JPH0136641Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0136641Y2 JPH0136641Y2 JP1981035928U JP3592881U JPH0136641Y2 JP H0136641 Y2 JPH0136641 Y2 JP H0136641Y2 JP 1981035928 U JP1981035928 U JP 1981035928U JP 3592881 U JP3592881 U JP 3592881U JP H0136641 Y2 JPH0136641 Y2 JP H0136641Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ornament
- holder
- hub
- small
- surface treatment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はデイスクのハブ穴を被覆するハブオー
ナメントに関するものである。従来自動車等の車
輪のデイスクホイールには、主として装飾用とし
てホイール全体を被覆するホイールキヤツプが取
り付けられていたが、最近の資源不足、安全、公
害対策費の増大によつて車両全体のコスト低減が
進み、ホイールキヤツプもキヤツプレス化の傾向
になつて来ている。
ナメントに関するものである。従来自動車等の車
輪のデイスクホイールには、主として装飾用とし
てホイール全体を被覆するホイールキヤツプが取
り付けられていたが、最近の資源不足、安全、公
害対策費の増大によつて車両全体のコスト低減が
進み、ホイールキヤツプもキヤツプレス化の傾向
になつて来ている。
本考案は、こういつた傾向に鑑み、コスト低減
を図ると共に装飾性の向上を増したハブオーナメ
ントを提供するものである。
を図ると共に装飾性の向上を増したハブオーナメ
ントを提供するものである。
従来のハブオーナメントは第１図のデイスク取
付断面図に示す如く、キヤツプ状に絞り成形した
ハブオーナメントの開口部内側に、リング状の
弾性爪をかしめ固定したハブオーナメントを弾
性爪よりやや大きな直径に突出させたリムの
外周面の環状溝へ取付けたものが一般であつ
た。
付断面図に示す如く、キヤツプ状に絞り成形した
ハブオーナメントの開口部内側に、リング状の
弾性爪をかしめ固定したハブオーナメントを弾
性爪よりやや大きな直径に突出させたリムの
外周面の環状溝へ取付けたものが一般であつ
た。
しかし最近のホイールはアルミホイルの利用が
増大する傾向にあるなど装飾性の面が強調され、
したがつて第１図の様にキヤツプ状に絞り加工し
たハブオーナメントでは斬新な意匠は望むべくも
なく、限られたデザインのものに制限される欠点
があつた。
増大する傾向にあるなど装飾性の面が強調され、
したがつて第１図の様にキヤツプ状に絞り加工し
たハブオーナメントでは斬新な意匠は望むべくも
なく、限られたデザインのものに制限される欠点
があつた。
本考案はこれらを解決する為に考案されたもの
で第図に示す如く、透明な樹脂製の薄板裏面に
メツキ、塗装、アルミ蒸着、またはスパツタリン
グにより形成した表面処理部を有するオーナメ
ントＡと、表面の外周部全周に山状の小突起
を形成すると共に該小突起の内方には凹陥部
を形成し且つ裏面にホルダーカシメ用ボス部を
有する薄板状の樹脂オーナメントＢと、別体に
て形成した該ボス部への嵌合穴を有し、その外
周部に多数の弾性爪を形成してなるリング状の
ホルダーとから成り、前記オーナメントＢの
ホルダーカシメ用ボス部に前記ホルダーがカ
シメ固定され、前記オーナメントＡ裏面の表面
処理部とオーナメントＢの表面との間に間隙
を存して、オーナメントＡの裏面外周部とオーナ
メントＢの小突起が超音波溶着されたものであ
る。
で第図に示す如く、透明な樹脂製の薄板裏面に
メツキ、塗装、アルミ蒸着、またはスパツタリン
グにより形成した表面処理部を有するオーナメ
ントＡと、表面の外周部全周に山状の小突起
を形成すると共に該小突起の内方には凹陥部
を形成し且つ裏面にホルダーカシメ用ボス部を
有する薄板状の樹脂オーナメントＢと、別体に
て形成した該ボス部への嵌合穴を有し、その外
周部に多数の弾性爪を形成してなるリング状の
ホルダーとから成り、前記オーナメントＢの
ホルダーカシメ用ボス部に前記ホルダーがカ
シメ固定され、前記オーナメントＡ裏面の表面
処理部とオーナメントＢの表面との間に間隙
を存して、オーナメントＡの裏面外周部とオーナ
メントＢの小突起が超音波溶着されたものであ
る。
尚、前述のオーナメントＢに形成した凹陥部
は、例えば超音波でオーナメントＡとオーナ
メントＢを溶着する際に振動によりオーナメン
トＢの上面にオーナメントＡの表面処理部に当
接して、ここがこすれて破損するのを防止するた
めのものである。
は、例えば超音波でオーナメントＡとオーナ
メントＢを溶着する際に振動によりオーナメン
トＢの上面にオーナメントＡの表面処理部に当
接して、ここがこすれて破損するのを防止するた
めのものである。
上記実施例においては、樹脂オーナメントＢ
の凹陥部にアルミ泊を介在させない場合の構
造をのべたが、この場合は、始めにオーナメント
Ｂとホルダーを熱カシメにより固定し、次い
でオーナメントＡを熱溶着するとよい。
の凹陥部にアルミ泊を介在させない場合の構
造をのべたが、この場合は、始めにオーナメント
Ｂとホルダーを熱カシメにより固定し、次い
でオーナメントＡを熱溶着するとよい。
また、先にオーナメントＡとオーナメントＢ
を熱溶着したい場合は、オーナメントＢにホ
ルダーを熱かしめする際にオーナメントＡの
方へもその熱が伝わり、表面処理部を溶かし外
観上の不具合を起こす恐れがあるが、これはオー
ナメントＡとオーナメントＢの間にアルミハ
クを介在させ、熱伝達を少なくすることによつ
て解決することができる。
を熱溶着したい場合は、オーナメントＢにホ
ルダーを熱かしめする際にオーナメントＡの
