JPH0135264Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0135264Y2 JPH0135264Y2 JP16940883U JP16940883U JPH0135264Y2 JP H0135264 Y2 JPH0135264 Y2 JP H0135264Y2 JP 16940883 U JP16940883 U JP 16940883U JP 16940883 U JP16940883 U JP 16940883U JP H0135264 Y2 JPH0135264 Y2 JP H0135264Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ion exchange
- water
- overlayer
- superlayer
- exchange resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- NWUYHJFMYQTDRP-UHFFFAOYSA-N 1,2-bis(ethenyl)benzene;1-ethenyl-2-ethylbenzene;styrene Chemical compound C=CC1=CC=CC=C1.CCC1=CC=CC=C1C=C.C=CC1=CC=CC=C1C=C NWUYHJFMYQTDRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 12
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Landscapes
- Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は水中に含有されているイオン及び懸濁
固形物質等を除去する過槽に関する。
固形物質等を除去する過槽に関する。
一般に水中に含有されているイオン及び懸濁固
形物質等を除去する場合は、槽内に設置した通水
支持棚に粒状イオン交換樹脂を充填し過層を形
成した構成のもの、あるいは槽内に設置した過
エレメントに微粒子状のイオン交換樹脂をプリコ
ートした構成の過槽が使用されている。しかし
前者の構成の過槽ではイオン交換樹脂の粒径の
関係で懸濁固形物質が十分除去できず、そのため
別にプレフイルターを設置しなければならないと
いう欠点があつた。また後者の構成の過槽では
通水中にプリコート層にしばしば剥離あるいは亀
裂を生じイオン及び懸濁固形物質が除去されない
水が排出されるという欠点があつた。
形物質等を除去する場合は、槽内に設置した通水
支持棚に粒状イオン交換樹脂を充填し過層を形
成した構成のもの、あるいは槽内に設置した過
エレメントに微粒子状のイオン交換樹脂をプリコ
ートした構成の過槽が使用されている。しかし
前者の構成の過槽ではイオン交換樹脂の粒径の
関係で懸濁固形物質が十分除去できず、そのため
別にプレフイルターを設置しなければならないと
いう欠点があつた。また後者の構成の過槽では
通水中にプリコート層にしばしば剥離あるいは亀
裂を生じイオン及び懸濁固形物質が除去されない
水が排出されるという欠点があつた。
本考案は上述のような過槽の欠点を解決し、
簡単な構成でしかもイオン及び懸濁固形物質が除
去できる過槽を提供することを目的に検討の結
果得られたものである。
簡単な構成でしかもイオン及び懸濁固形物質が除
去できる過槽を提供することを目的に検討の結
果得られたものである。
すなわち本考案は、槽内に設置した通水支持棚
上に粒状イオン交換樹脂体の第１過層を形成す
ると共に、被過水供給側である第１過層の上
にイオン交換繊維体の第２過層を積層せしめた
過槽を提供するものである。
上に粒状イオン交換樹脂体の第１過層を形成す
ると共に、被過水供給側である第１過層の上
にイオン交換繊維体の第２過層を積層せしめた
過槽を提供するものである。
本考案の過槽の１実施例の概略図を第１図に
示しその構成を説明する。
示しその構成を説明する。
槽本体１には被過水の入口管２と過水の出
口管３が設けてあり、槽内にはステンレス金網等
で形成した支持棚４が設置してある。支持棚４の
上には所定の粒径のイオン交換樹脂を充填し第１
過層５が形成してある。第１過層５の上には
所定の太さ及び長さを有するイオン交換繊維を積
層し第２過層６が形成してある。この第２過
層６は水等の液体に所定量のイオン交換繊維を投
入してスラリーを作成し、これをポンプで槽本体
１の入口管２から供給し、粒状イオン交換樹脂の
第１過層５上にイオン交換繊維を堆積させなが
ら該第１過層５を通過した水を元に戻しスラリ
ー内のイオン交換繊維がなくなるまで循環させる
ことにより形成する。この時イオン交換繊維は第
１過層５に混入することなくその上面に堆積し
過層を形成する。
口管３が設けてあり、槽内にはステンレス金網等
で形成した支持棚４が設置してある。支持棚４の
上には所定の粒径のイオン交換樹脂を充填し第１
過層５が形成してある。第１過層５の上には
所定の太さ及び長さを有するイオン交換繊維を積
層し第２過層６が形成してある。この第２過
層６は水等の液体に所定量のイオン交換繊維を投
入してスラリーを作成し、これをポンプで槽本体
１の入口管２から供給し、粒状イオン交換樹脂の
第１過層５上にイオン交換繊維を堆積させなが
ら該第１過層５を通過した水を元に戻しスラリ
ー内のイオン交換繊維がなくなるまで循環させる
ことにより形成する。この時イオン交換繊維は第
１過層５に混入することなくその上面に堆積し
過層を形成する。
上述の過槽にイオン及び懸濁固形物質を含有
する水を入口管２から供給すると、まずイオン交
換繊維の第２過層６で懸濁固形物質とイオンの
一部が除去され、次いで粒状イオン交換樹脂の第
