JPH0137609Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0137609Y2 JPH0137609Y2 JP1982110374U JP11037482U JPH0137609Y2 JP H0137609 Y2 JPH0137609 Y2 JP H0137609Y2 JP 1982110374 U JP1982110374 U JP 1982110374U JP 11037482 U JP11037482 U JP 11037482U JP H0137609 Y2 JPH0137609 Y2 JP H0137609Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- video signal
- memory
- mode
- ultrasonic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、超音波映像装置に関し、詳しくは胎
児心拍監視に好適なMモード表示を行なう超音波
映像装置の改良に関するものである。
児心拍監視に好適なMモード表示を行なう超音波
映像装置の改良に関するものである。
従来より、パルス反射法による超音波映像装置
が知られており、被検体の内部組織の断面像を描
写するBモード、繰り返し得られるエコー信号を
時系列的に並べて表示することにより内部組織の
動きがそのまま描写されるMモード表示法が多く
採用されている。胎児心のMモード表示又はMモ
ード型式で行なわれた記録は、胎児の心拍現象の
実在すなわち胎児の生存の証となる視覚的証拠と
して非常に有益である。しかしながら、Mモード
のみで診断していると、極めて細いビームで探査
しているのでBモード画像(断層画像)における
どの部分をねらつたものであるかが次第に曖昧に
なつてくる。遂には胎児心を見失つてしまい、再
びBモードに切換えて確認せざるを得なくなる。
胎児心のみに限らず成人の心臓あるいは他の臓器
の観察において、一般にMモードというのは熟練
を要し、初心者には容易に行ない得ざるものであ
つた。
が知られており、被検体の内部組織の断面像を描
写するBモード、繰り返し得られるエコー信号を
時系列的に並べて表示することにより内部組織の
動きがそのまま描写されるMモード表示法が多く
採用されている。胎児心のMモード表示又はMモ
ード型式で行なわれた記録は、胎児の心拍現象の
実在すなわち胎児の生存の証となる視覚的証拠と
して非常に有益である。しかしながら、Mモード
のみで診断していると、極めて細いビームで探査
しているのでBモード画像(断層画像)における
どの部分をねらつたものであるかが次第に曖昧に
なつてくる。遂には胎児心を見失つてしまい、再
びBモードに切換えて確認せざるを得なくなる。
胎児心のみに限らず成人の心臓あるいは他の臓器
の観察において、一般にMモードというのは熟練
を要し、初心者には容易に行ない得ざるものであ
つた。
本考案は、このような点に鑑み、その目的とす
るところは、Bモード表示に頼る必要がなく、通
常の操作によつても目標物を音線上から見失うこ
とのないようなMモード表示方式の超音波映像装
置を実現しようとするものである。
るところは、Bモード表示に頼る必要がなく、通
常の操作によつても目標物を音線上から見失うこ
とのないようなMモード表示方式の超音波映像装
置を実現しようとするものである。
本考案の特徴とするところは、Mモード表示用
の音線を作為的に太い(幅の広い)指向性とした
上でエコー信号を得て画像を表示するようにした
点である。
の音線を作為的に太い(幅の広い)指向性とした
上でエコー信号を得て画像を表示するようにした
点である。
以下図面を用いて本考案を詳しく説明する。第
1図は本考案の実施例構成図である。同図におい
て、1は多数の超音波変換素子を配列してなるリ
ニアアレイ探触子、3は探触子1を付勢する駆動
パルス及び探触子1で受波し電気信号に変換され
たエコー信号をそれぞれ授受するための切換器で
ある。切換器3は更に探触子1の変換素子を位相
駆動しつつ並進走査し、探触子1より被検体2に
送受波される超音波ビームBをフオーカツシング
すると共に変換素子の配列方向に掃引することが
できるようになつている。4は探触子1を付勢す
るパルス信号を発生するパルサー、5は切換器3
より与えられるエコー信号に適宜の信号処理(感
度補正、対数圧縮、アナログ・デイジタル変換な
ど)を施す信号処理回路、6は信号処理回路5よ
り送出されるデータを記憶するメモリ、7は表示
部としてCRT8を有する表示装置で、メモリ6
の記憶データを取り出しMモード表示型式で
CRT8の画面に表示することができるものであ
る。信号処理装置5では、並進走査によるとなり
あつた複数本の音線で得たビデオ信号を重ね合わ
