JPH0135821Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0135821Y2 JPH0135821Y2 JP14283385U JP14283385U JPH0135821Y2 JP H0135821 Y2 JPH0135821 Y2 JP H0135821Y2 JP 14283385 U JP14283385 U JP 14283385U JP 14283385 U JP14283385 U JP 14283385U JP H0135821 Y2 JPH0135821 Y2 JP H0135821Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pliers
- coil spring
- hook
- spring
- clamp piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 4
- 238000009940 knitting Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
ａ 産業上の利用分野
本考案のペンチは、靴下編機のみならず、各種
産業用機械において、比較的狭隘な部分にセツト
するコイルばねのフツク部を掛止する作業用具と
して好適なるコイルばね掛止用ペンチに関するも
のである。
産業用機械において、比較的狭隘な部分にセツト
するコイルばねのフツク部を掛止する作業用具と
して好適なるコイルばね掛止用ペンチに関するも
のである。
ｂ 従来の技術
各種産業機械に於て、比較的狭小な部分に引張
りスプリングの端部をネジ止める場合に、通例と
してスプリングの端の環状部をラジオペンチ等で
押へてスプリングを引張り乍ら環状部にネジを入
れ、ネジは斜にこじりながらドライバーで締付け
る作業をしていたが、ラジオペンチではスプリン
グ端部をはずしてしまうとか、ネジがスプリング
端部の環状部に入れ難いとか不都合な点が多くそ
の掛止の作業は困難であるし、従来これを解決す
る用具の提案は見られるものがなかつた。
りスプリングの端部をネジ止める場合に、通例と
してスプリングの端の環状部をラジオペンチ等で
押へてスプリングを引張り乍ら環状部にネジを入
れ、ネジは斜にこじりながらドライバーで締付け
る作業をしていたが、ラジオペンチではスプリン
グ端部をはずしてしまうとか、ネジがスプリング
端部の環状部に入れ難いとか不都合な点が多くそ
の掛止の作業は困難であるし、従来これを解決す
る用具の提案は見られるものがなかつた。
ｃ 考案が解決しようとする問題点
本考案は、各種産業機械の狭隘なる部分に設置
するコイルばねを、極めて容易に張架し、一方の
フツク部を掛止するためのペンチを提供するもの
である。
するコイルばねを、極めて容易に張架し、一方の
フツク部を掛止するためのペンチを提供するもの
である。
ｄ 問題点を解決するための手段
ペンチの先端に側面Ｌ型のクランプ片４を取付
け、このクランプ片４は同形二個が左右対称形を
なしていると共に、その衝合面の正面に設けた掛
止口６でコイルばね８の一端フツク部９を挟んだ
場合、該クランプ片４平面の挿入口７中に該コイ
ルばね８の一端フツク部９が現われるので、これ
に止ネジ１０を挿着せしめるように、機械の狭隘
部分と雖もコイルばね８を容易にセツトできるよ
うにしたペンチである。
け、このクランプ片４は同形二個が左右対称形を
なしていると共に、その衝合面の正面に設けた掛
止口６でコイルばね８の一端フツク部９を挟んだ
場合、該クランプ片４平面の挿入口７中に該コイ
ルばね８の一端フツク部９が現われるので、これ
に止ネジ１０を挿着せしめるように、機械の狭隘
部分と雖もコイルばね８を容易にセツトできるよ
うにしたペンチである。
ｅ 作用
先ず、一端は固定されているコイルばね８の他
端フツク部９をクランプするため、ペンチ本体１
によつて左右対称のクランプ片４−１，４−２を
開き、第５図に示す如く、該フツク部９をクラン
プ片４−１，４−２正面の掛止口６に入れ第６図
の如くクランプ片４−１，４−２を閉じれば、該
フツク部９は、クランプ片４−１，４−２平面の
挿入口７中に現われるので、止ネジ１０を入れ、
ドライバ等で所望の個所にセツトすることが可能
であり、その作業は狭隘な機械部位において行う
ことができる。
端フツク部９をクランプするため、ペンチ本体１
によつて左右対称のクランプ片４−１，４−２を
開き、第５図に示す如く、該フツク部９をクラン
プ片４−１，４−２正面の掛止口６に入れ第６図
の如くクランプ片４−１，４−２を閉じれば、該
フツク部９は、クランプ片４−１，４−２平面の
挿入口７中に現われるので、止ネジ１０を入れ、
ドライバ等で所望の個所にセツトすることが可能
であり、その作業は狭隘な機械部位において行う
