。 1……半導体ウエーハ、3……スピンカツプ、
4……スピンモータ、5……排液チユーブ、6…
…排液タンク、7……工場排管、8……排気ダク
ト、9……排気調整用ダンパー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 塗布装置のスピンカツプ3内に生じた余分の薬
    液を捕集させる排液タンク6と、該排液タンク6
    内に前記スピンカツプ3内よりの薬液を吸引しこ
    れを強制排気する工場配管7とを有する塗布装置
    において、前記工場配管7が開口された排液タン
    ク6に、一端が大気に開放された排気ダクト8を
    接続し、該ダクト8内にスピンカツプ3内からの
    排気を制御する排気調整用ダンパー9を装備した
    ことを特徴とする塗布装置。
JP4660984U 1984-03-30 1984-03-30 塗布装置 Granted JPS60161468U (ja)

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JP4660984U JPS60161468U (ja) 1984-03-30 1984-03-30 塗布装置

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JP4660984U JPS60161468U (ja) 1984-03-30 1984-03-30 塗布装置

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Publication Number Publication Date
JPS60161468U JPS60161468U (ja) 1985-10-26
JPH0137729Y2 true JPH0137729Y2 (ja) 1989-11-14

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JP4660984U Granted JPS60161468U (ja) 1984-03-30 1984-03-30 塗布装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2674756B2 (ja) * 1987-09-10 1997-11-12 九州日本電気株式会社 半導体製造装置

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JPS60161468U (ja) 1985-10-26

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