JPH0137701Y2 - - Google Patents

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JPH0137701Y2
JPH0137701Y2 JP3461185U JP3461185U JPH0137701Y2 JP H0137701 Y2 JPH0137701 Y2 JP H0137701Y2 JP 3461185 U JP3461185 U JP 3461185U JP 3461185 U JP3461185 U JP 3461185U JP H0137701 Y2 JPH0137701 Y2 JP H0137701Y2
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JP
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glue
rotary blade
tank
stirring
forming liquid
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JP3461185U
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JPS61155026U (ja
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  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、澱粉類および合成糊料から糊を製
造する装置、特に、段ボールの貼合に好適な澱粉
糊を製造する装置に関する。 〔従来の技術〕 段ボール用糊の製糊方法としては生の澱粉に一
部糊化した澱粉を混合してなるステインホール方
式と生の澱粉を一部膨潤させて作られるノーキヤ
リア方式とがある。これらの糊の製糊装置として
多くのものが提案され、また実施に供されてい
る。 現在実用化されている代表的な段ボール製糊装
置は、多数の撹拌用パドルを有する撹拌器を具備
した装置であつて、この装置の糊調製槽の中に澱
粉類、水、カ性ソーダおよび硼砂など段ボール糊
の製造に必要な各成分を投入し、撹拌器を作動す
ると、糊形成液は撹拌器のパドルの回転に伴い回
転軸に沿つて同回転軸の両端方向へそれぞれ離反
する流れを生じ、この流れは糊調製槽の周壁に沿
つて回動する。 〔考案が解決しようとする問題点〕 上述のような撹拌器を具備した製糊装置におい
ては、得られる糊の均一度を高めることが困難で
あり、また糊の調製に所要な時間が長いという問
題点がある。他のタイプの撹拌器を具備した製糊
装置も同様な問題点を抱えている。 本考案の目的は、均一度の高い糊、特に、ダン
ボールの接着に好適な均一性に優れた澱粉糊を短
時間に調整することができる製糊装置を提供する
にある。 〔問題点を解決するための手段〕 上述のような問題点を解決するための本考案の
製糊装置は、下記(イ),(ロ),(ハ),(ニ)および(ホ)を
具備
してなる糊形成液の撹拌および澱粉粒子の均一化
を達成するユニツト(以下、このユニツト「撹
拌・均一化ユニツト」という。)を糊液形成槽の
槽壁の切欠部に着脱自在に取付けてなることを特
徴とする。 (イ) 糊形成液に剪断力を付与するとともに糊形成
液を糊調製槽の周壁へ向つて押しつける作用を
なす回転刃体、 (ロ) 該回転刃体の回転面に十分近接して配置さ
れ、該回転刃体との間で生じる摺動剪断力によ
つて澱粉粒子を均一にするミルプレート、 (ハ) 上記回転刃体と同一回転軸を有し、該ミルプ
レートを通過せる糊形成液を回転に基づく遠心
力によつて放射方向へ流動せしめる撹拌翼、 (ニ) 糊調製槽の周壁の切欠部に嵌合される周壁補
綴エレメント、および (ホ) 上記回転翼の回転に基づく遠心力によつて糊
形成液が上方向へ飛散するのを防止する撹拌翼
カバー。 以下、添付図面を参照しつつ本考案に係る製糊
装置を説明する。 第1図は本考案の製糊装置の一具体例を示す平
面図であり、第2図は同装置の正面図である。第
3図は撹拌・均一化ユニツトの拡大断面図であ
る。 本考案の製糊装置は、その糊液形成槽の槽壁
7の切欠部に撹拌・均一化ユニツトを具備して
いる。 撹拌・均一化ユニツトは、それを糊液形成槽
1の槽壁7の切欠部に取付けた状態において、そ
の槽の中心側に回転刃体3を具えており、さら
に回転刃体3の回転面に十分近接してミルプレー
ト4が配置されている。ミルプレート4には多数
のスリツト16が穿設されている。回転刃体3を
モーター1の駆動によつて回転させると、回転刃
体3近傍の糊形成液は回転刃体3の軸方向に沿つ
て糊液形成槽の中心から離反する方向(すなわ
ち槽壁方向)へ押しやられ、そして、回転刃体3
の回転面に近接せる多孔ミルプレートの多数のス
リツト16を通過する。その際、糊形成液には回
転刃体3によつて剪断力が付与され、且つ糊形成
液はミルプレートに穿設されている多数の孔中を
強制的に通過せしめられるため、水によつて膨潤
せる澱粉粒子は剪断力を受けてその均一度が高め
られる。 撹拌・均一化ユニツトのミルプレートの下流側
(すなわち、糊形成槽の槽壁7に近いほうの側)
には、上記回転刃体3と同一回転軸を有する撹拌
翼5が設けられている。この撹拌翼5は、ミルプ
レート4を通過せる糊形成液をその回転に基づく
遠心力によつて放射方向へ流動せしめる作用をな
す。糊形成液が撹拌翼5の回転に基づく遠心力に
よつて糊形成槽の上方へ飛散することがないよ
う、撹拌翼カバー8が設けられている。この撹拌
翼カバー8は、第2図に示すように撹拌翼5を取
囲む円周上に位置し、該円周長の約1/4〜1/3を占
める弧形であることが望ましい。 撹拌翼5に隣接して周壁補綴エレメント6が配
置されている。このエレメント6は糊調製槽
切欠部に嵌合されて事実上周壁7の補綴体として
機能する。周壁補綴エレメント6は、第3図に示
すように撹拌翼カバー8と一体であつてもよい
し、また、図示していないが撹拌翼カバー8と別