１過層５で残りのイオンが除去され出口管３か
ら排出される。
する水を入口管２から供給すると、まずイオン交
換繊維の第２過層６で懸濁固形物質とイオンの
一部が除去され、次いで粒状イオン交換樹脂の第
１過層５で残りのイオンが除去され出口管３か
ら排出される。
また過操作を行ない各過層の洗浄あるいは
交換を必要とする時は、出口管３から水を供給し
イオン交換繊維及び粒状イオン交換樹脂を入口管
２から排出し、比重差を利用して夫々分離し洗浄
槽あるいは受槽に送出する。
交換を必要とする時は、出口管３から水を供給し
イオン交換繊維及び粒状イオン交換樹脂を入口管
２から排出し、比重差を利用して夫々分離し洗浄
槽あるいは受槽に送出する。
上述のイオン交換繊維体で形成する第２過層
は処理量によつてその積層厚さを設定するが、
過機能からして少なくとも200mm以上必要である。
またイオン交換繊維体は所定長さの繊維のみで
過層を形成することができるが、イオン交換樹脂
粉沫を混在させた状態で過層を形成することも
できる。
は処理量によつてその積層厚さを設定するが、
過機能からして少なくとも200mm以上必要である。
またイオン交換繊維体は所定長さの繊維のみで
過層を形成することができるが、イオン交換樹脂
粉沫を混在させた状態で過層を形成することも
できる。
またイオン交換繊維体及びイオン交換樹脂は被
処理液の除去物質によりアニオン系とカチオン系
を最適な割合にして使用する。
処理液の除去物質によりアニオン系とカチオン系
を最適な割合にして使用する。
過槽は第１図の構成のものでも実施すること
ができるが、イオン交換樹脂を槽本体１の下方か
ら水と共に取出させるよう第２図に示すように支
持棚４に連結管８を取付けた構成にすることもで
きる。
ができるが、イオン交換樹脂を槽本体１の下方か
ら水と共に取出させるよう第２図に示すように支
持棚４に連結管８を取付けた構成にすることもで
きる。
本考案は上述のように粒状イオン交換樹脂体で
形成する第１過層の上にイオン交換繊維体で形
成する第２過層を積層せしめた構成にすること
により次のような効果を奏する。
形成する第１過層の上にイオン交換繊維体で形
成する第２過層を積層せしめた構成にすること
により次のような効果を奏する。
(イ) プリコート式の過槽に比べ活性表面積が大
きいため、通水速度を速くすることができ、処
理量当りの過層が小さくなり過槽全体をコ
ンパクトにすることができる。
きいため、通水速度を速くすることができ、処
理量当りの過層が小さくなり過槽全体をコ
ンパクトにすることができる。
(ロ) 被過水の通水時に過層において剥離ある
いは亀裂等を生じないため、連続的にイオン及
び懸濁固形物質を除去することができる。
いは亀裂等を生じないため、連続的にイオン及
び懸濁固形物質を除去することができる。
(ハ) イオン交換樹脂体とイオン交換繊維の洗浄、
あるいは交換作業において比重差を利用して、
これらを容易に分離することができる。
あるいは交換作業において比重差を利用して、
これらを容易に分離することができる。
第１図は本考案の過槽の１実施例を示す概略
図であり、第２図は他の実施例を示す概略図であ
る。 １：槽本体、２：入口管、３：出口管、４：通
水支持棚、５：第１過層、６：第２過層。
図であり、第２図は他の実施例を示す概略図であ
る。 １：槽本体、２：入口管、３：出口管、４：通
水支持棚、５：第１過層、６：第２過層。
Claims (1)
- 槽内に設置した通水支持棚上に粒状イオン交換
樹脂体の第１過層を形成すると共に、被過水
供給側である該過層の上にイオン交換繊維体の
第２過層を積層せしめたことを特徴とする過
槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16940883U JPS6079593U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 濾過槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16940883U JPS6079593U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 濾過槽 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6079593U JPS6079593U (ja) | 1985-06-03 |
| JPH0135264Y2 true JPH0135264Y2 (ja) | 1989-10-26 |
Family
ID=30370105
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16940883U Granted JPS6079593U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 濾過槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6079593U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60129179A (ja) * | 1983-12-14 | 1985-07-10 | Toray Ind Inc | コロイド物質含有液のイオン交換方法 |
-
1983
- 1983-10-31 JP JP16940883U patent/JPS6079593U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6079593U (ja) | 1985-06-03 |
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