JPH0136018Y2 - - Google Patents

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JPH0136018Y2
JPH0136018Y2 JP1983205078U JP20507883U JPH0136018Y2 JP H0136018 Y2 JPH0136018 Y2 JP H0136018Y2 JP 1983205078 U JP1983205078 U JP 1983205078U JP 20507883 U JP20507883 U JP 20507883U JP H0136018 Y2 JPH0136018 Y2 JP H0136018Y2
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JP
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greenhouse
heat
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hot water
heat source
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JP1983205078U
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JPS60108916U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Landscapes

  • Greenhouses (AREA)
  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
  • Central Heating Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、エンジン排熱利用の熱源装置と温室
内の自然放熱型放熱器とにわたつて温水をポンプ
で強制循環させるように構成した温室暖房装置の
改良に関する。
従来、上記装置においては、温室内を設定温度
に維持する制御手段として、室温の変動に対する
エンジン排熱利用の熱源装置の発停と、エンジン
の効率良い運転状態(オーバーヒートの防止等)
を得るために熱源装置の出口温水温度を設定値に
保つエンジンの回転数制御を組み合わせることが
考えられていた。しかし、自然対流を利用した放
熱器として放熱管を室内に敷設した温室暖房装置
では、実際には室内熱負荷に対応したエンジン回
転数制御は行われず、室温変動によつて発停を繰
り返すことになり、エンジンスタータの早期損耗
やバツテリーの早期劣化をもたらす欠点があつ
た。
上記のような作動が行われる理由を第3図に示
す放熱器(放熱管)の放熱特性A、温室の熱損失
特性B、及びエンジンの各回転数における熱源装
置の能力特性Cとの相関において考察する。
いま、室温が一定値にあるとすると、放熱器の
放熱両QRAと、温室の熱損失QRと、熱源装置の加
温能力QHPとが互いに等しい平行状態(QRA=QR
=QHP)となり、エンジン排熱利用の熱源装置の
運転状態は特性AとCとの交点として与えられ
る。また、出口温水温度が設定温度TWで、外気
温Tabのとき、熱源装置はa点で平行運転状態と
なつている。
この状態から外気温がTabからTab′に上昇した
とすると、温室の熱損失はQからQ′に減少する
ことになり、熱源装置の運転状態が負荷に追従す
るならばb点に移行しなければならない。しか
し、放熱器の特性から実際にはc点に移つて出口
温水温度がTW′に低下するために、特性Aに沿つ
てa点に戻る。したがつて実際の運転では外気温
上昇によつても運転状態はa点に保たれ、過剰能
力(Q−Q′)に相当するので室温が上昇して設
定範囲の上限に至つたときに熱源装置が停止する
とともに、室温が設定範囲の加減より低下すると
熱源装置が再び起動される。つまり、外気温が変
化してもエンジンはa点で全力運転されて回転数
は変化しないことになる。
本考案は、上記従来運転における欠点を解消せ
んとするものであり、熱負荷に応じたエンジン回
転数制御によつて連続的に安定した運転を効率よ
く行える温室暖房装置の提供を目的とするもので
ある。
上記の目的達成のために、本考案は、前記エン
ジン排熱利用の熱源装置の出口温水温度を検出す
るセンサと、温室の外気温度を検出するセンサ
と、検出した外気温度の変動に基づいて熱源装置
の出口設定温度を外気温度が上昇するにつれて可
逆的に低下させる演算回路と、出口温水温度を前
記設定温度に近づけるようにエンジンの調速装置
を制御する駆動回路とを含んだ制御回路を装備し
たものである。
したがつて、本考案によれば次の作用効果を奏
する。本考案の温室暖房装置は、ある平行運転状
態から外気温度が上昇(又は低下)すると出口温
水温度の設定値が自動的に減少(又は増大)され
ることになる。その結果、出口温水温度の設定変
更に伴つてエンジン回転数が減少(又は増大)制
御され、低負荷での負荷変動に対してもエンジン
排熱利用の熱源装置を頻繁に発停するようなとが
なく、負荷に応じた連続的な運転を安定して行う
ことが可能になつた。特に本考案では、負荷に応
じたエンジンの回転数制御を可能とするために、
出口温水温度を設定変更するように構成したので
設定値を変更するだけでよく、例えば放熱器への
流量を外気温度検出に基づいて制御する方式のよ
うに、流量制御用機器及びこれの駆動機構等を装
備する必要がなく、制御回路上の電気的改造だけ
