JPH0137429Y2 - - Google Patents

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JPH0137429Y2
JPH0137429Y2 JP10225685U JP10225685U JPH0137429Y2 JP H0137429 Y2 JPH0137429 Y2 JP H0137429Y2 JP 10225685 U JP10225685 U JP 10225685U JP 10225685 U JP10225685 U JP 10225685U JP H0137429 Y2 JPH0137429 Y2 JP H0137429Y2
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JP
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tea
drying
conveyor
bucket
hot air
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、製茶の乾燥と火入れを連続して行な
うための機械に関する。
従来の技術 従来、製茶の乾燥火入れ機として、図面第5図
に示すものが使用されており、このものは、乾燥
室21内に、複数段の通気性コンベヤ22を設
け、これら通気性コンベヤ22に上段のものから
下段のものへと薄い製茶層を順次に移して移送
し、この間に製茶中に熱風を透過させて所謂透気
乾燥を行い。乾燥を終わつた製茶を、バーナー2
3等により加熱される回転胴24の中に送り込
み、送り螺旋25の作用で回転胴24内を一端か
ら他端へ移送し、この間に回転胴24の熱で焙乾
して、火入れを行なつたものである。
考案が解決しようとする問題点 前記した従来の製茶用の乾燥火入れ機は、製茶
の火入れを、バーナー23等により200〜300℃の
高温に加熱されている回転胴24に茶葉を移動さ
せる焙乾方式により行なうため、製茶の一部が回
転胴24の高熱によつて焦げる傾向を生じ、この
焦香が全体の製茶に移つて、緑茶本来の香味を損
なう問題点があつた。本考案は、前記した従来の
問題点を解決するためになされたもので、透気式
の乾燥部に、むらし方式の火入れ部を組み合わせ
て、緑茶本来の香味が充分に発揚されて、焦香が
付かない仕上げ茶を得る製茶用のの乾燥火入れ機
を提供することを目的としている。
問題点を解決するための手段 本考案に関する製茶用の乾燥火入れ機は、図面
第1図〜第4図の実施例に示すように、乾燥室1
と、この乾燥室1内に複数段設けて、各段に薄く
広げた製茶を順次に移して移送させる通気性コン
ベヤ6と、これら通気性コンベヤ6に熱風を透過
させる熱風の供給手段7とを備える乾燥部Aと、
前記した通気性コンベヤ6から送り出される製茶
の薄い層を厚くするために、容積を小さくした多
数のバケツト11を取り付けたバケツトコンベヤ
14と、前記バケツト11を加熱させる熱風の供
給手段7,19とを備える火入れ部Bとを組み合
わせた構成のものである。
作 用 前記のように構成される製茶用の乾燥火入れ機
は、乾燥室1へ投入口9から製茶を投入すると、
茶葉は乾燥室1内を複数段の通気性コンベヤ6に
より、上方から下方へと順次に移送され、この間
に熱風の透過により効果的に乾燥されて低含水率
になると、通気性コンベヤ6の終端に達して、シ
ユート15により搾られ、バケツトコンベヤ14
のバケツト11へ落ちる。
すると、このバケツト11が、熱風の供給手段
7か、19により供給される熱風で製茶を焦がさ
ない程度の温度に加熱されていて、しかも、その
容積が小さいため、製茶はバケツト11内に厚い
層を形成する。従つて、バケツト11内の製茶は
非通気状態での加熱によりむれて、その成分中の
アミノ酸が、アミノカルボニル反応を起こし、緑
茶特有の香味を発揚して、焦香が少しもつくこと
がなかつた。
実施例 以下に本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
図面第1図において、1は乾燥部Aにおける乾
燥室で、内側に一対のチエン2,2に多数の通気
性乾燥板3を軸4,4着し、これら通気性乾燥板
3をガイド5に係合する間は、水平に保持させて
茶葉の搬送を行なわせ、ガイドから外れると、垂
下させて茶葉を次段に移させる通気性コンベヤ6
を複数段配設して、その下段の通気性コンベヤ6
の移動速度を、他の通気性コンベヤ6のそれより
も遅く設定してあり、更に、前記乾燥室1の一側
下部には、前記した各段の通気性コンベヤ6に対
して平均に熱風を透過させる熱風の発生装置7が
設けられており、前記乾燥室1の上部には、供給
コンベヤー8によつて製茶を投入する投入口9が
設けられている。
同図において10は火入れ部Bにおける乾燥室
で、図面に示されるように乾燥部Aにおける乾燥
室1の一部を利用し、この乾燥室10内に、前記
乾燥部Aの通気性コンベヤ6に薄く広げられてい
る茶葉を厚く重ねるために、容積を小さくした多
数のバケツト11が、一対のチエン12,12へ
第2図に示すように軸13,13により、常に水
平に保つように取り付けられたバケツトコンベヤ
14が設けられ、このバケツトコンベヤ14の始
端上側には、乾燥部Aにおける通気性コンベヤ6
の下段のものから落下する製茶を受け入れ、前記
したバケツト11へ収まるように搾らせるシユー
ト15が設けられており、更に、前記したバケツ
トコンベヤ14の終端の下側には、水平を保つバ
ケツト11を反転させて、内部の茶葉を取り出す
ために、バケツト11の下部に当つてバケツト1
