JPH0136274Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0136274Y2
JPH0136274Y2 JP5496385U JP5496385U JPH0136274Y2 JP H0136274 Y2 JPH0136274 Y2 JP H0136274Y2 JP 5496385 U JP5496385 U JP 5496385U JP 5496385 U JP5496385 U JP 5496385U JP H0136274 Y2 JPH0136274 Y2 JP H0136274Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yoke
movable piece
frame
movable
return spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5496385U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61171149U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5496385U priority Critical patent/JPH0136274Y2/ja
Publication of JPS61171149U publication Critical patent/JPS61171149U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0136274Y2 publication Critical patent/JPH0136274Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electromagnets (AREA)
  • Breakers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 本案の技術分野 本案は、電磁継電器の、とくに、継鉄と、これ
に遊嵌される可動片と、該可動片を弾力的に保持
するスプリングの構造に関する。
ロ 従来の技術 この種継電器の従来用いられているものを、第
6図乃至第8図を以て述べると、第6図は正面
図、第7図は第6図a−a線における断面図、第
8図イは第7図の継鉄と可動片と、これを拘引す
るスプリングの部位のみを示す断面図で、同図ロ
は前記イ図の平面図、を夫々示すが、各図中、Y
はコ字状を呈する継鉄、Mは上方を鈍角に折曲し
てヘ字状に曲げ、更に第8図ロにみられるように
上方の一部を手前に曲げて耳部Eの形成された可
動片、hは継鉄Yの上面にビス止めされたヒン
ジ、Pは、前記可動片の耳部Eと前記継鉄Yのヒ
ンジhとを軸着するヒンジピン、Sは、可動片M
の上方折曲部の一端と継鉄Yの後端とに懸架され
たコイル状の復帰バネ、は、複数個の固定接点
Tを備える基台、T′は、前記固定接点間に配設
される複数本の可動接片tを備える端子台で、前
記可動片Mの上方折曲部の上に固定されている。
なお、Cは継鉄Yに固定の鉄芯、C′は該鉄芯に巻
かれたコイル、bは、鉄芯Cと可動片Mとの間隙
調整用のビス、を夫々示す。
ハ 従来技術の問題点 然るに、第8図イに示す如く、継鉄Yの上方に
固定されたヒンジhに、可動片MがヒンジピンP
によつて支えられる構成を採つているので、非附
勢時における残留磁気による接触を防ぐため、必
然的にギヤツプg(通常0.3〜0.5mm)の設定をせ
ねばならず、したがつて継鉄Yと可動片Mとの磁
気回路中に、比較的大きな前記ギヤツプgなる空
隙の設定を余儀なくされるので、磁気効率が低下
し、しかも、継鉄Yの上方に、可動片Mを弾力的
に拘引する比較的大きなコイル状の復帰バネSを
配設せねばならないので、これを跨ぐよう、その
上に配設された基台までの高さl1(第7図)、の
みならず、横方向の巾l2「第8図ロ」も亦、大き
くなり、設置空間が制限された際には、余裕空間
が少く、その設置に苦労をすると共に、温度上昇
の配慮も必要となる。等々の難点を備える。
ニ 本案の目的 本案は、叙上の難点を可及的に解消せんとする
もので、その目的とするところは、磁気回路中に
空隙を設けることなく継電器自体の大きさを可及
的に小型化し乍らも、効率良好にして安価な製品
を得んとすることにある。
ホ 本案の要点 本案は、継鉄Yの前方両側に突起t′,t′を形成
し、これらを可動片Mの両側上方に形成した溝
d,dに遊嵌させ、前記継鉄前方に固定した枠体
Fに挿通されたガイドピンP′に、山字状を呈する
復帰バネSを挿嵌させ、該復帰バネによつて前記
可動片Mに復元力を与えるよう構成した点に特徴
を有する。
ヘ 本案の実施例 第1図乃至第5図は本案実施例を示すもので、
第1図は枠体前部を一部省略した正面図、第2図
は側面図、第3図は第1図a−a線における断面
図、第4図は第2図b−b線における断面図、第
5図は本案の要部のみを示す分解斜視図で、先
ず、本案構成につき、その要部より第5図を参照
し乍ら、従来型式のものと同一個所には同一符号
を付け、本案の特徴のみを詳述すると、t′,t′は、
従来型式のもの同様、コ字状を呈する如く折曲さ
れた継鉄Yの上方前端両側に形成された左右の突
起、Fは、後方と上下双方を開口させたコ字状に
曲げた枠体で、後方上面両側に対抗するよう折曲
形成された取付片fを備え、該取付片は、継鉄Y
の前方に載せられ、図示しないビスにて固定され
る。
P′はガイドピンで、両側に捲回部を備え、その
中間を逆U字状として全体が山字状を呈する如く
形成された復帰バネSの前記捲回部が挿嵌されて
おり、枠体Fの両側に形成した孔h0に固定され
る。
Mは、その両側上方に切溝dが形成された可動
片で、その上端には、絶縁材よりなる前方中央に
凹みeを備え、その後方に複数本の可動接片tの
嵌着された可動接触子F1が載置固定され、更に
可動接触子の下方には、第3図に断面図として示
すよう可動接触子台F2が固定されている。
そして、本案継電器は、第2図および第3図に
みられるように、継鉄Yの前方(右方)に形成し
た突起t′,t′が、可動片Mの両側に形成した溝d
に遊嵌された状態で、その上面に枠体Fがビス止
めされ、斯くして該枠体Fに挿通されたガイドピ
