JPH0136435Y2 - - Google Patents

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JPH0136435Y2
JPH0136435Y2 JP8661185U JP8661185U JPH0136435Y2 JP H0136435 Y2 JPH0136435 Y2 JP H0136435Y2 JP 8661185 U JP8661185 U JP 8661185U JP 8661185 U JP8661185 U JP 8661185U JP H0136435 Y2 JPH0136435 Y2 JP H0136435Y2
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frame
seat
cushion
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JP8661185U
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  • Chairs Characterized By Structure (AREA)
  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、各フレーム部分を使用目的に応じ
て隣接するフレーム相互の連結部で屈曲或いは傾
倒させることにより、マツトレス状等の種々の使
用形態に変換できるようにした座椅子に関する。
従来の技術 従来、マツトレス状の使用形態に変換可能とな
された座椅子として、背もたれ部と座部とよりな
る本体のいずれか一方に、マツトレスとして使用
する際必要な長さを確保するためのマツト体が折
り重ね自在に連設されたものが知られている。上
記従来品は、本体を一般にラチエツト式連結金具
等によつて角度調整自在に連結した背フレームと
座フレームとをクツシヨン材で被覆して一体物と
して形成し、この本体の一端に別体形成したマツ
ト体を布片等によつて折畳み自在に縫着連結する
か、或いは本体とマツト体を外装カバー等で被覆
することにより一体的に連結したものである。
(実開昭58−159965号公報、実開昭59−17460号公
報)。
考案が解決しようとする問題点 ところが、上記のような従来品は、マツト体が
本体と別体形成されてつなぎ合わされたものであ
るため、これを平板状に展延してマツトレスとし
て使用する場合につなぎ部分が存在し、この上に
直接寝る場合には寝心地の悪いものであつた。一
方、マツト体を本体と一体物として形成した場合
には座椅子として使用する際該マツト体の部分を
座部上にきれいに折り重ねることができないもの
となり、これを敢えて一体に形成する場合には折
畳み易いようにクツシヨン材をごく薄くしなけれ
ばならず到底良好な座り心地のものが得られない
というような問題点があつた。
この考案は上記問題点を解消しようとするもの
であり、マツレスとしても好適に使用し得るよう
に全体を一体物として形成したものでありなが
ら、座椅子としての使用に支障をきたすことなく
心地よく使用できるのはもとより、更にその他の
使用形態にも任意に転換できる実用上便利で使用
心地の良い座椅子を提供しようとするものであ
る。
問題点を解決するための手段 上記目的においてこの考案は、座椅子として使
用する場合背もたれ部となるフレームと、座部と
なるフレーム、および座部上に折り重ねられる折
畳み用フレームの都合3つのフレームにより全体
を構成し、前記座部上に折り重ねられるフレーム
を座部となるフレーム上にU字状に所定間隔を保
持した状態で屈曲できるように連結したことを主
旨とするものである。
すなわちこの考案は、背もたれ部となる第1フ
レーム1と座部となる第2フレーム2、および座
部上に折り重ねられる第3フレーム4とによつて
構成され、前記第1フレーム1と第2フレーム2
とがラチエツト式連結金具等の任意の角度調整機
構を介して回動自在かつ任意の調整角度で保持さ
れるように連結されると共に、前記第2フレーム
2と前記第3フレーム4とが、複数個のリンク7
が連鎖状に枢着連結されてなり直線状の展開状態
からU字状の屈曲状態に至る範囲でリンク相互の
回動が自在となるようになされた多関節連結部材
5によつて連結され、これら第1フレーム1、第
2フレーム2および第3フレーム4の全体がクツ
シヨン材10,11で被覆されてなる構成を有す
るものである。
実施例 以下、この考案を図示実施例について説明す