ことができる。
ｆ 実施例
本考案の実施例を、添付の図面について説明す
ると、第１図、第２図に示すペンチ本体１の開閉
する先端両片部２−１，２−２の溝３中に、左右
対称のクランプ片４−１，４−２をネジ５で固着
させる。
ると、第１図、第２図に示すペンチ本体１の開閉
する先端両片部２−１，２−２の溝３中に、左右
対称のクランプ片４−１，４−２をネジ５で固着
させる。
該クランプ片４は側面Ｌ型を呈し、同形二個４
−１，４−２が前記両片部２−１，２−２と共に
開閉作動を行い、閉鎖の場合はＬ型正面の衝合部
に掛止口６を形成し、同じく平面の衝合部にも挿
入口７を形成するようにしてあり、第５図と第６
図に示した実施例のように、コイルばね８のフツ
ク部９を正面掛止口６に挟んで掛止するとき、同
時に平面挿入口７中に該フツク部９が現われるの
で、これに止ネジ１０を挿入し所望の部分にセツ
トするものである。
−１，４−２が前記両片部２−１，２−２と共に
開閉作動を行い、閉鎖の場合はＬ型正面の衝合部
に掛止口６を形成し、同じく平面の衝合部にも挿
入口７を形成するようにしてあり、第５図と第６
図に示した実施例のように、コイルばね８のフツ
ク部９を正面掛止口６に挟んで掛止するとき、同
時に平面挿入口７中に該フツク部９が現われるの
で、これに止ネジ１０を挿入し所望の部分にセツ
トするものである。
ｇ 考案の効果
本考案は従来のラジオペンチ等を使用する場合
のようにコイルばねを外したり、止めネジのセツ
トミス等の支障なく、如何に狭隘な場所において
も、確実にコイルばね８のフツク部９の掛止が可
能となり、作業性を良好にする実用的効果を有す
るものである。
のようにコイルばねを外したり、止めネジのセツ
トミス等の支障なく、如何に狭隘な場所において
も、確実にコイルばね８のフツク部９の掛止が可
能となり、作業性を良好にする実用的効果を有す
るものである。
図面は本考案の実施態様を示し、第１図は本案
ペンチの全体平面図、第２図は側面図、第３図は
第１図の正面図、第４図は斜視図、第５図は開口
状態、第６図は閉鎖状態の各実施例を示す要部斜
視図である。 符号の説明、１……ペンチ本体、２……先端両
片部、３……溝、４……クランプ片、５……ネ
ジ、６……掛止口、７……挿入口、８……コイル
ばね、９……フツク部、１０……止めネジ。
ペンチの全体平面図、第２図は側面図、第３図は
第１図の正面図、第４図は斜視図、第５図は開口
状態、第６図は閉鎖状態の各実施例を示す要部斜
視図である。 符号の説明、１……ペンチ本体、２……先端両
片部、３……溝、４……クランプ片、５……ネ
ジ、６……掛止口、７……挿入口、８……コイル
ばね、９……フツク部、１０……止めネジ。
Claims (1)
- 先端部に取付けた側面Ｌ型のクランプ片４を左
右対称の同形二個４−１，４−２とし、該クラン
プ片４の衝合する正面に掛止口６と、平面に挿入
口７とを形成してなるコイルばね掛止用ペンチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14283385U JPH0135821Y2 (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14283385U JPH0135821Y2 (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6253972U JPS6253972U (ja) | 1987-04-03 |
| JPH0135821Y2 true JPH0135821Y2 (ja) | 1989-11-01 |
Family
ID=31051937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14283385U Expired JPH0135821Y2 (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0135821Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104009412B (zh) * | 2014-05-23 | 2016-04-27 | 沙洲职业工学院 | 特高压线卡安装钳 |
| CN104009410B (zh) * | 2014-05-30 | 2017-11-10 | 沙洲职业工学院 | 一种高压线卡维修装配钳 |
-
1985
- 1985-09-20 JP JP14283385U patent/JPH0135821Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6253972U (ja) | 1987-04-03 |
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