1を傾かせる第1の部材16と、傾けられたバケ
ツト11の縁に当つてバケツト11を反転させる
第2の部材17とが設けられている。
同図において18は乾燥火入れを終わつた製茶
を搬出させる振動コンベヤで、前記の通りバケツ
ト11が反転される位置の下方に設け、バケツト
11から落下した製茶を次行程へ搬送させるもの
である。
前記実施例に示した製茶用の乾燥火入れ機は、
通気性コンベヤ6と、バケツトコンベヤ14とを
運転して、乾燥室1の投入口9から茶葉を投入す
ると、茶葉は複数の通気性コンベヤ6により乾燥
室1内を順次移送され、この間に透過熱風により
乾燥されて水分を除かれる。
こうして乾燥を終わつた製茶は、シユート15
により搾つて、バケツトコンベヤ14におけるバ
ケツト11へ送り込むと、バケツト11が供給手
段7から送られる熱風により製茶が焦げない70〜
80℃に加熱されていて、しかも、その容積が小さ
くて、内部に厚い製茶層を形成するため、製茶は
バケツト11内で焦げない温度によりむらされ
て、成分中のアミノ酸が変化し、緑茶本来の香味
を充分に発揚するようになると、バケツト11か
ら排出され、この製品には全く焦香は感じられな
かつた。
図面第4図は、他の実施例を示すもので、前記
実施例と異なり、火入れ部Bが、乾燥部Aと分離
形成されるため、単独の熱風発生手段19を備
え、乾燥部Aにより乾燥されて、振動コンベヤ2
0により取り出された製茶を、シユート15によ
り搾らせて乾燥部Bのバケツト11へ送り込ま
せ、バケツト内でむらしによる火入れを施すもの
で、このタイプは、火入れ部Bだけを求め、乾燥
機Aは既存のものを利用することができる便利を
有する。
考案の効果 本考案に関する製茶用の乾燥火入れ機は、通気
性コンベヤにより製茶を移送させて、これを透過
熱風により乾燥させた後、乾燥製茶を焦げない温
度に加熱されている容積の小さい火入れ用のバケ
ツトに入れ、この中に厚い製茶層を形成させて、
製茶を焦がさないようにむらすことにより、その
成分中のアミノ酸を変化させて、非焙乾により、
火入れ効果を上げるものであるから、従来の焙乾
方式の火入れと異なり、焦香の付かない緑茶本来
の香味が充分に発揚されるため、製品の市場価値
が著しく高められる特有の効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に関する製茶用の乾燥火入れ機
の実施の一例を示す縦断正面図、第2図は同上に
おける乾燥部Aと、火入れ部Bとの接続状態を示
す拡大側面図、第3図は火入れ部のバケツトが反
転して、茶葉を排出する状態の説明図、第4図は
他の実施例を示す縦断正面図、第5図は従来の製
茶用の乾燥火入れ機の一部を除いて縦断した正面
図である。 図中Aは乾燥部、1は乾燥室、6は通気性コン
ベヤ、7は熱風の供給手段、Bは火入れ部、10
は乾燥室、11はバケツト、14はバケツトコン
ベヤ、7,19は熱風の供給手段である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 乾燥室と、この乾燥室内に複数段設けて、各段
    に薄く広げた製茶を順次に移して移送させる通気
    性コンベヤと、これら通気性コンベヤに熱風を透
    過させる熱風の供給手段とを備える乾燥部と、前
    記した通気性コンベヤから送り出される製茶の薄
    い層を厚くするために、容積を小さくした多数の
    バケツトを取り付けたバケツトコンベヤと、前記
    バケツトを加熱させる熱風の供給手段とを備える
    火入れ部とを組み合わせたことを特徴とする製茶
    用の乾燥火入れ機。
JP10225685U 1985-07-04 1985-07-04 Expired JPH0137429Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10225685U JPH0137429Y2 (ja) 1985-07-04 1985-07-04

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10225685U JPH0137429Y2 (ja) 1985-07-04 1985-07-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6210784U JPS6210784U (ja) 1987-01-22
JPH0137429Y2 true JPH0137429Y2 (ja) 1989-11-10

Family

ID=30973741

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JP10225685U Expired JPH0137429Y2 (ja) 1985-07-04 1985-07-04

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DE8711933U1 (de) * 1987-09-03 1987-10-29 Ta Triumph-Adler Ag, 8500 Nuernberg Vorrichtung zum Beleuchten von durchscheinenden Anzeigefeldern

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JPS6210784U (ja) 1987-01-22

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