る。
この実施例は座椅子の状態において背もたれ部
となる第1フレーム1と座部となる第2フレーム
2、および座部の上に折り重ねられる第3フレー
ム4とにより構成されている。前記第1フレーム
1と前記第3フレーム4はコ字形に屈曲した金属
パイプの両側間に横桟を溶接固定されてなるもの
である。これら第1および第3フレーム1,4
は、平行配置された両側パイプ間に横桟を溶接固
定されてなる第2フレーム3の両側端にそれぞれ
配置され、第1フレーム1はその両端部を第2フ
レーム2の対応する端部にラチエツト式連結金具
等の角度調整機構3を介して回動自在かつ任意の
調整角度で保持できるように連結されている。ま
た第3フレーム4はその両端部を第2フレーム2
の対応する端部に多関節連結部材5を介して屈曲
自在に連結されている。
前記多関節連結部材5は、厚さ方向に平行配置
された両側に軸受部6を有する左右1対の板状体
7a,7bを有するリンク7が、長手方向に5
組、それらの隣り合う板状体7a,7aおよび7
b,7bの軸受部6を相互に重ね合わされて連続
配置され、左右板状体7a,7bの前記重合軸受
部6,6間にわたされた軸8によつて順次枢着連
結されてなるものである。そしてこの多関節連結
部材5の長手方向両端に位置するリンク7,7
が、それぞれ前記第2フレーム2の一側端部と第
3フレーム4の一側端部に溶接固定されている。
また、前記リンク7の左右一対の板状体7a,7
bには各々両側縁に直角に屈曲せられた保強兼ス
トツパー用の側壁部9a,9bが設けられてお
り、これら両側縁9a,9bは相互に異なる所定
長に設定され、多関節連結部材5が直線状の展開
状態からU字状の屈曲状態に至る範囲でリンク
7,7…相互の回動が自在なものとなるようにな
されている。すなわち、この多関節連結部材5の
屈曲時外側となる一方の側壁部9aの長さは、多
関節連結部材5が直線状の展開状態となつて第3
フレーム4が第2フレーム2に対して同一平面に
位置するように連結された際、直線状に配置され
た長手方向に隣り合う板状体7a,7aおよび7
b,7bの前記一方の側壁部9aの端部同士が衝
突する長さとなされており、これによつて、第3
フレーム4を第2フレーム3に対して略同一平面
に位置するように展開姿勢としたさい、上記面フ
レーム2,4が反曲する方向に相互回動するのを
規制されるようになつている。また、多関節連結
部材5の屈曲時内側となる他方の側壁部9bの長
さは、多関節連結部材5がU字状に屈曲されて第
3フレーム4が第2フレーム2上に折り重ねられ
た際、第2図および第3図に示すように、長手方
向に隣り合う板状体7a,7aおよび7b,7b
の前記他方の側壁部9bの端部同士が衝突する長
さとなされており、これによつてリンク7,7…
はそれ以上の屈曲方向への相互回動を規制され、
第2フレーム2と第3フレーム4との間に所定間
隔が保持されるようになつている。
上記のようにして連結された第1フレーム1、
第2フレーム2および第3フレーム4の前後両面
には、第1フレーム1と第2フレーム2との連結
部分を除いて軟質合成樹脂フオームよりなる板状
クツシヨン材10が添設されており、さらにその
外周が軟質合成樹脂フオームよりなる袋状クツシ
ヨン材11によつて被覆されている。前記板状ク
ツシヨン材10は外周の袋状クツシヨン材11よ
り比較的硬い軟質合成樹脂フオームよりなるもの
であるが、第2フレーム2と第3フレーム4とを
連結した多関節連結部材5の前後面に当る部分に
は、その他の部分より柔かい例えば袋状クツシヨ
ン材11と同じ軟質ウレタンフオームよりなるク
ツシヨン材12が用いられており、更にその内表
面が破れ止めパツト13によつて覆われている。
そしてこれらのクツシヨン材及びパツトがすべて
接着剤で一体化され、座椅子状態において背もた
れ部となる第1クツシヨン部14、座部となる第
2クツシヨン部15および折畳み部となる第3ク
ツシヨン部16が連続状に形成されている。図中
17は布製の外装カバーである。
上記実施例は、第4図に示すように第1クツシ
ヨン部14を立てた状態で、第2クツシヨン部1
5上に第3クツシヨン部16を折り重ねて座椅子
状態として使用する他、第5図に示すように第3
クツシヨン部16を第2クツシヨン部15と同一
平面に水平状に展延し、第1クツシヨン部14を
任意の角度に傾斜させて背もたれ付きマツト、或
いは枕付きマツトとしても使用することができ
る。更にまた、第6図に示すように、第1クツシ
ヨン部14を水平状にして座部とする一方、第2