であつてもよい。 ミルプレート4を通過せる糊形成液は、撹拌翼
5の回転に基づく遠心力によつて放射方向へ四散
される。しかしながら、撹拌翼5の上方向は弧形
撹拌翼カバー8で覆われているために、糊形成液
は、第1図に矢印で示すように、糊形成槽の周
壁7に沿つて互に反対方向に流れる2つの流れを
形成し、これら2つの流れは撹拌・均一化ユニツ
が配設された位置と対向する位置で衝突し、
撹拌・均一化ユニツトへ向う循環流を形成す
る。糊形成液の粘度は、第1図に13で示す位置
に取付けられた粘度計で観察する。 第1図および第2図において、コーンスター
チ、馬鈴薯澱粉、甘薯澱粉などの澱粉類はホツパ
ー10から糊形成槽中へ供給される。水は給水
口15から供給される。また、キヤリヤ方式によ
る場合はキヤリヤ澱粉を投入口14から、ノーキ
ヤリヤ方式による場合苛性ソーダ水溶液を投入口
14から、また硼砂などの添加助剤は投入口12
からそれぞれ糊形成槽中へ供給される。糊料、
水および添加助剤の各成分を供給して懸濁液また
はスラリーを調製するに際して、それらの供給
量、供給順序などは常用される技法に従えばよ
い。槽中で調製された懸濁液またはスラリー
は、槽を取囲むジヤケツト11中に循環される
加熱媒体によつて所定温度に保持された状態で、
上述のような撹拌・均一化ユニツトの作用によ
つて剪断作用を繰返し受けながら槽中を循環し
つつ、均一な糊に変換される。糊形成槽中に糊
形成液が滞留するデツドを生じないよう、糊形成
の各コーナー部分は第1図および第2図に示
すように円味を帯びていることが望ましい。 なお、回転刃3等の回転速度、回転刃3とミル
プレート4との間隙の大きさ、ミルプレート4に
穿設されるスリツトの大きさおよび数などの条件
は、実験によつて適宜選定することができる。 上述のように、回転刃体、ミルプレート、撹拌
翼、周壁補綴エレメントおよび撹拌翼カバーから
なる撹拌・均一化ユニツトは、液形成槽の切
欠部に着脱自在に取付けられる。従つて、或る期
間装置を運転した後、撹拌・均一化ユニツトを取
外すことによつて、このユニツトおよび糊形成槽
の両者を容易に清掃することができ、従つて、製
造装置全体のメインテナンスが簡易である。 〔考案の効果〕 本考案の製糊装置によれば、糊料の水懸濁液ま
たは水性スラリーは、回転刃とミルプレートによ
つて高い剪断力を付与されながら効率よく撹拌さ
れる。その結果、従来の製糊装置と比較して短い
時間で均一度の高い糊を得ることができる。ま
た、本考案の製糊装置に用いられる撹拌・均一化
ユニツトは着脱自在であるため、製糊装置の清掃
が容易であつて、メインテナンスが簡易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の製糊装置の一具体例を示す平
面図、第2図は第1図に示す装置の正面図であ
る。第3図は、第1図および第2図に示す製糊装
置に取付けられる撹拌・均一化ユニツトの断面図
である。 ……糊形成槽、……撹拌・均一化ユニツ
ト、3……回転刃、4……ミルプレート、5……
撹拌翼、6……周壁補綴エレメント、7……槽の
周壁、8……撹拌翼カバー、9……モーター、1
0……ホツパー、11……ジヤケツト、12……
薬品投入口、13……粘度計取付具、14……苛
性ソーダ水溶液またはキヤリヤ澱粉投入口、15
……給水口、16……スリツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下記(イ),(ロ),(ハ),(ニ)および(ホ)を具備してな
    る糊
    形成液の撹拌および澱粉粒子の均一化を達成する
    ユニツトを糊液形成槽の槽壁の切欠部に着脱自在
    に取付けてなることを特徴とする製糊装置。 (イ) 糊形成液に剪断力を付与するとともに糊形成
    液を糊調製槽の周壁へ向つて押しつける作用を
    なす回転刃体、 (ロ) 該回転刃体の回転面に十分近接して配置さ
    れ、該回転刃体との間で生じる摺動剪断力によ
    つて澱粉粒子を均一にするミルプレート、 (ハ) 上記回転刃体と同一回転軸を有し、該ミルプ
    レートを通過せる糊形成液を回転に基づく遠心
    力によつて放射方向へ流動せしめる撹拌翼、 (ニ) 糊調製槽の周壁の切欠部に嵌合される周壁補
    綴エレメント、および (ホ) 上記回転翼の回転に基づく遠心力によつて糊
    形成液が上方向へ飛散するのを防止する撹拌翼
    カバー。
JP3461185U 1985-03-13 1985-03-13 Expired JPH0137701Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3461185U JPH0137701Y2 (ja) 1985-03-13 1985-03-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3461185U JPH0137701Y2 (ja) 1985-03-13 1985-03-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61155026U JPS61155026U (ja) 1986-09-26
JPH0137701Y2 true JPH0137701Y2 (ja) 1989-11-14

Family

ID=30538142

Family Applications (1)

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JP3461185U Expired JPH0137701Y2 (ja) 1985-03-13 1985-03-13

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JPS61155026U (ja) 1986-09-26

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