せて、あたかも複数本の音線が1本の音線となつ
た如くのビデオ信号を作つてこれをMモードで表
示するようになつている。なお、このときにまと
める音線の本線は適宜に選べるようになつてお
り、必要に応じて増減することができるようにな
つている。
1図は本考案の実施例構成図である。同図におい
て、1は多数の超音波変換素子を配列してなるリ
ニアアレイ探触子、3は探触子1を付勢する駆動
パルス及び探触子1で受波し電気信号に変換され
たエコー信号をそれぞれ授受するための切換器で
ある。切換器3は更に探触子1の変換素子を位相
駆動しつつ並進走査し、探触子1より被検体2に
送受波される超音波ビームBをフオーカツシング
すると共に変換素子の配列方向に掃引することが
できるようになつている。4は探触子1を付勢す
るパルス信号を発生するパルサー、5は切換器3
より与えられるエコー信号に適宜の信号処理(感
度補正、対数圧縮、アナログ・デイジタル変換な
ど)を施す信号処理回路、6は信号処理回路5よ
り送出されるデータを記憶するメモリ、7は表示
部としてCRT8を有する表示装置で、メモリ6
の記憶データを取り出しMモード表示型式で
CRT8の画面に表示することができるものであ
る。信号処理装置5では、並進走査によるとなり
あつた複数本の音線で得たビデオ信号を重ね合わ
せて、あたかも複数本の音線が1本の音線となつ
た如くのビデオ信号を作つてこれをMモードで表
示するようになつている。なお、このときにまと
める音線の本線は適宜に選べるようになつてお
り、必要に応じて増減することができるようにな
つている。
探触子1は、第2図に示すように、短冊状の超
音波変換素子11を多数配列したアレイ振動子1
2の表面に、変換素子11の配列方向(X方向)
とは直角な方向(Y方向)に超音波ビームを絞る
ための音響レンズ13を接合し、また振動子12
の裏面にはパツキング材14を接合してなるもの
である。送波ビームBは音響レンズ13の焦点付
近では細い幅dyとなる。
音波変換素子11を多数配列したアレイ振動子1
2の表面に、変換素子11の配列方向(X方向)
とは直角な方向(Y方向)に超音波ビームを絞る
ための音響レンズ13を接合し、また振動子12
の裏面にはパツキング材14を接合してなるもの
である。送波ビームBは音響レンズ13の焦点付
近では細い幅dyとなる。
このような構成において、超音波ビームを走査
し、複数本の音線で得られた各データを重ね合
せ、これを1本の音線によるビデオ信号としてM
モード表示する。このように複数本の音線を関係
させれば、X方向にはdy,Y方向にはdyの太さ
の幅の広いビーム束で目標物21をとらえたこと
になり、探触子を持つ手が僅かに傾いたとして
も、従来の1〜2mm幅を争うような狭指向性の場
合のように目標物を見失うという可能性は著しく
少なくなる。ただし、その代償として、一度に各
種の対象物が同時に抽出されることから混雑した
判りづらいMモード像になる。しかし、こと胎児
心の拍動を観察するという場においては、たとえ
バツクグラウンドが存在していてもバツクグラウ
ンドが静止又は静止と同じ程度にしか拍動像に影
響しないときにはバツクグラウンドの像の存在は
何ら支障を来すものではない。
し、複数本の音線で得られた各データを重ね合
せ、これを1本の音線によるビデオ信号としてM
モード表示する。このように複数本の音線を関係
させれば、X方向にはdy,Y方向にはdyの太さ
の幅の広いビーム束で目標物21をとらえたこと
になり、探触子を持つ手が僅かに傾いたとして
も、従来の1〜2mm幅を争うような狭指向性の場
合のように目標物を見失うという可能性は著しく
少なくなる。ただし、その代償として、一度に各
種の対象物が同時に抽出されることから混雑した
判りづらいMモード像になる。しかし、こと胎児
心の拍動を観察するという場においては、たとえ
バツクグラウンドが存在していてもバツクグラウ
ンドが静止又は静止と同じ程度にしか拍動像に影
響しないときにはバツクグラウンドの像の存在は
何ら支障を来すものではない。
なお、初めは音線の本数を多くしておき目的物
21を確実にとらえた後、更にシヤープなMモー
ド画像を得たいときにはまとめる本数を少なくし
てやるという方法を採ることもできる。
21を確実にとらえた後、更にシヤープなMモー
ド画像を得たいときにはまとめる本数を少なくし
てやるという方法を採ることもできる。
また、実施例のように音線を複数本まとめて1
本の音線とみなして表示するに限らず、表示装置
8はあくまでもある特定の1本の音線についての
エコー信号のみを表示するものとしておき、切換
器3では当該音線に関し、第3図(n個の変換素
子駆動時に注目した図で、並進のための切換手段
は省略してある。)に示すように、超音波ビーム
の集束の程度をゆるめ通常の集束ビームB1より