で比較的廉価に実施できる利点がある。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は温室暖房装置の全体を示す概略構成を
示し、図中の符号1は温室、2作物栽培畝間に敷
設した自然放熱器としての放熱管、3はエンジン
排熱利用のヒートポンプ、4は温水強制循環用の
ポンプである。
前記ヒートポンプ3は、エンジン5で駆動され
る冷媒圧縮器6と凝縮器7、膨張弁8、ポンプ9
で供給される井水10を熱源水とする蒸発器1
1、エンジン冷却によつて加熱された温水を熱源
とする第1熱交換器12、及びエンジン排ガスを
熱源とする第2熱交換器13とから構成されてい
る。前記ポンプ4によつて導入した水を凝縮器
7、第1熱交換器12、及び第2熱交換器13の
順に流動させて加熱した後、前記放熱器2に供給
循環するようになつている。
前記ヒートポンプ3の温水出口近傍に温度セン
サS1を設け、温室1の外部近傍に外気温検出セン
サS2を設けるとともに、これら各センサS1,S2
検出結果が制御回路14に入力され、制御回路1
4からの出力で前記エンジン5の調速機構15が
制御されるように構成している。
第2図に制御回路14と各部の相関をブロツク
図として示している。外気温検出センサS2からの
信号は制御回路14中の演算回路16に入力さ
れ、ここで予め設定された特性に基づいて出口温
水温度の設定値が演算される。この設定温度とセ
ンサS1で検出された実際の出口温水温度を比較回
路17で比較し、両入力の偏差が許容範囲から外
れると駆動回路18を介してエンジン調速装置1
5を増速制御あるいは減速制御して、出口温水温
度を設定温度に保つエンジン回転数制御が実行さ
れる。前記出口温水温度の設定特性は、外気温度
が増大(又は低下)するにつれて設定温度を低下
(又は増大)するようにヒートポンプ能力に応じ
て予め設定してある。
したがつて、例えば第3図において外気温度が
TabからTab′に上昇変化する出口温水温度の設定
値はTWからTW′に変更セツトされ、エンジン5
の回転数はnからn′に低下してc点で平行運転状
態となる。又、外気温度が低下すれば逆に出口温
水温度の設定値が高く変更され、エンジン回転数
が増大制御されるのである。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は温室暖房設備の全体を示す概略構成
図、第2図は制御装置のブロツク図、第3図は放
熱器の放熱特性と温室の熱損失特性とヒートポン
プの加熱能力特性を示す線図である。 1……温室、2……放熱器、3……エンジン排
熱利用の熱源装置、4……ポンプ、5……エンジ
ン、14……制御回路、15……調速装置、16
……演算回路、18……駆動回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン排熱を利用した熱源装置3と温室1内
    の自然放熱型放熱器2とにわたつて温水をポンプ
    4で強制循環させる温室暖房装置において、前記
    エンジン排熱利用の熱源装置3の出口温水温度を
    検出するセンサS1と、温室1の外気温度を検出す
    るセンサS2と、検出した外気温度の変動に基づい
    て熱源装置3の出口設定温度を外気温度が上昇す
    るにつれて可逆的に低下させる演算回路16と、
    出口温水温度を前記設定温度に近づけるようにエ
    ンジン5の調速装置15を制御する駆動回路18
    とを含んだ制御回路14を装備した事を特徴とす
    る温室暖房装置。
JP1983205078U 1983-12-26 1983-12-26 温室暖房装置 Granted JPS60108916U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983205078U JPS60108916U (ja) 1983-12-26 1983-12-26 温室暖房装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983205078U JPS60108916U (ja) 1983-12-26 1983-12-26 温室暖房装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60108916U JPS60108916U (ja) 1985-07-24
JPH0136018Y2 true JPH0136018Y2 (ja) 1989-11-02

Family

ID=30767455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983205078U Granted JPS60108916U (ja) 1983-12-26 1983-12-26 温室暖房装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60108916U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51129919U (ja) * 1975-04-10 1976-10-20
JPS56130614U (ja) * 1980-03-05 1981-10-03

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60108916U (ja) 1985-07-24

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