方へもその熱が伝わり、表面処理部を溶かし外
観上の不具合を起こす恐れがあるが、これはオー
ナメントＡとオーナメントＢの間にアルミハ
クを介在させ、熱伝達を少なくすることによつ
て解決することができる。
以上の如く本考案においては、透明なオーナメ
ントＡの裏面部に任意なデザインを施すことがで
き、また表面処理部はオーナメントＡとＢの間で
完全に袋状の密閉状態で保護されるため、空気、
水、どろ等の混入によつて起こる表面処理部の耐
久性能の劣化が保護され、損傷を受けるものでは
ない。又、本考案のプラスチツク製ハブオーナメ
ントは簡単な部品構成であり、金属性ハブオーナ
メントに比較し、軽量であり、見栄えも良く、製
造コストも安価で実用価値の高いものである。
ントＡの裏面部に任意なデザインを施すことがで
き、また表面処理部はオーナメントＡとＢの間で
完全に袋状の密閉状態で保護されるため、空気、
水、どろ等の混入によつて起こる表面処理部の耐
久性能の劣化が保護され、損傷を受けるものでは
ない。又、本考案のプラスチツク製ハブオーナメ
ントは簡単な部品構成であり、金属性ハブオーナ
メントに比較し、軽量であり、見栄えも良く、製
造コストも安価で実用価値の高いものである。
第１図はデイスクホイールに嵌め込まれた従来
の鋼板製のハブオーナメントの断面図、第２図は
本考案の樹脂ハブオーナメントの一実施例の断面
図、第３図は本考案の分解斜視図、第４図は本考
案の斜視図、第５図は本考案品がデイスクホイー
ルに嵌め込まれた状態の樹脂オーナメントの断面
図である。 ……弾性爪、……デイスク、……リム、
……環状溝、……表面処理部、……樹脂オ
ーナメントＡ、……小突起、……ホルダーカ
シメ用ボス部、……樹脂オーナメントＢ、…
…ボス部嵌合穴、……ホルダー、……アルミ
ハク、……凹陥部。
の鋼板製のハブオーナメントの断面図、第２図は
本考案の樹脂ハブオーナメントの一実施例の断面
図、第３図は本考案の分解斜視図、第４図は本考
案の斜視図、第５図は本考案品がデイスクホイー
ルに嵌め込まれた状態の樹脂オーナメントの断面
図である。 ……弾性爪、……デイスク、……リム、
……環状溝、……表面処理部、……樹脂オ
ーナメントＡ、……小突起、……ホルダーカ
シメ用ボス部、……樹脂オーナメントＢ、…
…ボス部嵌合穴、……ホルダー、……アルミ
ハク、……凹陥部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 透明な樹脂製の薄板の裏面にメツキ、塗装、
蒸着、またはスパツタリングにより形成した表
面処理部を有するオーナメントＡと、表面
の外周部全周に山状の小突起を形成すると共
に該小突起の内方には凹陥部を形成し且つ
裏面にホルダーカシメ用ボス部を有する薄板
状の樹脂オーナメントＢと、別体にて形成し
た該ボス部への嵌合穴を有し、その外周部に
多数の爪を形成してなるホルダーとから成
り、前記オーナメントＢのホルダーカシメ用
ボス部に前記ホルダーがカシメ固定され、
前記オーナメントＡ裏面の表面処理部とオ
ーナメントＢの表面との間に間隙を存して、
オーナメントＡの裏面外周部とオーナメントＢ
の小突起が超音波溶着されたプラスチツク製
ハブオーナメント。 (2) オーナメントＢが、その凹陥部表面部にア
ルミハクを備えているものである実用新案登
録請求の範囲第一項記載のプラスチツク製ハブ
オーナメント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981035928U JPH0136641Y2 (ja) | 1981-03-13 | 1981-03-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981035928U JPH0136641Y2 (ja) | 1981-03-13 | 1981-03-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57148501U JPS57148501U (ja) | 1982-09-18 |
| JPH0136641Y2 true JPH0136641Y2 (ja) | 1989-11-07 |
Family
ID=29833176
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981035928U Expired JPH0136641Y2 (ja) | 1981-03-13 | 1981-03-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0136641Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5623373B2 (ja) * | 2011-11-30 | 2014-11-12 | トヨタ自動車株式会社 | ホイールキャップ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5144267U (ja) * | 1974-09-30 | 1976-04-01 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5748721Y2 (ja) * | 1978-12-12 | 1982-10-26 |
-
1981
- 1981-03-13 JP JP1981035928U patent/JPH0136641Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5144267U (ja) * | 1974-09-30 | 1976-04-01 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57148501U (ja) | 1982-09-18 |
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