もより幅の広いビームB2となるようにしてもよ
い。この場合、ビームの広がり具合は超音波変換
素子11を位相駆動するために設けられたデイレ
ー回路311〜31oの遅延時間を適宜に変えるこ
とにより容易に増減することができる。
本の音線とみなして表示するに限らず、表示装置
8はあくまでもある特定の1本の音線についての
エコー信号のみを表示するものとしておき、切換
器3では当該音線に関し、第3図(n個の変換素
子駆動時に注目した図で、並進のための切換手段
は省略してある。)に示すように、超音波ビーム
の集束の程度をゆるめ通常の集束ビームB1より
もより幅の広いビームB2となるようにしてもよ
い。この場合、ビームの広がり具合は超音波変換
素子11を位相駆動するために設けられたデイレ
ー回路311〜31oの遅延時間を適宜に変えるこ
とにより容易に増減することができる。
以上説明したように、本考案によれば、等価的
に又は実質的にビーム幅の広い超音波ビームで送
受波を行なうことにより、Mモード音線の可探区
間内に容易・確実に目標物をとらえることがで
き、操作の面での初心者でも容易にMモード診断
を行なうことができる。
に又は実質的にビーム幅の広い超音波ビームで送
受波を行なうことにより、Mモード音線の可探区
間内に容易・確実に目標物をとらえることがで
き、操作の面での初心者でも容易にMモード診断
を行なうことができる。
第1図は本考案に係る超音波映像装置の一実施
例を示す構成図、第2図は探触子の実施例図、第
3図は位相駆動を説明するための図である。 1……探触子、11……超音波変換素子、3…
…切換器、4……パルサー、5……信号処理回
路、6……メモリ、7……表示装置、311〜3
1o……デイレー回路。
例を示す構成図、第2図は探触子の実施例図、第
3図は位相駆動を説明するための図である。 1……探触子、11……超音波変換素子、3…
…切換器、4……パルサー、5……信号処理回
路、6……メモリ、7……表示装置、311〜3
1o……デイレー回路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 多数の超音波変換素子を配列してなるリニアア
レイ探触子を位相駆動して探触子より被検体に送
受波される超音波ビームをフオーカツシングする
と共に、変換素子の配列方向に並進走査し、得ら
れた各音線のビデオ信号を信号処理回路により適
宜処理してメモリに格納し、このメモリの信号を
読出して表示装置に表示する超音波映像装置にお
いて、 前記信号処理回路は、並進走査したときに得ら
れる隣接する複数の音線のビデオ信号を前記メモ
リから読出して加算し、1本の音線のビデオ信号
を生成し、この1本の音線のビデオ信号をMモー
ド表示に供するエコー信号として用いるようにし
た機能を含むように構成されたことを特徴とする
超音波映像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11037482U JPS5914609U (ja) | 1982-07-21 | 1982-07-21 | 超音波映像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11037482U JPS5914609U (ja) | 1982-07-21 | 1982-07-21 | 超音波映像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5914609U JPS5914609U (ja) | 1984-01-28 |
JPH0137609Y2 true JPH0137609Y2 (ja) | 1989-11-13 |
Family
ID=30256716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11037482U Granted JPS5914609U (ja) | 1982-07-21 | 1982-07-21 | 超音波映像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5914609U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5895810U (ja) * | 1981-12-23 | 1983-06-29 | 株式会社トキメック | 超音波診断装置 |
-
1982
- 1982-07-21 JP JP11037482U patent/JPS5914609U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5914609U (ja) | 1984-01-28 |
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