クツシヨン部15を所要角度に立て背もたれ部と
し、第3クツシヨン部16を前記第2クツシヨン
部15の前面側に2つ折り状に折返して重ねるこ
とにより背もたれのクツシヨン性に一段と優れた
座椅子としても使用することができる。更には、
第7図に示すように第1乃至第3クツシヨン部1
4,15,16を同一平面に展開してマツトレス
としても使用することができる。
考案の効果 この考案は上記のような構成を有し、順次連結
された第1フレーム1、第2フレーム2および第
3フレーム4の全体がクツシヨン材10,11で
被覆されてつなぎ部分のない一体物として形成さ
れているから、第7図に示すように全体を同一平
面に水平状に広げてマツトレスとして使用する際
寝心地よく使用できる。更に第4図に示すような
座椅子として使用する際、座部となる第2フレー
ム2と該第2フレーム2上に折り重ねられる第3
フレーム4とが、複数個のリンク7を連鎖状に枢
着連結して直線状の展開状態からU字状の屈曲状
態に至る範囲でリンク相互の回動が自在となるよ
うになされた多関節連結部材5によつて連結され
ているから、第3フレーム4を第2フレーム2上
に相互間に所定間隔を保持してU字状に折り重ね
ることができ、その結果角度調整機構を介して連
結された従来品と異なり、第2フレーム2と第3
フレーム4の連結部分に当るクツシヨン材12が
損傷されたりすることがなく、クツシヨン材1
0,11を厚く装着したものであつても無理なく
きれいに折畳むことができ、座部の厚みが大きく
クツシヨン性に優れかつ座部の前端部が円弧状に
膨出した外観体裁の良い座椅子として好適に使用
できる。
また、上記座椅子形態から第3フレーム4を第
2フレーム2と同一平面に水平状に展延し、第1
フレーム1を任意の角度に傾斜させて背もたれ付
きマツト、或いは枕付きマツトとして使用するこ
ともできる等、種々の形態に転換して利用でき実
用上きわめて便利なものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は座椅子の状態にした枠体の斜視図、第2図は要
部の一部切欠側面図、第3図は同要部の正面図、
第4図〜第7図は各々異なる使用状態を示す斜視
図、第8図は第7図−線の断面図である。 1……第1フレーム、2……第2フレーム、3
……角度調整機構、4……第3フレーム、5……
多関節連結部材、7……リンク、10,11……
クツシヨン材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 背もたれ部となる第1フレーム1と座部となる
    第2フレーム2、および座部上に折り重ねられる
    第3フレーム4とによつて構成され、前記第1フ
    レーム1と前記第2フレーム2とがラチエツト式
    連結金具等の角度調整機構3を介して回動自在か
    つ任意の調整角度で保持されるように連結される
    と共に、前記第2フレーム2と前記第3フレーム
    4とが、複数個のリンク7が連鎖状に枢着連結さ
    れてなり直線状の展開状態からU字状の屈曲状態
    に至る範囲でリンク相互の回動が自在となるよう
    になされた多関節連結部材5によつて連結され、
    これら第1フレーム1、第2フレーム2および第
    3フレーム4の全体がクツシヨン材10,11で
    被覆されてなる座椅子。
JP8661185U 1985-06-07 1985-06-07 Expired JPH0136435Y2 (ja)

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JPS61202256U JPS61202256U (ja) 1986-12-18
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JPH0439707Y2 (ja) * 1987-05-25 1992-09-17
NO317791B1 (no) * 2002-01-04 2004-12-13 Stokke As Bevegelig ledd
JP6993736B1 (ja) * 2020-08-27 2022-01-14 裕彦 箕浦 マット、およびマット用の骨組み構造

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JPS61202256U (ja) 1986-12-18

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