ンP′に挿嵌された復帰バネSの両端が、枠体Fの
右方上端に拘束され、その中央部が可動接触子
F1の凹みeに嵌着されて、可動片Mを上方に弾
力的に押圧する、のみならず、該片Mに、非附勢
時の復元力を与えるよう作用している。
なお、基台Sは、従来型式のもの同様、可動接
片tに対応する複数個の固定接点Tを備え、継鉄
Yの上面に載置固定されている。
ト 本案の効果 本案は、叙上の構成よりなり、次いで作用効果
について述べると、従来型式のものでは、可動片
Mを、その耳部Eで継鉄Yの上面に形成されたヒ
ンジhにヒンジピンPにより単に回動自在に支持
させただけであるので、既述のように必然的にギ
ヤツプgの形成を必要とするのに対し、本案では
可動片Mは、その両側に形成された溝dに、継鉄
Yの両側に形成した突起t′が遊嵌支持され、しか
も、その上端に固定された可動接触子F1の凹み
eを、山字状に呈する復帰バネSの中央で持ち上
げるよう保持されているので、可動片の前記各溝
dの下面が常に線接触するよう接着しているた
め、磁気空隙がなく、極めて磁気効率が良好とな
る、のみならず、磁気効率が良好となると、コイ
ルC′のアンペアターンを少くし、コイルの有効利
用ができるので、使用銅量がそれだけ少くて済
み、しかも、従来型式のもののようなコイル状の
復帰バネを使用していないことと相俟つて、継電
器自体が、小型軽量化でき、それだけ安価に付く
等、本案意図する狙いを充分満足する優れた諸効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は、本案の実施例で、第1図
は枠体前部を一部省略した正面図、第2図は側面
図、第3図は第1図a−a線の、第4図は第2図
b−b線の、夫々断面図で、第5図は本案の要部
のみを示す分解斜視図、第6図乃至第8図は従来
型式のものを示すもので、第6図は正面図、第7
図は第6図a−a線における断面図、第8図イは
第7図の基台部分を除いた断面図で、同図ロは前
記イの平面図である。 b……ビス、C……鉄心、C′……コイル、d…
…溝、e……凹み、F……枠体、F1……可動接
触子、F2……可動接触子台、f……取付片、h0
…孔、M……可動片、P′……ガイドピン、S……
復帰バネ、T……固定接点、t……可動片、t′…
…突起、Y……継鉄。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コ字状を呈する継鉄の上部に、固定接点を備え
    る基台を有する型式の電磁継電器において、その
    上方前面両側に突起t′,t′の形成された継鉄Yと、
    前記突起を囲むよう前記継鉄に配設されたコ字状
    に折曲された枠体Fと、その後方に可動接片tを
    備え、その下方に両側に溝dが形成された可動片
    Mが固定され、その前方に凹みeを有する可動接
    触子F1と、該可動接触子F1の下部に接するよう
    配設された可動接触子台F2と、山字状を呈し、
    その中央が逆U字状に折曲され、その両端が捲回
    された復帰バネSと、前記復帰バネの捲回部に挿
    通されたガイドピンP′と、からなり、前記可動片
    の溝dが前記継鉄の突起tに遊嵌され、前記ガイ
    ドピンP′は前記枠体の孔h0に嵌着されて前記復帰
    バネは中央部で前記凹みeを押圧し、その他端が
    前記枠体の上端に拘束を受け、前記可動片Mの上
    部に弾力を付与せしめていることを特徴とする電
    磁継電器。
JP5496385U 1985-04-13 1985-04-13 Expired JPH0136274Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5496385U JPH0136274Y2 (ja) 1985-04-13 1985-04-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5496385U JPH0136274Y2 (ja) 1985-04-13 1985-04-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61171149U JPS61171149U (ja) 1986-10-23
JPH0136274Y2 true JPH0136274Y2 (ja) 1989-11-06

Family

ID=30577197

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5496385U Expired JPH0136274Y2 (ja) 1985-04-13 1985-04-13

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0136274Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61171149U (ja) 1986-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0136274Y2 (ja)
JPH0525151Y2 (ja)
CA1074380A (en) Stationary contact combination
JPH02838Y2 (ja)
JPS5826440Y2 (ja) クラッパ−形電磁接触器
JPH0439643Y2 (ja)
JP2553607Y2 (ja) 押釦スイッチの釦ガイド
JP2504982Y2 (ja) 電磁リレ―
JPS5850584Y2 (ja) クラッパ−形電磁接触器
JPH082905Y2 (ja) 電磁接触器
JPS6114117Y2 (ja)
JPS6370639U (ja)
JPS587959Y2 (ja) 有極継電器
JPS5882753U (ja) 継電器
JPH057712Y2 (ja)
JPS59224025A (ja) 電磁継電器
JPS604395Y2 (ja) 刃受ばね
JPS5957837U (ja) 電磁開閉器
JPH0198456U (ja)
JPH038850U (ja)
JPH0459039U (ja)
JPS6021799U (ja) 電気式警音器
JPS633020U (ja)
JPS6113338B2 (ja)
JPS5993049U (ja) 電磁継電器